JP2015075704A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Kokichi Terajima
厚吉 寺嶋
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Abstract

【課題】製造コストを増加させることなく、コイルヘの通電に伴い浮上を開始したレンズホルダーにチルトが生じることのないレンズ駆動装置を提供する。【解決手段】前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の前側接続部13bの+Z側の面に接続し、後側バネ部材14Bの内側保持部14aを外径が前側接続部13bよりも大きい後側接続部13cの+Z側の面に接続し、外側保持部14bを内側保持部14aよりも−Z側にオフセットさせてベース12に接続して、レンズホルダー13に−Z軸方向の与圧が付勢されるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、バネ部材により懸架支持されるレンズ駆動装置に関し、特にレンズを保持するレンズホルダーを電磁駆動手段により光軸方向に移動させることができるレンズ駆動装置に関するものである。
図5は、従来の電磁駆動手段によるレンズ駆動装置20を示す分解斜視図である。
このレンズ駆動装置20は、図示しないレンズを保持するレンズホルダー23と、コイル26と、永久磁石25と、磁気ヨーク21と、ベース22と、前側バネ部材24A及び後側バネ部材24Bよりなるバネ部材24とを備えている。なお、同図においては、被写体側をZ軸前方(+Z側,+Z軸方向または+Z)とし、互いに直交し、Z軸に直交する軸をそれぞれX軸及びY軸とする。
レンズは、その光軸をZ軸方向に向けるようにしてレンズホルダー23に取付けられる。
レンズホルダー23は、中心軸23AをZ軸方向に向けた円筒形状の筒部23aと、筒部23aの+Z側で溝が環状に形成された前側接続部23bと、筒部23aの−Z側で溝が環状に形成された後側接続部23cとを備え、その光軸が中心軸23Aと一致するように筒部23aの内側に図示しないレンズを保持する。
コイル26は、レンズホルダー23の中心軸23Aを巻回軸として円環状に巻回され、レンズホルダー23の筒部23aに取付けられる。
磁気ヨーク21は、軟磁性材料よりなり、略L字形状の断面を有する。磁気ヨーク21は、X軸方向及びY軸方向に延在する四角枠状の側壁部21aと、側壁部21aの+Z側に接続され、中央部にZ軸方向に沿って開口する円形の開口部21kを有する略四角板状の天面部21bとから構成される。磁気ヨーク21の側壁部21aの内側には、直方体形状の永久磁石25が複数(4個)取付けられる。永久磁石25は、コイル26の周りに配置され、コイル26が巻回された側面と一定の間隔を隔ててX軸方向及びY軸方向に互いに対向している。
ベース22は、板面がZ軸方向に向いた略四角板状の部材であって、中央部に円形の開口部22kを有する。開口部22kのX軸方向及びY軸方向外側には、レンズホルダー23の後端部23dと当接し、レンズホルダー23のZ軸方向の最後方位置を規制する規制部22aが設けられる。また、規制部22aのX軸方向及びY軸方向外側には、規制部22aよりも+Z側に突き出して、後述する後側バネ部材24Bの外側保持部24bが接続される接続面22bが形成される。接続面22bの最外周部には、接続面22bよりも+Z側に突き出して、外側保持部24bのX軸方向及びY軸方向における取付け位置を規制する縁部22cが設けられ、縁部22cの+Z側の面には側壁部21aのZ軸方向の後端部が接続される。
バネ部材24は、略矩形状の板バネであり、前側バネ部材24A及び後側バネ部材24Bよりなる。前側バネ部材24Aは、円環状の内側保持部24aと、矩形状の外側保持部24bと、内側保持部24a及び外側保持部24bの間に配置され、周方向及び径方向に蛇行しながら延長して内側保持部24a及び外側保持部24bを互いに連結する湾曲形状の複数の腕部24cとを備える。
後側バネ部材24Bは、2つの分割バネ部材241,242よりなり、+X側と−X側とに2分割された円弧状の内側保持部24aと、+X側と−X側とに2分割されたU字形状の外側保持部24bとを有する。それぞれの分割バネ部材241,242は、周方向及び径方向に蛇行しながら延長して内側保持部24aと外側保持部24bとを互いに連結する湾曲形状の複数の腕部24cを備える。そして、後側バネ部材24Bは、コイル26の一方の端末261が半田等により分割バネ部材241と接続され、他方の端末262が分割バネ部材242と接続され、給電経路を構成する。
