JP2015095125A - 負荷軽減プログラム、情報処理装置および負荷軽減方法 - Google Patents

負荷軽減プログラム、情報処理装置および負荷軽減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設定されているルールを適切なルールに変更することを可能にする。【解決手段】負荷軽減プログラムは、所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力し(S11)、一定期間内に入力されたイベントの単位期間当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定し(S11)、変化がないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ前記入力源を変更する(S12)処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図6

Description

本発明は、負荷軽減プログラムなどに関する。
近年、様々な対象から刻々と収集されるイベントを処理する技術として、複合イベント処理(CEP:Complex Event Processing)が知られている。この複合イベント処理では、大量のイベントを受け付けて、予め設定された条件(ルール)に基づいてイベントを抽出し、抽出されたイベントに基づき分析が行われる。
特開2002−023823号公報 特開2007−287040号公報 特開2011−076153号公報
しかしながら、従来技術では、複合イベント処理に負荷がかかるという問題がある。すなわち、大量に受け付けるイベント量は、年々加速的に増加しつつあるので、複合イベント処理に負荷がかかってしまう。
1つの側面では、複合イベント処理の負荷を軽減することを目的とする。
本願の開示する負荷軽減プログラムは、所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力し、一定期間内に入力されたイベントの単位期間当たりの入力量に、前記ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定し、変化がないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ前記入力源を変更する処理をコンピュータに実行させる処理をコンピュータに実行させる。
本願の開示する負荷軽減プログラムの1つの態様によれば、複合イベント処理の負荷を軽減することができる。
図1は、実施例1に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。 図2は、ルールテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、変化パターンテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、不一致動作テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、実施例1に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。 図6は、実施例1に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図7は、実施例2に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。 図8は、パターン一致回数テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図9は、実施例2に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。 図10は、実施例2に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図11は、実施例3に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。 図12は、変化パターンテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図13は、実施例3に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。 図14Aは、実施例3に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図14Bは、実施例3に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図15は、実施例4に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。 図16は、実施例4に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。 図17Aは、実施例4に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図17Bは、実施例4に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図17Cは、実施例4に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。 図18は、負荷軽減プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する負荷軽減プログラム、情報処理装置および負荷軽減方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下では、本願の開示する情報処理装置をCEPシステムに適用する場合を説明する。また、CEPシステムを自動車の渋滞発生の予測に用いる場合を説明する。しかしながら、本願の開示する情報処理装置はこれに限定されるものではない。
[実施例1に係るCEPシステムの構成]
図1は、実施例1に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。図1に示すように、CEPシステム9は、情報処理装置1と制御サーバ2とを有する。情報処理装置1は、複合イベント処理を行う物理サーバであり、例えば、データセンサや各企業に設けられたサーバコンピュータである。情報処理装置1には、イベントの入力源であるイベント元から複数の種類のイベントが配信(入力)される。イベントの入力源は、複数存在する。したがって、情報処理装置1には、全ての入力源から全てのイベントが入力されると、大量のイベントが入力されることになる。そこで、情報処理装置1は、入力されるイベントの単位時間当たりの入力量の変化を自動評価する。すなわち、情報処理装置1は、入力源から入力されるイベントを、所定の情報を提供するために用いられるルールに従ってフィルタリング(抽出)し、抽出に成功した場合に、ルールに対応した情報を、制御サーバ2に提供する。このような情報処理装置1は、入力されるイベントの単位時間当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定する。情報処理装置1は、単位時間当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化がないと判定した場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ、入力されるイベントの入力源を変更する。
情報処理装置1は、通信制御I/F部11,12と、記憶部13と、制御部14とを有する。通信制御I/F部11,12は、ネットワークとの間の通信を制御するインタフェースである。通信制御I/F部11は、様々な入力源から配信されたイベントを受信する。例えば、通信制御I/F部11は、所定領域から配信された走行中の自動車の位置および速度などの状況や、当該領域の天気の情報を受信する。ここでいう所定領域は、例えば情報処理装置1によって予め区別され、区別されたそれぞれの領域は、各入力源に対応する。一例として、1つの入力源としてルートAが存在し、他の入力源としてルートBが存在する。すなわち、通信制御I/F部11は、1つの入力源としてのルートAを走行中の自動車の状況や天気の情報を受信し、1つの入力源としてのルートBを走行中の自動車の状況や天気の情報を受信する。通信制御I/F部12は、入力されたイベントをルールに従って抽出した結果、抽出に成功した場合に、ルールに対応した情報を制御サーバ2へ提供する。
記憶部13は、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであっても良い。
記憶部13は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部13は、制御部14で実行されるOS(Operating System)や後述する入力処理、判定処理および変更処理など各種処理を行うプログラムを記憶する。さらに、記憶部13は、制御部14で実行されるプログラムの実行に要する各種データを記憶する。例えば、記憶部13は、ルールテーブル131と、変化パターンテーブル132と、不一致動作テーブル133とを記憶する。
