JP2015088983A - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想ルータが動作する物理サーバに障害が発生した場合において、通信を継続できるようにする。【解決手段】情報処理装置は、第1NWに接続される第1ポートと、第2NWに接続される第2ポートと、第1VMと、第1NWに接続される第1装置と第1VMとの間の通信の中継と、第1装置と第2NWに接続される第2装置における第2VMとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数の中継部と、ポートのIDと、複数の中継部のうち当該ポートに障害が発生した場合に影響が及ぶ中継部のIDとを対応付けて記憶する記憶部と、第1ポート及び第2ポートのいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶ中継部を記憶部から特定し、その中継部による通信の中継を、第1NW及び第2NWの両方に接続される第3装置における中継部に実行させるための設定を行う設定部とを有する。【選択図】図19

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、ネットワークにおけるノードを冗長化するためのプロトコルである。VRRPにおいては、特定のVRRPグループに属する複数のノードのうち1つのノードをマスタノードとして取り扱い、残りのノードをバックアップノードとして取り扱う。通常はマスタノードのみが処理を行い、マスタノードに障害が発生するとバックアップノードのうちの一つが代わりに処理を行う。
各VRRPグループには、1つの仮想MACアドレス(Media Access Control address)及び仮想IPアドレス(Internet Protocol address)が割り当てられる。VRRPを利用するネットワークにおいては、この仮想MACアドレス及び仮想IPアドレス宛のデータがマスタノードに転送されるように、ネットワークにおけるスイッチ等の設定が行われる。
ところで、VRRPは、仮想ルータの冗長化にも利用されている。例えば、同じVRRPグループに属する2台の仮想ルータを別々の物理サーバ上で動作させ、一方の仮想ルータをマスタノードとして取り扱い、他方の仮想ルータをバックアップノードとして取り扱う。このような状況において物理サーバに障害が発生した場合には、マスタノードとバックアップノードとの切り替えが適切に行われなければ、仮想ルータを経由する通信を行うことができなくなる。従来の技術においては、このような問題には着目されていない。
特開2003−51835号公報
従って、本発明の目的は、1つの側面では、仮想ルータが動作する物理サーバに障害が発生した場合において、通信を継続できるようにするための技術を提供することである。
本発明に係る情報処理装置は、第1のネットワークに接続される第1のポート部と、第2のネットワークに接続される第2のポート部と、第1の仮想マシンと、第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、第1の情報処理装置と第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部と、ポート部の識別情報と、複数のルーティング部のうち当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部と、第1のポート部及び第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶルーティング部である第1のルーティング部を管理データ格納部から特定し、第1のルーティング部による通信の中継を、第1のネットワーク及び第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定を行う設定部とを有する。
1側面では、仮想ルータが動作する物理サーバに障害が発生した場合において、通信を継続できるようになる。
図1は、本実施の形態におけるシステムの概要を示す図である。 図2は、仮想ルータの機能ブロック図を示す図である。 図3は、仮想ルータの機能ブロック図を示す図である。 図4は、各VRRPグループによって行われる通信を示す図である。 図5は、通信データの中継について説明するための図である。 図6は、通信データの中継について説明するための図である。 図7は、各VRRPグループについての設定を示す図である。 図8は、各VRRPグループについての設定を示す図である。 図9は、本実施の形態におけるシステムの論理ネットワークを示す図である。 図10は、VRRPデータ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図11は、VRRPデータ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図12は、ARPテーブル格納部に格納されるARPテーブルの一例を示す図である。 図13は、仮想スイッチのFDBに格納されるデータの一例を示す図である。 図14は、端末におけるルーティングの設定を示す図である。 図15Aは、VRRPの設定を生成する処理の処理フローを示す図である。 図15Bは、管理データ格納部に格納される管理テーブルの一例を示す図である。 図16は、VRRPの初期的な設定が完了した後の仮想ルータを示す図である。 図17は、VRRPの初期的な設定が完了した後の仮想ルータを示す図である。 図18は、VRRPの設定を追加及び更新する処理の処理フローを示す図である。 図19は、ポートにおいて発生した障害に対処する処理の処理フローを示す図である。 図20は、ポートに障害が発生した後の仮想ルータを示す図である。 図21は、ポートに障害が発生した後の仮想ルータを示す図である。 図22は、コンピュータの機能ブロック図である。 図23は、VRRPによる、物理ルータの冗長化について説明するための図である。 図24は、複数のVRRPグループを設定する例を示す図である。 図25は、VRRP Advertisementメッセージの一例を示す図である。 図26は、物理ルータの障害によってマスタノードが切り替わる例を示す図である。 図27は、物理L2スイッチの障害によってマスタノードが切り替わる例を示す図である。 図28は、GARPパケットの一例を示す図である。 図29は、トラッキング機能について説明するための図である。
図1に、本実施の形態におけるシステムの概要を示す。ネットワーク1には、サーバ10と、サーバ20と、端末5とが接続される。ネットワーク2には、サーバ10と、サーバ20と、サーバ30とが接続される。仮想ルータ13及び仮想ルータ23は、VRRPによって制御される。端末5は、仮想ルータ13又は仮想ルータ23のいずれかを経由して、サーバ10における仮想マシン100及びサーバ30における仮想マシン200と通信を行う。なお、VRRPについては、後に記載した付録を参照のこと。
