JP2015078332A - インキ組成物及び転写シート - Google Patents

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Abstract

【課題】耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れ、しかも絵柄の鮮明性に優れた転写シートの形成を可能とするインキ組成物を提供する。
【解決手段】基体シート10上に絵柄層22を有する転写シート1の前記絵柄層の形成のために用いられるインキ組成物であって、バインダ樹脂を含み、前記バインダ樹脂が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂と、を含むインキ組成物。前記インキ組成物を用いて作成された転写シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、転写シートに用いられるインキ組成物、及びそれを用いて形成された転写シートに関する。
例えば転写シートの絵柄層に用いられるインキ組成物は、一般に、色料、バインダ樹脂、溶剤、及び補助剤を構成成分として備えている。バインダ樹脂としては、1液型のものや2液型のものが広く用いられている。1液型のバインダ樹脂は、取り扱いが比較的容易であるけれども、耐熱性があまり高くないという欠点がある。このため、1液型のバインダ樹脂を含むインキ組成物を用いて作成された転写シートを用いて、例えば成形同時転写法を利用して成形品の表面に絵柄層を転写しようとすれば、射出成型時にゲート位置にインキ流れが生じる場合がある。このような課題は、例えば熱転写法を利用する場合にも同様に生じ得る。一方、2液型のバインダ樹脂であれば耐熱性は改善されるが、タック性が強いため、成形時の箔切れが悪くなったりブロッキングが生じたりする可能性がある。
ブロッキング抑制の観点からは、例えば特開2011−252122号公報(特許文献1)に開示されるように、シリカ等の無機物を添加したインキ組成物も知られている。しかしながら、インキ組成物中に無機物を添加すれば、インキ自体の鮮明性が損なわれてしまうため、透明感の高い鮮やかな絵柄を表現することが困難となる。
特開2011−252122号公報
そこで、耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れ、しかも絵柄の鮮明性に優れた転写シートの形成を可能とするインキ組成物の実現が望まれる。また、耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れた転写シートの実現が望まれる。
本発明に係るインキ組成物は、
基体シート上に絵柄層を有する転写シートの前記絵柄層の形成のために用いられるインキ組成物であって、
バインダ樹脂を含み、
前記バインダ樹脂が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂と、を含む。
本発明者らの検討によれば、バインダ樹脂としてアクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂を含むものを用いることで、タック性を改善できることが明らかになった。よって、ブロッキングを抑制するとともに、成形時の箔切れを改善することができる。さらに、シリカ等の無機物を添加することなくブロッキングを抑制できるので、透明感の高い鮮やかな絵柄を表現することができる。従って、耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れ、しかも絵柄の鮮明性に優れた転写シートの形成を可能とするインキ組成物を実現することができる。
以下、本発明に係るインキ組成物の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
1つの態様として、前記アクリル樹脂の、水酸基価が20mgKOH/g以上90mgKOH/g以下であり、酸価が20mgKOH/g以上100mgKOH/g以下であると好適である。
この構成によれば、インキ組成物中における色料の分散性を向上させることができる。よって、絵柄の鮮明性を向上させることができる。
1つの態様として、前記アクリル樹脂の、水酸基価が30mgKOH/g以上70mgKOH/g以下であり、酸価が30mgKOH/g以上70mgKOH/g以下であると好適である。
この構成によれば、インキ組成物中における色料の分散性をさらに向上させることができる。よって、絵柄の鮮明性をさらに向上させることができる。
1つの態様として、前記ウレタン変性アクリル樹脂のガラス転移点が50℃以上110℃以下であると好適である。
この構成によれば、被転写体に対する絵柄層の密着性を向上させることができる。
