JP2015099325A - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015099325A
JP2015099325A JP2013240143A JP2013240143A JP2015099325A JP 2015099325 A JP2015099325 A JP 2015099325A JP 2013240143 A JP2013240143 A JP 2013240143A JP 2013240143 A JP2013240143 A JP 2013240143A JP 2015099325 A JP2015099325 A JP 2015099325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
carrier
image carrier
image
developing roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013240143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6296766B2 (ja
Inventor
保井 功二郎
Kojiro Yasui
功二郎 保井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013240143A priority Critical patent/JP6296766B2/ja
Priority to US14/546,716 priority patent/US9250565B2/en
Publication of JP2015099325A publication Critical patent/JP2015099325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296766B2 publication Critical patent/JP6296766B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0817Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 現像剤規制部材の外側で発生するかぶり現象を抑制すること。
【解決手段】 間隔保証部材10mは、像担持体7と当接することで、像担持体7と現像剤担持体10dの間隔を保持する保持部(10p2u、10p2d、10p1u、10p1d)と、間隔保証部材10mが現像剤担持体10dの回転方向に移動するのを阻止する回転規制部10p2uと、現像剤担持体10dの表面と非接触となるように設けられ、現像剤担持体10dの一部を覆うカバー部10m5と、を有する。カバー部10m5は、現像剤担持体10dの長手方向において現像剤規制部材10eの端部よりも外側であって、かつ現像剤担持体10dの回転方向X1において現像剤担持体10dが像担持体7と対向する領域の少なくとも一部を覆う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、像担持体に形成された潜像を現像する現像装置、画像形成装置の装置本体に着脱するプロセスカートリッジ、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
ここで、画像形成装置は、例えば電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置において、感光体ドラムに形成された潜像に、現像剤を現像するための手段として現像装置が採用されている。
この種の現像装置には、現像剤担持体としての現像ローラに、現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としての現像ブレードと、前記現像ローラの長手方向端部には、現像剤の長手方向の漏れを防止する封止部材が設けられている。
ここで、この現像装置において、現像ブレードと封止部材の長手方向の隙間において現像ブレードによる層厚規制が成されない領域が発生する場合がある。この領域の現像剤が、意図せず感光体ドラムに転移し、紙(記録媒体)の通紙方向と直行する方向の端部に黒すじ状の画像不良(端部かぶり)を発生させる場合がある。かぶりとは、本来、現像剤を付着させることを意図していない部分に現像剤が付着することを意味する。端部かぶりとは、記録媒体の端部にかぶりが生じることを意味する。
端部かぶりを抑えるため、前記現像ブレードを通過しない現像剤がドラムに現像されない様に、このような現像剤をスクレーパで掻きとるなどの発明がなされている(特許文献1および特許文献2参照)。
特開2003−255702(第12頁、図3) 特登録 3403094(第7頁、図4)
本発明は、上記課題を鑑み、現像剤規制部材の外側で発生するかぶりを抑制できる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の代表的な構成は以下の通りである。すなわち
潜像が形成される像担持体と、
前記潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
前記像担持体と前記現像剤担持体の間隔を規定する間隔保証部材と、
を備え、
前記間隔保証部材は、
前記像担持体と当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の間隔を保持する保持部と、
前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転規制部と、
前記現像剤担持体の表面と非接触となるように設けられ、前記現像剤担持体の一部を覆うカバー部と、
を有し、
前記カバー部は、前記現像剤担持体の長手方向において前記現像剤規制部材の端部よりも外側であって、かつ前記現像剤担持体の回転方向において前記現像剤担持体から前記像担持体へ現像剤が移動する領域の少なくとも一部を覆うことを特徴とする。
また別の構成として上記現像装置を有するプロセスカートリッジ、および画像形成装置がある。
以上説明したように、本発明によれば現像剤規制部材の外側で発生するかぶりを抑制できる。
本発明の間隔保証部材の構成を示す説明図である。 本発明の画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明のプロセスカートリッジの断面図である。 本発明の間隔保証部材の構成を示す断面図である。 本発明の間隔保証部材の構成を示す斜視図である。 本発明の間隔保証部材の構成を示す断面図である。 本発明の長手方向の構成を示す説明図である。 本発明の間隔保証部材の構成を示す斜視図である。 本発明の長手方向の構成を示す説明図である。 本発明の間隔保証部材の構成を示す断面図である。