サーバ10は、物理ポートであるポート11及びポート12を有する。そして、サーバ10においては、仮想ルータ13と、仮想スイッチ14と、仮想スイッチ15と、仮想マシン100とが実行される。サーバ10は、ポート11を介してネットワーク1に接続され、ポート12を介してネットワーク2に接続される。仮想ルータ13、仮想スイッチ14及び仮想スイッチ15は、端末5と仮想マシン100との間の通信及び端末5と仮想マシン200との間の通信の中継を行う。
サーバ20は、物理ポートであるポート21及びポート22を有する。そして、サーバ20においては、仮想ルータ23と、仮想スイッチ24と、仮想スイッチ25とが実行される。サーバ20は、ポート21を介してネットワーク1に接続され、ポート22を介してネットワーク2に接続される。仮想ルータ23、仮想スイッチ24及び仮想スイッチ25は、端末5と仮想マシン100との間の通信及び端末5と仮想マシン200との間の通信の中継を行う。
図2に、サーバ10における仮想ルータ13の機能ブロック図を示す。仮想ルータ13は、ルーティング部131と、ルーティング部132と、ルーティング部133と、ルーティング部134と、管理テーブル格納部111と、ARP(Address Resolution Protocol)テーブル格納部112と、VRRPデータ格納部113と、管理テーブル生成部114と、ポート監視部115と、VRRP制御部116と、例えば仮想ポートであるインタフェース101及びインタフェース102とを含む。
ルーティング部131は、VRRPグループ1についての通信の中継を行う。ルーティング部132は、VRRPグループ2についての通信の中継を行う。ルーティング部133は、VRRPグループ3についての通信の中継を行う。ルーティング部134は、VRRPグループ4についての通信の中継を行う。ルーティング部131乃至134は、VRRPにおけるマスタノードとして動作する。管理テーブル生成部114は、ARPテーブル格納部112に格納されるデータ、仮想スイッチ14のFDB(Forwarding DataBase)に格納されるデータ及び仮想スイッチ15のFDBに格納されるデータを用いて、管理テーブル格納部111に格納される管理テーブルを管理する。ポート監視部115は、ポート11の障害及びポート12の障害を検出する。VRRP制御部116は、VRRPデータ格納部113に格納されるデータを管理すると共に、VRRP Advertisementメッセージを生成し、インタフェース101及び102を介してマルチキャストする。
図3に、サーバ20における仮想ルータ23の機能ブロック図を示す。仮想ルータ23は、ルーティング部231と、ルーティング部232と、ルーティング部233と、ルーティング部234と、管理テーブル格納部211と、ARPテーブル格納部212と、VRRPデータ格納部213と、管理テーブル生成部214と、ポート監視部215と、VRRP制御部216と、例えば仮想ポートであるインタフェース201及びインタフェース202とを含む。
ルーティング部231は、VRRPグループ1についての通信の中継を行う。ルーティング部232は、VRRPグループ2についての通信の中継を行う。ルーティング部233は、VRRPグループ3についての通信の中継を行う。ルーティング部234は、VRRPグループ4についての通信の中継を行う。ルーティング部231乃至234は、VRRPにおけるバックアップノードとして動作する。管理テーブル生成部214は、ARPテーブル格納部212に格納されるデータ、仮想スイッチ24のFDBに格納されるデータ及び仮想スイッチ25のFDBに格納されるデータを用いて、管理テーブル格納部211に格納される管理テーブルを管理する。ポート監視部215は、物理ポート21の障害及び物理ポート22の障害を検出する。VRRP制御部216は、VRRPデータ格納部213に格納されるデータを管理すると共に、VRRP Advertisementメッセージを生成し、インタフェース201及び202を介してマルチキャストする。
図4に、各VRRPグループによって制御される通信を示す。仮想マシン100から端末5への通信はVRRPグループ3によって制御され、仮想マシン200から端末5への通信はVRRPグループ4によって制御され、端末5から仮想マシン100への通信はVRRPグループ1によって制御され、端末5から仮想マシン200への通信はVRRPグループ2によって制御される。
図2乃至図4に示したようにVRRPの設定がされている場合においては、図5及び図6に示すように通信データが中継される。なお、図5及び図6は、説明を簡単にするためサーバ10及びサーバ20の内部を簡略化している。
まず、図5を用いて、仮想マシン100が送信した通信データ及び仮想マシン200が送信した通信データの中継について説明する。図5において、通信データの転送は黒の矢印で表されている。仮想マシン100が送信した通信データは、仮想ルータ13によってポート11に中継され、ポート11からネットワーク1に送信される。仮想マシン200がネットワーク2に送信した通信データは、サーバ10のポート12によって受信される。そして、仮想マシン200が送信した通信データは、仮想ルータ13によってポート11に中継され、ポート11からネットワーク1に送信される。
図6を用いて、端末5が送信した通信データの中継について説明する。図6において、通信データの転送は黒の矢印で表されている。端末5がネットワーク1に送信した通信データは、サーバ10のポート11によって受信される。受信された通信データの宛先が仮想マシン100である場合には、仮想ルータ13は、サーバ10内の仮想マシン100に通信データを出力する。受信された通信データの宛先が仮想マシン200である場合には、仮想ルータ13は、通信データをポート12からネットワーク2に送信する。
図7及び図8に、各グループについての設定を示す。図7に、仮想ルータ13における、各グループについての設定を示す。VRRPグループ1については、優先度が100であり、仮想IPアドレスが2.2.2.4であり、仮想MACアドレスがAであり、トラッキングインタフェースはインタフェース102である。VRRPグループ2については、優先度が100であり、仮想IPアドレスが2.2.2.5であり、仮想MACアドレスがBであり、トラッキングインタフェースはインタフェース102である。VRRPグループ3については、優先度が100であり、仮想IPアドレスが1.1.1.3であり、仮想MACアドレスがCであり、トラッキングインタフェースはインタフェース101である。VRRPグループ4については、優先度が100であり、仮想IPアドレスが1.1.1.4であり、仮想MACアドレスがDであり、トラッキングインタフェースはインタフェース101である。なお、トラッキングインタフェースは、VRRPにおけるトラッキング機能の対象となるインタフェースである。トラッキング機能については、付録を参照のこと。
