JP2015087111A - Sprセンサチップおよびsprセンサ - Google Patents

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友広 紺谷
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Abstract

【課題】光導波路の取扱い性に優れ、かつ、コアへの光カップリングが容易であるSPRセンサチップおよびSPRセンサを提供すること。【解決手段】SPRセンサのチップ装着部に挿抜可能に装着されるSPRセンサチップであって、金属層ならびに光入射口および光出射口を備える光導波路と、金属層にサンプルを配置するためのサンプル配置部と、光導波路を挟持固定する上板および下板から構成される保持体と、を含み、光導波路の光入射口および光出射口ならびにチップ装着部の奥行側に配置される少なくとも1つの角部が保持体から露出している、SPRセンサチップ。【選択図】図1

Description

本発明は、SPRセンサチップおよびSPRセンサに関する。
従来、化学分析および生物化学分析などの分野において、光ファイバを備えるSPR(表面プラズモン共鳴:Surface Plasmon Resonance)センサが用いられている。光ファイバを備えるSPRセンサでは、光ファイバの先端部の外周面に金属薄膜が形成されるとともに、分析サンプルが固定され、その光ファイバ内に光が導入される。導入される光のうち特定の波長の光が、金属薄膜において表面プラズモン共鳴を発生させ、その光強度が減衰する。このようなSPRセンサにおいて、表面プラズモン共鳴を発生させる波長は、通常、光ファイバに固定される分析サンプルの屈折率などによって異なる。したがって、表面プラズモン共鳴の発生後に光強度が減衰する波長を計測すれば、表面プラズモン共鳴を発生させた波長を特定でき、さらに、その減衰する波長が変化したことを検出すれば、表面プラズモン共鳴を発生させる波長が変化したことを確認できるので、分析サンプルの屈折率の変化を確認できる。その結果、このようなSPRセンサは、例えば、サンプルの濃度の測定、免疫反応の検出など、種々の化学分析および生物化学分析に用いることができる。
このような光ファイバを備えるSPRセンサにおいては、光ファイバの先端部が微細な円筒形状であるので、金属薄膜の形成および分析サンプルの固定が困難であるという問題がある。このような問題を解決するために、例えば、光が透過するコアと、このコアを覆うクラッドとを備え、このクラッドの所定位置にコアの表面に至る貫通口を形成し、この貫通口に対応した位置におけるコアの表面に金属薄膜を形成した導波路型SPRセンサが提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2)。導波路型SPRセンサによれば、コア表面に表面プラズモン共鳴を発生させるための金属薄膜の形成、および、その表面への分析サンプルの固定が容易である。
しかしながら、微小な光導波路を用いたSPRセンサにおいては、光導波路自体の取扱いに注意が必要であり、また、光をコアに入射させるために複雑な光カップリングが必要になる。
特開2000−19100号公報 特開2007−263736号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、光導波路の取扱い性に優れ、かつ、コアへの光カップリングが容易であるSPRセンサチップおよびSPRセンサを提供することにある。
本発明によれば、SPRセンサチップが提供される。該SPRセンサチップは、SPRセンサのチップ装着部に挿抜可能に装着されるSPRセンサチップであって、金属層ならびに光入射口および光出射口を備える光導波路と、金属層にサンプルを配置するためのサンプル配置部と、光導波路を挟持固定する上板および下板から構成される保持体と、を含み、光導波路の光入射口および光出射口ならびにチップ装着部の奥行側に配置される少なくとも1つの角部が保持体から露出している。
1つの実施形態において、上記上板を上下方向に貫通してサンプル配置部に連通する第1の貫通孔および第2の貫通孔が、平面視において金属層の両側に設けられている。
1つの実施形態において、上記光導波路の上記チップ装着部の奥行側に配置される両方の角部が、上記保持体から露出している。
1つの実施形態において、上記サンプル配置部が、5μm〜1000μmの厚みを有するオーバークラッド層によって規定されている。
本発明の別の局面によれば、SPRセンサが提供される。該SPRセンサは、上記SPRセンサチップが挿抜可能に装着されるチップ装着部を備え、チップ装着部に上記保持体から露出した光導波路の角部に対応する形状の位置決め部が設けられている。
