JP2015103162A - 画像形成装置及び認証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーのログインの手間を解消するとともに、ユーザーIDやパスワードが漏洩されても、なりすましのログインを確実に防止することが可能な複合機を提供する。【解決手段】携帯端末装置が、近距離無線通信可能な所定の範囲内にあるか否かを検知する通信手段401と、前記携帯端末装置が前記範囲内にあると検知されると、近距離無線通信を介して、当該携帯端末装置から、ユーザー認証に必要な認証情報を取得し、当該取得した認証情報と、自装置の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、前記携帯端末装置を所有するユーザーのユーザー認証を行う第一の認証手段402とを備える。【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置及び認証方法に関し、詳しくは、ユーザーのログインの手間を解消するとともに、ユーザーIDやパスワードが漏洩されても、なりすましのログインを確実に防止することが可能な画像形成装置及び認証方法に関する。
従来、ユーザーが、複合機、複写機等の画像形成装置を使用する場合に、当該画像形成装置の操作部からユーザー名とパスワードとを入力して、当該画像形成装置にユーザー認証を実行させていた。これにより、画像形成装置を使用するユーザーの管理を行っていた。
しかしながら、このようなユーザー認証では、ユーザーがユーザー名とパスワードとを操作部に入力する必要があり、手間が掛かるという問題があった。又、ユーザーがユーザー名とパスワードとを入力する際に、他のユーザーがそれを覗き見てユーザー名とパスワードとを知るおそれがあり、覗き見に成功した他のユーザーが当該ユーザー名とパスワードとを入力してなりすましてログインすることが出来るという問題があった。
このような問題を解決するために、例えば、特開2006−221546号公報(特許文献1)には、地磁気を検出可能な磁気センサーを備えた情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、前記情報処理装置の向きに対応して変化する前記磁気センサーが検出する地磁気に基づいて方位を算出する算出手段と、任意の方位からなる暗証方位を予め登録して記憶させた記憶手段と、前記算出手段が算出する現在の方位と前記暗証方位とを照合する照合手段とを備え、前記暗証方位と前記現在の方位とを前記照合手段が照合して一致すると、所定の情報処理を行うことを特徴とする。これにより、従来のような複雑な暗証番号をユーザーが記憶しなくても良く、又、暗証方位と現在の方位との認証を行わないと、情報処理装置にアクセスできないので、セキュリティー機能に優れた情報処理装置を提供出来るとしている。
又、特開2004−181775号公報(特許文献2)には、ネットワーク回線を通じて複数のホスト装置から伝送される印刷データを印刷する印字部と操作表示部を備え、親展印刷機能を有する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、前記操作表示部は、1以上の初期画面に親展印刷用の認証画面に切り替えるためのショートカットアイコンを表示することを特徴とする。これにより、親展文書を出力する際、認証画面に直接切り替えるショートカットアイコンを設けることで、誤って認証されるおそれもなく、誰でも簡単に親展ジョブの印刷を指示することができ、他の利用者の操作に影響の少ない、親展印刷機能を有する画像形成装置を得ることができるとしている。
又、特開2007−122384号公報(特許文献3)には、利用者を特定する第1特定情報を表示する表示手段、及び前記第1特定情報と異なる第2特定情報を受付ける受付手段を備え、前記表示手段に表示する第1特定情報と前記受付手段にて受付けた第2特定情報とを用いて利用者の認証を行う認証装置が開示されている。この認証装置では、外部機器を識別する識別情報と前記第1特定情報との対応関係を規定したテーブルと、識別情報を記憶してある外部機器の存否を無線通信により検知する検知手段と、前記外部機器の存在を検知した場合、前記外部機器から前記識別情報を取得する手段と、取得した前記識別情報に対応付けられている第1特定情報を前記テーブルから読出す手段と、読出した第1特定情報を前記表示手段に表示する手段とを備えることを特徴とする。これにより、ログイン名を表す第1特定情報とパスワードを表す第2特定情報とを用いて利用者の認証を行う場合であっても、利用者自身は双方を入力する必要がないため、利用者に対する利便性を向上させることができ、また、第1特定情報を表示した場合であっても、第2特定情報は利用者自身に入力させる構成であるため、セキュリティーを確保することが可能となるとしている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ログインの際の方位を予め登録する必要があり、手間であり、登録した暗証方位を失念するとログインすることが出来ないという問題がある。
又、特許文献2に記載の技術では、親展印刷のジョブがあると、ログインするためのショートカットを表示するものの、この場合であっても、ユーザーは、ユーザー名やパスワードを入力する必要があり、ユーザーの入力の手間を削減することは出来ないという問題がある。