図8に、仮想ルータ23における、各グループについての設定を示す。VRRPグループ1については、優先度が99であり、仮想IPアドレスが2.2.2.4であり、仮想MACアドレスがAであり、トラッキングインタフェースはインタフェース202である。VRRPグループ2については、優先度が99であり、仮想IPアドレスが2.2.2.5であり、仮想MACアドレスがBであり、トラッキングインタフェースはインタフェース202である。VRRPグループ3については、優先度が99であり、仮想IPアドレスが1.1.1.3であり、仮想MACアドレスがCであり、トラッキングインタフェースはインタフェース201である。VRRPグループ4については、優先度が99であり、仮想IPアドレスが1.1.1.4であり、仮想MACアドレスがDであり、トラッキングインタフェースはインタフェース201である。
図9に、本実施の形態におけるシステムの論理ネットワークを示す。ネットワーク1には、端末5と、仮想ルータ13と、仮想ルータ23とが接続される。ネットワーク2には、仮想ルータ13と、仮想ルータ23と、仮想マシン100と、仮想マシン200とが接続される。端末5のインタフェースには、IPアドレス「2.2.2.3」及びMACアドレス「c」が割り当てられる。仮想ルータ13のインタフェース101には、IPアドレス「2.2.2.1」及びMACアドレス「a」が割り当てられる。仮想ルータ23のインタフェース201には、IPアドレス「2.2.2.2」及びMACアドレス「b」が割り当てられる。仮想ルータ13のインタフェース102には、IPアドレス「1.1.1.1」及びMACアドレス「d」が割り当てられる。仮想ルータ23のインタフェース202には、IPアドレス「1.1.1.2」及びMACアドレス「e」が割り当てられる。仮想マシン200のインタフェースには、IPアドレス「1.1.1.5」及びMACアドレス「f」が割り当てられる。仮想マシン100のインタフェースには、IPアドレス「1.1.1.6」及びMACアドレス「g」が割り当てられる。ネットワーク1のIPアドレスは「2.2.2.0/24」であり、ネットワーク2のIPアドレスは「1.1.1.0/24」である。また、仮想マシン200のデフォルトゲートウェイのIPアドレスは1.1.1.4であり、仮想マシン100のデフォルトゲートウェイのIPアドレスは1.1.1.3である。
図10に、VRRPデータ格納部113に格納されるデータの一例を示す。図10の例では、VRRPグループの識別情報と、優先度とが格納される。図11に、VRRPデータ格納部213に格納されるデータの一例を示す。図11の例では、VRRPグループの識別情報と、優先度とが格納される。
図10及び図11に示したように、初期状態においては、いずれのVRRPグループについても、仮想ルータ13の優先度が仮想ルータ23の優先度よりも高いので、仮想ルータ13がマスタノードとして動作する。
図12に、ARPテーブル格納部112に格納されるARPテーブルの一例を示す。図12の例では、IPアドレスと、MACアドレスとが格納される。なお、ARPテーブル格納部212に格納されるデータのフォーマットは、ARPテーブル112に格納されるデータのフォーマットと同じである。
図13に、仮想スイッチ15のFDBに格納されるデータの一例を示す。図13の例では、MACアドレスと、出力インタフェースの識別情報とが格納される。なお、仮想スイッチ14のFDB、仮想スイッチ24のFDB及び仮想スイッチ25のFDBに格納されるデータのフォーマットは、仮想スイッチ15のFDBに格納されるデータのフォーマットと同じである。
図14に、端末5におけるルーティングの設定を示す。図14の例では、IPアドレスが1.1.1.5である仮想マシンに通信データを送信する際にはネクストホップ(Next Hop)のIPアドレスが2.2.2.5であること、及び、IPアドレスが1.1.1.6である仮想マシンに通信データを送信する際にはネクストホップのIPアドレスが2.2.2.4であることが設定されている。
次に、図15A乃至図21を用いて、本実施の形態のシステムにおいて行われる処理について説明する。まず、図15A及び図18を用いて、仮想ルータ13及び仮想ルータ23が実行する、VRRPの設定を生成する処理について説明する。ここでは、仮想ルータ13が実行する処理を例にして説明するが、仮想ルータ23が実行する処理も同様である。
まず、仮想ルータ13におけるVRRP制御部116は、管理者によるコマンドの入力等によって、VRRPの設定内容を受け付ける。これに応じ、VRRP制御部116は、VRRPの設定を行う(図15A:ステップS1)。
ステップS1においては、VRRPの仮想IPアドレスの設定及びVRRPグループと仮想マシンとの対応付け等が行われる。VRRPグループ1及びVRRPグループ2には、端末5から仮想マシンに通信データを送信する際のネクストホップのIPアドレスが設定される。ここでは、VRRPグループ1については、IPアドレスが1.1.1.6である仮想マシン100に通信データを送信する際におけるネクストホップのIPアドレスである2.2.2.4が仮想IPアドレスである。VRRPグループ2については、IPアドレスが1.1.1.5である仮想マシン200に通信データを送信する際におけるネクストホップのIPアドレスである2.2.2.5が仮想IPアドレスである。VRRPグループ3及びVRRPグループ4については、仮想マシンのデフォルトゲートウェイのIPアドレスを設定する。ここでは、VRRPグループ3については、仮想マシン100のデフォルトゲートウェイのIPアドレスである1.1.1.3が仮想IPアドレスである。VRRPグループ4については、仮想マシン200のデフォルトゲートウェイのIPアドレスである1.1.1.4が仮想IPアドレスである。
VRRPグループと仮想マシンとの対応付けは、トラッキングインタフェースとして指定されたインタフェースの先に仮想マシンが存在する場合に行われる。VRRPグループ1及びVRRPグループ2については、トラッキングインタフェースとして指定されたインタフェース102の先に仮想マシンが存在するので、対応付けが行われる。ここでは、VRRPグループ1は仮想マシン100のIPアドレス1.1.1.6と対応付けられ、VRRPグループ2は仮想マシン200のIPアドレス1.1.1.5と対応付けられる。VRRPグループ3及びVRRPグループ4については、トラッキングインタフェースとして指定されたインタフェース101の先に仮想マシンが存在しない。そこで、VRRPの対向ノードのIPアドレスとの対応付けが行われる。仮想ルータ13の対向ノードは仮想ルータ23であり、仮想ルータ23の対向ノードは仮想ルータ13である。よって、仮想ルータ13におけるVRRPグループ3及びVRRPグループ4には、IPアドレス2.2.2.2が設定される。