1つの実施形態において、上記チップ装着部に、装着された上記SPRセンサチップを上下方向に押圧可能な突起部がさらに設けられている。
1つの実施形態において、上記チップ装着部に、装着された上記SPRセンサチップを水平方向に押圧可能な突起部がさらに設けられている。
本発明のSPRセンサチップおよびSPRセンサによれば、光導波路の取扱い性に優れ、かつ、コアへの光カップリングが容易である。
本発明の第1の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略斜視図である。 図1に示すSPRセンサチップの概略平面図である。 図1に示すSPRセンサチップの概略分解斜視図である。 (a)は、図3のA1−A1線断面図であり、(b)は、図3のA2−A2線断面図である。 本発明の第2の実施形態によるSPRセンサチップの概略分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略斜視図である。 本発明の第4の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略斜視図である。 本発明の第5の実施形態によるSPRセンサチップの概略分解斜視図である。 本発明の第6の実施形態によるSPRセンサチップの概略分解斜視図である。 本発明の第7の実施形態によるSPRセンサチップの概略分解斜視図である。 図5Fに示すSPRセンサチップの概略平面図である。 本発明の1つの実施形態によるチップ装着部の概略斜視図である。 図6に示すチップ装着部にSPRセンサチップが装着された状態を示す概略図である。 蓋部材を底面側から見た概略斜視図である。 底部材を上面側から見た概略斜視図である。 底部材の上面の要部拡大図である。 本発明の別の実施形態によるチップ装着部を構成する蓋部材を底面側から見た概略斜視図である。 (a)は、本発明の1つの実施形態によるSPRセンサを説明する概略図であり、(b)は、(a)に示すSPRセンサにSPRセンサチップが装着された状態を説明する概略図である。 本発明の別の実施形態によるSPRセンサを説明する概略図である。
<A.SPRセンサチップ>
図1、図2および図3はそれぞれ、本発明の第1の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略斜視図、概略平面図および概略分解斜視図である。SPRセンサチップ100aは、平面視において光導波路の導波方向と直交する方向の矢印(図2)の向きにSPRセンサのチップ装着部に挿入され、挿抜可能に装着される。なお、以下のSPRセンサチップの説明において方向に言及するときは、平面視におけるSPRセンサチップの挿抜方向をX軸方向とし、挿入方向(図2の矢印の方向)をX軸+方向、その反対方向をX軸−方向とする。また、平面視において光導波路の導波方向と平行な方向(平面視においてX軸方向と直交する方向)をY軸方向とし、X軸方向およびY軸方向と直交する方向(厚み方向)をZ軸方向とする。また、見やすくするために、本明細書中の各図における各構成部材は模式化されており、サイズおよび/または縮尺が実際とは異なって記載されていることに留意されたい。
SPRセンサチップ100aは、光導波路10とサンプル配置部20とを含み(以下の第1の実施形態によるSPRセンサチップの説明において、光導波路10とサンプル配置部20とを併せてSPRセンサチップ本体と称する場合がある)、これら(すなわち、SPRセンサチップ本体110)を挟持固定する保持体120をさらに含む。SPRセンサチップ100aにおいては、SPRセンサチップ本体110のほぼ全体が保持体120に覆われているが、X軸+方向側の両方の角部15ならびに光入射口12aおよび光出射口12bを含むY軸方向の両側端部の一部が保持体120から露出している。このような構成とすることにより、SPRセンサチップ100aをSPRセンサのチップ装着部に装着する際に露出した角部15を用いて位置決めをすることができる。光導波路は、精密なダイシング加工によって寸法精度よく作製可能であるので、その角部を用いて位置決めすることにより、保持体の寸法精度にバラツキがある場合でも、光導波路への精密な光カップリングを容易に行うことができる。また、保持体の一部を用いる間接的な位置決めではなく、光導波路の一部を用いる直接的な位置決めが可能となるので、精密な光カップリングを容易に行うことができる。角部15の露出の程度は、位置決めが可能な限りにおいて制限はない。角部15は、例えば、X軸方向に1mm〜10mm程度、より好ましくは1mm〜5mm程度、Y軸方向に1mm〜10mm程度、より好ましくは1mm〜5mm程度露出し得る。
<A−1.SPRセンサチップ本体>
<光導波路>
