JP2015107818A - 包装容器 - Google Patents

包装容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015107818A
JP2015107818A JP2013251689A JP2013251689A JP2015107818A JP 2015107818 A JP2015107818 A JP 2015107818A JP 2013251689 A JP2013251689 A JP 2013251689A JP 2013251689 A JP2013251689 A JP 2013251689A JP 2015107818 A JP2015107818 A JP 2015107818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cut
container
flange
peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013251689A
Other languages
English (en)
Inventor
泰生 渡部
Yasuo Watabe
泰生 渡部
健二 遠藤
Kenji Endo
健二 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S&B Foods Inc
Original Assignee
S&B Foods Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S&B Foods Inc filed Critical S&B Foods Inc
Priority to JP2013251689A priority Critical patent/JP2015107818A/ja
Publication of JP2015107818A publication Critical patent/JP2015107818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】パッケージ全体を確実に開封することのできる包装容器を提供することである。【解決手段】前記課題は、容器ポケットの開口部の周辺にフランジを有する2つ以上の個別収納部が、一列に連結された収納部本体、及び収納部本体の上面を覆う蓋材を含み、前記個別収納部の開口部周囲と蓋材とが、容器ポケットを封止するようにシールされている包装容器であって、(1)前記蓋材が直線カット性ラミネートフィルムであり、(2)前記連結部フランジに対応する連結部蓋材の一方の端部に切込みを有し、他方の端部に切込みを有さず、(3)前記連結部蓋材にミシン目を有さず、そして(4)前記切込みを有する側の周辺部蓋材に各容器ポケットの上面の蓋材を個別に開封する個別開蓋用耳部を有し、前記切込みを有さない側の周辺部蓋材に端部に全ての容器ポケットの上面の蓋材をまとめて開く全体開蓋用耳部を有する、ことを特徴とする包装容器によって解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、包装容器に関し、より具体的には複数の収納部を有する包装容器において、収納部の一部を個別に開封すること、及び収納部の全部を一度に開封することのできる包装容器に関する。本発明によれば、蓋材にミシン目を有さないために、収納部の全体を確実に開封することができる。
カレー又はシチューの固形ルウなどを収納する包装容器は、収納部に固形ルウが個別に収納されているものが多い。これは、料理の量に応じて、使用する固形ルウを取り出し、使用しない固形ルウを開封されていない容器ポケットに保存しておくためである。
また、ご飯又は麺類などを収容する冷凍保存用の包装容器においても、収納部に一食分ずつのご飯又は麺類などが収容されている。これらも、一食分ずつ食品を取り出し、残りの食品を開封されていない収納部に保存しておくためである。
調理においては、固形ルウ、ご飯、又は麺類などの収納物を少量ずつ使用する場合と、全部を一度に使用する場合があり、収納部を個別に開封するニーズと、収納部全体を一度に開封するニーズがあった。
しかしながら、従来の多くの包装容器は、収納部を個別に開封するものであるか、全体を一度に開封するものであった。
特開2007−22635号公報
前記の課題を解決するための包装容器として、特許文献1には、食品パッケージの一方の縁部に、個別の収容部を開封するために部分剥離開始部及び切欠き部を形成し、食品パッケージの他方の縁部に全体の収容部を開封するために全体剥離開始部を設けた食品用パッケージが開示されている(特許文献1)。
しかしながら、前記食品用パッケージは、各収容部を個別に開封できるように、前記切欠き部から他方の縁部に向けて、蓋部に蓋切断用切込線(例えば、ミシン目の切込線、又は溝状の切込線)を有している。この切込線は、収容部の蓋部を個別に剥離するには有効であるが、パッケージ全体を全体剥離開始部から開封しようとする場合、この蓋切断用切込線の始めもしくは途中から意図せず切断が開始され、パッケージ全体が開封されないことがある。また、部分剥離開始部より個別に開封する場合には、蓋材の性質によっては、切込線の途中から意図しない方向に裂け、開封するつもりのない収容部が開いてしまうこともある。更に、収容部を切り離すために収容部分離用切込線が設けられている場合には、確実に個別に開封する方法として、はじめに個々の収容部を収容部ごと切り離してから蓋材を開封する方法があるが、収容部分離用切込線が硬かったりする場合には、収容部がその切込線を切欠に意図しない方向に裂け、同様に開封するつもりのない収容部が開いてしまうという問題もあった。
