JP2015076027A - Driving plan presentation system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一台の車両を複数人で交替しながら目的地まで運転する際の、運転計画を設定する運転計画提示システムに関する。 The present invention relates to an operation plan presenting system for setting an operation plan when driving to a destination while changing one vehicle by a plurality of persons.
一台の車両を複数の運転者によって交替して運転する場合に、運転者ごとの運転技能、運転経路の難易度、その他、疲労を起こしやすい条件等を考慮して、最適な運転者と運転交替地点を含む経路案内を行う技術が特許文献１に開示されている。
When driving a single vehicle with multiple drivers, taking into account the driving skills of each driver, the difficulty of the driving route, and other conditions that tend to cause fatigue, driving with the optimal
しかしながら、上述した特許文献１に開示された従来例は、運転者ごとの運転技能を運転者が自己申告に基づいて入力するものであり、各運転者にとって適切な運転区間を設定できていない可能性があった。
However, in the conventional example disclosed in
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、複数の運転者の実際の運転技能に即した運転区間を提示することが可能な運転計画提示システムを提供することにある。 The present invention has been made in order to solve such a conventional problem, and an object of the present invention is to be able to present a driving section in accordance with actual driving skills of a plurality of drivers. It is to provide a plan presentation system.
上記目的を達成するため、本願発明は、出発地データ、目的地データ、及び運転者ＩＤを含む各種データの入力操作を受け付ける利用者端末と、利用者端末とネットワークを介して接続される運転計画提示サーバと、を備える。運転計画提示サーバは、認知機能テストの結果に基づいて取得した各運転者の運転技能データを記憶する運転者データ記憶手段と、利用者端末より入力される出発地から目的地までのルートにおける道路条件を認識する道路条件認識手段を有する。更に、利用者端末より入力される運転者ＩＤに基づき、各運転者の運転技能データを前記運転者データ記憶手段より読み取り、各運転者毎の運転技能データの優劣に基づいて、運転者が苦手とする運転技能を必要とする道路が少なくなるように、各運転者の運転区間を設定する運転区間設定手段と、運転区間設定手段にて設定された運転区間のデータを利用者端末に提示する運転区間データ提示手段と、を備える。 To achieve the above object, the present invention provides a user terminal that accepts input operations of various data including departure point data, destination data, and a driver ID, and an operation plan that is connected to the user terminal via a network. A presentation server. The driving plan presentation server includes driving data storage means for storing driving skill data of each driver acquired based on the result of the cognitive function test, and a road on the route from the departure point to the destination input from the user terminal. Road condition recognition means for recognizing conditions is provided. Further, based on the driver ID input from the user terminal, the driving skill data of each driver is read from the driver data storage means, and the driver is not good on the basis of the superiority or inferiority of the driving skill data for each driver. The driving section setting means for setting the driving section of each driver and the data of the driving section set by the driving section setting means are presented to the user terminal so that the number of roads that require driving skills are reduced. Operating section data presenting means.
本発明に係る運転計画提示システムでは、運転者データ記憶手段に、認知テストの結果に基づく各運転者についての運転技能データが記憶され、この運転技能データの優劣に基づいて、運転者が苦手とする運転技能を必要とする道路が少なくなるように、各運転者の運転区間を設定するので、複数の運転者が交替して出発地から目的地まで運転する際に、各運転者の運転技能に適した運転区間を提示することができる。 In the driving plan presentation system according to the present invention, driving skill data for each driver based on the result of the cognitive test is stored in the driver data storage means, and the driver is not good on the basis of the superiority or inferiority of the driving skill data. Each driver's driving section is set so that fewer roads need driving skills, so each driver's driving skills are changed when driving from the departure place to the destination. A suitable driving section can be presented.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施形態に係る運転計画提示システムの構成を示すブロック図である。図１に示すように、本実施形態に係る運転計画提示システムは、複数の運転者がそれぞれ所有し、各運転者による各種データの入力操作を受け付ける利用者端末１１と、各利用者端末１１とネットワーク１３を介して接続された運転計画提示サーバ１２を備えている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an operation plan presentation system according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the driving plan presentation system according to the present embodiment includes a