<実施例1>
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
以下の説明において、特に断らない限り「長手方向」とは、現像ローラ10dの軸線方向(現像ローラ10dの軸線と平行な方向)である。
(電子写真画像形成装置の全体の説明)
まず、電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)の全体構成について、図2を参照して概略説明する。図2は本実施の形態に係るプロセスカートリッジBを装着した画像形成装置の模式的断面図であり、より具体的には画像形成装置の一形態であるレーザービームプリンタの模式的断面図である。なおプロセスカートリッジとは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なものであり、感光体ドラム7(像担持体)と、感光体ドラム7に作用するプロセス手段によって構成される。なおここで装置本体とは、画像形成装置からプロセスカートリッジを除いた部分を意味する。
図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置(レーザービームプリンタ)Aは、光学手段としての光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の感光体ドラム7へ照射し、感光体ドラム7に潜像(静電潜像)を形成する。この静電潜像は現像剤(トナー)で現像されトナー像が形成される。そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒体2をカセット3aからピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送する。なお記録媒体とは、その表面に画像が形成されるものであり記録紙が使用されることが多いが、画像形成装置の構成によってはOHPシートや布等、紙以外のものを用いることも可能である。
給送された記録媒体2は、搬送ガイド3f1に沿ってプロセスカートリッジBの感光体ドラム7と転写手段としての転写ローラ4とが対向する転写部Tに搬送される。
転写部Tに搬送された記録媒体2は、電圧印加された転写ローラ4により感光体ドラム7上に形成されたトナー像が転写され、搬送ガイド3f2に沿って定着手段5へと搬送される。
定着手段5は、駆動ローラ5aと、ヒータ5bとを内蔵すると共に支持体5cによって回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回転体5dとからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。
排出ローラ3dは、トナー像が定着された記録媒体2を搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出するよう構成している。なお、本実施の形態では、ピックアップローラ3b、圧接部材3c、排出ローラ3d等により搬送手段(搬送機構)3を構成している。搬送手段3は、記録媒体2を搬送するもの(機構)である。
(プロセスカートリッジ)
次に、プロセスカートリッジの全体構成について、図2、図3、図6を参照して概略説明する。図3は本実施の形態に係るプロセスカートリッジの模式的断面図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジBは、少なくとも感光体ドラム7(像担持体)と、これに作用する少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば、感光体ドラム7を帯電させる帯電手段(帯電部材)、感光体ドラム7に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段(クリーニング部材)等がある。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、感光体ドラム7を有するクリーニングユニット11と現像ローラ10d(現像剤担持体)を有する現像ユニット10からなる。クリーニングユニット11はクリーニング手段(クリーニング部材)としてのクリーニングブレード11aと、帯電手段(帯電部材)としての帯電ローラ8と、これらの部材が組み込まれたドラム枠体11bから構成される。現像ユニット10は現像ローラ10dを回転可能に支持する現像枠体10f1と、現像剤としてのトナーが収容されるトナー室10aを形成するトナー枠体14を有する。現像枠体10f1とトナー枠体14は結合され、現像ユニット10の枠体を構成している。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、感光層を有する感光体ドラム7を回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電する。この帯電した感光体ドラム7に対して、図2に示す様に、前記光学系1からの画像情報に基づいた情報光(光像)を露光開口9bを通して露光して感光体ドラム7表面に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像ユニット10によって現像するように構成されている。
現像ユニット10はトナー枠体14のトナー収容部であるトナー室10a内のトナーを、回転可能な現像剤搬送部材(以下、「トナー送り部材」という)10bと、回転するトナー送り部材10bと接触して振動する弾性シート12で、現像室10iに送り出す。
そして、固定磁石10cを内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現像剤規制部材としての現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成する。そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム7に転移させることによってトナー像(現像剤像)を形成して可視像化するものである。
そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写する。その後、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収容部11cへ集めるように構成している。
以上説明したように、現像ローラ10dは感光体ドラム7に形成された潜像を現像するための現像剤(トナー)を担持する現像剤担持体である。また感光体ドラム7は潜像が形成され、潜像が現像されることによりトナー像(現像剤像)を担持することとなる像担持体である。
ここで、現像ブレード10eの長手方向配置は、図7に示す様に封止部材10gと隙間Zを有した状態で配置されている。
