JP2015125730A - 座標入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性の改善された座標入力装置を提供する。
【解決手段】座標入力装置は、片持ちでフレキシブルに支持された操作板と、操作板の裏面に貼り合わされたタッチセンサと、タッチセンサと所定の空隙を介して配置され、押し込み式の入力スイッチを有する回路基板とを備えている。座標入力装置は、例えば、タッチセンサおよび回路基板を収容する筐体をさらに備えていてもよい。このとき、筐体は、操作板と、操作板を片持ちでフレキシブルに支持する支持板と、支持板における変位起点を形成する起点形成部とを含んで構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】座標入力装置は、片持ちでフレキシブルに支持された操作板と、操作板の裏面に貼り合わされたタッチセンサと、タッチセンサと所定の空隙を介して配置され、押し込み式の入力スイッチを有する回路基板とを備えている。座標入力装置は、例えば、タッチセンサおよび回路基板を収容する筐体をさらに備えていてもよい。このとき、筐体は、操作板と、操作板を片持ちでフレキシブルに支持する支持板と、支持板における変位起点を形成する起点形成部とを含んで構成されている。
【選択図】図1
Description
本技術は、タッチセンサを備えた座標入力装置に関する。
従来から、ユーザが筐体を把持した状態でユーザの指により操作可能な操作部を備えた座標入力装置が開示されている。例えば、下記の各特許文献には、操作部としてタッチセンサを備えた座標入力装置が開示されている。
しかし、上記各特許文献に記載の発明では、操作面の各位置による荷重と、操作時の指の状態(具体的には、指の曲げ伸ばしの状態)との関係が考慮されていない。そのため、操作性の更なる改善が望まれている。
本技術はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性の改善された座標入力装置を提供することにある。
本技術の座標入力装置は、片持ちでフレキシブルに支持された操作板と、操作板の裏面に貼り合わされたタッチセンサと、タッチセンサと所定の空隙を介して配置され、押し込み式の入力スイッチを有する回路基板とを備えている。
本技術の座標入力装置では、タッチセンサが貼り合わされた操作板が片持ちでフレキシブルに支持されているので、操作板の固定端寄りを押し込むときの荷重が、操作板の自由端寄りを押し込むときの荷重よりも重くなる。そのため、操作板を支持する際の固定端の位置等を調整することにより、例えば、以下のような操作感を実現することができる。
まず、ユーザの親指の付け根が操作板の固定端寄りとなり、ユーザの親指の先が操作板の自由端寄りとなるように、筐体をユーザに把持してもらうことを想定する。ユーザが操作板の固定端寄りを押し込むときは、ユーザは指を曲げた状態で、操作板を押し込むことになる。このときは、ユーザは操作板に大きな押し込み力を簡単に与えることができる。一方、ユーザが操作板の自由端寄りを押し込むときは、ユーザは指を伸ばした状態で、操作板を押し込むことになる。このときは、ユーザは操作板に大きな押し込み力を与えることが難しい。
そのため、操作板において、自由端に近づくほど、必要な押し込み力が小さくなっていることが、ユーザにとっては、体感上の押し込み易さ(すなわち、押し込み感)の均一化につながり得る。従って、例えば、ユーザが操作板の固定端寄りを押し込むときと、ユーザが操作板の自由端寄りを押し込むときとで、押し込み感が均一となるような位置に、固定端を配置することができる。
なお、操作板が、互いに独立して押し込み可能な複数の板ピースで構成されており、個々の板ピースの押し込み荷重が互いに等しくなっている場合には、以下のような操作上の違和感が生じ易い。例えば、指を伸ばしたときの指先の位置に配置された板ピースを押し込むことが難しい一方で、指を縮めたときの指先の位置に配置された板ピースを簡単に押し込むことができてしまう。つまり、押し込み感が場所によって異なってしまう。
また、例えば、本技術の座標入力装置において、操作板の固定端寄りに、リセットボタンなどの、頻繁に使用しない機能を設けたとする。この場合に、ユーザが操作板の固定端寄りをうっかり押し込まない程度に、操作板の固定端寄りの押し込み荷重を大きくなるような位置に、固定端を配置することができる。このとき、さらに、例えば、操作板の自由端寄りに、頻繁に使用する機能を設け、ユーザが操作板の自由端寄りを容易に押し込むことができる程度に、操作板の自由端寄りの押し込み荷重が小さくなるような位置に、固定端を配置することができる。つまり、押し込み感を必要に応じて場所によって異ならせることもできる。
