JP2015090212A - ピストンシリンダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが意図しないピストンシリンダ装置の伸張動作を抑制する。【解決手段】ガススプリング1は、ガスを収容する筒状のシリンダ2と、一方側の端部がシリンダ2内に収納され、他方側の端部がシリンダ2の開口部から突出し、シリンダ2の軸方向に移動するロッド3と、ロッド3に貫通し、ロッド3に対して移動可能であり、且つ、ガスが収容されるシリンダ2内の空間を一方側のピストン側ガス室G1と他方側のロッド側ガス室G2とに区画するとともにピストン側ガス室G1とロッド側ガス室G2とを連絡する流路711Rを有する第1フリーピストン71と、ロッド3に貫通し、ロッド3に対して移動可能であり、第1フリーピストン71の流路711Rを開閉可能にする第2フリーピストン72とを含むピストン部10とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、ピストンシリンダ装置に関する。
車両には、ユーザがドアを開放するときに必要な力を軽減するために、ドアと車両本体との間にピストンシリンダ装置が設けられている。例えば特許文献1では、図6に示すように、ピストン棒101により軸線方向に可動に案内され、シリンダ102を二つの作業空間に分割しているピストンと、定常状態で両作業空間の流動結合部を閉鎖する閉鎖弁103とを有する。そして、閉鎖弁103が、弁座104と結合して半径方向において密封作用をする軸線方向に移動可能なパッキンリング105を備えた弁要素を有している。パッキンリング105は、その背面側をスライダ106により支持される。また、スライダ106は、弁座104とともに排流空間107を形成している。排流空間107は、絞りのない排流を可能にし且つ排流空間107内の動圧の形成を阻止するような大きさの排流口108を有している。
特開平10−231876号公報
例えば特許文献1に記載される装置においては、パッキンリングが開く方向にガスが流れる場合、ピストンロッドの速度に関わらずパッキンリングは排流空間におけるガスの流れを許容し続ける。従って、従来のピストンシリンダ装置では、特定の速度を超えてピストンロッドが伸びようとしても、そのままの速度でピストンロッドが伸びるだけであった。
ここで、例えばピストンシリンダ装置を車体のドアの開閉部に適用した場合について考える。そして、車体のドアを開けようとしている際、例えば突風が吹いたりすることによってドアが煽られて、ユーザが所望とするドアの開放状態よりも大きくドアが開こうとする状況が想定される。そして、このような場合、従来のピストンシリンダ装置では、ユーザが意図しない程度に開こうとするドアの開き動作を止めることができなかった。
そこで本発明は、ユーザが意図しないピストンシリンダ装置の伸張動作を抑制することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、流体を収容する筒状のシリンダと、一方側の端部がシリンダ内に収納され、他方側の端部がシリンダの開口部から突出し、シリンダの軸方向に移動するロッドと、ロッドに貫通し、ロッドに対して移動可能であり、且つ、流体が収容されるシリンダ内の空間を一方側の第1室と他方側の第2室とに区画するとともに第1室と第2室とを連絡する連絡部を有する移動部材と、ロッドに貫通し、ロッドに対して移動可能であり、移動部材の連絡部を開閉可能にする開閉部材と、を含む区画部と、を備えるピストンシリンダ装置である。このような構成とすることにより、ロッドが特定の速度よりも早い速度で移動した際に移動部材の連絡部が開閉部材によって閉じられ、ユーザが意図しないピストンシリンダ装置の伸張動作を抑制することが可能になる。
本発明によれば、ユーザが意図しないピストンシリンダ装置の伸張動作を抑制することが可能になる。
本実施形態のガススプリングの概略構成図である。 (a)および(b)は、本実施形態のガススプリングが自動車などの車両に適用された状態を示す図である。 本実施形態のピストン部を詳細に説明するための図である。 (a)および(b)は、第1フリーピストンにおける力の関係を説明するための図である。 (a)〜(c)は、本実施形態のガススプリングの動作を説明するための図である。 従来技術のピストンシリンダ装置を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<ガススプリング1の構成>