光導波路10は、アンダークラッド層11と、アンダークラッド層11に上面が露出するように埋設されたコア層12と、アンダークラッド層およびコア層の一部を被覆する金属層13と、アンダークラッド層の底面側に積層された基板14とを有する。コア層12に導入される光のうち特定の波長の光が、金属層13において表面プラズモン共鳴を発生させてその光強度を減衰させることによって金属層表面のサンプルの状態および/またはその変化を検知することができる。
アンダークラッド層11は、所定の厚みを有する平面視略矩形平板状に形成されている。アンダークラッド層の厚み(コア層上面からの厚み)は、例えば5μm〜400μmである。
アンダークラッド層11は、後述するコア層の屈折率よりも低い屈折率を有する任意の適切な材料から形成され得る。具体例としては、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂およびこれらの変性体(例えば、フルオレン変性体、重水素変性体、フッ素樹脂以外の場合はフッ素変性体)が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらは、好ましくは感光剤を配合して、感光性材料として用いられ得る。
アンダークラッド層11は、上記樹脂に加えて粒子を含んでいてもよい。アンダークラッド層中に粒子を分散させることにより、十分なS/N比が得られ得る。当該粒子としては、アンダークラッド層表面の反射率を増大させるおよび/またはアンダークラッド層における光透過性を低減させ得る任意の適切な粒子が用いられ得る。アンダークラッド層中に粒子が分散している場合、アンダークラッド層の波長650nmにおける光透過率は、例えば95%以下であり得る。アンダークラッド層が粒子を含むことにより、コア層への光カップリングの際に要求される精度を低く抑えることができる。
上記粒子の形成材料としては、例えば、金属または無機酸化物が挙げられる。また、粒子の平均粒子径(φ)は、例えば10nm〜5μmである。アンダークラッド層における粒子の充填率は、例えば1%〜50%である。
コア層12は、SPRセンサチップの挿抜方向(X軸方向)および厚み方向(Z軸方向)の両方と直交する方向に延びる略角柱形状に形成され、アンダークラッド層11から上面が露出するように埋設されている。なお、コア層12の延びる方向が、光導波路の導波方向である。
コア層12は、その上面がアンダークラッド層11の上面と面一となるように配置されている。コア層の上面がアンダークラッド層の上面と面一となるように配置することにより、金属層をコア層の上側のみに効率よく配置することができる。さらに、コア層は、その延びる方向の両端面がアンダークラッド層の当該方向の両端面と面一となるように配置されており、それぞれ、光入射口および光出射口として機能する。
コア層12の屈折率(NCO)は、アンダークラッド層11の屈折率(NCL)より高い。コア層の屈折率は、例えば1.34〜1.43であり得る。コア層の屈折率とアンダークラッド層の屈折率との差(NCO−NCL)は、好ましくは0.010以上であり、より好ましくは0.020以上である。コア層の屈折率とアンダークラッド層の屈折率との差がこのような範囲であれば、光導波路をいわゆるマルチモードとすることができる。したがって、光導波路を透過する光の量を多くすることができ、結果として、S/N比を向上させることができる。
コア層12の厚みは、例えば5μm〜200μmであり、好ましくは20μm〜200μmである。また、コア層の幅は、例えば5μm〜200μmであり、好ましくは20μm〜200μmである。このような厚みおよび/または幅であれば、光導波路をいわゆるマルチモードとすることができる。
コア層12を形成する材料としては、任意の適切な材料を用いることができる。例えば、アンダークラッド層形成樹脂と同様の樹脂であって、屈折率がアンダークラッド層よりも高くなるように調整された樹脂から形成され得る。
金属層13は、図2および図3に示すように、アンダークラッド層11およびコア層12の上面の少なくとも一部を均一に被覆するように形成されている。必要に応じて、アンダークラッド層およびコア層と金属層との間に易接着層(図示せず)が設けられ得る。易接着層を形成することにより、アンダークラッド層およびコア層と金属層とを強固に固着させることができる。金属層の上面には、必要に応じて抗原等のリガンドが固定され得る。
金属層13を形成する材料としては、金、銀、白金、銅、アルミニウムおよびこれらの合金が挙げられる。金属層は、単一層であってもよく、2層以上の積層構造を有していてもよい。金属層の厚み(積層構造を有する場合はすべての層の合計厚み)は、好ましくは20nm〜70nmであり、より好ましくは30nm〜60nmである。