ルールテーブル131は、フィルタリングのルールを記憶したテーブルである。一例として、ルールテーブル131には、自動車の渋滞発生の予測を行うため、複数の条件からなるルールがユーザによって格納される。ここで、ルールテーブル131のデータ構造の一例を、図2を参照して説明する。図2は、ルールテーブルのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、ルールテーブル131は、ルールNo131a、平均速度131b、天気予報131cおよび提供情報131dを対応付けて記憶する。ルールNo131aは、ルールを一意に識別する識別番号である。平均速度131bは、ルールを適用する、自動車の平均速度に関わる条件を示す。天気予報131cは、自動車が位置する領域の天気に関わる条件を示す。提供情報131dは、全ての条件に合致した場合に制御サーバ2に提供される情報である。一例として、ルールNo131aが「1」である場合、平均速度131bとして「50km/時以下」、天気予報131cとして「雨」、提供情報131dとして、「渋滞発生の可能性有り」と記憶している。
変化パターンテーブル132は、ルールに合致する場合に予想される、イベントの入力における変化パターンを記憶する。例えば、変化パターンテーブル132には、自動車の渋滞発生の予測を行うため、渋滞発生時の入力イベントの予想される変化パターンがユーザによって格納される。変化パターンは、一例として、一定時間内に入力されるイベントの単位時間当たりの入力量が閾値を超えることや上下の閾値の範囲内であることなどで表される。なお、変化パターンは、状況に応じて、ユーザによって動的に変更されることが可能である。なお、変化パターンテーブル132のデータ構成については、後述する。
不一致動作テーブル133は、変化パターンと不一致であった時の動作を記憶する。すなわち、不一致動作テーブル133は、特定の入力源から入力されたイベントの入力量が変化パターンと不一致であった時の動作を記憶する。一例として、不一致動作テーブル133は、予め、ユーザによって格納される。なお、不一致動作テーブル133のデータ構成については、後述する。
制御部14は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路の電子回路に対応する。また、制御部14は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路に対応する。さらに、制御部14は、入力部141と、第1の判定部142と、変更部143とを有する。
入力部141は、所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力する。例えば、ルールが、自動車の渋滞発生の予測情報を提供するために用いられる場合、渋滞が発生すると予測される入力源をイベント元のデフォルトの入力源として設定される。すなわち、入力部141は、複数存在する入力源からイベントを入力するのではなく、設定される入力源からイベントを入力する。一例として、入力されるイベントは、XML(Extensible Markup Language)形式のデータ構造である。
第1の判定部142は、一定時間内に入力されたイベントの単位時間当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定する。例えば、第1の判定部142は、一定時間内に入力されたイベントの単位時間当たりの入力量が、変化パターンテーブル132に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。なお、一定時間内で一度でも予想変化の変化パターンと一致すれば、変化パターンと一致すると判定される。
ここで、変化パターンテーブル132のデータ構造について、図3を参照して説明する。図3は、変化パターンテーブルのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、変化パターンテーブル132は、ルールに合致すると予想される予想変化が記憶される。図3の例では、予想変化として、2つの要素132a,132bを有する変化パターンが設定されている。1つの要素132aには、「16:00〜17:00に、自動車のデータ量が1000件/秒超過」が設定されている。他の要素132bには、「17:00〜18:00に、自動車のデータ量が2000件/秒超過」が設定されている。すなわち、第1の判定部142は、16:00〜17:00内で、入力された自動車のイベントの1秒当たりの入力量が1000件を超過したか否かを判定する。加えて、第1の判定部142は、17:00〜18:00内で、入力された自動車のイベントの1秒当たりの入力量が2000件を超過したか否かを判定する。
図1に戻って、変更部143は、単位時間当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化がない場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。例えば、変更部143は、第1の判定部142によって予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。入力源は、一例として、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づいて、変更される。
ここで、不一致動作テーブル133のデータ構造について、図4を参照して説明する。図4は、不一致動作テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、不一致動作テーブル133は、デフォルトルート133aおよび不一致時の動作133bを対応付けて記憶する。デフォルトルート133aには、入力されるイベントのイベント元であるルートが設定される。すなわち、ルールが自動車の渋滞発生の予測情報を提供するために用いられる場合、デフォルトルート133aには、渋滞が発生すると予測されるイベント元である入力源がデフォルトのルートとして設定される。不一致時の動作133bには、イベントの入力量が変化パターンと不一致である時の動作が設定される。つまり、不一致時の動作133bには、第1の判定部142によってイベントの単位時間当たりの入力量が変化パターンと一致しないと判定された場合の動作が設定される。一例として、デフォルトルート133aが「ルートA」である場合に、不一致時の動作133bとして「入力源をルートA→ルートBに変更。かつ、デフォルトルートをBに変更。(または、その逆)」と記憶している。すなわち、ルートAの入力源からイベントが入力されていると、入力されたイベントの入力量が変化パターンと不一致であった場合、変更部143が、入力源をルートAからルートBに変更するとともに、デフォルトルート133aをルートBに変更する。一方、ルートBの入力源からイベントが入力されていると、入力されたイベントの入力量が変化パターンと不一致であった場合、変更部143が、入力源をルートBからルートAに変更するとともに、デフォルトルート133aをルートAに変更する。
[CEPシステムの具体的な処理の一例]
図5は、実施例1に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。図5に示すように、情報処理装置1は、CEPエンジン30が動作する。CEPエンジン30は、制御部14に含まれ、複合イベント処理を実現するソフトウェアである。複合イベント処理を実現するソフトウェアとしては、例えば、Esperが挙げられる。
ここで、情報処理装置1には、予めユーザが設定したルールとして、「平均速度が50km/時以下、かつ、天気予報が雨」が設定されている。このルールに合致した場合のアクションとして、「渋滞発生可能性有」をレコメンド(提供)することが設定されている。
また、変化パターンテーブル132には、ルールに合致すると予想される予想変化の変化パターンとして、16:00〜17:00に自動車のデータ量が1000件/秒を超過することが設定されている。加えて、17:00〜18:00に自動車のデータ量が2000件/秒を超過することが設定されている。つまり、情報処理装置1は、この変化パターンと一致すれば、「自動車の平均速度が50km/時以下、かつ、天気予報が雨」というルールに合致すると予想される。そして、情報処理装置1は、ルールに合致すれば、制御サーバ2に「渋滞発生可能性有」をレコメンドする。この結果、制御サーバ2は、渋滞を回避すべく、渋滞が発生しているルートの例えば信号機を制御することができる。一方、情報処理装置1は、この変化パターンと不一致になった時に、ルールに合致しないと予想されるので、現在の入力源を他の入力源に変更させるのである。
不一致動作テーブル133には、デフォルトルート133aとしてルートAが設定され、不一致時の動作133bとして入力源をルートAからルートBに変更することが設定されている。
このような情報処理装置1では、入力部141が、現在のイベントを配信する入力源がルートAであるので、ルートAを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートAの局地天気のイベントを入力する。一方、情報処理装置1では、入力部141は、ルートBを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートBの局地天気のイベントを入力しない。
そして、情報処理装置1では、第1の判定部142が、一定時間内に入力されたイベントの単位時間当たりの入力量が、変化パターンテーブル132に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。すなわち、第1の判定部142は、自動車の状況におけるイベントの1秒当たりの入力量が、16:00〜17:00に1000件/秒を超過し、かつ、17:00〜18:00に2000件/秒を超過したか否かを判定する。ここでは、自動車の状況におけるイベントの1秒当たりの入力量は、16:00〜17:00に1000件/秒を超過するという予想変化と一致したが、17:00〜18:00に2000件/秒を超過するという予想変化と一致しなかったとする。