まず、図1および図2を用いて、ガススプリング1の構成について説明する。
図1は、本実施形態のガススプリング1の概略構成図である。
図2は、本実施形態のガススプリング1が自動車などの車両に適用された状態を示す図である。
図1に示すガススプリング1(ピストンシリンダ装置)は、ユーザが車両のドア等を開放するときに必要な力を軽減するために、例えば図2に示すようにドア110と車両本体120との間に取り付けられユーザの開放操作を補助する装置である。なお、本実施形態では、図1に示すシリンダ2の軸方向を単に「軸方向」と称し、図1の下側を「一方側」と呼び、図1の上側を「他方側」と呼ぶ。
まず、本実施形態に係るガススプリング1の概略構成を説明する。
ガススプリング1は、ガスなどの流体を収容する筒状のシリンダ2と、一方側の端部がシリンダ2内に収納され、他方側の端部がシリンダ2の開口部から突出し、シリンダ2の軸方向に移動するロッド3と、ロッド3に貫通し、ロッド3に対して移動可能であり、且つ、ガスなどの流体が収容されるシリンダ2内の空間を一方側のピストン側ガス室(第1室)G1と他方側のロッド側ガス室(第2室)G2とに区画するとともにピストン側ガス室G1とロッド側ガス室G2とを連絡する流路711R(連絡部)を有する第1フリーピストン(移動部材)71と、ロッド3に貫通し、ロッド3に対して移動可能であり、第1フリーピストンの流路711Rを開閉可能にする第2フリーピストン(開閉部材)72と、更に、第2フリーピストン72が第1フリーピストン71の流路711Rを閉じる方向に第2フリーピストン72を付勢するコイルバネ(付勢部材)73と、を含むピストン部(区画部)10と、を備える。
以下で、各々の構成部品について詳述する。
ガススプリング1は、ガスを収容するシリンダ2と、一方側の端部がシリンダ2内に収納され他方側の端部がシリンダ2の端部から突出するロッド3と、ロッド3に設けられるピストン部10(区画部)と、シリンダ2における他方側の端部に配置されるロッドガイド5と、シリンダ2の他方側の端部に配置されるガスシール6とを備える。
そして、図1に示すように、本実施形態のガススプリング1では、ピストン部10は、シリンダ2内の空間を、ガスを収容する一方側のピストン側ガス室G1と他方側のロッド側ガス室G2とに区画する。
[シリンダ2の機能および構成]
シリンダ2は、略円筒状に形成され、本実施形態では金属を用いることができる。シリンダ2は、軸方向における一方側の端部が閉塞され、他方側の端部が開口している。また、シリンダ2は、ガスシール6によって他方側の端部が閉塞される。そして、シリンダ2は、内部に圧縮ガスなどの流体を収容する。
なお、本実施形態では、シリンダ2は、内部にロッド3とロッドガイド5との間の潤滑性を向上させたり、ロッド3とガスシール6との間のシール性を良好に維持させたりするために必要十分な程度のオイルも封入されている。
また、シリンダ2は、一方側の端部に固定されるとともに、略円形の貫通孔である取付部21を有する。取付部21には、例えば樹脂製のブッシュが設けられる。そして、本実施形態のガススプリング1は、取付部21が例えば車両本体120(図2参照)に取り付けられる。
[ロッド3の機能および構成]
ロッド3は、軸方向に延びる棒状の部材である。そして、本実施形態のロッド3は、軸方向の一方側に形成された第1円柱部31と、第1円柱部31よりも軸方向の他方側に形成された第2円柱部32と、第2円柱部32よりも軸方向の他方側に形成された第3円柱部33とを有している。また、ロッド3は、ロッド3の他方側の端部に取り付けられる取付部34を有している。
なお、ロッド3は、本実施形態では中実である例を用いて説明しているが、ロッド3は中空であっても構わない。
第1円柱部31は、第2円柱部32より外径が小さく形成される。そして、第1円柱部31と第2円柱部32との間には、段差である肩部311が形成される。また、第1円柱部31には、軸方向において雄ネジ部312が形成される。雄ネジ部312は、後述するピストンナット42と嵌り合うように構成されている。そして、第1円柱部31は、肩部311にて後述する円盤部材41がピストンナット42によって押し付けられる。そして、ロッド3は、一方側の端部において円盤部材41を保持する。