易接着層を形成する材料としては、代表的にはクロムまたはチタンが挙げられる。易接着層の厚みは、好ましくは1nm〜5nmである。
基板14は、アンダークラッド層の支持基板である。基板は、必要に応じて省略されてもよい。基板の形成材料としては、任意の適切な樹脂が用いられ得る。具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイミド等が挙げられる。基板の厚みは、例えば50μm〜2000μm、好ましくは100μm〜500μmである。
<サンプル配置部>
サンプル配置部20は、光導波路10の上面とオーバークラッド層21とによって規定されている。具体的には、図1〜図3に示すように、オーバークラッド層21が、光導波路10の上面において、その外周が光導波路10の外周と平面視において略同一となるように、平面視矩形の枠形状に形成されており、該オーバークラッド層21と光導波路10の上面とで囲まれる部分が、サンプル配置部20として区画されている。当該区画にサンプルを配置することにより、金属層とサンプルとが接触して検出が可能となる。さらに、このような区画を形成することにより、サンプルを容易に金属層表面に配置することができるので、作業性の向上を図ることができる。サンプル配置部の幅は、毛細管現象等によってサンプルが金属層まで移動し得る幅であれば良い。
オーバークラッド層21を形成する材料としては、例えば、上記コア層およびアンダークラッド層を形成する材料、ならびにシリコーンゴム、樹脂フィルム、無機酸化物フィルム等が挙げられる。オーバークラッド層を形成する材料はまた、基材フィルムと粘着層とを備える粘着テープでもよい。オーバークラッド層の厚みは、好ましくは5μm〜1000μmであり、さらに好ましくは25μm〜200μmである。オーバークラッド層の屈折率は、好ましくは、コア層の屈折率よりも低い。1つの実施形態においては、オーバークラッド層の屈折率は、アンダークラッド層の屈折率と同等である。
SPRセンサチップ本体は、任意の適切な方法で作製することができる。作製方法の具体例としては、特開2012−215540号公報等に記載の方法が挙げられる。
<A−2.保持体>
保持体120は、上板30および下板40から構成されている。保持体120(上板30および下板40)は、平面視において、X軸+側が狭幅部121とされ、X軸−方向側が広幅部122とされた横向きの凸字形状を有する。狭幅部121のY軸方向の長さは、導波路長(すなわち、光導波路10のY軸方向の長さ)より短くされており、これにより、上板30および下板40でSPRセンサチップ本体110を挟持した場合においても光導波路10の光入射口12aおよび光出射口12bならびに少なくとも1つの角部15を露出させることができる。一方、広幅部122のY軸方向の長さは、導波路長より長くされており、当該部分においては光導波路10を完全に被覆するので、その取扱い性が向上され得る。当該構成においては、狭幅部121がセンシング部123として用いられ、広幅部122が把持部124として用いられ得る。
図3および図4(a)、(b)に示すとおり、下板40は、その上面に、SPRセンサチップ本体110を嵌め込み可能に凹設されたSPRセンサチップ本体配置部41が設けられている。一方、上板30は、その底面に、平面視においてSPRセンサチップ本体配置部41に対応する形状で下方向に突出する押込み部31が設けられている。SPRセンサチップ本体配置部41の深さは、押込み部31の厚みよりもSPRセンサチップ本体110の厚み(光導波路の厚みとオーバークラッド層の厚みとの合計)分大きく設定されている。よって、下板40のSPRセンサチップ本体配置部41にSPRセンサチップ本体110を配置し、その上から押込み部31がSPRセンサチップ本体配置部41に嵌合するように上板30を押し込むことによってSPRセンサチップ本体を挟持固定することができる。
本実施形態においては、上板30および下板40が、互いに係合可能な係合部を有し、これらの係合部の係合によってSPRセンサチップ本体を強固に挟持固定している。具体的には、図3および図4(a)、(b)に示すとおり、下板40はその上面の周縁(ただし、SPRセンサチップ本体が露出する部分を除く)から立ち上がる側壁42を有し、該側壁42の上端には内側に突出した下向き鉤状の係合爪43が複数設けられている。側壁42の高さは上板30の厚み(押込み部が設けられていない部分の厚み)と略同一である。一方、上板30には、その上面の周縁に沿って係合爪43に対応する形状の係合溝32が設けられている。上記のとおり、上板30を押込み、かつ、当該係合爪43と係合溝32を係合させることによってSPRセンサチップ本体110を簡便に、かつ、強固に挟持固定することができる。
