JP2015104074A - 発振回路、発振器、電子機器および移動体 - Google Patents

発振回路、発振器、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】 制御電圧変化に対する周波数変化の直線性を確保して周波数可変幅を広げることができ、かつ回路規模の増加を抑えることができる、発振回路、発振器、電子機器および移動体等を提供する。
【解決手段】 発振素子が接続されて発振信号を生成する発振用増幅回路203と、2端子のうち一端が発振用増幅回路と電気的に接続される複数のMOS型可変容量素子21A、21B、21Cと、を含み、複数のMOS型可変容量素子は、それぞれの閾値電圧が異なり、それぞれの一方の端子に制御電圧VC1、VC2、VC3、他方の端子に基準電圧Vr1、が印加される。複数のMOS型可変容量素子は、ゲート電極下の半導体層への不純物ドープ量がそれぞれ異なってもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、発振回路、発振器、電子機器および移動体に関する。
発振周波数を可変にするために、発振回路内に配置した可変容量素子に電圧を印加して、容量を変化させる方法が知られている。電圧で周波数を制御する発振器は一般にVCXO(Voltage Controlled X’tal Oscillator、電圧制御水晶発振器)と呼ばれている。近年、水晶発振器も小型化が求められ、発振回路の集積回路化が進んでいる。
半導体集積回路で用いられる可変容量素子としては、バラクターダイオード、MOS型可変容量素子の2種類が知られている。バラクターダイオードは、容量値の可変比率(最小容量値と最大容量値の比率)が一般に2倍程度であり、大きな周波数可変幅が得られない。これは、集積回路を形成するためのプロセスでは濃度勾配が急峻なPN接合を実現できないことに起因する。
一方、MOS型可変容量素子は、バラクターダイオードよりも大きな可変幅を実現できる。MOS型可変容量素子は、MOS型トランジスターのソースとドレインとを接続した構造をとるが、MOS型トランジスターの閾値電圧(Vt)付近で容量値が急峻に変化する。そのため、バラクターダイオードに比べると、制御電圧と発振周波数の関係において直線性が良いとは言い難かった。
そこで、特許文献1の発明は、閾値電圧がVtである複数のMOS型可変容量素子に、共通の制御電圧と互いに異なるバイアス電圧とを供給することで、より広い制御電圧の範囲で容量値との関係を線形に近付けることができる。
特開2012−64915号公報
しかし、特許文献1の発明では、複数のMOS型可変容量素子のそれぞれに異なるバイアス電圧を印加しなければならず、異なるバイアス電圧を生成する回路(バイアス電圧供給部)が必要になり、回路規模が増大してしまう。
本発明は、以上の事を鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、制御電圧変化に対する周波数変化の直線性を確保して周波数可変幅を広げることができ、かつ回路規模の増加を抑えることができる、発振回路、発振器、電子機器および移動体等を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る発振回路は、発振素子が接続されて発振信号を生成する発振用増幅回路と、2端子のうち一端が前記発振用増幅回路と電気的に接続される複数のMOS型可変容
量素子と、を含み、前記複数のMOS型可変容量素子は、それぞれの閾値電圧が異なり、それぞれの一方の端子に制御電圧、他方の端子に基準電圧が印加される。
本適用例に係る発振回路は、それぞれの閾値電圧が異なり、それぞれの一方の端子に制御電圧、他方の端子に基準電圧が印加される複数のMOS型可変容量素子を含む。そのため、複数のMOS型可変容量素子の合成容量を、制御電圧変化に対して直線性を有するようにでき、その結果、制御電圧変化に対する周波数変化の直線性を確保して周波数可変幅を広げることができる。このとき、複数のMOS型可変容量素子のそれぞれに異なるバイアス電圧を印加する必要はなく、異なるバイアス電圧を生成する回路(バイアス電圧供給部)は不要であるので、回路規模が増大することも回避できる。
なお、MOS型可変容量素子は、MOS型トランジスターのソースとドレインとを接続した構造をとるが、MOS型トランジスターの閾値電圧付近で容量値が急峻に変化する。つまり、MOS型可変容量素子の閾値電圧とは、容量値が急峻に変化する電圧のことをいう。
[適用例2]