第2円柱部32は、第1円柱部31よりも外径が大きく、第3円柱部33よりも外径が小さく形成される。そして、第2円柱部32と第3円柱部33との間には、段差である肩部321が形成される。肩部321は、後述する第1ピストン部材711の他方側に向けた移動を制限する。
第3円柱部33は、第2円柱部32よりも外径が大きく形成される。また、図1に示すように、第3円柱部33がロッドガイド5やガスシール6と接続する。また、第3円柱部33には、溶接等によって取付部34が固定される。
取付部34には、例えば樹脂製のブッシュが設けられる。そして、本実施形態のガススプリング1は、取付部34がドア110(図2参照)に取り付けられる。
なお、本実施形態では、シリンダ2の取付部21が車両本体120に取り付けられ、ロッド3の取付部34がドア110に取り付けられる例を用いているがこれに限定されず、車両本体120とドア110との関係が逆であっても構わない。
ロッドガイド5は、軸方向に貫通する貫通孔51を有する部材である。ロッドガイド5は、シリンダ2の他方側の端部に支持される。そして、ロッドガイド5は、貫通孔51にて第3円柱部33を移動可能に保持し、ロッド3の軸方向における移動を案内する。
ガスシール6は、シリンダ2における他方の端部側であってロッドガイド5よりも一方の端部側に配置される。そして、ガスシール6は、ロッド3の外周とシリンダ2の内周との間を封止することによって、シリンダ2の内側から外側へのガスの漏れを抑制する。
[ピストン部10の機能、構成]
図3は、本実施形態のピストン部10を詳細に説明するための図である。
ピストン部10は、図3に示すように、第1フリーピストン71(移動部材)と、第1フリーピストン71の一方側に設けられる第2フリーピストン72(開閉部材)と、第2フリーピストン72の一方側に配置されるコイルバネ73(付勢部材)とを有する。
その他、ピストン部10は、ロッド3の一方側に設けられる円盤部材41と、円盤部材41のさらに一方側に配置されるピストンナット42とを有する。
(第1フリーピストン71の機能および構成)
まず、図3を用いて、第1フリーピストン71の構成について説明する。
第1フリーピストン(移動部材)71は、ロッド3に対して移動可能にロッド3が貫通して設けられ、シリンダ2内の空間をガスを収容する一方側のピストン側ガス室(第1室)G1と他方側のロッド側ガス室(第2室)G2とに区画するとともに、ピストン側ガス室G1とロッド側ガス室G2とを連絡する流路711Rを有する。
より詳細には、第1フリーピストン71は、流路711Rを有する第1ピストン部材711と、第1ピストン部材711の内周に設けられる内側シール部材712と、第1ピストン部材711の外周に設けられる外側シール部材713とを備える。
以下で、第1ピストン部材711について説明する。
第1ピストン部材711は、厚肉円筒状に形成された部材である。そして、第1ピストン部材711は、中心部にて軸方向に貫通する貫通孔711Hと、貫通孔711Hよりも半径方向の外側にて軸方向に貫通する流路711R(連絡部)と、第1ピストン部材711の一方側に形成される環状溝711Tと、貫通孔711Hにおける内周にて形成される内側溝部711Aと、第1ピストン部材711の外周に形成される外側溝部711Bとを有する。
貫通孔711Hには、ロッド3の第2円柱部32が貫通して設けられる。貫通孔711Hの内径は、第2円柱部32の外径よりも大きい。また、第1ピストン部材711の外径は、シリンダ2の内径よりも小さく形成される。従って、第1ピストン部材711は、ロッド3およびシリンダ2との関係においては、ロッド3およびシリンダ2に対して軸方向においては自由に移動することができる。ただし、後述するとおり、第1ピストン部材711は、内周において内側シール部材712を介してロッド3に対向し、外周において外側シール部材713を介してシリンダ2に対向する。従って、第1ピストン部材711の軸方向における移動は、内側シール部材712とロッド3との摩擦力の関係、および外側シール部材713とシリンダ2との摩擦力の関係に左右される。この点に関しては、後に詳しく説明する。
流路711Rは、本実施形態では複数設けられる。これら複数の流路711Rは、周方向において略等間隔に配置される。また、流路711Rは、第1ピストン部材711の一方側と他方側との間のガスの連絡路を形成する。そして、流路711Rは、ピストン側ガス室G1とロッド側ガス室G2とを連絡する。
