JP2015105215A - ガラス基板製造装置及びガラス基板の製造方法 - Google Patents

ガラス基板製造装置及びガラス基板の製造方法 Download PDF

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博一 樋渡
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Abstract

【課題】装置内における意図しない温度変動の発生を抑制して、高品質のガラス基板を製造することが可能な製造装置を提供する。【解決手段】炉壁内に設けられ、熔融ガラスからシートガラスを形成する成形手段と、シートガラスを挟持する挟持部と該挟持部が接続されたローラ軸とを含み、シートガラスを搬送するローラ搬送手段対と、ローラ搬送手段対を回転駆動する駆動手段と、炉壁を貫通するように設けられた回転軸を介してローラ軸に回転駆動を伝える駆動伝達手段と、回転軸の位置を炉壁内において移動させずに回転軸を回転させることで、挟持部のうちの少なくとも1つをシートガラスと接触する位置とシートガラスから離間する位置の双方に移動させる挟持部移動手段とを備えるガラス基板製造装置である。【選択図】図7

Description

本発明は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイに用いるガラス基板を製造するガラス基板製造装置及びガラス基板の製造方法に関する。
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」と呼ぶ。)に用いるガラス基板には、厚さが例えば0.5〜0.7mmと薄いガラス板が用いられている。このFPD用ガラス基板は、例えば第1世代では300×400mmのサイズであるが、第10世代では2850×3050mmのサイズになっている。
このような薄板で大きなサイズのFPD用ガラス基板を製造するには、オーバーフローダウンドロー法やフロート法が好適に用いられる。例えば、オーバーフローダウンドロー法を用いるガラス基板の製造方法が特許文献1に開示されている。特許文献1には、成形体からオーバーフローされたシートガラスを挟持し、下方に引き下げる一対の搬送ローラ(引張りローラ)が開示されている。そして、この一対の搬送ローラは、前進位置と後退位置との間を水平方向に移動される。つまり、この搬送ローラを使用するときは前進挟持させ、使用しないときは後退開放させる。
国際公開第2012/132425号
ところで、熔融ガラスから形成されたシートガラスは、反り、歪が一定の品質基準を満たすように冷却(徐冷)される。具体的には、反り及び歪が所定値以下になるように、シートガラスの幅方向の温度プロファイルが予め設計されている。すなわち、予め設計された温度プロファイルとなるように温度管理を実行することにより、予め想定した反り、歪値のガラス基板を製造することができる。これによって、顧客先の反りおよび歪の品質基準を満たすガラス基板を製造することができる。したがって、シートガラスが設計された温度プロファイルとなるように、冷却装置やヒータなどを用いて厳密な温度管理を行っている。
ところが、上記シートガラスの成形及び/又は徐冷が行われる装置内において、装置外からの空気流入などの影響で温度変動が生じてしまうと、シートガラス製造時の温度管理を精度良く行うことができず、製造されるガラス基板の品質が低下してしまうという問題が発生する。
近年のFPDの高精細化に伴い、FPD用ガラス基板に対する品質要求は益々厳しくなってきており、従来にも増してシートガラス製造時の厳密な温度制御が必要になってきている。
そこで、本発明は、ガラス基板を製造する装置内における、意図しない温度変動の発生を抑制して、シートガラス製造時の温度制御を精度良く行い、高品質のガラス基板を製造することが可能なガラス基板製造装置及びガラス基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者の検討によると、従来技術において以下のような課題があることを見出した。
図8は、従来のガラス基板製造装置におけるシートガラスのローラ搬送手段の概略構成を示した図である。上述の成形工程及び/又は徐冷工程に設けられる搬送ローラ600は、シートガラス製造時には、シートガラスSGを挟持して、シートガラスSGを下流に搬送している。ここで、装置外の駆動装置620に接続されたローラ軸610を回転させることで、搬送ローラ600を所定の回転速度で回転させ、シートガラスSGを搬送している。