1つの態様として、前記ウレタン変性アクリル樹脂のガラス転移点が60℃以上90℃以下であると好適である。
この構成によれば、被転写体に対する絵柄層の密着性をさらに向上させることができる。
1つの態様として、前記バインダ樹脂中の前記混合樹脂が、ウレタン樹脂をさらに含むと好適である。
この構成によれば、絵柄層の耐熱性を向上させることができる。よって、例えば熱転写法や成形同時転写法を利用して被転写体の表面に絵柄層を転写する場合において、熱転写時や射出成型時のインキ流れを抑制することができる。また、絵柄層の伸縮性を向上させることができるので、クラック等の発生を抑制することができる。
本発明は、転写シートが絵柄層を有さない場合にも、少なくとも耐ブロッキング性及び成形時の箔切れを改善することを目的として利用され得る。例えば、転写シートが絵柄層以外の他の機能を有する機能層と接着層とを有する場合には、接着層の形成のために用いられるインキ組成物に、本発明を適用することができる。
そのようなインキ組成物は、
基体シート上に機能層と接着層とを有する転写シートの前記接着層の形成のために用いられるインキ組成物であって、
バインダ樹脂を含み、
前記バインダ樹脂が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂と、を含む。
本発明者らの検討によれば、バインダ樹脂としてアクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂を含むものを用いることで、タック性を改善できることが明らかになった。よって、ブロッキングを抑制するとともに、成形時の箔切れを改善することができる。従って、耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れた転写シートの形成を可能とするインキ組成物を実現することができる。
なお、転写シートの接着層の形成のために用いられるインキ組成物にも、上述した絵柄層の形成のために用いられるインキ組成物の好適な態様例として挙げたいくつかの付加的技術を組み込むことができる。この場合、それぞれの付加的技術に対応する作用効果を得ることができる。
本発明に係る転写シートは、上述したインキ組成物を用いて作成される。
この構成によれば、耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れた転写シートを実現することができる。さらに、上述したインキ組成物を絵柄層の形成のために用いる場合には、耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに加えて、さらに絵柄の鮮明性にも優れた転写シートを実現することができる。
実施形態に係る転写シートの模式断面図 転写シートの別態様を示す模式断面図 転写シートの別態様を示す模式断面図
本発明に係るインキ組成物及び転写シートの実施形態について説明する。本実施形態では、基体シート10の上に設けられた転写層20が絵柄層22(機能層の一例)を有する加飾シート1(転写シートの一例)に、本発明を適用した例について説明する。なお、以下の説明で参照する図面においては、図示の容易化や理解の容易化等の観点から、便宜上、縮尺や上下左右の寸法比率等が実際の製品とは異なる場合がある。また、以下の説明において、「%」又は「部」で表される量は、特に明記しない限り、重量基準での量(「重量%」又は「重量部」)を表すものとする。
加飾シート1は、被加飾体(被転写体の一例)に対して絵柄層22を含む転写層20を転写することにより、被加飾体の表面に絵柄を付与して当該被加飾体を加飾するためのものである。なお、被加飾体の材質としては、例えば各種合成樹脂、金属、ガラス、木材等を例示することができる。被加飾体への転写層20の転写は、例えば公知の熱転写法や成形同時転写法等によって行うことができる。
図1に示すように、加飾シート1は、基体シート10と、この基体シート10の上に設けられた転写層20とを備えている。基体シート10は、その上に転写層20を支持するシート体である。基体シート10は、例えばポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、オレフィン樹脂、ウレタン樹脂、及びアクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂等の合成樹脂を用いて構成される。これらの樹脂の共重合体や混合物を用いて構成されても良い。また、基体シート10は、単層シートとして構成されても良いし、複数の単層シートを積層してなる積層シートとして構成されても良い。
