JP2015077876A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のヘッドアップディスプレイに表示されるAR画像の表示範囲を適切に制御する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、運転者の視線方向と自車両の速度とを検知し、検知された視線方向と車速とに応じて、AR(拡張現実)画像を表示するための車両の前方における表示対象範囲を決定する。車両の前方に存在する対象物(100〜107)のうち、決定した表示対象範囲に含まれる対象物(100〜102)に関する情報を特定する。そして、車両の運転者の前方の運転視界に重畳して画像を映し出すディスプレイに、特定された情報に基づくAR画像(200〜202)を、対応する対象物(100〜102)の実風景に対応付けた位置で表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の運転者の運転視界における実風景に画像を重畳して表示する車両用のヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来、車両の運転者に施設等の情報を提供する形態として、運転者の運転視界内に存在する施設に関する情報を、車両のフロントウィンドウ付近に設けられたヘッドアップディスプレイに、施設の実風景と重なるように表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−208158号公報
この種の拡張現実(AR:Augmented Reality)を適用した技術によって、実風景に拡張現実の画像(以下、AR画像とも称する)を付加することで、運転者にとって有効な情報提供が可能になる。その一方で、AR画像が過剰に表示されると、運転の妨げとなったり、運転者が煩わしさを感じるおそれがある。そのため、AR画像が過剰に表示されないための工夫が求められる。
この点について、例えば、運転者の視線の方向や、車両の速度による運転視界を流れる風景の速さ等の状況によって、運転視界において運転者がAR画像を認識しやすい場所が異なることが考えられる。例えば、運転者が視線を向けている方向にある対象物を認識しやすかったり、車両の速度が高いときには、近くよりも遠くにある対象物を認識しやすかったりする。運転者にとって認識しやすい場所にある対象物に付加されるAR情報は、運転者にとって有用な情報源となり得る。しかしながら、運転者にとって認識しやすい場所から外れた対象物に付加されるAR情報は、煩わしさや判断の遅れを誘発する等、弊害を伴う可能性がある。このような事情により、運転者や車両の状況に応じてAR画像を表示する範囲を適切に制限することで、過剰な表示を抑制することが有効と考えられる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、車両のヘッドアップディスプレイに表示されるAR画像の表示範囲を適切に制御するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、車両の運転者の前方に配置されたウインドシールド又はコンバイナに画像を投影して、運転者の運転視界に画像を重畳して映し出すヘッドアップディスプレイ装置であって、視線検知手段、車速検知手段、決定手段、特定手段、表示手段、及び、制御手段を備える。
視線検知手段は、運転者の視線方向を検知する。車速検知手段は、車両の速度を検知する。決定手段は、視線検知手段により検知された視線方向と、車速検知手段により検知された速度とに応じて、車両の前方における表示対象範囲を決定する。特定手段は、車両の前方に存在する特定対象物のうち、決定手段により決定された表示対象範囲に含まれる特定対象物に関する情報を表す画像情報を特定する。表示手段は、特定手段により特定された画像情報を、運転者の前方の運転視界において視認される当該特定対象物の実風景に対応付けた位置で表示する。制御手段は、表示手段を制御する。
本発明によれば、検知された運転者の視線方向及び車速に応じて、特定対象物に関する情報を表すAR画像を表示するための表示対象範囲を決定し、その決定した表示対象範囲に含まれる特定対象物にのみAR画像を付加することができる。このようにすることで、運転者の視線方向及び車速の状況に応じて、運転者にとって認識しやすいAR画像のみが表示されるように表示対象範囲を制御できるので、無条件にAR画像を表示する場合と比較して過剰な表示を抑制できる。