しかし、ガラス基板の製造開始時、あるいは装置のトラブル等が生じた際には、搬送ローラ600を一旦シートガラスSGから離間させるということが行われる。つまり、この搬送ローラ600を使用するときは前進挟持させ、使用しないときは後退開放させるので、搬送ローラ600は、シートガラスSGに接触させる位置(前進位置)と離間させる位置(後退位置)に移動できるように構成されていることが必要である。図9の(a)は上記搬送ローラ600をシートガラスSGに接触挟持させた状態、同図(b)はシートガラスSGから後退離間させた状態をそれぞれ示している。
このように、搬送ローラ600を、シートガラスSGに接触させる位置(前進位置)と離間させる位置(後退位置)に移動させる場合、従来は搬送ローラのローラ軸610の位置を水平方向にスライドさせていた。ローラ軸610は、製造装置外に設けられた駆動装置620と接続されて回転するため、製造装置の炉壁400には、ローラ軸610を貫通させるための貫通孔430(図10(a)参照)が設けられており、ローラ軸610はこの貫通孔430を貫通するように設けられている。そして、この炉壁400に設けられた貫通孔430は、上記ローラ軸610の位置を水平方向にスライドさせることができるように、ローラ軸610の直径よりも大きな長孔形状に形成されている(図10(a)、(b)参照)。
高品質のガラス基板を製造するためには、装置内での気流の発生などに起因する温度変動が生じないようにすることが重要であるが、上記のように、炉壁を貫通して設けられているローラ軸610と貫通孔430との間に大きな隙間が存在すると、装置内に装置外の空気が流入し、あるいは装置内の空気が装置外に流出することによって、装置内に例えば煙突効果による気流が生じてしまう。
このような問題を少しでも解決するため、ローラ軸610と貫通孔430との間の隙間450に例えば適当な断熱材を埋め込むことは可能であるが、上記のとおりローラ軸は貫通孔430に沿ってスライド移動を行うので、その際に新たに隙間が出来てしまい、ローラ軸610と貫通孔430との間の隙間を空気の流入出が生じないように断熱材等によって十分に塞ぐことは困難であった。
前にも説明したように、FPD用ガラス基板に対する品質要求は益々厳しくなってきており、従来にも増してシートガラス製造時の厳密な温度管理が必要になってきている。
本発明者は、このような従来の課題が生じる原因を突き止めた上で、従来の課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の構成の発明を想到するに至ったものである。
(構成1の発明)
熔融ガラスからシートガラスを形成するガラス基板製造装置であって、炉壁と、前記炉壁内に設けられ、熔融ガラスからシートガラスを形成する成形手段と、前記炉壁内に設けられ、前記シートガラスを挟持する挟持部と、該挟持部が接続されたローラ軸とを含み、前記シートガラスを前記挟持部において挟持することによって前記シートガラスを搬送するローラ搬送手段対と、前記ローラ搬送手段対を回転駆動するための駆動手段と、前記炉壁を貫通するように設けられた回転軸を介して前記ローラ軸に回転駆動を伝えるための駆動伝達手段と、前記回転軸の位置を前記炉壁内において移動させずに前記回転軸を回転させることで、前記挟持部のうち少なくとも1つを、前記シートガラスと接触する第1の位置と、前記シートガラスから離間する第2の位置との双方に移動させる挟持部移動手段と、
を備えることを特徴とするガラス基板製造装置である。
(構成2の発明)
炉壁内に設けられた成形手段によって熔融ガラスからシートガラスを形成し、前記シートガラスをローラ搬送手段対によって搬送するガラス基板の製造方法であって、前記ローラ搬送手段対は、前記炉壁内に設けられ、前記シートガラスを挟持する挟持部と、該挟持部が接続されたローラ軸とを含み、駆動伝達手段によって回転駆動されることで前記シートガラスを搬送し、前記ローラ軸は、駆動伝達手段から前記炉壁を貫通するように設けられた回転軸を介して回転駆動が伝えられ、前記挟持部のうち少なくとも1つは、前記回転軸の位置を前記炉壁内において移動させずに前記回転軸を回転させることで、前記シートガラスと接触する第1の位置と、前記シートガラスから離間する第2の位置との双方に移動されることを特徴とするガラス基板の製造方法である。
(構成3の発明)
前記挟持部のうち少なくとも1つは、前記回転軸にかかる荷重を変化させることにより前記回転軸を回転させることで、前記シートガラスと接触する第1の位置と、前記シートガラスから離間する第2の位置との双方に移動されることを特徴とする構成2に記載のガラス基板の製造方法である。
(構成4の発明)
前記成形手段では、オーバーフローダウンドロー法によってシートガラスが形成されることを特徴とする構成2又は3に記載のガラス基板の製造方法である。
(構成5の発明)
板厚が0.4mm以下のガラス基板の製造方法であることを特徴とする構成2乃至4のいずれかに記載のガラス基板の製造方法である。