従って、本発明の目的は、パッケージ全体を確実に開封することのできる包装容器を提供することである。
本発明者は、収納部を個別に開封することができ、且つ収納部全体を確実に開封することのできる包装容器について、鋭意研究した結果、驚くべきことに、蓋材に直線カット性ラミネートフィルムを用い、蓋材にミシン目を設けないことによって、各収納部を個別に開封することが可能であり、且つ収納部全体と確実に開封することのできる包装容器が得られることを見出した。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、
[1]容器ポケットの開口部の周辺縁部に周辺部フランジを有する2つ以上の個別収納部が、周辺部フランジの一部を形成する連結部フランジによって一列に連結された収納部本体、及び収納部本体の上面を覆う蓋材を含み、前記個別収納部の周辺部フランジにおける開口部周囲とそれに対応する蓋材とが、少なくとも容器ポケットを封止するようにシールされている包装容器であって、(1)前記蓋材が直線カット性ラミネートフィルムであり、(2)前記連結部フランジに対応する連結部蓋材の一方の端部に切込みを有し、他方の端部に切込みを有さず、(3)前記連結部蓋材にミシン目を有さず、そして(4)前記切込みを有する側の周辺部蓋材に各容器ポケットの上面の蓋材を個別に開封する個別開蓋用耳部を有し、前記切込みを有さない側の周辺部蓋材に端部に全ての容器ポケットの上面の蓋材をまとめて開く全体開蓋用耳部を有する、ことを特徴とする包装容器、
[2]前記切込みが、1つの開封しようとする個別収容部の個別開蓋用耳部の頂点と、隣接する開封しない個別収容部のシール部を最短距離で結ぶ直線に至る長さを有する、[1]に記載の包装容器、
[3]隣接する個別収納部のシールが連結していない、[1]又は[2]に記載の包装容器、
[4]隣接する個別収納部のシールが2つ以上の個別収納部の間の一部又は全部で連結している、[1]又は[2]に記載の包装容器、及び
[5]前記連結部フランジにミシン目を有する[1]〜[4]のいずれかに記載の包装容器、
に関する。
本発明の包装容器によれば、収納部を個別に開封することができ、且つ収納部全体を確実に開封することができる。
また、本発明の包装容器によれば、蓋材にミシン目を有さないために、包装容器の製造工程を簡略化することができる。
また、ミシン目加工における加工誤差を考慮する必要がなく、連結部フランジの幅を小さくすることができ、その分容器ポケットを大きくすることができ、内容物を多く入れる事ができたり、容器ポケットを大きくしない場合は、収容部全体の大きさを小さくすることができ、包装材料の削減が可能である。
また、連結部フランジに収容部を分離するためのミシン目を有さない場合においては、連結部フランジの剛性が維持され、収容部本体の強度が高まり、包装容器の撓みを抑えることができる。
更に、連結部フランジに収容部を分離するためのミシン目を有する場合においては、蓋材にミシン目を有さないことから、連結部フランジのミシン目の分離強度を、蓋材にミシン目を有する場合よりも弱めても、包装容器全体の強度が維持され、そのためさらに、個別の収容部の分離も容易になるという効果も発揮する。
また、連結部フランジに収容部を分離するためのミシン目を有することで、収容物が食品、特に油分及び/又は粘着性の強い食品、あるいは香りの強い食品であった場合には、未使用分収納部のみを保管することで、衛生的に保管することが可能となる効果も発揮する。
本発明の1つの実施態様を示した蓋材側からの斜視図である。 本発明の1つの実施態様を示した蓋材側からの斜視図である。 本発明の1つの実施態様を示した収納部本体側からの斜視図である。 本発明の1つの実施態様を示した収納部本体側からの斜視図である。 本発明の個別収納部を一列に連結した包装容器を、複数(3つ)連結した実施態様を示す上方からの平面図である。 本発明の個別収納部を一列に連結した包装容器を、複数(3つ)連結した実施態様を示す底面図である。 直線カット性を測定する1つの試験方法を示す図である。 隣接する個別収容部のシールが結合していない場合における、切込み、個別開蓋用耳部、及びシール部の位置関係を示した図である。 隣接する個別収容部のシールが結合している場合における、切込み、個別開蓋用耳部、及びシール部の位置関係を示した図である。
《包装容器》
本発明の包装容器は、容器ポケットの開口部の周辺縁部にフランジを有する2つ以上の個別収納部が、周辺部フランジの一部を形成する連結部フランジによって一列に連結された収納部本体、及び収納部本体の上面を覆う蓋材を含み、前記個別収納部の周辺部フランジにおける開口部周囲と、それに対応する蓋材とが、少なくとも容器ポケットを封止するようにシールされている包装容器であって、(1)前記蓋材が直線カット性ラミネートフィルムであり、(2)前記連結部フランジに対応する連結部蓋材の一方の端部に切込みを有し、他方の端部に切込みを有さず、(3)前記連結部蓋材にミシン目を有さず、そして(4)前記切込みを有する側の周辺部蓋材に各容器ポケットの上面の蓋材を個別に開封する個別開蓋用耳部を有し、前記切込みを有さない側の周辺部蓋材に端部に全ての容器ポケットの上面の蓋材をまとめて開く全体開蓋用耳部を有する。
