JP2015128256A - 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2015128256A
JP2015128256A JP2013273410A JP2013273410A JP2015128256A JP 2015128256 A JP2015128256 A JP 2015128256A JP 2013273410 A JP2013273410 A JP 2013273410A JP 2013273410 A JP2013273410 A JP 2013273410A JP 2015128256 A JP2015128256 A JP 2015128256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
image data
still image
moving image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013273410A
Other languages
English (en)
Inventor
琢士 小山
Takushi Koyama
琢士 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to JP2013273410A priority Critical patent/JP2015128256A/ja
Publication of JP2015128256A publication Critical patent/JP2015128256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】静止画の撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能な技術を提供する。【解決手段】撮像素子10における第1の領域から出力された第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成する動画生成部21と、前記第1の画像信号と前記撮像素子における第2の領域から出力された第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成する静止画生成部22と、を備える、画像処理装置20が提供される。【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子に関する。
近年、ミラーレスなどのコンパクトカメラがカメラ市場において活性化されている。ミラーレスカメラはカメラ内部にOptical View Finderのためのミラーを備えていないため、コンパクト化が実現されている。Optical View Finderの代わりに、ミラーレスカメラは、イメージセンサ(Image Sensor)からの動画出力を用いるElectric View Finderを備えるのが一般的である。
かかる一般的なミラーレスカメラにおいては、例えば、静止画を撮影するための操作がなされると、動画データを生成するモード(以下、単に「Live View Mode」とも言う。)から静止画データを生成するモード(以下、単に「静止画生成モード」とも言う。)に動作モードが切り替えられる。動画データと静止画データとを生成する技術には様々な技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−9916号公報
しかしながら、動作モードの切り替え時においては、静止画データのもとになる電気信号を得るための露出時間が必要となる。そのため、少なくともこれらの露出時間には動画データが生成されなくなり、Electric View Finderに動画データが表示されない現象(以下、「Display Black out」とも言う。)が生じ得る。以下、Electric View Finderに動画データが表示されない時間をブランク時間とも言う。
このようなブランク時間は、静止画データを撮影するための操作を行うユーザに対して大きなストレスを与えてしまう可能性がある。さらに、Live View Modeにおいて生成される動画データよりも静止画生成モードにおいて生成される静止画データのほうが大きなデータ量であるのが一般的である。そのため、静止画データのデータ量が大きくなるほどブランク時間は長くなりやすくなり、静止画を撮影するための操作を行うユーザに対してさらに大きなストレスを与えてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、静止画の撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能な技術を提供する。
本発明のある実施形態によれば、撮像素子における第1の領域から出力された第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成する動画生成部と、前記第1の画像信号と前記撮像素子における第2の領域から出力された第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成する静止画生成部と、を備える、画像処理装置が提供される。
かかる構成によれば、静止画生成モードにおいては、第1の領域から電気信号の読み出しがなされればよいため、ライブビューモードの最中に第2の領域に対して静止画データのもとになる電気信号を得るための露出を行うことが可能となる。したがって、少なくとも静止画のもとになる電気信号を得るための露出時間待たされることがなくなり、静止画データの撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能となる。
前記動画生成部は、前記第2の画像信号に基づいて第2の動画データを生成してよい。かかる構成によれば、静止画生成モードにおいても生成された第2の動画データをリアルタイムに表示するライブビュー表示を行うことが可能となる。