(構成6の発明)
前記シートガラスは、シートガラスの徐冷点温度に150℃を足した温度から、シートガラスの歪点温度から200℃引いた温度までの温度領域において、シートガラスの幅方向の中央部の冷却速度がシートガラスの両端部の冷却速度よりも速くなるように温度制御されていることを特徴とする構成2乃至5のいずれかに記載のガラス基板の製造方法である。このとき、シートガラスの幅方向の中央部の温度がシートガラスの両端部よりも高い状態から、前記中央部の温度が前記両端部よりも低い状態へシートガラスを変化させることが好ましい。
本発明によれば、上記構成により、ガラス基板を製造する装置内における、装置外との空気の流入出等に起因する意図しない温度変動の発生を抑制でき、シートガラス製造時の温度制御を精度良く行うことができるので、高品質のガラス基板を製造することが可能である。
本実施形態のガラス基板の製造方法のフローの一例を示す図である。 本実施形態における熔解工程乃至切断工程を行う装置の一例を模式的に示す図である。 図2に示す成形装置の概略の側面図である。 本実施形態における温度プロファイルの制御に用いるヒータユニットを説明する図である。 本実施形態における複数の温度プロファイルを説明する図である。 本実施形態におけるローラ搬送手段を含む構成を示す一部破断平面図である。 本実施形態におけるローラ位置を示す要部側面図であり、(a)は搬送ローラをシートガラスに接触挟持させた状態、(b)はシートガラスから後退離間させた状態をそれぞれ示す。 従来のガラス基板製造装置におけるシートガラスのローラ搬送手段の概略構成を示した図である。 (a)は従来のガラス基板製造装置における搬送ローラをシートガラスに接触挟持させた状態、(b)はシートガラスから後退離間させた状態をそれぞれ示す概略側面図である。 従来のガラス基板製造装置における搬送ローラのローラ軸が装置炉壁の貫通孔内をスライド移動する構成を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(ガラス基板の製造方法の全体概要)
図1は、本実施形態のガラス基板の製造方法のフローを示す図である。
ガラス基板の製造方法は、熔解工程(ST1)と、清澄工程(ST2)と、均質化工程(ST3)と、供給工程(ST4)と、成形工程(ST5)と、冷却工程(ST6)と、切断工程(ST7)と、を主に有する。
図2は、熔解工程(ST1)〜切断工程(ST7)を行う装置を模式的に示す図である。当該装置は、図2に示すように、熔解装置100と、成形装置200と、切断装置300とを主に有する。熔解装置100は、熔解槽101と、清澄槽102と、攪拌槽103と、第1配管104と、第2配管105と、第3配管106とを有する。成形装置200について詳細は後述する。
熔解工程(ST1)では、熔解槽101内に供給されたガラス原料を熔解することで熔融ガラスMGを得る。清澄工程(ST2)は、清澄槽102において行われ、清澄剤を用いて熔融ガラスMGの清澄を行う。
均質化工程(ST3)では、攪拌槽103内の熔融ガラスMGを、スターラ103aを用いて攪拌することにより、ガラス成分の均質化を行う。
供給工程(ST4)では、熔融ガラスMGが、攪拌槽103から第3配管106を通って成形装置200に供給される。
成形装置200では、成形工程(ST5)及び冷却工程(ST6)が行われる。
成形工程(ST5)では、熔融ガラスMGをシートガラスSG(図3参照)に成形し、シートガラスSGの流れを作る。本実施形態では、後述する成形体210を用いたオーバーフローダウンドロー法を用いている。この場合、シートガラスSGの流れ方向(図中Z方向)は、鉛直下方となる。冷却工程(ST6)では、成形されて流れるシートガラスSGが所望の厚さになり、冷却に起因する反り、歪が生じないように冷却される。
切断工程(ST7)では、切断装置300において、成形装置200から供給されたシートガラスSGが所定の長さに切断されることで、板状のガラス基板Gを得る。
本実施形態において製造されるガラス基板Gは、例えば、液晶ディスプレイ用ガラス基板、有機ELディスプレイ用ガラス基板、カバーガラスに好適に用いられる。また、このガラス基板は、その他、携帯端末機器などのディスプレイや筐体用のカバーガラス、タッチパネル板、太陽電池のガラス基板やカバーガラスとしても用いることができる。特に、ポリシリコンTFTを用いた液晶ディスプレイ用ガラス基板に好適である。
また、ガラス基板Gの幅方向及び縦方向の長さは、例えば500mm〜3500mmであり、1000mm〜3500mmであることが好ましく、2000mm〜3500mmであることがより好ましい。
(ガラス基板の組成)