利用者端末１１は、例えば、家庭用のパソコンや、運転者が携行するスマートフォン等であり、各運転者が後述する各種のデータを入力すると共に、運転計画提示サーバ１２より送信される各種のデータを画面に表示する機能を有する。
The
図２は、運転計画提示サーバ１２の詳細な構成を示すブロック図である。図２に示すように、運転計画提示サーバ１２は、各運転者の運転技能データ等の各種の個人データを記憶する運転者データベース（運転者データ記憶手段）２１と、車両の走行経路の地図データが記憶された地図データベース２２と、現在の時刻を出力する時刻データ取得部２３と、運転対象となる車両の位置情報を取得する位置データ取得部２４と、運転計画提示サーバ１２を総括的に制御する制御部２５と、ネットワーク１３を介して各利用者端末１１との通信を行う通信部２６と、を備えている。
FIG. 2 is a block diagram showing a detailed configuration of the operation
運転者データベース２１は、各運転者の技能データを記憶する技能データ記憶部２１ａと、各運転者の基本属性データを記憶する基本属性記憶部２１ｂ、及び評価結果記憶部２１ｃを備えている。技能データ記憶部２１ａには、予め各運転者に対して実施した認知機能テストの結果により、この運転者の技能を判断した結果が記憶されている。認知機能テストの詳細については、後述する。
The
基本属性記憶部２１ｂには、各運転者の基本属性に関するデータが記憶される。基本属性に関するデータとして、この運転者の運転年数、通常運転している車両の車格データ（車両の大きさ）、運転頻度データ（例えば、一週間で運転した合計の時間）、最大運転可能時間（自己申告により設定される時間）、希望する運転者の交替地点、等のデータが含まれる。評価結果記憶部２１ｃは、技能データに基づいて得られる各運転者に対する評価結果のデータを記憶する。
The basic
地図データベース２２は、例えば、ナビゲーション装置に搭載されている地図データであり、出発地から目的地までのルートを含む、広範囲の地図データが記憶されている。時刻データ取得部２３は、現在の時刻データを取得する。位置データ取得部２４は、利用者が運転する車両に搭載されるＧＰＳ等により、この車両の位置データを取得する。
The
制御部２５は、利用者端末１１より入力される運転者を特定するためのデータ（運転者ＩＤ）、及び、利用者が車両を運転して目的地に向かう場合の、出発地データと目的地データを取得し、これらのデータと各運転者の運転技能に関するデータ及び基本属性に関するデータ等に基づいて、出発地から目的地までの間のルートを区分し、各運転者の運転区間に割り当てる制御を行う。この際、出発地から目的地までのルートの道路条件（狭路、一般道路、高速道路、山道等の条件）に応じて、それぞれ適切な運転者を選択して、運転区間を割り当てる。また、設定した運転区間の割り当てに関するデータをネットワーク１３を経由して各利用者端末１１に送信する。
The
即ち、制御部２５は、利用者端末１１にて入力される出発地から目的地までのルートを、地図データベース２２より読み出し、このルートにおける道路条件を認識する道路条件認識手段としての機能を備えている。また、制御部２５は、利用者端末１１にて入力される運転者ＩＤに基づき、各運転者の運転技能データを運転者データベース２１より読み取り、読み取った運転技能データに基づいて、各運転者の運転区間を設定する運転区間設定手段としての機能を備える。更に、制御部２５は、設定された運転区間のデータを利用者端末１１に提示する運転区間データ提示手段としての機能を備えている。
In other words, the
なお、制御部２５は、例えば、中央演算ユニット（ＣＰＵ）や、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
In addition, the
次に、運転者データベース２１に記憶される技能データの取得について説明する。本実施形態に係る運転計画提示システム１００では、運転者データベース２１に登録する運転者の技能データとして、以下の（１）、（２）に示す認知機能テストを実施し、その結果を運転者の技能データとして登録する。
Next, acquisition of skill data stored in the
（１）バック走行の技能についてのテスト
各運転者についてバック走行が得意であるか否か（車両を後退させる技能が優れているか否か）を判断するために、図３に示す画像を用いて各運転者に対するテストを実施する。このテストは、図１に示した利用者端末１１にて実施しても良いし、自宅のパソコンやゲーム機を利用して実施し、テスト結果を利用者端末１１に入力しても良い。図３では、ディスプレイに「１，２，３，・・９」の各数字、及び「あ、い、う、え、お、か、き、く、け」の各平仮名をランダムに表示し、数字、及び平仮名を交互にたどっていくテストを実施する。この際、ディスプレイ上に表示されるポインタは、マウスの動きに対して左右反対に動くように設定される。即ち、マウスを右側に移動させるとポインタは左側に移動し、マウスを左側に移動させるとポインタは右側に移動するといった、通常とは反対の方向に動くように設定されている。そして、「１、あ、２、い、３、う、・・」のように、数字と平仮名を交互に選択するようにポインタを移動させるテストを実行し、最終点に到達するまでの時間を測定する。
(1) Test for Back Travel Skill Using the image shown in FIG. 3 to determine whether each driver is good at back travel (whether the skill to move the vehicle backwards is excellent). Conduct tests for each driver. This test may be performed at the
発明者等による実験の結果、図４に示す如くの度数分布が得られた。即ち、複数の運転者に対して、１５０秒〜４２０秒の間で最終点に到達するという結果が得られた。本実施形態では、２０２秒以下で試験を終えた運転者を、バック走行が得意な「高機能群」とし、３００秒以上を要した運転者を、バック走行が苦手な「低機能群」とし、これ以外の運転者（２０２〜３００秒の運転者）をどちらにも属さない運転者として分類する。つまり、３つの群に分類する。 As a result of experiments by the inventors, a frequency distribution as shown in FIG. 4 was obtained. That is, the result that the final point was reached in 150 seconds to 420 seconds was obtained for a plurality of drivers. In this embodiment, a driver who finishes the test in 202 seconds or less is referred to as a “high function group” that is good at back travel, and a driver that requires 300 seconds or more is referred to as a “low function group” that is not good at back travel. The other drivers (drivers of 202 to 300 seconds) are classified as drivers that do not belong to either. That is, it is classified into three groups.