そこで、情報処理装置1では、変更部143が、予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。加えて、変更部143は、デフォルトルート133aを変更する。ここでは、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づいて、ルートAからルートBへ入力源が変更される。加えて、デフォルトルート133aがルートBに変更される。
なお、デフォルトルート133aがルートBに変更されると、入力部141は、ルートBを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートBの局地天気のイベントを入力する。一方、入力部141は、ルートAを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートAの局地天気のイベントを入力しない。そして、第1の判定部142が、一定時間内に入力されたイベントの単位時間当たりの入力量が、変化パターンテーブル132に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。そして、変更部143は、予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更するとともに、デフォルトルート133aを変更する。ここでは、ルートBからルートAへ入力源が変更されるとともに、デフォルトルート133aがルートAに変更される。
このようにして、情報処理装置1は、ルールに合致すると予想される予想変化の変化パターンを用いて、ルールに合致すると予想されるイベントが配信されるように、入力源を変更し、変更した入力源からイベントを入力する。したがって、情報処理装置1は、全ての入力源からのイベントの入力を回避でき、複合イベント処理の負荷を軽減できる。
[負荷軽減処理の手順]
次に、図6を参照して、負荷軽減処理の手順を説明する。図6は、実施例1に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。なお、不一致動作テーブル133には、デフォルトルート133aとしてルートAが設定され、不一致時の動作133bとして入力源をルートAからルートBに変更することが設定されている。変化パターンテーブル132には、予想変化として変化パターンが設定されている。そして、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。
まず、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。すると、第1の判定部142は、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であるか否かを判定する(ステップS11)。例えば、第1の判定部142は、一定時間内に入力されたイベントの単位時間当たりの入力量が、変化パターンテーブル132に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。
イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であると判定した場合(ステップS11;Yes)、変更部143は、不一致時の動作133bに基づき、変更するルートを入力源に設定する(ステップS12)。例えば、変更部143は、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づき、現在のデフォルトルートであるルートAからルートBへ入力源を変更する。そして、変更部143は、デフォルトルート133aにルートBを設定する。そして、負荷軽減処理は、ステップS11に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
一方、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致でないと判定した場合(ステップS11;No)、変更部143は、何も処理をしない。そして、負荷軽減処理は、ステップS11に移行する。すなわち、入力部141は、引き続き、現在の入力源であるルートAからイベントを入力する。
[実施例1の効果]
上記実施例1によれば、情報処理装置1は、所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力する。そして、情報処理装置1は、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定する。そして、情報処理装置1は、判定する処理によって1秒当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化がないと判定した場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、入力源から入力されたイベントについて、ルールに合致すると予想される変化がない場合に、入力されるイベントの入力源を変更する。この結果、情報処理装置1は、全ての入力源からのイベントの入力を回避でき、複合イベント処理の負荷を軽減できる。
また、上記実施例1によれば、情報処理装置1は、一定期間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が、変化として閾値を超えることを示す予想変化と一致するか否かを判定する。そして、情報処理装置1は、判定する処理によって予想変化と一致しないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、入力源から入力されたイベントについて、変化として閾値を超えることを示す予想変化と一致しない場合に、入力されるイベントの入力源を変更する。この結果、情報処理装置1は、全ての入力源からのイベントの入力を回避でき、複合イベント処理の負荷を軽減できる。
ところで、実施例1では、情報処理装置1は、イベントの1秒当たりの入力量に、ルールに合致すると予想される変化がない場合に、予め設定された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。しかしながら、情報処理装置1は、これに限定されず、所定期間の中で、複数のイベント元毎に変化があった回数をカウントしておく。そして、情報処理装置1は、所定期間経過後、回数の大きいものから順番に自動的に変更先のイベント元を決定し、入力中のイベントのイベント元から決定したイベント元へ入力源を変更するようにしても良い。
そこで、実施例2では、情報処理装置1は、所定期間の中で、複数のイベント元毎に変化があった回数をカウントしておき、回数の大きいものから順番に自動的に変更先のイベント元を決定し、決定したイベント元へ入力源を変更する場合について説明する。
[実施例2に係るCEPシステムの構成]
図7は、実施例2に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。なお、図1に示すCEPシステム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例1と実施例2とが異なるところは、制御部14にパターン一致回数計数部144を追加した点にある。実施例1と実施例2とが異なるところは、制御部14の変更部143を変更部143Aに変更した点にある。また、実施例1と実施例2とが異なるところは、記憶部13にパターン一致回数テーブル134を追加した点にある。
パターン一致回数テーブル134は、入力源毎に、変化パターンに一致した回数を記憶する。ここで、パターン一致回数テーブル134のデータ構造について、図8を参照して説明する。図8は、パターン一致回数テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、パターン一致回数テーブル134は、ルート134aおよび一致回数(日)134bを対応付けて記憶する。ルート134aには、全てのイベント元(入力源)であるルートが設定される。一致回数(日)134bは、変化パターンに一致した回数を示す。なお、一致回数(日)134bは、後述するパターン一致回数計数部144によってカウントされ、一致した場合1日当たり1回としてカウントされる。一例として、ルート134aが「A」である場合、一致回数(日)134bとして「5」と記憶している。
パターン一致回数計数部144は、所定期間の中で、複数のイベント元毎に、変化があった回数をカウントする。例えば、パターン一致回数計数部144は、第1の判定部142によって変化パターンと一致すると判定された場合に、パターン一致回数テーブル134の入力中のイベントの入力源に対応する一致回数134bを1加算する。なお、所定期間は、予めユーザによって定められた期間であれば良く、1ヶ月であっても2ヶ月であっても、6月であっても良い。所定期間は、ある程度長期間の方が複数のイベント元毎の一致回数を平準化できる。
変更部143Aは、所定期間内では、第1の判定部142によって予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。すなわち、変更部143Aは、所定期間内では、予め設定された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。
また、変更部143Aは、所定期間経過後では、第1の判定部142によって予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、カウントされた一致回数134bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。すなわち、変更部143Aは、パターン一致回数テーブル134に記憶された一致回数134bの大きい数から順番に自動的に変更先のイベント元を決定する。そして、変更部143Aは、入力中のイベントのイベント元から決定したイベント元へ入力源を変更する。