転写層20は、基体シート10の片面に設けられて、当該基体シート10から被加飾体の表面に転写される層である。本実施形態では、転写層20は、絵柄層22と接着層24とを有する。絵柄層22と接着層24とは、基体シート10の側から記載の順に積層されている。すなわち、本実施形態に係る加飾シート1は、基体シート10と、この基体シート10の上に設けられた絵柄層22と、この絵柄層22の上に設けられた接着層24とを備える。
絵柄層22は、文字や絵柄、金属光沢等を表現するための層である。本実施形態では、絵柄層22は着色インキを含んで構成されている。この着色インキは、後述するインキ組成物を用いて形成されている。絵柄層22は、例えばオフセット印刷法、グラビア印刷法、及びスクリーン印刷法等の印刷法により形成することができる。特に、多色刷りや階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラビア印刷法が適している。また、単色刷りの場合等には、例えばグラビアコート法、ロールコート法、及びコンマコート法等のコート法を採用することもできる。
接着層24は、被加飾体と絵柄層22との接着性を向上させるための層である。接着層24を構成する材料としては、被転写体の材質に応じた感熱性樹脂又は感圧性樹脂等を適宜用いることができる。例えばアクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、及びポリアミド樹脂等を用いることができる。接着層24は、絵柄層22と同様に、各種の印刷法や各種のコート法等により形成することができる。
なお、基体シート10と転写層20との間に、離型層がさらに備えられても良い。この離型層は、基体シート10からの転写層20の剥離性を向上させるための層である。離型層は、転写時に基体シート10側に残留するように設けられても良いし、基体シート10から分離して転写層20の外表面を形成するように設けられても良い。離型層を構成する材料としては、例えばメラミン樹脂、セルロース誘導体、尿素樹脂、ポリオレフィン樹脂、パラフィン樹脂、及びこれらの複合物等を用いることができる。離型層は、絵柄層22や接着層24と同様に、各種の印刷法や各種のコート法等により形成することができる。
本実施形態に係る加飾シート1の絵柄層22は、特定の組成を有するインキ組成物を用いて形成されている。このインキ組成物は、基本構成として、色料、バインダ樹脂、溶剤、及び補助剤を構成成分として備えている。
色料(着色剤)としては、加飾目的に応じた色の顔料又は染料を用いることができる。顔料としては、例えばキナクリドン系、アントラキノン系、ジケトピロロピロール系、イソインドリノン系、モノアゾ系、縮合アゾ系、ナフトール系、アントラピリミジン系、キノフタロン系、ピラゾロン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、フタロシアニン系等の有機顔料;ニッケルジオキシンイエロー、銅アゾメチンイエロー等の金属錯体;酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛等の金属酸化物;硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の金属塩;カーボンブラック、アルミニウム、雲母等の無機顔料等を例示することができる。染料としては、アゾ系、キノリン系、チアゾール系、インジゴイド系、アントラキノン系、オキサジン系等を例示することができる。これらの中では、耐光性及び耐候性に優れたものを好適に用いることができる。
バインダ樹脂としては、一般的には、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、セルロースエステル樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエーテル樹脂等が用いられる。なお、2液型のものに関しては、それぞれの特性に応じた硬化剤が併用される。
これに対して、本実施形態に係るインキ組成物は、少なくとも硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との2種混合樹脂とを含むバインダ樹脂を用いる。このバインダ樹脂はウレタン樹脂をさらに含むことが好ましく、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との3種混合樹脂とを含む2液型のバインダ樹脂を用いることが好ましい。本実施形態では、バインダ樹脂として、硬化剤と3種混合樹脂とを含むものを用いる。なお、このようなバインダ樹脂を用いることで、本実施形態では、環境負荷物質の1つであるハロゲン原子を含有しないハロゲンフリーのインキ組成物が実現されている。