上記適用例に係る発振回路において、前記複数のMOS型可変容量素子は、ゲート電極下の半導体層への不純物ドープ量がそれぞれ異なってもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、MOS型可変容量素子の閾値電圧を、ゲート電極下の半導体層への不純物ドープ量を変えることで調整する。従来のMOS型トランジスターの製造工程と同じ手法を用いることができるため、専用の製造工程が不要であり、効率的に発振回路を製造することが可能である。なお、ゲート電極下の半導体層とは、例えばチャンネル領域であり、ヒ素、リン、またはホウ素等の不純物のドープ量によって閾値電圧を調整できる。
[適用例3]
上記適用例に係る発振回路において、前記複数のMOS型可変容量素子は、少なくとも1つがエンハンスメント型で、少なくとも1つがデプレッション型であってもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、エンハンスメント型とデプレッション型のMOS型可変容量素子を組み合わせることで、制御電圧変化に対する周波数変化の直線性をより良くすることができる。ここで、デプレッション型のMOS型可変容量素子とは、閾値電圧が0V以下であるMOS型可変容量素子を示し、エンハンスメント型のMOS型可変容量素子とは、閾値電圧が0Vよりも高いMOS型可変容量素子を示している。このようなエンハンスメント型とデプレッション型のMOS型可変容量素子を組み合わせることで、制御電圧変化に対する合成容量の変化特性において、デプレッション型のMOS型可変容量素子の閾値電圧とエンハンスメント型のMOS型可変容量素子の閾値電圧との間の電圧を中心電圧Vmとすることで、中心電圧Vmを基準として制御電圧を変化させることで合成容量を線形に変化させることができ、ユーザーが容易に調整可能な発振回路を実現できる。
[適用例4]
上記適用例に係る発振回路において、前記複数のMOS型可変容量素子は、それぞれの前記一方の端子に共通の制御電圧が印加され、前記他方の端子に共通の基準電圧が印加されてもよい。
[適用例5]
上記適用例に係る発振回路において、前記複数のMOS型可変容量素子は、それぞれの
前記一方の端子に共通の制御電圧が印加され、前記他方の端子にそれぞれ異なる基準電圧が印加されてもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、制御電圧および基準電圧の少なくとも一方を共通化して、回路構成を簡単にして回路規模を小さくすることが可能である。このとき、複数のMOS型可変容量素子の一方の端子に共通の制御電圧、他方の端子に共通の基準電圧が印加されてもよい。また、複数のMOS型可変容量素子の一方の端子に共通の制御電圧、他方の端子にはそれぞれ異なる基準電圧が印加されてもよい。後者の場合には、閾値電圧だけでなく、印加する基準電圧の差によっても複数のMOS型可変容量素子のそれぞれを調整可能である。
[適用例6]
本適用例に係る発振器は、前記適用例に係る発振回路と、前記発振素子と、を含む。
[適用例7]
本適用例に係る電子機器は、前記適用例に係る発振回路、または前記適用例に係る発振器を含む。
[適用例8]
本適用例に係る移動体は、前記適用例に係る発振回路、または前記適用例に係る発振器を含む。
本適用例に係る発振器、電子機器、移動体は、それぞれの閾値電圧が異なり、それぞれの一端に制御電圧、他端に基準電圧が印加される複数のMOS型可変容量素子を有する上記の発振回路を含む。そのため、本適用例に係る発振器、電子機器、移動体によれば、制御電圧変化に対する周波数変化の直線性を確保して周波数可変幅を広げることができ、かつ回路規模の増加を抑えることができる。
本実施形態の発振回路を含む振動デバイスのブロック図。 本実施形態の発振回路の回路構成例を示す図。 MOS型可変容量素子の特性を説明するための図。 MOS型可変容量素子の構成を説明するための概略断面図。 閾値電圧の異なるMOS型可変容量素子の合成容量の直線性を説明する図。 閾値電圧の異なるMOS型可変容量素子の数を増やした場合の合成容量の直線性を説明する図。 電子機器の機能ブロック図。 電子機器の外観の一例を示す図。 移動体の一例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.発振回路、発振器
図1は、本実施形態の発振回路12を含む振動デバイス200のブロック図である。発振回路12は、発振素子226を発振させて発振信号124を生成する発振用増幅回路203と、発振用増幅回路203と接続される第1の可変容量部201−1、第2の可変容量部201−2と、制御電圧V、基準電圧Vを受け取って必要な調整を行い、発振用
増幅回路203、第1の可変容量部201−1、第2の可変容量部201−2へと供給する電圧調整部202と、を含む。なお、本実施形態では、後述するように第1の可変容量部201−1と第2の可変容量部201−2とは同じ構成であるが、別の実施形態として一方が省略されてもよいし、一方が固定された容量を有する固定容量部であってもよい。また、別の実施形態として電圧調整部202を含まない構成であってもよい。
