JP2015106504A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献1には、水の温度を上昇させる手段として、燃料電池発電装置からの排熱を用いる例や、電気ヒータによる熱を用いる例などが記載されている。つまり、水の温度を上昇させるという菌対策運転を実施するために、燃料電池発電装置からの発電電力や排熱を利用している。
つまり、特許文献1に記載の燃料電池システムでは、菌対策運転を行うか否かが、前回の菌対策運転を行ってからの経過時間に基づいて決定され、燃料電池発電装置がどのような運転状態であるかを考慮していない。そのため、燃料電池発電装置の運転状態から見て好ましくないタイミングであっても(例えば、運転メリットが大幅に低下するような好ましくないタイミングであっても)菌対策運転が行われるという問題がある。
前記燃料改質部で行われる水蒸気改質に用いられる改質用水を前記燃料電池発電装置に供給する水供給装置と、
前記水供給装置が前記改質用水として用いる水に対して不純物除去処理を施す不純物除去装置と、
前記各装置の運転を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、電力需要部での電力需要の時系列的な予測値及び熱需要部での熱需要の時系列的な予測値に基づいて、前記燃料電池発電装置から前記電力需要部に電力を供給し及び前記熱需要部に熱を供給するための前記燃料電池発電装置の時系列的な出力計画値を導出する運転計画処理を行う燃料電池システムであって、
前記不純物除去装置による不純物除去処理の対象となる水の温度を、前記燃料電池発電装置が出力する熱を用いて調節する水温調節装置を備え、
前記制御装置は、予め決定された菌対策運転の開始タイミングになると、前記不純物除去処理の対象となる水の温度が基準期間の間、高温側基準温度以上に維持されるように前記水温調節装置を動作させる菌対策運転を実施し、及び、次の前記菌対策運転の開始タイミングを当該次の菌対策運転の実施対象期間の間で決定するタイミング決定処理を実施するように構成され、
前記制御装置は、前記タイミング決定処理において、前記運転計画処理によって導出された、前記次の菌対策運転の前記実施対象期間の間での前記燃料電池発電装置の前記出力計画値を所定の対策運転可能条件を満たすように変更させたときに予測される運転メリットの低下度合いを導出し、当該運転メリットの低下度合いが最も小さいと見なせるタイミングを前記次の菌対策運転の前記開始タイミングに決定する点にある。
従って、菌の繁殖を防止でき且つ燃料電池発電装置の運転メリットの大幅な低下を回避できるタイミングで菌対策運転を実施可能な燃料電池システムを提供できる。
そこで本特徴構成では、制御装置は、菌対策運転を実施中か否かに関わらず、不純物除去処理の対象となる水の温度が基準期間の間、高温側基準温度以上又はその高温側基準温度よりも低い低温側基準温度以下に維持されていれば、菌対策運転が完了したと判定し、及び、タイミング決定処理を実施して次の菌対策運転の開始タイミングを決定し直す。つまり、菌の繁殖防止の対策が必要以上に実施されないようになって、菌対策運転に用いられるエネルギが必要以上に消費されないという利点が得られる。
そこで本特徴構成では、制御装置は、タイミング決定処理において、次の菌対策運転の実施対象期間の間で燃料電池発電装置の出力計画値が対策運転可能条件を満たすタイミングが複数存在するとき、時期的に後のタイミングを次の菌対策運転の開始タイミングに設定する。これにより、菌対策運転の実施間隔が長くなって、菌対策運転に用いられる合計エネルギが少なくなるという利点が得られる。
燃料電池システムは、燃料電池本体10及び燃料改質部7を有する燃料電池発電装置Gと、改質用水を燃料電池発電装置Gに供給する水供給装置Sと、水供給装置Sが改質用水として用いる水に対して不純物除去処理を施す不純物除去装置Rと、各装置の運転を制御する制御装置Cとを備える。