さらに、図3、図6、および図7に示す様に前記現像ローラ10dの両端部には、現像ローラ10dの端部と現像枠体10f1のすきまからトナーが漏れるのを抑制する封止部材10gが現像枠体10f1に取り付けられている。封止部材10gによって、現像ユニット10の枠体(現像枠体10f1とトナー枠体14)から、枠体の外部にトナーが漏れるのが抑制される。
前記封止部材10gは、テフロン(登録商標)やナイロンなどの繊維で構成された不織布やパイルなどで構成され、前記封止部材10gが現像ローラ10dと接触することでトナーを封止するものである。
なお封止部材10gの構成は上記したものに限られるものではない。封止部材10gを、磁力を有した磁性体(例えば鉄)で構成し、現像ローラ10dに内蔵した固定磁石10cとの間で発生する磁界により、トナーを保持してトナーが漏れるのを抑制するものであってもよい。この場合は封止部材10gと現像ローラ10dが非接触状態でトナーを封止する構成である。
また、封止部材10gの長手方向配置は、図7に示す様に現像ローラ10dの軸方向長手方向端部に配置している。
また、図3に示す様に現像枠体10f1は、アーム部10q1、10q2を備える。アーム部10q1、10q2には結合穴10s1、10s2が形成され、これら結合穴にピンを貫通させることで、ドラムユニット11と現像枠体10f1を結合する。これにより現像ローラ10dを含む現像ユニット10を、クリーニングブレード11aを含むドラムユニット11に回転可能に支持させる。
この構成により、現像ユニット10は、ドラムユニット11とは相対的に移動可能になっている。さらに現像ユニット10とドラムユニット11の間に設けたバネ(不図示)により、現像ユニット10とドラムユニット11の間に所定の力fを与えて現像ローラ10dが感光体ドラム7に近づく向きに付勢する構成としている。なお現像ローラ10dを感光体ドラム7に付勢する力fとしてバネの力を用いたが、現像ユニット10や現像ローラ10d自身に加わる重さを利用して、現像ローラ10dを感光体ドラム7に向けて付勢してもよい。プロセスカートリッジBは、バネを有する構成に限定されるものではない。
そして、現像ローラ10dと感光体ドラム7との間の間隔を規定するスペーサ10m(間隔保証部材)を現像ローラ10dの長手方向において両端部に配置してある。以下に示すがスペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7の表面間の距離を一定に保持する。
現像ローラ10dに担持されるトナーは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の間に形成される電界の作用により現像ローラ10dから感光体ドラム7へ飛翔する。つまり本実施例の画像形成装置は非接触現像方式(ジャンピング接触方式)を採用している。
(現像ローラと感光体ドラムの間隔を保持する間隔保証部材)
スペーサ10m(間隔保証部材)の構成について、図1、図4、図6、図7を参照してより具体的に説明する。
まず、図6および図7に示す様に現像ローラ10dは、大径部10d1と、前記大径部10d1の長手方向外側に前記大径部10d1より細い小径部10d2を有している。大径部10d1と、小径部10d2はほぼ同軸上にある。大径部10d1は、その表面にトナーを担持する部分(担持部)であり、例えば円筒形のアルミのローラ(アルミスリーブ)で構成できる。本実施例では、スペーサ10mは、大径部10d1と当接することで、現像ローラ10dと感光体ドラム7の間隔を保持する(詳細は後述)。また、小径部10d2は、現像ローラ10dの軸部(シャフト)であり、現像枠体10f1に支持される。すなわち現像枠体10f1を構成する軸受けが、小径部10d2を回転可能に支持することで現像ローラ10dは回転可能となる。
スペーサ10mの材質は、ポリアセタールとし、射出成形で構成される。ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、およびナイロンなど、他の樹脂も、スペーサ10mの材料として適宜選択可能である。
そして、スペーサ10mには、図1、図4に示すように、現像ローラ10dに沿って延びる現像ローラ接触面10m1と、感光体ドラム7に沿って延びる感光体ドラム接触面10m2とを備えている。
図4に示す様に本実施例においては、前記接触面10m1と10m2は平面で記載してあるが、平面に限定されるものではなく、曲面でも良い。
そして、スペーサ10mの現像ローラとの接触面10m1の長手方向配置は、図1、図6および図7に示すように、現像ローラ10dの長手方向において、封止部材10gと対向する現像ローラ大径部10d1上の領域に配置されている。
そして、この現像ローラ接触部10p1と感光体ドラム接触部10p2は、感光体ドラム7の回転中心と現像ローラ10dの回転中心を結ぶ線(直線)laに対して互いに反対側に位置するように設けている。
ここで線laについて、感光体ドラム7と現像ローラ10dの周方向のアライメントが長手方向でずれている場合は、以下の通り定義する。現像ローラ10dの長手方向においてスペーサ10mが感光体ドラム7、現像ローラ10dと接触する範囲内で、長手方向任意の位置の断面における感光体ドラム7の回転中心と現像ローラ10dの任意の回転中心を結んだ線を線laと定義する。
さらに、感光体ドラム7の回転中心を通り線laに垂直な線lbに対して現像ローラ10d側に、感光体ドラム接触部10p2が設けてある。
また、現像ローラ10dの中心を通り線laに垂直な線lcに対して感光体ドラム7側に、現像ローラ接触部10p1が設けてある。
また線laよりも感光体ドラム回転方向上流にある上流側感光体ドラム接触部10p2uと現像ローラの接触部10p1uの間の距離はL1である。また、線laよりも感光体ドラム回転方向下流にある、下流側感光体ドラム接触部10p2dと下流側現像ローラ接触部10p1dの間の距離もL1としている。ここで距離L1とは、線laと平行な方向に測定した距離とする。このときL1が、感光体ドラム7と現像ローラ10dの最近接部の距離L2より長く設定されている。
次に、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔保証作用について説明する。
前述した様に、感光体ドラム7と現像ローラ10dとは相対的に移動可能で、現像ユニット10とドラムユニット11の間に所定の加圧力を与えて、感光体ドラム7と現像ローラ10dが近づく向きに付勢される。
この加圧力により、図4に示す様にスペーサ10mを現像ローラ接触面10m1の現像ローラ接触部10p1(10p1u、10p1d)で現像ローラ10dの大径部10d1と当接させる。またこのとき、感光体ドラム接触面10m2の感光体ドラム接触部10p2(10p2u、10p2d)で感光体ドラム7の表面と当接させる。こうすることで、現像ローラ10dと感光体ドラム7を一定の間隔に保持する。