ヘッドアップディスプレイシステムの概略構成を示すブロック図。 AR画像表示処理の手順を示すフローチャート。 AR画像の表示例を示す説明図。 AR画像の表示例を示す説明図。 AR画像の表示対象範囲を制限しない場合の参考例を示す説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[ヘッドアップディスプレイシステムの構成の説明]
実施形態のヘッドアップディスプレイシステムは、車両に搭載され、車両の前方に存在する施設等の対象物に関する情報を、運転席の前方に配置されたウインドシールド(フロントウィンドウ)又はコンバイナ(ハーフミラー)32に投影して、運転者が視認する運転視界における実風景に重ねて表示するものである。図1に示すように、本実施形態のヘッドアップディスプレイシステムは、HUD描画ECU10と、HUD描画ECU10に接続される状態検知部12、AR情報データベース22、ナビゲーション装置24、外部情報取得部26、操作入力部28、HUD30表示部とを備える。
状態検知部12は、車両や運転者の状態に関連する各種情報をHUD描画ECU10に入力するための各種センサ及び制御装置群である。この状態検知部12には、前方検知部14、衝突防止制御部16、車速検知部18、運転者状態検知部20、視点時間判定部21が含まれる。前方検知部14は、自車両前方の走行路上に存在する他車両や歩行者等の障害物を検知するセンサであり、例えば、カメラ、ミリ波レーダ、レーザレーダ、車車間通信用無線機等で具現化される。これらのカメラ、レーダ、無線機等を、単独で用いる構成であってもよいし、複合して用いる構成であってもよい。衝突防止制御部16は、前方検知部14による検知結果に基づき、走行路上の障害物(車両、歩行者)に衝突する可能性があると判断したときに、警報やブレーキアシスト等の車両制御を自動的に行う車両制御装置である。車速検知部18は、自車両の速度を検知するセンサである。運転者状態検知部20は、車内カメラにより撮像された運転者の顔画像から、顔位置、顔向き、視線方向といった運転者の状態を検知する装置である。視点時間判定部21は、運転者の視点方向の検知結果に基づき、運転者が特定の場所を注視している時間を計測する装置である。
AR情報データベース22は、運転者に提示するAR画像を表示させるための情報を記憶する記憶装置である。このAR情報データベース22には、AR画像の表示対象である特定の対象物(例えば、施設)の名称や、属性、位置、提供する情報内容等を表すデータが多数記憶されている。AR画像の表示対象である特定の対象物としては、例えば、店舗、集客施設、食事施設、休憩施設、名所、催事場、登録施設(例えば、経路案内の目的地)等が例示される。
ナビゲーション装置24は、自車両の現在地と地図データとに基づいて経路案内を行う周知のナビゲーションシステムを構成する装置である。ナビゲーション装置24は、GPS(Global Positioning System)受信機や自律航法用のセンサによる測位結果と、地図データを利用したマップマッチングにより、道路上における自車両の現在地や進行方位を特定する。ナビゲーション装置24が経路案内に用いる地図データには、交差点及び道路の接続状況や位置、形状等を示す道路データや、地図上に存在する施設の位置、形状、名称、属性等を示す施設データ等が含まれている。ナビゲーション装置24は、自車両の道路上における現在地及び進行方位、道路データ、AR画像の表示対象である施設に関する施設データをHUD描画ECU10に提供する。なお、ナビゲーション装置24のその他の機能や構成については公知技術に従っているので、ここでの詳細な説明は省略する。
外部情報取得部26は、AR画像の表示対象である施設に関する情報を外部の装置から取得するためのものである。外部情報取得部26は、例えば、インターネットに通信接続するための通信装置や、運転者が所有する高機能携帯電話(スマートフォン)等の携帯通信端末と通信するための通信装置、あるいは車車間通信を行うための通信装置等で具現化される。外部情報取得部26は、インターネット上のウェブサーバや、携帯通信端末、あるいは自車両周辺に存在する他車両等にアクセスしてAR画像の表示対象である様々な施設に関する情報を取得し、HUD描画ECU10に提供する。
操作入力部28は、運転者からの操作指示を入力するための入力装置である。操作入力部28は、例えば、各種車載機器の操作を運転者の手元で操作可能なポインティングデバイス(いわゆるリモートタッチコントローラ)や、運転者から入力される音声から認識したコマンドを入力する音声認識装置、ステアリングホイールやコンソールに取付けられた操作スイッチ等で具現化される。本実施形態のヘッドアップディスプレイシステムでは、この操作入力部28を用いることで、AR画像の表示のオン/オフを切替えることができるようになっている。また、この操作入力部28を構成するポインティングデバイスや音声認識装置を用いることで、HUD表示部30が表示しているAR画像の中から、任意のAR画像を指定できるようになっている。