管理テーブル生成部114は、IPアドレス及びVRRPグループの識別情報を管理テーブル格納部111における管理テーブルに登録する(ステップS3)。なお、ステップS3乃至S11の処理は、処理対象のVRRPグループが複数有る場合には、VRRPグループ毎に行われる。
ステップS3においては、対応付けが行われたVRRPグループの識別情報と仮想マシンのIPアドレス又は対向ノードのIPアドレスとが登録される。図15Bに、管理テーブル格納部111に格納される管理テーブルの一例を示す。図15Bの例では、ポートの識別情報と、そのポートの障害によって影響を受けるVRRPグループの識別情報と、そのVRRPグループに対応付けられた仮想マシンのIPアドレス又は対向ノードのIPアドレスとが格納される。ステップS3の段階においては、ポートの識別情報は格納されていない。なお、管理テーブル格納部211に格納される管理テーブルのデータのフォーマットは、管理テーブル格納部111に格納される管理テーブルのデータのフォーマットと同様である。
管理テーブル生成部114は、IPアドレスを含むping(Packet INternet Groper)コマンドによってMACアドレスを取得し、ARPテーブルを生成する(ステップS5)。
管理テーブル生成部114は、ステップS5において取得されたMACアドレスに対応する出力ポートを、仮想スイッチ14のFDBから特定する(ステップS7)。
管理テーブル生成部114は、ステップS7において特定された出力ポートが、ポート11又はポート12(すなわち、物理ポート)であるか判断する(ステップS9)。ポート11又はポート12ではない場合(ステップS9:Noルート)、処理を終了する。一方、ポート11又はポート12である場合(ステップS9:Yesルート)、管理テーブル生成部114は、そのポートの識別情報を管理テーブル格納部111に登録する(ステップS11)。そして処理を終了する。なお、ステップS11によって、図15Bに示した管理テーブルにおけるポートの識別情報が登録される。
以上のような処理を、仮想ルータ13及び仮想ルータ23において実行することで、VRRPの初期的な設定が完了する。また、ポート11又はポート12に障害が発生した場合に影響が及ぶVRRPグループを、障害の発生時に迅速に特定できるようになる。
図16に、VRRPの初期的な設定が完了した後のサーバ10を示す。なお、図を見やすくするため、サーバ10の内部を簡略化している。図16においては、ARPテーブル格納部112におけるARPテーブルと、仮想スイッチ15のFDBと、VRRPデータ格納部113と、管理テーブル格納部111における管理テーブルと、仮想スイッチ14のFDBとが示されている。ルーティング部131乃至134は、いずれもマスタノードとして動作する。
図17に、VRRPの初期的な設定が完了した後のサーバ20を示す。なお、図を見やすくするため、サーバ20の内部を簡略化している。図17においては、ARPテーブル格納部212におけるARPテーブルと、仮想スイッチ25のFDBと、VRRPデータ格納部213と、管理テーブル格納部211における管理テーブルと、仮想スイッチ24のFDBとが示されている。ルーティング部231乃至234は、いずれもバックアップノードとして動作する。
次に、図18を用いて、VRRPの設定を追加及び更新する処理について説明する。この処理は、図15A及び図15Bを用いて説明した処理が行われた後に実行される。
まず、管理テーブル生成部114は、GARPのパケットを受信したか判断する(図18:ステップS21)。GARPのパケットを受信した場合(ステップS21:Yesルート)、管理テーブル生成部114は、VRRPの設定を更新するため、ステップS23以降の処理を実行する。まず、管理テーブル生成部114は、GARPのパケットに含まれる送信元のIPアドレスに対応するMACアドレスを、ARPテーブル格納部112に格納されているARPテーブルから特定する(ステップS23)。そしてステップS31の処理に移行する。
一方、GARPのパケットを受信していない場合(ステップS21:Noルート)、管理テーブル生成部114は、VRRPグループの追加指示であるか判断する(ステップS25)。
VRRPグループの追加指示ではない場合(ステップS25:Noルート)、ステップS21の処理に戻る。一方、VRRPグループの追加指示である場合(ステップS25:Yesルート)、管理テーブル生成部114は、VRRPの設定を追加するため、ステップS27以降の処理を実行する。すなわち、管理テーブル生成部114は、追加指示に含まれるIPアドレス及びVRRPグループの識別情報を管理テーブル格納部111における管理テーブルに登録する(ステップS27)。
管理テーブル生成部114は、追加指示に含まれるIPアドレスを含むpingコマンドによってMACアドレスを取得し、ARPテーブル格納部112に格納する(ステップS29)。
管理テーブル生成部114は、ステップS23において特定されたMACアドレス又はステップS29におい取得されたMACアドレスに対応する出力ポートを、仮想スイッチ14のFDBから特定する(ステップS31)。
管理テーブル生成部114は、ステップS31において特定された出力ポートが、ポート11又はポート12(すなわち、物理ポート)であるか判断する(ステップS33)。ポート11又はポート12ではない場合(ステップS33:Noルート)、管理テーブル生成部114は、更新前の出力ポートが物理ポートであるか判断する。更新前の出力ポートが物理ポートである場合、管理テーブル生成部114は、その物理ポートの識別情報を削除し(ステップS34)、ステップS37の処理に移行する。なお、ステップS34の処理は、ステップS21のYesルートに進んだ場合に行われ、ステップS21のNoルートに進んだ場合には行われない。ステップS34の処理は、更新前の設定が管理テーブルに残ることを防ぐために行われる。一方、ポート11又はポート12である場合(ステップS33:Yesルート)、管理テーブル生成部114は、そのポートの識別情報を管理テーブル格納部111に登録する(ステップS35)。なお、ステップS35の処理が行われると、図15Bに示した管理テーブルにおけるポートの識別情報が登録される。
管理テーブル生成部114は、管理者から終了指示が有ったか判断する(ステップS37)。終了指示が無い場合(ステップS37:Noルート)、処理を継続するため、ステップS21の処理に戻る。一方、終了指示が有った場合(ステップS37:Yesルート)、処理を終了する。
以上のような処理を実行すれば、VRRPの設定に変更が有った場合にも対応できるようになる。
次に、図19乃至図21を用いて、ポートにおいて発生した障害に対処する処理について説明する。ここでは、仮想ルータ13の処理を例にして説明するが、仮想ルータ23の処理も同様である。
