JP2015082818A - 送受話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手の振動を介して軟骨伝導を生ぜしめることによるより効果的な送受話装置を提供する。【解決手段】手首への装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、スピーカと、軟骨伝導振動源を使用するとき手の甲側に指向性を持つとともにスピーカを使用するとき手の平側に指向性を持つ可変指向性マイクとを有する腕時計型送受話装置を提供する。手を耳軟骨に接触させる使用方法を、腕時計型送受話装置の表示部、取扱説明媒体、広告媒体で提供する。軟骨伝導振動源の振動を手首周りに伝達する伝達部を有する。軟骨伝導振動源を着信バイブレータに兼用し使用周波数を切換える。振動覚を起こす限度以上の振動を禁止するリミッタを設ける。手首周りの方向について軟骨伝導振動源とマイクとの間に振動の伝達を防止する緩衝帯を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、送受話装置に関する。
特許文献1では、耳珠に当接される振動面を備えた骨伝導スピーカの使用方法として、振動面と耳珠との当接する圧力を手動操作によって調節することにより、外部騒音の大きさに合わせて軟骨導経由の音声情報と気導経由の音声情報の伝達比率を変更することが提案されている。(特許文献1)一方、特許文献2では、アクチュエータよって発生した振動を振動板から人体に伝達し、振動板の振動を骨伝導によって手首から指に伝達し、この指を耳穴等に挿入することで音声信号を聞くことが提案されている。(特許文献2)また、特許文献3では、本願発明者により、ユーザの指に装着した指輪を介して音声信号を軟骨伝導振動に変換して指に伝達することを提案している。これにより、指の振動による音声信号が軟骨伝送音として外耳道周囲の軟骨に伝わり、外耳道内部で発生する気導を生じて鼓膜に伝達されるとともに、一部が軟骨を通じて直接内耳に伝達される。(特許文献3)
特許4541111号公報 特開2002−111822号公報 特開2012−178695号公報
しかしながら手の振動を介して軟骨伝導を生ぜしめる送受話装置に関しては、さらに検討すべき課題が多い。
本発明の課題は、上記に鑑み、手の振動を介して軟骨伝導を生ぜしめることによるより効果的な送受話装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明は、手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、スピーカと、指向性可変マイクと、前記軟骨伝導振動源を使用するか前記スピーカを使用するかで前記指向性可変マイクの指向性を切換える制御部とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置を提供する。これにより、軟骨伝導音による通話と気導音による通話が好適に行なえる。具体的な特徴によれば、前記制御部は、前記スピーカが使用されるときは前記指向性可変マイクの指向性を手の甲側とするとともに前記軟骨伝導振動源が使用されるときは前記指向性可変マイクの指向性を手の平側とする。
本発明の他の特徴によれば、手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、前記装着部が装着された手を耳軟骨に接触させる使用方法の説明情報の提供手段とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置が提供される。これにより、ユーザは混乱なく軟骨伝導の利点を享受できる。具体的な特徴によれば、前記提供手段は、送受話方法の情報を表示する手段である。他の具体的な特徴によれば、前記提供手段は、送受話方法の情報を有する取扱説明媒体である。さらに他の具体的な特徴によれば、前記提供手段は、送受話方法の情報を有する広告媒体である。
本発明の他の特徴によれば、手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、前記軟骨伝導振動源の振動を手首周りに伝達する伝達部とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置が提供される。これにより、個人差や装着ずれにかかわらず好適な振動を手首に伝えることができる。
本発明の他の特徴によれば、手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源を有し、前記軟骨伝導振動源は着信バイブレータの振動源として共用され、軟骨伝導のために振動するときは振動覚を起こす低周波数域の振動成分がカットされることを特徴とする腕時計型送受話装置が提供される。これにより、不快な振動覚なしに軟骨伝導を実現することができる。
