JP2015088868A - 電池監視部制御装置、電池監視システム - Google Patents

電池監視部制御装置、電池監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】コスト増を抑制して電池を監視する電池監視部制御装置を提供することができる。【解決手段】電池を監視する監視部を制御する電池監視部制御装置100であって、絶縁されたクロック信号線17を介して、前記クロック信号を前記監視部に送信するクロック信号送信手段14と、絶縁された送信線を介して、前記クロック信号と同期して前記監視部を制御するための制御データを監視部に送信する制御データ送信手段15と、前記制御データ送信手段が前記制御データを送信しない間、前記クロック信号送信手段による前記クロック信号の送信を停止させることで前記監視部を処理が可能な状態よりも消費エネルギーが少ない状態に遷移させるクロック制御手段41と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、電池の監視部を絶縁手段を介して制御する電池監視部制御装置に関する。
バッテリーを搭載した製品ではバッテリーの状態を精度よく検出したいという要望がある。バッテリーの充電状態を検出する方法には、バッテリーの端子電圧を監視する方法や、初期残容量から放電電流の積算値を減算すると共に充電電流の積算値を加算してバッテリーの充電状態を検出する方法などが知られている。
車両に用いられるバッテリーは、IG−ON中だけでなくIG−OFF中もその充電状態が監視されることが好ましいが、IG−OFF中はバッテリーが充電されない。このため、IG−OFF中におけるバッテリーの監視は低消費電力で行われることが望まれている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、バッテリーに閾値より大きい電流が流れた場合に、バッテリーの状態検出処理を行うバッテリー状態検出装置が開示されている。
特開2007−78443号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたバッテリー状態検出装置では、バッテリーに電流が流れていない場合にはバッテリーの充電状態を検出できないという問題がある。例えば、車両では車両の停車中の無負荷状態でバッテリー電圧を正確に測定し、電池監視装置が複数ある電池セルの均等化を行うことが一般的である。したがって、バッテリーの状態を精度よく監視して能力を有効に利用するためには、バッテリーに電流が流れていない場合でもバッテリーの充電状態を検出可能であることが好ましい。
ところで、バッテリー電圧が高圧の場合、情報処理手段とバッテリー側を絶縁する必要があることが知られている。
図10は、従来の電池監視システムの概略構成図の一例である。電池監視装置としてのECU(Electronic Control Unit)100はマイコン50と絶縁用のアイソレータ60を有している。アイソレータ60は、電池パック70とマイコン50を通信可能に接続するクロック線17、送信線18、受信線19、及び、状態遷移線20を、それぞれ電池パック70から絶縁している。クロック線17にはマイコン50と電池パック70が同期するためのクロック信号CLKが送信され、送信線18にはコマンドを含む制御データTxDが送信され、受信線19にはコマンドに対する応答として受信データRxDが送信される。また、状態遷移線20には監視IC21の状態(スリープ、スタンバイを切り替える)を遷移させる信号STが送信される。
したがって、例えばIG-OFF中にマイコン50は状態遷移線20で監視IC21の状態をスリープに遷移させることができるので、IG-OFF中に監視IC21が消費する電力を低減できる。
しかしながら、アイソレータ60によりマイコン50と電池パック70を絶縁して低消費電力に電池パック70を監視できるが、状態遷移線20及び4つのチャンネルを有するアイソレータ60が必要となるため、コスト増となるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、コスト増を抑制して電池を監視する電池監視部制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、車載された電池の監視部を制御する電池監視部制御装置であって、絶縁されたクロック信号線を介して、クロック信号を前記監視部に送信するクロック信号送信手段と、絶縁された送信線を介して、前記クロック信号と同期して前記監視部を制御するための制御データを前記監視部に送信する制御データ送信手段と、前記制御データ送信手段が前記制御データを送信しない間、前記クロック信号送信手段による前記クロック信号の送信を停止させることで前記監視部を処理が可能な状態よりも消費エネルギーが少ない状態に遷移させるクロック制御手段と、を有することを特徴とする。