まず、ポート監視部115は、ポート11及びポート12を監視する(図19:ステップS41)。ポート監視部115は、例えばsyslogにより収集されたログによって、ポート11及びポート12を監視する。
ポート監視部115は、ポート11又はポート12に障害が発生したか判断する(ステップS43)。ポート11及びポート12のいずれにも障害が発生していない場合(ステップS43:Noルート)、ステップS41の処理に戻る。一方、ポート11又はポート12に障害が発生した場合(ステップS43:Yesルート)、ポート監視部115は、障害が発生したポートの識別情報をVRRP制御部116に出力する。
これに応じ、VRRP制御部116は、ポートの障害に影響を受けるVRRPグループの識別情報を特定する(ステップS45)。具体的には、VRRP制御部116は、ポート監視部115から受け取ったポートの識別情報に対応するVRRPグループの識別情報を、管理テーブル格納部111から特定する。
VRRP制御部116は、VRRPデータ格納部113において、特定されたVRRPグループの識別情報に対応する優先度を所定の値下げる(ステップS47)。本実施の形態においては、所定の値は2である。
VRRP制御部116は、管理者から終了指示が有ったか判断する(ステップS49)。終了指示が無い場合(ステップS49:Noルート)、処理を継続するため、ステップS41の処理に戻る。一方、終了指示が有った場合(ステップS49:Yesルート)、処理を終了する。
以上のような処理を実行すれば、障害が発生していないサーバ20における仮想ルータ23がマスタノードとして動作することができるので、仮想マシンと端末5との間の通信を継続できるようになる。
図20に、ポート12に障害が発生した後のサーバ10を示す。なお、図を見やすくするため、サーバ10の内部を簡略化している。図20においては、ARPテーブル格納部112におけるARPテーブルと、仮想スイッチ15のFDBと、VRRPデータ格納部113と、管理テーブル格納部111における管理テーブルと、仮想スイッチ14のFDBとが示されている。ルーティング部131、133及び134は、いずれもマスタノードとして動作し、ルーティング部132はバックアップノードとして動作する。
ルーティング部132は、マスタノードからバックアップノードに切り替わっている。これは、仮想ルータ13が、仮想ルータ23からのVRRP Advertisementメッセージによって、仮想ルータ13におけるVRRPグループ2の優先度が、仮想ルータ23におけるVRRPグループ2の優先度よりも低いことを検出したからである。
また、仮想スイッチ15におけるFDBの内容が変化している。具体的には、仮想MACアドレスA(すなわち、VRRPグループ1)宛の通信データ及び仮想MACアドレスB(すなわち、VRRPグループ2)宛の通信データは、仮想スイッチ15から、仮想ルータ13ではなくポート11に出力される。また、MACアドレスf(すなわち仮想マシン200)についてのエントリが、仮想スイッチ14のエントリから消えている。
図21に、ポート12に障害が発生した後のサーバ20を示す。なお、図を見やすくするため、サーバ20の内部を簡略化している。図21においては、ARPテーブル格納部212におけるARPテーブルと、仮想スイッチ25のFDBと、VRRPデータ格納部213と、管理テーブル格納部211における管理テーブルと、仮想スイッチ24のFDBとが示されている。ルーティング部231はバックアップノードとして動作し、ルーティング部232乃至234はマスタノードとして動作する。
ルーティング部232は、バックアップノードからマスタノードに切り替わっている。これは、仮想ルータ23が、仮想ルータ13からのVRRP Advertisementメッセージによって、仮想ルータ23におけるVRRPグループ2の優先度が、仮想ルータ13におけるVRRPグループ2の優先度よりも高いことを検出したからである。
VRRPグループ3については、ルーティング部133及びルーティング部233がいずれもマスタノードであり、VRRPグループ4については、ルーティング部134及びルーティング部234がいずれもマスタノードである。図4に示したように、VRRPグループ3及びVRRPグループ4については、仮想マシンから端末という方向の通信を処理するため、仮想ルータ23は、VRRP Advertisementメッセージを、ポート22から受信して処理する。しかし、ポート12に障害が発生したため、ポート12からVRRP Advertisementメッセージが送信されず、仮想ルータ23は、ポート22からVRRP Advertisementメッセージを受信することができない。そのため、仮想ルータ23におけるルーティング部233及び234は、VRRP Advertisementメッセージを受信しない時間が所定時間を超えると、バックアップノードからマスタノードに切り替わる。また、ポート12に障害が発生したため、仮想ルータ13は、ポート12からVRRP Advertisementメッセージを受信することができない。そのため、ルーティング部133及び134はマスタノードのままである。
また、仮想スイッチ25におけるFDBの内容が変化している。具体的には、仮想MACアドレスB(すなわち、VRRPグループ2)宛の通信データは、仮想スイッチ25から、ポート21ではなく仮想ルータ23に出力される。また、MACアドレスg(すなわち仮想マシン100)についてのエントリが、仮想スイッチ24のエントリから消えている。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明したサーバ10乃至30、並びに、仮想ルータ13及び23の機能ブロック構成は実際のプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、上では仮想マシンが2台である例を示したが、仮想マシンが3台以上であってもよい。
なお、上で述べたサーバ10乃至30及び端末5は、コンピュータ装置であって、図22に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
[付録]
本付録においては、本実施の形態に関連する技術について説明する。
1.VRRPの概要
図23を用いて、VRRPによる、物理ルータの冗長化について説明する。図23においては、物理ルータ01と物理ルータ02とがVRRPにより制御されている。物理ルータ01はマスタノードであるので、定期的にVRRP Advertisementメッセージをバックアップノードである物理ルータ02に送信する。物理ルータ02は、VRRP Advertisementメッセージに含まれる優先度(図23の例では100)が、物理ルータ02の優先度より高いので、バックアップノードとして動作する。なお、VRRP Advertisementのメッセージは、同じVRRPグループに属するノードに対してマルチキャストで送信される。