ガラス基板Gのガラス組成は例えば以下のものを好ましく挙げることができる。なお、以下に示す組成の含有率表示は、モル%である。
SiO2 55〜75%、Al23 5〜20%、B23 0〜15%、RO 5〜20%(ただし、RはMg、Ca、Sr及びBaのうち、ガラス基板に含まれる全元素)、R'2O 0〜0.4% (ただし、R'はLi、Na及びKのうち、ガラス基板に含まれる全元素)。
本発明で用いる熔融ガラスの歪点は、650℃以上であってもよく、680℃以上であることがより好ましい。
(成形装置の説明)
図3は、ガラス基板Gの成形装置200の構成を示す側面図である。
成形装置200は、成形工程(ST5)を行う成形炉201と、冷却工程(ST6)を行う徐冷炉202とを含む。
本実施形態で行う冷却工程(ST6)では、ガラス基板Gの反りおよび歪を低減するために、成形工程(ST5)で成形されたシートガラスSGの幅方向(図2に示す成形装置200における水平方向)に沿って設けられた冷却ユニットおよびヒータユニットを用いて、シートガラスSGに、シートガラスSGの幅方向に沿って温度分布を与えながら冷却する徐冷処理を行う。
成形炉201及び徐冷炉202は、耐火物で構成された炉壁に囲まれて構成されている。成形炉201は、徐冷炉202に対して鉛直上方に設けられている。成形炉201及び徐冷炉202の炉壁で囲まれた炉内部空間には、成形体210と、雰囲気仕切り部材220と、搬送ローラ230と、冷却ユニット240と、搬送ローラ250a〜250cを含む複数の搬送ローラと、複数の温度調整装置とが設けられている。
成形体210は、図2に示すように、第3配管106を通して熔解装置100から流れてくる熔融ガラスMGを、シートガラスSGに成形する。これにより、成形装置200内で、鉛直下方のシートガラスSGの流れが作られる。成形体210は、耐火レンガ等によって構成された細長い構造体であり、図3に示すように断面が楔形状を成している。成形体210の上部には、熔融ガラスMGを導く流路となる溝212が設けられている。溝212は、成形体210に設けられた供給口において第3配管106と接続され、第3配管106を通して流れてくる熔融ガラスMGは、溝212を伝って流れる。溝212の深さは、熔融ガラスMGの流れの下流ほど浅くなっており、溝212から熔融ガラスMGが鉛直下方に向かって溢れ出るようになっている。
溝212から溢れ出た熔融ガラスMGは、成形体210の両側の側壁を伝わって流下する。側壁を流れた熔融ガラスMGは、成形体210の下方端部213(図3に示す)で合流し、1つのシートガラスSGが成形される。シートガラスSGは、図3に示すシートガラスSGの流下方向であるZ方向に流れる。なお、成形体210の下方端部213の直下におけるシートガラスSGの温度は、105.7〜107.5poiseの粘度に相当する温度(例えば1000〜1130℃)である。
成形体210の下方端部213の下方近傍には、雰囲気仕切り部材220が設けられている。雰囲気仕切り部材220は、一対の板状の断熱部材であって、シートガラスSGを厚さ方向(図中X方向)の両側から挟むように、シートガラスSGの厚さ方向の両側に設けられている。シートガラスSGと雰囲気仕切り部材220との間には、雰囲気仕切り部材220がシートガラスSGに接触しない程度に隙間が設けられている。雰囲気仕切り部材220は、成形炉201の内部空間を仕切ることにより、雰囲気仕切り部材220の上方の炉内部空間と下方の炉内部空間との間の熱の移動を遮断する。
雰囲気仕切り部材220の下方には空冷式の搬送ローラ(冷却ローラとしての機能を備える)230が設けられている。搬送ローラ230は、図3に示すように、シートガラスSGを厚さ方向の両側から挟むように、シートガラスSGの厚さ方向の両側に設けられている。つまり、この1段の搬送ローラは、4つの搬送ローラ230を備えており、個々の搬送ローラ230に挟持部を有しているので全部で4つの挟持部があり、シートガラスSGの両端を対となって夫々挟持している。要するに、ローラ搬送手段対を構成している。なお、搬送ローラ230は、シートガラスSGの幅方向両端部の温度が約109.0poise以上の粘度に相当する温度(例えば900℃以下)に低下するまで、冷却することが好ましい。
雰囲気仕切り部材220の下方には上記搬送ローラ230を備えた冷却ユニット240が設けられている。冷却ユニット240は、複数の冷却装置242から構成されている。