具体的な特徴によれば、前記軟骨伝導振動源が着信バイブレータのために振動するときは可聴音周波数域の振動成分がカットされる。これにより、他人に気付かれることなく着信を察知できる。
他の具体的な特徴によれば、前記軟骨伝導振動源が軟骨伝導のために振動するときは振動覚を起こす限度以上の振動を禁止するリミッタが設けられる。これによって、不快な振動覚なしに軟骨伝導を実現することができる。
本発明の他の特徴によれば、手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、マイクと、手首周りの方向について前記軟骨伝導振動源と前記マイクとの間に振動の伝達を防止する緩衝帯とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置が提供される。これにより、マイクに振動が拾われることなく良好な軟骨伝導を実現することができる。
上記のように、本発明によれば、手の振動を介して軟骨伝導を生ぜしめるより効果的な送受話装置が提供される。
本発明の実施の形態に係る実施例1のシステム構成図の斜視図である。(実施例1) 実施例1における腕時計表示部に表示される通話姿勢の説明画面である。 実施例1における腕時計表示部に表示される通話姿勢の他の説明画面である。。 実施例1における腕時計表示部に表示される通話姿勢のさらに他の説明画面である。 実施例1のブロック図である。 実施例1における腕時計型送受話装置の機能を示すフローチャートである。 実施例1における腕時計型送受話装置の別の機能を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係る実施例1のシステム構成図の斜視図である。実施例1は、携帯電話2と腕時計型送受話装置4からなるシステムを構成している。携帯電話2は、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)機能を備えた腕時計表示部6を有するいわゆるスマートフォンとして構成されている。テンキーなどの操作部8は腕時計表示部6上に表示され、腕時計表示部6に対する指のタッチやスライドに応じてGUI操作される。赤外光発光部10および12と赤外受光部12は、携帯電話2が耳に当てられたことを検知する近接センサを構成する。携帯電話2はさらに、イヤホン16、マイク18およびテレビ電話用内側カメラ20を有する。なお、図1では図示していないが、携帯電話2は腕時計表示部6の裏側に背面主カメラを有するとともに、Bluetooth(登録商標)などによる近距離通信システムの電波22により腕時計型送受話装置4と近距離通信可能である。携帯電話2はさらに着信音やテレビ電話の発生のためのスピーカを有しているが、これと区別するため、耳に当てて聞くスピーカはこれスピーカは上記のように「イヤホン16」と称している。
腕時計型送受話装置4は、腕時計本体26とベルト部28を有する。腕時計本体26には反射型液晶を用いた腕時計表示部30が設けられていて、通常の時刻表示とともに、後述する種々の表示を行う。腕時計表示部30はタッチパネル式で、表示部にタッチすることで30aを有し、腕時計型送受話装置4を操作することが可能である。腕時計本体26
には、送受話装置用スピーカ32が設けられており、携帯電話2との近距離通信により、携帯電話2を例えばポケットに入れたままでも腕時計型送受話装置4を見ながら通話が可能である。送受話装置用マイクについては後述する。腕時計本体26には、さらにカメラ部34が設けられていて腕時計表示部30を見ている自身の顔が撮像されるとともに、相手の顔が腕時計表示部30に表示され、テレビ電話が可能である。
腕時計本体26には、圧電バイモルフ素子等からなる軟骨伝導振動源36が設けられており、腕時計本体26の裏側より手首に軟骨伝導用の振動を伝える。また、ベルト部28にも、同様の圧電バイモルフ素子等からなる軟骨伝導振動源38および40が設けられており、ベルト部28の裏側より手首に軟骨伝導用の振動を伝える。また、ベルト部28には手首と音響インピーダンスが似通った材質で構成された伝導帯41が設けられており、軟骨伝導振動源38および40はこの伝導帯41に配置されていて、振動が伝導帯41を伝わるよう構成される。このようにして腕時計4からは手首回りの広範囲に軟骨伝導用の振動が伝えられる。手首回りの広範囲から振動を伝達する構成は、振動伝達のための好適位置の個人差や、腕時計型送受話装置4の装着中の位置ずれなどを吸収するのに効果的である。また、手首回りの広範囲から振動を伝達することで軟骨伝導のための振動をより効果的に手に伝えることができる。
ここで軟骨伝導について説明する。軟骨伝導は、本願発明者によって発見された現象であり耳珠等の外耳道入口部周りの軟骨に伝えられた振動により軟骨部外耳道表面が振動し、外耳道内で気導音を発生させる現象である。そして外耳道内で発生した気導音は外耳道内をさらに奥に進んで鼓膜に達する。このように軟骨伝導により聞こえる音の主要部は鼓膜を介して聞こえる音である。但し、鼓膜で聞こえるのは通常の気導音のように外耳道外部から外耳道に侵入した音ではなく、あくまで外耳道内部で発生した気導音である。