また、本技術の座標入力装置では、操作板が一枚板で構成されている。そのため、操作板が、互いに独立して押し込み可能な複数の板ピースで構成されている場合と比べて、簡易な構成となっているだけでなく、指を操作面全体に渡ってスムーズに動かすことができる。
本技術の座標入力装置によれば、タッチセンサが貼り合わされた操作板を片持ちでフレキシブルに支持するようにしたので、押し込み感を用途に応じて適切に設定することができ、さらに、指を操作面全体に渡ってスムーズに動かすことができる。従って、操作性の改善された座標入力装置を実現することができる。
以下、本技術を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[構成]
図1は、本技術の一実施の形態に係るリモートコントロール装置1の斜視構成を表したものである。図2は、図1のリモートコントロール装置1のA−A’線における断面構成の一例を表したものである。リモートコントロール装置1は、ユーザが筐体を把持した状態でユーザの指により操作可能な操作部を備えた座標入力装置の一形態である。リモートコントロール装置1は、タッチセンサ10と、回路基板20と、タッチセンサ10および回路基板20を収容する筐体30とを備えている。
[構成]
図1は、本技術の一実施の形態に係るリモートコントロール装置1の斜視構成を表したものである。図2は、図1のリモートコントロール装置1のA−A’線における断面構成の一例を表したものである。リモートコントロール装置1は、ユーザが筐体を把持した状態でユーザの指により操作可能な操作部を備えた座標入力装置の一形態である。リモートコントロール装置1は、タッチセンサ10と、回路基板20と、タッチセンサ10および回路基板20を収容する筐体30とを備えている。
筐体30は、上カバー部30Aおよび下カバー部30Bを有している。上カバー部30Aおよび下カバー部30Bによって形成される空間内にタッチセンサ10および回路基板20等が収容されている。筐体30は、操作板31、支持板32および起点形成部33を含んで構成されている。操作板31および支持板32が、筐体30における上カバー部30Aを構成している。上カバー部30Aがタッチセンサ10を支持しており、下カバー部30Bが回路基板20を支持している。タッチセンサ10と回路基板20との間には、所定の空隙Gが設けられている。筐体30は、支持板32を含む部分をユーザが把持する形状になっており、例えば、図1に示したような延べ棒状の形状となっている。
操作板31は、ユーザが筐体30を把持したときに、ユーザの親指の先が接し得る位置に配置されている。支持板32は、ユーザが筐体30を把持したときに、ユーザの親指の付け根が接し得る位置に配置されている。操作板31および支持板32は、例えば、一枚板で一体に形成されている。この場合には、一枚板のうち、ユーザの親指の先が接し得る部分が操作板31に相当し、一枚板のうち、ユーザの親指の付け根が接し得る部分が支持板32に相当する。操作板31および支持板32が一枚板で一体に形成されている場合、その一枚板そのものが、可撓性を有する板状の部材で構成されている。可撓性を有する板状の部材としては、例えば、薄い板状の樹脂が挙げられる。
操作板31および支持板32が、互いに別体で形成され、それぞれの端部が互いに接合されていてもよい。この場合には、操作板31および支持板32が、ともに、可撓性を有する板状の部材で構成されていてもよいし、操作板31が相対的に可撓性の低い板状の部材で構成され、支持板32が相対的に可撓性の高い板状の部材で構成されていてもよい。
操作板31は、支持板32によって片持ちでフレキシブルに支持されている。そのため、操作板31では、支持板32から最も離れた端部が自由端となっている。自由端とは、端部が他の部材に固定されておらず、端部に対して外力が印加されると支持板32側の固定端を起点として円弧状(または上下)に変位可能になっていることを指している。つまり、操作板31は、ユーザが指を使って、操作板31を下方に(下カバー部30B方向に)押し込んだり、操作板31を上方に復帰させたりすることができるようになっており、押し込み式のスイッチのように動作するようになっている。支持板32は、操作板31を片持ちでフレキシブルに支持する。支持板32は、起点形成部33を介して下カバー部30Bに固定されている。つまり、起点形成部33は、支持板32における変位起点(固定端)を形成している。