雰囲気仕切り部材220の下方の天板202aと天板202bに挟まれた領域には、搬送ローラ250aがシートガラスSGの厚さ方向の両側のそれぞれに設けられている。この1段の搬送ローラについても、4つの搬送ローラ250aを備えており、個々の搬送ローラ250aに挟持部を有しているので全部で4つの挟持部があり、シートガラスSGの両端を対となって夫々挟持している。このように、ローラ搬送手段対を構成している。さらに、この領域には、熱源であるヒータユニット270が、温度調整装置としてシートガラスSGの厚さ方向の両側のそれぞれに設けられている。ヒータユニット270は、シートガラスSGの幅方向の温度プロファイルを制御するように、シートガラスの幅方向に沿って複数設けられたヒータを有する。ヒータはそれぞれ、加熱量が調整可能である。
天板202bと、当該天板202bの下方に隣接する天板(図示されず)とに挟まれた領域には、さらに、別の搬送ローラ250b〜250cを含む複数の搬送ローラと、ヒータユニット270を用いた温度調整装置が設けられている。この搬送ローラ250bについても、4つの搬送ローラ250bを備えており、個々の搬送ローラ250bに挟持部を有しているので全部で4つの挟持部があり、シートガラスSGの両端を対となって夫々挟持している。こうしてローラ搬送手段対を構成している。上記搬送ローラ250cについても同様のローラ搬送手段対を構成している。
なお、上記成形装置200において、成形体210の直下に配置されている搬送ローラ230と、徐冷炉内に配置されている複数段の搬送ローラ250a〜250cの各々はいずれもローラ搬送手段である。
図4は、上記ヒータユニット270を説明する図である。なお、図4では、搬送ローラ250a等の図示は省略されている。
ヒータユニット270は、シートガラスSGの幅方向に沿って5つのヒータ270a〜270eに分かれており、それぞれのヒータ270a〜270eがそれぞれ熱を発する。ヒータ270a〜270eは、例えば、クロム系発熱線等の熱源を備える。5つのヒータ270a〜270eのそれぞれの加熱量は個別に調整可能に構成されている。
上記搬送ローラ230、冷却ユニット240およびヒータユニット270により、例えば、以下のように、シートガラスSGが、予め設計された温度プロファイルに対応した温度分布を持つように、冷却する。図5は、本発明における複数の温度プロファイルを説明する図である。
粘性領域では、例えば、第1温度プロファイルP1が設計されている。粘弾性領域では、例えば、第2温度プロファイルP2、第3温度プロファイルP3および第4温度プロファイルP4が設計されている。
第1温度プロファイルP1は、シートガラスの幅方向の端部が端部に挟まれた中央領域の温度より低く、且つ、中央領域の温度が均一になるような温度プロファイルである。第1温度プロファイルP1により、幅方向の収縮を抑えつつ、シートガラスの板厚を均一にすることができる。
第2温度プロファイルP2は、シートガラスの幅方向の温度が中央部から端部に向かって漸減するような温度プロファイルである。第3温度プロファイルP3は、第2温度プロファイルP2と同様、シートガラスの幅方向の温度が中央部から端部に向かって漸減するような温度プロファイルであるが、温度勾配が第2温度プロファイルP2より低減されている。第4温度プロファイルP4は、ガラス歪点の近傍の温度領域において、シートガラスの幅方向の端部と中央部との温度勾配がさらに低減し、略均一になるような温度プロファイルである。第2温度プロファイルP2、第3温度プロファイルP3および第4温度プロファイルP4により、反り及び歪(残留応力)を低減できる。なお、シートガラスの中央領域は、板厚を均一にする対象の部分を含む領域であり、シートガラスの端部は、製造後に切断される対象の部分を含む領域である。
以上説明したとおり、成形体からオーバーフローされた熔融ガラスは、反り及び歪が生じないように、上述の冷却(徐冷)工程が実施される。この徐冷工程においては、上述したように、反りが生じないように、流れ方向に沿ってシートガラスの幅方向の温度プロファイルP1〜P4が予め設計されており、シートガラスが設計された温度プロファイルとなるように、冷却装置やヒータなどを用いて厳密な温度管理を行っている。ところが、この冷却工程において、上記のように設計された温度プロファイルとなるように厳密に温度管理を行おうとしても、その他の要因、例えば、装置外からの空気流入などの影響で温度変動が生じてしまうと、結果的にシートガラス製造時の温度管理を精度良く行うことができず、製造されるガラス基板の品質が低下してしまい、高品質のガラス基板を得ることができない。
そこで、本発明では、前述の構成1とすることで、ガラス基板を製造する装置内における、装置外との空気の流入出等に起因する意図しない温度変動の発生を抑制して、シートガラス製造時の温度制御を精度良く行うことができ、近年のFPD用ガラス基板に対する品質要求を満たすような高品質のガラス基板を製造することが可能となる。
以下、図6および図7に示す実施の形態に基づき説明する。
