JP2015112329A - パワーアシスト装置、歩行支援機及びパワーアシスト方法 - Google Patents

パワーアシスト装置、歩行支援機及びパワーアシスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】路面の状況に応じて適切な力で歩行支援を行うことができるパワーアシスト装置、歩行支援機及びパワーアシスト方法を提供する。
【解決手段】歩行支援機の重力方向に対する傾きの角度を検出する傾斜センサ24a,24bと、傾きによって歩行支援機に加わる重力による力とつりあう力を発生する歩行支援機の車輪の回転トルクを演算する演算部252a,252bと、車輪と連動したモータ22a,22bに回転トルクを発生させるモータドライバ23a,23bとを設けた。
【選択図】図2

Description

この発明は、高齢者などの歩行を支援する歩行支援機並びにその歩行支援機のパワーアシスト装置及びパワーアシスト方法に関するものである。
従来より、高齢者などの歩行を支援する機器として、歩行車やシルバーカーなどの歩行支援機が用いられている。また、電力によって車輪を制動するパワーアシスト機能を有する歩行車も知られている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
特許文献1及び特許文献2には、走行速度が増加すると自動的に制動力が発生する制動機能を有する歩行車が開示されている。また、特許文献3には、モータで駆動する車輪を有し、走行制御操作具で走行速度等を制御する動力付歩行車が開示されている。
特開2001−258101号公報 特開平11−290405号公報 実開平7−11806号公報
特許文献1及び特許文献2の歩行車は、車輪に後退方向の制動力を付加するものであるが、進行方向の推進力を付加するものではなく、上り坂などで利用者の負担を軽減することができないという課題があった。一方、特許文献3の動力付歩行車は、歩行車の走行速度等を利用者自身が操作するものであり、車輪に過剰な推進力が付加される可能性があるという課題があった。
すなわち、周囲の状況に応じて適切な力で歩行支援を行うことができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、路面の状況に応じて適切な力で歩行支援を行うことができるパワーアシスト装置、歩行支援機及びパワーアシスト方法を提供することを目的とする。
この発明のパワーアシスト装置は、歩行支援機の重力方向に対する傾きの角度を検出する傾き検出手段と、傾きによって歩行支援機に加わる重力による力とつりあう力を発生する歩行支援機の車輪の回転トルクを演算するトルク演算手段と、車輪と連動したモータに回転トルクを発生させるモータ制御手段と、を具備するものである。
この発明のパワーアシスト装置、歩行支援機及びパワーアシスト方法によれば、路面の状況に応じて適切な力で歩行支援を行うことができる。
この発明の実施の形態1の歩行車及びパワーアシスト装置の斜視図である。 この発明の実施の形態1のパワーアシスト装置の構成図でる。 この発明の実施の形態1のパワーアシスト装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1の歩行車の傾きを示す説明図である。 この発明の実施の形態2のパワーアシスト装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2の歩行車の傾きを示す説明図である。
実施の形態1.