つまりスペーサ10mは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の間に配置されて両者の距離を保持する保持部10m10(図5、6参照)を有する。そして保持部10m10は感光体ドラム接触部10p2u、10p2dと現像ローラ接触部10p1u、10p1dを有する。
感光体ドラム接触部10p2uは、線laよりも感光体ドラム7の回転方向上流側で感光体ドラム7と当接(摺擦)する第1の像担持体側摺擦部である。また感光体ドラム接触部10p2dは線laよりも感光体ドラム7の回転方向下流側で感光体ドラムと当接する第2の像担持体側摺擦部である。同様に、現像ローラ接触部10p1uは線laよりも現像ローラ10dの回転方向上流側で現像ローラ10dと当接(摺擦する)第1の現像側摺擦部である。現像ローラ接触部10p1dは、線laよりも現像ローラ10dの回転方向下流側で現像ローラ10dと当接(摺擦する)第2の現像側摺擦部である。
次に、スペーサ10mの周回防止作用について説明する。
本実施例では感光体ドラム7がX2方向に回転し、現像ローラ10dがX1方向に回転する。つまり両者は、互いの対向面が同じ向きに移動するように回転している。そのため、スペーサ10mと、現像ローラ10dや感光体ドラム7との間に生じる摩擦力は、スペーサ10mをX1、X2方向に移動させようとする。そのため、スペーサ10mが、現像ローラ10dを中心としてX1方向に回転移動しないよう、スペーサ10mには、回転規制部(感光体ドラム接触部10p2u)が設けられている。
スペーサ10mは、線laよりも現像ローラの回転方向上流側に位置する感光体ドラム接触部10p2uと現像ローラの接触部10p1uを結んだ距離L1が、感光体ドラムと現像ローラ10dの最近接部の距離L2より長く設定されている。なお距離L1は、線laと平行に測った距離である。また距離L2は感光体ドラムの表面と現像ローラの表面の最短距離であり、線la上における感光体ドラムの表面と現像ローラの表面の間隔である。
そして、画像形成時には、現像ローラ10dと感光体ドラム7には加圧力fが作用している。そのため、感光体ドラム接触部10p2uが、感光体ドラム7と接触していれば、画像形成時に現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転しても、感光体ドラム接触部10p2uがX1、X2方向に移動できず、スペーサ10mは回転しない。つまりスペーサ10mは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の回転方向に移動するのが阻止される。
以上の様に、スペーサ10mの回転方向の規制は、スペーサ10mが感光体ドラム7と当接することで行われ、感光体ドラム7以外の構造体を前記スペーサ10mの回転方向の位置規制に必要としない構成になっている。
次に、スペーサ10mの長手方向の位置決め構成と作用について説明する。
スペーサ10mには、図1、図5、図6および図7に示す様にスペーサ10mの現像ローラ10dの長手方向外側方向には、現像ローラ10dの小径軸10d2を貫通させる穴10m4を有した、長手方向位置決め部10m3を構成している。
そして、図6に示す様に、前記貫通穴10m4は、前記スペーサ10mが、感光体ドラム7と現像ローラ10dで位置決めされた状態において、貫通孔10m4を貫通する現像ローラ10dの小径軸10d2に接触しない。貫通穴10m4の内径は現像ローラの小径軸10d2の軸径よりも大きい。
このことにより、前記スペーサ10mが感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔を維持した状態で、前記貫通穴10m4と現像ローラ10dの小径軸10d2が干渉することがない。よって感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔を適正に保つことが可能になっている。
そして、図7に示す様に、前記長手方向位置決め部10m3がアーム部10q1と現像ローラ10dの大径部10d1と前記小径部10d2の段差面の間に配置されることにより長手方向の位置決めが可能な構成になっている。
次に、スペーサ10mの長手方向配置構成について、図5、図6と図7を用いて説明する。
本発明のスペーサ10mにおいては、図5に示すように、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間にしか保持部10m10がない。つまり、現像ローラ10dに対して、保持部10m10の反対側には空間が形成される。そのため図6に示すように保持部10m10の反対側に封止部材10gを配置することができる。
またスペーサ10mは現像ローラ10dが回転しても、現像ローラ10dとともに回転しないので封止部材10gとスペーサ10m(の保持部10m10)は、周方向で干渉することがない。
そして、スペーサ10mの長手方向配置は、図1および図7に示す通りである。つまり現像ローラ10dの長手方向において、スペーサ10mの保持部を構成する感光体ドラム接触部10p1と、封止部材10gのシール機能面10g1を現像ローラの中心軸方向に重ねた構成で配置されている。シール機能面10g1はトナーの封止性を発揮する面(機能部)である。
図1および、図7に示す様に、封止部材10gとスペーサ10mを重ねて配置することが可能な構成としているので、スペーサ10mや、封止部材10gを配置するためのスペースを小さくできる。現像ユニット10やプロセスカートリッジBの小型化を図ることができる。
(かぶり防止カバー部の構成と作用)
次に、本発明の主要部であるカバー部10m5の構成について図5、図6、図7および図8を用いて説明する。
図5に示す通り、カバー部10m5は、間隔保証部材10mのその他の部分と一体に構成されている。このようなスペーサ10mは射出成形によって製造することができる。
そして、図7に示す様にカバー部10m5の長手方向の形状は、現像ブレード10eの端面を含む現像ブレード10eと封止部材10gの隙間Zの全領域を含む領域C2をカバーする(覆う)ように設けられている。つまり、カバー部10m5によって覆われる領域は、長手方向において現像ブレード10eと封止部材10gの間をすべて含む。
また、現像ローラ10dの周方向(現像ローラの回転方向X1:図4参照)において、カバー部10m5は、現像ローラ10dの現像領域Dをすべて覆うように構成されている。つまり、図6に示す様にカバー部10m5の現像ローラ10dの長手方向に垂直に切った断面内において、カバー部10m5は、現像領域Dより広いカバー領域C1をカバーする(覆う)ように構成されている。
なお現像領域Dは、図6(長手方向とは垂直な面)において感光体ドラム7と向き合う現像ローラ10dの領域である。より詳細に言えば現像ローラ10dに担持されるトナーが、画像形成時に現像ローラ10dから感光体ドラム7に移動可能な領域が現像領域Dである。つまり現像ローラ10dと感光体ドラム7の間に形成される電界によって現像ローラ10dから感光体ドラム7にトナーが飛翔する領域である。