つまり、実施例2では、例えばルートCについて、所定期間前まで渋滞未発生であったが、何らかの理由により渋滞が発生する場合があることを想定する。すなわち、時間の経過とともに、変化パターンと一致するイベント量のイベントを配信するルート(入力源)の最適性は変化する。したがって、実施例2では、パターン一致回数計数部144が、所定期間の中で、複数のイベント元毎に変化があった回数をカウントしておく。そして、変更部143Aは、所定期間経過後では、回数の大きい数から順番に自動的に変更先のイベント元を決定し、決定したイベント元へ入力源を変更する。
[CEPシステムの具体的な処理の一例]
図9は、実施例2に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。図9に示すように、情報処理装置1は、CEPエンジン30が動作する。CEPエンジン30は、制御部14に含まれ、複合イベント処理を実現するソフトウェアである。複合イベント処理を実現するソフトウェアとしては、例えば、Esperが挙げられる。
ここで、情報処理装置1には、予めユーザが設定したルールとして、「平均速度が50km/時以下、かつ、天気予報が雨」が設定されている。このルールに合致した場合のアクションとして、「渋滞発生可能性有」をレコメンド(提供)することが設定されている。
また、変化パターンテーブル132には、ルールに合致すると予想される予想変化の変化パターンとして、16:00〜17:00に自動車のデータ量が1000件/秒を超過することが設定されている。加えて、17:00〜18:00に自動車のデータ量が2000件/秒を超過することが設定されている。つまり、自動車の1秒当たりのイベントの入力量が時間に応じて所定件数を超過すれば、「自動車の平均速度が50km/時以下、かつ、天気予報が雨」というルールに合致する可能性が高くなる。そして、情報処理装置1は、ルールに合致すれば、「渋滞発生可能性有」をレコメンドする。
また、不一致動作テーブル133には、デフォルトルート133aとしてルートAが設定され、不一致時の動作133bとして入力源をルートAからルートBに変更することが設定されている。さらに、不一致時の動作133bとして3ヶ月後から自動選定に移行することが設定されている。また、パターン一致回数テーブル134には、最近1ヶ月の変化パターンに一致した回数が、ルート(入力源)毎に設定されている。なお、ここでは、パターン一致回数計数部144によって一致回数がカウントされる所定期間を3ヶ月とし、既に1ヶ月経過したとする。
このような情報処理装置1では、入力部141が、現在のイベントを配信する入力源がルートAであるので、ルートAを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートAの局地天気のイベントを入力する。一方、情報処理装置1では、入力部141は、ルートBを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートBの局地天気のイベントを入力しない。
そして、情報処理装置1では、第1の判定部142が、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が、変化パターンテーブル132に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。すなわち、第1の判定部142は、自動車の状況におけるイベントの1秒当たりの入力量が、16:00〜17:00に1000件/秒を超過し、かつ、17:00〜18:00に2000件/秒を超過したか否かを判定する。
そして、パターン一致回数計数部144は、所定期間の3ヶ月以内であるので、複数のルート毎に、予想変化の変化パターンと一致すると判定された場合に、パターン一致回数テーブル134の入力中のイベントのルートに対応する一致回数134bを1加算する。
ここで、自動車の状況におけるイベントの1秒当たりの入力量は、16:00〜17:00に1000件/秒を超過するという予想変化と一致したが、17:00〜18:00に2000件/秒を超過するという予想変化と一致しなかったとする。
すると、所定期間の3ヶ月以内であるので、変更部143Aは、予想変化の変化パターンと一致しないと判定されると、不一致動作テーブル133の不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。加えて、変更部143Aは、デフォルトルート133aを変更する。ここでは、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づいて、ルートAからルートBへ入力源が変更される。加えて、デフォルトルート133aがルートBに変更される。
一方、所定期間の3ヶ月経過後である場合、変更部143Aは、予想変化の変化パターンと一致しないと判定されると、カウントされた一致回数134bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。加えて、変更部143Aは、デフォルトルート133aを変更する。すなわち、変更部143Aは、パターン一致回数テーブル134に記憶された一致回数134bの大きい数から順番に自動的に変更先のイベント元を決定し、入力中のイベントのイベント元から、決定されたイベント元へ入力源を変更する。ここでは、パターン一致回数テーブル134に記憶された一致回数134bに基づいて、ルートCに対応する一致回数が最大数であるので、ルートAからルートCへ入力源が変更される。加えてデフォルトルート133aがルートCに変更される。
このようにして、情報処理装置1は、ルールに合致すると予想される予想変化の変化パターンを用いて、所定期間分変化パターンと一致する回数を入力源毎にカウントする。したがって、情報処理装置1は、変化パターンと一致するイベント量のイベントを配信する入力源の最適性を保つことが可能となる。
[負荷軽減処理の手順]
次に、図10を参照して、負荷軽減処理の手順を説明する。図10は、実施例2に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。なお、不一致動作テーブル133には、デフォルトルート133aとしてルートAが設定され、不一致時の動作133bとして入力源をルートAからルートBに変更することが設定されている。変化パターンテーブル132には、予想変化の変化パターンが設定されている。そして、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。さらに、図6に示す負荷軽減処理の手順と同一の処理については同一符号を示すことで、その重複する処理の説明については簡略する。
まず、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。すると、第1の判定部142は、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であるか否かを判定する(ステップS11)。
イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致でない、すなわち一致していると判定した場合(ステップS11;No)、第1の判定部142は、一致回数をカウントすべく、ステップS13に移行する。
一方、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であると判定した場合(ステップS11;Yes)、変更部143Aは、ルートの自動選定に移行したか否かを判定する(ステップS12A)。ルートの自動選定に移行していないと判定した場合(ステップS12A;No)、変更部143Aは、不一致時の動作133bに基づき、変更するルートを入力源に設定する(ステップS12C)。例えば、変更部143は、不一致動作テーブル133に記憶された不一致時の動作133bに基づき、現在のデフォルトルートであるルートAからルートBへ入力源を変更する。そして、変更部143は、デフォルトルート133aにルートBを設定する。そして、負荷軽減処理は、ステップS13に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
一方、ルートの自動選定に移行したと判定した場合(ステップS12A;Yes)、変更部143Aは、変化パターンの一致回数の多いルート順に、ルートを入力源に設定する(ステップS12B)。例えば、変更部143Aは、パターン一致回数テーブル134に記憶された一致回数134bの大きい数から順番に変更先のルートを決定する。そして、変更部143Aは、現在のデフォルトルートであるルートAから、決定されたルートへ入力源を変更する。そして、負荷軽減処理は、ステップS13に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
ステップS13では、パターン一致回数計数部144は、現在のルートの変化パターンの一致回数をカウントする(ステップS13)。例えば、パターン一致回数計数部144は、パターン一致回数テーブル134の入力中のイベントのルートに対応する一致回数134bを1加算する。そして、負荷軽減処理は、ステップS11に移行する。
[実施例2の効果]