例えば、前記動画生成部は、前記第2の画像信号から加算平均により前記第1の領域に対応する画像信号を生成信号として生成し、前記生成信号に基づいて前記第2の動画データを生成してよい。かかる構成によれば、簡易に第2の動画データを生成することが可能である。
また、前記動画生成部は、前記第1の画像信号と前記生成信号とに基づいて補間信号を生成し、前記補間信号に基づいて前記第2の動画データを生成してよい。かかる構成によれば、補間信号に基づいた第2の動画データが生成されるため、より高精度な第2の動画データが生成され得る。
前記静止画生成部は、前記補間信号と前記第2の画像信号とに基づいて、前記静止画データを生成してよい。かかる構成によれば、より高精度な静止画データが生成され得る。
前記画像処理装置は、前記第1の動画データと前記第2の動画データとを表示させる表示制御部を備えてよい。かかる構成によれば、前記第1の動画データと前記第2の動画データとをユーザに閲覧させることが可能となる。
本発明の別の実施形態によれば、撮像素子における第1の領域から出力された第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成するステップと、前記第1の画像信号と前記撮像素子における第2の領域から出力された第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成するステップと、を含む、画像処理方法が提供される。
かかる方法によれば、静止画生成モードにおいては、第1の領域から電気信号の読み出しがなされればよいため、ライブビューモードの最中に第2の領域に対して静止画データのもとになる電気信号を得るための露出を行うことが可能となる。したがって、少なくとも静止画のもとになる電気信号を得るための露出時間待たされることがなくなり、静止画データの撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能となる。
本発明の別の実施形態によれば、第1の画像信号を出力する第1の領域および第2の画像信号を出力する第2の領域を備える、撮像素子と、前記第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成する動画生成部と、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成する静止画生成部と、を備える、画像処理装置と、を有する、撮像装置が提供される。
かかる構成によれば、静止画生成モードにおいては、第1の領域から電気信号の読み出しがなされればよいため、ライブビューモードの最中に第2の領域に対して静止画データのもとになる電気信号を得るための露出を行うことが可能となる。したがって、少なくとも静止画のもとになる電気信号を得るための露出時間待たされることがなくなり、静止画データの撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能となる。
本発明の別の実施形態によれば、各々が複数の光電変換素子を含んで構成される第1の領域および第2の領域を有する撮像素子であって、前記第1の領域は、第1の画像信号を出力し、前記第2の領域は、第2の画像信号を出力し、前記第1の画像信号に基づいて第1の動画データが生成され、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データが生成される、撮像素子が提供される。
かかる構成によれば、静止画生成モードにおいては、第1の領域から電気信号の読み出しがなされればよいため、ライブビューモードの最中に第2の領域に対して静止画データのもとになる電気信号を得るための露出を行うことが可能となる。したがって、少なくとも静止画のもとになる電気信号を得るための露出時間待たされることがなくなり、静止画データの撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、静止画の撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能である。
(a)は一般的な技術における静止画生成モードの読み出し対象素子群の例を示し、(b)は一般的な技術におけるLive View Modeの読み出し対象素子群の例を示す図である。 一般的な技術における動作モード切り替え時の動作を説明するための図である。 一般的な技術における動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 同実施形態に係る撮像素子の構成例を示す図である。 (a)は同実施形態における静止画生成モードの読み出し対象素子群の例を示し、(b)は同実施形態におけるLive View Modeの読み出し対象素子群の例を示す図である。 同実施形態における動作モード切り替え時の露光動作を説明するための図である。 同実施形態における動作モード切り替え時の合成動作を説明するための図である。 同実施形態における動作シーケンスの例を示す図である。 同実施形態における静止画連続撮影時の動作モード切り替え時の合成動作を説明するための図である。 同実施形態における静止画生成モードの動画生成動作の例を説明するための図である。 同実施形態における静止画生成モードの動画生成動作の変形例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付すことにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットまたは数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(一般的な技術)
まず、一般的な技術について説明する。一般的な撮像素子は、複数の光電変換素子を含んだイメージセンサを備えている。イメージセンサは、外部からの光を結像させ、結像された光を電荷量に光電変換し、当該電荷量を電気信号に変換する。イメージセンサから読み出された電気信号は、静止画生成モードにおいては静止画データの生成に用いられ、Live View Modeにおいては動画データの生成に用いられる。