硬化剤としては、本実施形態ではイソシアネートを用いる。より具体的には、本実施形態では、硬化剤として多官能イソシアネートを用いる。多官能イソシアネートとは、1つのイソシアネート化合物中に2つ以上のイソシアネート基を有する化合物を表す。このような多官能イソシアネートとしては、例えばジフェニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ヘプタンジイソシアネート、ジメチルベンゾルジイソシアネート、ジメチルナフタレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ニトロトリフェニルメタンジイソシアネート、メチルベンゾルトリイソシアネート、リジントリイソシアネート、及びナフタレントリイソシアネート等を例示することができる。
アクリル樹脂は、例えば(メタ)アクリル酸エステルを主成分として、これに(メタ)アクリル酸、スチレン、アクリルアミド、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、及びアクリロニトリル等の各種モノマーを共重合させて得ることができる。このとき、共重合組成や分子量を適宜設定することにより、軟化点やガラス転移点(Tg)、溶剤への溶解性等に関して、幅広い特性が得られる。アクリル樹脂は、水酸基を含有することが好ましい。このような水酸基含有アクリル樹脂は、上記モノマーとして、例えばアクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル等の水酸基含有モノマーを用いて得ることができる。本実施形態では、アクリル樹脂として、水酸基含有アクリル樹脂を用いる。
水酸基含有アクリル樹脂の分子量(重量平均分子量)は、特に限定されないが、好ましくは10000〜80000であり、さらに好ましくは15000〜60000であり、特に好ましくは20000〜40000である。また、水酸基含有アクリル樹脂のガラス転移点は、特に限定されないが、好ましくは50℃〜130℃であり、さらに好ましくは60℃〜100℃であり、特に好ましくは65℃〜80℃である。また、3種混合樹脂中における水酸基含有アクリル樹脂の含有量は、特に限定されないが、好ましくは15%〜85%であり、さらに好ましくは35%〜80%であり、特に好ましくは50%〜70%である。
水酸基含有アクリル樹脂の水酸基価は、特に限定されないが、好ましくは20mgKOH/g〜90mgKOH/gであり、さらに好ましくは30mgKOH/g〜70mgKOH/gであり、特に好ましくは35mgKOH/g〜50mgKOH/gである。また、水酸基含有アクリル樹脂の酸価は、特に限定されないが、好ましくは20mgKOH/g〜100mgKOH/gであり、さらに好ましくは30mgKOH/g〜70mgKOH/gであり、特に好ましくは40mgKOH/g〜60mgKOH/gである。なお、水酸基価(ヒドロキシル価)とは、樹脂1gをアセチル化したとき、水酸基と結合した酢酸を中和するために必要な水酸化カリウムのmg数である。また、酸価とは、樹脂1g中に含有される遊離酸や樹脂酸等を中和するために必要な水酸化カリウムのmg数である。水酸基価や酸価は、JIS K0070に規定された測定方法に準拠して得ることができる。
ウレタン樹脂は、例えばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、エポキシ樹脂等と、多官能イソシアネートとを反応させて得ることができる。本実施形態で用いるウレタン樹脂は、熱硬化性のウレタン樹脂である。主剤と硬化剤との組み合わせを適宜設定することにより、硬度や柔軟性等に関して、幅広い特性が得られる。
ウレタン樹脂の分子量(重量平均分子量)は、特に限定されないが、好ましくは5000〜80000であり、さらに好ましくは10000〜60000であり、特に好ましくは15000〜40000である。また、ウレタン樹脂のガラス転移点は、特に限定されないが、好ましくは−80℃〜0℃であり、さらに好ましくは−60℃〜−20℃であり、特に好ましくは−50℃〜−30℃である。また、3種混合樹脂中におけるウレタン樹脂の含有量は、特に限定されないが、好ましくは5%〜35%であり、さらに好ましくは7%〜25%であり、特に好ましくは10%〜20%である。
ウレタン変性アクリル樹脂は、樹脂中にウレタン結合を有するアクリル樹脂である。ウレタン変性アクリル樹脂は、例えば上述した各種のアクリル樹脂とイソシアネートとを反応させて得ることができる。
ウレタン変性アクリル樹脂の分子量(重量平均分子量)は、特に限定されないが、好ましくは10000〜150000であり、さらに好ましくは40000〜100000であり、特に好ましくは60000〜80000である。ウレタン変性アクリル樹脂のガラス転移点は、特に限定されないが、好ましくは50℃〜110℃であり、さらに好ましくは60℃〜100℃であり、特に好ましくは65℃〜80℃である。また、3種混合樹脂中におけるウレタン変性アクリル樹脂の含有量は、特に限定されないが、好ましくは10%〜50%であり、さらに好ましくは15%〜30%であり、特に好ましくは20%〜27%である。