環状溝711Tは、第1ピストン部材711の半径方向における流路711Rの位置に対応して形成される。そして、環状溝711Tは、第1ピストン部材711の一方側の端部において周方向に並ぶ複数の流路711Rをつなぐ。また、環状溝711Tの半径方向における幅は、第2ピストン部材721の後述するバルブ部材722と略同じ幅に形成される。
内側溝部711Aは、内側シール部材712を保持するための溝である。本実施形態において、内側溝部711Aの内径は、それぞれ内側シール部材712の取付前の外径よりも小さく形成されている。従って、本実施形態では、内側溝部711Aに内側シール部材712を取り付けた状態にて、内側シール部材712は、圧縮変形し、結果として、内側シール部材712の復元力によって気密性をより高める。
また、外側溝部711Bは、外側シール部材713を保持するための溝である。本実施形態では、外側溝部711Bの内径は、それぞれ外側シール部材713の取付前の外径よりも小さく形成されている。従って、外側溝部711Bに外側シール部材713を取り付けた状態にて、外側シール部材713は、圧縮変形し、結果として、外側シール部材713の復元力によって気密性をより高める。
次に、内側シール部材712および外側シール部材713について説明する。
内側シール部材712は、環状に形成されるとともに変形可能に構成された樹脂部材である。内側シール部材712は、内側溝部711Aに取り付けられる。そして、内側シール部材712は、第1ピストン部材711の内周とロッド3の外周との間に形成される隙間を封止する。
外側シール部材713は、環状に形成されるとともに変形可能に構成された樹脂部材である。外側シール部材713は、外側溝部711Bに取り付けられる。そして、外側シール部材713は、第1ピストン部材711の外周とシリンダ2の内周との隙間を封止する。
なお、本実施形態において、内側シール部材712と外側シール部材713は、樹脂で製造されているが、これに限らず、ゴム等の他の部材でもよい。
次に、図4を用いて、第1フリーピストン71の機能(ロッド3が他方側に向けて移動する際の第1フリーピストン71における力の関係)について説明する。
図4は、第1フリーピストン71における力の関係を説明するための図である。
なお、図4(a)および図4(b)において、上述した摩擦力f11、f12、摩擦力f21、f22および力Fp1、Fp2の関係を明確に説明するため、あえて第3円柱部33を除外している。
図4(a)および図4(b)に示すように、第1ピストン部材711に設けられる内側シール部材712においてロッド3との間に生じる最大摩擦力を第1摩擦力f11、f12とする。また、第1ピストン部材711に設けられる外側シール部材713においてシリンダ2との間に生じる最大摩擦力を第2摩擦力f21、f22とする。そして、第1ピストン部材711がシリンダ2内のガスの圧力(第1ピストン部材711の他方側と一方側との差圧)に基づいて受ける力を力Fp1、Fp2とする。
なお、『本実施形態』における第1摩擦力f12、第2摩擦力f22、及び、(第1ピストン部材711がシリンダ2内のガスの圧力に基づいて受ける)力Fp2が、それぞれ、『本発明』における「第1の摩擦力」、「第2の摩擦力」、及び、(移動部材が流体の圧力に基づいて受ける)力に相当する。
(ロッド3が特定の速度よりも小さい第1の速度V1で移動した場合)
図4(a)に示すように、例えばロッド3が『特定の速度』Vxよりも小さい第1の速度(例えば、図2(b)に示すように通常の力でユーザが一般的にドア110を開く速度)V1で移動した場合、第1ピストン部材711は、ロッド3に追従する。
具体的には、ロッド3の移動速度が第1の速度V1である場合、第1摩擦力f11および第2摩擦力f21の和が、第1ピストン部材711の他方側と一方側との差圧に基づく力Fp1よりも大きくなるように、内側シール部材712および外側シール部材713にて生じる摩擦力の大きさを設定している(f11+(−f21)>Fp1)。
この状態では、ロッド3の他方側に向かう移動に追従して、第1ピストン部材711も他方側に移動する。
なお、『特定の速度』Vxとは、第1摩擦力f11および第2摩擦力f21の和が、第1ピストン部材711の他方側と一方側との差圧に基づく力Fp1とほぼ等しくなる関係(f11+(−f21)≒Fp1)の時の速度をいう。
(ロッド3が特定の速度Vxと同等または特定の速度Vxよりも大きい第2の速度V2で移動した場合)