起点形成部33は、支持板32と対向する位置(例えば、支持板32の直下)に配置されている。つまり、起点形成部33は、タッチセンサ10と非対向の位置であって、かつ、ユーザが筐体30を把持したときの親指の付け根寄りの位置に配置されている。起点形成部33は、例えば、支持板32の裏面に設けられた雌ネジ部33Aと、雌ネジ部33Aと対向する位置に開口Hが設けられた中間基板33Bと、開口Hを介して雌ネジ部33Aに嵌め込まれた雄ネジ33Cとにより構成されている。中間基板33Bには、例えば、中間基板33Bを下カバー部30Bに固定する機構(図示せず)が設けられている。なお、起点形成部33(固定端)の具体的な位置については、後に詳述する。
タッチセンサ10は、ユーザの指が操作板31の表面に接触している位置を検出し、接触位置に対応する情報(つまり座標情報)を電気信号10A(第1信号)として出力する。タッチセンサ10は、操作板31の裏面に貼り合わされている。タッチセンサ10は、例えば、指の接触を検出する領域(検出領域)の幅が支持板32に近づくにつれて広くなるように構成されている。タッチセンサ10は、例えば、下底が支持板32寄りに配置された台形状となっている。これは、ユーザの親指の付け根を支持板32に接触させ、ユーザの親指の先が操作板31に接触するように、ユーザが筐体30を把持したときに、ユーザの親指は、支持板32から最も遠い箇所よりも、支持板32に近い箇所で可動域が広いことを考慮したからである。なお、タッチセンサ10は、検出領域の幅が場所に依らず一定となるように構成されていてもよい。
操作板31は、タッチセンサ10の検出領域の形状に合わせた形状となっていてもよい。この場合、タッチセンサ10の検出領域が上述の台形状となっている場合、操作板31も上述の台形状となっている。また、タッチセンサ10の検出領域が方形状となっている場合、操作板31も方形状となっている。
操作板31は、筐体30において、支持板32から遠ざかるにつれて下る傾斜面31Aを構成していてもよい。操作板31と支持板32とのなす角度は、例えば、6度程度となっている。これは、ユーザが親指を操作板31の先端部分で滑らせたときに、親指をより自然な感じでスムーズに動かせるようにするためである。なお、操作板31が、支持板32と同一面内に配置されていてもよい。つまり、操作板31と支持板32とのなす角度が0度程度となっていてもよい。
回路基板20は、押し込み式の入力スイッチ21を有している。回路基板20は、タッチセンサ10から出力される電気信号10Aと、入力スイッチ21から出力される電気信号21A(第2信号)とを処理する処理回路22とを有している。回路基板20は、さらに、入力スイッチ21や処理回路22を支持すると共に、入力スイッチ21と処理回路22とを互いに接続する配線や、タッチセンサ10と処理回路22とを互いに接続する配線を含む配線基材23を有している。タッチセンサ10と処理回路22との電気的な接続には、例えば、FPC(フレキシブルプリント配線板)が用いられている。なお、処理回路22が回路基板20とは異なる基板に形成され、さらに、配線基材23の代わりに、入力スイッチ21を支持する基板が設けられていてもよい。
入力スイッチ21は、押し込み式のスイッチであり、押し込まれたときにオンし、押し込みが解除されたときにオフする。入力スイッチ21は、回路基板22の上面のうち、タッチセンサ10と対向する対向領域内に配置されている。具体的には、入力スイッチ21は、上記対向領域内において、操作板31の自由端寄りの端縁と、変位起点寄りの端縁とを除いた領域内に配置されている。これは、入力スイッチ21がタッチセンサ10によって押し込まれるときに、タッチセンサ10によって押し込み易い位置に入力スイッチ21を配置する必要があるためである。なお、リモートコントロール装置1は、入力スイッチ21の押し込み易さを得るために、例えば、タッチセンサ10の裏面(回路基板20側の面)内であって、かつ、入力スイッチ21と対向する位置に、凸部41を備えていてもよい。凸部41は、例えば、ゴムで構成されている。
処理回路22は、入力スイッチ21がオンすると、例えば、そのときの座標情報(タッチセンサ10から得られた座標情報)に対応する無線信号用の信号を生成し、電波発信装置(図示せず)に出力する。処理回路22は、入力スイッチ21がオフのときには、例えば、無線信号用の信号を特段、生成しない。処理回路22は、例えば、ICチップで構成されている。電波発信装置は、例えば、リモートコントロール装置1の先端部分に配置され、入力された無線信号用の信号に基づいて、電波を生成し、外部に出力する。