上記実施例2によれば、情報処理装置1は、複数のイベント元毎に、所定期間の中で、変化があった回数をカウントする。そして、情報処理装置1は、カウントする処理によってカウントされた回数の大きい数に対応するイベント元から小さい数に対応するイベント元へ順番に変更先のイベント元を決定する。そして、情報処理装置1は、入力中のイベントのイベント元から決定したイベント元へ入力源を変更する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、複数のイベント元毎に、所定期間の中で変化パターンと一致する回数をカウントし、一致する回数の大きい順にイベント元を決定することで、時間の経過と共に遷移する最適なイベント元へ入力源を変更することができる。
ところで、実施例1では、情報処理装置1は、入力されたイベントの1秒当たりの入力量が予想変化の変化パターンと一致しない場合に、予め設定された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。実施例2では、情報処理装置1は、所定期間の中で、複数のイベント元毎に予想変化の変化パターンと一致した回数をカウントしておく。そして、情報処理装置1は、所定期間経過後、回数の大きいものから順番に自動的に変更先のイベント元を決定し、入力中のイベントのイベント元から決定したイベント元へ入力源を変更する。しかしながら、実施例3では、情報処理装置1は、これに限定されず、入力量が予想変化の変化パターンと一致しなくても、別の変化パターンに一致し、且つルールに合致した回数が所定の条件を満たせば、予想変化の変化パターンを別の変化パターンに置き換えるようにしても良い。
そこで、実施例3では、情報処理装置1は、入力量が予想変化の変化パターンと一致しなくても、別の変化パターンに一致し、且つルールに合致した回数が所定の条件を満たせば、予想変化の変化パターンを別の変化パターンに置き換える場合について説明する。
[実施例3に係るCEPシステムの構成]
図11は、実施例3に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。なお、図1および図7に示すCEPシステム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例1,2と実施例3とが異なるところは、制御部14に第2の判定部145およびルールヒット回数計数部146を追加した点にある。実施例1,2と実施例3とが異なるところは、記憶部13の変化パターンテーブル132を変化パターンテーブル200に変更した点にある。
ここで、変化パターンテーブル200のデータ構造について、図12を参照して説明する。図12は、変化パターンテーブルのデータ構造の一例を示す図である。図12に示すように、変化パターンテーブル200は、2つの要素200a,200bを含む変化パターンと、ルールヒット回数200cと、予想変化への採用条件200dとを記憶する。変化パターンの1つの要素200aは、「16:00〜17:00」に関する条件である。変化パターンの他の要素200bは、「17:00〜18:00」に関する条件である。複数の変化パターンのうち1つの変化パターンが、ルールに合致すると予想される予想変化となる。ルールヒット回数200cは、変化パターンと一致した場合に、ルールにヒットした回数を示す。予想変化への採用条件200dは、予想変化としての変化パターンに採用される条件を示す。すなわち、ある変化パターンに対応するルールヒット回数200cが予想変化への採用条件200dを満たす場合に、ルールヒット回数計数部146は、当該変化パターンを予想変化としての変化パターンに採用する。
一例として、予想変化の変化パターンとして「16:00〜17:00に、自動車のデータ量が1000件/秒を超過」、「17:00〜18:00に、自動車のデータ量が2000件/秒を超過」を記憶している。ルールヒット回数200cとして「5回ヒット」、予想変化への採用条件200dとして「」と記憶している。また、別の変化パターンとして「16:00〜17:00に、自動車のデータ量が1000件/秒を超過」、「17:00〜18:00に、予想変化と不一致 自動車のデータ量が1500件/秒を超過」を記憶している。ルールヒット回数200cとして「25回ヒット」、予想変化への採用条件200dとして「ルールヒット回数が25回以上、かつ、予想変化のルールヒット回数以上」と記憶している。また、別の変化パターンとして「16:00〜17:00に、自動車のデータ量が1000件/秒超過」、「17:00〜18:00に、予想変化と不一致 自動車のデータ量が1000件/秒超過 かつ、1500件/秒以下」を記憶している。ルールヒット回数200cとして「0回ヒット」、予想変化への採用条件200dとして「ルールにヒットした回数が25回以上、かつ、予想変化のヒット回数以上」と記憶している。
第1の判定部142は、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が変化パターンテーブル200に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。なお、一定時間内で一度でも予想変化の変化パターンと一致すれば、変化パターンと一致すると判定される。
第2の判定部145は、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が変化パターンテーブル200に記憶された予想変化の変化パターンと一致しないと判定した場合、以下の処理を行う。第2の判定部145は、当該入力量が変化パターンテーブル200に記憶された予想変化と異なる変化パターンと一致するか否かを判定する。なお、一定時間内で一度でも予想変化と異なる変化パターンと一致すれば、変化パターンと一致すると判定される。
ルールヒット回数計数部146は、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が変化パターンと一致すると判定した場合、以下の処理を行う。ルールヒット回数計数部146は、入力されたいずれかのイベントがルールに合致すれば、一致した変化パターンに対応する回数を1加算する。例えば、ルールヒット回数計数部146は、入力されたいずれかのイベントがルールテーブル131に記憶されたルールに合致するか否かを判定する。そして、ルールヒット回数計数部146は、入力されたいずれかのイベントがルールテーブル131に記憶されたルールに合致すると判定した場合、変化パターンテーブル200の一致した変化パターンに対応するルールヒット回数200cを1加算する。
また、ルールヒット回数計数部146は、一致した変化パターンに対応するルールヒット回数が所定の条件を満たす場合に、予想変化の変化パターンを、一致した変化パターンに置き換える。例えば、ルールヒット回数計数部146は、変化パターンテーブル200に記憶された、一致した変化パターンに対応するルールヒット回数200cおよび予想変化への採用条件200dに基づいて、以下の処理を行う。ルールヒット回数計数部146は、ルールヒット回数200cが予想変化への採用条件200dを満たすか否かを判定する。そして、ルールヒット回数計数部146は、ルールヒット回数200cが予想変化への採用条件200dを満たすと判定した場合、予想変化の変化パターンを、一致した変化パターンに置き換える。すなわち、ルールヒット回数計数部146は、イベントの入力量が予想変化の変化パターンと一致しないが、別の変化パターンと一致し、かつ別の変化パターンに対応するルールヒット回数が十分多ければ、別の変化パターンを予想変化の変化パターンに繰り上げる。
[CEPシステムの具体的な処理の一例]
図13は、実施例3に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。図13に示すように、情報処理装置1は、CEPエンジン30が動作する。CEPエンジン30は、制御部14に含まれ、複合イベント処理を実現するソフトウェアである。複合イベント処理を実現するソフトウェアとしては、例えば、Esperが挙げられる。
ここで、情報処理装置1には、予めユーザが設定したルールとして、「平均速度が50km/時以下、かつ、天気予報が雨」が設定されている。このルールに合致した場合のアクションとして、「渋滞発生可能性有」をレコメンド(提供)することが設定されている。
また、変化パターンテーブル200は、ルールに合致すると予想される予想変化の変化パターンとして、16:00〜17:00に「自動車のデータ量が1000件/秒を超過」が設定されている。加えて、17:00〜18:00に「自動車のデータ量が2000件/秒超過」が設定されている。また、別の変化パターンとして、16:00〜17:00は予想変化と同様の内容であり、17:00〜18:00に「予想変化と不一致 自動車のデータ量が1500件/秒超過」が設定されている。また、さらに別の変化パターンとして、16:00〜17:00は予想変化と同様の内容であり、17:00〜18:00に「予想変化と不一致 自動車のデータ量が1000件/秒超過 かつ、1500件/秒以下」が設定されている。
このような情報処理装置1では、入力部141が、現在のイベントを配信する入力源がルートAである場合、ルートAを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートAの局地天気のイベントを入力する。一方、情報処理装置1では、入力部141は、ルートBを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよび天気予報サイトからルートBの局地天気のイベントを入力しない。
そして、情報処理装置1では、第1の判定部142が、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が、変化パターンテーブル200に記憶された予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。すなわち、第1の判定部142は、自動車の状況におけるイベントの1秒当たりの入力量が、16:00〜17:00に1000件/秒を超過し、かつ、17:00〜18:00に2000件/秒を超過したか否かを判定する。