ここで、発振素子226としては、例えばATカット水晶振動子、SCカット水晶振動子、音叉型水晶振動子、SAW(Surface Acoustic Wave)共振子、その他の圧電振動子やMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)振動子などを用いることができる。本実施形態では、発振素子226がATカットの水晶振動子26(図2参照)であるとして説明する。
発振回路12は振動デバイス200の一部を構成する。振動デバイス200としては、例えば、発振素子226として振動子を備えた発振器や発振素子226として振動型のセンサー素子を備えた物理量センサー等が挙げられる。発振器としては、温度補償型発振器(TCXO)、電圧制御型発振器(VCXO)、恒温型発振器(OCXO)といった圧電発振器(水晶発振器等)や、SAW発振器、シリコン発振器、原子発振器等が挙げられる。また、物理量センサーとしては、角速度センサー(ジャイロセンサー)や加速度センサー等が挙げられる。本実施形態では、発振回路12が、制御電圧Vにより発振周波数を可変することができる水晶発振器であるVCXO(Voltage controlled Crystal Oscillator、電圧制御型水晶発振器)の一部を構成するとして説明する。つまり、図1の振動デバイス200はVCXOである。
また、発振回路12は図1のように集積回路(Integrated Circuit、IC)化されており、発振素子226と接続するための端子T1、T2を備える。そして、発振回路12は、発振信号124を出力するための端子T3、制御電圧Vを受け取るための端子T4を含む。なお、図1および以後の図において、電源電圧端子や接地端子については図示を省略する。また、発振回路12は発振素子226を含めて一体化されて、パッケージングされた振動デバイス200(VCXO)を構成してもよい。
図2は、本実施形態の発振回路12の回路構成例を示す図である。発振用増幅回路203は、アナログ反転増幅器として機能する帰還抵抗28を備えたインバーター24と、DCカット容量43、44と、を含み、これらが図2のように接続されている。インバーター24の入力側、出力側は、それぞれ端子T1、T2を介して水晶振動子26(図1の発振素子226に対応)と接続されており、水晶振動子26を発振させて発振信号124を生成する。
第1の可変容量部201−1、第2の可変容量部201−2も、図2のように水晶振動子26と接続される。第1の可変容量部201−1は、MOS型可変容量素子21A、21B、21Cを含み、これらが並列に接続されている。また、第2の可変容量部201−2は、MOS型可変容量素子22A、22B、22Cを含み、これらが並列に接続されている。第1の可変容量部201−1と第2の可変容量部201−2とは同じ構成であり、MOS型可変容量素子21A、21B、21Cは、それぞれMOS型可変容量素子22A、22B、22Cと特性が同じである。
第1の可変容量部201−1において、MOS型可変容量素子21A、21B、21Cは、それぞれ閾値電圧が異なっている。ここで、閾値電圧とは容量値が急峻に変化する電圧のことをいう。第1の可変容量部201−1と第2の可変容量部201−2とは同じ構成であり、MOS型可変容量素子22A、22B、22Cについても、それぞれ閾値電圧が異なっている。なお、本実施形態では、第1の可変容量部201−1において、3つの
MOS型可変容量素子21A、21B、21Cが並列に接続されているが、3つに限られるものではなく、2つ以上であればいくつでもよい。このとき、第2の可変容量部201−2も、第1の可変容量部201−1と同じ構成になるようにMOS型可変容量素子の数が変化する。
MOS型可変容量素子21A、21B、21Cのゲート端子(極性を反転させた場合にはバックゲート端子)には、基準電圧Vr1が印加され、バックゲート端子(極性を反転させた場合にはゲート端子)には、それぞれ制御電圧VC1、VC2、VC3が印加される。MOS型可変容量素子21A、21B、21Cは、それぞれ基準電圧Vr1と制御電圧VC1、VC2、VC3との差に応じて容量が変動し、これらの合成容量に応じて発振信号124の周波数も変化する。
また、MOS型可変容量素子22A、22B、22Cのゲート端子(極性を反転させた場合にはバックゲート端子)には、基準電圧Vr2が印加され、バックゲート端子(極性を反転させた場合にはゲート端子)には、それぞれ制御電圧VC1、VC2、VC3が印加される。MOS型可変容量素子22A、22B、22Cは、それぞれ基準電圧Vr2と制御電圧VC1、VC2、VC3との差に応じて容量が変動し、これらの合成容量に応じて発振信号124の周波数も変化する。
なお、図2のように、MOS型可変容量素子21A、22Aは固定容量41Aを介して接地され、MOS型可変容量素子21B、22Bは固定容量41Bを介して接地され、MOS型可変容量素子21C、22Cは固定容量41Cを介して接地されている。