図4(b)に示すように、例えばロッド3が速度Vxと同等または特定の速度Vxよりも速い第2の速度V2で移動した場合、第1ピストン部材711は、ロッド3に追従しない。
具体的には、ロッド3の移動速度が特定の速度Vxと同等または第2の速度V2である場合、摩擦力f12および摩擦力f22の和が、第1ピストン部材711の他方側と一方側との差圧に基づく力Fp2よりも小さくなるように、内側シール部材712および外側シール部材713にて生じる摩擦力の大きさ設定している(f12+(−f22)<Fp2)。
この場合、第1ピストン部材711はロッド3に追従せず、ロッド3と第1ピストン部材711との間に滑りが生じる。そして、ロッド3のみがシリンダ2に対して他方側に移動し、第1ピストン部材711はシリンダ2に対してその場に留まることになる。
(第2フリーピストン72の機能および構成)
第2フリーピストン(開閉部材)72は、ロッド3に対して移動可能にロッド3が貫通して設けられ、第1フリーピストン71の流路711Rを開閉可能にする。
より詳細には、第2フリーピストン72は、図3に示すように、第2ピストン部材721と、(第2ピストン部材721の他方側の端部に設けられ、)第1フリーピストン71の流路711Rを開閉可能にするバルブ部材722とを備える。
第2ピストン部材721は、厚肉円筒状に形成された部材である。そして、第2ピストン部材721は、中心部にて軸方向に貫通する貫通孔721Hと、第2ピストン部材721の他方側に形成されるバルブ保持部721Vと、第2ピストン部材721の一方側に形成されるバネ受部721Sとを有する。
貫通孔721Hには、ロッド3の第2円柱部32が貫通して設けられる。貫通孔721Hの内径は、第2円柱部32の外径よりも大きい。また、第2ピストン部材721の外径は、シリンダ2の内径よりも小さく形成される。従って、第2ピストン部材721は、ロッド3およびシリンダ2に対して軸方向において移動可能に設けられる。また、第2ピストン部材721は、シリンダ2との間にシリンダ2内においてガスが流れる外側流路723を形成する。
バルブ保持部721Vは、軸方向の一方側に向けて凹む環状に形成される。そして、バルブ保持部721Vは、バルブ部材722を保持する。バルブ保持部721Vは、後述するように、バルブ部材722を保持した状態でバルブ部材722が環状溝711Tに対向する位置に形成される。
バルブ部材722は、環状に形成されるとともに変形可能に構成されたゴムなどの樹脂部材である。バルブ部材722は、上述のとおり、バルブ保持部721Vに取り付けられる。バルブ部材722は、環状溝711Tに接触した状態にて流路711Rを閉塞する。そして、バルブ部材722は、第1ピストン部材711の流路711Rにおけるガスの流れを閉じる。一方、バルブ部材722は、環状溝711Tに対して離れた状態にて流路711Rを開放する。そして、バルブ部材722は、第1ピストン部材711の流路711Rにおけるガスの流れを可能にする。
(コイルバネ73の機能および構成)
コイルバネ(付勢部材)73は、第2フリーピストン72が第1フリーピストン71の流路711Rを閉じる方向に第2フリーピストン72を付勢する。
以下で、コイルバネ73の機能および構成を具体的に示す。
コイルバネ73は、一方側が円盤部材41に接触し、他方側が第2ピストン部材721のバネ受部721Sに取り付けられる。そして、コイルバネ73は、第2フリーピストン72を他方側に設けられる第1フリーピストン71の環状溝711Tへと押し付ける。そして、コイルバネ73は、第2フリーピストン72のバルブ部材722が第1フリーピストン71の流路711Rを閉じる方向に第2フリーピストン72を付勢する。
また、コイルバネ73のバネ力は以下のように設定されている。
本実施形態のコイルバネ73は、ロッド3の移動が停止し、第1フリーピストン71の一方側と他方側との間に差圧がなく流路711Rにガスの流れが生じていない状態では伸びる。この状態において、コイルバネ73は、第2フリーピストン72のバルブ部材722が第1フリーピストン71の流路711Rを閉じるように作用する。
そして、コイルバネ73は、ロッド3が第1の速度V1(図4(a)参照)で移動することによって第1フリーピストン71の一方側と他方側との間に差圧が生じて流路711Rにガスの流れが生じる際には縮む。この状態において、コイルバネ73は、第2フリーピストン72が第1フリーピストン71から遠ざかりのバルブ部材722が流路711Rを開くように作用させる。