上記の各軟骨伝導振動源は、着信バイブレータの振動源を兼ねており、携帯電話2との近距離通信により、着信信号が伝達されることにより振動して手首への振動伝達により着信を知らせる。なお、後述のように、軟骨伝導振動源は軟骨伝導の際には音声信号の周波数域(1000Hzを中心とする周波数)で振動させられるとともに不快な振動が手首に感知されないよう振動覚を起こす周波数(例えば20Hz以下)をカットして手首に伝達される。一方、着信バイブレータとして振動させるときは、振動覚を起こす周波数(例えば20Hz以下)を中心に振動させられ、可聴周波数域はカットして他人には聞こえないようにする。
ベルト部28には、締付け機構42が設けられており、腕時計型送受話装置4の着脱の際にベルト部28を緩めるとともに、通常装着状状態の締付けを行う。締付け機構42は、さらに通常状態から、苦痛や不快感のない範囲でややきつめにベルト部28を締付けることで手首への軟骨伝導をより確実にする。このような締付け機構42による通常状態から軟骨伝導状態への切換えは、腕時計表示部30に表示されるスイッチ部44を押すことによるタッチパネル操作により可能である。なお、スイッチ部44を押す動作は、腕時計本体26を手首に押し付ける方向の操作なので軟骨伝導振動源36の振動をより確実に手首に密着させる動作にもなる。なお、通常装着状態において軟骨伝導が充分であるときは、スイッチ44を押さずに通話することも可能である。
ベルト部28には、さらに、送受話装置用の可変指向性マイク46が設けられている。上記のテレビ電話状態では、矢印48に示すように可変指向性マイク46は腕時計表示部30の正面からの音声を拾うよう手の甲側に指向性が設定される。一方、軟骨伝導により通話を行う時は、矢印48に示すように可変指向性マイク46は腕時計型送受話装置4を嵌めた手(通常左手)の手の平側からの音声を拾うよう指向性が切換えられるので後述のような姿勢により通話が可能となる。また、ベルト部28には、音響インピーダンスの異なる材質からなる振動隔離帯52および54が設けられており、軟骨伝導振動源軟36、38および40からの振動が可変指向性マイク46に伝わらないようにしている。なお、ベルト部28に沿って、近距離通信部のアンテナ56が手首を巻くように設けられている。
図2は、図1に示す実施例1における腕時計表示部30に表示される通話姿勢の説明画面である。この画面は、腕時計型送受話装置4の電源スイッチを入れる度に表示されるが、煩雑なときは表示されないように設定することもできる。図2(A)は、テレビ電話時の通話姿勢であり、携帯電話2を例えばポケットに入れたままで腕時計表示部30を見ながらテレビ電話の通話を行う姿勢を説明している。このとき可変指向性マイク46の指向性は図1の矢印48に示すように手の甲側に向けられている。
図2(B)は軟骨伝導通話の姿勢を説明するもので、腕時計型送受話装置4を嵌めた手(例えば左手)の人差し指を同じ側の耳(例えば左耳)の耳珠(耳軟骨)に当てている軟骨伝導による通話姿勢を示している。このとき、指で耳穴を塞がないようにすれば、外界音も聞こえる状態で軟骨伝導により音を聞くことができる。なお、耳珠を強く押して耳穴を塞ぐようにすると外耳道閉鎖効果によりさらに大きな音で軟骨伝導による音を聞くことができる。このような通話姿勢により、手首から導入された軟骨伝導のための振動が人差し指に伝わり、その振動が耳珠(耳軟骨)に伝わることで、良好な軟骨伝導により相手の声を聞くことができるとともに、図1の矢印50に示すように手の平側の方向に指向性が切換えられたマイクによって拾われる自分の声を相手に伝えることができる。なお、この姿勢のとき、カメラ部34、スピーカ32および腕時計表示部30はそれぞれオフになる。このような自動オフは、腕時計本体26に設けられた加速度センサが図2(A)と(B)の姿勢変更を検知することにより自動的に行われる。
図3は、図1に示す実施例1における腕時計表示部30に表示される通話姿勢の他の説明画面である。。図3(A)は、図2(B)に示す軟骨伝導による通話姿勢において、右手で図1に示すスイッチ44を押している状態を示す。また、図3(B)は、他の軟骨伝導による通話姿勢を示すもので、腕時計型送受話装置4を嵌めた手(例えば左手)の親指を同じ側の耳(例えば左耳)の耳珠(耳軟骨)に当てた姿勢を示している。なお、この通話姿勢でも、手の平側の方向に指向性が切換えられたマイクによって拾われる自分の声を相手に伝えることができる。