コスト増を抑制して電池を監視する電池監視部制御装置を提供することができる。
本実施形態の電池監視システムの概略を説明する図の一例である。 電池監視システムの概略説明図の一例である。 マイコンの機能ブロック図の一例である。 監視ICの状態遷移図の一例である。 制御データの送信スロット等を説明する図の一例である。 制御データ、受信データのフォーマットの一例を示す図である。 電池監視システムの動作手順を説明するシーケンス図の一例である。 電池監視システムの別の実施形態を説明するための概略説明図の一例である。 電池監視システムの別の実施形態を説明するための概略説明図の一例である。 従来の電池監視システムの概略構成図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
〔本実施形態の電池監視装置の概略について〕
まず、図1を用いて、本実施形態の電池監視システム200の概略について説明する。図1は、電池監視システム200の概略構成図の一例を示す。
(1)電池パック70には、電池セルの温度や電圧を監視する監視IC21が搭載されている。
(2)マイコン50と監視IC21は、アイソレータ60を介してクロック線17、送信線18、及び、受信線19で接続されており、マイコン50と監視IC21は通信することができる。
(3)監視IC21は電池の電力で動作するが、IG−OFF状態が維持されている間、消費電力を抑制するため、マイコン50は監視IC21をスリープ状態に移行させる。具体的には、監視IC21の状態はクロック信号CLKにより遷移する。
クロック信号CLK=ON → 監視ICがスタンバイ状態になる
クロック信号CLK=OFF → 監視ICがスリープ状態になる
したがって、本実施形態の電池監視システム200は、状態遷移線を使用せずに監視IC21の状態を遷移できるので、状態遷移線を削減できるだけでなく、アイソレータ60のチャンネル数を削減できコストを低減することができる。
また、IG−OFF状態が維持されている間にマイコン50が監視IC21を制御すれば、電池パック70に電流が流れていない状態でも、無負荷状態で電圧を正確に測定し、複数ある電池セルの均等化を行うことが可能である。
〔構成例〕
図2は、本実施形態の電池監視システム200の概略説明図の一例である。なお、図2では電池パック70の監視のための主要な構成が図示されておりその他の構成は省略されている場合がある。電池監視システム200は、ECU(Electronic Control Unit)100と電池パック70を有している。ECU100又はマイコン50は電池パック70を監視する電池監視装置の一例である。
ECU100は主要な構成としてマイコン50とアイソレータ60を有している。アイソレータ60は、信号絶縁器の一般的な名称であり、入出力の通信線を直流的に絶縁する。アイソレータ60の信号絶縁方式には、フォトカプラ方式、容量性アイソレータ、トランスを用いたアイソレータ、RFアイソレータ、コイルにパルスを入力して磁気を発生させる磁気結合方式などがあるが、本実施形態では絶縁性能、サイズなどにより選択されるものとし、その方式は問わない。
マイコン50はCPU11により全体が制御され、さらに周辺回路としてDMAC12(以下、DMAC0という)、DMAC13(以下、DMAC1という)、タイマユニット14、CSI(Clock serial Interface)コントローラ15、及び、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)コントローラ16、を有している。プログラムを記憶するROM、及び、作業メモリとしてのRAM等は省略されている。
CPU11は、ROMに記憶されたプログラムを実行してマイコン50の全体を制御する。例えば、IG−ON、IG−OFFを検出してそれぞれの状況に応じてタイマユニット14などの周辺回路を制御することで、監視IC21a〜21c(以下、特に区別しない場合は監視IC21と称する)に制御信号を送信し、電池パック70を監視する。
タイマユニット14は、定周期のパルスを出力することでクロック信号CLKを生成しCSIコントローラ15に供給すると共に電池パック側に送信する。タイマユニット14はIG−ONでクロック信号CLKの送信を開始し、IG−OFFで原則的に停止する。また、IG−OFF状態が維持されている間、CPU11が電池パック70の複数の電池セルの均等化を行うタイミングであることを検出してタイマユニット14を制御することで、タイマユニット14がクロック信号CLKの送信を開始する。