そして、第2の判定部145は、第1の判定部142によって一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合、以下の処理を行う。第2の判定部145は、当該入力量が変化パターンテーブル200に記憶された別の変化パターンa1、a2と一致するか否かを判定する。ここでは、第2の判定部145は、変化パターンa1と一致したと判定する。すなわち、第2の判定部145は、自動車の状況におけるイベントの1秒当たりの入力量が、16:00〜17:00に1000件/秒を超過し、かつ、17:00〜18:00に1500件/秒を超過したと判定する。
そして、ルールヒット回数計数部146は、ルートAから入力されたいずれかのイベントがルールに合致するか否かを判定し、合致すると判定した場合、変化パターンテーブル200の一致した変化パターンに対応するルールヒット回数200cを1加算する。ここでは、一致した変化パターンa1に対応するルールヒット回数200cが1加算され、25回ヒット(b1)が設定されている。
そして、ルールヒット回数計数部146は、一致した変化パターンa1に対応するルールヒット回数200cが予想変化への採用条件200dを満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合、予想変化の変化パターンを、一致した変化パターンに置き換える。ここでは、変化パターンa1に対応するルールヒット回数200が「25回ヒット」であり、予想変化への採用条件200dが「ルールヒット回数が25回以上、かつ、予想変化のルールヒット回数以上」である。したがって、変化パターンa1に対応するルールヒット回数200が25回以上を満たしている。また、予想変化のルールヒット回数200cは「5回ヒット」であるので、変化パターンa1に対応するルールヒット回数200は予想変化のルールヒット回数以上を満たしている。よって、ルールヒット回数計数部146は、予想変化の変化パターンを、一致した変化パターンa1に置き換える(c1)。
このようにして、情報処理装置1は、予想変化の変化パターンと一致しなくても、別の変化パターンと一致し、さらに、ルールの合致回数が条件を満たせば、予想変化を別の変化パターンに置き換える。したがって、情報処理装置1は、ルールに合致すると予想される予想変化を動的に切り替えることができる。
[負荷軽減処理の手順]
次に、図14A,Bを参照して、負荷軽減処理の手順を説明する。図14は、実施例3に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。なお、不一致動作テーブル133には、デフォルトルート133aとしてルートAが設定され、不一致時の動作133bとして入力源をルートAからルートBに変更することが設定されている。変化パターンテーブル200には、予想変化の変化パターンが設定されている。また、変化パターンテーブル200には、別の変化パターンが設定され、予想変化への採用条件200dが「ルールにヒットした回数が25回以上、かつ、予想変化のヒット回数以上」と設定されている。そして、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。さらに、図10に示す負荷軽減処理の手順と同一の処理については同一符号を示すことで、その重複する処理の説明については簡略する。
まず、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。すると、第1の判定部142は、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であるか否かを判定する(ステップS11)。
イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致でない、すなわち一致していると判定した場合(ステップS11;No)、第1の判定部142は、一致回数をカウントすべく、ステップS13に移行する。
一方、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であると判定した場合(ステップS11;Yes)、変更部143Aは、ルートの自動選定に移行したか否かを判定する(ステップS12A)。ルートの自動選定に移行していないと判定した場合(ステップS12A;No)、変更部143Aは、不一致時の動作133bに基づき、変更するルートを入力源に設定する(ステップS12C)。そして、負荷軽減処理は、ステップS13に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
一方、ルートの自動選定に移行したと判定した場合(ステップS12A;Yes)、変更部143Aは、変化パターンの一致回数の多いルート順に、ルートを入力源に設定する(ステップS12B)。そして、変更部143Aは、現在のデフォルトルートであるルートAから、決定されたルートへ入力源を変更する。そして、負荷軽減処理は、ステップS13に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
ステップS13では、パターン一致回数計数部144は、現在のルートの変化パターンの一致回数をカウントする(ステップS13)。
続いて、ルールヒット回数計数部146は、ルールにヒット(合致)したか否かを判定する(ステップS21)。ルールにヒットしたと判定した場合(ステップS21;Yes)、ルールヒット回数計数部146は、ルールにヒットした変化パターンのルールヒット回数200cに1だけ加算する(ステップS22)。例えば、ルールヒット回数計数部146は、入力されたいずれかのイベントがルールテーブル131に記憶されたルールにヒットするか否かを判定する。そして、ルールヒット回数計数部146は、入力されたいずれかのイベントがルールテーブル131に記憶されたルールにヒットすると判定した場合、変化パターンテーブル200の一致した変化パターンに対応するルールヒット回数200cを1加算する。そして、ルールヒット回数計数部146は、ステップS23に移行する。
一方、ルールにヒットしなかったと判定した場合(ステップS21;No)、ルールヒット回数計数部146は、ステップS23に移行する。
そして、ルールヒット回数計数部146は、予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在するか否かを判定する(ステップS23)。予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在すると判定した場合(ステップS23;Yes)、ルールヒット回数計数部146は、当該変化パターンを予想変化として採用する(ステップS24)。そして、負荷軽減処理は、ステップS11に移行する。
予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在しないと判定した場合(ステップS23;No)、予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在すると判定した場合(ステップS23;Yes)、ルールヒット回数計数部146は、何も処理しない。そして、負荷軽減処理は、ステップS11に移行する。
[実施例3の効果]
上記実施例3によれば、情報処理装置1は、予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、変化パターンの閾値を変更した別の変化パターンと一致するか否かを判定する。そして、情報処理装置1は、別の変化パターンと一致すると判定された場合に、ルールに合致すれば、別の変化パターンに対応するルールヒット回数を1加算する。そして、情報処理装置1は、ルールヒット回数が所定の条件を満たす場合に、別の変化パターンを予想変化の変化パターンに置き換える。かかる構成によれば、情報処理装置1は、予想変化の変化パターンと一致しなくても、別の変化パターンと一致し、さらに、ルールの合致回数が条件を満たせば、予想変化を別の変化パターンに置き換える。したがって、情報処理装置1は、ルールに合致すると予想される予想変化を動的に切り替えることができる。
ところで、実施例1では、情報処理装置1は、入力されたイベントの1秒当たりの入力量が予想変化の変化パターンと一致しない場合に、予め設定された不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。実施例2では、情報処理装置1は、所定期間の中で、複数のイベント元毎に予想変化の変化パターンと一致した回数をカウントしておく。そして、情報処理装置1は、所定期間経過後、回数の大きいものから順番に自動的に変更先のイベント元を決定し、入力中のイベントのイベント元から決定したイベント元へ入力源を変更する。実施例3では、情報処理装置1は、入力量が予想変化の変化パターンと一致しなくても、別の変化パターンに一致し、且つルールに合致した回数が所定の条件を満たせば、予想変化の変化パターンを別の変化パターンに置き換える。しかしながら、情報処理装置1は、これに限定されず、さらに、ルールの合致に関与しないイベントの入力を抑止するようにしても良い。
そこで、実施例4では、情報処理装置1は、さらに、ルールの合致に関与しないイベントの入力を抑止する場合について説明する。
[実施例4に係るCEPシステムの構成]
図15は、実施例4に係る情報処理装置を含むCEPシステムの全体構成を示す図である。なお、図1、図7および図11に示すCEPシステム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例1〜3と実施例4とが異なるところは、制御部14に基準イベント決定部147およびイベント入力抑止部148を追加した点にある。実施例1〜3と実施例4とが異なるところは、記憶部13に基準イベント情報135を追加した点にある。