図4は、図1に示す実施例1における腕時計表示部30に表示される通話姿勢のさらに他の説明画面である。図4(A)は、腕時計型送受話装置4を嵌めた手(例えば左手)のを顔の前でクロスさせて人差し指を反対側の耳(例えば右耳)の耳珠(耳軟骨)に当てている軟骨伝導による通話姿勢を示している。また、図4(B)は、さらに他の軟骨伝導による通話姿勢を示すもので、腕時計型送受話装置4を嵌めた手(例えば左手)の手のひら下部の土手部分を同じ側の耳(例えば左耳)に当てた姿勢を示している。この場合は手のひらの土手部分が耳孔付近の軟骨に広範囲に接触することになる。また強く押せば耳を塞ぐ形となる。なお、図4(A)および図4(B)いずれの通話姿勢でも、手の平側の方向に指向性が切換えられたマイクによって拾われる自分の声を相手に伝えることができる。
図5は、図1に示した実施例1のブロック図であり、図1と同一部分には図1と同一番号を付し、必要のない限り、説明は省略する。携帯電話2は、記憶部58に記憶されるプログラムに従って動作する制御部60によって制御される。記憶部58はまた、制御部60の制御に必要なデータを一時記憶するとともに、種々の測定データや画像も記憶することができる。表示部6の表示は制御部60の制御に基づき表示ドライバの保持する表示データに基づいて行われる。表示部6は表示用バックライトを有しており、周囲の明るさに基づいて制御部60がその明るさを調節する。表示部6はタッチパネル6aを有し、表示部をタッチすることで携帯電話2を操作できる。
送話処理部62、マイク18、受話処理部64およびイヤホン16を含む電話機能部66は、制御部60の制御下にある電話通信部68により、無線電話回線に接続可能である。スピーカ70は、制御部39の制御により着信音や種々の案内を行うとともにテレビ電話時の相手の声を出力する。このスピーカ60の音声出力は、イヤホン16から出力されることはない。また、画像処理部72は、制御部60に制御されてテレビ電話用内側カメラ20および背面主カメラ74によって撮像される画像を処理し、これらの処理結果の画像を記憶部58に入力する。
携帯電話2は、腕時計型送受話装置4と通信するための近距離通信部76、主電のメインスイッチ等の操作部78を有する。携帯電話2全体に給電する電源部80は無接点充電部82から給電される充電池を有する。
腕時計型送受話装置4は、携帯電話2と通信するための近距離通信部77を有する。また通常の時計機能のための時計機能部84を有する。加速度センサ86は、図1の(A)から(B)への腕時計型送受話装置4の上昇、および図1の(B)から(A)への腕時計型送受話装置4の下降を検知し、カメラ部34、スピーカ32および腕時計表示部30の自動切換えを行う。
腕時計型送受話装置4の電源部88および携帯電話2の電源部80はそれぞれ、無接点充電部82および90により無接点充電が可能であるが、お互いの充電状態の情報を近距離通信により共有し、腕時計型送受話装置4と携帯電話2の連携を確保するようにしている。さらに、GPS部92は腕時計型送受話装置4を嵌めたユーザの移動を検知し、その都度、携帯電話2が不携帯状態で元の場所に放置されていないかチェックすることで、腕時計型送受話装置4と携帯電話2の連携を確保するようにしている。具体的には、ユーザが移動した結果、近距離通信圏外にならないかをチェックする。
駆動部94は、本体軟骨伝導部36およびベルト軟骨伝導部38および40を共に駆動することで手首回りの広範囲から軟骨伝導用の振動を伝える。音声処理部96は制御部98の指示により駆動部94による軟骨伝導のための振動発声とスピーカ32による気導音発生を切換える。指向性マイク46は、音声処理部を介した制御部98からの指示により指向性の切換えを行う。音声処理部96はまた、駆動部からの出力信号を、振動覚を起こす周波数をカットした音声信号とするか、可聴周波数域をカットした振動覚を起こす周波数域のバイブレーション信号とするかを切換える。なお、制御部98は、記憶部98に記憶されるプログラムに従って動作する。記憶部98はまた、制御部98の制御に必要なデータを一時記憶するとともに、種々の測定データや画像も記憶することができる。
操作部100は、主電源のオンや発呼操作、または着信応答操作などを行なうためのボタン等を含む。腕時計表示部30は上記のようにタッチパネル式であり、タッチパネル30aを有していてスイッチ44等が表示され、腕時計表示部をタッチすることで携帯電話2を操作できる
図6は、実施例1における腕時計型送受話装置4の制御部98の機能を示すフローチャートである。なお、図6のフローは、軟骨伝導に関する機能を中心に動作を抽出して図示しており、腕時計型送受話装置4には通常の腕時計機能をはじめとする図6のフローに表記していない制御部4の動作が存在する。図6では、軟骨伝導に関する機能の中でも特に、マイクの指向性制御、振動覚を起こす周波数域と音声周波数域の切換え制御、およびベルト部の締付け制御に関する機能等を抽出しており、図1から図5で説明した他の諸機能についても、煩雑を避けるため図示と説明を省略している。