DMAC0は、CPU11に指示された制御データをCSIコントローラ15にセットする。CSIコントローラ15は、送信バッファにセットされた制御データを所定のフォーマットに格納して電池パック側に送信する。なお、CSIコントローラ15は3線式シリアル同期通信のコントローラであり、一般的なCSIコントローラ15はクロック信号線、送信線、受信線で電池パック側と接続されている。しかし、本実施形態では電池パック70からの受信データをUARTコントローラ16が受信することが特徴の1つとなっている。
また、CSIコントローラ15は、マスターモード/スレーブモードという2つの動作モードを有しており、一般にマイコン側のCSIコントローラ15がマスターモードに設定され、受信側(図では電池パック側)のCSIコントローラ15がスレーブモードに設定される。本実施形態ではマイコン50のCSIコントローラ15がスレーブモードに設定されることが、特徴の1つとなっている。また、マスターモードとして動作するのはクロック信号をCSIコントローラ15に供給するタイマユニット14である。スレーブモードのCSIコントローラ15は、送信バッファ31に制御データがある場合、自動的に電池パック側に送信する。
UARTコントローラ16はクロック信号で同期を取らない非同期方式(調歩同期方式)で通信する通信コントローラである。UARTコントローラ16は一般に少なくとも送信線と受信線で通信相手と接続されているが、本実施形態では制御データをCSIコントローラ15で送信するため、UARTコントローラ16には受信線19のみが接続されている。非同期方式ではクロック信号がマイコン側に入力されないので処理負荷を低減できる。
UARTコントローラ16は受信バッファ32を有しており、所定のビット数の受信データを受信する毎にシリアル/パラレル変換を行い受信バッファ32に記憶する。またUARTコントローラ16は受信バッファ32の受信データをDMAバッファ33に蓄積する。本実施形態では、DMAバッファ33に、1サイクル分の受信データ(電池パック70の全ての電池セルの受信データ)を受信するだけの容量が用意されている。これは、後述するように本実施形態では1サイクル分の受信データを受信している間、CPU11への割込みが禁止されるためである。
割込み禁止が解除されると、DMAC1はCPU11にDMA転送の割り込みをする。
DMAC1は、CPU11による指示を受けて、1サイクル分の受信データをDMA転送でRAMにバッファリングする。DMA転送割り込みを、UARTコントローラ16が1サイクル分の受信データを転送した転送回数後に発生させることで割り込み回数を減らすことができる。これにより、CPU11は受信データを処理することができるようになる。
続いて電池パック70について説明する。電池パック70は、主に、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等から構成される単セルが複数個積層された電池スタック80、及び、電池スタック80を制御するための各種機器が組み込まれる機器ボックスを有する。機器ボックスには、図示する監視IC21の他、不図示のメインリレーやレジスタが収納されている。
大容量の電池を搭載するために電池セルの数が多くなると(数10以上)、複数の電池セルをグループ化してブロックを作り、各ブロックに対応した監視IC21がブロック毎に監視を行う。これにより電池セルの数が増えても監視IC21の数の増大を抑制できる。各監視IC21a〜21cは監視対象のブロックに属する各電池セルの電圧や温度を検出する。
監視IC21は、主に各電池セルの電圧測定機能、電池セルの温度測定機能、及び、均等化機能を有している。マイコン50は、監視IC21から電池セルの電圧を取得して、電池セルの電圧に基づき電池の残量を検出し、また、過電圧や低電圧(電池の過充電や過放電など)などの異常状態を検出する。また、マイコン50は、監視IC21から電池セルの温度を取得して、電池セルの異常発熱を検出し、また、温度により電池セルの残量を補正する。また、マイコン50は電池セルの残量格差を検出すると均等化を行う。均等化とは、複数の電池セルが直列に接続されリーク電流の偏りや監視IC自体の消費電力の偏りによって生じる各電池セル間の残量のアンバランスを改善することをいう。均等化とは、残量の多い電池セルを放電させることで残量の少ない電池セルに合わせることである。また、残量の多い電池セルから少ない電池セルに電力を移動させてもよい(アクティブセルバランス手法)。
電池セルは直列接続されるため、高電圧側から低電圧側のブロックが存在する。図では最下位の監視IC21aが最も低電圧側の監視ICで、最上位の監視IC21cが最も高電圧側の監視ICである。