又、特許文献3に記載の技術では、自動でユーザー名を表示し、ユーザーにパスワードの入力のみを実施させるよう構成しているが、この場合であっても、ユーザーはパスワードの入力をする必要があり、手間であり、更に、パスワードの覗き見やなりすましログインを確実に防止出来ないという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、ユーザーのログインの手間を解消するとともに、ユーザーIDやパスワードが漏洩されても、なりすましのログインを確実に防止することが可能な画像形成装置及び認証方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、ユーザーが所有する携帯端末装置と近距離無線通信可能な画像形成装置であって、以下の構成を採用する。
即ち、本発明は、前記携帯端末装置が、近距離無線通信可能な所定の範囲内にあるか否かを検知する通信手段と、前記携帯端末装置が前記範囲内にあると検知されると、近距離無線通信を介して、当該携帯端末装置から、ユーザー認証に必要な認証情報を取得し、当該取得した認証情報と、自装置の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、前記携帯端末装置を所有するユーザーのユーザー認証を行う第一の認証手段とを備えることを特徴とする。
又、前記第一の認証手段が、前記ユーザーの使用を許可した場合に、再度、前記携帯端末装置の待機情報、向き情報、及び前記ユーザーのキー入力のいずれかに基づいて、ユーザー認証を行う第二の認証手段を更に備える。
又、前記第二の認証手段は、前記携帯端末装置の待機情報に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、前記携帯端末装置の検知時点から、当該携帯端末装置の検知継続時間を経時し、当該検知継続時間が予め設定された閾時間を超過したか否かを判定し、前記判定の結果、前記検知継続時間が前記閾時間を超過した場合に、前記ユーザーの使用を許可する。
又、前記携帯端末装置に電子コンパスを予め搭載させておき、当該携帯端末装置又は自装置は、当該電子コンパスに基づいて、当該携帯端末装置の方位を示す方位情報を取得するとともに、当該方位情報と、当該携帯端末装置に予め設定された基準位置となる基準位置情報とに基づいて、当該携帯端末装置の基準位置がどの向きを向いているかを示す向き情報を算出するようにする。そして、前記第二の認証手段は、前記携帯端末装置の向き情報に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、前記携帯端末装置の向き情報が、自装置の操作部の向きを示す認証向き情報と対応するか否かを判定し、前記判定の結果、前記向き情報が前記認証向き情報と対応する場合に、前記ユーザーの使用を許可する。
又、前記第二の認証手段が、ユーザーのキー入力に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、前記携帯端末装置の操作部に、ユーザー認証のためのログインキーを押下可能に表示させ、当該ログインキーの押下が検知された場合に、前記ユーザーの使用を許可する。
又、前記第二の認証手段が、ユーザーのキー入力に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、自装置の操作部に、ユーザーから認証情報の入力を受け付けるユーザー認証画面を表示し、ユーザーから認証情報の入力を受け付けると、当該認証情報と、前記許可情報とに基づいて、前記ユーザーの使用を許可する。
尚、本発明は、ユーザーが所有する携帯端末装置と近距離無線通信可能な画像形成装置の認証方法として提供することが出来る。
即ち、本発明は、前記携帯端末装置が、近距離無線通信可能な所定の範囲内にあるか否かを検知するステップと、前記携帯端末装置が前記範囲内にあると検知されると、近距離無線通信を介して、当該携帯端末装置から、ユーザー認証に必要な認証情報を取得し、当該取得した認証情報と、自装置の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、前記携帯端末装置を所有するユーザーのユーザー認証を行うステップと
を備えることを特徴とする。このような構成であっても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
を備えることを特徴とする。このような構成であっても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
又、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通する、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムに従ってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。又、前記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用いて構成することもできる。又、当該プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通させることも可能である。