Live View Modeと静止画生成モードとの切り替えのタイミングは特に限定されないが、例えば、Live View Modeから静止画生成モードへの動作モードの切り替えは、静止画データを撮影するための操作がユーザによってなされた場合に行われ得る。また、静止画データのもとになる電気信号の読み出しが終わると、静止画生成モードからLive View Modeへの動作モードの切り替えが行われ得る。
図1(a)は、一般的な技術における静止画生成モードの読み出し対象素子群の例を示し、図1(b)は、一般的な技術におけるLive View Modeの読み出し対象素子群の例を示す図である。図1(a)および図1(b)には、静止画生成モードおよびLive View Modeそれぞれにおける読み出し対象素子群の例がRGB要素によって示されている。
一般的な技術においては、図1(a)に示すように、静止画生成モードでは、イメージセンサのすべての光電変換素子から電気信号の読み出しがなされる。このようにして読み出された電気信号は静止画データの生成に用いられる。一方、図1(b)に示すように、Live View Modeでは、イメージセンサの一部(第0行、第3行、第6行、・・・)の光電変換素子から電気信号の読み出しがなされる。このようにして読み出された電気信号は動画データの生成に用いられる。
図2は、一般的な技術における動作モード切り替え時の動作を説明するための図である。図2には、「Live View」および「Still」が示されている。本明細書において、「Live View」は、Live View Modeを示し、「Still」は、静止画生成モードを示している。図2に示すように、静止画生成モードにおいては、イメージセンサのすべての光電変換素子から電気信号の読み出しがなされるため、Live View Modeの後に静止画データのもとになる電気信号を得るための露出時間が必要となる。
図3は、一般的な技術における動作シーケンスの例を示す図である。静止画生成モードにおいては、イメージセンサのすべての光電変換素子から電気信号の読み出しがなされるため、Live View Modeの後に静止画データのもとになる電気信号を得るための露出時間が必要となる。また、静止画生成モードにおいては、イメージセンサのすべての光電変換素子から電気信号の読み出しがなされるため、静止画データのもとになる電気信号が読み出された後に動画データのもとになる電気信号を得るための露出時間が必要となる。
したがって、図3に示すように、静止画データのもとになる電気信号を得るための露出時間、静止画データのもとになる電気信号を読み出すための読み出し時間および動画データのもとになる電気信号を得るための露出時間は、動画データが生成されないブランク時間となり得る。そして、これらの時間には、図3に示すように、Electric View Finderに動画データが表示されない「Display Black out」が生じ得る。このようなブランク時間は、静止画を撮影するための操作を行うユーザに対して大きなストレスを与えてしまう可能性がある。
さらに、Live View Modeにおいて生成される動画データよりも静止画生成モードにおいて生成される静止画データのほうが大きなデータ量であるのが一般的である。そのため、静止画データのデータ量が大きくなるほどブランク時間は長くなりやすくなり、静止画を撮影するための操作を行うユーザに対してさらに大きなストレスを与えてしまう可能性がある。そこで、本明細書においては、静止画の撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能な技術を提案する。
(本発明の実施形態に係る撮像装置)
続いて、本発明の実施形態について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の構成例を示す図である。図4に示すように、本発明の実施形態に係る撮像装置1は、レンズLと、撮像素子10と、制御部20と、操作部30と、表示部40と、記憶部50とを備える。制御部20は、画像処理装置として機能し得る。以下、撮像装置1が有するこれらの構成について詳細に説明する。
撮像素子10は、複数の光電変換素子を含んだイメージセンサを備えている。イメージセンサは、レンズLを通して入力された光を結像させ、結像された光を電荷量に光電変換し、当該電荷量を電気信号に変換する。イメージセンサから読み出された電気信号は、静止画生成モードにおいては静止画データの生成に用いられ、Live View Modeにおいては動画データの生成に用いられる。撮像素子10は、走査ラインごとに順次シャッタを切る方式(ローリングシャッタ方式)により駆動されてよい。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などを有し、制御プログラムに基づいて、撮像装置1の各構成要素を制御したり、各種のデータ処理を実行したりする演算回路である。制御プログラムは、記憶部50に格納されていてよい。制御部20は、撮像素子10から入力された電気信号(画像信号)をデジタル画像信号に変換し、そのデジタル画像信号に対して種々の画像処理を施して画像データを生成する。
ここで、制御部20は、動画生成部21、静止画生成部22および表示制御部23を備える。動画生成部21は、Live View Modeにおいて動画データを生成する。また、静止画生成部22は、静止画生成モードにおいて静止画データを生成して記憶部50に記録する。表示制御部23は、動画生成部21によって生成された動画データをリアルタイムに表示するライブビュー表示を行う。また、表示制御部23は、ユーザによって静止画データを表示させるための操作がなされた場合に、記憶部50に記録された静止画データを表示することが可能である。これらの機能部については後に詳細に説明する。
操作部30は、ユーザによる操作を受け付ける機能を有する。ユーザによる操作には、静止画を撮影するための操作が含まれてもよいし、静止画を連続撮影するための操作が含まれてもよい。操作部30は、ボタンなどといった種々の操作部材を含んでもよいし、タッチパネルを含んでもよい。表示部40は、表示制御部23による制御に従って各種の画像データを表示することが可能である。記憶部50は、制御部20の制御に従って画像データを記憶したり、記憶している画像データを制御部20の制御に従って出力したりする。記憶部50は、不揮発性の記録媒体であってよい。