図6のフローは、腕時計型送受話装置4の操作部100における主電源のオンでスタートし、ステップS2で初期立上および各部機能チェックを行うとともに腕時計表示部30における通常の時計表示をを開始する。次いでステップS4で図2から図4で示した使用法をスライドショーで表示する。使用法説明が終了するとステップS6に移行する。
ステップS6では、軟骨伝導振動源の駆動の際、振動覚を起こす周波数(例えば20Hz以下)を中心に振動し、他人には着信バイブレーションが聞こえないようにするため、駆動信号から可聴周波数域がカットされるよう回路切換を行なってステップS8に移行する。なお、この時点では、まだ軟骨伝導振動源の駆動は行なわれない。ステップS6に至ったとき、元々、可聴周波数域がカット状態にあればステップS6では何もせずステップS8に移行する。
ステップS8では、振動覚ボリュームリミッタをオフしてステップS10に移行する。振動覚ボリュームリミッタは、後述のように、軟骨伝導振動源を可聴周波数域で振動させる際、カットし切れていない低周波数域の振動が不快な振動覚を生じるのを防ぐため、ボリュームが所定よりも上がらないようにするリミッタであり、音声処理部に設けられるものである。軟骨伝導振動源を着信バイブレータとして振動させる場合は、振動覚を起こすのが目的なので、このような振動覚ボリュームリミッタをオフし、ボリューム調節を最大まで上げることを可能とする。なお、ステップS8に至ったとき、元々、可振動覚ボリュームリミッタがオフ状態にあればステップS6では何もせずステップS8に移行する。
ステップS10では、携帯電話2から近距離通信によって伝達される着信信号に応答して腕時計型送受話装置4の操作部100を操作をしたか、または腕時計型送受話装置4の操作部100での発呼操作が近距離通信によって携帯電話2に伝達され、これに基づき相手からの応答があったことが近距離通信により携帯電話2から伝達されたかを検知する。なお、着信信号が伝達された場合は、軟骨伝導振動源が着信バイブレータとして振動するが、このとき、ステップS6の機能に基づき可聴周波数域がカットされて振動する。操作部100による着信応答操作または、発呼に基づく相手からの応答が携帯電話2からの応答のいずれかがあれば、携帯電話による相手との通話が開始されたことを意味するのでステップS12に進む。
ステップS12では、腕時計表示部30における相手の顔の表示、カメラ部による自分の顔の撮像、スピーカ32による気導音の発生をいずれもオンとするとともに指向性マイク46の指向性を手の甲側に設定してステップS14に移行する。なお、このとき軟骨伝導部はオフされている。元々、表示部がオン、カメラがオン、スピーカがオン、マイク指向性が手の甲側の状態でステップS12に至ったときは、ステップS12では何もせずステップS14に移行する。次いでステップS14でベルト部の締付状態を通常にしてステップS18に移行する。ベルト部の締付状態が元々、通常締付状態でステップS14に至ったときはステップS14では何もせず、ステップS18に移行する。このように通話の開始に当たってはまずテレビ電話状態が設定される。また、ベルト部の締付状態は通常とする。なお、通話がテレビ電話でなく音声だけであった場合は、上記における相手の顔の表示およびカメラ部のオンを省略する。
ステップS16では、加速度センサ86による図2の(A)から(B)への腕時計型送受話装置4の上昇検知の有無をチェックする。検知があればステップS18に移行し、腕時計表示部における相手の顔の表示、カメラ部による自分の顔の撮像、スピーカによる気導音の発生をいずれもオフとして代わりに軟骨伝導部をオンする。さらに、マイクの指向性を手の平側に設定してステップS18に移行する。元々、表示部がオフ、カメラがオフ、軟骨伝導部がオン、マイク指向性が手の平側の状態でステップS18に至ったときは、ステップS18では何もせずステップS20に移行する。
ステップS20では、軟骨伝導振動源は軟骨伝導を音声信号の周波数域(1000Hzを中心とする周波数)で振動させられるとともに不快な振動が手首に感知されないよう振動覚を起こす周波数(例えば20Hz以下)をカットしてステップS22に移行する。なお、ステップS20に至ったとき、元々、振動覚波数域がカット状態にあればステップS20では何もせずステップS22に移行する。ステップS22では、上記で説明した振動覚防止ボリュームリミッタをオンしてステップS24に移行する。なお、ステップS22に至ったとき、元々、可振動覚ボリュームリミッタがオン状態にあればステップS22では何もせずステップS24に移行する。
ステップS24では、スイッチ44が押されているか否かチェックし、押されていればステップS26に移行してベルト部の締付力を強くしてステップS28に移行する。一方、スイッチ44が押されていないことを検知するとステップS30に移行し、締付力を通常に戻してステップS28に移行する。