上板30には、上板30を上下方向に貫通する第1の貫通孔33および第2の貫通孔34がそれぞれ、平面視において金属層13の両側、すなわち、金属層13を挟んでX軸−方向側およびX軸+方向側に設けられている。第1の貫通孔33および第2の貫通孔34はそれぞれ、上板30および下板40が保持体120としてSPRセンサチップ本体110を挟持固定して一体化した場合に、サンプル配置部20と連通する。当該構成によれば、第1の貫通孔33がサンプル導入部として用いられ、第2の貫通孔34が通気孔として機能するので、第1の貫通孔33に導入されたサンプルは、毛細管現象によってサンプル配置部20をX軸+方向に流れて金属層13に接触し、測定が行われ得る。なお、第1の貫通孔33は、SPRセンサチップ100aがチップ装着部に装着された際に、チップ装着部外となる位置に設けられている。このような構成とすることにより、SPRセンサチップをチップ装着部に装着した後にサンプルを導入することができ、操作性が向上し得る。
第1の貫通孔33の内径は、代表的には、2mm〜10mmであり、その内部には10μl程度のサンプルを導入することができる。また、第2の貫通孔34の内径は、代表的には、0.1mm〜2mmである。
上板30および下板40の形成材料としては、目的等に応じて任意の適切な材料が用いられ得る。形成材料の具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイミド等が挙げられる。上板30の厚み(押込み部が設けられていない部分の厚み)は、例えば0.5mm〜5mm、好ましくは0.8mm〜3mmである。下板40の厚み(SPRセンサチップ本体配置部が設けられていない部分の厚み)は、例えば0.5mm〜8mm、好ましくは0.5mm〜5mmである。
上板30および下板40はそれぞれ、射出成形、切削成形等の任意の適切な方法で作製され得る。
<A−3.変形例>
図5Aは、本発明の第2の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略分解斜視図である。第2の実施形態は、コア層12が光入射口12aからサンプル配置部20に対応する部分に向かって1本から2本、さらに4本に分岐し、分岐した各コア層12上に金属層13が設けられている点で第1の実施形態と異なる。第2の実施形態のSPRセンサチップ100bによれば、1つのサンプルに対して複数の測定を同時に行うことができる。
図5Bは、本発明の第3の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略斜視図である。第3の実施形態は、SPRセンサチップ本体110のX軸+方向側の片側(光入射口12a側)の角部15ならびに光入射口12aおよび光出射口12bを含むY軸方向の両側端部の一部が保持体120から露出している点で第1の実施形態と異なる。
図5Cは、本発明の第4の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略斜視図である。第4の実施形態は、SPRセンサチップ本体110のX軸+方向側の片側(光出射口12b側)の角部15ならびに光入射口12aおよび光出射口12bを含むY軸方向の両側端部の一部が保持体120から露出している点で第1の実施形態と異なる。
第3の実施形態または第4の実施形態によるSPRセンサチップによれば、露出した片側の角部を用いて位置決めすることにより、保持体の寸法精度にバラツキがある場合でも、光導波路への精密な光カップリングを容易に行うことができる。
図5Dは、本発明の第5の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略分解斜視図である。第5の実施形態は、第1の貫通孔33と第2の貫通孔34とが上板30の下面に凹設された凹部35を介して連通している点、オーバークラッド層が省略されている点、および、凹部35と光導波路10の上面とでサンプル配置部を規定している点で第1の実施形態と異なる。第1の実施形態においては、光導波路10とサンプル配置部20とを併せてSPRセンサチップ本体としていたが、第5の実施形態においては、光導波路がSPRセンサチップ本体に相当する。凹部35の深さは、例えば、5μm〜1000μmである。
図5Eは、本発明の第6の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略分解斜視図である。第6の実施形態は、第1の貫通孔33と第2の貫通孔34とが上板を上下方向に貫通する流路36を介して連通している点、オーバークラッド層が省略されている点、および、流路36と光導波路10の上面とでサンプル配置部を規定している点で第1の実施形態と異なる。第6の実施形態においても上記と同様に、光導波路がSPRセンサチップ本体に相当する。