本発明の画像形成装置及び認証方法によれば、ユーザーのログインの手間を解消するとともに、ユーザーIDやパスワードが漏洩されても、なりすましのログインを確実に防止することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
<画像形成装置>
本発明の実施形態に係る画像形成装置は、例えば、通常の画像形成装置であり、以下に、この画像形成装置について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略模式図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
本発明の実施形態に係る画像形成装置は、例えば、通常の画像形成装置であり、以下に、この画像形成装置について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略模式図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
尚、本発明の画像形成装置は、例えば、プリンタやスキャナ単体、或いはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。
以下に、例えば、コピー機能を利用する場合の複合機100(MFP:Multi Function Peripheral)の動作を簡単に説明する。
先ず、ユーザーが複合機100を利用する場合、自己の携帯端末装置300を複合機100に近づけると、当該複合機100が、近距離無線通信の通信部200に基づいてユーザー認証する。
ユーザー認証が完了すると、ユーザーは、原稿を筐体部の上面に備えられている原稿台101に載置する。続いて、ユーザーは、前記原稿台101近傍に備えられている操作部102(操作パネル)を使用して、画像形成に関する設定条件(用紙サイズや送信先等)の入力を当該操作部102の初期画面(操作画面)から入力する。そして、ユーザーが、画像形成に対応するコピー機能を選択して、前記操作部102に設けられたスタートキーを押下すると、前記複合機100が、画像形成(印刷処理)を開始する。
ここで、画像読取部103において、光源104から照射された光が、前記原稿台101に置かれた原稿に反射される。反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は前記撮像素子108により光電変換されて、前記原稿に対応する画像データが生成される。
ここで、前記画像データに基づいてトナー像を形成する部分が画像形成部109である。前記画像形成部109には感光体ドラム110が備えられている。上記感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが配置されている。
前記帯電器111は、前記感光体ドラム110表面を一様に帯電させる。前記露光ユニット112は、帯電された感光体ドラム110の表面に、前記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。前記現像器113は、形成された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、前記転写器114により、記録媒体(例えば、用紙、シート)に転写される。前記クリーニングユニット115は、前記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、前記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
前記シートは、複合機100に備えられた複数の給紙カセット116から搬送される。搬送される時は、前記シートは、ピックアップローラ117により何れか1つの給紙カセット116から搬送路へ引き出される。各給紙カセット116には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、画像形成に関する設定条件に基づいてシートが給紙される。
搬送路に引き出されたシートは、搬送ローラ118やレジストローラ119により感光体ドラム110と転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、前記シートは前記転写器114により前記トナー像が転写され、定着装置120に搬送される。
前記トナー像が転写されたシートが、前記定着装置120に備えられた加熱ローラと加圧ローラの間を通過すると、前記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。前記加熱ローラの熱量は、紙種に応じて最適に設定され、前記定着が適切に行われる。前記可視像がシートに定着されて画像形成が終了し、当該シートは搬送ローラ118により、排紙口121を介して、前記筐体部の胴内に設けられた胴内トレイ122へ排紙される。前記シートは、前記胴内トレイ122に積載され、収容される。上記手順により、複合機100は画コピー機能をユーザーに提供する。