図５は、車両のステアリングの角度を３６０度回転した状態（即ち、見た目は直進状態）とし、この状態を運転者に知らせずに、各運転者に車両をバックさせて駐車スペースから出庫させるテストを行った場合の、切り返しの回数を示すグラフである。図５において、横軸は時間、縦軸はステアリング角度を示している。図５において、図４の「高機能群」に属する運転者の場合には、図５の曲線ｑ１，ｑ２，ｑ３に示す結果が得られた。つまり、曲線ｑ１は切り返し１回、曲線ｑ２は切り返し２回、曲線ｑ３は切り返し３回の挙動を示しており、３回以内の切り返しで車両を駐車スペースから出庫させることができた。また、図４の「低機能群」に属する運転者の場合には、図５の曲線ｑ４に示す結果が得られた。曲線ｑ４は切り返し１１回の挙動を示しており、車両を駐車スペースから出庫させるために、切り返しを１１回繰り返す操作を行った。従って、図３に示した実験により分類した「高機能群」、「低機能群」は、車両のバック走行の技能に当てはまることが判る。 FIG. 5 shows a test in which the steering angle of the vehicle is rotated 360 degrees (ie, it looks straight ahead), and each driver returns the vehicle to the parking space without notifying the driver of this state. It is a graph which shows the frequency | count of a return when performing. In FIG. 5, the horizontal axis represents time, and the vertical axis represents the steering angle. In the case of the driver belonging to the “high function group” in FIG. 4 in FIG. 5, the results shown in the curves q1, q2, and q3 in FIG. 5 were obtained. That is, the curve q1 shows the behavior of turning back once, the curve q2 is turned back twice, and the curve q3 shows the behavior of turning back three times, and the vehicle can be taken out of the parking space by turning back within three times. Further, in the case of the driver belonging to the “low function group” in FIG. 4, the result shown by the curve q4 in FIG. 5 was obtained. The curve q4 shows the behavior of turning 11 times, and an operation of repeating turning 11 times was performed in order to take the vehicle out of the parking space. Therefore, it can be seen that the “high function group” and the “low function group” classified by the experiment shown in FIG. 3 are applicable to the back-traveling skill of the vehicle.
図６（ａ）は、各運転者に対して、Ｓ字路にて車両をバックさせる操作を行わせた場合の、所定位置に到達するまでの所要時間を示すグラフ、図６（ｂ）は所定位置に到達するまでに脱輪した回数を示すグラフである。図６（ａ）において、ｑ１１は「高機能群」に属する運転者の試行結果であり、ｑ１２は「低機能群」に属する運転者の試行結果である。また、図６（ｂ）において、ｑ１３は「高機能群」に属する運転者の試行結果であり、ｑ１４は「低機能群」に属する運転者の試行結果である。 FIG. 6A is a graph showing the time required to reach a predetermined position when each driver performs an operation of backing the vehicle on an S-shaped road, and FIG. It is a graph which shows the frequency | count of having derailed until it reaches | attains a predetermined position. In FIG. 6A, q11 is a trial result of the driver belonging to the “high function group”, and q12 is a trial result of the driver belonging to the “low function group”. In FIG. 6B, q13 is a trial result of a driver belonging to the “high function group”, and q14 is a trial result of a driver belonging to the “low function group”.
図６（ａ），（ｂ）から理解されるように、「低機能群」に属する運転者は、Ｓ字をバックで走行する際に多くの時間を要し、且つ脱輪回数が多いという結果が得られた。一方、「高機能群」に属する運転者は、Ｓ字を短時間でバックすることができ、更に脱輪回数が少ないという結果が得られた。図５，図６の結果から、低機能群に属している運転者は、車両のバック走行が苦手であり、高機能群に属している運転者は、車両のバック走行が得意であることが裏付けられた。 As understood from FIGS. 6 (a) and 6 (b), the driver belonging to the “low function group” needs a lot of time to drive the S-shaped back and has a large number of derailments. Results were obtained. On the other hand, the driver belonging to the “high function group” was able to back the S-shape in a short time, and the result that the number of wheel removals was small was obtained. From the results shown in FIGS. 5 and 6, the driver belonging to the low function group is not good at back running of the vehicle, and the driver belonging to the high function group is good at back running of the vehicle. It was supported.