3種混合樹脂中における水酸基含有アクリル樹脂の含有量とウレタン変性アクリル樹脂の含有量との含有比(水酸基含有アクリル樹脂:ウレタン変性アクリル樹脂)は、特に限定されないが、好ましくは10:1〜1:3であり、さらに好ましくは5:1〜1:1であり、特に好ましくは3:1〜2:1である。
溶剤としては、本実施形態では、例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類;エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルキレングリコールモノアルキルエーテル;n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族又は脂環式炭化水素;酢酸エチル、酢酸プロピル等のエステル類等を用いることができる。一般的には、トルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素や、アセトン、メチルエチルケトン(MEK)等のケトン類も溶剤として広く使用される。しかし、本実施形態では、浮遊性粒子状物質や光化学オキシダントによる大気汚染等の原因となり得る主要な揮発性有機化合物(VOC)である芳香族系炭化水素やケトン類を使用しない。これにより、環境に対して低負荷なインキ組成物が実現されている。
補助剤は、必要に応じてインキ組成物に種々の機能を付与するために任意に添加される。このような補助剤としては、例えばレベリング剤、消泡剤、艶消剤、ワックス、剥離調整剤、帯電防止剤、光安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、粘度調整剤、光増感剤等を用いることができる。
なお、本実施形態では、インキ組成物は、補助剤として例えばシリカ等の無機物からなるブロッキング防止剤を含んでいない。これは、バインダ樹脂としてアクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂(本実施形態ではさらにウレタン樹脂を含む混合樹脂)を含むものを用いることで、タック性を改善できることが明らかになったからである。すなわち、耐熱性を向上させるために2液型のバインダ樹脂を用いながらも、バインダ樹脂の組成を特定の組成とすることでタック性が改善されることが明らかになったためである。タック性が改善されることで、ブロッキングを抑制するとともに、成形時の箔切れを改善することができる。
このとき、従来から用いられているシリカ等の無機物からなるブロッキング防止剤が含有されないので、インキ自体の鮮明性が損なわれてしまうことがない。よって、透明感の高い鮮やかな絵柄を表現することができる。従って、本実施形態に係るインキ組成物を用いて絵柄層22を形成することで、耐熱性、耐ブロッキング性、及び成形時の箔切れに優れ、しかも絵柄層22における絵柄の鮮明性に優れた加飾シート1を実現することができる。
以下、実施例及び比較例を示して、本実施形態に係るインキ組成物及びそれを用いた転写シートについて、より詳細に説明する。但し、本発明はこれらの実施例に限定される訳ではない。
[実施例1]
<絵柄インキの作成>
以下に示す第1樹脂と第2樹脂とを用いて、絵柄インキを合成した。
第1樹脂:イソシアネート(日本ポリウレタン社製、商品名:コロネートHL)
第2樹脂:アクリル樹脂(和信化学工業社製、商品名:RB−26)
+ウレタン樹脂(荒川化学工業社製、商品名:KL−593)
+ウレタン変性アクリル樹脂(日立化成社製、商品名:AD−170)
ここで、アクリル樹脂としては、水酸基価が40mgKOH/gであり、酸価が50mgKOH/gのものを用いた。また、ウレタン変性アクリル樹脂としては、ガラス転移点が70℃のものを用いた。また、第2樹脂中におけるウレタン樹脂の含有量を15%とし、ウレタン変性アクリル樹脂の含有量を25%とした(残余はアクリル樹脂である)。絵柄インキは、第1樹脂と第2樹脂とを、第1樹脂7部に対して第2樹脂100部の配合比で混合し、25℃で15分間攪拌することにより合成した。
<転写シートの作成>
基体シート10として、厚み50μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用意した。この基体シート10の上に、上記の絵柄インキを用いて、グラビア印刷法により、厚みが2μmの絵柄層22を形成した。次に、絵柄層22の上にアクリル樹脂からなる接着インキを用いて、グラビア印刷法により、厚みが1μmの接着層24を形成した。このようにして、加飾シート1を作成した。
<加飾成形品の作成>
