JP2015105794A - 貯湯式温水器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】湯を貯湯する貯湯タンク61と、貯湯タンク61内に設けられ、貯湯タンク61内の湯水を加熱するヒーター71と、ヒーター71による加熱で発生する膨張水を排水管41に排出する膨張水排出管83と、貯湯タンク61内の湯と、水とを混合して排水管41に排出する混合部69と、混合部69の流出側に設けられ、開閉可能な電磁弁70と、ヒーター71への通電を制御するヒーター制御を実行するとともに、電磁弁70の開閉制御を実行する制御部10と、を備え、制御部10は、所定時間が経過するまでの間、ヒーター制御を実行せず且つ電磁弁70を開弁しなかった場合には、電磁弁70を所定時間開くことで、混合部69を介して貯湯タンク61内の水を排水管41に排出する貯湯式温水器11である。
【選択図】図3
Description
これにより、ヒーターによる沸かし上げ又は保温が行われず、膨張水が発生しない状態と、開閉弁が閉じたままで貯湯タンク内の湯の排出が行われない状態とが所定時間継続した場合には、混合部の流出側に設けた開閉弁が所定時間開かれることで、混合部を介して貯湯タンク内の水が排水管に排出される。従って、本発明によれば、排水管の封水切れ(例えば、後述の排水管41に設けられた排水器具35の封水部の封水切れ)を防止するために湯を沸かし上げる必要がなく、消費電力を低減できる。
これにより、貯湯タンク内に長時間滞留した湯を排出することができ、貯湯タンク内を衛生的に保つことができる。また、貯湯タンク内に滞留した湯の排出は排水管の封水切れに寄与するため、排水を有効利用でき、節水ができる。
これにより、貯湯タンク内の湯を全量排出することで、貯湯タンク内に滞留した湯を確実に排出することができ、貯湯タンク内を確実に衛生的に保つことができる。
これにより、貯湯タンク内の未使用分の湯のみを排出することで、貯湯タンク内に滞留した湯を確実に排出することができ、貯湯タンク内を確実に衛生的に保つことができる。さらには、未使用分のみを排出するため、節水ができる。
貯湯式温水器11は、ケーシング31内に後述するヒーター付の貯湯タンク(図示せず)を備える。図1に示すように、貯湯式温水器11は、シンク12の内部に配置されており、シンク12の内壁に配設された電源コンセント51に電源ケーブル52を接続し、ケーシング31の前面に設けられた電源スイッチ53をONすることで作動する。
図2に示すように、貯湯式温水器11は、ケーシング31内に、貯湯タンク61と、給湯用混合弁62と、逆止弁63,65,67,68と、ストレーナ64と、減圧弁66と、混合部69と、電磁弁70と、逃し弁72と、サーミスタ73,75,77と、水抜き弁74と、フローセンサ76と、制御部10と、を備える。
なお、貯湯タンク61で沸かされた熱湯は、熱湯管36を流通して熱湯用単水栓32(図1参照)に供給され、熱湯用単水栓32から流出することで、飲用熱湯として利用される。
一方、給水管39の分岐部39aで分岐した給水分岐管82には、給水管39から給水の一部が分流する。給水分岐管82に分流した給水は、給湯用混合弁62に供給される。これにより、給湯用混合弁62では、熱湯分岐管81を流通して供給された熱湯と、給水分岐管82を流通して供給された水とが混合されることで、給湯用混合弁62の設定温度(例えば40℃)の湯となる。
制御部10は、後段で詳述する封水切れ運転制御、全量入替制御及び入替量調整制御を実行するためのモジュールとして、ヒーター71への通電を制御するヒーター制御部、電磁弁70の開閉制御を実行する電磁弁制御部、ヒーター制御が行われず且つ電磁弁70が閉じた状態の時間を計測してカウントダウンする計測部、貯湯タンク61内の湯の入替量を積算する入替量積算部等を備える。
なお、運転条件の各種設定等は、オペレーターが操作部54を操作することにより行われ、制御部10にて記憶される。
まず、給水管39からストレーナ64及び減圧弁66等を介して貯湯タンク61に水が供給されると、この供給水が貯湯タンク61に設けられたヒーター71で沸かし上げられる。この沸かし上げられた熱湯(例えば60〜90℃)は、熱湯管36を介して飲用熱湯として供給される。
また、熱湯の一部は熱湯分岐管81で分流し、給水分岐管82で分流した水と給湯用混合弁62で混合することにより、例えば40℃の雑用給湯として供給される。この雑用給湯は同圧給水とともに混合水栓33(図1参照)に供給されて混合水栓33から流出する。
また、沸かし上げられた熱湯の一部は、貯湯タンク61内で貯留される。貯湯タンク61内で長時間滞留した湯を入れ替えするために排出する際には、給湯用混合弁62は介さずに、熱湯分岐管91で分流した湯と、給水分岐管92で分流した水を混合部69で混合して例えば50℃の混合水とし、電磁弁70を開いて排出する。