本発明の包装容器は、前記の特徴を有することにより、1つの収納部の蓋材を個別に且つ容易に開封することが可能である。また、収納部全体の蓋材を確実に開封することが可能である。
本発明の包装容器の上面からの形状は、蓋材における切込みを有する側の周辺部蓋材と、切込みを有さない側の周辺部蓋材とを特定できる限りにおいて、限定されるものではない。すなわち、個別の収納部を開封するための切込みの存在する蓋材の縁部と、その切込みから直線カット性ラミネートフィルムの直線性に従って切断される蓋材の他方の縁部とが存在する限りにおいて、その形状は限定されるものではないが、例えば長方形、正方形、円形、楕円形、又は菱形を挙げることができる。
本発明の包装容器に包装される物品は、密封包装が好ましいものである限りにおいて、特に限定されるものではないが、食品、又は医薬品等を挙げることができる。食品としては、カレー又はシチューの固形ルウ等の油分の多い食品、ご飯若しくは麺類等の粘着性が強い無菌パック食品、又はコロッケ若しくはたこ焼きなどの冷凍食品を挙げることできる。医薬品としては、例えば錠剤、カプセル剤、又は散剤などを挙げることができる。
(個別収納部)
個別収納部は、容器ポケット及びその容器ポケットの開口部の周辺縁部のフランジを含む。容器ポケットはカレー又はシチューの固形ルウなどを収納する部分であり、収納するものに応じて、大きさ及び形状を決定することができる。1つの個別収納部に含まれる容器ポケットは通常1つであるが、それに限定されるものではなく、仕切板やシールしないフランジを設けて、2つ以上の容器ポケットを含むことができる。
容器ポケットの大きさ及び形状は、前記のように限定されるものではないが、例えば上面からの形状としては、長方形、正方形、半円形、半楕円形、三角形、円形、五角形、又は六角形を挙げることができる。
収納部の大きさ及び形状も、特に限定されるものではないが、上面からの形状としては、長方形、正方形、半円形、半楕円形、又は三角形を挙げることができる。例えば、収納部本体が円形で個別収納部が2つの場合、個別収納部の形状は半円形が好ましい。また、収納部本体が楕円形で個別収納部が2つの場合、個別収納部の形状は半楕円形が好ましい。また、収納部本体が菱形形で個別収納部が2つの場合、個別収納部の形状は三角形が好ましい。
容器ポケットの開口部の周辺縁部の周辺部フランジは、収納部本体においては、容器ポケットと容器ポケットとを連結させる部分においては連結部フランジとも称される。また、収納部本体の周辺部においては、周辺部フランジと称される。
(収納部本体)
本発明の包装容器における収納部本体は、個別収納部が2つ以上連結したものである。収納部本体は、2つ以上の個別収納部が連結部フランジによって連結して形成される。
個別収納部は、連結部フランジによって一列に連結される限りにおいて、限定されるものではない。連結される個別収納部の数は特に限定されるものではないが、例えば、1回で使用する収容物の量及び保管のスペース等から、2〜10の収納部を連結させることが可能であり、2〜6が好ましい。
収納部本体における周辺部フランジは、収納部本体の周辺部のフランジを意味するものであり、例えば図3及び図4において周辺部フランジ23で示されている。
一方、収納部本体における連結部フランジは、2つの収納部を連結しているフランジを意味する。図3又は図4に連結部フランジ22を示しているが、連結部フランジは容器ポケットの間のフランジのみを意味するものではなく、そのフランジから収納部本体の縁部に延びた部分のフランジを含むものである。従って、連結部フランジ22の端部は、周辺部フランジ23の一部と重複するものである。
収容部本体の連結部フランジは、限定されるものではないが、ミシン目を有さないものが好ましい(図3)。ミシン目を有さないことによって、収納部本体の強度を向上させることができるからである。
しかしながら、各収納部を分離するためにミシン目を有していてもよい(図4)。ミシン目を有していることにより、開封されて内容物が使用された収納部を、ミシン目から切り離して、先に廃棄することができるからである。
また、開封前に個々の収容部を収容部ごと切り離すこともでき、確実に個別に開封する方法をとることも可能となる。
(蓋材)
本発明の包装容器に用いる蓋材は、(1)直線カット性ラミネートフィルムであり、(2)連結部フランジに対応する連結部蓋材の一方の端部に切込みを有し、他方の端部に切込みを有さず、(3)連結部フランジに対応する連結部蓋材にミシン目を有さず、そして(4)前記切込みを有する側の周辺部蓋材に各容器ポケットの上面の蓋材を個別に開封する個別開蓋用耳部を有し、前記切込みを有さない側の周辺部蓋材の端部に全ての容器ポケットの上面の蓋材をまとめて開く全体開蓋用耳部を有する。
蓋材は、直線カット性ラミネートフィルムである。直線カット性ラミネートフィルムであることにより、蓋材にミシン目を有さないにも関わらず、個別の収納部の蓋材を1つずつ開封することができる。
本発明のラミネートフィルムとは、複数のフィルムを貼り合わせてなるフィルム以外に、基材となるフィルムに、溶解した樹脂を押し出して層を形成したり、又はコート剤を塗布することにより、薄くても実質的に表若しくは裏の層、又は中間層等の一部が違う融点及び/又はバリア性など違う機能を有しているフィルムであってもよい。