（２）合流車線から本線へ合流する技能のテスト
運転者による、高速道路の合流車線から本線へ合流する際の運転操作が得意であるか苦手であるかを判断するために、図７（ａ）〜（ｃ）に示す画像を用いてテストを実施する。このテストは、図１に示した利用者端末１１、或いは自宅のパソコン、ゲーム機等を用いて実施することができる。図７（ａ）に示すテストでは、ディスプレイ画面上に「Ｓ」の文字、緑色の三角形、「Ｃ」の文字、赤色の四角形、を順次表示し、これらの表示に対応して設定されたキーが押されるまでに所要する時間を測定する。例えば、「Ｓ」が表示されてから、この「Ｓ」を示すキーが押されるまでの所要時間を測定し、これを得点化する。この際、応答が早い運転者ほど高得点となり、合流が得意であると判断する。
(2) Testing skills to merge from the merging lane to the main line In order to determine whether the driver is good or weak in driving operation when merging from the merging lane on the expressway to the main line, FIG. ) To (c) are used for the test. This test can be performed using the
図７（ｂ）は、画面上に複数の色の四角形のマークを所定時間表示し、その後、運転者は色と個数を回答し、この回答結果を得点化する。正解数が多いほど高得点となり、合流が得意であると判断する。 In FIG. 7B, a plurality of color square marks are displayed on the screen for a predetermined time, and then the driver answers the color and number, and scores this answer result. The higher the number of correct answers, the higher the score and the better the confluence.
図７（ｃ）は、画面上に一例として「（５×２）−４＝４？」、「誇張」の文字を所定時間表示する。その後、運転者は数式の結果が正しいか否かを回答し、更に、二文字の漢字が何であったかを回答する。例えば、「×」（計算結果が誤答）、「誇張」と回答した場合は、正解となる。そして、このテストを複数回繰り返し回答率に応じて得点化し、得点が高いほど合流が得意であると判断する。図７（ａ）〜（ｃ）のテスト結果を総合して、各運転者について合流車線から本線への合流が得意であるか、或いは苦手であるか、或いはその中間（得意でも、苦手でもない）を評価する。 In FIG. 7C, “(5 × 2) −4 = 4?” And “exaggerated” characters are displayed for a predetermined time on the screen as an example. Thereafter, the driver answers whether the result of the mathematical formula is correct, and further answers what the two-character kanji was. For example, when “×” (calculation result is an incorrect answer) or “exaggeration” is answered, the answer is correct. This test is repeated a plurality of times to score according to the response rate, and the higher the score, the better the confluence. By combining the test results shown in FIGS. 7A to 7C, each driver is good at joining the merging lane to the main line, or is not good at it, or the middle (not good at or not good at it). ).
そして、上述の（１）に示したバック走行の技能、及び（２）に示した合流の技能の結果が、図２に示した技能データ記憶部２１ａに記憶される。
Then, the result of the back running skill shown in (1) and the joining skill shown in (2) are stored in the skill
次に、上述のように構成された本実施形態に係る運転計画提示システムの作用を、図８〜図１１に示すフローチャートを参照して説明する。 Next, the operation of the operation plan presenting system according to the present embodiment configured as described above will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS.