図2は、本発明の実施形態に係る操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザーは、前記操作部102を用いて、上述のような画像形成についての設定条件を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。前記設定条件が入力される場合、前記操作部102に備えられたタッチパネル201(操作パネル)、タッチペン202、操作キー203が用いられる。
前記タッチパネル201には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられている。即ち、タッチパネル201上に表示された画面内のキーを押下することによって、当該押下されたキーに対応する設定条件が入力される。
前記タッチパネル201の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(図示せず)が設けられており、当該表示部が、例えば、前記初期画面等の操作画面を表示する。前記タッチパネル201の近傍には、タッチペン202が備えられており、ユーザーがそのタッチペン202の先をタッチパネル201に接触させると、タッチパネル201下に設けられたセンサーが接触先を検知する。
更に、タッチパネル201近傍には、所定数の操作キー203が設けられ、例えば、テンキー204、スタートキー205、クリアキー206、ストップキー207、リセットキー208、電源キー209が備えられている。
次に、図3を用いて、複合機100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、本発明に係る複合機100の制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305、操作部102、通信部200を内部バス306によって接続している。
前記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、前記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ306と前記操作部102と前記通信部200からのデータや指示、キーに対応する信号、命令等を授受し、図1に示した各駆動部の動作を制御する。
又、前記通信部200は、例えば、ICタグを利用した無線通信、ブルートゥース、赤外線通信等の近距離無線通信を実行し、例えば、スマートフォン、タブレット型端末装置、ノートパソコン等の携帯端末装置300と近距離無線通信する。
又、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU301がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。前記ROM302、HDD304等には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機の機能ブロック図である。又、図5は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機の機能ブロック図である。又、図5は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
先ず、ユーザーが、自己の携帯端末装置300を携帯して、複合機100の電源を投入すると、当該複合機100の通信手段401が、近距離無線通信可能な通信部200を起動し(図5:S101)、図6(A)に示すように、通信部200を中心とした所定の範囲600内に、近距離無線通信可能な携帯端末装置300があるか否かを検知する(図5:S102)。
ここで、前記範囲600は、通信部200により近距離無線通信可能な範囲に対応する。又、携帯端末装置300を携帯したユーザーが、前記範囲600外である場合には、通信手段401は、当該携帯端末装置300を検知することは無い(図5:S102NO)。
通信手段401は、複合機100の電源が切断される、又はユーザーの指示等により近距離無線通信が停止されるまで、所定の範囲600内に含まれる携帯端末装置300の検知を継続する。
一方、ユーザーが、携帯端末装置300を近距離無線通信可能な状態にしておいて、図6(A)に示すように、複合機100の通信部200の所定の範囲600に入ると、通信手段401は、前記携帯端末装置300があると検知し(図5:S102YES)、当該携帯端末装置300との近距離無線通信を開始し、その旨を第一の認証手段402に通知する。当該通知を受けた第一の認証手段402は、近距離無線通信を介して、携帯端末装置300から、ユーザー認証に必要な認証情報、例えば、ユーザー名(ユーザーID、「A」等)、パスワード(「aaa」)を取得する(図5:S103)。
そして、第一の認証手段402は、前記取得した認証情報と、複合機100に予め登録された、当該複合機100の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、携帯端末装置300を所有するユーザーの(第一の)ユーザー認証を行う(図5:S104)。
第一の認証手段402がユーザー認証する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、前記許可情報には、複合機100の使用を許可されたユーザーのユーザー名と、当該ユーザー名のパスワードとが関連付けられており、第一の認証手段402は、前記取得された認証情報のユーザー名と、前記許可情報のユーザー名とを照合するとともに、当該認証情報のユーザー名のパスワードと、当該許可情報のユーザー名のパスワードとを照合し、両者一致するか否かを判定する。