前側バネ部材24Aの内側保持部24aはレンズホルダー23に設けられた前側接続部23bの+Z側の面に接続,固定され、前側バネ部材24Aの外側保持部24bは磁気ヨーク21の天面部21bの+Z側の面に接続,固定される。後側バネ部材24Bの内側保持部24aはレンズホルダー23に設けられた後側接続部23cの−Z側の面に接続,固定され、外側保持部24bはベース22の縁部22cの内周側に収まるように位置の調整がなされて接続面22bの+Z側の面に接続,固定される。
バネ部材24を構成するこれらの前側バネ部材24A及び後側バネ部材24Bは、組み立て前の自然状態(負荷がかかっていない状態)においてはX軸方向及びY軸方向に延長した平坦な形状である。しかしながら、図6(a)〜(d)に示すように、バネ部材24を各部品に組み付けた後は、外側保持部24bが内側保持部24aよりも−Z側に位置する(オフセットする)ため、腕部24cが撓んだ状態で取り付けられることとなり、レンズホルダー23には−Z軸方向のプリロード(与圧)が印加された状態となる。
このように、コイル26に通電されない状態において、ベース22側に架け渡されたバネ部材24により懸架支持されたレンズホルダー23には、腕部24cの復元力により−Z向きのプリロードが印加され、レンズホルダー23の後端部23dがベース22の規制部22aに当接する。
そして、コイル26に通電された状態において、コイル26に−Z向きのプリロードを越える大きさの+Z向きのローレンツ力が生じると、レンズホルダー23の後端部23dがベース22の規制部22aから離れて、レンズホルダー23が腕部24cの復元力と釣り合う位置まで+Z方向に移動する。
特開2007−316395号公報
図6(a)〜(d)はレンズ駆動装置20の組立工程を示す模式図である。
図6(a)に示すように、+Z側からバネ部材取付治具J2の規制ピンJ2aは、コイル26が取付けられたレンズホルダー23の筒部23aの内周側に挿入され、レンズホルダー23の中心軸23Aとバネ部材取付治具J2の中心とが揃うように位置決めされて保持される。その後、後側バネ部材24Bがレンズホルダー23の−Z側に配置され、−Z側から内側保持部24aに対して+Z向きの押圧力が加えられ、後側接続部23cの−Z側の面に接着剤等により接続,固定される。さらに、コイル26の端末261,262が分割バネ部材241,242に半田付け等により接続される。
次に、図6(b)に示すように、バネ部材取付治具J2がレンズホルダー23の筒部23aから取り外され、新たに−Z側からレンズホルダー23の筒部23aの内周側にベース取付治具J3の規制ピンJ3aが挿入される。このとき、ベース取付治具J3の掘り下げ部J3bにはベース22を予め装着しておく。ベース22のX軸方向及びY軸方向における中心位置は、掘り下げ部J3bの内壁面J3cにより規制されることによって決定される。
ベース取付治具J3の規制ピンJ3aが挿入されたレンズホルダー23は、後端部23dがベース22の規制部22aの+Z側の面に当接し、レンズホルダー23の筒部23aの中心とベース取付治具J3の規制ピンJ3aの中心とが揃うように位置決めして図外のレンズを保持する。その後、後側バネ部材24Bの外側保持部24bは、内側保持部24aよりも−Z軸方向にオフセットした状態となるようにベース22の縁部22cによりX軸方向及びY軸方向の位置を規制されながら、外側保持部24bに−Z向きの押圧力を加えられつつ接着剤等により、ベース22の接続面22bに接続,固定される。
次に図6(c)に示すように、ベース22には、永久磁石25が取付けられた磁気ヨーク21が+Z側から被せられ、縁部22cの+Z側の面に側壁部21aのZ軸方向の後端部が接続,固定される。また、レンズホルダー23の前側接続部23bの+Z側の面には、前側バネ部材24Aの内側保持部24aが+Z側から取付けられ、内側保持部24aに+Z側から−Z向きの押圧力が加えられつつ前側接続部23bの+Z側の面に接着剤等により接続,固定される。
さらに、図6(d)に示すように、前側バネ部材24Aの外側保持部24bが内側保持部24aよりも−Z軸方向にオフセットした状態となるように、外側保持部24bに−Z向きの押圧力が加えられ、磁気ヨーク21の天面部21bの+Z側の面に接着剤等により接続,固定される。
図7に示すように、上記工程により組立てられたレンズ駆動装置20は、コイル26への通電に伴い、レンズホルダー23の後端部23dがベース22の規制部22aから離れて+Z軸方向に浮上を開始するときに、レンズホルダー23に傾きが生じてチルト現象を引き起こすことが多い。