図８は、事前の認知機能テストによる各運転者の技能データを取得して技能データ記憶部２１ａに記憶する処理を示すフローチャートである。初めに、ステップＳ１１において、運転者データベース２１に運転技能データを登録する運転者は、利用者端末１１において、認知機能テストを実施する。ここで、認知機能テストは、前述の（１）に示したバック走行の技能に関するテスト、及び、（２）に示した合流運転の技能に関するテストである。その後、認知機能テストの結果を、ネットワーク１３を介して運転計画提示サーバ１２に送信する。そして、送信された認知機能テストの結果データは、運転者データベース２１の技能データ記憶部２１ａ内に記憶される。
FIG. 8 is a flowchart showing a process of acquiring the skill data of each driver by the prior cognitive function test and storing it in the skill
ステップＳ１２において、運転者は、利用者端末１１において、自身の基本属性に関するデータを入力する。この基本属性に関するデータは、ネットワーク１３を介して運転者データベース２１の基本属性記憶部２１ｂに記憶される。基本属性に関するデータとして、運転年数、普段乗っている車両の車格（車両の大きさ）、運転頻度、最大運転可能時間（例えば、１時間等）、希望する交替地点、等が挙げられる。
In step S <b> 12, the driver inputs data regarding his / her basic attributes at the
ステップＳ１３において、運転計画提示サーバ１２の制御部２５は、利用者端末１１より取得した認知機能テストの結果に基づき、上述した（１）、（２）に示した手法に基づいて、運転者のバック走行についての技能、合流についての技能を評価する。この評価結果データは、運転者データベース２１の評価結果記憶部２１ｃ内に記憶される。こうして、運転者データベース２１内に、各運転者に関する各種データが記憶保存されることになる。
In step S13, the
次に、図９に示すフローチャートを参照して、運転計画設定処理について説明する。初めに、ステップＳ３１において、利用者端末１１は、交替して運転する複数の運転者ＩＤの入力を受け付ける。これにより、利用者端末１１より、複数の運転者ＩＤが入力される。この際、運転する車両がレンタカーであるか、或いはいずれかの運転者が所有する所有車両であるか、のデータが入力される。また、一人で運転するか否かのデータが入力される。
Next, the operation plan setting process will be described with reference to the flowchart shown in FIG. First, in step S31, the
ステップＳ３２において、制御部２５は、運転する車両が所有車両であるかレンタカーであるかを判断する。そして、所有車両である場合には、ステップＳ３３において、制御部２５は、車両の所有者が出発地から目的地まで全ての区間を運転するか否かを判断する。所有者が一人で運転する場合には、運転経路を分担する必要が無いので本処理を終了する。また、一人で運転しない場合には、ステップＳ３５に処理を進める。
In step S32, the
一方、運転する車両がレンタカーである場合には、ステップＳ３４において、制御部２５は、このレンタカーを複数の運転者のうちの一人が運転するか否かを判断する。そして、一人で運転する場合には、運転経路を分担する必要が無いので本処理を終了する。また、一人で運転しない場合には、ステップＳ３５に処理を進める。
On the other hand, if the vehicle to be driven is a rental car, in step S34, the
ステップＳ３５において、制御部２５は、利用者端末１１より入力された運転者ＩＤに基づき、これらの人員を運転者として設定する。
In step S <b> 35, the
ステップＳ３６において、利用者端末１１は、出発地、及び目的地の入力を受け付ける。これにより、運転者は、利用者端末１１にて出発地、及び目的地のデータを入力する。
In step S <b> 36, the
ステップＳ３７において、制御部２５は、運転者ＩＤに基づき、運転者データベース２１にて、各運転者の運転技能、及び基本属性を検索する。この検索により、設定された各運転者について、バック走行が苦手であるか否か、及び合流運転が苦手であるか否かの評価結果が認識される。更に、各運転者についての、基本属性が認識される。具体的には、各運転者の運転年数、通常運転している車両の車格、運転頻度、最大運転可能時間、希望する運転者の交替地点、等のデータが認識される。
In step S <b> 37, the
ステップＳ３８において、制御部２５は、各運転者の運転技能及び基本属性に基づいて、出発地から目的地までの走行経路において、各運転者の運転区間、運転順序、運転を交替する地点の候補を示すデータである運転計画データを、複数作成する。具体的には、運転計画データの作成条件は、例えば、図１１，図１２に示すように設定されている。
In step S38, the
即ち、図１１に示すように、利用する車両が所有車両である場合には、車両の所有者は、他の運転者よりも長距離を運転する。また、運転頻度が多い運転者ほど、長距離を運転するように運転区間を設定する。更に、運転に使用する車両と普段乗っている車両の車格の関係に基づき、普段乗っている車両との車格の差が小さい運転者ほど、長距離を運転するように運転区間を設定する。例えば、普段乗っている車両が軽自動車で、利用する車両が大型乗用車である場合には、車格の差が大きいので、運転距離が短くなるように設定される。 That is, as shown in FIG. 11, when the vehicle to be used is an owned vehicle, the owner of the vehicle drives a longer distance than other drivers. In addition, a driving section is set so that a driver with a high driving frequency drives a long distance. Furthermore, based on the relationship between the vehicle used for driving and the vehicle type of the vehicle on which the vehicle is usually used, the driving section is set so that the driver having a smaller vehicle difference from the vehicle on which the vehicle is riding is driven for a longer distance. . For example, when the vehicle on which the vehicle is usually used is a light vehicle and the vehicle to be used is a large passenger vehicle, the driving distance is set to be short because the difference in vehicle grade is large.
更に、技能データとしてバック走行が苦手であるとされている運転者は、バック走行が必要な経路、例えば、狭路が運転区間に含まないようにする。また、合流運転が苦手とされている運転者は、合流が含まれる経路、例えば、高速道路が運転区間に含まれないようにする。 Furthermore, a driver who is not good at back travel as skill data does not include a route that requires back travel, for example, a narrow road, in the driving section. In addition, a driver who is not good at merging driving prevents a route including merging, for example, an expressway from being included in the driving section.