上記のようにして作成した加飾シート1を金型内に配置して、インモールド成形を行い、射出樹脂と加飾シート1とを一体化させた。冷却後、樹脂製の被加飾体から基体シート10を剥離して、被加飾体の表面に接着層24と絵柄層22とが積層された加飾成形品を得た。
[実施例2]
実施例1の絵柄インキにおいて、アクリル樹脂として、水酸基価が100mgKOH/gであり、酸価が50mgKOH/gのものを用いたこと以外は実施例1と同様にして、絵柄インキを合成した。この絵柄インキを用いて実施例1と同様にして加飾シート1を作成し、さらにその加飾シート1を用いて実施例1と同様にして加飾成形品を得た。
[実施例3]
実施例1の絵柄インキにおいて、ウレタン変性アクリル樹脂としては、ガラス転移点が30℃のものを用いたこと以外は実施例1と同様にして、絵柄インキを合成した。この絵柄インキを用いて実施例1と同様にして加飾シート1を作成し、さらにその加飾シート1を用いて実施例1と同様にして加飾成形品を得た。
[実施例4]
実施例1の絵柄インキにおいて、第2樹脂にウレタン樹脂を添加せず、第2樹脂をアクリル樹脂及びウレタン変性アクリル樹脂のみで構成したこと以外は実施例1と同様にして、絵柄インキを合成した。この絵柄インキを用いて実施例1と同様にして加飾シート1を作成し、さらにその加飾シート1を用いて実施例1と同様にして加飾成形品を得た。
[比較例1]
実施例1の絵柄インキにおいて、第2樹脂にウレタン変性アクリル樹脂を添加せず、第2樹脂をアクリル樹脂及びウレタン樹脂のみで構成したこと以外は実施例1と同様にして、絵柄インキを合成した。この絵柄インキを用いて実施例1と同様にして加飾シート1を作成し、さらにその加飾シート1を用いて実施例1と同様にして加飾成形品を得た。
[転写特性の評価]
実施例1〜4及び比較例1によってそれぞれ得られた加飾シート1及び加飾成形品について、転写特性の評価を行った。評価項目は、耐ブロッキング性、耐箔バリ性、透明性、密着性、耐熱性、及び耐クラック性とした。各項目についての評価基準は、以下のとおりである。
<1>耐ブロッキング性
加飾シート1における絵柄層22及び接着層24の耐ブロッキング性についての評価を行った。それぞれの加飾成形品についての耐ブロッキング性評価は、JIS K5701−1の6.2.2に記載されている試験法に準拠して行った。
−評価基準−
A:複数の加飾シート1を重ね合わせて1枚ずつ剥がし取ったとき、各加飾シート1において絵柄層22と接着層24との間での剥離は確認されなかった
X:複数の加飾シート1を重ね合わせて1枚ずつ剥がし取ったとき、少なくとも一部の加飾シート1において絵柄層22と接着層24との間での剥離が確認された
<2>耐箔バリ性
箔バリ試験用入れ子を備える金型内に加飾シート1を配置してインモールド成形を行い、射出樹脂と加飾シート1とを一体化した。冷却後、樹脂製の被加飾体から基体シート10を剥離して、被加飾体の表面に接着層24と絵柄層22とが積層された加飾成形品を得た。なお、箔バリ試験用入れ子は、中央に円柱状の突起を4つ(2行×2列)備えた縦6cm×横4cm×厚み1.5mmの平板である。円柱状の突起は、加飾成形品に空孔を形成するためのものであり、10mmの直径を有するとともに離間距離が10mmとなるように設けてある。
加飾成形品に形成された4つの空孔部分を目視により観察し、各空孔部分に接着層24及び絵柄層22がどの程度付着しているかを測定した。それぞれの加飾成形品について、付着判定結果に基づくレベル分けを行った後、耐箔バリ性についての評価を行った。なお、付着判定においては、接着層24及び絵柄層22が加飾成形品の各空孔の1/4以上を占める範囲に付着している場合に、当該空孔について“付着している”と判定し、それ未満の場合は付着していないと判定した。
−レベル分け−
レベル0:いずれの空孔にも箔は付着していない
レベル1:1つの空孔に箔が付着している
レベル2:2つの空孔に箔が付着している
レベル3:3つの空孔に箔が付着している
レベル4:4つの空孔に箔が付着している
−評価基準−
A:レベル0〜レベル1
B:レベル2〜レベル3
X:レベル4
<3>透明性
ヘイズ値に基づいて、透明性についての評価を行った。ヘイズ値は、JIS K7136に記載されている試験法に準拠して測定した。それぞれの加飾成形品について、得られたヘイズ値に基づいて、加飾シート1の透明性を評価した。
−評価基準−
A:ヘイズ値1.2未満
B:ヘイズ値1.2以上2.0未満
X:ヘイズ値2.0以上
<4>密着性
加飾シート1における絵柄層22と接着層24との間の密着性についての評価を行った。密着性の測定は、JIS K5600に記載されている試験法に準拠して行った。それぞれの加飾成形品について、はがれ状態判定結果に基づくレベル分けを行った後、密着性についての評価を行った。
−レベル分け−
レベル0:クロスカット後の加飾シート1のカットの縁が完全に滑らかであり、どの格子の目にも剥がれがない状態を示している