燃料改質部7は、炭化水素を含む原燃料ガスを、水素を主成分とする燃料ガスに改質処理する装置である。本実施形態では、燃料改質部7は、原燃料ガスの水蒸気改質を行う改質器8と、改質器8での改質反応に供給される熱を発生する燃焼器9とを備える。原燃料ガスは、原燃料ガス供給路3を介して燃料改質部7の改質器8に供給される。原燃料ガス供給路3にはガス開閉弁1と原燃料ポンプ2とが設けられて、燃料改質部7へと供給される原燃料の流量が調節される。原燃料ポンプ2の下流側には原燃料ガス分岐路4が設けられ、この原燃料ガス分岐路4の上流側は原燃料ガス供給路3に接続され、その下流側は燃料改質部7の燃焼器9に接続されている。原燃料ガス分岐路4には、燃焼用空気供給路5が接続される。燃焼用空気供給路5には、燃焼用空気ブロア6から空気(酸素)が送り込まれるので、燃焼器9へは原燃料ガスと空気との混合ガスが供給されることになり、その結果、燃焼器9においてその混合ガスの燃焼が行われる。そして、燃焼器9で発生した燃焼熱が改質器8に伝達される。また、後述する燃料電池本体10のアノードから排出される排燃料ガス(アノードで使用されなかった水素ガスを含むガス)が、排燃料ガス供給路20を通して燃料改質部7の燃焼器9に供給されると、その排燃料ガスを燃焼器9において燃焼させることもできる。
このような構成により、処理水ポンプ31が作動すると、水タンク21内の水が水処理路29を通して流れ、不純物除去部30により処理された後に水タンク21に戻る。
制御装置Cが、冷却水ポンプ17の動作を制御して、冷却水循環路16を流れる冷却水の流量を多くすると、熱交換器18においてその冷却水が貯湯循環路26を流れる温水によって奪われる熱量が少なくなる。そして、熱交換器18から冷却水循環路16を通って水タンク21へ流入する冷却水の温度が相対的に高くなる。その結果、水タンク21から水処理路29へと流入する水の温度も相対的に高くなる。
制御装置Cが、処理水ポンプ31の動作を制御して、水処理路29を流れる処理水の流量を多くする、即ち、不純物除去部30に流入する処理水が多くすると、不純物除去部30が受け取る熱量が多くなる。そして、不純物除去部30の温度が相対的に高くなる。その結果、水処理路29を流れる処理水の温度も相対的に高くなる。
制御装置Cは、電力需要部13での電力需要の時系列的な予測値を、過去の電力需要部13での時系列的な電力需要データを参照して導出する。例えば、電力線14に設けられる電力計測手段15が、電力需要部13での実際の電力需要データを計測し、そのデータを記憶装置Mに記憶させておく。そして、制御装置Cは、記憶装置Mに記憶されている過去の電力需要部13での時系列的な電力需要データを参照して、電力需要部13での電力需要の時系列的な予測値を導出する。
本実施形態では、制御装置Cは、予め決定された菌対策運転の開始タイミングになると、不純物除去処理の対象となる水の温度が基準期間(例えば、1時間)の間、高温側基準温度以上(例えば、40℃以上)に維持されるように水温調節装置Aを動作させる菌対策運転を実施する。上述したように、水温調節装置Aは、冷却水ポンプ17、熱交換器18、水タンク21、循環ポンプ28、処理水ポンプ31などの機能を利用して実現できる。具体的には、制御装置Cは、冷却水ポンプ17、循環ポンプ28、処理水ポンプ31の少なくとも何れか一つの動作を制御して、不純物除去処理の対象となる水の温度を調節できる。本実施形態では、水処理路29の途中の、水タンク21から流出した後、不純物除去部30に至る前の処理水の温度を測定可能な部位に温度センサ32を設けており、その温度センサ32の検出結果を監視することで、制御装置Cは、不純物除去処理の対象となる水の温度を知ることができる。
具体的には、本実施形態では、水温調節装置Aは、不純物除去装置Rによる不純物除去処理の対象となる水の温度を、燃料電池発電装置Gが出力する熱を用いて調節するように構成されている。そのため、燃料電池発電装置Gが出力する熱量が少ないとき、即ち、燃料電池発電装置Gの発電出力が小さいとき、不純物除去処理の対象となる水の温度を高温側基準温度以上に維持することができない。例えば、制御装置Cは、燃料電池発電装置Gの発電出力が350W未満であれば、不純物除去処理の対象となる水の温度を高温側基準温度以上に維持することができないと判定する。