直線カット性ラミネートフィルムとは、特定の方向に向けて引き裂きが行われたときに、一定の範囲内で引き裂かれるラミネートフィルムであれば、ラミネートの構成又はその他の機能性を限定されるものではないが、例えば以下のような試験によって特定することもできる。
図7に示すように、ABCDの順に時計回りに一周する頂点を有する80mm×80mmの正方形の蓋材を準備する。辺ABの中央の点Eに辺AD及び辺BCに平行な長さ10mmの切込みを入れる。そして辺AEの中央の点G、辺CDの中央の点F、辺DFの中央の点Hとし、点AGHDにて囲まれる面を固定し、頂点Bを点Aと点Cとを結ぶ直線と並行な直線上で点C2側の方向に50mm/秒で引っ張り、点Eに入れた切込みをきっかけに蓋材を引き裂く。この場合、蓋材が裂かれる最終***点fが辺CD上にあり、且つ点fと点Fの距離が10mm以内であるフィルムを直線カット性ラミネートフィルムと特定することもできる。
なお、直進カット性ラミネートフィルムの直進カット性の方向は、個別収容部の連結方向と垂直な方向である必要があるが、連結部フランジの幅の範囲内で直進カットが行われ、目的通りの個別開封が実施できる範囲においては、前記垂直な方向にずれがあることに問題はない。
(切込み)
前記蓋材は、連結部フランジに対応する連結部蓋材の一方の端部に切込みを有し、他方の端部に切込みを有さない。連結部蓋材は、個別収納部を連結する連結部フランジに対応する蓋材の部分を意味する。換言するならば、連結部蓋材は、蓋材の一方の縁部から、直線カット性フィルムの直線性に沿って、対抗する蓋材の縁部に延びたものである。連結部蓋材は、その一方の端部に切込みを有しており、この切込みが引き金となり、直線カット性を有する蓋材が対抗する蓋材の縁部に向かって直線的に切断される。この切込みは、個別収納部と個別収納部との間に設けられており、この切込みを有することにより、個別収納部を個別に開封することができる。
切込みの長さは、直線カット性を有する蓋材が切断を開始する引き金となる限りにおいて、また蓋材を個々のサイズにカットした際に生じる細かなバリは含まないで、連結部フランジに対応する端部に意図的に設けられた切込みである限りにおいて、特に限定されるものではないが、長さの下限は1mm以上が好ましく、3mm以上が更に好ましく、5ミリ以上が最も好ましい。切込みの長さの上限は、特に限定されるものではなく、包装容器の大きさなどを考慮し、適宜決定することができるが、連結部蓋材の一方の端部から他方の端部の長さの1/2以下が好ましく、1/4以下が更に好ましく、1/5以下が好ましい。具体的な長さとしては、3cm以下が好ましく、2cm以下がより好ましく、1.5cm以下が更に好ましい。切込みが長すぎると、製造工程が煩雑になることや、全体開蓋用耳部より全体を一度に開封する場合に、途中で蓋材が破断してしまう可能性がある。
一方で、図8に示すように、その切込み15の長さは、開封しようとする収容部の個別開蓋用耳部11と、その隣の開封しない収容部のシール部13を最短距離で結ぶ直線17に至る長さを有することが好ましい。この、「直線に至る長さを有する」とは、切込みの長さが、連結部蓋材の切込みのある側から、切込みがない連結部蓋材の方向に向かって、前記直線に至るまで切り込まれるか、又は前記直線を超えて切り込まれることを意味する。すなわち、切込みの奥側先端部が、前記直線上、又は前記直線よりも蓋材中央側に位置していることを指している。それにより、隣の収容部のシール部に力がかかると同時、又はその前に、切込みの奥側先端部に力がかかり裂けるため、隣の収容部のシールが開封されることがないためである。
なお、隣接する個別収納部のシールが連結している場合には、2つの個別収容部の間にある切込み、および切込みの奥側先端部から切込みがない連結蓋材側に向かって、蓋材の直進カット性の方向に沿って引くことが出来る分離想定線18により、開封しようとする収容部のシール部と、開封しない収容部のシール部とを区別することができる。
したがって、図9に示すように、隣接する個別収納部のシールが個別収納部の間の全部で連結している場合には、前記「その隣の開封しない収容部のシール部を最短距離で結ぶ直線17」は、切込みを長くした場合の連結シール部との交点とを結ぶ直線に一致し、前記「直線に至る長さを有する」とは、切込みが、連結シール部(直線)に至るまで切り込まれるか、又は前記連結シール部(直線)を超えて切り込まれることを実質的に意味することとなる。
また、隣接する個別収納部のシールが個別収納部の間の一部で連結している場合には、連結していない部分のシール部と、切込みを長くした場合の連結しているシール部との交点とを含めて、前記「最短距離で結ぶ直線」を決定すればよい。
一方、連結部蓋材の他方の縁部には切込みを有さない。従って、連結部蓋材の他方の縁部に切込みを有さないことにより、対抗する蓋材の他方の縁部から蓋材が切断されることがない。後述のように、対抗する蓋材周辺部にある全体開蓋用耳部から、収納部全体を開封するが、連結部蓋材の他方の縁部には切込みを有さないために、直線カット性フィルムが他方の縁部から切断されることがなく、収納部全体を確実に開封することができる。
「切込みを有さない」とは、周辺シール部との位置や強度の関係において、全体開蓋用耳部より一度に全体を開封する上で、蓋材の全体を開封する側の端部が途中で切断されないことを意味し、全体開蓋用耳部より一度に全体を開封することができる限りにおいて、小さな切込みや凹形状、ギザギザ形状等を全て排除するものではない。