タッチセンサ10と、回路基板20とは、空隙Gを介して互いに対向配置されている。空隙Gの幅(高さ方向の幅)は、上カバー部30Aに荷重がかかっていない時には、面内で概ね均一となっている。操作板31が傾斜面31Aを構成している場合や、操作板31と支持板32とが同一面内に配置されている場合において、空隙Gの幅(高さ方向の幅)は、上カバー部30Aに荷重がかかっていない時には、面内で概ね均一となっている。
リモートコントロール装置1は、上カバー部30Aに荷重がかかっていない時に空隙Gの幅を概ね均一に保つための支持部42を備えていてもよい。支持部42は、例えば、外力がかかっていないときに、入力スイッチ21の厚さと凸部41の高さとの合計と同等の厚さとなっているか、またはそれよりも厚くなっており、押し込まれたときに、上記合計厚さよりも薄くなるようなもので構成されている。
(起点形成部33(固定端)の位置について)
起点形成部33(固定端)の位置は、例えば、以下の観点から規定される。まず、ユーザの親指の付け根が操作板31の固定端寄りとなり、ユーザの親指の先が操作板31の自由端寄りとなるように、筐体30をユーザに把持してもらうことを想定する。ユーザが操作板31の固定端寄りを押し込むときは、ユーザは、例えば、図3の左側に示したように、指を曲げた状態で、操作板31を押し込むことになる。このときは、ユーザは操作板31に大きな押し込み力を簡単に与えることができる。一方、ユーザが操作板31の自由端寄りを押し込むときは、ユーザは、例えば、図3の右側に示したように、指を伸ばした状態で、操作板31を押し込むことになる。このときは、ユーザは操作板31に大きな押し込み力を与えることが難しい。
起点形成部33(固定端)の位置は、例えば、以下の観点から規定される。まず、ユーザの親指の付け根が操作板31の固定端寄りとなり、ユーザの親指の先が操作板31の自由端寄りとなるように、筐体30をユーザに把持してもらうことを想定する。ユーザが操作板31の固定端寄りを押し込むときは、ユーザは、例えば、図3の左側に示したように、指を曲げた状態で、操作板31を押し込むことになる。このときは、ユーザは操作板31に大きな押し込み力を簡単に与えることができる。一方、ユーザが操作板31の自由端寄りを押し込むときは、ユーザは、例えば、図3の右側に示したように、指を伸ばした状態で、操作板31を押し込むことになる。このときは、ユーザは操作板31に大きな押し込み力を与えることが難しい。
そのため、例えば、図4に示したように、操作板31において、自由端に近づくほど、入力スイッチ21をオンするのに必要な押し込み力が小さくなっていることが、ユーザにとっては、体感上の押し込み易さ(すなわち、押し込み感)の均一化につながり得る。なお、図4には、固定端寄りを押し込む際に必要な力Faと、自由端寄りを押し込む際に必要な力Fb、固定端と自由端との間に領域を押し込む際に必要な力Fcの大小関係が例示されている。従って、例えば、ユーザが操作板31の固定端寄りを押し込むときと、ユーザが操作板31の自由端寄りを押し込むときとで、押し込み感が均一となるような位置に、起点形成部33(固定端)を配置することができる。
また、起点形成部33(固定端)の位置が、例えば、以下の観点から規定されてもよい。例えば、操作板31の固定端寄りに、リセットボタンなどの、頻繁に使用しない機能を設けたとする。この場合に、ユーザが操作板31の固定端寄りをうっかり押し込まない程度に、操作板31の固定端寄りの押し込み荷重が大きくなるような位置に、起点形成部33(固定端)を配置することができる。このとき、さらに、例えば、操作板31の自由端寄りに、頻繁に使用する機能を設け、ユーザが操作板31の自由端寄りを容易に押し込むことができる程度に、操作板31の自由端寄りの押し込み荷重が小さくなるような位置に、起点形成部33(固定端)を配置することができる。つまり、リモートコントロール装置1は、押し込み感を必要に応じて場所によって異ならせることもできるようになっている。
[効果]
次に、本実施の形態のリモートコントロール装置1の効果について説明する。
次に、本実施の形態のリモートコントロール装置1の効果について説明する。
本実施の形態では、タッチセンサ10が貼り合わされた操作板31が片持ちでフレキシブルに支持されているので、操作板31の固定端寄りを押し込むときの荷重が、操作板31の自由端寄りを押し込むときの荷重よりも重くなる。そのため、上述したように、操作板31を支持する際の固定端の位置等を調整することにより、押し込み感を面内で均一となるようにしたり、押し込み感を必要に応じて場所によって異ならせたりすることができる。