HUD表示部30は、運転者前方に設けられたウインドシールド又はコンバイナ32に映像を投射することで、画像を運転者の運転視界における実風景に重ねて見せる表示装置である。HUD表示部30は、例えば、LED光源やハロゲンランプ光源からの光を透過型液晶ディスプレイ又は反射型ディスプレイに投射して画像を描画し、ディスプレイに描画された画像をウインドシールド又はコンバイナ32に投影する構成が例示される。あるいは、画像を形成するレーザ光源からの光をMEMSで構成されたミラーで反射して、ウインドシールド又はコンバイナ32に画像を投影する構成であってもよい。これらの手法によってウインドシールド又はコンバイナ32により投影された画像は、運転者からは、遠方に表示されているような虚像として認識される。
HUD描画ECU10は、CPU、ROM、RAM、GDC、外部装置との入出力ポート等を備える電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)である。このHUD描画ECU10は、格納されているプログラムに従ってシステム全体を統括制御する。HUD描画ECU10がAR画像をHUD表示部30に表示させる処理の概要は次のとおりである。
HUD描画ECU10は、ナビゲーション装置24から自車両の現在地や進行方位、地図データを取得する。また、AR情報データベース22、ナビゲーション装置24及び外部情報取得部26からAR画像の表示対象となる施設に関する情報を取得する。なお、AR画像の表示対象となる施設に関する情報には、第1段階で表示するための見出し情報と、第2段階や第3段階で表示するための詳細情報とが含まれるものとする。HUD描画ECU10は、取得した各種情報に基づいて、車両の前方に存在するAR画像の表示対象となる視認可能な施設を特定する。そして、HUD描画ECU10は、自車両と施設との距離や相対方位、運転者の顔位置や顔向き等に基づいて、特定された施設が実際に運転者に視認される位置の近傍に当該施設に対応するAR画像が映し出されるように、AR画像の表示位置を演算する。HUD描画ECU10は、演算の結果得られた表示位置に基づいてAR画像を描画し、描画したAR画像をHUD表示部30に表示させる。
このようにして、運転者の運転視界内に存在する施設に関するAR画像を、運転者が視認する施設の実風景の位置と対応付けて表示させることができる。なお、HUD描画ECU10は、自車両前方の実風景全体の中から、AR画像を表示する対象となる一部の表示対象範囲を運転者の視線方向及び車速に応じて決定し、決定した表示対象範囲に含まれる施設のAR画像のみを表示するようになっている。この一連の処理の詳細な手順については後述する。
[AR画像表示処理の説明]
HUD描画ECU10が実行するAR画像表示処理の手順について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、操作入力部28によってAR画像の表示がオンに指定されていることを条件に実行される処理である。
S100では、HUD描画ECU10は、衝突防止制御部16による衝突危険性の判断状況に基づいて、自車両が障害物と衝突する可能性がないかを判定する。衝突の可能性がないと判断された場合(S100:YES)、HUD描画ECU10はS102に進む。S102では、HUD描画ECU10は、運転者状態検知部20による運転者の現在の視線方向の検知結果を取得する。S104では、HUD描画ECU10は、車速検知部18による車両の現在の速度の検知結果を取得する。
そして、S106では、HUD描画ECU10は、S102で取得した運転者の視線方向と、S104で取得した車速とに基づいて、車両前方におけるAR画像の表示対象となる領域である表示対象範囲を決定する。具体的には、HUD描画ECU10は、車両の進行方向正面に向かって左右方向の視線の向きに応じて、表示対象範囲の横方向の範囲を決定する。例えば、運転者の視線が進行方向正面に向かって右側に向いている場合、進行方向正面より右側の領域を表示対象範囲の横方向の範囲とする。反対に、運転者の視線が進行方向正面に向かって左側に向いている場合、進行方向正面より左側の領域を表示対象範囲の横方向の範囲とする。