(ミシン目)
本発明の包装容器においては、前記連結部蓋材にミシン目を有さない。従って、連結部蓋材の他方の縁部から蓋材が切断されることがない。本発明においては、全体開蓋用耳部から、収納部全体を開封するが、連結部蓋材にミシン目を有さないために、直線カット性フィルムが他方の縁部から切断される事故が起きることがなく、収納部全体を確実に開封することができる。
なお、本明細書において、ミシン目とは直線カット性を有さないラミネートフィルムを直線的に切断することのできるミシン目の切込線、又は溝状の切込線などを意味する。すなわち、本明細書において、直線カット性を有さないラミネートフィルムを直線的に切断することのできない程度の切込み線は、ミシン目を意味しない。
(開蓋用耳部)
本発明においては、前記切込みを有する側の周辺部蓋材(以下、切込み側周辺部蓋材と称することがある)に各容器ポケットの上面の蓋材を個別に開封する個別開蓋用耳部を有する。一方、前記切込みを有さない側の周辺部蓋材(非切込み側周辺部蓋材と称することがある)に端部に全ての容器ポケットの上面の蓋材をまとめて開く全体開蓋用耳部を有する。
個別開蓋用耳部は、収納部本体の個別の収納部に対応する蓋材(以下、個別収納部蓋材と称することがある)に設けられるものである。具体的には、個別開蓋用耳部は、各個別収納部蓋材の切込み側周辺部蓋材の部分に1つ又は2つ設けることができ、その部分は周辺部フランジにシールされていない。
全体開蓋用耳部は、非切込み側周辺部蓋材の端部に1つ又は2つ設けることができ、この部分は周辺部フランジにシールされていない。更に、例えば4つの個別収納部を有する包装容器において、1つの個別収納部の蓋材が開封された後に残った3つの個別収納部を一度に開封する耳部を全体開蓋用耳部と称してもよい。この3つの個別収納部を開封する全体開蓋用耳部は、非切込み側周辺部蓋材の端部に両側に2つ存在し、この部分は周辺部フランジにシールされていない。
(シール)
本発明においては、容器ポケットの周辺部フランジにおける開口部周囲と、それに対応する蓋材とがシールされている。
シールは、少なくとも容器ポケットを封止するようにシールされ、容器ポケットの中の収納物が密封されている限りにおいて、限定されるものではない。例えば、容器ポケットの開口部周囲のフランジのみがシールされてもよく(図1)、容器ポケットと容器ポケットの間の連結部フランジと、連結部蓋材との一部又は全部がシールされてもよい(図2)。すなわち、2つの容器ポケットの間の連結部フランジと連結部蓋材とのシールが結合してもよい。
図1に記載の態様は、隣接する個別収納部のシールが連結していない態様である。また、図2に記載の態様は、隣接する個別収納部のシールが2つ以上の個別収納部の間の一部又は全部で連結している態様であるが、図2に示すように連結が連続的にされていてもよく、図には示していないが、連結されている部分と連結されていない部分が断続的に存在する態様でもよい。
また、前記切込みとシールとの関係においては、切込みから対向する蓋材の縁部に延びる切断線の部分がシールされていてもよく(図2)、切断線の部分がシールされていなくてもよい(図1)。シールされていない場合は、切断線が斜めになった場合に、シール部において斜め切れが止まることがある。一方、シールされている場合は、フィルムがフランジに結合しているため、力の働きが安定して、スムーズに切断される。
容器から蓋材が剥がれる際のシール強度は、特に限定されるものではないが、少なくとも、個別開蓋用耳部より蓋材を剥がした際の、直線カット性ラミネートフィルムの直線カットにおける切込みをきっかけとした引き裂き強度よりも強いことが望ましい。すなわち、シール強度が引き裂き強度よりも強い場合は、隣接する開封しない個別収納部のシールがはがれることなく、直線カット性ラミネートフィルムが引裂かれ、開封する個別収納部の蓋材のみが開封される。しかし、シール強度が引き裂き強度よりも弱い場合は、直線カット性ラミネートフィルムが引裂かれることなく、隣接する開封しない個別収納部のシールがはがれる開封されることがあるからである。
本発明の切込みをきっかけとした引き裂き強度は、シールされた蓋材の連結部端部にある切込みを引き裂く時の強度をさし、詳しくは、開封する個別収納部の個別開蓋用耳部から開封した時に、開封しない個別収納部が開封しない状態で引き裂かれる引き裂き強度をさす。
《2連以上の包装容器》
本発明の包装容器は、前記個別収納部が一列に連結された包装容器を、2つ以上組み合わせた2連以上の包装容器でもよい。例えば、本発明の2連の包装容器は、前記包装容器が、2つ組み合わされた包装容器であって、(1)2つの包装容器それぞれの切込みを有さない側の周辺部フランジ同士が連結され、そして(2)2つの包装容器の間の周辺部蓋材が連結していないものを挙げることができる。
更に、2連の包装容器は、(1)2つの包装容器それぞれの切込みを有する側の周辺部フランジ同士が連結され、そして(2)2つの包装容器の間の周辺部蓋材が連結していないものを挙げることができる。
更に、2連の包装容器は、(1)2つの包装容器の切込みを有する側の周辺部フランジと、切込みを有する側の周辺部フランジが連結され、そして(2)2つの包装容器の間の周辺部蓋材同士が連結していないものを挙げることができる。
なお、いずれの場合においても、2つの包装容器の周辺部蓋材が連結していても、連結部にミシン目を有することにより2つの蓋材が切断可能なものでもよい。