ステップS28では、加速度センサ86による図2の(B)から(A)への腕時計型送受話装置4の下降の有無をチェックし、下降検知があれば、ステップS12に移行して、テレビ電話状態に設定を戻す。一方、ステップS28で下降検知がなければ(軟骨伝導通話が継続されている限り通常はこの状態とである)ステップS32に移行し、通話が切断されたか否かチェックする。通話の切断がなければ、ステップS16に戻る。以下、ステップS32で通話断が検知されるまでは、ステップS12からステップS32が繰り返され、姿勢の変化に対応する軟骨伝導通話とテレビ電話の切換えを行う。また、スイッチ操作の有無に基づく締付力の変更を行う。一方ステップS32で通話断が検知されるとステップS36に移行する。
ステップS36では、腕時計型送受話装置4の主電源がオフされたか否かチェックし、主電源のオフがなければステップS6に戻り、以下ステップS36で主電源のオフが検知されない限り、ステップS6からステップS36を繰り返す。これに対しステップS36で主電源オフが検知されるとフローを終了する。
図7は、実施例1における腕時計型送受話装置4の制御部98の機能を別の機能を抽出して示したフローチャートである。図7のフローも、軟骨伝導に関する機能を中心に動作を抽出して図示しており、腕時計型送受話装置4には通常の腕時計機能をはじめとする図7のフローに表記していない制御部4の動作が存在する。図7では、軟骨伝導に関する機能の中でも特に、マイクの指向性制御、および携帯電話2との連携に関する機能等を抽出しており、図1から図5で説明した他の諸機能および図6で説明済みの機能についても、煩雑を避けるため図示と説明を省略している。各機能は、説明の都合上図6と図7に分離しているが、実際には図6と図7の機能を総合して実施することができる。
図7のフローは、腕時計型送受話装置4の主電源のオンでスタートし、ステップS862で初期立上および各部機能チェックを行うとともに腕時計表示部30における通常の時計表示をを開始する。次いでステップS864で図2から図4で示した使用法をスライドショーで表示する。使用法説明が終了するとステップS866に移行し、GPS部によるユーザの移動が検知されたか否かチェックする。
移動検知がなければステップS868に進み、腕時計型送受話装置4と携帯電話2の連携を確保するための予定タイミング(例えば5秒に1回)となったか否かチェックする。そして該当すればステップS870に移行する。一方、ステップS866でGPSによるユーザ移動が検知されるた場合は、直接ステップS870に移行する。ステップS870では、携帯電話が近距離通信圏外になったかどうかチェックし、通信圏内にあればステップS872に進む。 ステップS872では携帯電話との近距離通信を行い、定常的に腕時計表示部に表示されている腕時計型送受話装置4の電源状態をチェックして結果を携帯電話2に送信する。送信された情報は携帯電話で表示される。さらに、ステップS874で携帯電話の電源状態を示す情報を近距離通信で受信し、結果を腕時計表示部に表示してステップS876に移行する。一方ステップS868において予定タイミングでなれば直接ステップS876に移行する。
ステップS876では、近距離通信により携帯電話に着信があったか、または腕時計型送受話装置4の操作部6509の発呼操作に基づく相手からの応答があったかを検知する。これらのいずれかがあれば、携帯電話による相手との通話が開始されたことを意味するのでステップS878に進み、腕時計表示部における相手の顔の表示、カメラ部による自分の顔の撮像、スピーカによる気導音の発生をいずれもオンとするとともにマイクの指向性を腕時計手の甲側に設定してステップS880に移行する。なお、このとき軟骨伝導部はオフされている。このように通話の開始に当たってはまずテレビ電話状態が設定される。なお、通話がテレビ電話でなく音声だけであった場合は、上記における相手の顔の表示およびカメラ部のオンを省略する。
ステップS880では、加速度センサ86による図2の(A)から(B)への腕時計型送受話装置4の上昇検知の有無をチェックする。検知があればステップS882に移行し、腕時計表示部における相手の顔の表示、カメラ部による自分の顔の撮像、スピーカによる気導音の発生をいずれもオフとして代わりに軟骨伝導部をオンする。さらに、マイクの指向性を手の平側に設定してステップS884に移行する。
ステップS884では、加速度センサ86による図2の(B)から(A)への腕時計型送受話装置4の下降の有無をチェックし、下降検知があれば、ステップS878に移行して、テレビ電話状態に設定を戻す。一方、ステップS884で下降検知がなければ(軟骨伝導通話が継続されている限り通常はこの状態とである)ステップS886に移行し、通話が切断されたか否かチェックする。通話の切断がなければ、ステップS880に戻る。以下、ステップS886で通話断が検知されるまでは、ステップS878からステップS886が繰り返され、姿勢の変化に対応する軟骨伝導通話とテレビ電話の切換えを行う。一方ステップS886で通話断が検知されるとステップS888に移行する。また、ステップS876における通話開始の検知がなければ直接ステップS888に移行する。