また、HUD描画ECU10は、車速の高低度合に応じて、表示対象範囲の進行方向正面に向けた距離範囲を決定する。ここでいう距離範囲とは、自車両の位置から表示対象範囲の近端側及び縁端までの距離で表される範囲である。例えば、車速が比較的高いときには、車速が比較的低いときよりも自車両から遠方の範囲を表示対象範囲に決定する。車速が高い場合、運転視界の風景が早く流れるためAR画像を表示できる期間が短くなる。そこで、車速が高いときは早い段階でAR画像を表示することで、運転者が表示されたAR画像を把握する時間的余裕を与えることができる。
反対に、車速が比較的低いときには、車速が比較的高いときよりも自車両からより近方の範囲を表示対象範囲に決定する。車速が低い場合、運転視界の風景がゆっくりと流れるため、運転者がAR画像を把握する時間的余裕がある。そこで、より近くでAR画像を表示することで、遠方から長々とAR画像が表示され続けることによる煩わしさを低減できる。なお、表示対象範囲の距離範囲と車速との対応関係は、設計値としてメモリ等に予め登録してくことが考えらえる。あるいは、表示対象範囲の距離範囲と車速との対応関係を定義する設定値を、運転者が選択できるように構成することが考えられる。
次のS108では、HUD描画ECU10は、自車両の前方に存在する施設等の対象物のうち、S106で決定した表示対象範囲内に位置する対象物に対応するAR画像に関する情報を特定する。具体的には、AR情報データベース22、ナビゲーション装置24及び外部情報取得部26から取得された施設に関する情報の中から、運転者の運転視界で視認可能であって、表示対象範囲内に位置する施設に関する情報を特定する。
このとき、AR画像の表示対象となる施設を、施設の属性に応じて選別するような構成であってもよい。例えば、AR画像の表示対象となる施設の種類(店舗、集客施設、食事施設、休憩施設、名所、催事場、登録施設等)を運転者が指定できるように構成することが考えられる。この場合、HUD描画ECU10は、表示対象範囲内に位置する施設の中から、指定された施設の種類に該当する施設をAR画像の表示対象にする。あるいは、時間帯に応じてAR画像の表示対象となる施設の種類を決定するように構成することも考えられる。例えば、現在時刻がランチタイムやディナータイムに該当する場合、HUD描画ECU10が、表示対象範囲内に位置する施設の中から食事施設をAR画像の表示対象にする。あるいは、大売出しやタイムサービス、催事といった適用期間が限定される情報を運転車側に伝達する場合、期間限定の情報を割込画像としてAR画像の表示対象にすることも考えられる。
あるいは、AR画像の表示対象となる施設として、運転者の行動の履歴と関連性を有する施設を選択するような構成であってもよい。具体的には、HUD描画ECU10が、運転者が所持する高機能携帯電話を利用したWebページの閲覧履歴や検索履歴、電子メールの送受信履歴等の履歴情報を取得し、表示対象範囲内に位置する施設の中から、取得した履歴情報と関連性を有する施設をAR画像の表示対象にする。例えば、高機能携帯電話にラーメン店に関するWebページの閲覧履歴や検索履歴が保存されていた場合、ラーメン店をAR画像の表示対象とする。
次のS110では、HUD描画ECU10は、HUD表示部30が第1段階のAR画像を表示しているときに、そのAR画像の表示対象である施設を運転者が注視したか否かを判定する。ここでは、例えば、視点時間判定部21による検知結果を用いて、AR画像の表示対象である施設が存在する方向に運転者の視線方向が向いた状態のまま所定時間(例えば、0.3秒)以上継続したことを条件に、運転者が施設を注視したと判定する。運転者がAR画像の表示対象である施設を注視していない場合(S110:NO)、HUD描画ECU10はS112に進む。
S112では、HUD描画ECU10は、HUD表示部30が第1段階のAR画像を表示しているときに、表示されているAR画像の何れかを指定する操作指示が入力されたか否かを判定する。AR画像を指定する操作指示が入力されていない場合(S112:NO)、HUD描画ECU10はS114に進む。S114では、HUD描画ECU10は、S108で特定した表示対象範囲内の全ての施設に関するAR画像を描画する。ここでは、HUD描画ECU10は、表示対象の施設が運転者の運転視界において視認される位置の近傍に、当該施設に対応するAR画像が映し出されるように、AR画像の表示位置を演算する。そして、HUD描画ECU10は、演算により得られた表示位置に基づいてAR画像を描画する。なお、S112で描画されるAR画像には、第1段階で提供される情報として、施設に関する見出し情報が記述される。