また、図6に示す様にカバー部10m5の厚み10m5tは、感光体ドラム7と現像ローラ10dの最近接部の距離L2よりも薄い厚みに設定されている。
更に、図6に示す様に、カバー部10m5は、現像ローラ10dの長手方向に垂直に切った断面において感光体ドラム7の表面、および現像ローラ10dの表面、いずれも接触しない位置に配置されている。
次に、カバー部10m5の材質について説明する。カバー部10m5の材質は、本実施例においてはスペーサ10mと同じ材質を使用している。但し、カバー部10m5の材質は、スペーサ10mと同材質に限定されるものではなく、異材質でも適宜選択可能である。
なぜならば、カバー部10m5は、感光体ドラム7及び現像ローラ10dと摺擦するスペーサ10mとは異なり、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔を保持する部材ではないからである。すなわち、カバー部材10m5は感光体ドラム7と現像ローラ10dと接触することで摩耗してしまうと、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔を保持できなくなるので、摩耗に強い材料で形成することが好ましい。しかしカバー部材10m5には摩耗に強い材料である必要性はないので、スペーサ10mと異なる材質でよい。。
この場合、異なる材質を一体で射出成形する手段としては、2色成形が適用できる。つまり2色成形を用いれば、カバー部材10m5をスペーサ10mの本体と異なる材質にしながら、カバー部材10m5をスペーサ10mの本体と一体的に形成することも可能である。なおスペーサ10mの本体とは、スペーサ10mからカバー部材10m5を除いた部分のことを意味している。本体は、感光体ドラム接触部10p2u、感光体ドラム接触部10p2d、現像ローラ接触部10p1u、現像ローラ接触部10p1d(保持部や回転規制部)を有する部分である。
(カバー部の別構成)
次に、感光体ドラム7と現像ローラ10dの最近接部の距離L2が、カバー部材の厚み10m5tを射出成形で量産困難なほど薄く設定しなければならない場合の構成について以下2つの構成を示す。
第一の構成は、感光体ドラム7にカバー部10m5を接触させることでカバー部材の厚み10m5tを量産可能な厚みに設定する。逆に、カバー部10m5を現像ローラ10dの表面に接触させる構成は、現像ローラ10dの表面に担持されたトナーを飛散させることから採用することはできない。
第二の構成は、図8に示す様にカバー部を、スペーサ10mの本体とは別体(別部材)として構成する。スペーサ10mの本体とは別の部材からなるカバー部を以下、特にカバー部材10m5aと呼ぶ。以下に、別体としてのカバー部材10m5aをスペーサ10mへ取り付けるための構成について説明する。
まず、別体としてのカバー部材10m5aは、押し出し成形で構成できる。スペーサ10mと一体的に射出成形されるカバー部10m5と比較して、より薄肉の形状とても量産することが容易である。
次に、図8(a)に示す様に、スペーサ10mは、カバー部材10m5aの現像ローラ10d長手方向に垂直に切った断面形状と略同一形状な溝10m6を有している。カバー部材10m5と溝10m6は、カバー部材10m5が溝10m6に圧入される寸法関係になる。
この構成により、図8(b)に示す様にカバー部材10m5aを溝部10m6に圧入することで、カバー部材10m5aを、スペーサ10mの本体に取り付け可能な構成になっている。
この様に感光体ドラム7と現像ローラ10dによって位置決めされたスペーサ10m(の本体)にカバー部材10m5aを取り付けることで、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間に正確に位置決めすることが可能になっている。
ここで、本実施例では、スペーサ10mに設けられた溝10m6にカバー部材10m5aを圧入する取り付け方法を示したが、取り付け方法はこの圧入方式に限定されるものではなく、例えば、接着などの方法でも良い。
次に別体としてのカバー部材10m5aの材質について説明する。
別体としてのカバー部材10m5aは、前述の如く射出成形と比較して、より薄肉で量産することが容易である押し出し成形が可能な材料であれば良く、例えば間隔保証部材と同材質、または間隔保証部材と異材質、いずれも選択可能である。
具体的には、押し出し成形品の材料として、ポリエチレンテレフタレートや、ポリスチレン、およびポリプロピレンなどがある。
(カバー部の構成と作用と効果)
次に、カバー部10m5の作用と効果について説明する。
図7に示す様に、現像ブレード10eの端部よりも長手方向における外側では、現像ブレード10eに担持されるトナーの量が規制されない。現像ブレード10eと封止部材10gの隙間Zの領域(長手方向において、現像ブレード10eの端部より外側かつ封止部材10gよりも内側の領域)において、現像ローラ10dの表面には現像ブレード10eで押圧されないトナーが担持される。
このトナーは、前記現像ブレード10eで押圧されていないことより、適切な摩擦帯電がなされていない。このことにより本来ドラムに現像されるべきではないトナーが感光体ドラム7の表面に現像される場合がある。
しかし、本発明においては図6に示す様に、カバー部10m5が長手方向に垂直な断面において、現像領域Dをカバー部10m5のカバー領域C1で遮断している。そしておよび図7に示す様に長手方向において、カバー部10m5は、現像ブレード10eと封止部材10gの隙間Zを含む領域C2をカバーしている。このことにより、前述した適切に帯電していないトナーが、感光体ドラム7に意図せず転移されるのを防ぐことが可能になる。
このことにより、意図せず感光体ドラムにトナーが移動することを、カバー部10m5によって抑止するので、記録媒体2の端部にトナーが付着せず、記録媒体2をきれいに保つことが可能になる。
また、前記カバー部10m5を別材質で構成した場合の効果としては、カバー部10m5をポリスチレンなど、より安価な材質を選択することが可能になり、部品のコストダウンになる。
また、カバー部10m5をカバー部材10m5aとしてスペーサ10mと別体で構成した場合の効果としては、以下のものがある。スペーサ10mによって設定される感光体ドラム7と現像ローラ10dの最近接部の距離L2をより狭く設定しても、カバー部をスペーサ10mに取り付け可能になる。つまりカバー部をカバー部材10m5aとしてスペーサ10mの本体とは別体とすることで、カバー部(カバー部材10m5a)の厚さを薄くできる。その結果、感光体ドラム7と現像ローラ10dの最近接部の距離L2の設定値を小さくすることが許容される。設定値の自由度が広くなる。