図5Fは、本発明の第7の実施形態によるSPRセンサチップを説明する概略分解斜視図である。第7の実施形態は、平面視において金属層13が完全に露出するように第1の貫通孔33が設けられている点、第2の貫通孔およびオーバークラッド層が省略されている点、および、第1の貫通孔33と光導波路10の上面とでサンプル配置部を規定している点で第1の実施形態と異なる。第7の実施形態においても上記と同様に、光導波路がSPRセンサチップ本体に相当する。なお、図5Gは、第7の実施形態におけるSPRセンサチップ100gの概略平面図である。
また、第1の実施形態においては、上板と下板とが係合部の係合によってSPRセンサチップ本体を挟持固定しているが、当該固定方法に限定されず、ネジ、接着剤等を用いてSPRセンサチップ本体を挟持固定することもできる。
上記の各実施形態は、適宜組み合わせてもよい。
<B.SPRセンサ>
本発明のSPRセンサは、上記A項に記載のSPRセンサチップが挿抜可能に装着されるチップ装着部を備え、チップ装着部内に上記保持体から露出した光導波路の角部に対応する形状の位置決め部を有する。
<B−1.チップ装着部>
チップ装着部は、SPRセンサチップを光カップリング可能な状態でSPRセンサ内に装着するための部品である。図6は、本発明の第1の実施形態によるSPRセンサのチップ装着部の概略斜視図であり、図7は、図6に示すチップ装着部にSPRセンサチップ100aが装着された状態を示す概略図である。なお、以下のチップ装着部の説明において方向に言及するときは、平面視においてSPRセンサチップを挿抜する方向をX軸方向とし、平面視において挿抜方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向およびY軸方向と直交する方向(厚み方向)をZ軸方向とする。
図6に示されるとおり、チップ装着部210aは、蓋部材50と底部材60とが接合されてなり、これらの部材の空隙として形成される、SPRセンサチップ装着用キャビティ70と、該キャビティ70のX軸方向の両外方に形成された光接続用の入射口側および出射口側窓部80とを有する。
図8は蓋部材50を底面側から見た概略斜視図であり、図9は底部材60を上面側から見た概略斜視図である。蓋部材50は、平面視において、挿抜方向(X軸方向)の略中央部分が狭幅部51とされた、横向きのH字形状を有する。底部材60は、平面視において略矩形の形状を有する。底部材60は、挿抜方向(X軸方向)の略中央部分が蓋部材50の狭幅部51と同じ幅となるように所定の深さまで切欠かれて狭幅部63とされている。その結果、キャビティ70にSPRセンサチップが装着された際に窓部80から光入射口12aおよび光出射口12bが露出するので(図7)、コア層との光カップリングが好適に行われ得る。
蓋部材50の底面および底部材60の上面にはそれぞれ、蓋側凹部52および底側凹部64が設けられており、これらが一緒になってキャビティ70を形成する。キャビティ70は、第1の貫通孔33がキャビティ70の外に配置されるように、SPRセンサチップの一部を収容可能である。キャビティ70の形状は、SPRセンサチップの収容される部分における保持体120の形状にほぼ対応するが、後述する位置決め部を用いて位置決めを行う観点から、奥行きには若干の余裕(1mm程度)を有する。また、SPRセンサチップの把持部124が配置される領域においては幅および厚みが奥行き側から手前側に向かって逆テーパー状とされて、把持部124の形状よりも徐々に大きくなるようにされている。このような構成とすることにより、キャビティ70へのSPRセンサチップの挿入が容易となる。
底側凹部64の形状を規定する壁部65は、狭幅部63において、その高さが、保持体120を構成する下板40の厚み以下であり、かつ、周囲の壁部65よりもSPRセンサチップ本体110の厚み以上小さくなるように設定されている。壁部65の高さをこのように設定することにより、蓋部材50と底部材60とが接合された際に窓部80が規定され、該窓部80からの光入射口12aおよび光出射口12bの露出が確保される。
図10に示すとおり、底部材60は、底側凹部64のX軸方向奥行側角部の外方にSPRセンサチップの位置決め部66を有する。該位置決め部66は、保持体120から露出した光導波路10の角部15に対応する形状であり、保持体120から露出した光導波路10の角部15のY軸方向の長さに対応する幅を有する。よって、キャビティ70にSPRセンサチップを、角部15が位置決め部66に突き当たるまで挿入することにより、SPRセンサチップが位置精度よくチップ装着部に装着され得る。なお、図示する実施形態においては、位置決め部が2カ所に設けられているが、第3の実施形態または第4の実施形態のSPRセンサチップのように光導波路の一方の角部のみが露出しているSPRセンサチップを用いる場合には、位置決め部は1カ所に設けられていてもよい。