このチルト現象の発生は、後側バネ部材24Bの腕部24cにZ軸方向と直角な方向(X軸方向,Y軸方向)の不要な残留応力が生じることが原因のひとつである。すなわち、ベース22は、ベース取付治具J3の掘り下げ部J3bの内壁面J3cを基準として位置決めされ,レンズホルダー23はベース取付治具J3の規制ピンJ3aを基準として位置決めされる。そのため、ベース取付治具J3に装着されたレンズホルダー23の中心とベース22の中心とが、位置ずれした状態になる場合が多い。それ故、後側バネ部材24Bの外側保持部24bは、中心がずれた状態のベース22の縁部22cの内側に収められることになる。
しかしながら、後側バネ部材24Bの内側保持部24aは、レンズホルダー23の後側接続部23cに固定されているので、外側保持部24bを変位させても内側保持部24aは接続された後側接続部23cから移動することはない。そのため、後側バネ部材24Bの外側保持部24bをベース22の縁部22cの内側に収めるためにX軸方向及びY軸方向に移動させて位置合わせすると、固定された内側保持部24aに対して外側保持部24bが偏心することになる。
その結果、後側バネ部材24Bは、内側保持部24aと外側保持部24bとを連結する腕部24cにZ軸と直角な方向に歪みが生じ、Z軸と直角な方向を向いた応力が残留したままの状態で固定される。そして、Z軸と直角な方向に歪みが生じた状態のまま、レンズ駆動装置20が組立てられることとなる。
このように、コイル26に通電されない状態において、後側バネ部材24Bの腕部24cにZ軸と直角な方向を向いた応力が残留したままの状態となっていると、レンズホルダー23は、−Z向きのプリロードによってレンズホルダー23の後端部23dがベース22の規制部22aと当接してZ軸方向を向くので、図示されないレンズの光軸が被写体方向を向くことになる。ところが、コイル26に通電されてレンズホルダー23が浮上したときには、後側バネ部材24Bの腕部24cに残留した応力が解放されて内側保持部24aの中心が外側保持部24bの中心に向かって移動し、レンズホルダー23がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くというチルト現象が生じることとなる。
このようにレンズホルダー23がチルト現象を引き起こすと、レンズホルダー23に保持されたレンズも傾くこととなる。そのため、傾いたレンズにより結像された図示しないイメージセンサーの画像は歪曲して、色の滲みやボケ、像の歪み等の画質の劣化を引き起こすという問題があった。
また、後側バネ部材24Bの接続工程の途中で組立治具をバネ部材取付治具J2からベース取付治具J3へ交換する必要があるため、工程が複雑化して治具の交換途中で後側バネ部材24Bを変形させてしまったり、組立作業時間が長くなったり、組立治具の種類が多い等、製造コストが高くなるという欠点を有する。
そこで本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、製造コストを増加させることなく、コイルヘの通電に伴い浮上を開始したレンズホルダーにチルトが生じることのないレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本願発明は、被写体側をZ軸方向の前方とし、中心軸がZ軸方向を向いた筒部を有し、当該筒部の内周側にレンズを保持するレンズホルダーと、筒部に固定され、レンズホルダーをZ軸方向に移動可能に支持するバネ部材と、筒部の外周側に位置し、筒部の中心軸周りに巻回されるコイルと、コイルの外周側に配設され、当該コイルと空隙を隔てて対向する永久磁石と、永久磁石を支持するベースとを備えたレンズ駆動装置であって、バネ部材は、前側バネ部材及び当該前側バネ部材よりもZ軸方向の後方に設けられる後側バネ部材を有し、前側バネ部材及び後側バネ部材は、Z軸方向と直交する方向に延長する腕部と、腕部の内側に設けられ、腕部の一方の端部と連結される内側保持部と、腕部の外側に設けられ、腕部の他方の端部と連結される外側保持部とを備え、レンズホルダーには、筒部のZ軸方向の前方において溝状に形成された前側接続部と、筒部のZ軸方向の後方において前側接続部の外径よりも大きい外径を有するフランジ状の後側接続部とが形成され、後側バネ部材の内側保持部が後側接続部のZ軸方向の前面に固定され、前側バネ部材の内側保持部が前側接続部のZ軸方向の前面に固定され、前側バネ部材または後側バネ部材のうち、少なくともいずれか一方の外側保持部が内側保持部よりもZ軸方向の後方に押圧されることにより、レンズホルダーにはZ軸方向の後方に与圧が付与されることを特徴とするものである。