またカバー部を別体にすることで製法の自由度も広がる。例えば、カバー部10m5として現状100〜200μmの厚さのものを射出成形でつくろうとすると技術的難易度が高い。従ってそれを解決するために製造コストも高くなる。しかし押し出し成形によるその程度の厚さのシートの製造は普通に行われているので、カバー部材10m5を押し出し成形によるシートとすれば、安価で製造でき、部品のコストダウンになる。
別の効果として、カバー部10m5をカバー部材10m5aとしてスペーサ10mと別体で構成した場合は、部品のリユースが可能となる。すなわち、摩耗する間隔保証部は摩耗の量が多いと再利用できないが、摩耗しないカバー部材10m5aは複数回利用可能である。
さらに、カバー部材10m5aを複数の機種で共通にしておけばリユース時に複数の機種に使えてなお有効利用に良い。
なお、本実施例ではカバー部10m5aは、長手方向において現像ブレードと封止部材の隙間Z(図7参照)をすべて覆うように構成した。しかし隙間Zの少なくとも一部を覆えば、隙間Zの領域において、現像ローラ10dから感光体ドラム7に移動するトナーの一部を抑えることができるので一定の効果はある。
また本実施例ではカバー部10m5は、現像ローラ10dの周方向(回転方向)において現像領域D(図6参照)の全てを覆った。しかし現像領域Dの少なくとも一部でカバー部10m5が現像ローラ10dを覆えば、現像領域Dにおいて現像ローラ10dから感光体ドラム7に移動するトナーの量を抑えることができる。
むろんカバー部10m5が隙間Zの領域(図7参照)および現像領域D(図6参照)の全てを含む範囲で現像ローラ10dをカバーすることができれば、現像ローラ10dから感光体ドラム7に移動するトナーの量を抑える上で最も好ましい。そのため端部かぶりの度合いに応じてカバー部材10m5がカバーする範囲を適宜設定すればよい。
以上、前述した実施の形態で示したプロセスカートリッジは単色画像を形成する場合を例示したが、この構成に限らない。例えば現像手段を複数有し、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像あるいはフルカラー等)を形成するプロセスカートリッジでもよい。
また本実施例において、スペーサ10mをプロセスカートリッジに用いた場合について説明した。つまり、スペーサ10mを有する現像ユニット(現像装置)10は、プロセスカートリッジの一部を構成するものであった。
しかし、現像ユニット10(現像装置)が、感光体ドラムとは別に画像形成装置に着脱される構成(現像ユニットが現像カートリッジとして個別に着脱可能な構成)であってもよい。あるいは、現像ユニット10(現像装置)が、画像形成装置に備え付けられ、使用者が現像ユニット(現像装置)を画像形成装置から取り外さない構成であっても適用可能である。
<実施例2>
次に実施例2について図9および図10を用いて説明する。実施例1と同一な構成および作用は説明を省略する。
実施例1においては、スペーサ10m(間隔保証部材)と当接する現像ローラ10dの接触部は現像ローラ10dの大径部の表面としている。一方本実施例においては、図9および図10に示す様に、現像ローラ10dの接触部は現像ローラ10dの小径部10d2に設定されている。
ここで、スペーサ10mは、図10に示す様に、現像ローラの小径部軸10d2より大きい穴10m7を設けている。このことにより、感光体ドラム7との当接面10p1uおよび10p1dと現像ローラ10d側の当接面10p2mで、断面方向の位置が決まった状態で、現像ローラ10dの小径部軸10d2とスペーサ10mの穴10m7が干渉することはない。このことにより、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔が適切に設定可能になっている。
つまり、本実施例において、現像ローラ10dと感光体ドラム7の間隔を保持する保持部は以下の構成からなる。すなわち穴10m7に設けられた当接面10p2m(現像ローラ10dの小径部10d2と摺擦する現像側摺擦部)および、感光体ドラム7との当接面10p1u(第1の像担持体側摺擦部)、当接面10p1d(第2の像担持体側摺擦部)である。
つまり、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔を保持する、スペーサ10mの保持部は当接面10p1u、10p1d、当接面10p2mで構成される。また、感光体ドラム7と現像ローラ10dの回転方向(X1、X2)にスペーサ10mが移動するのを阻止する回転規制部は、当接面10p1uである。当接面10p1uは現像ローラ10dと感光体ドラム7の互いの回転中心を結ぶ線laよりも感光体ドラム7の回転方向X2の上流に位置する。そして、感光体ドラム7と接触することで感光体ドラム7と現像ローラ10dの回転方向に間隔保証部材10dが移動するのを阻止する。
本実施例は、実施例1と同等に、複数色の画像を形成するカートリッジにも好適に適用できる。また、プロセスカートリッジ、現像装置いずれにも適用可能である。
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
X1 現像ローラ回転方向
Z 現像ブレードと封止部材の隙間
2 記録媒体
3 搬送手段
7 感光体ドラム
10 現像ユニット
10d 現像ローラ
10d1 現像ローラ大径部
10d2 現像ローラ小径部
10e 現像ブレード
10f1 現像枠体
10m スペーサ
10m1 現像ローラ接触面
10m2 感光体ドラム接触面
10m5 カバー部
10m5a カバー部材
10p1 現像ローラ接触部
10p2 感光体ドラム接触部

Claims (13)

  1. 潜像が形成される像担持体と、
    前記潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の間隔を規定する間隔保証部材と、
    を備え、
    前記間隔保証部材は、
    前記像担持体と当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の間隔を保持する保持部と、
    前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転規制部と、
    前記現像剤担持体の表面と非接触となるように設けられ、前記現像剤担持体の一部を覆うカバー部と、
    を有し、
    前記カバー部は、前記現像剤担持体の長手方向において前記現像剤規制部材の端部よりも外側であって、かつ前記現像剤担持体の回転方向において前記現像剤担持体が前記像担持体と対向する領域の少なくとも一部を覆うことを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像装置は、
    前記現像剤を収容する枠体と、