ステップS888では、操作部6509による携帯電話捜索操作が行われたか否かチェックする。この操作は、例えば出かけるときに携帯電話が見当たらない時に行われる。その操作が行われるとステップS890に進み、近距離通信により携帯電話と通信し、携帯電話から着信音の発音(またはバイブレータの振動)を行わせるための指示信号を送信してステップS892に移行する。
一方、ステップS870において携帯電話が近距離通信圏外になったことが検知されるとステップS894に進み、携帯電話が不携帯状態であることを携行する表示を行ってステップS892に移行する。以上のような種々の手段により腕時計型送受話装置4と携帯電話2の連携が確保される。
ステップS892では、腕時計型送受話装置4の主電源がオフされたか否かチェックし、主電源のオフがなければステップS866に戻り、以下ステップS892で主電源のオフが検知されない限り、ステップS866からステップS892を繰り返す。これに対しステップS892で主電源オフが検知されるとフローを終了する。
以上の実施例1に示した種々の特徴の実施は、実施例1に限るものではなく、その利点を享受できる限り、他の実施例でも実施可能である。また、下記に例示するように、実施例1に示した種々の特徴は、種々変形して実施することが可能である。これらの変形は適宜組合せて実施することが可能であるとともに、一部変形前の状態と組み合わせて実施することも可能である。、
例えば、軟骨伝導振動源の振動は、ベルト部28の伝導帯41を通じて軟骨伝導振動源が設けられていない部分にも伝わるので伝導帯41の伝導効率が良いときは軟骨伝導振動源38および40のいずれかを省略してもよい。さらに、腕時計本体26の軟骨伝導振動源36の振動をベルト部28の伝導体に伝えるよう構成すれば軟骨伝導振動源38および40の両者を省略しても手首回りの広範囲から振動を伝達することができる。また、これとは逆に、腕時計本体26の裏側部分まで伝導体41を延長するよう構成し、軟骨伝導振動源38および40のいずれかまたは両者の振動をつたえるようにすれば、軟骨伝導振動源36を省略することも可能である。このように、実質的に手首回りの広範囲に軟骨伝導用の振動が伝えられる場合は軟骨伝導振動源を一つまたは少数にしてもよい。逆に、軟骨伝導振動源の数を実施例1よりも適宜増やして手首回りの広範囲からの軟骨伝導用の振動伝達を強化してもよい。
また、腕時計表示部30に表示されるスイッチ部44を採用するのに替え、ベルト部28における軟骨伝導振動源38または40に対応する位置に同様の機能を有するボタンを設けることも可能である。この場合でも、スイッチ部を押す動作が同時に軟骨伝導振動源38または40を手首に密着させる動作になる。なお、締付力の切換はこのように手動によらず、図6のステップS16で上昇加速度が検知されたときに自動的に締付力をアップするよう構成してもよい。このとき使用者が驚かないように、ステップS18においてスピーカをオフする前に「ベルトを締めます」との短い音声メッセージを入れるようにしても良い。さらに、簡単のためには、締付け機構を省略し、単にスイッチ部を押す動作で軟骨伝導振動源38または40を手首に密着させるようにしてもよい。この場合は、スイッチ部の機能は、軟骨伝導部の音声伝達用の振動をオンするために利用することができる。また、スイッチ部そのものを省略し、単に、軟骨伝導振動源が設けられている位置近傍を押すよう腕時計表示部30の表示部で案内するようにしてもよい。
さらに、実施例1は、手首周囲の出来るだけ広範囲から振動を伝達するように構成し、
振動伝達のための好適位置の個人差や、腕時計型送受話装置4の装着中の位置ずれなどを吸収するようにしている。これに対し、別の実施例として、効果の高い振動伝達ポイントを個人別に測定し、最適位置に振動を集中するよう構成することも可能である。なお、この場合でも、使用中のずれを考慮し、集中すべき伝達域について若干の広がりを考慮する。
さらに、実施例1における指向性可変マイク46に代えて、手の甲側の音も手の平側からの音も拾うことができる広角マイクを採用することも可能である。
振動伝
本発明は、腕時計型の送受話装置に適用することができる。
28、30 41 装着部分
36、38、40 軟骨伝導振動源
32 スピーカ
46 指向性可変マイク
98 制御部
28 ベルト部
26 時計本体部
41 伝達部
42 調節手段
96 リミッタ
52、54 緩衝帯

Claims (21)

  1. 手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、スピーカと、指向性可変マイクと、前記軟骨伝導振動源を使用するか前記スピーカを使用するかで前記指向性可変マイクの指向性を切換える制御部とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置。