電圧調整部202は、制御電圧調整回路205および基準電圧調整回路206を含む。制御電圧調整回路205は、端子T4で受け取った制御電圧Vを、必要に応じて調整して制御電圧VC1、VC2、VC3として出力する。また、基準電圧調整回路206は、例えば電源電圧Vdd(不図示)から生成された基準電圧Vを、必要に応じて調整して基準電圧Vr1、Vr2として出力する。
ここで、制御電圧調整回路205および基準電圧調整回路206が行う調整は、例えば、MOS型可変容量素子21A、21B、21C、22A、22B、22Cの少なくとも1つに生じた製造ばらつきを調整するものである。よって、特許文献1の発明のようにMOS型可変容量素子21A、21B、21C、22A、22B、22Cのそれぞれに異なるバイアス電圧を生成する大きな回路(バイアス電圧供給部)を設ける必要はない。制御電圧調整回路205、基準電圧調整回路206は、例えば回路規模の小さい、微調整用の抵抗分圧回路等で実現することが可能である。
また、別の実施形態として、制御電圧調整回路205および基準電圧調整回路206の少なくとも一方がなくてもよい。仮に制御電圧調整回路205がない場合には、制御電圧Vがそのまま制御電圧VC1、VC2、VC3として出力される。つまり、MOS型可変容量素子21A、21B、21C、22A、22B、22Cのバックゲート端子(極性を反転させた場合にはゲート端子)に共通の制御電圧Vが印加されてもよい。また、仮に基準電圧調整回路206がない場合には、基準電圧Vがそのまま基準電圧Vr1、Vr2として出力される。つまり、MOS型可変容量素子21A、21B、21C、22A、22B、22Cのゲート端子(極性を反転させた場合にはバックゲート端子)に共通の基準電圧Vが印加されてもよい。なお、以下ではMOS型可変容量素子21A、21B、21C、22A、22B、22Cについて、製造時のばらつきを調整する必要はなく、電圧調整部202は、基準電圧Vをそのまま基準電圧Vr1、Vr2として出力し、制御電圧Vをそのまま制御電圧VC1、VC2、VC3として出力しているとして説明する。
このとき、MOS型可変容量素子21A、21B、21C(または、MOS型可変容量素子22A、22B、22C)の端子間電圧は同じであるが、それぞれ閾値電圧が異なるため、第1の可変容量部201−1(第2の可変容量部201−2)としての制御電圧Vの変化に対する合成容量の可変幅を広げて、周波数可変幅を広げることができる。また、バイアス電圧供給部を設ける必要がないため回路規模も小さくできる。このことについて、以下に図3〜図6を参照して詳細に説明する。なお、第1の可変容量部201−1と第2の可変容量部201−2とは同じ構成であるため、以下においては第1の可変容量部201−1についてのみ説明を行うが、第2の可変容量部201−2についても同じである。
図3は1つのMOS型可変容量素子の特性を説明するための図である。一般に、半導体集積回路で用いられる可変容量素子としては、バラクターダイオード、MOS型可変容量素子の2種類が知られている。図3の点線の特性曲線Cdは1つのバラクターダイオードのC−V特性(容量値と制御電圧との関係)を表す。また、図3の実線の特性曲線Ccは1つのMOS型可変容量素子のC−V特性を表す。制御電圧は中心電圧Vm(ここでは、中心電圧Vm=0Vとする)を中心に−Va〜+Vaの範囲で可変であるとする。
ここで、VCXOにおいて、制御電圧によって発振周波数を線形に調整するためには、制御電圧の変化に対して容量値がほぼ線形に変化する可変容量素子を用いる必要がある。また、容量値の可変比率(最小容量値と最大容量値の比率)が大きいほど、発振周波数の可変幅も大きくなり、ユーザーの使い勝手のよいVCXOを実現できる。図3の特性曲線Cdのように、バラクターダイオードは、制御電圧の−Va〜+Vaの範囲の変化に対してほぼ線形に変化するが、容量値の可変比率が小さく、大きな周波数可変幅が得られない。一方、図3の特性曲線Ccのように、MOS型可変容量素子は閾値電圧付近で容量値が急峻に変化し、容量値の可変比率が大きい。図3の例では、MOS型可変容量素子の閾値電圧はほぼ中心電圧Vmである。しかし、特性曲線Ccは閾値電圧を中心とする比較的限られた範囲(図3の範囲Ra)でしか直線性を示さない。
そこで、特許文献1の発明では、並列に接続した複数のMOS型可変容量素子のそれぞれに異なるバイアス電圧を与えて、合成容量の直線性を示す範囲を拡張している。しかし、上記の通り、バイアス電圧供給部を設ける必要があるためVCXOの小型化を妨げることになる。また、伸張コイルを用いてMOS型可変容量素子のC−V特性を変化させて、直線性を示す範囲を拡張する手法もある。しかし、伸張コイルを必須の部品とすると、部品点数が増えるためVCXOの小型化を妨げることになる。そこで、本実施形態の発振回路12は、MOS型可変容量素子21A、21B、21Cの閾値電圧をそれぞれ異ならせることで、直線性を示す範囲を拡張する。