    前記現像剤担持体の端部と前記枠体の間から現像剤が漏れるのを規制する封止部材と、
    を更に備え、
    前記カバー部によって覆われる領域は、前記長手方向において前記現像剤規制部材と前記封止部材の間をすべて含むことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記回転規制部は、前記像担持体の回転方向において、前記像担持体と前記現像剤担持体の互いの回転中心を結ぶ直線よりも上流側にて、前記像担持体と接触することを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記カバー部によって覆われる領域は、前記現像剤担持体の回転方向において、前記像担持体から現像剤が前記像担持体に移動する領域をすべて含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記カバー部は、前記保持部を有する前記間隔保証部材の本体と一体的に構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記カバー部は、前記保持部を有する前記間隔保証部材の本体とは別体として構成され、前記本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記カバー部は、前記保持部を有する前記間隔保証部材の本体とは異なる材質であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤担持体は、前記像担持体との互いの対向面が同じ向きに移動するように回転することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記保持部は、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の互いの回転中心を結ぶ直線よりも前記像担持体の回転方向上流側で前記像担持体と摺擦する第1の像担持体側摺擦部と、
    前記直線よりも前記像担持体の回転方向下流側で前記像担持体と摺擦する第2の像担持体側摺擦部と、
    前記直線よりも前記現像剤担持体の回転方向上流側で前記現像剤担持体と摺擦する第1の現像側摺擦部と、
    前記直線よりも前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担持体と摺擦する第2の現像側摺擦部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記現像剤担持体は、前記現像剤を担持するための大径部と、前記大径部よりも径が小さく前記現像装置の枠体に回転可能に支持される小径部を有し、
    前記保持部は、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の互いの回転中心を結ぶ直線よりも前記像担持体の回転方向上流側で前記像担持体と摺擦する第1の像担持体側摺擦部と、
    前記直線よりも前記像担持体の回転方向下流側で前記像担持体と摺擦する第2の像担持体側摺擦部と、
    前記小径部と摺擦する現像側摺擦部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 潜像が形成される像担持体と、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を備え、
    記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に着脱可能なことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 前記現像剤担持体は、前記像担持体に向けて付勢されることを特徴とする請求項11に記載のプロセスカートリッジ。
  13. 潜像が形成される像担持体と、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の現像装置と、
    画像が形成される記録媒体を搬送する搬送機構と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2013240143A 2013-11-20 2013-11-20 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Active JP6296766B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013240143A JP6296766B2 (ja) 2013-11-20 2013-11-20 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US14/546,716 US9250565B2 (en) 2013-11-20 2014-11-18 Developing device, process cartridge, and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013240143A JP6296766B2 (ja) 2013-11-20 2013-11-20 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015099325A true JP2015099325A (ja) 2015-05-28
JP6296766B2 JP6296766B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=53173441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013240143A Active JP6296766B2 (ja) 2013-11-20 2013-11-20 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9250565B2 (ja)
JP (1) JP6296766B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6584138B2 (ja) * 2014-06-17 2019-10-02 キヤノン株式会社 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6614832B2 (ja) * 2015-07-14 2019-12-04 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63202773A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 Minolta Camera Co Ltd 間隔規制部材