レベル1:クロスカット後の加飾シート1において、カットの交差点に塗膜の小さな剥がれが観察でき、クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を超えることはない状態を示している
レベル2:クロスカット後の加飾シート1において、塗膜がカットの縁に沿って、及び/又は交差点において剥がれており、クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に5%を超えるが15%を超えることはない状態を示している
レベル3:クロスカット後の加飾シート1において、塗膜がカットの縁に沿って部分的又は全面的に大きな剥がれを生じており、及び/又は目のいろいろな部分が部分的又は全面的に剥がれ、クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に15%を超えるが35%を超えることはない状態を示している
レベル4:クロスカット後の加飾シート1において、塗膜がカットの縁に沿って部分的又は全面的に大きな剥がれを生じており、及び/又は数ヶ所の目が部分的又は全面的に剥がれ、クロスカット部分で影響を受けるのは、明確に35%を上回ることはない状態を示している
レベル5:クロスカット後の加飾シート1において、レベル4でも分類できない剥がれの程度を示している
−評価基準−
A:レベル0〜レベル1
B:レベル2〜レベル3
X:レベル4〜レベル5
<5>耐熱性
インキ流れの発生の有無に基づいて、耐熱性についての評価を行った。加飾成形品の絵柄層22の表面におけるインキ流れの観察は、キーエンス株式会社製のマイクロスコープ(商品名:Digital Microscope、型番:VHX−900)を用いて行った。
−評価基準−
A:ホールは確認されなかった、又は、直径5mm未満のホールが確認された
B:直径5mm以上6mm以下のホールが確認された
X:直径6mmを越えるホールが確認された
<6>耐クラック性
それぞれの加飾成形品について、耐クラック性の評価を行った。耐クラック性評価は、3cm×15cmの短冊状に形成した加飾シート1を、島津製作所製の引張り試験機(商品名:オートグラフ、型番:AGS−X)を用いて伸び率が20%になるように引っ張った後、表面を目視で観察することによって行った。
−評価基準−
A:クラックは確認されなかった
B:10cm2あたり1本〜3本のクラックが確認された
X:10cm2あたり4本以上のクラックが確認された
以上の各評価試験の結果を、表1に示す。
Figure 2015078332
表1に示される結果から、以下の事項が確認された。
比較例1の結果と実施例1〜4の結果とを比較すれば、絵柄インキ中の第2樹脂がアクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂を含むことで、耐ブロッキング性、耐箔バリ性、及び透明性に優れた加飾シート1を得られることが確認された。なお、実施例1〜4の結果を参照すれば、加飾シート1における絵柄層22と接着層24との密着性は、いずれも良好であった。この場合において、実施例1,4の結果と実施例2,3の結果とを比較すれば、水酸基価が40mgKOH/gであり、酸価が50mgKOH/gのアクリル樹脂を用いるとともに、ガラス転移点が70℃のウレタン変性アクリル樹脂を用いることで、加飾シート1の耐ブロッキング性、耐箔バリ性、透明性、及び密着性が非常に優れたものとなることが確認された。
実施例4の結果と実施例1〜3の結果とを比較すれば、絵柄インキ中の第2樹脂がさらにウレタン樹脂を含むことで、耐ブロッキング性、耐箔バリ性、及び透明性に優れ、かつ、耐熱性及び耐クラック性にも優れた加飾シート1を得られることが確認された。なお、加飾シート1における絵柄層22と接着層24との密着性は、ウレタン樹脂の有無によらずに、いずれも良好であった。この場合において、実施例1の結果と実施例2,3の結果とを比較すれば、水酸基価が40mgKOH/gであり、酸価が50mgKOH/gのアクリル樹脂を用いるとともに、ガラス転移点が70℃のウレタン変性アクリル樹脂を用いることで、加飾シート1の耐ブロッキング性、耐箔バリ性、透明性、密着性、耐熱性、及び耐クラック性の全てが、非常に優れたものとなることが確認された。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係るインキ組成物及び転写シートの、その他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態では、転写シートの一例としての加飾シート1において、絵柄層22の形成のために用いられるインキ組成物に本発明を適用した例について説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば転写シートの一例としての保護シート2に本発明を適用しても良い。