図4は、MOS型可変容量素子の構成を説明するための概略断面図である。図4において、PWはPウェルであり、N+はN型トランジスターのドレイン・ソース領域に対応する。図4のMOS型可変容量素子では、ドレインとソースとが、コンタクト電極CT、金属配線MWによって電気的に接続されており、例えば制御電圧Vが印加される。また、ゲート酸化膜GIの上にはポリシリコンゲート電極PGがあり、例えば基準電圧Vが印加される。
MOS型可変容量素子の閾値電圧は、製造工程においてポリシリコンゲート電極PGの下の半導体層への不純物ドープ量を変更することで調整可能である。ゲート電極下の半導体層とは、例えばチャンネル領域である。このとき、従来のMOS型トランジスターの製造工程と同じ手法を用いることができるため、効率的にMOS型可変容量素子を含む発振回路12を製造することが可能である。なお、図4ではN型のMOS型可変容量素子を示
したが、P型のMOS型可変容量素子を用いてもよい。
図5は、閾値電圧の異なるMOS型可変容量素子の合成容量の直線性を説明する図である。図5の点線の特性曲線Cc1、Cc2、Cc3はそれぞれ1つのMOS型可変容量素子のC−V特性を表し、実線の特性曲線Ccomはこれらの合成容量についてのC−V特性を表す。例えば、第1の可変容量部201−1のMOS型可変容量素子21A、21B、21Cを、それぞれ特性曲線Cc1、Cc2、Cc3に対応させることができる。このとき、MOS型可変容量素子21A、21B、21Cの閾値電圧は、製造工程において不純物ドープ量を変更することで調整されており、それぞれ異なっている。しかし、これらを図2のように並列に接続することで(図2の第1の可変容量部201−1参照)、合成容量についてのC−V特性は特性曲線Ccomのようになる。特性曲線Ccomは、図5のWcomの範囲において直線性を示しており、直線性の範囲が拡張されていることがわかる。したがって、制御電圧Vの変化に対する合成容量の可変幅を広げて、周波数可変幅を広げることができる。
ここで、閾値電圧が0V以下であるMOS型可変容量素子をデプレッション型のMOS型可変容量素子とし、閾値電圧が0Vよりも高いMOS型可変容量素子をエンハンスメント型のMOS型可変容量素子とする。図5の例では、中心電圧Vmは0Vであり、MOS型可変容量素子21A、21B(特性曲線Cc1、Cc2)の閾値電圧は0V以下であるためデプレッション型に分類される。一方、MOS型可変容量素子21C(特性曲線Cc3)の閾値電圧は0Vより高くエンハンスメント型に分類される。図5の例のように、それぞれ少なくとも1つは含まれるエンハンスメント型とデプレッション型とを組み合わせることで、合成容量の変化特性において、直線性を示す範囲に0Vが含まれるようにできる。よって、0V付近の電圧を中心電圧Vmとして、中心電圧Vmを基準として制御電圧を変化させることで合成容量を線形に変化させることができ、調整が容易な発振回路12を実現できる。ここで、中心電圧Vmは、図5の例では0Vに等しいが、デプレッション型のMOS型可変容量素子の閾値電圧とエンハンスメント型のMOS型可変容量素子の閾値電圧との間の電圧をとり得る。つまり、中心電圧Vmは0Vに限られるものではなく、幅を持たせることが可能である。なお、全てがエンハンスメント型または全てがデプレッション型である場合は除かれるが、エンハンスメント型とデプレッション型との組み合わせの比率に特に制限はない。
図6は、閾値電圧の異なるMOS型可変容量素子の数を増やした場合の合成容量の直線性を説明する図である。図示の都合上、図2では3つのMOS型可変容量素子21A、21B、21Cを並列接続した例を示しているが、より多くのMOS型可変容量素子を並列接続することで、合成容量の直線性を示す範囲を大きく拡張することができる。図6は、例えば7つのMOS型可変容量素子を並列接続した場合のシミュレーション結果に基づく図である。このとき、7つのMOS型可変容量素子のそれぞれのC−V特性は特性曲線Ce1〜Ce7のようになる。また、合成容量についてのC−V特性は特性曲線Ccomのようになる。
図6の例では、中心電圧Vm(=0V)を中心とする制御電圧の全ての可変範囲−Va〜+Vaで、合成容量を線形に変化させることができる。仮に、この合成容量のC−V特性を、MOS型可変容量素子のそれぞれに異なるバイアス電圧を与えることだけで実現すると、例えば0、Vdd/6、2×Vdd/6、3×Vdd/6、4×Vdd/6、5×Vdd/6、Vdd(それぞれ、図6の特性曲線Ce1、Ce2、Ce3、Ce4、Ce5、Ce6、Ce7に対応)をバイアス電圧供給部で生成する必要がある。合成容量の直線性を示す範囲を大きく拡張するために多くのMOS型可変容量素子を並列接続すると、バイアス電圧供給部は多くの中間電圧を精度よく生成する必要がある。そのため、回路規模が増大してしまう。