JPH02148154U (ja) * 1989-05-18 1990-12-17
JPH0432878A (ja) * 1990-05-29 1992-02-04 Canon Inc 現像装置とそれを有するプロセスユニット
JPH11143220A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Casio Electron Mfg Co Ltd 現像装置及びカラー画像形成装置
JP2006084970A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置並びに現像装置、間隙保持部材
JP2012247757A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Canon Inc 現像装置、及びプロセスカートリッジ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3403094B2 (ja) 1998-10-28 2003-05-06 キヤノン株式会社 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2003255702A (ja) 2002-03-06 2003-09-10 Canon Inc 現像装置、プロセスカートリッジ、現像剤規制部材および電子写真画像形成装置
JP6164907B2 (ja) * 2013-04-23 2017-07-19 キヤノン株式会社 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63202773A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 Minolta Camera Co Ltd 間隔規制部材
JPH02148154U (ja) * 1989-05-18 1990-12-17
JPH0432878A (ja) * 1990-05-29 1992-02-04 Canon Inc 現像装置とそれを有するプロセスユニット
JPH11143220A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Casio Electron Mfg Co Ltd 現像装置及びカラー画像形成装置
JP2006084970A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置並びに現像装置、間隙保持部材
JP2012247757A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Canon Inc 現像装置、及びプロセスカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
US9250565B2 (en) 2016-02-02
US20150139683A1 (en) 2015-05-21
JP6296766B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6308836B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2016022716A (ja) 光書込ヘッド位置決め機構、画像形成装置
US10310412B2 (en) Developing apparatus, cartridge, and image forming apparatus for suppressing developer leakage of a frame
US9335719B2 (en) Interval securing member, developing apparatus, and process cartridge
JP6296766B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US9910405B2 (en) Developing device, process cartridge, and image forming apparatus
JP6188459B2 (ja) 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ
KR101753500B1 (ko) 현상 유닛 및 프로세스 카트리지
JP2014130240A (ja) 画像形成装置
JP6672354B2 (ja) 現像装置、カートリッジおよび画像形成装置
US7986899B2 (en) Development unit, process cartridge and image forming apparatus
JP6188461B2 (ja) 間隔保証部材、現像装置、およびプロセスカートリッジ
JP6188460B2 (ja) 間隔保証部材、現像装置およびプロセスカートリッジ
JP7225990B2 (ja) 画像形成装置
JP2020086312A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2015125156A (ja) 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2015001602A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび間隔保証部材
JP6161382B2 (ja) 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ
JP2005234293A (ja) 現像ローラ、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP5522993B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP2020170061A (ja) 画像形成装置
JP2015125155A (ja) 間隔保証部材、プロセスカートリッジおよび、画像形成装置
JP2018077309A (ja) クリーニング装置、プロセスユニット及び画像形成装置
KR20160028331A (ko) 클리닝 장치 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
JP2016173495A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180220

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6296766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151