蓋部材50の底面には、さらに、キャビティ70内に装着されたSPRセンサチップ100を下方向(Z軸方向)に押圧可能な突起部53が設けられている。該突起部53に押圧されることにより、SPRセンサチップのZ軸方向におけるより精密な位置決めが可能となる。
突起部53は、ばね等の弾性変形部材(図示せず)を含んで構成され、該弾性変形部材の弾性を利用してSPRセンサチップを押圧する。1つの実施形態において、突起部53は、SPRセンサチップが装着される際に、SPRセンサチップによって蓋部材内に押し込まれ、弾性変形部材の反発力によってSPRセンサチップを押圧する。
蓋部材50と底部材60とは、任意の適切な手段によって接合される。接合手段としては、ネジ、接着剤等が挙げられる。代表的には、チップ装着部は、ネジ、係合部等の任意の適切な手段を用いて、SPRセンサの所定の位置に固定される。
<B−2.変形例>
本発明の第2の実施形態によるSPRセンサのチップ装着部は、図11に示すとおり、蓋部材50が蓋側凹部52の側面からY軸方向に突出する突起部54を有している点で上記実施形態と異なる。該突起部54は、ばね等の弾性変形部材(図示せず)を含んで構成され、該弾性変形部材の弾性を利用してSPRセンサチップを水平方向に押圧することができる。1つの実施形態において、突起部54は、SPRセンサチップが装着される際に、SPRセンサチップによって蓋部材内に押し込まれ、弾性変形部材の反発力によってSPRセンサチップを押圧する。このような構成によれば、XY平面上でのより精密な位置決めが可能となる。図示例とは異なり、底部材60にSPRセンサチップ100を水平方向に押圧可能な突起部が設けられていてもよい。
また、図示しないが、蓋部材50の底面に設けられた突起部53の代わりに、または、突起部53に加えて、底部材の上面に、キャビティ内に装着されたSPRセンサチップを上方向に押圧可能な突起部が設けられていてもよい。
<B−3.SPRセンサの全体構造>
図12(a)は、本発明の1つの実施形態によるSPRセンサを説明する概略図であり、図12(b)は、図12(a)に示すSPRセンサにSPRセンサチップが装着された状態を説明する概略図である。SPRセンサ200aは、チップ装着部210と光源220と光計測器230とこれらを光接続する光ファイバ240とを備える。チップ装着部210は、SPRセンサチップ100aが位置決め部を用いて所定の位置に装着された場合に、光源220、光源側光ファイバ240a、SPRセンサチップ100aのコア層12、計測器側光ファイバ240bおよび光計測器230が一軸上となる位置に配置される。
光源220としては、任意の適切な光源が採用され得る。光源の具体例としては、白色光源、単色光光源が挙げられる。光計測器230は、受光素子を含み、任意の適切な演算処理装置に接続され、データの蓄積、表示および加工を可能としている。
光源220は、光源側光コネクタ221aを介して光源側光ファイバ240aに接続されている。光源側光ファイバ240aは、光源側ファイバブロック222aを介してSPRセンサチップ100aのコア層12の光入射口に接続されている。コア層12の光出射口には、計測器側ファイバブロック222bを介して計測器側光ファイバ240bが接続されている。計測器側光ファイバ240bは、計測器側光コネクタ221bを介して光計測器230に接続されている。光源側光ファイバ240aは、光源側光ファイバ固定装置223aにより固定され、計測器側光ファイバ240bは、計測器側光ファイバ固定装置223bにより固定されている。
図13は、本発明の別の実施形態によるSPRセンサを説明する概略図である。SPRセンサ200bは、チップ装着部210と光源220と光計測器230とを備える。光源220および光計測器230はそれぞれ、チップ装着部210にSPRセンサチップが位置決め部を用いて所定の位置に装着された場合に、チップ装着部210から露出する光導波路の入射口および出射口と直接(すなわち、光ファイバを介することなく)光接続される。当該実施形態によるSPRセンサによれば、光ファイバが不要である。
<C.SPRセンサの使用方法>
以下、図12(a)に示すSPRセンサ200aの使用形態の一例を説明する。