なお、操作板が、互いに独立して押し込み可能な複数の板ピースで構成されており、個々の板ピースの押し込み荷重が互いに等しくなっている場合には、以下のような操作上の違和感が生じ易い。例えば、指を伸ばしたときの指先の位置に配置された板ピースを押し込むことが難しい一方で、指を縮めたときの指先の位置に配置された板ピースを簡単に押し込むことができてしまう。つまり、押し込み感が場所によって異なってしまう。
また、本実施の形態では、操作板31が一枚板で構成されている。そのため、操作板31が、互いに独立して押し込み可能な複数の板ピースで構成されている場合と比べて、簡易な構成となっているだけでなく、指を操作面全体に渡ってスムーズに動かすことができる。
以上のことから、本実施の形態では、押し込み感を用途に応じて適切に設定することができ、さらに、指を操作面全体に渡ってスムーズに動かすことができる。従って、操作性の改善された座標入力装置を実現することができる。
<2.変形例>
以上、実施の形態を挙げて本技術を説明したが、本技術は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。なお、本明細書中に記載された効果は、あくまで例示である。本技術の効果は、本明細書中に記載された効果に限定されるものではない。本技術が、本明細書中に記載された効果以外の効果を持っていてもよい。
以上、実施の形態を挙げて本技術を説明したが、本技術は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。なお、本明細書中に記載された効果は、あくまで例示である。本技術の効果は、本明細書中に記載された効果に限定されるものではない。本技術が、本明細書中に記載された効果以外の効果を持っていてもよい。
例えば、上記実施の形態では、本技術をリモートコントロール装置に適用することが記載されていた。しかし、ユーザが筐体を把持した状態でユーザの指により操作可能な操作部を備えた座標入力装置であれば、本技術を適用することが可能である。例えば、本技術を、ゲームコントローラや、自動車のハンドルに適用することが可能である。
また、例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1)
片持ちでフレキシブルに支持された操作板と、
前記操作板の裏面に貼り合わされたタッチセンサと、
前記タッチセンサと所定の空隙を介して配置され、押し込み式の入力スイッチを有する回路基板と
を備えた
座標入力装置。
(2)
前記タッチセンサおよび前記回路基板を収容する筐体を備え、
前記筐体は、前記操作板と、前記操作板を片持ちでフレキシブルに支持する支持板と、前記支持板における変位起点を形成する起点形成部とを含んで構成されている
(1)に記載の座標入力装置。
(3)
前記筐体は、前記支持板を含む部分をユーザが把持する形状になっており、
前記支持板は、ユーザが前記筐体を把持したときに、ユーザの親指の付け根が接し得る位置に配置されており、
前記操作板は、ユーザが前記筐体を把持したときに、ユーザの親指の先が接し得る位置に配置されている
(2)に記載の座標入力装置。
(4)
前記入力スイッチは、前記回路基板の上面のうち、前記タッチセンサと対向する対向領域内に配置されている
(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(5)
前記入力スイッチは、前記対向領域であって、かつ前記操作板の自由端寄りの端縁と、前記操作板の固定端寄りの端縁とを除いた領域内に配置されている
(4)に記載の座標入力装置。
(6)
前記操作板は、前記筐体において、前記支持板から遠ざかるにつれて下る傾斜面を構成しており、
前記回路基板は、前記空隙の幅が面内で均一となるように配置されている
(1)ないし(5)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(7)
前記タッチセンサは、検出領域の幅が前記支持板に近づくにつれて広くなるように構成されている
(1)ないし(6)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(8)
前記回路基板は、前記タッチセンサから出力される第1信号と、前記入力スイッチから出力される第2信号とを処理する処理回路を有する
(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(1)