図6は、本実施形態におけるローラ搬送手段を含む構成を示す一部破断平面図である。また、図7は、本実施形態におけるローラ位置を示す要部側面図であり、(a)は搬送ローラをシートガラスに接触挟持させた状態、(b)はシートガラスから後退離間させた状態をそれぞれ示す。本実施形態では、ローラ搬送手段として、徐冷炉の上方位置に配置されている搬送ローラ250aの場合を例として説明する。
図6において、シートガラスSGと接触状態にある搬送ローラ250aは、シートガラスSGを挟持する挟持部500と、当該挟持部500が接続されたローラ軸501とからなる。なお上記したように、この1段の搬送ローラは4つの搬送ローラ250aを備えており、個々の搬送ローラ250aに挟持部500を有し全部で4つの挟持部500があり、シートガラスSGの両端を対となって夫々挟持している。このように、ローラ搬送手段対を構成している。
このローラ軸501の先端は、内側レバー503の一端と、軸受506を介して、回転可能に軸支されている。上記内側レバー503の他端は、該内側レバー503とは直交する方向に配置された中空軸509の一端と固定されている。また、この中空軸509の他端は、該中空軸509とは直交する方向であって、且つ該中空軸509に対して上記内側レバー503とは反対方向に延びる外側レバー510の一端と固定されている。この外側レバー510の先端には荷重530が掛けられている。なお、上記中空軸509は、前記成形装置200の炉壁400の所定位置に設けられた貫通孔420を貫通するように配置されている。
一方、上記搬送ローラ250aを回転駆動するための駆動手段である、例えばモータ520が接続されたモータ軸504は、上記中空軸509内に、軸受507および軸受508を介して、回転可能に貫挿されている。そして、このモータ軸504の他端には歯車505が取り付けられており、この歯車505は、上記ローラ軸501に取り付けられた歯車502と歯合している。従って、モータ520の回転駆動は、モータ軸504→歯車505→歯車502→ローラ軸501→挟持部500の系統で上記搬送ローラ250aへ伝達される。
図6は、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGに接触挟持させた状態であり、図7の(a)と対応している。
次に、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGから離間させた状態へ移動させる場合、上記荷重530が取り付けられた外側レバー510の先端部を上方に押し上げる。上記中空軸509を介して取り付けられた外側レバー510と内側レバー503は、中空軸509を支点として、上記搬送ローラ250aがシートガラスSGから離間する方向へ、一体的に回動する。すなわち、図7の(b)の状態となる。なお、上記外側レバー510の先端の荷重530を減らす、あるいは荷重530を支点側(中空軸509側)へ寄せることによって、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGから離間させた状態を維持させることができる。
また、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGに接触挟持させた状態に戻す場合には、上記荷重530が取り付けられた外側レバー510の先端部を下方に押し下げる。上記中空軸509を介して取り付けられた外側レバー510と内側レバー503は、中空軸509を支点として、上記搬送ローラ250aがシートガラスSGに接触する方向へ、一体的に回動する。すなわち、図7の(a)の状態に戻る。
本発明においては、上記実施の形態に示されるように、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGに接触挟持させた状態と、シートガラスSGから後退離間させた状態との間で双方に移動させる場合、炉壁400の貫通孔420内を上記中空軸509が回転するだけであり、従来技術のようなスライド移動することはない。つまり、上記中空軸509(云わば回転軸)の位置を炉壁400内において移動させずに回転させることで、上記搬送ローラ250a(ないしは上記挟持部500)を、シートガラスSGと接触する第1の位置と、シートガラスSGから離間する第2の位置との双方に移動させることができる。このように、上記中空軸509が炉壁400の貫通孔420内を回転するだけであるから、貫通孔420の孔の大きさは、中空軸509が回転するのに支障がない程度の大きさとすればよいので、貫通孔420と中空軸509との間の隙間410(図6参照)を非常に小さくできる。なお、上記隙間410に断熱材等を埋め込むことにより密閉性をより高めることが可能である。断熱材等を埋め込んでも、貫通孔420内を上記中空軸509が回転するだけであるから、断熱材等がずれて新たに隙間が発生する不都合も生じない。