本実施形態の発振回路12では、多くのMOS型可変容量素子を並列接続しても、印加する電圧を共通化することも可能であり、バイアス電圧供給部を必要としないので、回路規模を小さくすることができる。以上のように、本実施形態の発振回路12および振動デバイス200は、制御電圧Vの変化に対する周波数変化の直線性を確保して周波数可変幅を広げることができ、かつ回路規模の増加を抑えることができる。
2.電子機器
本実施形態の電子機器300について、図7〜図8を用いて説明する。なお、図1〜図6と同じ要素については同じ番号、符号を付しており説明を省略する。
図7は、電子機器300の機能ブロック図である。電子機器300は、発振回路12と水晶振動子26とを含む振動デバイス200、CPU(Central Processing Unit)320、操作部330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360、表示部370、音出力部380を含んで構成されている。なお、電子機器300は、図7の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
振動デバイス200は、クロックパルス(発振信号124が対応)をCPU320だけでなく各部に供給する(図示は省略)。なお、振動デバイス200は、発振回路12と水晶振動子26とが一体化されてパッケージングされた発振器であってもよい。
CPU320は、ROM340等に記憶されているプログラムに従い、発振回路12が出力するクロックパルスを用いて各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、CPU320は、操作部330からの操作信号に応じた各種の処理、外部とデータ通信を行うために通信部360を制御する処理、表示部370に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理、音出力部380に各種の音を出力させる処理等を行う。
操作部330は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU320に出力する。
ROM340は、CPU320が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM350は、CPU320の作業領域として用いられ、ROM340から読み出されたプログラムやデータ、操作部330から入力されたデータ、CPU320が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部360は、CPU320と外部装置との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
表示部370は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示装置であり、CPU320から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
そして、音出力部380は、スピーカー等の音を出力する装置である。
上記の通り、振動デバイス200が含む発振回路12は、制御電圧変化に対する周波数変化の直線性を確保して周波数可変幅を広げることができ、かつ回路規模の増加を抑えることができる。そのため、電子機器300は必要な周波数可変幅を持つクロックパルスを発振回路12から得ることができ、小型化を実現することが可能である。
電子機器300としては種々のものが考えられる。例えば、パーソナルコンピューター(例えば、モバイル型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター)、携帯電話機などの移動体端末、ディジタルスチールカメラ、インクジェット式吐出装置(例えば、インクジェットプリンター)、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器、移動体端末基地局用機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ゲーム用コントローラー、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
図8は、電子機器300の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。電子機器300であるスマートフォンは、操作部330としてボタンを、表示部370としてLCDを備えている。そして、電子機器300であるスマートフォンは、発振回路12を含むことで、小型化を実現することが可能である。
3.移動体