さらに、コイルバネ73は、ロッド3が第2の速度V2(図4(b)参照)で移動することによって円盤部材41が第1フリーピストン71に向けて移動した際には、縮んで密着長に達する。この状態において、コイルバネ73は、第2フリーピストン72のバルブ部材722が第1フリーピストン71の流路711Rを閉じるように作用する。
(円盤部材41およびピストンナット42の機能および構成)
円盤部材41は、本実施形態では、第1円柱部31を内側に通す貫通孔を有する略円盤状の部材である。そして、円盤部材41は、後述するコイルバネ73の一方側の端部を支持する。
ピストンナット42は、第1円柱部31の雄ネジ部312(図1参照)に嵌め込まれる。そして、ピストンナット42は、円盤部材41を肩部311に向けて締め込む。
<ガススプリング1の作用>
次に、図5を用いて、ガススプリング1の作用について説明する。
図5は、本実施形態のガススプリング1の動作を説明するための図である。
図5(a)はガススプリング1の停止状態を示し、図5(b)はガススプリング1の通常の開き状態を示し、図5(c)はガススプリング1のロック状態を示す図である。
まず、ガススプリング1の停止状態(図5(a))からのガススプリング1の作用(動作原理)の概略を述べる。
ロッド3が第1の速度V1でロッド側ガス室G2へ移動する場合、ピストン部10は、ロッド側ガス室G2とピストン側ガス室G1との間のガスの流れを許容する(いわゆる、ガススプリング1の通常の開き状態:図5(b))。
これに対し、ロッド3が第2の速度V2でロッド側ガス室G2へ移動する場合、ピストン部10は、ロッド側ガス室G2とピストン側ガス室G1とのガスの流れを遮断する(いわゆる、ガススプリング1のロック状態:図5(c))。
以下で、ガススプリング1の停止状態、通常の開き状態、及びロック状態について詳述する。
(ガススプリング1の停止状態)
図5(a)に示すように、例えば、ユーザがドア110(図2参照)を手で押さえているような場合、ピストン側ガス室G1とロッド側ガス室G2とにおけるそれぞれのガス圧は同圧となる。このとき、コイルバネ73が弾性力fk0によって第2フリーピストン72を第1フリーピストン71に向けて付勢する。これによって、環状溝711Tにバルブ部材722が押さえ付けられる。そして、流路711Rの一方側の端部がバルブ部材722により閉塞された状態となる。これによって、ピストン側ガス室G1とロッド側ガス室G2との間でガスが流れない状態が形成される。その結果、ロッド3がシリンダ2に対して移動せず、ガススプリング1が伸縮せずに長さが『停止』された状態が維持される。
(ガススプリング1の通常の開き状態)
次に、図5(b)に示すように、例えばユーザがドア110(図2参照)を開く方向に操作し、ロッド3が他方側に向けて第1の速度V1で移動する(図5(b)に示す白抜き矢印)。このとき、ロッド3の一方側の端部に設けられるピストン部10が他方側に移動することによってロッド側ガス室G2の圧力がピストン側ガス室G1と比較して高くなる。
このときのピストン部10における力の関係を具体的に説明すると、ロッド3の移動速度が第1の速度V1である場合、図5(b)に示すように、第1摩擦力f11、第2摩擦力f21及びコイルバネ73の弾性力fk1の和が、第1ピストン部材711の他方側と一方側との差圧に基づく力Fp1よりも大きくなる((f11+(−f21)+fk1)>Fp1)。なお、第2フリーピストン72は、摺動性が良く、ロッド3、シリンダ2との間で摩擦力f3をほとんど生じさせない(f3≒0)。従って、ロッド3の移動速度が第1の速度V1である場合には、第1フリーピストン71はロッド3に追従する。
そして、図5(b)に矢印で示すように、第1ピストン部材711の流路711Rにガスが流れる。流路711Rに流れたガスは、第2フリーピストン72を一方側へと押す。第2フリーピストン72は、コイルバネ73を縮ませながら一方側へと移動する。その結果、第2フリーピストン72が第1フリーピストン71から遠ざかる。これによって、バルブ部材722が環状溝711Tから離れ、流路711Rの一方側の端部が開放される。そして、第1ピストン部材711の他方側から一方側へとガスが流れる。