なお、前記のように、上記搬送ローラ250aは、ローラ搬送手段対を構成しており、本発明の作用効果が得られるためには、上記対となった挟持部500の少なくとも片方が第1の位置と第2の位置との双方に移動すればよい。
以上のように、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGに接触挟持させた状態と、シートガラスSGから後退離間させた状態との間で双方に移動させる場合、炉壁400の貫通孔420内を上記中空軸509が回転するだけであり、従来技術のようなスライド移動することはなく、貫通孔420と中空軸509との間の隙間410を非常に小さくできるので、ガラス基板を製造する装置内における、装置外との空気の流入出等による気流の発生に起因する意図しない温度変動の発生を抑制することができる。これによって、シートガラス製造時の温度制御を精度良く行うことができるので、近年のFPD用ガラス基板に対する品質要求を満たすような高品質のガラス基板を製造することが可能となる。
また、上記のように、上記外側レバー510の先端には荷重(重り(分銅))530が取り付けられており、この荷重530により、搬送ローラの挟持部500に対してシートガラスSG側に向けて所定の力が付与されている。荷重を加える手段は重り(分銅)に限らず、たとえばばねやエアーシリンダー、サーボモータなどでも荷重を加えることができる。本発明の構成によれば、上記搬送ローラ250aをシートガラスSGから離間させた状態から接触挟持させた状態に戻す場合、上述のシートガラスSGに対する所定の力が付与されるように、上記搬送ローラ250aの位置決めを精度良く行うことができる。なお、シートガラスに対して一対のローラの両方で接触荷重するだけでなく、片方のローラを望ましい位置で固定しておいて、もう片方のローラだけで接触荷重を得ることもできる。
また、上記搬送ローラ250aの位置の移動に際しての外側レバー510及び内側レバー503の操作は、作業者が手動で行ってもよいし、あるいは上記のレバーを自動的に移動させる構成としてもよい。
また、上記の実施の形態では、徐冷炉内の上方位置に設けられている上記搬送ローラ250aの場合を一例として説明したが、前述の図3に示す成形装置200における搬送ローラ250a〜250cに相当する複数段のローラ搬送手段対は、成形装置の徐冷炉内において、上方から流れてくるシートガラスを挟持し、シートガラスを引き出しながら下方に搬送する。特に、徐冷炉内での温度変動があると、製造されるシートガラスの最大歪値および熱収縮に悪影響を及ぼすので、徐冷炉内の上記搬送ローラ250a〜250cに相当する複数段のローラ搬送手段対において、本発明による構成を適用することが好適である。
また、図3に示す成形装置200における成形体210の直下に設けられている搬送ローラ230においては、たとえば前述の第1温度プロファイルP1により、幅方向の収縮を抑えつつ、シートガラスの板厚を均一にしているため、この空間内において温度変動があると、シートガラスの板厚に悪影響を及ぼすので、上記搬送ローラ230により構成されるローラ搬送手段対においても、本発明による構成を適用することが好適である。
ガラス基板Gの厚さは、例えば0.01mm〜1.0mmである。また、本発明は、特に板厚が0.4mm以下(例えば、0.01〜0.4mm)の薄板のガラス基板の製造に好適である。
ガラス基板は薄いほど成形乃至冷却時の保有熱が小さくなり、装置内の温度変動の影響を受けやすくなる。例えば、シートガラスに沿った上昇気流が生じた場合、この上昇気流と接したガラス温度は、1mm厚のガラスであれば1℃しか下がらない場合であっても、0.2mm厚のガラスであれば5℃以上下がってしまう可能性がある。したがって、このような薄板のガラス基板の製造には、装置内の温度変動を抑制できる本発明の効果が顕著となる。特に好ましくは、板厚が0.3mm以下のガラス基板の製造に好適であり、更に好ましくは、板厚が0.1mm以下のガラス基板の製造に好適である。
また、本発明は、上記実施の形態で説明したようなオーバーフローダウンドロー法によるガラス基板の製造に好適である。
オーバーフローダウンドロー法では、シートガラスの両端部以外、つまりシートガラスの中央部の製品となる領域は部材と非接触で成形及び徐冷されるため、部材間の隙間が大きくなり、シートガラスに沿った気流が発生しやすい。また、図3に示すように、成形装置が高さ方向に高い(縦長)ため、装置外との空気の流出入による所謂煙突効果が生じやすく、炉壁に隙間がある場合の悪影響が大きくなる。したがって、このようなオーバーダウンドロー法によるガラス基板の製造には、装置内の温度変動を抑制できる本発明の効果が顕著となる。