図23においては、端末が送信したパケットを、物理L2(Layer2)スイッチが、マスタノードとして動作する物理ルータ01に転送する。物理ルータ01が、受信したパケットについてルーティングを行う。1つのVRRPグループに対しては、仮想IPアドレス及び仮想MACアドレスが1つずつ割り当てられる。端末が送信するパケットにおいて、宛先のIPアドレスを仮想IPアドレスとし、宛先のMACアドレスを仮想MACアドレスとすれば、送信されたパケットはマスタノードである物理ルータ01に転送される。
図24に、複数のVRRPグループを設定する例を示す。図24においては、物理ルータ01及び物理ルータ02に対して、2つのVRRPグループ(VRRPグループ1及びVRRPグループ2)が設定されている。VRRPグループ1については物理ルータ01がマスタノードであり、VRRPグループ2については物理ルータ02がマスタノードである。
物理L2スイッチには、端末01と端末02とが接続されている。端末01は、VRRPグループ1の仮想IPアドレスが宛先IPアドレスであり且つVRRPグループ1の仮想MACアドレスが宛先MACアドレスであるパケットを物理L2スイッチに送信する。物理L2スイッチは、受信したパケットを、VRRPグループ1のマスタノードである物理ルータ01に送信する。また、端末02は、VRRPグループ2の仮想IPアドレスが宛先IPアドレスであり且つVRRPグループ2の仮想MACアドレスが宛先MACアドレスであるパケットを物理L2スイッチに送信する。物理L2スイッチは、受信したパケットを、VRRPグループ2のマスタノードである物理ルータ02に送信する。
図25に、VRRP Advertisementメッセージの一例を示す。図25の例では、イーサネット(登録商標)ヘッダに、宛先アドレス(ここでは宛先MACアドレス)と、送信元アドレス(ここでは送信元MACアドレス)とが含まれる。宛先MACアドレスには、VRRP用のマルチキャストアドレスが設定され、送信元MACアドレスには、送信元の物理ルータが属するVRRPグループの仮想MACアドレスが設定される。IPヘッダには、宛先アドレス(ここでは宛先IPアドレス)と、送信元アドレス(ここでは送信元IPアドレス)とが含まれる。宛先IPアドレスには、VRRP用のマルチキャストアドレスが設定され、送信元IPアドレスには、送信元の物理ルータのインタフェース(例えば物理ポート)のIPアドレスが設定される。VRRPメッセージには、ルータID(ここでは、VRRPグループのID)と、優先度と、VRRPグループの仮想IPアドレスとが含まれる。
2.マスタノードの切り替え
図26に、物理ルータの障害によってマスタノードが切り替わる例について説明する。図26の例では、物理ルータ01に障害が発生したため、物理ルータ01からVRRP Advertisementメッセージが送信されなくなる。物理ルータ02は、VRRP Advertisementメッセージを所定時間受信しない場合、マスタノードとしての動作を開始する。物理ルータ02は、GARP(Gratuitous ARP)のパケットを物理L2スイッチに送信する。物理L2スイッチは、受信したGARPのパケットに基づいて、FDBを更新する。具体的には、出力インタフェースの識別情報をP1からP2に変更する。これにより、端末01から送信されたパケットは、マスタノードとしての動作を開始した物理ルータ02に送信される。
なお、VRRP Advertisementメッセージを所定時間受信しない場合だけではなく、VRRP Advertisementメッセージに含まれる優先度が自身の優先度より低い場合においても、バックアップノードはマスタノードに切り替わる。逆に、VRRP Advertisementメッセージに含まれる優先度が自身の優先度より高い場合には、マスタノードはバックアップノードに切り替わる。
図27に、物理L2スイッチの障害によってマスタノードが切り替わる例について説明する。図27の例では、物理L2スイッチが2段に配置されている。マスタノードである物理ルータ01が送信したVRRP Advertisementメッセージは、物理ルータ01が接続される物理L2スイッチには到達するが、端末が接続される物理L2スイッチに障害が発生したため、端末には到達しない。よって、物理ルータ01が送信したVRRP Advertisementメッセージを物理ルータ02は受信できないので、所定時間が経過すると、物理ルータ02はマスタノードとして動作を開始する。物理ルータ02は、マスタノードに切り替わった後、VRRP Advertisementメッセージを送信する。なお、端末に接続された物理L2スイッチは、端末から受信したパケットを物理ルータ02に転送するため、通信には影響は無い。
図28に、GARPのパケットの一例を示す。図28の例では、イーサネットヘッダに、宛先アドレス(ここでは宛先MACアドレス)と、送信元アドレス(ここでは送信元MACアドレス)とが含まれる。宛先MACアドレスには、ブロードキャストアドレスが設定され、送信元MACアドレスには、送信元の物理ルータが属するVRRPグループの仮想MACアドレスが設定される。GARPメッセージには、送信元のMACアドレスと、送信元のIPアドレスと、ターゲットMACアドレスと、ターゲットIPアドレスとが格納される。送信元MACアドレスは、送信元の物理ルータが属するVRRPグループの仮想MACアドレスが設定され、送信元IPアドレスには、送信元の物理ルータが属するVRRPグループの仮想IPアドレスが設定され、ターゲットMACアドレスは何も設定されず、ターゲットIPアドレスには、送信元の物理ルータが属するVRRPグループの仮想IPアドレスが設定される。
3.トラッキング機能
トラッキング機能とは、VRRPに規定されている機能の1つである。図29を用いて、トラッキング機能について説明する。図29においては、ネットワーク01に端末01が接続されており、ネットワーク02に端末02が接続されている。物理ルータ01は、インタフェース01を介してネットワーク01に接続され、インタフェース02を介してネットワーク02に接続されている。物理ルータ02は、インタフェース01を介してネットワーク01に接続され、インタフェース02を介してネットワーク02に接続されている。