最下位の監視IC21a、中位の監視IC21b、及び、最上位の監視IC21cは、デイジーチェーン接続されている。また、最下位の監視IC21aはマイコン50と通信する機能を有しており、クロック線17、送信線18、及び、受信線19、と接続されている。最下位の監視ICはCSIコントローラ15と同等の機能、及び、UARTコントローラ16と同等の機能を有している。なお、監視IC側にマイコンを配置してもよい。この場合、不図示のマイコンは最下位の監視ICよりもECU100側に配置され、ECU100と通信する。
最下位の監視IC21aは、クロック線17で送信されるクロック信号で同期を取り、マイコン50から送信線18で送信された制御データを受信する。制御データには監視IC21又はブロックを指定する識別情報(又は電池セルを指定する識別情報でもよい)が含まれている。
最下位の監視IC21aはCSIコントローラ15の通信プロトコルからデイジーチェーン用のプロトコルに制御データをプロトコル変換して、中位の監視IC21bに送信する。中位の監視IC21bは、プロトコル変換された制御データを最上位の監視IC21cに送信する。どのようなプロトコル変換が行われるかは監視IC21の構成によって異なる。
制御データを受信した各監視IC21a〜21cは最上位の監視IC21cから順番に応答を送信する。各監視IC毎に記憶しているICアドレスで最上位と認識した監視IC21cは、各電池セルの電圧や温度を検出して中位の監視IC21bを経由して最下位の監視IC21aに送信する。最下位の監視IC21aはデイジーチェーン用の通信プロトコルからUART用の通信プロトコルに電圧や温度を変換してマイコン50に送信する。
次に、ICアドレスと通過したデータ数から中位と認識した監視IC21bは、各電池セルの電圧や温度を検出して最下位の監視IC21aに送信する。最下位の監視IC21aはデイジーチェーン用の通信プロトコルからUART用の通信プロトコルに電圧や温度を変換してマイコン50に送信する。
最後に、最下位の監視IC21aは各電池セルの電圧や温度を検出して、デイジーチェーン用の通信プロトコルからUART用の通信プロトコルに電圧や温度を変換してマイコン50に送信する。
図3は、マイコン50の機能ブロック図の一例を示す。制御部40は、CPU11がROMに記憶されたプログラムを実行しハードウェアと協働することで実現される機能又は手段である。制御部40は、状態制御部41、コマンド送信部42、割込み禁止部43、及び、データ処理部44を有している。
状態制御部41は、タイマユニット14のレジスタにクロック信号CLKの周期に対応した値を設定し、また、所定のフラグをONに設定することで、クロック信号CLKの送信を開始させる。また、上記フラグをOFFに設定することで、クロック信号CLKの送信を停止させる。
コマンド送信部42は、CSIコントローラ15の送信バッファ31に、監視IC21に電池セルを監視させるための制御データを送信する。制御データには監視IC21が解釈するコマンドと引数(例えば、ブロック、監視IC、電池セルを指定する情報)が含まれる。例えば以下のようなコマンドがある。
・電池セルの電圧を検出させるコマンド
・電池セルの温度を検出させるコマンド
・均等化を行わせるコマンド
割込み禁止部43は、CSIコントローラ15が制御データの送信を開始してから、UARTコントローラ16が1サイクル分の受信データを受信するまでの間、CPU11への割込みを禁止する。詳しくは後述する。
なお、割込みを禁止しても、DMAバッファ33が一定量になったという割込みは許可して、DMAC1がDMAバッファ33からRAMに受信データを移動することを可能としてもよい。これにより、DMAバッファ33が満杯になった場合に、受信データの受信処理だけは優先的に行うことができる。
データ処理部44は、RAMから受信データを読み出して、各電池セルの電圧に過充電や過放電が生じていないか、異常発熱していないか、又は、均等化の必要性があるか、等を判断する。
〔監視ICの状態遷移〕
図4は、監視IC21の状態遷移図の一例である。
電源OFF:監視IC21に電力が供給されていない状態である。電力は消費されない。
電源ON :監視IC21に電力が供給されている状態である。スリープ状態、スタンバイ状態、及び、アクティブ状態の3つの状態を有し、
「スリープ状態<スタンバイ状態<アクティブ状態」
の順に消費電力が大きい。
スリープ状態 :クロック信号CLKを検知する機能以外は作動していないため、スタンバイ状態よりも電力を消費しない状態である(スリープ状態は省エネ状態や休止状態と呼ばれる場合がある)。
スタンバイ状態:コマンドを受信すれば処理が可能な起動状態である。
アクティブ状態:コマンドを処理している処理状態である。
それぞれの遷移条件は以下のようになる。
・電源OFF→スリープ状態
IG−ON
・スリープ状態→スタンバイ状態