更に、本発明の包装容器は、前記個別収納部が一列に連結された包装容器を、3つ組み合わせた3連の包装容器でもよい。3連の包装容器の平面図を図5に、底面図を図6に示す。2つの包装容器は切込みを有する側の周辺部フランジ同士、切込みを有さない側の周辺部フランジ同士、切込みを有する側の周辺部フランジと切込みを有さない側の周辺部フランジとが連結されたもののいずれでも構わない。
本明細書において、2連以上の連結包装容器における、周辺部フランジの連結部を「マルチ連結部フランジ」と称する。このマルチ連結部フランジの連結は、特に限定されるものではない。例えば、収納部本体を作製する場合に、最初から切込みを有さない側の周辺部フランジが連結しているように作成してもよく、2つの包装容器を連結してもよい。
また、本明細書において、前記マルチ連結部フランジに対応する蓋部を、マルチ連結部蓋部と称する。マルチ連結部蓋部は、マルチ連結部蓋部を挟んで両側に存在する蓋部を、それぞれ開封するために個別開蓋用耳部又は全体開蓋用耳部を有する。従って、マルチ連結部蓋部は、両側に存在する蓋部が分離され、連結されていないものが好ましい。しかしながら、マルチ連結部蓋部にミシン目などを有し、両側に存在する蓋部がそれぞれ開封できる限りにおいて、両側の周辺部蓋材同士が連結してもよい。
《実施態様》
以下、本発明の実施態様を、図を用いて説明する。
図1は、容器ポケットの開口部周囲のフランジと蓋材とがシールされた実施態様を示した上方からの斜視図である。図2は、容器ポケットと容器ポケットの間の連結部フランジと連結部蓋材とのほぼ全部がシールされた実施態様を示した上方からの斜視図である。
図3は、収納部本体の連結部フランジにミシン目を有さない実施態様を示した下方からの斜視図である。図4は、収納部本体の連結部フランジにミシン目を有する実施態様を示した下方からの斜視図である。
図1〜4は、長方形の収納部4つを並列に連結した長方形の収納部本体2を有する包装容器である。各収納部は容器ポケット21を有しており、容器ポケットの開口部の周辺縁部にフランジ(連結部フランジ22、周辺部フランジ23)を有する。各収納部は、それぞれ容器ポケット21を有しており、容器ポケットにカレー又はシチューの固形ルウなどの収納物が収納される。
4つの収納部が連結された収納部本体2における各容器ポケットは、連結部フランジ22によって連結されている。また、収納部本体2は、周辺部フランジ23によって囲まれている。収納部本体2は、図3に示す連結部フランジ22にミシン目24を有していない実施態様、及び図4に示す連結部フランジに22にミシン目24を有している実施態様がある。連結部フランジ22にミシン目24を有してない場合、収納部本体2の強度を向上させることが可能である。一方、連結部フランジに22にミシン目24を有している場合、内容物を使い終わった収納部を、取り外して廃棄することができる。
蓋材1は、図1に示すように容器ポケットの開口部周囲のフランジと蓋材とがシール13により接着されていてもよく、図2に示すように容器ポケットと容器ポケットの間の連結部フランジと連結部蓋材との一部又は全部がシール13により接着されてもよい。
蓋材1は連結部フランジに対応する連結部蓋材14の一方の端部に切込み15を有している。一方、連結部蓋材の他方の端部には切込みを有さない。この切込み15は、収納部本体2の収納部と収納部との間に設けられており、この切込み15を有することにより、この切込み15から他方の端部に蓋材が直線的に切断され、収納部を個別に開封することができる。
蓋材1の周辺は、周辺部蓋材16に覆われており、特に切込みを有する側の周辺部蓋材を切込み側周辺部蓋材16aと称し、切込みを有さない側の周辺部蓋材を非切込み側周辺部蓋材16bと称する。
前記切込み側周辺部蓋材16aには、収納部別に個別開蓋用耳部11が設けられる。この個別開蓋用耳部11からシールを剥離することによって個別の収納部を開封することができる。
一方、非切込み側周辺部蓋材には全体の蓋材を開封するために、全体開蓋用耳部12が設けられる。この全体開蓋用耳部12からシールを剥離することにより全部の収納部の蓋材を一度に開封することができる。
図5及び6に3連の包装容器の態様を示す。一番上の包装容器と、2番目の包装容器とは、切込みを有さない側の周辺部フランジと、切込みを有する側の周辺部フランジとで連結されている。また、2番目の包装容器と3番目の包装容器とは、切込みを有さない側の周辺部フランジと切込みを有さない側の周辺部フランジとで連結されている。そして、それぞれの周辺部蓋材は、分離しているものである。
本発明の包装容器は、食品、又は医薬品などの包装容器として用いることができる。特には、収納物を1つずつ使用したい場合、又は全部をまとめて使用した場合に、収納部を個別に開封することができ、且つ収納部全体を確実に開封することができる。
1・・・蓋材;
11・・・個別開蓋用耳部;
12・・・全体開蓋用耳部;
13・・・シール;
14・・・連結部蓋材;
15・・・切込み;
16・・・周辺部蓋材;
16a・・・切込みを有する側の周辺部蓋材;
16b・・・切込みを有さない側の周辺部蓋材;
17・・・個別開蓋用耳部と隣接するシール部を最短距離で結ぶ直線;
18・・・分離想定線
2・・・収納部本体;
21・・・容器ポケット;
22・・・連結部フランジ;
23・・・周辺部フランジ;
24・・・ミシン目;

Claims (5)