トラッキング機能は、マスタノードがインタフェースの障害を検出した場合に、VRRPの優先度を下げることにより、マスタノードを切り替える機能である。図29の例では、物理ルータ01はインタフェース01の障害を検出し、優先度を100から90に下げる。その結果、優先度が99である物理ルータ02がマスタノードになり、物理ルータ01はバックアップノードになる。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る情報処理装置は、(A)第1のネットワークに接続される第1のポート部と、(B)第2のネットワークに接続される第2のポート部と、(C)第1の仮想マシンと、(D)第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、第1の情報処理装置と第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部と、(E)ポート部の識別情報と、複数のルーティング部のうち当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部と、(F)第1のポート部及び第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶルーティング部である第1のルーティング部を管理データ格納部から特定し、第1のルーティング部による通信の中継を、第1のネットワーク及び第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定を行う設定部とを有する。
このようにすれば、物理ポートに障害が発生した場合においても、通信を継続できるようになる。
また、上で述べた情報処理装置が、(G)複数のルーティング部の各々について、当該ルーティング部が通信データを中継する際に使用するポート部を特定し、当該ルーティング部の識別情報と、特定されたポート部の識別情報とを対応付けて管理データ格納部に格納する管理部をさらに有してもよい。このようにすれば、管理データ格納部に格納されるデータを予め用意しておくことができるようになる。
また、第1のルーティング部と第3の情報処理装置におけるルーティング部とが、VRRPによって制御されていてもよい。そして、上で述べた設定部は、第1のルーティング部の優先度を所定値下げてもよい。このようにすれば、障害への対応をVRRPによって実現できるようになる。
また、複数のルーティング部の各々が異なるVRRPグループに属し、複数のルーティング部のうち第1のルーティング部と、第3の情報処理装置におけるルーティング部とが、同一のVRRPグループに属してもよい。このようにすれば、VRRPグループ毎に障害への対応を行えるので、効率的な対応が可能になる。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1のネットワークに接続される第1のポート部と、
第2のネットワークに接続される第2のポート部と、
第1の仮想マシンと、
前記第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と前記第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部と、
ポート部の識別情報と、前記複数のルーティング部のうち当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部と、
前記第1のポート部及び前記第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶルーティング部である第1のルーティング部を前記管理データ格納部から特定し、前記第1のルーティング部による通信の中継を、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定を行う設定部と、
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記複数のルーティング部の各々について、当該ルーティング部が通信データを中継する際に使用するポート部を特定し、当該ルーティング部の識別情報と、特定されたポート部の識別情報とを対応付けて前記管理データ格納部に格納する管理部
をさらに有する付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第1のルーティング部と前記第3の情報処理装置におけるルーティング部とが、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)によって制御されており、
前記設定部は、
前記第1のルーティング部の優先度を所定値下げる
ことを特徴とする付記1又は2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記複数のルーティング部の各々が異なるVRRPグループに属し、
前記複数のルーティング部のうち前記第1のルーティング部と、前記第3の情報処理装置におけるルーティング部とが、同一のVRRPグループに属する
ことを特徴する付記3記載の情報処理装置。
(付記5)
第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と、
第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置と、
前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続される第3の情報処理装置と、
前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続される第4の情報処理装置と、
を有し、
前記第4の情報処理装置が、
前記第1のネットワークに接続される第1のポート部と、
前記第2のネットワークに接続される第2のポート部と、
第1の仮想マシンと、
前記第1の情報処理装置と前記第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部と、
ポート部の識別情報と、前記複数のルーティング部のうち当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部と、
前記第1のポート部及び前記第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶルーティング部である第1のルーティング部を前記管理データ格納部から特定し、前記第1のルーティング部による通信の中継を、前記第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定を行う設定部と、
を有する情報処理システム。
(付記6)
第1のネットワークに接続される第1のポート部及び第2のネットワークに接続される第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生したことを検出し、
前記第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と実行中の第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部の中から、ポート部の識別情報と当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部を用いて、前記障害の影響が及ぶルーティング部を特定し、
特定された前記ルーティング部による通信の中継を、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定をする