前記判定の結果、前記認証情報のユーザー名が前記許可情報のユーザー名に一致しない、又は前記認証情報のユーザー名のパスワードが前記許可情報のユーザー名のパスワードに一致しない場合(図5:S104NO)、第一の認証手段402は、前記認証情報が前記許可情報に一致しないと判定し、ユーザーの使用を不許可とする(図5:S105)。
第一の認証手段402が、ユーザーの使用を不許可とする方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、タッチパネル201上に、当該携帯端末装置300のユーザーの使用を許可しない旨の画面を表示する。これにより、ユーザーは、複合機100を使用出来ないと知ることが可能となる。
尚、第一の認証手段402が、ユーザーの使用を不許可とした後は(図5:S105)、前記携帯端末装置300が複合機100の通信部200の所定の範囲600に入っていたとしても、当該携帯端末装置300に対してユーザー認証を実行しない。そして、当該携帯端末装置300が複合機100の通信部200の所定の範囲600から外れた場合に、第一の認証手段402が、前記携帯端末装置300から取得した認証情報を消去(リセット)し、再度、携帯端末装置300が複合機100の通信部200の所定の範囲600に入った場合に、S102に戻って処理を繰り返すことになる。
一方、S104において、前記判定の結果、前記認証情報のユーザー名が前記許可情報のユーザー名に一致し、且つ、前記認証情報のユーザー名のパスワードが前記許可情報のユーザー名のパスワードに一致した場合(図5:S104YES)、第一の認証手段402は、前記認証情報が前記許可情報に一致すると判定し、ユーザーの使用を許可とする。
このように、近距離無線通信可能な携帯端末装置300を有するユーザーが、複合機100に近づけば、当該複合機100が自動的に携帯端末装置300の認証情報を取得して、ユーザー認証を実行するため、ユーザーは、ユーザー認証(ログイン)のために、自己のユーザー名やパスワードを入力する必要が無くなる。つまり、ユーザーのログイン作業が簡略化する。そのため、ユーザーのログインの手間を解消することが可能となる。又、ユーザー認証は、複合機100と携帯端末装置300とが近距離無線通信で自動的に行うため、ユーザー名やパスワードを第三者が盗み見るということが出来ない。言い換えると、携帯端末装置300を所有するユーザーのみ、複合機100を使用することが出来る。従って、携帯端末装置300を持っていない第三者のなりすましログインを確実に防止することが可能となる。
又、従来であれば、ユーザー名やパスワードが漏れてしまうと、第三者でもなりすましログインすることが可能であったが、本発明では、携帯端末装置300の近距離無線通信により、先ずはユーザー認証を行うため、第三者のなりすましログインすることが出来なくなる。つまり、本発明では、ユーザー名やパスワードが漏れてしまったとしても、携帯端末装置300が無ければ、ユーザー認証が出来ないため、セキュリティーを強化することが可能となる。
ところで、第一の認証手段402が近距離無線通信でユーザー認証を実行した後の処理は、直に、ユーザーの使用を許可しても構わないし、後述ように第二のユーザー認証しても構わない。本発明の実施形態では、例えば、以下のように構成する。
例えば、S104において、ユーザーの使用を許可した第一の認証手段402が、その旨を第二の認証手段403に通知する。当該通知を受けた第二の認証手段403は、携帯端末装置300の待機情報、向き情報、ユーザーのキー入力のいずれかに基づいて、再度、(第二の)ユーザー認証を行う(図5:S106)。
ここで、第二の認証手段403が、例えば、携帯端末装置300の待機情報に基づいて、ユーザー認証を行う場合は、以下のようになされる。
例えば、第一の認証手段402が、ユーザー認証した際に、第二の認証手段403は、S106において、携帯端末装置300の検知時点から、当該携帯端末装置300の検知継続時間を経時し、当該検知継続時間が予め設定された閾時間(例えば、数分)を超過したか否かを判定する。
ここで、検知継続時間は、携帯端末装置300が所定の範囲600内に入っている間の時間、つまり、待機時間を意味し、例えば、携帯端末装置300が所定の範囲600に入って、当該範囲600から直に出た場合には、検知継続時間の経時は、携帯端末装置300が出た時点で停止される。
例えば、ユーザーが、複合機100の近傍を通っただけである場合は、前記検知継続時間は非常に短い時間となる。前記判定の結果、前記検知継続時間が前記閾時間を超過しない場合(図5:S106NO)、第二の認証手段403が、ユーザーの単なる通りすがりと判定し、ユーザーの使用を不許可する(図5:S105)。一方、ユーザーが、複合機100に長時間居れば、前記検知継続時間は非常に長い時間となる。前記判定の結果、前記検知継続時間が前記閾時間を超過した場合(図5:S106YES)、第二の認証手段403が、ユーザーは複合機100にログインしたいと判定し、ユーザーの使用を許可する。これにより、通りすがりのユーザーのユーザー認証を防止することが可能となる。