図1及び図2を参照して、実施の形態1の歩行車及びパワーアシスト装置について説明する。
図中、11aは断面が円形状又は楕円形状のパイプ等を主材として構成されたフレームである。フレーム11aの下端部に走行用の前輪(車輪)12a及び後輪(車輪)13aが取り付けられており、上端部に利用者用のハンドル14aが取り付けられている。同様に、フレーム11aと対向したフレーム11bの下端部に前輪12b及び後輪13bが取り付けられており、上端部にハンドル14bが取り付けられている。また、フレーム11a及びフレーム11bの中央部に支持されるように台座15が設けられている。フレーム11a,11b、前輪12a,12b、後輪13a,13b、ハンドル14a,14b及び台座15によって歩行車(歩行支援機)1が構成されている。
フレーム11aの下端部の後輪13aに、モータ22aと図示しない基板とが設けられている。基板上に、モータ22aを駆動するモータドライバ(モータ制御手段)23aと、歩行車1の重力方向に対する傾きの角度を検出する傾斜センサ(傾き検出手段)24aと、CPU(Central Processing Unit)を実装した半導体集積回路又はワンチップマイコンで構成された制御部25aとが設けられている。モータ22a、モータドライバ23a、傾斜センサ24a及び制御部25aによってパワーアシスト装置2aが構成されている。
なお、制御部25aは、同様の機能を有するものであれば他の手段で構成しても良い。
制御部25aは、傾斜センサ24aの検出結果を取得するセンサ値取込部251aと、後輪13aに伝達する回転トルクを演算する演算部(演算手段)252aと、モータドライバ23aへのトルク値の指令信号を出力するドライバ指令部253aとを有している。
ここで、モータ22aは、後輪13aに回転トルクを伝達するように設けられている。
フレーム11bの下端部の後輪13bに、パワーアシスト装置2aと同様の構成を有するパワーアシスト装置2bが取り付けられている。モータ22bは、後輪13bに回転トルクを伝達するように設けられている。
なお、後輪13a,13bに代えて前輪12a,12bにパワーアシスト装置2a,2bを取り付けたものとしても良い。また、前輪12a,12b及び後輪13a,13bの両方にパワーアシスト装置2a,2bをそれぞれ取り付けたものとしても良い。以下、パワーアシスト装置2a,2bを取り付けて、モータ22a,22bにより駆動される車輪を「駆動車輪」と記載する。
図3及び図4を参照して、このように構成されたパワーアシスト装置2a,2bの動作について説明する。
図3に示す如く、傾斜センサ24a,24bは、重力方向に対する歩行車1の前後方向の傾きの角度θ1を検出する(ステップST1)。次いで、演算部252a,252bは、以下の式(1)を用いて駆動車輪に伝達する回転トルクTを算出する(ステップST2)。
Figure 2015112329
式(1)において、M[kg]は歩行車1の質量の値、g[m/s2]は重力加速度の値、F1[N]は傾き及び自重によって重力が歩行車1に加える力の値、R[m]は駆動車輪の半径の値を示している。このうち、質量M、(重力加速度g)及び半径Rの値は歩行車1の機械的構造が決まれば一意に決まる所与の固定値であることから、式(1)に示す如く、回転トルクTは傾きの角度θ1のみを変数とする関数f1(θ1)として演算される。
ドライバ指令部253a,253bは、対応するモータドライバ23a,23bに対して、モータ22a,22bにそれぞれ同じ回転トルクを発生させるように指令信号を出力する(ステップST3)。
モータドライバ23a,23bの制御の下でモータ22a,22bが発生した回転トルクは、左右の駆動車輪にそれぞれ伝達される。
パワーアシスト装置2a,2bは、図示しない電源を入れるか又はパワーアシスト機能をONにすることを要求された場合に、歩行車1の走行中、利用者の操作にかかわらずステップST1〜ステップST3を一定周期で自動的に繰り返す。
ここで、図4に示す如く、歩行車1が上り坂を走行している場合、式(1)を用いて演算した回転トルクTを駆動車輪に伝達することで、上り坂の傾斜の角度θ1及び歩行車1の重量Mgによって歩行車1に加わる歩行車1の後退方向の力F1と、回転トルクTによって駆動車輪に付加された歩行車1の進行方向の推進力との大きさが等しくなり、つりあう。