また、図１２に示すように、レンタカー、及び所有車両についての割り当てが設定される。例えば、レンタカーを利用する場合で、難路（狭路や急カーブ路等）、合流走行路を含まない経路となる運転区間は、普段乗っている車両との車格が大きい人、運転頻度が少ない人を優先的に割り当てる。また、難路が含まれる経路となる運転区間は、バック走行が苦手でなく、普段乗っている車両の車格との差が小さい人、バック走行が苦手でなく、運転頻度が多い人を優先的に割り当てる。更に、合流走行路が含まれる経路となる運転区間は、合流走行が苦手でなく、普段乗っている車両の車格との差が小さい人、合流走行が苦手でなく、運転頻度が多い人、を優先的に割り当てる。 Moreover, as shown in FIG. 12, the allocation about a rental car and an own vehicle is set. For example, when using a rental car, driving sections that do not include difficult roads (narrow roads, sharply curved roads, etc.) and merging roads are often used for people with large vehicles and driving frequency. Preferentially assign fewer people. In the driving section that includes difficult roads, priority is given to those who are not good at driving back and have a small difference from the vehicle type of the vehicle they are on, and those who are not good at driving back and have high driving frequency. To assign. Furthermore, the driving section that is the route including the merging travel route is not good at merging, a person with a small difference from the vehicle grade of the vehicle that is usually riding, a person who is not good at merging and has a high driving frequency, Is preferentially assigned.
一方、所有車両を利用する場合で、難路、合流走行路を含まない経路となる運転区間は、車両の所有者、普段乗っている車両との車格が大きい人、運転頻度が少ない人を優先的に割り当てる。また、難路が含まれる経路となる運転区間は、所有者（但し、バック走行が苦手の場合を除く）、バック走行が苦手でなく普段乗っている車両の車格との差が小さい人、バック走行が苦手でなく、運転頻度が多い人、を優先的に割り当てる。更に、合流走行路が含まれる経路となる運転区間は、所有者（但し、合流走行が苦手の場合を除く）、合流走行が苦手でなく、普段乗っている車両の車格との差が小さい人、合流走行が苦手でなく、運転頻度が多い人、を優先的に割り当てる。こうして、図９に示したステップＳ３８の処理が行われる。 On the other hand, in the case of using owned vehicles, the driving section that does not include difficult roads and merging roads is for the owner of the vehicle, the person who has a large physique with the vehicle on which he / she usually rides, Assign with priority. In addition, the driving section that includes difficult roads is the owner (except for those who are not good at driving back), those who are not good at driving back and have a small difference from the vehicle type of the vehicle on which they normally ride, Preferentially assign people who are not good at driving back and have frequent driving. In addition, the driving section including the merging travel route is less likely to differ from the owner (excluding cases where the merging traveling is not good), the merging traveling is not good, and the vehicle type of the vehicle on which it is usually riding. Preferentially assign people, people who are not good at merging and who frequently drive. Thus, the process of step S38 shown in FIG. 9 is performed.
図９のステップＳ３９において、制御部２５は、作成した運転計画データを利用者端末１１に送信する。ステップＳ４０において、利用者端末１１は、ディスプレイに複数の運転計画データを表示し、利用者による選択を受け付ける。具体的には、図１３に示すように、利用者端末１１のディスプレイ１１ａに、運転者の順番を「第１運転者：ＲＩさん」、「第２運転者：ＹＮさん」、「第３運転者：ＫＨさん」のように表示し、更に、運転区間、運転の交替地点、運転距離、休憩ポイント等の情報を含む運転計画データを表示する。この運転計画データは、複数種類表示される。
In step S <b> 39 of FIG. 9, the
図９のステップＳ４１において、複数提示した運転計画データのうち、最適であると思われるものが選択されると（ステップＳ４１でＹＥＳ）、制御部２５は、この選択された運転計画データを認識する。従って、車両を運転する各運転者は、運転者毎に好適な経路が分担された運転計画データを取得することができ、この運転計画データに基づいて、各運転者が運転を交替しながら、出発地から目的地まで運転することができる。
In step S41 of FIG. 9, when a plurality of presented operation plan data that is considered to be optimal is selected (YES in step S41), the
次に、図１０に示すフローチャートを参照して、経路案内、及び運転者技能データの補正処理について説明する。ステップＳ５１において、制御部２５は、認識した運転計画データを、運転に使用する車両に搭載されるナビゲーション装置に送信する。
Next, route guidance and driver skill data correction processing will be described with reference to the flowchart shown in FIG. In step S51, the
ステップＳ５２において、運転に使用する車両のナビゲーション装置に、運転計画データを表示する。車両を運転する複数の運転者は、このナビゲーション装置に提示される情報に基づいて、各自が運転する区間、距離、交替地点、休憩ポイント等の運転に関する各種の情報を認識することができる。そして、この情報に従って現在地（出発地）を出発し、適切な位置で運転を交替しながら目的地に向けて走行することができる。 In step S52, the driving plan data is displayed on the navigation device of the vehicle used for driving. A plurality of drivers who drive the vehicle can recognize various information related to driving such as a section, a distance, a replacement point, a break point, and the like that the driver drives based on information presented on the navigation device. Then, according to this information, the user can depart from the current location (departure location) and travel toward the destination while changing driving at an appropriate position.