以下、本発明を実施例によってさらに具体的に説明する。
上述した図2〜図7に示される実施形態の製造装置を用いて、ガラス基板を製造した。
また、ガラス原料は、ガラス基板が以下の組成となるように調合した。
SiO2 70.5モル%、Al23 10.9モル%、B23 7.4モル%、RO(MgO,CaO,SrO及びBaOの合量) 10.9モル%。
このとき製造したガラス基板の歪点は709℃であった。
製造したガラス基板のそれぞれについて、各1週間に渡って3時間毎に1枚(8枚/日)づつサンプリングし、各56枚のサンプルにつき平面度(反り量)を測定し、それぞれの平均値を算出した。
その結果、本実施形態のガラス基板の製造装置により製造されたガラス基板の平面度は10%改善し、良好な結果が得られた。また、ガラス割れの発生の頻度も低減した。
なお、平面度については、レーザ変位計を用いて測定した。
これより、本発明によるガラス基板製造装置およびガラス基板の製造方法の効果は明確である。
以上、本発明の一実施の形態および具体的な一実施例について説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
100 熔解装置
101 熔解槽
102 清澄槽
103 攪拌槽
104 第1配管
105 第2配管
106 第3配管
200 成形装置
201 成形炉
202 徐冷炉
202a,202b 天板
210 成形体
212 溝
213 下方端部
220 雰囲気仕切り部材
230 搬送ローラ
240 冷却ユニット
242 冷却装置
250a〜250c 搬送ローラ
270 ヒータユニット
270a〜270e ヒータ
300 切断装置
400 炉壁
410 断熱材
420 貫通孔
500 挟持部
501 ローラ軸
502,505 歯車
503 内側レバー
504 モータ軸
506,507,508 軸受
509 中空軸
510 外側レバー
520 駆動手段(モータ)
530 荷重

Claims (5)

  1. 熔融ガラスからシートガラスを形成するガラス基板製造装置であって、
    炉壁と、
    前記炉壁内に設けられ、熔融ガラスからシートガラスを形成する成形手段と、
    前記炉壁内に設けられ、前記シートガラスを挟持する挟持部と、該挟持部が接続されたローラ軸とを含み、前記シートガラスを前記挟持部において挟持することによって前記シートガラスを搬送するローラ搬送手段対と、
    前記ローラ搬送手段対を回転駆動するための駆動手段と、
    前記炉壁を貫通するように設けられた回転軸を介して前記ローラ軸に回転駆動を伝えるための駆動伝達手段と、
    前記回転軸の位置を前記炉壁内において移動させずに前記回転軸を回転させることで、前記挟持部のうち少なくとも1つを、前記シートガラスと接触する第1の位置と、前記シートガラスから離間する第2の位置との双方に移動させる挟持部移動手段と、
    を備えることを特徴とするガラス基板製造装置。
  2. 炉壁内に設けられた成形手段によって熔融ガラスからシートガラスを形成し、前記シートガラスをローラ搬送手段対によって搬送するガラス基板の製造方法であって、
    前記ローラ搬送手段対は、前記炉壁内に設けられ、前記シートガラスを挟持する挟持部と、該挟持部が接続されたローラ軸とを含み、駆動伝達手段によって回転駆動されることで前記シートガラスを搬送し、
    前記ローラ軸は、駆動伝達手段から前記炉壁を貫通するように設けられた回転軸を介して回転駆動が伝えられ、
    前記挟持部のうち少なくとも1つは、前記回転軸の位置を前記炉壁内において移動させずに前記回転軸を回転させることで、前記シートガラスと接触する第1の位置と、前記シートガラスから離間する第2の位置との双方に移動されることを特徴とするガラス基板の製造方法。
  3. 前記挟持部のうち少なくとも1つは、前記回転軸にかかる荷重を変化させることにより前記回転軸を回転させることで、前記シートガラスと接触する第1の位置と、前記シートガラスから離間する第2の位置との双方に移動されることを特徴とする請求項2に記載のガラス基板の製造方法。
  4. 前記成形手段では、オーバーフローダウンドロー法によってシートガラスが形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のガラス基板の製造方法。
  5. 板厚が0.4mm以下のガラス基板の製造方法であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のガラス基板の製造方法。
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