また、歩行車1が下り坂を走行している場合、同様に式(1)を用いて演算した回転トルクTを駆動車輪に伝達することで、下り坂の傾斜の角度θ1及び歩行車1の重量Mgによって歩行車1に加わる歩行車1の進行方向の力F1と、回転トルクTによって駆動車輪に付加された歩行車1の後退方向の制動力との大きさが等しくなり、つりあう。
このように、モータ22a,22bによって発生する力と重力による力がつりあっている状態で利用者が歩行車1に力Pを加えると、力Pがそのまま歩行車1の運動に使われる。つまり、坂道で歩行車1の重さがゼロになったように利用者は歩行車1を操作することができることになる。
また、歩行車1が路面上の段差を乗り越える場合、同様に式(1)を用いて演算した回転トルクTを駆動車輪に伝達することで、前輪12a,12bが段差に乗り上げる際の歩行車1の傾きの角度θ1及び歩行車1の重量Mgによって歩行車1に加わる後退方向の力F1と、回転トルクTによって駆動車輪に付加された歩行車1の進行方向の推進力との大きさが等しくなり、つりあうので、坂道と同様の効果を得ることができる。
また、歩行車1が路面上の隙間を乗り越える場合、同様に式(1)を用いて演算した回転トルクTを駆動車輪に伝達することで、前輪12a,12bが隙間にはまり込む際の歩行車1の傾きの角度θ1及び歩行車1の重量Mgによって歩行車1に加わる歩行車1の進行方向の力F1と、回転トルクTによって駆動車輪に付加された歩行車1の後退方向の制動力との大きさが等しくなり、つりあう。
同様に、前輪12a,12bが隙間から脱する際の歩行車1の傾きの角度θ1及び歩行車1の重量Mgによって歩行車1に加わる歩行車1の後退方向の力F1と、回転トルクTによって駆動車輪に付加された歩行車1の進行方向の推進力との大きさが等しくなり、つりあうので、坂道と同様の効果を得ることができる。
以上のように、この実施の形態1のパワーアシスト装置2a,2bは、上り坂、下り坂、段差、隙間などの路面の状況に応じて、利用者の操作にかかわらず、歩行車1の傾きの角度θ1及び歩行車1の重量Mgによって重力が歩行車1に加える力F1のみを打ち消す回転トルクをモータ22a,22bに発生させる。
これにより、歩行車1に過剰な推進力が付加されるのを防ぐことができ、かつ利用者は歩行車1の重さがなくなったような感覚で歩行車1を操作できるようになる。すなわち、路面の状況に応じて適切な力で歩行支援を行うことができる。
なお、摩擦などによる回転トルクの伝達損失G[N・m]の値を予め設定しておき、演算部252a,252bは以下の式(2)を用いて回転トルクTを算出するものとしても良い。
T=f1(θ1)+G
=F1・R+G ・・・(2)
ここで、関数f1(θ1)に対して加算された値Gは、摩擦などによる回転トルクの伝達損失のみを補償する値とする。したがって、歩行車1に過剰な推進力は付加されない。
また、ハンドル14a,14bを握る強さやひねる角度などの操作に応じた値pを取得する操作情報取得部を設け、演算部252a,252bは以下の式(3)を用いて回転トルクTを算出するものとしても良い。
T=f1(θ1)+f2(p)
=F1・R+f2(p) ・・・(3)
関数f1(θ1)に対して加算された関数f2(p)は、利用者の操作に応じた値pを変数とする関数である。このとき、利用者の操作によって歩行車1に過剰な推進力が付加されるのを防ぐために、関数f1(θ1)の値に対して関数f2(p)の値が大きくなりすぎないように値pの上限値を設定しておく。
また、傾斜センサ24a,24bとしては、加速度センサを用いる方法もあるが、歩行車1の重力方向に対する傾きの角度を検出するポテンショメータを設けたものとしても良い。また、走行中の路面又は歩行車1の周辺の画像を撮影するカメラと、撮影した画像を用いて歩行車1の重力方向に対する傾きの角度を検出する画像処理部とを設けたものとしても良い。重力方向に対する傾斜角度を検出する手段であれば、任意のものを用いて良い。