基準イベント情報135は、イベントの入力を抑止するか否かを選択するために用いられる基準となるイベント(「基準イベント」という)の情報である。例えば、基準イベントとして、入力量が少ないイベントの情報源が決定される。一例として、イベントの情報源として自動車の状況や天気予報が存在する場合、イベントの入力量が少ない天気予報の情報源が基準イベントとして決定される。なお、基準イベントは、基準イベント決定部147によって自動で決定されても良いし、予めユーザによって決定されても良い。
入力部141は、所定の情報を提供するために用いられるルールに関係する複数のイベントをイベント元の入力源から入力する。
基準イベント決定部147は、基準イベントを自動で判定する場合、イベントの入力量が最小のイベントの情報源を基準イベントとして決定する。例えば、基準イベント決定部147は、一定期間、各種情報源からイベントを入力し、それぞれイベントの入力量を算出する。そして、基準イベント決定部147は、入力量の最小のイベントの情報源を基準イベントとして決定する。一例として、天気予報の情報源からのイベントの入力量が1件/秒であり、自動車の情報源からのイベントの入力量が1500件/秒であるとする。すると、基準イベント決定部147は、天気予報の入力量が自動車の入力量より小さいので、天気予報の情報源を基準イベントとして決定する。
イベント入力抑止部148は、基準イベントの内容がルールに合致しない内容である場合に、他のイベントの入力を抑止する。例えば、イベント入力抑止部148は、入力されるイベントの中の基準イベントがルールにアンヒットするか否かを判定する。そして、イベント入力抑止部148は、入力されるイベントの中の基準イベントがルールにアンヒットすると判定した場合、基準イベントと異なる他のイベントの入力を抑止する。
[CEPシステムの具体的な処理の一例]
図16は、実施例4に係るCEPシステムの具体的な処理の一例を示す図である。図16に示すように、情報処理装置1は、CEPエンジン30が動作する。CEPエンジン30は、制御部14に含まれ、複合イベント処理を実現するソフトウェアである。複合イベント処理を実現するソフトウェアとしては、例えば、Esperが挙げられる。
ここで、情報処理装置1には、予めユーザが設定したルールとして、「平均速度が50km/時以下、かつ、天気予報が雨」が設定されている。このルールに合致した場合のアクションとして、「渋滞発生可能性有」をレコメンド(提供)することが設定されている。
また、基準イベント情報135には、基準イベントとして「天気予報」が設定されている。
このような情報処理装置1では、入力部141が、現在のイベントを配信する入力源がルートAである場合、ルートAを走行中の自動車(情報源)から自動車の状況のイベントおよび天気予報の情報源からルートAの天気予報のイベントを入力する。一方、情報処理装置1では、入力部141は、ルートBを走行中の自動車から自動車の状況のイベントおよびルートBの天気予報のイベントを入力しない。
そして、イベント入力抑止部148が、入力されるイベントの中の基準イベントがルールにアンヒットするか否かを判定する。ここでは、入力される基準イベントである天気予報の内容が「晴れ」であるとする。すると、イベント入力抑止部148は、ルールの一部である「天気予報が雨」にヒットしないので、アンヒットすると判定する。
そして、イベント入力抑止部148は、基準イベントがルールにアンヒットすると判定した場合、基準イベントと異なる他のイベントの入力を抑止する。ここでは、イベント入力抑止部148は、自動車の状況のイベントの入力を抑止する。
このようにして、情報処理装置1は、予めルールに合致しないイベントがあることがわかった段階で、イベントの入力を抑止するので、さらに、複合イベント処理の負荷を軽減することができる。
[負荷軽減処理の手順]
次に、図17A〜Cを参照して、負荷軽減処理の手順を説明する。図17A〜Cは、実施例4に係る負荷軽減処理のフローチャートを示す図である。なお、不一致動作テーブル133には、デフォルトルート133aとしてルートAが設定され、不一致時の動作133bとして入力源をルートAからルートBに変更することが設定されている。変化パターンテーブル200には、予想変化の変化パターンが設定されている。また、変化パターンテーブル200には、別の変化パターンが設定され、予想変化への採用条件200dが「ルールにヒットした回数が25回以上、かつ、予想変化のヒット回数以上」と設定されている。そして、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。また、基準イベント情報135には、基準イベントとして「天気予報」が設定されている。さらに、なお、S11からS24までは、実施例3に係る負荷軽減処理と同一の処理であるので、その処理の説明を簡略する。
まず、基準イベント決定部147は、基準イベントが「自動判定」かついずれかのイベントの入力が停止(抑止)されていないか否かを判定する(ステップS31)。基準イベントが「自動判定」でない、またはいずれかのイベントの入力が停止になっていると判定した場合(ステップS31;No)、基準イベント決定部147は、ステップS33に移行する。
一方、基準イベントが「自動判定」かついずれかのイベントの入力が停止(抑止)されていると判定した場合(ステップS31;Yes)、基準イベント決定部147は、イベントの入力量が最小の情報源を基準イベントに決定する(ステップS32)。そして、基準イベント決定部147は、決定した基準イベントを基準イベント情報135に設定する。そして、基準イベント決定部147は、ステップS33に移行する。
そして、イベント入力抑止部148は、基準イベントがルールにアンヒットするか否かを判定する(ステップS33)。基準イベントがルールにアンヒットすると判定した場合(ステップS33;Yes)、イベント入力抑止部148は、情報源ルートからのイベントの入力を停止する(ステップS34)。例えば、イベント入力抑止部148は、ルートAから入力されているイベントについて、基準イベントと異なる他のイベントの入力を停止する。そして、イベント入力抑止部148は、ルートの変更を判定しないで、ステップS31に移行する。
一方、基準イベントがルールにヒットすると判定した場合(ステップS33;No)、イベント入力抑止部148は、情報源ルートからのイベントの入力を開始する(ステップS35)。例えば、イベント入力抑止部148は、ルートAから入力されているイベントについて、基準イベントと異なる他のイベントの入力を開始する。そして、イベント入力抑止部148は、ルートの変更を判定すべく、ステップS11に移行する。
続いて、入力部141は、デフォルトルート133aに設定されたルートAの入力源からイベントを入力している。すると、第1の判定部142は、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であるか否かを判定する(ステップS11)。
イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致でない、すなわち一致していると判定した場合(ステップS11;No)、第1の判定部142は、一致回数をカウントすべく、ステップS13に移行する。
一方、イベントの入力に関し、予想変化の変化パターンと不一致であると判定した場合(ステップS11;Yes)、変更部143Aは、ルートの自動選定に移行したか否かを判定する(ステップS12A)。ルートの自動選定に移行していないと判定した場合(ステップS12A;No)、変更部143Aは、不一致時の動作133bに基づき、変更するルートを入力源に設定する(ステップS12C)。そして、負荷軽減処理は、ステップS13に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
一方、ルートの自動選定に移行したと判定した場合(ステップS12A;Yes)、変更部143Aは、変化パターンの一致回数の多いルート順に、ルートを入力源に設定する(ステップS12B)。そして、変更部143Aは、現在のデフォルトルートであるルートAから、決定されたルートへ入力源を変更する。そして、負荷軽減処理は、ステップS13に移行する。その後、入力部141は、変更された入力源であるルートBからイベントを入力する。
ステップS13では、パターン一致回数計数部144は、現在のルートの変化パターンの一致回数をカウントする(ステップS13)。
続いて、ルールヒット回数計数部146は、ルールにヒット(合致)したか否かを判定する(ステップS21)。ルールにヒットしたと判定した場合(ステップS21;Yes)、ルールヒット回数計数部146は、ルールにヒットした変化パターンのルールヒット回数200cに1だけ加算する(ステップS22)。そして、ルールヒット回数計数部146は、ステップS23に移行する。
一方、ルールにヒットしなかったと判定した場合(ステップS21;No)、ルールヒット回数計数部146は、ステップS23に移行する。
そして、ルールヒット回数計数部146は、予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在するか否かを判定する(ステップS23)。予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在すると判定した場合(ステップS23;Yes)、ルールヒット回数計数部146は、当該変化パターンを予想変化として採用する(ステップS24)。そして、負荷軽減処理は、ステップS31に移行する。