ステップＳ５３において、ナビゲーション装置は、車両の走行経路を検出し、更に、実際に運転した運転者のデータ（どの運転者がどの区間を運転したかを示すデータ）を取得する。運転者のデータは、運転者の操作により入力される。そして、ステップＳ５４において、実際に走行した経路と運転を担当した運転者のデータを運転計画提示サーバ１２に送信する。
In step S53, the navigation device detects the travel route of the vehicle, and further acquires data of the driver who actually drove (data indicating which driver drove which section). The driver data is input by the driver's operation. In step S54, the route actually traveled and the data of the driver in charge of driving are transmitted to the driving
ステップＳ５５において、制御部２５は、実際に運転した運転者のデータに基づいて、運転者データベース２１に保存されているデータを補正する。例えば、バック走行が苦手とされていた運転者が、狭路を含む経路を運転したというデータが得られた場合には、この運転者は、狭路の運転が苦手ではないものと判断されるので、技能データ記憶部２１ａ、評価結果記憶部２１ｃに記憶されているバック走行に関するデータを補正する。その結果、この運転者は、次回からはバック走行が苦手ではないという判断で取り扱われることになる。
In step S55, the
このようにして、本実施形態に係る運転計画提示システムでは、一台の車両に複数の運転者が乗車して出発地から目的地まで行く際に、各運転者の運転技能及び基本属性に基づいて各運転者の運転区間を設定する。従って、各運転者の運転技能に適した運転区間を提示することができる。その結果、各運転者に対して安全に運転できるかどうかの不安を抱かせることなく、安心感を持たせることができる。 In this way, in the driving plan presentation system according to the present embodiment, when a plurality of drivers get on one vehicle and go from the departure point to the destination, each driver's driving skill and basic attributes are used. To set the driving section of each driver. Therefore, it is possible to present a driving section suitable for each driver's driving skill. As a result, it is possible to give a sense of security without causing each driver to worry about whether or not to drive safely.
また、各運転者に対して予め認知機能テストを実施し、該認知機能テストの結果に基づいて、各運転者の運転技能を判断するので、高精度な運転技能の判断が可能となり、各運転者の運転技能に応じた適切な運転区間の設定が可能となる。 In addition, a cognitive function test is performed on each driver in advance, and the driving skill of each driver is determined based on the result of the cognitive function test. It is possible to set an appropriate driving section according to the driving skill of the person.
更に、各運転者の基本属性を取得し、この基本属性に基づいて各運転者の運転区間を設定するので、各運転者の適正に合った適切な運転区間の設定が可能となる。 Furthermore, since the basic attribute of each driver is acquired and the driving section of each driver is set based on this basic attribute, it is possible to set an appropriate driving section that is appropriate for each driver.
また、上記の基本属性として、各運転者が普段乗っている車両の車格に基づいて、各運転者の運転区間を設定するので、例えば、普段軽自動車を運転している運転者が大型乗用車を運転するような場合に、無理な運転区間が設定されることはなく、運転者に安心感を持たせることができる。 In addition, as the above-mentioned basic attribute, since the driving section of each driver is set based on the vehicle size of the vehicle on which each driver is usually riding, for example, a driver who normally drives a light vehicle is a large passenger car. When driving the vehicle, an unreasonable driving section is not set, and the driver can feel safe.
また、上記の基本属性として、各運転者の運転頻度に基づいて、運転区間を設定するので、例えば、普段あまり運転しない運転者が長時間運転することがないように設定され、運転者に安心感を持たせることができる。 In addition, as the above basic attributes, the driving section is set based on the driving frequency of each driver, so for example, it is set so that a driver who does not drive very often will not drive for a long time, A feeling can be given.
更に、運転対象となる車両の所有者が、運転者の中に含まれる場合には、この所有者の運転区間が他の運転者よりも長くなるように設定されるので、普段乗り慣れている所有者の運転時間、運転距離を長く設定することができ、他の運転者への負担を軽減することができる。 Furthermore, when the owner of the vehicle to be driven is included in the driver, the driving section of this owner is set to be longer than that of other drivers. The driving time and driving distance of the owner can be set longer, and the burden on other drivers can be reduced.