続いて、本発明に実施形態に係る撮像素子10の詳細について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る撮像素子10の構成例を示す図である。図5に示すように、本発明の実施形態に係る撮像素子10は、制御信号生成部11と、イメージセンサ12と、Column Driver 13と、Row Driver 14と、Data Bus 15と、Live View Buffer 16と、Still Buffer 17と、合成部18とを備える。以下、撮像素子10が有するこれらの構成について説明する。
制御信号生成部11は、電気信号の読み出し対象の光電変換素子を指定するための制御信号を生成する。Column Driver 13は、制御信号生成部11によって生成された制御信号に従って、電気信号を読み出す光電変換素子の垂直方向の位置を選択する。また、Row Driver 14は、制御信号生成部11によって生成された制御信号に従って、電気信号を読み出す光電変換素子の水平方向の位置を選択する。
イメージセンサ12は、複数の光電変換素子を含んでおり、外部からの光を結像させ、結像された光を電荷量に光電変換し、当該電荷量を電気信号に変換する。Column Driver 13によって垂直方向の位置が選択され、Row Driver 14によって水平方向の位置が選択された光電変換素子は、Data Bus 15に対して電気信号を出力する。Data Bus 15は、イメージセンサ12から出力された電気信号を一時的に記憶する。
ここで、制御信号生成部11は、動作モードがLive View Modeである場合と静止画生成モードである場合とにおいて異なる光電変換素子群を指定するための制御信号を生成する。図6(a)は、本発明の実施形態における静止画生成モードの読み出し対象素子群の例を示している。また、図6(b)は、本発明の実施形態におけるLive View Modeの読み出し対象素子群の例を示す図である。
図6(a)に示すように、動作モードが静止画生成モードである場合、イメージセンサ12に含まれる第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)を構成する光電変換素子群は第2の画像信号(以下、「静止画像信号」とも言う。)を出力する。ここで、第1の領域は、図6(a)に示したように水平方向のライン群であってもよいし、垂直方向のライン群であってもよいし、その他の領域であってもよい。
一方、図6(b)に示すように、動作モードがLive View Modeである場合、イメージセンサ12に含まれる第2の領域(第1行、第4行、第7行、・・・)を構成する光電変換素子群は第1の画像信号(以下、「ライブビュー画像信号」とも言う。)を出力する。ここで、第2の領域は、図6(b)に示したように、イメージセンサ12に含まれる複数の光電変換素子のうち、第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)以外の領域であってよい。
図5に戻って説明を続ける。Live View Buffer 16は、Data Bus 15から出力されたライブビュー画像信号を一時的に記憶する。また、Still Buffer 17は、Data Bus 15から出力された静止画像信号を一時的に記憶する。合成部18は、ライブビュー画像信号と静止画像信号とを合成して、静止画データのもとになる合成信号を生成する。なお、ライブビュー画像信号と静止画像信号との間においては時間差が生じ得るが、ライブビュー画像信号の時間変化に基づいて時間差による被写体のずれを画像処理によって補正することが可能である。
動画生成部21は、動作モードがLive View Modeである場合、ライブビュー画像信号に基づいて第1の動画データを生成する。具体的には、動画生成部21は、撮像素子10から入力されたライブビュー画像信号をデジタル画像信号に変換し、そのデジタル画像信号に対して種々の画像処理を施して第1の動画データを生成する。種々の画像処理は特に限定されない。表示制御部23は、このようにして生成された第1の動画データを表示部40に表示させる。
静止画生成部22は、動作モードが静止画生成モードである場合、ライブビュー画像信号と静止画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成する。具体的には、静止画生成部22は、撮像素子10から入力された静止画像信号をデジタル画像信号に変換し、そのデジタル画像信号に対して種々の画像処理を施して静止画データを生成する。種々の画像処理は特に限定されない。静止画生成部22は、このようにして生成された静止画データを記憶部50に記憶させる。
図7は、本発明の実施形態における動作モード切り替え時の露光動作を説明するための図である。図7に示すように、静止画生成モードにおいては、イメージセンサ12の第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)から電気信号の読み出しがなされればよいため、Live View Modeの最中に第2の領域(第1行、第4行、第7行、・・・)に対して静止画データのもとになる電気信号を得るための露出を行うことが可能となる。したがって、少なくとも静止画のもとになる電気信号を得るための露出時間待たされることがなくなり、静止画データの撮影時にユーザに対して与えるストレスを低減することが可能となる。
また、静止画生成モードにおいてイメージセンサ12の一部から電気信号の読み出しがなされればよいため、イメージセンサ12の全領域から電気信号の読み出しがなされる場合よりも、静止画生成モードにおける電気信号の読み出しに要する時間を低減することが可能となる。したがって、静止画データの撮影時にユーザに対して与えるストレスをさらに低減することが可能となる。