第1ピストン部材711の一方側へと流れたガスは、ピストン側ガス室G1にさらに流れる。ここで、ピストン側ガス室G1側において第1ピストン部材711の一方側の端面の受圧面積に対して、ロッド側ガス室G2側における第1ピストン部材711の他方側の端面およびロッド3(第3円柱部33)他方側の端面の受圧面積の方が大きい。そのため、第1ピストン部材711がシリンダ2内を流れるガスから受ける力によって、第1ピストン部材711に接続するロッド3が他方側に向かう力が発生する。ユーザは、ドア110を開く方向に操作している状態であり、ロッド3が他方側に移動するように操作している。そして、上述のとおり、ロッド3が他方側に向かう力が生じることにより、ユーザによるドア110を開く操作がガススプリング1によって補助される。
(ガススプリング1のロック状態)
そして、例えば突風などが発生してドア110(図2(b)参照)が煽られるなどした場合、ロッド3が他方側に向けて特定の速度Vxよりも大きい第2の速度V2で移動する。そうすると、図5(c)に示すように、ロッド側ガス室G2のガス圧がピストン側ガス室G1に対して著しく高くなる。
このときのピストン部10における力の関係を具体的に説明すると、ロッド3の移動速度が第2の速度V2である場合、図5(c)に示すように、第1摩擦力f12、第2摩擦力f22及びコイルバネ73の弾性力fk2の和が、第1ピストン部材711の他方側と一方側との差圧に基づく力Fp2よりも小さくなる((f12+(−f22)+fk2)<Fp2)。従って、ロッド3の移動速度が第2の速度V2である場合には、第1フリーピストン71はロッド3に追従しない。
そして、第1フリーピストン71がシリンダ2において留まるため、他方側に向かう円盤部材41によって、コイルバネ73が押し縮められながら、第2フリーピストン72が第1フリーピストン71に押し付けられる。
さらに、ロッド3および円盤部材41が他方側に向かうことで、最終的には、コイルバネ73が密着長に達する。このとき、バルブ部材722が環状溝711Tを塞ぎ、流路711Rを通るガスの流れが遮断される。従って、第1フリーピストン71は、より強固に他方側への移動が制限される。一方で、コイルバネ73が密着長に達し、第2フリーピストン72が第1フリーピストン71に接触している。そのため、第1フリーピストン71、第2フリーピストン72およびコイルバネ73によってロッド3の他方側の移動が制限される。その結果、ガススプリング1によってドア110の開放動作が停止する。このように、本実施形態のガススプリング1では、特定の速度Vxよりも大きい第2の速度V2で伸びようとする動作が防止され、ユーザが意図しないピストンシリンダ装置の伸張動作を抑制する。
なお、上述した図5(a)の状態(ガススプリング1の『停止』された状態)と、図5(c)の状態(ガススプリング1が『ロック』された状態)は、各々の状態後に外力(例えば、ユーザがドア110を開く操作による力)が入力された場合のガススプリング1の動作が異なる。
具体的には、(ガススプリング1の『停止』後に、)図5(b)に示すような外力(例えば、ユーザがドア110を開く操作による力)が入力された場合、図5(a)に示すガススプリング1の『停止』された状態は、解放され、維持することができない。
これに対し、(ガススプリング1の『ロック』後に、)ガススプリング1のロック前に入力された力(例えば、例えば突風などが発生してドア110が開く方向に煽る力)と同一方向の力がガススプリング1に入力されたとしても、図5(c)に示すようなガススプリング1がロックされた状態は、解放されず、維持することができる。
なお、ガススプリング1のロック状態を解除する際には、一例として以下の操作を例示することができる。
例えば、図5(c)の状態(ガススプリング1が『ロック』された状態)において、ロッド3を一方側に移動させる操作(ユーザがドア110を閉じる方向の操作)を行うことで、円盤部材41が一方側に移動する。これによって、コイルバネ73が密着長から伸びる。さらに、ロッド3が一方側に向けて移動すると、ピストン側ガス室G1のガス圧が上昇する。そして、第1フリーピストン71がロッド3に追従できない状態にて、ロッド3が一方側に移動することで、第1フリーピストン71が肩部321に引っ掛かる。そして、図5(a)に示すように、ガススプリング1の停止状態と同じ状態であるロックされていない状態に戻る。
なお、本実施形態では、他方側に配置される第1フリーピストン71に対して、一方側に配置されるバルブ部材722によって流路711Rを開閉する構成を採用したが、これに限定されるものではない。