次のS120では、HUD描画ECU10は、S114で描画した第1段階のAR画像の画像情報をHUD表示部30に出力し、HUD表示部30にAR画像を表示させる。このときのAR画像の表示例について、図3を参照しながら説明する。図3は、運転者の運転視界内において施設の実風景に重畳して表示されたAR画像の様子を模式的に表したものである。なお、図3の事例では、車両前方の運転視界内において、自車両が走行する道路の両脇に複数の施設100〜107が存在している状況を想定している。
図3に示す事例では、運転者の視線方向が自車両の進行方向に向かって右側に向いていることにより、AR画像の表示対象範囲が、自車両の進行方向に向かって右側に限定される。また、自車両の車速に基づいて、AR画像の表示対象範囲の前方の距離範囲が、自車両から正面に向かってAm〜Bmの範囲に限定されている。この表示対象範囲に含まれる施設は、施設100,101,102である。その結果、複数の施設100〜107のうち、表示対象範囲内に該当する施設100,101,102に対応する各AR画像200,201,202が、それぞれの施設の実風景の近傍に表示される。この第1段階で表示されるAR画像には、施設に関する見出し情報等を示す文字や図柄が記述されている。
図3の表示例に対する比較対象として、図3の事例と同じ運転視界において表示対象範囲を限定しないでAR画像を表示した状態を想定した参考例を、図5に例示する。図5に示す参考例では、運転者の視線方向や車速に関わらず、運転視界内に存在する施設100〜107について全てAR画像が付加されている。なお、本実施形態では、運転者の視線方向や車速に応じて表示対象範囲が制限されるため、図5に例示される態様の表示は行われない。
図2のフローチャートの説明に戻る。一方、S110において、第1段階のAR画像が表示されているときに、運転者がAR画像の表示対象である施設を注視したと判定した場合(S110:YES)、HUD描画ECU10はS116に進む。S116では、HUD描画ECU10は、注視された施設に関する第2段階のAR画像を描画する。あるいは、S112において、第1段階のAR画像が表示されているときに、その何れのAR画像を指定する操作指示が入力されたと判定した場合(S112:YES)、HUD描画ECU10はS118に進む。S118では、HUD描画ECU10は、操作入力部28を介して指定されたAR画像に対応する施設に関する第3段階のAR画像を描画する。S116及びS118では、HUD描画ECU10は、該当の施設が運転者の運転視界において視認される位置の近傍にAR画像が映し出されるように、第2段階又は第3段階のAR画像を描画する。なお、S116及びS118で描画されるAR画像には、第1段階で提供される情報よりも詳細な情報が記述される。
次のS120では、HUD描画ECU10は、S116又はS118で描画した第2段階又は第3段階のAR画像の画像情報をHUD表示部30に出力し、HUD表示部30にAR画像を表示させる。このときの表示例について、図4を参照しながら説明する。なお、図4の事例は、図3に例示された表示状況において、AR画像201が重畳して表示された施設101を運転者が注視したり、AR画像200〜202のうち、施設101に対応するAR画像201を指定する操作指示が入力された後の状況を想定している。施設101が注視されたり、施設101に対応するAR画像201が指定されることによって、図4に例示されるとおり、この施設101に対応する詳細な情報を提示するためのAR画像203が、第2段階又は第3段階のAR画像として新たに表示される。このとき、AR画像201の他に表示されていた第1段階のAR画像200,202は非表示となる。第1段階のAR画像201については、表示したままにしてもよいし、新たに表示されたAR画像203と入替えて非表示にしてもよい。あるいは、点滅切替表示にしてもよい。新たに表示されたAR画像203には、施設101に関する詳細情報(例えば、特売情報)を示す文字や図柄が記述される。
図2のフローチャートの説明に戻る。一方、S100において、衝突の可能性があると判断された場合(S100:NO)、HUD描画ECU10はS122に進む。S122では、HUD描画ECU10は、全てのAR画像の表示を停止(非表示)にする。そして、HUD描画ECU10はS100に戻る。
[効果]