  1. 容器ポケットの開口部の周辺縁部に周辺部フランジを有する2つ以上の個別収納部が、周辺部フランジの一部を形成する連結部フランジによって一列に連結された収納部本体、及び収納部本体の上面を覆う蓋材を含み、前記個別収納部の周辺部フランジにおける開口部周囲とそれに対応する蓋材とが、少なくとも容器ポケットを封止するようにシールされている包装容器であって、
    (1)前記蓋材が直線カット性ラミネートフィルムであり、
    (2)前記連結部フランジに対応する連結部蓋材の一方の端部に切込みを有し、他方の端部に切込みを有さず、
    (3)前記連結部蓋材にミシン目を有さず、そして
    (4)前記切込みを有する側の周辺部蓋材に各容器ポケットの上面の蓋材を個別に開封する個別開蓋用耳部を有し、前記切込みを有さない側の周辺部蓋材に端部に全ての容器ポケットの上面の蓋材をまとめて開く全体開蓋用耳部を有する、
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 前記切込みが、1つの開封しようとする個別収容部の個別開蓋用耳部の頂点と、隣接する開封しない個別収容部のシール部を最短距離で結ぶ直線に至る長さを有する、請求項1に記載の包装容器。
  3. 隣接する個別収納部のシールが連結していない、請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 隣接する個別収納部のシールが2つ以上の個別収納部の間の一部又は全部で連結している、請求項1又は2に記載の包装容器。
  5. 前記連結部フランジにミシン目を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装容器。
JP2013251689A 2013-12-05 2013-12-05 包装容器 Pending JP2015107818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251689A JP2015107818A (ja) 2013-12-05 2013-12-05 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251689A JP2015107818A (ja) 2013-12-05 2013-12-05 包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015107818A true JP2015107818A (ja) 2015-06-11

Family

ID=53438531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013251689A Pending JP2015107818A (ja) 2013-12-05 2013-12-05 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015107818A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7058819B2 (ja) 2017-12-05 2022-04-25 東京食品機械株式会社 深絞り包装容器

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159601U (ja) * 1975-06-11 1976-12-18
JPS52156601U (ja) * 1976-05-24 1977-11-28
US4159771A (en) * 1977-11-22 1979-07-03 Meiji Seika Kabushiki Kaisha Container having multiple independently unsealable compartments
JPS5533247U (ja) * 1978-08-24 1980-03-04
GB2169261A (en) * 1984-12-27 1986-07-09 Legrand Sa Package with peel-off film closure
JPH09142536A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Asahi Sogyo:Kk 液体用小型容器
JPH09142535A (ja) * 1995-11-14 1997-06-03 Nippon Tokkyo Kanri Kk 深絞り容器における易開封手段
EP1481904A1 (en) * 2003-05-27 2004-12-01 A.A. ter Beek B.V. Package for baked products and use thereof
JP2006182413A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Dainippon Printing Co Ltd 包装体
JP2007022635A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Ikeshima Foods Kk 食品用パッケージ
JP2011162198A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Gunze Ltd 二軸延伸多層フィルムを用いた食品用容器