また、水温調節装置Aは、燃料電池本体10の冷却を担う冷却水(水タンク21に貯えられる冷却水)を用いている。そのため、燃料電池発電装置Gが出力する熱量が多いとき、即ち、燃料電池発電装置Gの発電出力が大きいときに菌対策運転を行うと、同時に冷却水の温度が高くなりすぎ、燃料電池本体10の冷却を十分に行えないことがある。例えば、制御装置Cは、燃料電池発電装置Gの発電出力が500Wより大きければ、冷却水の温度が高くなりすぎ、燃料電池本体10の冷却を十分に行えないと判定する。
また、制御装置Cは、上記運転計画処理によって導出された燃料電池発電装置Gの出力計画値が500Wより大きい場合、上記対策運転可能条件を満たすことのできる最も近い値(即ち、500W)を、菌対策運転に伴う変更後の出力計画値とする。例えば、表1の時刻13の場合、上記運転計画処理によって導出された燃料電池発電装置Gの出力計画値が600Wであるので、上記対策運転可能条件を満たすことのできる最も近い値:500Wを、菌対策運転に伴う変更後の出力計画値とする。この場合、出力計画値の変更幅は−100Wとなる。
更に、制御装置Cは、上記運転計画処理によって導出された燃料電池発電装置Gの出力計画値が350W以上500W以下である場合、既にその出力計画値が上記対策運転可能条件を満たしているので、そのままの値を、菌対策運転に伴う変更後の出力計画値とする。表1の時刻21の場合、上記運転計画処理によって導出された燃料電池発電装置Gの出力計画値が350Wであるので、既にその出力計画値が上記対策運転可能条件を満たしており、そのままの値を、菌対策運転に伴う変更後の出力計画値とする。この場合、出力計画値の変更幅は±0Wとなる。
そして、制御装置Cは、菌対策運転に伴う変更後の出力計画値に関して、上記運転メリットを導出する。
つまり、制御装置Cは、タイミング決定処理において、燃料電池発電装置Gの出力計画値の変更幅が「±0W」以外であるタイミングを次の菌対策運転の開始タイミングとして決定したとき、そのタイミングでの燃料電池発電装置Gの出力計画値を実際に変更するという運転計画処理を行う。
これに対して、制御装置Cは、工程#22において菌対策運転を実施中であると判定した場合には工程#26に移行して、菌対策運転の実施タイミングであるか否かを判定する。つまり、制御装置Cは、経過時間のカウントを確認して、次の菌対策運転の開始タイミングに到達したか否かを判定する。
これに対して、制御装置Cは、工程#26で次の菌対策運転の開始タイミングではない判定すると、工程#30に移行して所定時間(図2では「X分」と表記)待機した後でこのフローチャートの最初にリターンする。
上述した例では、タイミング決定処理において決定された菌対策運転の開始タイミングは、予め行われていた運転計画処理によって導出された燃料電池発電装置Gの出力計画値が既に上記対策運転可能条件を満たしていたタイミングであった。例えば、予め行っていた運転計画処理によって導出された燃料電池発電装置Gの出力計画値が既に上記対策運転可能条件(350W以上500W以下)を満たしていたため、そのままの値を、菌対策運転に伴う変更後の出力計画値(即ち、出力計画値の変更幅は±0W)とした場合であった。
しかしながら、制御装置Cがタイミング決定処理において菌対策運転の開始タイミングを決定したとき、燃料電池発電装置Gの出力計画値を変更しなければならない場合もある。
<1>
上記実施形態において、次の菌対策運転の実施対象期間の間での燃料電池発電装置Gの出力計画値が逐次更新される場合や未定である場合などもある。また、上記実施形態でも説明したように、制御装置Cが菌対策運転を行った訳ではないが、実質的に菌対策運転が完了したと見なすことができる場合もある。以下に、それらの場合でのタイミング決定処理の内容について具体例を挙げて説明する。
制御装置Cは、運転計画処理を随時行って、一旦は決定された燃料電池発電装置Gの出力計画値を変更することも行う。例えば、表2に示すように、実施対象期間である時刻13〜時刻26の間において、時刻19が終了した時点で、時刻20以降の燃料電池発電装置Gの出力計画値が更新される。