予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在しないと判定した場合(ステップS23;No)、予想変化への採用条件200dを満たしている変化パターンが存在すると判定した場合(ステップS23;Yes)、ルールヒット回数計数部146は、何も処理しない。そして、負荷軽減処理は、ステップS31に移行する。
[実施例4の効果]
上記実施例4によれば、情報処理装置1は、ルールに関係する複数のイベントをイベント元の入力源から入力する。そして、情報処理装置1は、複数のイベントのうちいずれか1つのイベントである基準イベントの内容がルールに合致しない内容である場合に、他のイベントの入力を抑止する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、基準イベントがルールに合致しないことがわかった段階で、他のイベントの入力を抑止するので、さらに、複合イベント処理の負荷を軽減することができる。
[プログラムなど]
なお、上記実施例では、CEPシステム9を自動車の渋滞発生の予測に用いる場合について説明した。しかしながら、CEPシステム9は、これに限定されず、別の用途に用いる場合であっても良い。例えば、CEPシステム9をレンタル割引クーポンのサービス提示に用いる場合であっても良い。かかる場合に、CEPシステム9のルールが「コンビニエンスストアで「a」と「b」を購入し、かつ、レンタルストアでレンタル割引キャンペーンを行っている場合」であり、提供情報が「レンタルストアのレンタルクーポン」であるとする。すると、入力部141は、所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力する。ここでは、入力部141は、デフォルトルートがA地域である場合、A地域のコンビニエンスストアからの買物情報のイベント、レンタルストアからのレンタル割引キャンペーン情報のイベントを入力すれば良い。そして、第1の判定部142は、一定時間内に入力されたイベントの1秒当たりの入力量が、予想変化の変化パターンと一致するか否かを判定する。変更部143は、第1の判定部142によって予想変化の変化パターンと一致しないと判定された場合に、不一致時の動作133bに基づいて、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ入力源を変更する。ここでは、不一致時の動作133bが「A地域からB地域に変更」であるとする。すると、変更部143は、A地域のコンビニエンスストアからの買物情報のイベントの入力量が予想変化の変化パターンと一致しなければ、不一致時の動作133bに基づいて、A地域からB地域へ入力源を変更すれば良い。また、レンタルストアからのレンタル割引キャンペーン情報のイベントを、基準イベント情報とすれば良い。かかる場合であっても、CEPシステム9は、全ての入力源からのイベントの入力を回避でき、複合イベント処理の負荷を軽減できる。
また、情報処理装置1は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置に、上記した制御部14および記憶部13などの各機能を搭載することによって実現することができる。
また、図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、第1の判定部142と第2の判定部145とを1個の判定部として統合しても良い。一方、変更部143Aを、不一致時の動作133bに基づいて入力源を変更する第1の変更部と、一致回数に基づいて入力源を変更する第2の変更部とに分散しても良い。また、ルールテーブル131、変化パターンテーブル132などを情報処理装置1の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1、7、11、15に示した情報処理装置1と同様の機能を実現する負荷軽減プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図18は、負荷軽減プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図18に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラムなどを読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、負荷軽減プログラム205aおよび負荷軽減処理関連情報205bを記憶する。
CPU203は、負荷軽減プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、情報処理装置1の各機能部に対応する。負荷軽減処理関連情報205bは、ルールテーブル131、変化パターンテーブル132、不一致動作テーブル133、パターン一致回数テーブル134および基準イベント情報135に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、負荷軽減プログラム205aなどの各情報を記憶する。
なお、負荷軽減プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから負荷軽減プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 情報処理装置
2 制御サーバ
9 CEPシステム
11,12 通信制御I/F部
13 記憶部
131 ルールテーブル
132 変化パターンテーブル
133 不一致動作テーブル
134 パターン一致回数テーブル
135 基準イベント情報
14 制御部
141 入力部
142 第1の判定部
143,143A 変更部
144 パターン一致回数計数部
145 第2の判定部
146 ルールヒット回数計数部
147 基準イベント決定部
148 イベント入力抑止部

Claims (7)

  1. 所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力し、
    一定期間内に入力されたイベントの単位期間当たりの入力量に、前記ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定し、
    変化がないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ前記入力源を変更する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする負荷軽減プログラム。
  2. 前記判定する処理は、一定期間内に入力されたイベントの単位期間当たりの入力量が所定の閾値を超えることを示す予想変化と一致するか否かを判定し、
    一致しないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ前記入力源を変更する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の負荷軽減プログラム。
  3. 複数のイベント元毎に、所定期間の中で、前記変化があった回数をカウントし、
    前記入力源を変更する処理は、カウントされた回数の大きい数に対応するイベント元から小さい数に対応するイベント元へ順番に変更先のイベント元を決定し、入力中のイベントのイベント元から決定したイベント元へ前記入力源を変更する
    処理を実行させることを特徴とする請求項2に記載の負荷軽減プログラム。
  4. 前記予想変化と一致しないと判定された場合に、前記予想変化の閾値を変更した変化パターンと一致するか否かを判定し、
    前記変化パターンと一致すると判定された場合に、前記ルールに合致すれば、前記変化パターンに対応する回数を1加算し、
    前記回数が所定の条件を満たす場合に、前記変化パターンを前記予想変化として設定する
    処理を実行させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の負荷軽減プログラム。
  5. 前記入力する処理は、前記ルールに関係する複数のイベントをイベント元の入力源から入力し、
    前記複数のイベントのうちいずれか1つのイベントである基準イベントの内容が前記ルールに合致しない内容である場合に、他のイベントの入力を抑止する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の負荷軽減プログラム。
  6. 所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力する入力部と、
    前記入力部によって一定期間内に入力されたイベントの単位期間当たりの入力量に、前記ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定する判定部と、
    変化がないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ前記入力源を変更する変更部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. コンピュータが、
    所定の情報を提供するために用いられるルールに関係するイベントをイベント元の入力源から入力し、
    一定期間内に入力されたイベントの単位期間当たりの入力量に、前記ルールに合致すると予想される変化があるか否かを判定し、
    変化がないと判定された場合に、入力中のイベントのイベント元から他のイベント元へ前記入力源を変更する
    各処理を実行することを特徴とする負荷軽減方法。
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