また、前輪12a,12b又は後輪13a,13bに回転角度センサ又は回転角速度センサを取り付けたものとしても良い。回転角度センサ又は回転角速度センサによって、前輪12a,12b又は後輪13a,13bの回転数が過剰になっていることが検出された場合、パワーアシスト装置2a,2bは周囲に警報を発するか、又は検出時の回転を制動するような回転トルクをモータ22a,22bに発生させる。また、その他の移動センサ(加速度センサ、GPSなど)を用いても良い。
また、歩行車1のフレーム11a,11b、ハンドル14a,14b及び台座15などは任意の構造のものを用いて良く、図1に示す構造に限定されない。また、歩行車1に代えてシルバーカーを用いても良い。
また、歩行車1の台座15又は図示しない取付かごの積載物の重量mgを検出する重量検出部(重量検出手段)を設け、演算部252a,252bは歩行車1の重量Mgに積載物の重量mgを加算して回転トルクTを算出するものとしても良い。
さらに、モータ22a,22bのモータ軸を駆動車輪の車軸と直接連動させる構成に代えて、モータ22a,22bで発生させた回転トルクを何らかの伝達機構を介して駆動車輪に伝える構成としても良い。伝達機構は、駆動車輪に当接し、かつモータ22a,22bと連動して回転するトルク伝達車輪など、任意の構成のものを用いて良い。
また、演算部252aの演算に用いる関数f1(θ1)の内容は、式(1)に示すものに限定されない。検出した角度θ1を変数として、傾き及び自重によって歩行車1に加わる力F1を演算できるものであれば、任意の関数を用いて良い。
実施の形態2.
図5及び図6を参照して、左右方向の傾きによって歩行車に加わる横向きの力の影響を打ち消す歩行車及びパワーアシスト装置について説明する。
なお、実施の形態2の歩行車1及びパワーアシスト装置2a,2bは、実施の形態1と同様の構成をそれぞれ有しており、同様の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
このように構成されたパワーアシスト装置2a,2bの動作について説明する。
図5に示す如く、傾斜センサ24a,24bは、重力方向に対する歩行車1の左右方向の傾きの角度θ2を検出する(ステップST1a)。次いで、演算部252a,252bは、以下の式(4)を用いてフレーム11aに取り付けた左側の駆動車輪に伝達する回転トルクTL及びフレーム11bに取り付けた右側の駆動車輪に伝達する回転トルクTRをそれぞれ演算する(ステップST2a)。
Figure 2015112329
式(4)において、f3(θ2)及びf4(θ2)はいずれも角度θ2を変数とする互いに異なる関数を示している。
ドライバ指令部253a,253bは、対応するモータドライバ23a,23bに対して、モータ22a,22bにそれぞれ異なる回転トルクを発生させるように指令信号をそれぞれ出力する(ステップST3a)。このとき、左側の駆動車輪に回転トルクTLが伝達されるような回転トルクをモータ22aに発生させる。同様に、右側の駆動車輪に回転トルクTRが伝達されるような回転トルクをモータ22bに発生させる。
モータドライバ23a,23bの制御の下でモータ22a,22bが発生した回転トルクTL及び回転トルクTRは、左右の駆動車輪にそれぞれ伝達される。
パワーアシスト装置2a,2bは、図示しない電源を入れるか又はパワーアシスト機能をONにすることを要求された場合に、歩行車1の走行中、利用者の操作にかかわらずステップST1a〜ステップST3aを一定周期で自動的に繰り返す。
ここで、図6に示す如く、歩行車1が進行方向の左側が谷側となり右側が山側となる傾斜面を走行している場合、演算部252aはf3(θ2)≧f4(θ2)の条件を満たす関数f3(θ2)を用いて回転トルクTLを演算する。同様に、演算部252bはf4(θ2)≦f3(θ2)の条件を満たす関数f4(θ2)を用いて回転トルクTRを演算する。
一方、歩行車1が進行方向の右側が谷側となり左側が山側となる傾斜面を走行している場合、演算部252aはf3(θ2)≦f4(θ2)の条件を満たす関数f3(θ2)を用いて回転トルクTLを演算する。同様に、演算部252bはf4(θ2)≧f3(θ2)の条件を満たす関数f4(θ2)を用いて回転トルクTRを演算する。