又、第二の認証手段403が、例えば、携帯端末装置300の向き情報に基づいて、ユーザー認証を行う場合は、以下のようになされる。
先ず、携帯端末装置300に電子コンパス(磁気方位計)を予め搭載させておき、当該電子コンパスに基づいて、携帯端末装置300は、自身の方位を示す方位情報を取得出来るようにする。次に、携帯端末装置300は、携帯端末装置300の方位情報と、携帯端末装置300の基準位置情報(携帯端末装置に予め設定された基準位置となる基準位置情報、例えば、先頭の位置情報、頭部の位置情報)とに基づいて、携帯端末装置300の基準位置がどの向きを向いているかを示す向き情報を算出するようにする。
この向き情報は、例えば、携帯端末装置300の先頭の位置を基準として、携帯端末装置300の電子コンパスの方位情報に対して携帯端末装置300の先頭の位置がどれだけ離れているかにより算出される。具体的には、電子コンパスの方位が北であり、北の方位情報に対して携帯端末装置300の先頭の位置が北の方位を向いていれば、北の方位情報に対して先頭の位置は直近であるから、携帯端末装置300の先頭は北向きと算出される。逆に、電子コンパスの方位が北であり、北の方位情報に対して携帯端末装置300の先頭の位置が南の方位を向いていれば、北の方位情報に対して先頭の位置は遠方であるから、携帯端末装置300の先頭は南向きと算出される。尚、東向きは、北の方位情報に対して45度の位置、西向きは、北の方位情報に対して275度の位置を基準に算出される。
そして、図6(B)に示すように、例えば、複合機100の操作部102の向きを、所定の方位(例えば、北)に向けて予め設置しておき、その操作部102の向きを認証向き情報として複合機100に予め記憶させておく。
そして、S106において、第二の認証手段403は、近距離無線通信により、携帯端末装置300から、当該携帯端末装置300の先頭の向き情報を取得し、当該取得した向き情報が、前記操作部102の向きを示す認証向き情報と対応するか否かを判定する(図5:S106)。
前記取得した向き情報が、前記操作部102の向きを示す認証向き情報と対応するか否かは、例えば、前記向き情報が認証向き情報と逆であるか、逆向きで所定の範囲内に含まれるか否かによりなされる。
例えば、図6(B)に示すように、ユーザーが、複合機100の操作部102に対面して携帯端末装置300の先頭を操作部102にかざしていれば、前記取得した向き情報が、前記操作部102の向きを示す認証向き情報と対応することになる。そのため、ユーザーが、携帯端末装置300の先頭を複合機100の操作部102にかざせば、第二の認証手段403は、当該取得した向き情報が、前記操作部102の向きを示す認証向き情報と対応すると判定し(図5:S106YES)、ユーザーの使用を許可する。
一方、図6(B)に示すように、ユーザーが、複合機100に近づいているものの、携帯端末装置300の先頭が操作部102と逆向きである場合、前記取得した向き情報が、前記操作部102の向きを示す認証向き情報と対応しないことになる。そのため、第二の認証手段403は、当該取得した向き情報が、前記操作部102の向きを示す認証向き情報と対応しないと判定し(図5:S106NO)、ユーザーの使用を不許可する(図5:S105)。これにより、ユーザーは、携帯端末装置300の操作により、複合機100を使用したいという意思表示をすれば、複合機100がユーザー認証する。そのため、近距離無線通信可能な携帯端末装置を持ったユーザーが複数、複合機100の周辺にいたとしても、本当にユーザー認証したいユーザーのみをユーザー認証することが可能となる。
又、第二の認証手段403が、例えば、ユーザーのキー入力に基づいて、ユーザー認証を行う場合は、以下のようになされる。
例えば、第一の認証手段402が、ユーザー認証した際に、第二の認証手段403は、図7(A)に示すように、携帯端末装置300の操作部(タッチパネル)に、ユーザー認証のためのログインキー700と、ユーザー認証を不要とするためのキャンセルキー701とを押下可能に表示させる(図5:S106)。
ユーザーは、このログインキー700、キャンセルキー701を確認し、例えば、当該ログインキー700を押下すれば、第二の認証手段403が、近距離無線通信を介して、当該ログインキー700の押下を検知することで(図5:S106YES)、ユーザーの使用を許可する。一方、ユーザーが、前記キャンセルキー701を押下すれば、第二の認証手段403が、当該キャンセルキー701の押下を検知することで(図5:S106NO)、ユーザーの使用を不許可する(図5:S105)。これにより、上述と同様に、複合機100は、ユーザーの意思表示に基づいてユーザー認証するため、ユーザーの意図に合わないユーザー認証を防止することが可能となる。
更に、セキュリティーを高めるためには、例えば、第一の認証手段402が、ユーザー認証した際に、第二の認証手段403は、図7(B)に示すように、ユーザー認証画面702をタッチパネル201上に表示させる。
前記ユーザー認証画面702には、所定のメッセージ「ユーザーID、パスワードを入力して下さい。」703と、ユーザーID、パスワードの入力欄704と、ユーザーID、パスワードを入力するためのキーボードキー705と、OKキー706と、キャンセルキー707とが表示される。