クロック信号CLK=ON
・スタンバイ状態→アクティブ状態
コマンド受信(制御データ受信)
・アクティブ状態→スタンバイ状態
コマンド実行完了(受信データの送信完了)
・スタンバイ状態→スリープ状態
クロック信号CLK=OFF
補足すると、監視IC21は、IG−ONの直後はスリープ状態であるが、IG−ONによりマイコン50がクロック信号CLK=ONにする。IG−ON状態が維持されている間はスタンバイ状態とアクティブ状態を行き来する。すなわち、少なくともスリープ状態が維持される。また、IG−OFFになると、マイコン50はクロック信号CLK=OFFにする。したがって、IG−OFF状態が維持されている間は原則的にスリープ状態が維持される。そして、例外的に、IG−OFF状態が維持されている間に予め設定された定期タイミングになったと判定すると、マイコン50はクロック信号CLK=ONとして監視IC21はスタンバイ状態になる。マイコン50は電池セルの電圧を監視IC21に取得させ、バラツキが大きい場合は均等化を行う。均等化動作は、マイコン50が監視IC21に均等化指示後、クロック信号CLK=OFFで開始され、監視IC21内部のタイマーが所定時間を計測するとスリープ状態に遷移する。
このように、IG−ON状態が維持されている間はスタンバイ状態を維持することで、マイコン50はサイクルを維持して監視IC21に電池の監視を要求できる。すなわち、監視IC21がスリープ状態からスタンバイ状態に遷移するためには初期化(レジスタの設定、自己診断など)のためA秒の時間が必要であるが、1つのサイクルの終了から次のサイクルの開始の時間間隔(B秒)はA秒よりも短い。したがって、IG−ON状態が維持されている間にスリープ状態に遷移すると、監視IC21の監視周期が遅れるおそれがある。
本実施形態では、IG−ON状態が維持されている間はクロック信号CLK=ONを継続することで監視IC21をスタンバイ状態に維持できる。また、IG−OFF状態が維持されている間はクロック信号CLK=OFFとすることで、スリープ状態に遷移させ、消費電力を低減できる。
〔制御データ、受信データのフォーマット〕
図5(a)はCSIコントローラ15が送信するスロットの一例を示す図である。スロットとは、CSIコントローラが送信するデータの送信単位である。CSIコントローラ15では1つのスロットの長さが、例えば1〔ミリ秒〕のように定められており、スロットを繰り返し送信する。なお、1〔ミリ秒〕は一例であって、スロット長は制御データの長さに応じて設計される。1つのスロットは、コマンドとコマンドに対応した通信(引数など)を含み、残りは空き(次述するダミーデータ)となっている。
例えば、1つのスロットで1つのブロックの電圧又は温度を要求する制御データを送信する。したがって、ブロックの数だけスロットが送信される。
上記のように、監視IC21は、制御データを受信して電圧や温度を検出してマイコン50に送信する。すなわち、図5(b)に示すように、制御データ(ブロック1の電圧要求)に対し、UARTコントローラ16は、一定時間Tの後にブロック1に属する電池セル1−1の電圧、電池セル1−2の電圧を次々と受信する。マイコン50はUARTコントローラ16が継続的に受信データを受信できるように(間が空かないように)、制御データ(ブロック2の電圧要求)を送信する。制御データの送信には間隔がなくてもよい。したがって、UARTコントローラ16は、ブロック1の電池セルの受信データに連続して、ブロック2に属する電池セル2−1の電圧、電池セル2−2の電圧を次々と受信する。なお、CSIコントローラ15はブロック単位でなく電池セル単位で制御データを送信してもよい。
このように、制御データと受信データに同時性が得られ、ブロック1の制御データが送信されてから、最後のブロックの最後の電池セルの受信データが受信されるまでの時間は一定となる。
しかしながら、マイコン50のCPU11に割込みが発生すると、コマンド送信部42が制御データを設定するタイミングが遅れたり、UARTコントローラ16が受信するタイミングが遅れるおそれがある。この結果、ブロック1の制御データが送信されてから全ての電池セルの受信データが受信されるまでの時間が増大し、UARTコントローラ16が一定時間内に全ての電池セルの受信データを受信できないおそれが生じる。
そこで、本実施形態の割込み禁止部43は、最初のブロックの制御データを送信する直前から、全ての電池セルの受信データの受信が完了するまで、CPU11を割込み禁止に設定することで、上記の不都合を回避する。