本実施形態の移動体400について、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態の移動体400の一例を示す図(上面図)である。図9に示す移動体400は、発振回路410、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420、430、440、バッテリー450、バックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態の移動体400は、図9の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
発振回路410は、上記の発振回路12に対応し、不図示の発振素子226と接続されて使用されるが、振動デバイス200(発振器)に置き換えてもよい。その他の構成要素の詳細な説明は省略するが、移動体400の移動に必要な制御を行うため高い信頼性が要求される。例えば、バッテリー450の他に、バックアップ用バッテリー460を備えることで信頼性を高めている。
発振回路410が出力するクロックパルスについても、使用環境の変動によらずに所定の発振周波数であることが必要とされる。発振回路410は発振回路12を含むので、可変容量素子の容量変化の直線性を確保しながら容量の可変幅を広げることができ、かつ回路規模の増加を抑えることができる。そのため、移動体400は、温度等の環境の変化にも対応できる周波数可変幅を持つクロックパルス(発振信号124が対応)を発振回路410から得ることができる。つまり、移動体400は、発振回路12を含むことで信頼性を確保できる。
このような移動体400としては種々のものが考えられ、例えば、自動車(電気自動車も含む)、ジェット機やヘリコプター等の航空機、船舶、ロケット、人工衛星等が挙げられる。
4.その他
本発明は、上記の実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明
は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
12 発振回路、21A〜21C MOS型可変容量素子、22A〜22C MOS型可変容量素子、24 インバーター、26 水晶振動子、28 帰還抵抗、41A〜41C
固定容量、43 DCカット容量、44 DCカット容量、124 発振信号、200
振動デバイス(VCXO)、201−1 第1の可変容量部、201−2 第2の可変容量部、202 電圧調整部、203 発振用増幅回路、205 制御電圧調整回路、206 基準電圧調整回路、226 発振素子、300 電子機器、320 CPU、330 操作部、340 ROM、350 RAM、360 通信部、370 表示部、380 音出力部、400 移動体、410 発振回路、420 コントローラー、450 バッテリー、460 バックアップ用バッテリー、CT コンタクト電極、GI ゲート酸化膜、MW 金属配線、PG ポリシリコンゲート電極、PW Pウェル

Claims (8)

  1. 発振素子が接続されて発振信号を生成する発振用増幅回路と、
    2端子のうち一端が前記発振用増幅回路と電気的に接続される複数のMOS型可変容量素子と、
    を含み、
    前記複数のMOS型可変容量素子は、
    それぞれの閾値電圧が異なり、
    それぞれの一方の端子に制御電圧、他方の端子に基準電圧が印加される、
    発振回路。
  2. 前記複数のMOS型可変容量素子は、
    ゲート電極下の半導体層への不純物ドープ量がそれぞれ異なる、請求項1に記載の発振回路。
  3. 前記複数のMOS型可変容量素子は、
    少なくとも1つがエンハンスメント型で、少なくとも1つがデプレッション型である、請求項1または2に記載の発振回路。
  4. 前記複数のMOS型可変容量素子は、
    それぞれの前記一方の端子に共通の制御電圧が印加され、前記他方の端子に共通の基準電圧が印加される、請求項1から3のいずれか1項に記載の発振回路。
  5. 前記複数のMOS型可変容量素子は、
    それぞれの前記一方の端子に共通の制御電圧が印加され、前記他方の端子にそれぞれ異なる基準電圧が印加される、請求項1から3のいずれか1項に記載の発振回路。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の発振回路と、
    前記発振素子と、
    を含む発振器。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の発振回路、または請求項6に記載の発振器
    を含む電子機器。
  8. 請求項1から5のいずれか1項に記載の発振回路、または請求項6に記載の発振器
    を含む移動体。
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