このとき、斜面の傾斜の角度θ2及び重量Mgによって歩行車1に加わる横向きの力F2の影響が、回転トルクTLと回転トルクTRの差によって打ち消されるように関数f3(θ2)及び関数f4(θ2)を設定する。
これにより、歩行車1が左右方向の傾斜面を走行する際に、利用者の意思に反して傾斜の谷側に曲がりながら前進する現象(いわゆる「片流れ」)の発生を防ぐことができる。
以上のように、この実施の形態2のパワーアシスト装置2a,2bは、左右方向の傾斜などの路面の状況に応じて、利用者の操作にかかわらず、歩行車1の傾きの角度θ2及び重量Mgによって重力が歩行車1に加える横向きの力F2の影響を打ち消す回転トルクをモータ22a,22bにそれぞれ発生させる。
これにより、歩行車1が左右方向の傾斜面を走行する際に片流れの発生を防ぐことができる。すなわち、路面の状況に応じて適切な力で歩行支援を行うことができる。
なお、パワーアシスト装置2a,2bは、図3に示すステップST1〜ステップST3の処理と、図5に示すステップST1a〜ステップST3aの処理とを両方行うものとしても良い。
その他、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 歩行車(歩行支援機)
2a,2b パワーアシスト装置
11a,11b フレーム
12a,12b 前輪(車輪)
13a,13b 後輪(車輪)
14a,14b ハンドル
15 台座
22a,22b モータ
23a,23b モータドライバ(モータ制御手段)
24a,24b 傾斜センサ(傾き検出手段)
25a,25b 制御部
251a,251b センサ値取込部
252a,252b 演算部(演算手段)
253a,253b ドライバ指令部

Claims (7)

  1. 歩行支援機の重力方向に対する傾きの角度を検出する傾き検出手段と、
    前記傾きによって前記歩行支援機に加わる重力による力とつりあう力を発生する前記歩行支援機の車輪の回転トルクを演算するトルク演算手段と、
    前記車輪と連動したモータに前記回転トルクを発生させるモータ制御手段と、
    を具備することを特徴とするパワーアシスト装置。
  2. 前記トルク演算手段は、前記傾きの角度の値と、前記歩行支援機の重量の値と、前記車輪の直径の値とを用いて前記回転トルクを演算するように構成してなることを特徴とする請求項1記載のパワーアシスト装置。
  3. 前記トルク演算手段は、前記歩行支援機の両側端部にそれぞれ設けた前記車輪について、それぞれ異なる関数を用いて前記回転トルクを演算するように構成してなることを特徴とする請求項2記載のパワーアシスト装置。
  4. 前記トルク演算手段は、前記回転トルクの伝達損失の値を加味して前記回転トルクを演算するように構成してなることを特徴とする請求項2記載のパワーアシスト装置。
  5. 前記歩行支援機の積載物の重量を検出する重量検出手段を具備し、
    前記トルク演算手段は、前記積載物の重量の値を加味して前記回転トルクを演算するように構成してなる
    ことを特徴とする請求項2記載のパワーアシスト装置。
  6. フレームの端部に取り付けられた走行用の車輪と、
    重力方向に対する傾きの角度を検出する傾き検出手段と、
    前記傾きによって歩行支援機本体に加わる重力による力とつりあう力を発生する前記車輪の回転トルクを演算するトルク演算手段と、
    前記車輪と連動したモータに前記回転トルクを発生させるモータ制御手段と、
    を具備することを特徴とする歩行支援機。
  7. 傾き検出手段で、歩行支援機の重力方向に対する傾きの角度を検出する傾き検出ステップと、
    トルク演算手段で、前記傾きによって前記歩行支援機に加わる重量による力とつりあう力を発生する前記歩行支援機の車輪の回転トルクを演算するトルク演算ステップと、
    モータ制御手段で、前記車輪と連動したモータに前記回転トルクを発生させるモータ制御ステップと、
    を具備することを特徴とするパワーアシスト方法。
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