図6(a)はCSIコントローラ15が送信する制御データのフォーマットの一例を示す図である。なお、CSIコントローラ15はスレーブモードであり、送信速度は300〔kbps〕、データ格納方式はMSBファースト(最上位bitから格納する方式)であるとする。図では1キャラクタが10ビットである。なお、フォーマットや送信速度は一例であり、フォーマットや通信速度は適宜設計される。また、データ格納方式はLSBファーストでもよい。
CSIコントローラ15は、送信バッファに格納された制御データにスタートビットSTAとストップビットSTPを追加する。なお、パリティビットを追加してもよい。また、1つのサイクル同士の間隔を上記の1ミリ秒に揃えるため、ストップビットSTPの後にダミー情報を付加する。すなわち、1ミリ秒で送信できるデータサイズがMビットで、制御データのサイズがNビットの場合、「M−N−2(スタートビットとストップビット)」ビットのダミー情報を付加する。
図6(b)はUARTコントローラ16が受信する受信データのフォーマットの一例を示す図である。1つのデータが10ビット、先頭にスタートビットSTA、最後にストップビットSTPが付与されている。なお、パリティを付加してもよい。UARTでは、データの送信がない場合はHighが維持され、データの送信開始がLowレベルのスタートビットSTAで通知される。ストップビットはHighレベルである。なお、フォーマットや送信速度は一例であり、フォーマットや通信速度は適宜設計される。また、データ格納方式はLSBファーストでもよい。
図6(c)は、UARTコントローラ16がDMAC1のDMAバッファ33に蓄積する受信データを模式的に説明する図の一例である。UARTコントローラ16は受信データを受信するとDMAC1に通知する。DMAC1はUARTコントローラ16の受信データをDMAバッファ33に記憶する。DMAC1のDMAバッファ33は、例えば全ての電池セルの受信データを受信可能な容量を備えている。
DMAC1は、不図示のカウンタレジスタでDMAバッファ33に受信データを格納した回数(又はデータ量でもよい)をカウントしている。DMAC1はカウント値が予め定めた回数(例えば電池セルの個数)となると、CPU11に割込みして受信データの受信を通知する。
このように、UARTコントローラ16とDMAC1を使用して複数の電池セルの受信データを受信することで、CPU11への割込み頻度を抑制できるのでマイコン50の処理負荷を低減できる。例えば、従来のようにCSIコントローラ15が受信データを受信した場合、1つの電池セルの受信データ毎に割り込みが発生し、マイコン50の処理負荷が増大するおそれがある。
なお、割込み禁止部43がCPU11への割り込みを禁止しているが、割込み禁止部43による割込み禁止が受信割り込み以外の割り込みも含めて禁止するのに対し、UARTコントローラ16とDMAC1は受信割り込みのみを低減する点で異なっている。しかし、マイコン50が監視IC21を制御している間は受信割り込みの頻度が最も大きいので、UARTコントローラ16とDMAC1が受信データを受信することは、割込み禁止部43と同程度の効果を有している。
〔動作手順〕
図7は、本実施形態の電池監視システム200の動作手順を説明するシーケンス図の一例である。図7の手順は、運転者が車両に乗車してIG−ONの操作を行うことでスタートする。
S1:制御部40はIG−ONを検出する。IG−ONの直後、監視IC21はスリープ状態である。
S2:IG−ONが検出されると状態制御部41は、タイマユニット14を制御してクロック信号CLKの送信を開始する。
S3:タイマユニット14はクロック信号CLKを送信する。
S4:クロック信号CLKの受信により、監視IC21はスリープ状態からスタンバイ状態に遷移する。
S5:制御部40が電池パック70を監視するタイミングになったことを検出すると、割込み禁止部43は制御データの送信前にCPU11を割込み禁止に設定する。
S6:その後、コマンド送信部42は、制御データをCSIコントローラ15の送信バッファに書き込む。
S7:本実施形態のCSIコントローラ15はスレーブ状態にて動作するので、送信バッファ31に制御データが書き込まれることで、CSIコントローラ15は自動的に制御データの送信を開始する。
S8:制御データの受信により、監視IC21はスタンバイ状態からアクティブ状態に遷移する。
S9:アクティブ状態の監視IC21は、制御データに含まれるコマンドを解釈して電池セルの電圧又は温度を収集する。
S10:監視IC21は、収集した電池セルの電圧又は温度を受信データとして順番にマイコン50に送信する。
S11:マイコン50のUARTコントローラ16は受信データを受信する。マイコン50と監視IC21は全ての電池セルの電池情報を受信するまでステップS6〜S11の処理を繰り返す。
S12:監視IC21は、制御データを受信しなくなるとアクティブ状態からスタンバイ状態に遷移する。