例えば、一方側に第1フリーピストン71を配置し、他方側からバルブ部材722によって流路711Rを開閉するように構成しても構わない。この場合には、流路711Rを有する第1フリーピストン71は、ロッド3の移動にかかわらず自由に軸方向に移動できるように構成する。そして、バルブ部材722が、ロッド3の移動速度に応じてロッド3に追従したりロッド3に追従しなかったりするように設定すれば良い。
これによって、例えばロッド3が特定の速度Vxよりも小さい第1の速度で移動している状態では、バルブ部材722がロッド3に追従して移動し、バルブ部材722が第1フリーピストン71の流路711Rを開く状態が形成される。一方、例えばロッド3が特定の速度Vxよりも大きい第2の速度V2で移動する状態では、バルブ部材722を保持する部材はロッド3に追従せずにシリンダ2に対して留まる。そして、円盤部材41に押された第1フリーピストン71がバルブ部材722に向けて移動する。最終的には、第1フリーピストン71の流路711Rがバルブ部材722に接触する。そして、ロッド側ガス室G2とピストン側ガス室G1との間のガスの流れが遮断され、ロッド3の移動が固定される。
以上のように構成したガススプリングにおいても、特定の速度Vxよりも大きい第2の速度V2で伸びようとする動作が防止され、ユーザが意図しないピストンシリンダ装置の伸張動作が抑制される。
また、本実施形態では、図2に示すように、車両本体120とドア110との間にガススプリング1を適用する例を用いて説明したが、この適用例に限定するものではない。本実施形態のガススプリング1は、伸縮する部材間や、開閉する部材間であれば、他の態様であっても適用することができ、その場合にユーザによる開閉操作や伸縮操作を補助することができる。
1…ガススプリング、2…シリンダ、3…ロッド、10…ピストン部、71…第1フリーピストン、72…第2フリーピストン、73…コイルバネ、711…第1ピストン部材、711R…流路、712…内側シール部材、713…外側シール部材、721…第2ピストン部材、722…バルブ部材

Claims (4)

  1. 流体を収容する筒状のシリンダと、
    一方側の端部が前記シリンダ内に収納され、他方側の端部が前記シリンダの開口部から突出し、前記シリンダの軸方向に移動するロッドと、
    前記ロッドに貫通し、前記ロッドに対して移動可能であり、且つ、前記流体が収容される前記シリンダ内の空間を一方側の第1室と他方側の第2室とに区画するとともに前記第1室と前記第2室とを連絡する連絡部を有する移動部材と、前記ロッドに貫通し、前記ロッドに対して移動可能であり、前記移動部材の前記連絡部を開閉可能にする開閉部材と、を含む区画部と、
    を備えるピストンシリンダ装置。
  2. 前記移動部材が特定の速度よりも小さい第1の速度で前記他方側に向けて移動した場合には、前記移動部材は前記ロッドに追従し、
    前記ロッドが前記特定の速度と同等または前記特定の速度よりも速い第2の速度で移動した場合には、前記移動部材は前記ロッドに追従しない
    請求項1に記載のピストンシリンダ装置。
  3. 前記ロッドが前記特定の速度と同等または前記特定の速度よりも速い第2の速度で前記他方側に向けて移動した場合には、
    前記移動部材が前記ロッドとの間に生じる第1の摩擦力に基づいて受ける力と、前記移動部材が前記シリンダとの間に生じる第2の摩擦力に基づいて受ける力との和が、前記移動部材が前記流体の圧力に基づいて受ける力よりも小さくなるように設定されている
    請求項2に記載のピストンシリンダ装置。
  4. 前記区画部は、更に、前記開閉部材が前記移動部材の前記連絡部を閉じる方向に前記開閉部材を付勢する付勢部材を備える
    請求項1に記載のピストンシリンダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022249542A1 (ja) * 2021-05-27 2022-12-01 日立Astemo株式会社 緩衝器および周波数感応機構
US11577587B2 (en) 2019-05-27 2023-02-14 U-Shin Ltd. Vehicle door support device

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