また、運転技能データとして、各運転者のバック走行の技能、及び合流技能の優劣を示すデータを使用し、バック走行の技能が低い運転者は、狭路の走行を回避、或いは低減し、合流技能の低い運転者は、高速道路の走行を回避、或いは少なくするように、各運転者の運転区間を設定するので、運転者は自身の苦手な走行路を運転するという負担が軽減され、運転者に対して不安感を持たせることを回避することができる。 In addition, as the driving skill data, the data indicating the superiority or inferiority of each driver's back travel skill and confluence skill is used, and the driver with low back travel skill avoids or reduces the narrow road travel, Low-skilled drivers set each driver's driving section so as to avoid or reduce driving on the highway, so the burden of driving the driver's poor driving path is reduced, driving It can be avoided that the person has anxiety.
更に、各運転者が実際に運転した運転区間データを取得し、この運転区間データに基づいて、各運転者の運転技能データを更新するので、例えば、バック走行が苦手であると評価されている運転者が、狭路を含む経路を無理なく運転したという実績ができた場合には、この運転者に対するバック走行の評価を更新する。即ち、バック走行の技能を高い評価とする。従って、次回から、この運転者に対して狭路を含む経路を割り当てることができる。 Furthermore, since the driving section data that each driver actually drove is acquired and the driving skill data of each driver is updated based on this driving section data, for example, it is evaluated that he is not good at back-traveling. When the driver has a track record that he / she has driven the route including the narrow road without difficulty, the evaluation of the back travel for the driver is updated. That is, the back running skill is highly evaluated. Accordingly, a route including a narrow road can be assigned to the driver from the next time.
以上、本発明の運転計画提示システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。 The operation plan presentation system of the present invention has been described based on the illustrated embodiment. However, the present invention is not limited to this, and the configuration of each part is replaced with an arbitrary configuration having the same function. be able to.
１１ 利用者端末
１１ａ ディスプレイ
１２ 運転計画提示サーバ
１３ ネットワーク
２１ 運転者データベース
２１ａ 技能データ記憶部
２１ｂ 基本属性記憶部
２１ｃ 評価結果記憶部
２２ 地図データベース
２３ 時刻データ取得部
２４ 位置データ取得部
２５ 制御部
２６ 通信部
１００ 運転計画提示システム
DESCRIPTION OF
Claims (7)
出発地データ、目的地データ、及び運転者ＩＤを含む各種データの入力操作を受け付ける利用者端末と、前記利用者端末とネットワークを介して接続される運転計画提示サーバと、を有し、
前記運転計画提示サーバは、
地図データベースと、
各運転者に対して予め実行した認知機能テストの結果により取得される、各運転者毎の運転技能データを記憶する運転者データ記憶手段と、
前記利用者端末より入力される出発地から目的地までのルートを、前記地図データベースより読み出し、このルートにおける道路条件を認識する道路条件認識手段と、
前記利用者端末より入力される運転者ＩＤに基づき、各運転者の運転技能データを前記運転者データ記憶手段より読み取り、各運転者毎の運転技能データの優劣に基づいて、運転者が苦手とする運転技能を必要とする道路が少なくなるように各運転者の運転区間を設定する運転区間設定手段と、
前記運転区間設定手段にて設定された運転区間のデータを前記利用者端末に提示する運転区間データ提示手段と、
を備えたことを特徴とする運転計画提示システム。 In the driving plan presentation system that presents the driving plan when driving to the destination by changing the driving of the vehicle with a plurality of drivers,
A user terminal that accepts input operations of various data including departure point data, destination data, and driver ID, and an operation plan presentation server connected to the user terminal via a network,
The operation plan presentation server is
A map database,
Driver data storage means for storing driving skill data for each driver, which is acquired by a result of a cognitive function test executed in advance for each driver;
A road condition recognition unit that reads a route from a departure point to a destination input from the user terminal from the map database, and recognizes a road condition in the route;
Based on the driver ID input from the user terminal, the driving skill data of each driver is read from the driver data storage means, and the driver is not good based on the superiority or inferiority of the driving skill data for each driver. Driving section setting means for setting the driving section of each driver so that there are fewer roads that require driving skills to perform,
Driving section data presenting means for presenting data of the driving section set by the driving section setting means to the user terminal;
An operation plan presentation system characterized by comprising:
前記運転区間設定手段は、バック走行の技能が低い運転者は狭路の走行を回避、或いは低減し、合流技能の低い運転者は、高速道路の走行を回避、或いは少なくするように、各運転者の運転区間を設定することを特徴とする請求項１〜請求項５のいずれか１項に記載の運転計画提示システム。 The driving skill data includes data indicating the superiority or inferiority of the merging skill from the merging lane to the main line, and the driving skill of each driver.
The driving section setting means is configured so that a driver with low back-travel skills avoids or reduces driving on narrow roads, and a driver with low confluence skills avoids or reduces driving on highways. The driving plan presentation system according to any one of claims 1 to 5, wherein the driving section of the person is set.
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