片持ちでフレキシブルに支持された操作板と、
前記操作板の裏面に貼り合わされたタッチセンサと、
前記タッチセンサと所定の空隙を介して配置され、押し込み式の入力スイッチを有する回路基板と
を備えた
座標入力装置。
(2)
前記タッチセンサおよび前記回路基板を収容する筐体を備え、
前記筐体は、前記操作板と、前記操作板を片持ちでフレキシブルに支持する支持板と、前記支持板における変位起点を形成する起点形成部とを含んで構成されている
(1)に記載の座標入力装置。
(3)
前記筐体は、前記支持板を含む部分をユーザが把持する形状になっており、
前記支持板は、ユーザが前記筐体を把持したときに、ユーザの親指の付け根が接し得る位置に配置されており、
前記操作板は、ユーザが前記筐体を把持したときに、ユーザの親指の先が接し得る位置に配置されている
(2)に記載の座標入力装置。
(4)
前記入力スイッチは、前記回路基板の上面のうち、前記タッチセンサと対向する対向領域内に配置されている
(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(5)
前記入力スイッチは、前記対向領域であって、かつ前記操作板の自由端寄りの端縁と、前記操作板の固定端寄りの端縁とを除いた領域内に配置されている
(4)に記載の座標入力装置。
(6)
前記操作板は、前記筐体において、前記支持板から遠ざかるにつれて下る傾斜面を構成しており、
前記回路基板は、前記空隙の幅が面内で均一となるように配置されている
(1)ないし(5)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(7)
前記タッチセンサは、検出領域の幅が前記支持板に近づくにつれて広くなるように構成されている
(1)ないし(6)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
(8)
前記回路基板は、前記タッチセンサから出力される第1信号と、前記入力スイッチから出力される第2信号とを処理する処理回路を有する
(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の座標入力装置。
1…リモートコントロール装置、10…タッチセンサ、10A,21A…電気信号、20…回路基板、21…入力スイッチ、22…処理回路、23…配線基材、30…筐体、30A…上カバー部、30B…下カバー部、31…操作板、31A…傾斜面、32…支持板、33…起点形成部、33A…雌ネジ部、33B…中間基板、33C…雄ネジ、41…凸部、42…支持部、Fa,Fb,Fc…力、G…空隙、H…開口。
Claims (8)
- 片持ちでフレキシブルに支持された操作板と、
前記操作板の裏面に貼り合わされたタッチセンサと、
前記タッチセンサと所定の空隙を介して配置され、押し込み式の入力スイッチを有する回路基板と
を備えた
座標入力装置。 - 前記タッチセンサおよび前記回路基板を収容する筐体を備え、
前記筐体は、前記操作板と、前記操作板を片持ちでフレキシブルに支持する支持板と、前記支持板における変位起点を形成する起点形成部とを含んで構成されている
請求項1に記載の座標入力装置。 - 前記筐体は、前記支持板を含む部分をユーザが把持する形状になっており、
前記支持板は、ユーザが前記筐体を把持したときに、ユーザの親指の付け根が接し得る位置に配置されており、
前記操作板は、ユーザが前記筐体を把持したときに、ユーザの親指の先が接し得る位置に配置されている
請求項2に記載の座標入力装置。 - 前記入力スイッチは、前記回路基板の上面のうち、前記タッチセンサと対向する対向領域内に配置されている
請求項3に記載の座標入力装置。 - 前記入力スイッチは、前記対向領域において、前記操作板の自由端寄りの端縁と、前記変位起点寄りの端縁とを除いた領域内に配置されている
請求項4に記載の座標入力装置。 - 前記操作板は、前記筐体において、前記支持板から遠ざかるにつれて下る傾斜面を構成しており、
前記回路基板は、前記空隙の幅が面内で均一となるように配置されている
請求項3に記載の座標入力装置。 - 前記タッチセンサは、検出領域の幅が前記支持板に近づくにつれて広くなるように構成されている
請求項3に記載の座標入力装置。 - 前記回路基板は、前記タッチセンサから出力される第1信号と、前記入力スイッチから出力される第2信号とを処理する処理回路を有する
請求項1に記載の座標入力装置。
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