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記7)
第1のネットワークに接続される第1のポート部及び第2のネットワークに接続される第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生したことを検出し、
前記第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と実行中の第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部の中から、ポート部の識別情報と当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部を用いて、前記障害の影響が及ぶルーティング部を特定し、
特定された前記ルーティング部による通信の中継を、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定をする
処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1,2 ネットワーク 5 端末
10,20,30 サーバ 100,200 仮想マシン
11,12,21,22 ポート 14,15,24,25 仮想スイッチ
13,23 仮想ルータ 101,102,201,202 インタフェース
131,132,133,134 ルーティング部 111 管理テーブル格納部
112 ARPテーブル格納部 113 VRRPデータ格納部
114 管理テーブル生成部 115 ポート監視部
116 VRRP制御部
231,232,233,234 ルーティング部 211 管理テーブル格納部
212 ARPテーブル格納部 213 VRRPデータ格納部
214 管理テーブル生成部 215 ポート監視部
216 VRRP制御部

Claims (5)

  1. 第1のネットワークに接続される第1のポート部と、
    第2のネットワークに接続される第2のポート部と、
    第1の仮想マシンと、
    前記第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と前記第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部と、
    ポート部の識別情報と、前記複数のルーティング部のうち当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部と、
    前記第1のポート部及び前記第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶルーティング部である第1のルーティング部を前記管理データ格納部から特定し、前記第1のルーティング部による通信の中継を、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定を行う設定部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記複数のルーティング部の各々について、当該ルーティング部が通信データを中継する際に使用するポート部を特定し、当該ルーティング部の識別情報と、特定されたポート部の識別情報とを対応付けて前記管理データ格納部に格納する管理部
    をさらに有する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1のルーティング部と前記第3の情報処理装置におけるルーティング部とが、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)によって制御されており、
    前記設定部は、
    前記第1のルーティング部の優先度を所定値下げる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と、
    第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置と、
    前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続される第3の情報処理装置と、
    前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続される第4の情報処理装置と、
    を有し、
    前記第4の情報処理装置が、
    前記第1のネットワークに接続される第1のポート部と、
    前記第2のネットワークに接続される第2のポート部と、
    第1の仮想マシンと、
    前記第1の情報処理装置と前記第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部と、
    ポート部の識別情報と、前記複数のルーティング部のうち当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部と、
    前記第1のポート部及び前記第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生した場合、当該障害の影響が及ぶルーティング部である第1のルーティング部を前記管理データ格納部から特定し、前記第1のルーティング部による通信の中継を、前記第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定を行う設定部と、
    を有する情報処理システム。
  5. 第1のネットワークに接続される第1のポート部及び第2のネットワークに接続される第2のポート部のいずれかにおいて障害が発生したことを検出し、
    前記第1のネットワークに接続される第1の情報処理装置と実行中の第1の仮想マシンとの間の通信の中継と、前記第1の情報処理装置と前記第2のネットワークに接続される第2の情報処理装置における第2の仮想マシンとの間の通信の中継とのいずれかを各々が行う、複数のルーティング部の中から、ポート部の識別情報と当該ポート部に障害が発生した場合に影響が及ぶルーティング部の識別情報とを対応付けて格納する管理データ格納部を用いて、前記障害の影響が及ぶルーティング部を特定し、
    特定された前記ルーティング部による通信の中継を、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークの両方に接続される第3の情報処理装置におけるルーティング部に実行させるための設定をする
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
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