まず、図12(b)に示すとおり、SPRセンサチップ100aをチップ装着部210に装着する。次いで、サンプルをSPRセンサチップ100aの第1の貫通孔33に導入し、毛細管現象によってサンプル配置部20内に流入させて、サンプルと金属層13とを接触させる。次いで、光源220から所定の光を、光源側光ファイバ240aを介してSPRセンサチップ100a(コア層12)に導入する。SPRセンサチップ100a(コア層12)に導入された光は、コア層12内において全反射を繰り返しながら、SPRセンサチップ100a(コア層12)を透過するとともに、一部の光は、コア層12の上面において金属層13に入射し、表面プラズモン共鳴により減衰される。SPRセンサチップ100a(コア層12)を透過した光は、計測器側光ファイバ240bを介して光計測器230に導入される。すなわち、このSPRセンサ200aにおいて、光計測器230に導入される光は、コア層12において表面プラズモン共鳴を発生させた波長の光強度が減衰している。表面プラズモン共鳴を発生させる波長は、金属層13に接触したサンプルの屈折率などに依存するので、光計測器230に導入される光の光強度の減衰を検出することにより、サンプルの屈折率の変化を検出することができる。
例えば、光源220として白色光源を用いる場合には、光計測器230によって、SPRセンサチップ100aの透過後に光強度が減衰する波長(表面プラズモン共鳴を発生させる波長)を計測し、その減衰する波長が変化したことを検出すれば、サンプルの屈折率の変化を確認することができる。また例えば、光源220として単色光光源を用いる場合には、光計測器230によって、SPRセンサチップ100aの透過後における単色光の光強度の変化(減衰の度合い)を計測し、その減衰の度合いが変化したことを検出すれば、表面プラズモン共鳴を発生させる波長が変化したことを確認でき、サンプルの屈折率の変化を確認することができる。
上記のように、このようなSPRセンサは、サンプルの屈折率の変化に基づいて、例えば、サンプルの濃度の測定、免疫反応の検出などの種々の化学分析および生物化学分析に用いることができる。より具体的には、例えば、サンプルが溶液である場合には、サンプル(溶液)の屈折率は溶液の濃度に依存するので、サンプルの屈折率を検出すれば、そのサンプルの濃度を測定することができる。さらに、サンプルの屈折率が変化したことを検出すれば、サンプルの濃度が変化したことを確認することができる。また例えば、免疫反応の検出においては、SPRセンサチップ100aの金属層13の上に誘電体膜を介して抗体を固定し、抗体に検体を接触させる。抗体と検体とが免疫反応すればサンプルの屈折率が変化するので、抗体と検体との接触前後におけるサンプルの屈折率変化を検出することにより、抗体と検体とが免疫反応したと判断することができる。
SPRセンサチップ 100
SPRセンサチップ本体 110
光導波路 10
サンプル配置部 20
保持体 120
上板 30
下板 40
SPRセンサ 200
チップ装着部 210
蓋部材 50
底部材 60
キャビティ 70
窓部 80
光源 220
光計測器 230
光ファイバ 240

Claims (7)

  1. SPRセンサのチップ装着部に挿抜可能に装着されるSPRセンサチップであって、
    金属層ならびに光入射口および光出射口を備える光導波路と、
    金属層にサンプルを配置するためのサンプル配置部と、
    光導波路を挟持固定する上板および下板から構成される保持体と、を含み、
    光導波路の光入射口および光出射口ならびにチップ装着部の奥行側に配置される少なくとも1つの角部が保持体から露出している、
    SPRセンサチップ。
  2. 前記上板を上下方向に貫通してサンプル配置部に連通する第1の貫通孔および第2の貫通孔が、平面視において金属層の両側に設けられている、請求項1に記載のSPRセンサチップ。
  3. 前記光導波路の前記チップ装着部の奥行側に配置される両方の角部が、前記保持体から露出している、請求項1または2に記載のSPRセンサチップ。
  4. 前記サンプル配置部が、5μm〜1000μmの厚みを有するオーバークラッド層によって規定されている、請求項1から3のいずれかに記載のSPRセンサチップ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のSPRセンサチップが挿抜可能に装着されるチップ装着部を備え、
    チップ装着部に前記保持体から露出した光導波路の角部に対応する形状の位置決め部が設けられている、SPRセンサ。
  6. 前記チップ装着部に、装着された前記SPRセンサチップを上下方向に押圧可能な突起部がさらに設けられている、請求項5に記載のSPRセンサ。
  7. 前記チップ装着部に、装着された前記SPRセンサチップを水平方向に押圧可能な突起部がさらに設けられている、請求項5または6に記載のSPRセンサ。
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