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159601U (ja) * 1975-06-11 1976-12-18
JPS52156601U (ja) * 1976-05-24 1977-11-28
US4159771A (en) * 1977-11-22 1979-07-03 Meiji Seika Kabushiki Kaisha Container having multiple independently unsealable compartments
JPS5533247U (ja) * 1978-08-24 1980-03-04
GB2169261A (en) * 1984-12-27 1986-07-09 Legrand Sa Package with peel-off film closure
JPH09142535A (ja) * 1995-11-14 1997-06-03 Nippon Tokkyo Kanri Kk 深絞り容器における易開封手段
JPH09142536A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Asahi Sogyo:Kk 液体用小型容器
EP1481904A1 (en) * 2003-05-27 2004-12-01 A.A. ter Beek B.V. Package for baked products and use thereof
JP2006182413A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Dainippon Printing Co Ltd 包装体
JP2007022635A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Ikeshima Foods Kk 食品用パッケージ
JP2011162198A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Gunze Ltd 二軸延伸多層フィルムを用いた食品用容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7058819B2 (ja) 2017-12-05 2022-04-25 東京食品機械株式会社 深絞り包装容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8051983B2 (en) Peelable, child-resistant package for film-shaped drug forms
CA2735697C (en) Childproof individual dose packaging for transdermal therapeutic systems or film-like forms of administration
US9211991B2 (en) Packaging for active substance-containing films and method for producing them
CA2975368C (en) Peel-openable package and opening structure for peel-openable package
EP1367005A1 (en) Flexible reclosable container with easy opening
US9309036B2 (en) Package with enclosed utensil
EP3221234B1 (en) Resealable package with improved contents accessibility
JP2013514949A (ja) 押し出すことができないブリスタのフィルム容器
US20170088326A1 (en) Child-proof package
JP5997924B2 (ja) 易開封ブリスター包装体
JP3870241B2 (ja) 薄片状物包装体
JP2015107818A (ja) 包装容器
US3835224A (en) Tear strip sealing structure for blister packages
SG192831A1 (en) Packaging material, package produced therefrom and method for constructing the package
JP6406945B2 (ja) 包装袋および包装商品
JP2011148525A (ja) ブリスターパック
JP3212644U (ja) 易裂性包装袋
JP6196098B2 (ja) 粒状物用包装体
JP2016193742A (ja) プレススルーパック包装体
JP2006321517A (ja) 包装袋
JP2016222316A (ja) 包装体
JP2015117063A (ja) 易開封性包装袋
JP2014201363A (ja) 包装体
JP2009286464A (ja) ゲル容器およびその用途
JP2003081336A (ja) Ptp包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171226