図8は、本発明の実施形態における動作モード切り替え時の合成動作を説明するための図である。図8に示すように、静止画生成モードにおいて、合成部18は、第2の領域(第1行、第4行、第7行、・・・)から出力されたライブビュー画像信号と第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)から出力された静止画像信号とを合成して、静止画データのもとになる合成信号を生成することが可能である。
図9は、本発明の実施形態における動作シーケンスの例を示す図である。図9を参照しても把握されるように、第2の領域(第1行、第4行、第7行、・・・)から電気信号の読み出しを行っている最中に第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)に対して動画データのもとになる電気信号を得るための露出を行うことが可能となる。したがって、少なくとも動画データのもとになる電気信号を得るための露出時間待たされることがなくなり、ユーザに対して与えるストレスをさらに低減することが可能となる。
図10は、本発明の実施形態における静止画連続撮影時の動作モード切り替え時の合成動作を説明するための図である。図10に示すように、静止画連続撮影時においても、複数の静止画生成モードの間にLive View Modeがあれば、合成部18は、そのLive View Modeにおいて第2の領域(第1行、第4行、第7行、・・・)から出力されたライブビュー画像信号と第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)から出力された静止画像信号とを合成して、静止画データのもとになる合成信号を生成することが可能である。
また、表示制御部23は、静止画生成モードにおいても動画データが生成された場合には、生成された動画データをリアルタイムに表示するライブビュー表示を行ってよい。そうすれば、静止画生成モードにおいてもライブビュー表示を行うことが可能である。例えば、動画生成部21は、第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)から出力された静止画像信号に基づいて第2の動画データを生成してよい。第2の動画データの生成はどのようにしてなされてもよいが、以下においてその一例について説明する。
図11は、本発明の実施形態における静止画生成モードの動画生成動作の例を説明するための図である。図11に示すように、動画生成部21は、第1の領域(第0行、第2行、第3行、第5行、第6行、・・・)から出力された静止画像信号から加算平均により第2の領域(第1行、第4行、第7行、・・・)に対応する画像信号を生成信号として生成し、生成信号に基づいて第2の動画データを生成してよい。これにより、簡易に第2の動画データを生成することができる。図11に示した例では、動画生成部21は、2つの画素の加算平均によりその中間画素を算出している。
なお、このようにして生成された生成信号は、本来のライブビュー画像信号と時間差がないものの、画素の色が本来のライブビュー画像信号の色と異なってしまっている。そこで、動画生成部21は、ライブビュー画像信号と生成信号とに基づいて補間信号を生成し、補間信号に基づいて第2の動画データを生成してもよい。以下においてその一例について説明する。
図12は、本発明の実施形態における静止画生成モードの動画生成動作の変形例を説明するための図である。図12には、画像データIm1は、ライブビュー画像信号に基づく画像データを示しており、画像データIm2は、生成信号に基づく画像データを示している。画像データIm1の色は、本来のライブビュー画像信号の色に適用し得る。また、画像データIm2の位置は、本来のライブビュー画像信号の位置に適用し得る。
そこで、動画生成部21は、ライブビュー画像信号による色補間と生成信号によるフレーム補間とによって補間信号を生成し、補間信号に基づいて第2の動画データを生成してもよい。そうすれば、より高精度な第2の動画データが生成され得る。画像データIm10は、補間信号に基づく第2の動画データを示している。なお、静止画生成部22は、このようにして生成された補間信号と静止画像信号とに基づいて、静止画データを生成してもよい。そうすれば、より高精度な静止画データが生成され得る。具体的には、静止画生成部22は、補間信号と静止画像信号とを合成して静止画データを生成してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
コンピュータに内蔵されるCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのハードウェアを、上記した制御部20(画像処理装置)が有する機能と同等の機能を発揮させるためのプログラムも提供され得る。また、かかるプログラムが記録された、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
1 撮像装置
10 撮像素子
11 制御信号生成部
12 イメージセンサ
18 合成部
20 制御部(画像処理装置)
21 動画生成部
22 静止画生成部
23 表示制御部
30 操作部
40 表示部
50 記憶部

Claims (9)

  1. 撮像素子における第1の領域から出力された第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成する動画生成部と、