別の例として、制御装置Cがタイミング決定処理を行うとき、次の菌対策運転の実施対象期間の間での燃料電池発電装置Gの出力計画値が未だ決定されていない場合もあり得る。表3は、時刻17までは、運転計画処理によって出力計画値が決定されているが、時刻18以降は出力計画値が未だ決定されていない場合の例である。但し、時刻18以降は出力計画値が未だ決定されていないが、制御装置Cは、運転メリットの低下度合い(「(A)−(B)」の値)を「0」と決定する。従って、表3に示す場合、時刻18〜時刻26において、運転メリットの低下度合い(「(A)−(B)」の値)が最小の「0」となるので、制御装置Cは、時期的に最も後のタイミングである時刻26のタイミングを、次の菌対策運転の開始タイミングに設定する。
表4に示すのは、制御装置Cが菌対策運転を行った訳ではないが、実質的に菌対策運転が完了した場合の例を説明するものである。即ち、制御装置Cは、菌対策運転を実施中か否かに関わらず温度センサ32の検出結果を常時監視しており、その結果、時刻22において、不純物除去処理の対象となる水の温度が基準期間の間、高温側基準温度以上に維持されていたと判定、或いは、その不純物除去処理の対象となる水の温度が基準期間の間、上記高温側基準温度よりも低い低温側基準温度以下に維持されていたと判定して、菌対策運転が完了したと決定する(図2の工程#10において「Yes」)。そして、制御装置Cは、菌対策運転が完了したタイミングでその経過時間のカウントをリセットし(図2の工程#16)、次の菌対策運転の開始タイミングを決定するためのタイミング決定処理を行う(図2の工程#18)。表4に示した例では、制御装置Cは、時刻22で菌対策運転が完了してから13時間後〜26時間後に対応する時刻35〜時刻48の間を実施対象期間とする。そして、制御装置Cは、上記〔例2〕の場合と同様に、表4に示す場合は時刻42〜時刻48において運転メリットの低下度合い(「(A)−(B)」の値)が最小の「0」となるので、制御装置Cは、時期的に最も後のタイミングである時刻48のタイミングを、次の菌対策運転の開始タイミングに設定する。
上記実施形態では、燃料電池システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
一例を挙げると、冷却水循環路16から水タンク21に流入した水(即ち、燃料電池発電装置Gが出力する熱を保持している水)を水タンク21の内部で例えば2系統の水に分割させてもよい。そして、一方の系統の水が冷却水として冷却水循環路16を介して燃料電池本体10へと供給され、他方の系統の水が不純物除去装置Rでの不純物除去処理に供され且つ改質用水として燃料改質部7へと供給されるように構成してもよい。このように、上述した冷却水や改質用水などの種々の水(熱媒)の通流態様は適宜変更可能である。
また、水温調節装置Aが、燃料電池発電装置Gが出力する熱だけでなく、燃料電池発電装置Gが出力する電力も利用して不純物除去装置Rによる不純物除去処理の対象となる水の温度を調節するように構成してもよい。例えば、制御装置Cが、燃料電池発電装置Gが出力する電力を消費してジュール熱を発生させる電気ヒータによって、不純物除去装置Rによる不純物除去処理の対象となる水の温度を直接的又は間接的に調節してもよい。
上記実施形態では、本発明を説明するために幾つかの数値を例示したが、それらの数値は適宜変更可能である。例えば、菌対策運転が完了した後の次の菌対策運転の実施対象期間について例示した「13時間後〜26時間後」という数値や、菌対策運転が完了したか否かを説明するときに例示した、基準期間(1時間)、高温側基準温度(40℃)、低温側基準温度(25℃)についての数値、菌対策運転を行うときの燃料電池発電装置Gの出力値についての対策運転可能条件(350W〜500W)についての数値などは適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、運転メリットの低下度合いを導出するとき、各時刻において、「(A)当初の出力計画値での運転メリット」の値を基準値:1に換算し、「(B)菌対策運転に伴う変更後の出力計画値での運転メリット」の値をその「(A)当初の出力計画値での運転メリット」の値との比で示す例を説明したが、このような比を導出するのではなく、「(A)当初の出力計画値での運転メリット」の値と、「(B)菌対策運転に伴う変更後の出力計画値での運転メリット」の値とを単に比較してもよい。
