JP2015085171A - 歯磨き補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】歯磨き中に歯ブラシの植毛部から流れ落ちる歯磨き剤を受けて、使用者の手や衣服等が汚れないようにする。
【解決手段】内部に歯磨き剤が流入する歯磨き剤貯留部2を備えた全体が略円筒形の容器状となされ、上部には歯磨き剤貯留部2への歯磨き剤の流入用開口3が形成され、下部には歯ブラシ4の把柄部4aまたは頸部4bが嵌入する嵌合孔が形成されている歯磨き補助具1であって、市販の歯ブラシ4の把柄部4aおよび/または頸部4bに装着することができる。
【選択図】図1
【解決手段】内部に歯磨き剤が流入する歯磨き剤貯留部2を備えた全体が略円筒形の容器状となされ、上部には歯磨き剤貯留部2への歯磨き剤の流入用開口3が形成され、下部には歯ブラシ4の把柄部4aまたは頸部4bが嵌入する嵌合孔が形成されている歯磨き補助具1であって、市販の歯ブラシ4の把柄部4aおよび/または頸部4bに装着することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、歯磨きを行う際に、歯ブラシから歯磨き剤が流れ落ちないようにするための歯磨き補助具に関する。
歯磨きには、歯と歯茎の境界部分に斜め(約45度の角度)に歯ブラシを当てて、左右に振動させるバス法や歯ブラシを軽く歯に当てて、細かく振動させることによって、歯の隙間の汚れを落とすスクラッビング法、或いは歯ブラシを歯茎から歯に向かって回転させるように動かすローリング法等、種々の磨き方があり、また使用する歯ブラシは通常、先端から植毛部(ヘッド)、頸部(ネック)、把柄部(ハンドル)の3つの部分で構成されている。
そして、歯磨きを行う場合、一般に予め歯ブラシの前記植毛部にペースト状の歯磨き剤を付けて、前記把柄部を手で握って前述した種々の歯磨き法を用いて歯のブラッシングを行う。
前述した要領で歯磨きを行っていると、口腔内で唾液と混ざって液状になった歯磨き剤が口腔内に溜まると共に歯ブラシの植毛部から頸部、更には把柄部へと流れ落ちる。そして、この際、歯ブラシを持っている手よりも肘を上げていないと前記液状の歯磨き剤が手から前腕へと流れ落ち、また更には歯磨きを行っている人が着用しているパジャマ等の衣服にも流下して該衣服を汚してしまうという不都合がある。また、液状の歯磨き剤が流れ落ちた前述の前腕には歯磨き剤の白い筋状の汚れが付着することから、歯磨き後においては手や前腕を水やお湯で洗い落さければならず、このような不都合によって歯磨きに煩わしさを感ずることも少なくないのが実情である。
本発明の目的は、歯磨き中に歯ブラシの植毛部から流れ落ちる歯磨き剤を受ける歯磨き補助具およびこれを装着した歯ブラシを提供することにある。
請求項1記載の本発明は、内部に歯磨き剤が流入する歯磨き剤貯留部を備えた全体が容器状となされ、上部には歯磨き剤貯留部への流入用開口が形成され、下部には歯ブラシの把柄部および/または頸部が嵌入する嵌合孔が形成されている歯磨き補助具である。
請求項2記載の本発明は、前記請求項1記載の歯磨き補助具について、少なくとも下部の嵌合孔周囲部分がゴム状弾性を有することを技術的特徴とするものである。
請求項3記載の本発明は、先端から植毛部(ヘッド)、頸部(ネック)および把柄部(ハンドル)を備えた歯ブラシにおいて、請求項1または請求項2記載の歯磨き補助具が把柄部または頸部に装着されたことを特徴とする歯磨き補助具付き歯ブラシである。なお、当該歯ブラシには電動のものも含まれる。
本発明に係る歯磨き補助具は、その嵌入孔に市販の歯ブラシの頸部または把柄部を通して該歯ブラシに容易に装着することができ、そして、該歯ブラシの植毛部に通常と同様に、歯磨き剤を付けて歯磨きを行えば、使用者の口腔内の唾液と混ざって液状となった歯磨き剤が前記歯ブラシの植毛部から流れ落ちても該歯磨き剤は歯磨き補助具の流入用開口から歯磨き剤貯留部へと流入して該部に溜められるため、使用者の手や前腕、或いは衣服が歯磨き剤によって汚れることがない。
また、従来のように、使用者の手や前腕、或いは衣服が歯磨き剤によって汚れるのを防止するために、歯ブラシを持っている手よりも肘を上げながら歯磨きを行う必要がなくなるため、歯磨きを容易に行うことができ、また前述した汚れ防止効果と相俟って歯磨きの煩わしさが一挙に解消されるという利点を有する。
更に、本発明の歯磨き補助具は、前述した通り、構造が簡単であるため、安価に製造することができる。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
図1〜図3に示すように、本発明に係る歯磨き補助具1は、内部に歯磨き剤が流入する歯磨き剤貯留部2を備えた全体が略円筒形の容器状となされ、上部には歯磨き剤貯留部2への歯磨き剤の流入用開口3が形成され、下部には歯ブラシ4の把柄部4aまたは頸部4bが嵌入する嵌合孔5が形成されている。
図3に示すように、本実施形態では、歯磨き補助具1は断面略方形の中空状であって、合成樹脂またはゴムで構成されている。
図2および図3に示すように、流入用開口3および嵌合孔5はいずれも円形であり、また嵌合孔5の周囲部分は種々の歯ブラシ4における把柄部4aおよび/または頸部4bに対応し得るようにゴム状弾性を有するようにしたり、或いは蛇腹状とする場合もある。
なお、本実施形態の歯ブラシ4は、一般に市販されているものと同様であって、先端から植毛部(ヘッド)4c、頸部(ネック)4b、把柄部(ハンドル)4aの3つの部分からなり、植毛部4cに複数列の繊維束が立設されている。
本発明に係る歯磨き補助具は、安価に製造することができ、しかも市販の歯ブラシに容易に装着することができるため、衛生日用品分野で幅広い利用が期待できる。
1 歯磨き補助具
2 歯磨き剤貯留部
3 流入用開口
4 歯ブラシ
4a 把柄部
4b 頸部
4c 植毛部
2 歯磨き剤貯留部
3 流入用開口
4 歯ブラシ
4a 把柄部
4b 頸部
4c 植毛部
Claims (3)
- 内部に歯磨き剤が流入する歯磨き剤貯留部を備えた全体が容器状となされ、上部には歯磨き剤貯留部への流入用開口が形成され、下部には歯ブラシの把柄部および/または頸部が嵌入する嵌合孔が形成されている、歯磨き補助具。
- 少なくとも下部の嵌合孔周囲部分がゴム状弾性を有する、請求項1記載の歯磨き補助具。
- 先端から植毛部(ヘッド)、頸部(ネック)および把柄部(ハンドル)を備えた歯ブラシにおいて、請求項1または請求項2記載の歯磨き補助具が把柄部または頸部に装着された、歯磨き補助具付き歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014082507A JP2015085171A (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | 歯磨き補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014082507A JP2015085171A (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | 歯磨き補助具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013006152U Continuation JP3188302U6 (ja) | 2013-10-28 | 歯磨き補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015085171A true JP2015085171A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53048605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014082507A Pending JP2015085171A (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | 歯磨き補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015085171A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7002814B1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-01-20 | 佐田 康太朗 | 歯ブラシ |
-
2014
- 2014-04-14 JP JP2014082507A patent/JP2015085171A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7002814B1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-01-20 | 佐田 康太朗 | 歯ブラシ |
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