S13:また、コマンド送信部が1サイクル分の制御データを送信すると(全てのブロック又は電池セルから電圧又は温度を受信するための制御データを送信すると)、割込み禁止部43は割込み禁止を解除する。CPU11がDMAC1の割込みを受け付けるので、DMAC1がDMAバッファ33の受信データをRAMに転送する。これにより、データ処理部44は、各電池セルの電圧に過充電や過放電が生じていないか、異常発熱していないか等を判断する。
この後、制御部40が次のサイクルのタイミングになったことを検出すると、マイコン50と監視IC21は、再度、S5〜S13の処理を行う。
S14:運転者がIG−OFFすると、制御部40はIG−OFFを検出する。
S15:状態制御部41は、タイマユニット14を制御してクロック信号CLKの送信を停止させる。
S16:タイマユニット14はクロック信号CLKの送信を停止する。
S17:クロック信号CLKを受信しなくなることにより、監視IC21はスタンバイ状態からスリープ状態に遷移する。これにより、IG−OFF状態が維持されている間の監視IC21の消費電力を低減できる。
図7は、IG−ON状態が維持されている間の動作手順であるが、IG−OFF状態が維持されている間もほぼ同様に処理される。IG−OFF状態が維持されている間は無負荷状態なので電池セルの電圧を正確に測定しやすい。このため、マイコン50はIG−OFF後、所定のタイミング(例えば、1時間おきなど)で起動し、制御部40はIG−OFF状態が維持されている間に検出した電圧や温度に基づき、IG−OFF状態が維持されている間に各電池セルの均等化を行うことができる。
〔電池監視システムの別の実施形態〕
図8は、電池監視システム200の別の実施形態を説明するための概略説明図の一例である。図8では、マイコン50がタイマユニット14を有していない。このため、マイコン50がクロック信号CLKを送信することができなくなるので、CSIコントローラ15がタイマユニットを兼ねてクロック信号CLKを送信する。
従来からCSIコントローラ15は、出力用の端子、又は、クロック信号を送信する端子を有しているので、これらの端子を利用してクロック信号CLKを送信すればよい。
監視IC21をスタンバイ状態に維持する場合(IG−ON状態が維持されている間で制御データがない場合)、状態制御部41はタイマユニット14ではなくCSIコントローラ15を制御して、クロック信号CLKを送信するための疑似クロックデータをCSIコントローラ15の送信バッファ31に設定する。クロック信号CLKは、"1"と"0"が交互に表れる信号なので、疑似クロックデータは"10101010"を繰り返し送信するデータである。または、状態制御部41はクロック信号CLKの周期毎に端子が出力する電圧レベルのHighとLowを交互に切り替える。
監視IC21はクロック信号CLKを受信している間、スタンバイ状態を維持することができる。また、監視IC21はクロック信号CLKにより同期を取って制御データを受信できる。
図8の実施形態では、タイマユニット14が不要になるのでコスト低減が可能となるが、制御データを送信する必要がない状態でもCPU11が疑似クロックデータを送信バッファ31に設定する必要があるのでマイコン50の処理負荷が増大するおそれがある。ただし、CSIコントローラ15がクロック信号CLKを送信する回路を有する場合はマイコン50の処理負荷の増大を最小限に抑制できる。
図9は、電池監視システム200の別の実施形態を説明するための概略説明図の一例である。図9では、マイコン50がタイマユニット14を有していないが、マイコン50の外部に外部クロック回路51が接続されている。外部クロック回路51はマイコン50の入出力I/Fを介してマイコン50と接続されている。
このような構成では、状態制御部41は外部クロック回路51を制御してクロック信号CLKを送信すればよい。したがって、図3の構成と同様にクロック信号CLKを送信できる。
図9の実施形態ではマイコン50がタイマユニット14を有していない場合でも、マイコン50はクロック信号CLKを送信して監視IC21の状態を制御できる。
以上説明したように、本実施形態の電池監視システム200は、状態遷移線20を使用せずに監視IC21の状態を遷移できるので、状態遷移線20を削減できるだけでなく、アイソレータ60のチャンネル数を削減できコストを低減することができる。クロック信号CLKにより監視IC21の状態を遷移できるので、監視IC21の消費電力を停電したり、IG−OFF状態が維持されている間に無負荷状態で電池セルの電圧を正確に測定し、複数ある電池セルの均等化を行うことができる。
また、全ての電池セルの電圧又は温度を受信するまでCPU11に対する割込みが禁止されるので、制御データと受信データの同時性を維持し、全ての電池セルの受信データを受信する時間を一定にできる。