    前記第1の画像信号と前記撮像素子における第2の領域から出力された第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成する静止画生成部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 前記動画生成部は、前記第2の画像信号に基づいて第2の動画データを生成する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記動画生成部は、前記第2の画像信号から加算平均により前記第1の領域に対応する画像信号を生成信号として生成し、前記生成信号に基づいて前記第2の動画データを生成する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記動画生成部は、前記第1の画像信号と前記生成信号とに基づいて補間信号を生成し、前記補間信号に基づいて前記第2の動画データを生成する、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記静止画生成部は、前記補間信号と前記第2の画像信号とに基づいて、前記静止画データを生成する、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、前記第1の動画データと前記第2の動画データとを表示させる表示制御部を備える、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 撮像素子における第1の領域から出力された第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成するステップと、
    前記第1の画像信号と前記撮像素子における第2の領域から出力された第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成するステップと、
    を含む、画像処理方法。
  8. 第1の画像信号を出力する第1の領域および第2の画像信号を出力する第2の領域を備える、撮像素子と、
    前記第1の画像信号に基づいて第1の動画データを生成する動画生成部と、
    前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データを生成する静止画生成部と、を備える、画像処理装置と、
    を有する、撮像装置。
  9. 各々が複数の光電変換素子を含んで構成される第1の領域および第2の領域を有する撮像素子であって、
    前記第1の領域は、第1の画像信号を出力し、
    前記第2の領域は、第2の画像信号を出力し、
    前記第1の画像信号に基づいて第1の動画データが生成され、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成信号に基づいて静止画データが生成される、
    撮像素子。
JP2013273410A 2013-12-27 2013-12-27 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子 Pending JP2015128256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013273410A JP2015128256A (ja) 2013-12-27 2013-12-27 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013273410A JP2015128256A (ja) 2013-12-27 2013-12-27 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015128256A true JP2015128256A (ja) 2015-07-09

Family

ID=53838053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013273410A Pending JP2015128256A (ja) 2013-12-27 2013-12-27 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015128256A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100843087B1 (ko) 영상 생성 장치 및 방법
JP5764740B2 (ja) 撮像装置
JP5317591B2 (ja) 撮像装置
US9654681B2 (en) Electronic apparatus and method of controlling the same
JP2013058931A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、並びにプログラム
JP2012070241A (ja) 撮像装置及び方法、並びにプログラム
KR101889932B1 (ko) 촬영 장치 및 이에 적용되는 촬영 방법
JP2010268388A (ja) 撮像装置
KR20160044945A (ko) 이미지 촬영 장치
JP6931268B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2014241569A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP6808409B2 (ja) イメージセンサおよび撮像装置
JP6264029B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラム
JP5829122B2 (ja) 撮像装置および評価値生成装置
JP5959194B2 (ja) 撮像装置
US11032463B2 (en) Image capture apparatus and control method thereof
JP5820720B2 (ja) 撮像装置
JP2006148550A (ja) 画像処理装置及び撮像装置
JP5866826B2 (ja) 撮像装置
JP2004235901A (ja) 撮像装置
JP2015128256A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像素子
JP4687619B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2015126537A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラム
JP5655969B1 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラム
JP2013146110A (ja) 撮像装置及び方法、並びにプログラム