ここで、例えば、ユーザーが、キーボードキー705を用いて、自己のユーザーID、パスワードを入力欄704に入力し、OKキー706を押下すれば、第二の認証手段403は、前記入力されたユーザーIDと、予め登録された登録ユーザーIDとを照合するとともに、当該ユーザーIDのパスワードと、当該登録ユーザーIDの登録パスワードとを照合し、両者一致するか否かを判定する(図5:S106)。
ここで、前記ユーザーIDとパスワードは、第一の認証手段402が用いた認証情報と許可情報に対応しても良いし、別の認証情報として設定しても良い。
前記判定の結果、前記ユーザーIDが前記登録ユーザーIDに一致しない、又は前記ユーザーIDのパスワードが前記登録ユーザーIDのパスワードに一致しない場合(図5:S106NO)、第二の認証手段403は、ユーザーの使用を不許可とする(図5:S105)。
一方、前記判定の結果、前記ユーザーIDが前記登録ユーザーIDに一致し、且つ、前記ユーザーIDのパスワードが前記登録ユーザーIDのパスワードに一致した場合(図5:S106YES)、第二の認証手段403は、ユーザーの使用を許可とする。
このように、第一のユーザー認証が完了した後に、複合機100がユーザー認証画面702を表示して、改めてユーザーにユーザーIDとパスワードとの入力を受け付けることで、ユーザーが認証したい意思表示をはっきりと示すことが出来るとともに、第三者は、携帯端末装置300を所有し、且つ、ユーザーID、パスワードを知っていなければ、なりすましログインすることが出来なくなる。そのため、近距離無線通信による意図しないユーザー認証を防止し、セキュリティーを更に向上させることが可能となる。
さて、第二の認証手段403が、ユーザーの使用を許可すると、その旨を表示受付手段404に通知し、当該通知を受けた表示受付手段404は、所定の操作画面をタッチパネル201上に表示する(図5:S107)。
ユーザーは、前記操作画面を見ながら、コピー機能等の設定条件を入力するための機能項目キーを操作して、所望の設定条件を入力し、原稿台101に原稿を載置して、スタートキー205を押下すると、表示受付手段404が、当該設定条件とスタートキー205の押下を受け付けて、その旨を画像形成手段405に通知する。当該通知を受けた画像形成手段405は、前記原稿の画像データを読み取り、当該画像データに基づいて所定の用紙に画像形成を実行する(図5:S108)。これにより、例えば、印刷ジョブが実行される。他のジョブも同様である。
ここで、通信手段401は、ユーザーの使用が許可された後も、前記携帯端末装置300が所定の範囲600内にあるか否かを検知し(図5:S109)、継続して、当該携帯端末装置300があると検知した場合(図5:S109YES)、S107に戻って、表示受付手段404の画面表示、画像形成手段405のジョブ実行を継続させる。
一方、ユーザーが、何らかの理由により、前記範囲600から外に出た場合、通信手段401が、前記携帯端末装置300がないと検知し(図5:S109NO)、その旨を第一の認証手段402に通知する。当該通知を受けた第一の認証手段402は、現在、ログインしていたユーザーの使用を不許可とし、ログアウトする(図5:S110)。これにより、ユーザーが複合機100から離れれば、自動的にログアウトされるため、ユーザーのログアウトの作業を簡略化することが可能となる。
このように、本発明では、前記携帯端末装置が、近距離無線通信可能な所定の範囲内にあるか否かを検知する通信手段401と、前記携帯端末装置が前記範囲内にあると検知されると、近距離無線通信を介して、当該携帯端末装置から、ユーザー認証に必要な認証情報を取得し、当該取得した認証情報と、自装置の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、前記携帯端末装置を所有するユーザーのユーザー認証を行う第一の認証手段402とを備えることを特徴とする。これにより、ユーザーのログインの手間を解消するとともに、ユーザーIDやパスワードが漏洩されても、なりすましのログインを確実に防止することが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、携帯端末装置300が、自身の電子コンパスに基づいて、方位情報を取得し、当該携帯端末装置の向き情報を算出するよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、複合機100(第二の認証手段403)が、前記携帯端末装置300から、当該携帯端末装置の方位情報を取得し、当該方位情報と、当該携帯端末装置に予め設定された基準位置となる基準位置情報とに基づいて、当該携帯端末装置の基準位置がどの向きを向いているかを示す向き情報を算出するように構成しても構わない。
又、本発明の実施形態では、複合機100が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを複合機100に読み出させ、当該複合機100が前記各手段を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る画像形成装置及び認証方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ、通信装置等に有用であり、ユーザーのログインの手間を解消するとともに、ユーザーIDやパスワードが漏洩されても、なりすましのログインを確実に防止することが可能な画像形成装置及び認証方法として有効である。