また、受信データはUARTコントローラが受信しDMAバッファ33に蓄積しておくので、CPUに受信割り込みが入りにくくなっており、マイコンの処理負荷を低減できる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、CSIコントローラはSPIやI2Cなどの同期通信のコントローラであればよい。また、UARTコントローラは非同期通信の通信コントローラであればよい。
11 CPU
12 DMAC0
13 DMAC1
14 タイマユニット
15 CSIコントローラ
16 UARTコントローラ
21 監視IC
50 マイコン
60 アイソレータ
70 電池パック

Claims (9)

  1. 車載された電池の監視部を制御する電池監視部制御装置であって、
    絶縁されたクロック信号線を介して、クロック信号を前記監視部に送信するクロック信号送信手段と、
    絶縁された送信線を介して、前記クロック信号と同期して前記監視部を制御するための制御データを前記監視部に送信する制御データ送信手段と、
    前記制御データ送信手段が前記制御データを送信しない間、前記クロック信号送信手段による前記クロック信号の送信を停止させることで前記監視部を処理が可能な状態よりも消費エネルギーが少ない状態に遷移させるクロック制御手段と、
    を有することを特徴とする電池監視部制御装置。
  2. 前記監視部から送信された監視結果を絶縁された受信線を介して受信するデータ受信手段を有し、
    前記データ受信手段は、非同期通信で監視結果を受信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電池監視部制御装置。
  3. 前記データ受信手段は、所定量の監視結果を蓄積した場合に受信割り込みを発生する
    ことを特徴とする請求項2記載の電池監視部制御装置。
  4. 前記制御データ送信手段が制御データを送信する前から、前記データ受信手段が、前記電池が有する複数の電池セルの全ての監視結果を受信するまで、当該電池監視部制御装置のCPUへの割り込みを禁止する割り込み禁止手段を有する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の電池監視部制御装置。
  5. 当該電池監視部制御装置は、
    前記クロック信号線、前記送信線、及び、前記受信線を介してのみ前記監視部と接続されている、
    ことを特徴とする請求項2〜4いずれか1項記載の電池監視部制御装置。
  6. 前記クロック制御手段は、当該電池監視部制御装置が搭載された車両のIG−ON状態が維持されている間、
    前記クロック信号送信手段に前記クロック信号の送信を継続させることで、前記監視部を起動状態に維持する、
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の電池監視部制御装置。
  7. 前記クロック信号送信手段は、設定された値に応じた定周期のパルスを出力するタイマユニットであり、
    前記クロック制御手段は、前記タイマユニットに対しパルス出力の停止を設定することで前記クロック信号の送信を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の電池監視部制御装置。
  8. 前記制御データ送信手段が前記クロック信号送信手段を兼用し、
    前記制御データ送信手段は、前記制御データとは別に、当該電池監視部制御装置のCPUの制御により定周期のパルスを前記監視部に出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の電池監視部制御装置。
  9. 電池の監視部と、前記監視部を制御する電池監視部制御装置とが通信可能に接続された電池監視システムであって、
    前記電池監視部制御装置は、
    絶縁されたクロック信号線を介して、クロック信号を前記監視部に送信するクロック信号送信手段と、
    絶縁された送信線を介して、前記クロック信号と同期して前記監視部を制御するための制御データを前記監視部に送信する制御データ送信手段と、
    前記制御データ送信手段が前記制御データを送信しない間、前記クロック信号送信手段による前記クロック信号の送信を停止させることで前記監視部を処理が可能な状態よりも消費エネルギーが少ない状態に遷移させるクロック制御手段と、を有し、
    前記監視部は、
    前記制御データに基づき監視した電池の監視結果を前記電池監視部制御装置に送信する、ことを特徴とする電池監視システム。
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