  2. 前記制御部は、前記スピーカが使用されるときは前記指向性可変マイクの指向性を手の甲側とするとともに前記軟骨伝導振動源が使用されるときは前記指向性可変マイクの指向性を手の平側とすることを特徴とする請求項1記載の腕時計型送受話装置。
  3. 前記装着部が装着された手を耳軟骨に接触させる使用方法の説明情報とともに提供されることを特徴とする請求項1または2記載の腕時計型送受話装置。
  4. 前記装着部分は、手首に巻きつけるベルト部であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  5. 前記装着部分は、時計機能を有する時計本体部であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  6. 前記軟骨伝導振動源の振動を手首周りに伝達する伝達部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  7. 手首周りへの締付力を調節する調節手段を有し、前記調節手段は前記軟骨伝導振動源が使用されるときに前記締付力を強化することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  8. 前記軟骨伝導振動源は着信バイブレータの振動源として共用され、軟骨伝導のために振動するときは振動覚を起こす低周波数域の振動成分がカットされることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  9. 着信バイブレータのために振動するときは可聴音周波数域の振動成分がカットされることを特徴とする請求項8記載の腕時計型送受話装置。
  10. 軟骨伝導のために振動するときは振動覚を起こす限度以上の振動を禁止するリミッタを設けたことを特徴とする請求項8または9記載の腕時計型送受話装置。
  11. 手首周りの方向について前記軟骨伝導振動源と前記指向性可変マイクとの間に振動の伝達を防止する緩衝帯を設けたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  12. 手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、前記装着部が装着された手を耳軟骨に接触させる使用方法の説明情報の提供手段とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置。
  13. 前記提供手段は、送受話方法の情報を表示する手段であることを特徴とする請求項12記際の腕時計型送受話装置。
  14. 前記提供手段は、送受話方法の情報を有する取扱説明媒体であることを特徴とする請求項12または13記載の腕時計型送受話装置。
  15. 前記提供手段は、送受話方法の情報を有する広告媒体であることを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の腕時計型送受話装置。
  16. 手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、前記軟骨伝導振動源の振動を手首周りに伝達する伝達部とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置。
  17. 手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、手首周りへの締付力を調節する調節手段とを有し、前記調節手段は前記軟骨伝導振動源が使用されるときに前記締付力を強化することを特徴とする腕時計型送受話装置。
  18. 手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源を有し、前記軟骨伝導振動源は着信バイブレータの振動源として共用され、軟骨伝導のために振動するときは振動覚を起こす低周波数域の振動成分がカットされることを特徴とする腕時計型送受話装置。
  19. 着信バイブレータのために振動するときは可聴音周波数域の振動成分がカットされることを特徴とする請求項18記載の腕時計型送受話装置。
  20. 軟骨伝導のために振動するときは振動覚を起こす限度以上の振動を禁止するリミッタを設けたことを特徴とする請求項18または19記載の腕時計型送受話装置。
  21. 手首への装着部分と、前記装着部分に設けられた軟骨伝導振動源と、マイクと、手首周りの方向について前記軟骨伝導振動源と前記マイクとの間に振動の伝達を防止する緩衝帯とを有することを特徴とする腕時計型送受話装置。
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