100 複合機
102 操作部
401 通信手段
402 第一の認証手段
403 第二の認証手段
404 表示受付手段
405 画像形成手段
102 操作部
401 通信手段
402 第一の認証手段
403 第二の認証手段
404 表示受付手段
405 画像形成手段
Claims (7)
- ユーザーが所有する携帯端末装置と近距離無線通信可能な画像形成装置であって、
前記携帯端末装置が、近距離無線通信可能な所定の範囲内にあるか否かを検知する通信手段と、
前記携帯端末装置が前記範囲内にあると検知されると、近距離無線通信を介して、当該携帯端末装置から、ユーザー認証に必要な認証情報を取得し、当該取得した認証情報と、自装置の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、前記携帯端末装置を所有するユーザーのユーザー認証を行う第一の認証手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第一の認証手段が、前記ユーザーの使用を許可した場合に、再度、前記携帯端末装置の待機情報、向き情報、及び前記ユーザーのキー入力のいずれかに基づいて、ユーザー認証を行う第二の認証手段
を更に備える
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第二の認証手段は、前記携帯端末装置の待機情報に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、前記携帯端末装置の検知時点から、当該携帯端末装置の検知継続時間を経時し、当該検知継続時間が予め設定された閾時間を超過したか否かを判定し、前記判定の結果、前記検知継続時間が前記閾時間を超過した場合に、前記ユーザーの使用を許可する
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記携帯端末装置に電子コンパスを予め搭載させておき、当該携帯端末装置又は自装置は、当該電子コンパスに基づいて、当該携帯端末装置の方位を示す方位情報を取得するとともに、当該方位情報と、当該携帯端末装置に予め設定された基準位置となる基準位置情報とに基づいて、当該携帯端末装置の基準位置がどの向きを向いているかを示す向き情報を算出するようにし、
前記第二の認証手段は、前記携帯端末装置の向き情報に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、前記携帯端末装置の向き情報が、自装置の操作部の向きを示す認証向き情報と対応するか否かを判定し、前記判定の結果、前記向き情報が前記認証向き情報と対応する場合に、前記ユーザーの使用を許可する
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第二の認証手段が、ユーザーのキー入力に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、前記携帯端末装置の操作部に、ユーザー認証のためのログインキーを押下可能に表示させ、当該ログインキーの押下が検知された場合に、前記ユーザーの使用を許可する
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第二の認証手段が、ユーザーのキー入力に基づいて、ユーザー認証を行う場合に、自装置の操作部に、ユーザーから認証情報の入力を受け付けるユーザー認証画面を表示し、ユーザーから認証情報の入力を受け付けると、当該認証情報と、前記許可情報とに基づいて、前記ユーザーの使用を許可する
請求項2に記載の画像形成装置。 - ユーザーが所有する携帯端末装置と近距離無線通信可能な画像形成装置の認証方法であって、
前記携帯端末装置が、近距離無線通信可能な所定の範囲内にあるか否かを検知するステップと、
前記携帯端末装置が前記範囲内にあると検知されると、近距離無線通信を介して、当該携帯端末装置から、ユーザー認証に必要な認証情報を取得し、当該取得した認証情報と、自装置の使用を許可されたユーザーの認証情報である許可情報とに基づいて、前記携帯端末装置を所有するユーザーのユーザー認証を行うステップと
を備えることを特徴とする認証方法。
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JP2013245063A JP2015103162A (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 画像形成装置及び認証方法 |
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-
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- 2013-11-27 JP JP2013245063A patent/JP2015103162A/ja active Pending
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