10 燃料電池本体
13 電力需要部
16 冷却水循環路
17 冷却水ポンプ(水温調節装置 A)
18 熱交換器(水温調節装置 A)
21 水タンク(水温調節装置 A、水供給装置 S)
22 改質用水供給路(水供給装置 S)
23 改質用水ポンプ(水供給装置 S)
28 循環ポンプ(水温調節装置 A)
29 水処理路(不純物除去装置 R)
30 不純物除去部(不純物除去装置 R)
31 処理水ポンプ(水温調節装置 A、不純物除去装置 R)
35 熱需要部
A 水温調節装置
C 制御装置
G 燃料電池発電装置
R 不純物除去装置
S 水供給装置
Claims (3)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとを用いて発電を行う燃料電池本体、及び、炭化水素を含む原燃料を水蒸気改質して、前記燃料電池本体での発電反応に用いられる前記燃料ガスを生成する燃料改質部を有する燃料電池発電装置と、
前記燃料改質部で行われる水蒸気改質に用いられる改質用水を前記燃料電池発電装置に供給する水供給装置と、
前記水供給装置が前記改質用水として用いる水に対して不純物除去処理を施す不純物除去装置と、
前記各装置の運転を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、電力需要部での電力需要の時系列的な予測値及び熱需要部での熱需要の時系列的な予測値に基づいて、前記燃料電池発電装置から前記電力需要部に電力を供給し及び前記熱需要部に熱を供給するための前記燃料電池発電装置の時系列的な出力計画値を導出する運転計画処理を行う燃料電池システムであって、
前記不純物除去装置による不純物除去処理の対象となる水の温度を、前記燃料電池発電装置が出力する熱を用いて調節する水温調節装置を備え、
前記制御装置は、予め決定された菌対策運転の開始タイミングになると、前記不純物除去処理の対象となる水の温度が基準期間の間、高温側基準温度以上に維持されるように前記水温調節装置を動作させる菌対策運転を実施し、及び、次の前記菌対策運転の開始タイミングを当該次の菌対策運転の実施対象期間の間で決定するタイミング決定処理を実施するように構成され、
前記制御装置は、前記タイミング決定処理において、前記運転計画処理によって導出された、前記次の菌対策運転の前記実施対象期間の間での前記燃料電池発電装置の前記出力計画値を所定の対策運転可能条件を満たすように変更させたときに予測される運転メリットの低下度合いを導出し、当該運転メリットの低下度合いが最も小さいと見なせるタイミングを前記次の菌対策運転の前記開始タイミングに決定する燃料電池システム。 - 前記制御装置は、前記菌対策運転を実施中か否かに関わらず、前記不純物除去処理の対象となる水の温度が前記基準期間の間、前記高温側基準温度以上又は当該高温側基準温度よりも低い低温側基準温度以下に維持されていれば、前記菌対策運転が完了したと判定し、及び、前記タイミング決定処理を実施する請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記制御装置は、前記タイミング決定処理において、前記次の菌対策運転の前記実施対象期間の間で前記運転メリットの低下度合いが最も小さいと見なせるタイミングが複数存在するとき、時期的に後のタイミングを前記次の菌対策運転の開始タイミングに設定する請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
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