実施形態のヘッドアップディスプレイシステムによれば、以下の効果を奏する。検知された運転者の視線方向及び車速に応じて、運転視界中の施設等に関するAR画像を表示するための表示対象範囲を決定し、その決定した表示対象範囲に含まれる施設の実風景にのみAR画像を付加することができる。例えば、運転者の視線が向いている方向に限定してAR画像を表示させることで、AR画像を容易に視認できるようにすると共に、視線が向いていない視認しにくい領域における余分なAR画像を表示させないようにできる。また、車速が大きいときには遠方からAR画像を表示させ、車速が小さいときには近方でAR画像を表示させるといった具合に、車速の大小によるAR画像の認識性の違いを考慮した態様で表示対象範囲を決定できる。このように、運転者の視線方向及び車速の状況に応じて、運転者にとって認識しやすい態様でAR画像が表示されるように表示対象範囲を制御できるので(図3参照)、無条件にAR画像を表示する場合(図5参照)と比較して、認識性が向上すると共に過剰な表示を抑制できる。
また、表示されているAR画像に対応する施設が注視されたり、表示されているAR画像を指定する操作指示を受付けることで、指定されたAR画像に該当する施設に関する詳細なAR情報(図4参照)を表示させることができる。これにより、運転者の意図をAR情報の表示の変化に反映させることができる。
[変形例]
上述の実施形態では、運転者の視線方向や車速に応じてAR画像の表示対象範囲を決定する事例について説明した。これに限らず、速度に応じて表示するAR画像のサイズを変更するような構成を更に備えてもよい。例えば、HUD描画ECU10は、検知した車速が高いほど、HUD表示部30に表示するためのAR画像を大きく描画することが考えられる。このようにすることで、運転視界の風景が速く流れる状況において、AR画像の認識性を向上できる。また、AR画像の表示対象である施設と運転者の距離に応じて、AR画像の大きさを可変させたり、運転者から見やすい位置に配置を変えることで、AR画像の視認性を向上できる。
10…HUD描画ECU、12…状態検知部、14…前方検知部、16…衝突防止制御部、18…車速検知部、20…運転者状態検知部、22…AR情報データベース、24…ナビゲーション装置、26…外部情報取得部、28…操作入力部、30…HUD表示部、32…ウインドシールド又はコンバイナ。

Claims (4)

  1. 車両の運転者の前方に配置されたウインドシールド又はコンバイナに画像を投影して、前記運転者の運転視界に前記画像を重畳して映し出すヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記運転者の視線方向を検知する視線検知手段(20,S102)と、
    前記車両の速度を検知する車速検知手段(18,S104)と、
    前記視線検知手段により検知された視線方向と、前記車速検知手段により検知された速度とに応じて、前記車両の前方における表示対象範囲を決定する決定手段(10,S106)と、
    前記車両の前方に存在する特定対象物のうち、前記決定手段により決定された表示対象範囲に含まれる特定対象物に関する情報を表す画像情報を特定する特定手段(10,S108)と、
    前記特定手段により特定された画像情報を、運転者の前方の運転視界において視認される当該特定対象物の実風景に対応付けた位置で表示する表示手段(30)と、
    前記表示手段を制御する制御手段(10,S112)と、
    を備えることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
    前記表示手段によって表示されている特定の画像情報を指定する指示を運転者から受付ける受付手段(28)を備え、
    前記制御手段(10,S114)は、前記受付手段により特定の画像情報を指定する操作指示を受付けた場合、その指定された画像情報に該当する特定対象物に関する第2の画像情報を前記表示手段に表示させること、
    を特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
    前記決定手段は、前記表示対象範囲として、視線方向に基づいて運転視界に対する横方向の範囲を決定し、車速に基づいて車両から前方に向けた距離範囲を決定すること、
    を特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
    前記制御手段は、前記車速検知手段により検知れた車速に応じて、大きさの異なる前記画像情報を前記表示手段に表示させること、
    を特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
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