この判定結果がYESであれば、衛生上の観点から貯湯タンク61内に長時間滞留していた湯が混合部69を介して排水管41に排出され、排水管41の排水器具35における封水部に封水が供給されたと判断される。従ってこの場合には、ステップS16に進んで7日間カウントをリセットした後、ステップS11に戻る。一方、この判定結果がNOであれば、ステップS13に進む。
ここで、7日間カウントとは、排水管41の排水器具35における封水部に封水が全く供給されなかったとした場合、7日間で封水切れとなることを意味する。この7日間は、封水部の容量や季節に応じて変更される。また、この7日間カウントの値は、本制御周期に応じて設定される。
なお、貯湯タンク61の湯の入替量の積算は、フローセンサ76の検出信号に基づいて、制御部10で実行される。
なお、この入替量調整制御は、貯湯タンク61内の湯のうち、飲用熱湯や雑用給湯として使用されなかった分だけを入れ替える制御である。
本実施形態では、所定時間が経過するまでの間、ヒーター71への通電制御、即ちヒーター71による沸かし上げ又は保温を行うヒーター制御を実行せず且つ混合部69の流出側に設けた電磁弁70を開弁しなかった場合には、電磁弁70を所定時間開くことで、混合部69を介して貯湯タンク61内の水を排水管41に排出する構成とした。
これにより、ヒーター71による沸かし上げ又は保温が行われず、膨張水が発生しない状態と、電磁弁70が閉じたままで貯湯タンク61内の湯の排出が行われない状態とが所定時間継続した場合には、混合部69の流出側に設けた電磁弁70が所定時間開かれることで、混合部69を介して貯湯タンク61内の水が排水管41に排出される。従って、本実施形態によれば、排水管41に設けられた排水器具35の封水部の封水切れを防止するために湯を沸かし上げる必要がなく、消費電力を低減できる。
また、本実施形態によれば、ヒーター制御が行われず且つ電磁弁70が閉じた状態が所定時間継続した場合には、混合部69を介して貯湯タンク61内の湯が排水管41に排出されるため、貯湯タンク61内の湯が長時間滞留することを抑制でき、貯湯タンク61内を衛生的に保つことができる。また、貯湯タンク61内に滞留した湯の排出は排水管41の封水切れに寄与するため、排水を有効利用でき、節水ができる。
これにより、貯湯タンク61内に長時間滞留した湯を排出することができ、貯湯タンク61内を衛生的に保つことができる。また、貯湯タンク61内に滞留した湯の排出は排水管41の封水切れに寄与するため、排水を有効利用でき、節水ができる。
これにより、貯湯タンク61内の湯を全量排出することで、貯湯タンク61内に滞留した湯を確実に排出することができ、貯湯タンク61内を確実に衛生的に保つことができる。
これにより、貯湯タンク61内の未使用分の湯のみを排出することで、貯湯タンク61内に滞留した湯を確実に排出することができ、貯湯タンク61内を確実に衛生的に保つことができる。さらには、未使用分のみを排出するため、節水ができる。
11…貯湯式温水器
41…排水管
61…貯湯タンク
69…混合部
70…電磁弁(開閉弁)
71…ヒーター
83…膨張水排出管(排水路)
Claims (4)
- 湯を貯湯する貯湯タンクと、
前記貯湯タンク内に設けられ、前記貯湯タンク内の湯水を加熱するヒーターと、
前記ヒーターによる加熱で発生する膨張水を排水管に排出する排水路と、
前記貯湯タンク内の湯と、水とを混合して排水管に排出する混合部と、
前記混合部の流出側に設けられ、開閉可能な開閉弁と、
前記ヒーターへの通電を制御するヒーター制御を実行するとともに、前記開閉弁の開閉制御を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、所定時間が経過するまでの間、前記ヒーター制御を実行せず且つ前記開閉弁を開弁しなかった場合には、前記開閉弁を所定時間開くことで、前記混合部を介して前記貯湯タンク内の水を前記排水管に排出する貯湯式温水器。 - 前記制御部は、所定時間内における前記貯湯タンク内の湯の使用量が、前記貯湯タンクの容量未満の場合には、前記開閉弁を開くことで、前記混合部を介して前記貯湯タンク内の所定量の湯を前記排水管に排出する請求項1に記載の貯湯式温水器。
- 前記制御部は、前記貯湯タンクの容量に相当する量の湯を前記排水管に排出する請求項2に記載の貯湯式温水器。
- 前記制御部は、前記貯湯タンクの容量と前記使用量との差分に相当する量の湯を前記排水管に排出する請求項2に記載の貯湯式温水器。
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