保護シート2は、例えば図2に示すように、基体シート10の上に設けられる転写層20が、保護層(ハードコート層)26とアンカー層28と接着層24とを有するものとすることができる。保護層26とアンカー層28と接着層24とは、基体シート10の側から記載の順に積層されて良い。なお、保護層26は表面強度を向上させて耐擦傷性を付与するための機能層であり、アンカー層28は層間密着性を向上させるための機能層である。このような保護シート2において、接着インキに含まれるバインダ樹脂が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂とを含んでも良い。この場合であっても、少なくとも耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れた保護シート2を実現することができる。
(2)或いは、例えば加飾シート1及び保護シート2の両方の機能を兼ね備えた保護加飾シート3(転写シートの一例)に、本発明を適用しても良い。保護加飾シート3は、例えば図3に示すように、基体シート10の上に設けられる転写層20が、保護層26とアンカー層28と絵柄層22と接着層24とを有するものとすることができる。保護層26とアンカー層28と絵柄層22と接着層24とは、基体シート10の側から記載の順に積層されて良い。このような保護加飾シート3において、絵柄インキに含まれるバインダ樹脂及び接着インキに含まれるバインダ樹脂の少なくとも一方が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂とを含んでも良い。この場合であっても、少なくとも耐ブロッキング性及び成形時の箔切れに優れた保護加飾シート3を実現することができる。また、絵柄インキが上記の混合樹脂を含む場合には、さらに絵柄の鮮明性に優れた保護加飾シート3を実現することができる。
(3)その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態及びそれを具体化した実施例は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、上述した実施形態及び実施例に基づき、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。従って、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、転写シートに用いられるインキ組成物に利用することができる。
1 加飾シート(転写シート)
2 保護シート(転写シート)
3 保護加飾シート(転写シート)
10 基体シート
20 転写層
22 絵柄層(機能層)
24 接着層
26 ハードコート層(機能層)
28 アンカー層(機能層)

Claims (8)

  1. 基体シート上に絵柄層を有する転写シートの前記絵柄層の形成のために用いられるインキ組成物であって、
    バインダ樹脂を含み、
    前記バインダ樹脂が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂と、を含むインキ組成物。
  2. 前記アクリル樹脂の、水酸基価が20mgKOH/g以上90mgKOH/g以下であり、酸価が20mgKOH/g以上100mgKOH/g以下である請求項1に記載のインキ組成物。
  3. 前記アクリル樹脂の、水酸基価が30mgKOH/g以上70mgKOH/g以下であり、酸価が30mgKOH/g以上70mgKOH/g以下である請求項2に記載のインキ組成物。
  4. 前記ウレタン変性アクリル樹脂のガラス転移点が50℃以上110℃以下である請求項1から3のいずれか一項に記載のインキ組成物。
  5. 前記ウレタン変性アクリル樹脂のガラス転移点が60℃以上90℃以下である請求項4に記載のインキ組成物。
  6. 前記バインダ樹脂中の前記混合樹脂が、ウレタン樹脂をさらに含む請求項1から5のいずれか一項に記載のインキ組成物。
  7. 基体シート上に機能層と接着層とを有する転写シートの前記接着層の形成のために用いられるインキ組成物であって、
    バインダ樹脂を含み、
    前記バインダ樹脂が、硬化剤と、アクリル樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との混合樹脂と、を含むインキ組成物。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のインキ組成物を用いて作成された転写シート。
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