このように、前側バネ部材及び後側バネ部材の内側保持部がZ軸方向の前方からレンズホルダーに固定され、前側バネ部材及び後側バネ部材のうち、いずれか一方もしくは両方の外側保持部が内側保持部よりもZ軸方向の後方にオフセットされ、レンズホルダーにはZ軸方向の後方に与圧が付与され、後側バネ部材の外側保持部がベースに固定されるときに、前側保持部に対して偏心が生じなくなるので、腕部にZ軸方向と直角な方向の応力が残留することがない。これにより、コイルに通電してレンズホルダーを浮上させたときに発生するレンズホルダーのチルトを抑制することができる。
また、本願発明は、後側バネ部材の内側保持部の内径がレンズホルダーの前側接続部の外径よりも大きく設定され、前側バネ部材の内側保持部の内径がレンズホルダーの前側接続部の外径よりも小さく設定されることを特徴とする。
このように、後側バネ部材の内側保持部の内径をレンズホルダーの前側接続部の外径よりも大きく設定し、前側バネ部材の内側保持部の内径をレンズホルダーの前側接続部の外径よりも小さく設定すれば、後側バネ部材の内側保持部をレンズホルダーの後側接続部にZ軸方向の前方から確実に接続,固定することができ、前側バネ部材の内側保持部をレンズホルダーの後側接続部にZ軸方向の前方から確実に接続,固定することができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置の組立工程を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るレンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 従来のレンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 従来のレンズ駆動装置の組立工程を示す断面模式図である。 従来のレンズ駆動装置の動作を示す図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置10の構成を示す分解斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置10の組立工程を示す断面模式図である。なお、本明細書中においては、被写体側をZ軸前方(以下、+Z側,+Z軸方向または単に+Zということもある)とし、互いに直交し、Z軸に直交する軸をそれぞれX軸及びY軸としている。
このレンズ駆動装置10は、図示しないレンズを保持するレンズホルダー13と、コイル16と、永久磁石15と、永久磁石15を保持するマグネットホルダー17と、磁気ヨーク11と、永久磁石15を支持するベース12と、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bよりなり、レンズホルダー13をZ軸方向に移動可能に支持するバネ部材14と、スペーサー18とを備えている。
図示しないレンズは、その光軸をZ軸方向に向けるようにしてレンズホルダー13に取付けられる。レンズは、レンズホルダー13の筒部13aの内周側に、レンズの光軸とレンズホルダー13の中心軸13Aとが一致するように保持される。
レンズホルダー13は、中心軸13AをZ軸方向に向けた円筒形状の筒部13aと、筒部13aの+Z側で溝部が環状に形成された前側接続部13bと、筒部13aの−Z側でフランジ状に形成され、前側接続部13bよりも外径が大きい後側接続部13cとを備える。
コイル16は、レンズホルダー13の中心軸13Aを巻回軸として円環状に巻回され、レンズホルダー13の筒部13aの外周側に取付けられる。
マグネットホルダー17は、非磁性材料によって形成される。マグネットホルダー17は、Z軸方向に開口する略四角枠状に形成された側壁部17aと、当該側壁部17aの内周側に設けられ、永久磁石15が保持されるマグネット取付孔17kとよりなる。
磁気ヨーク11は、軟磁性材料によって略L字形状の断面に形成される箱状の部材である。磁気ヨーク11は、X軸方向及びY軸方向を向き四角枠状に形成された側壁部11aと、当該側壁部11aの+Z側からX軸方向及びY軸方向に延在し、中央部にZ軸方向に開口する円形の開口部11kを有する略四角板状の天面部11bとから構成される。磁気ヨーク11の側壁部11aの内側には、マグネットホルダー17に保持された永久磁石15が配設される。永久磁石15は、コイル16を取り囲むよう(コイル16の外周側)に配置され、巻回されたコイル16の側面と空隙を隔ててX軸方向及びY軸方向に互いに対向する。各永久磁石15の磁極は、コイル16と対向する側面に形成される。
ベース12は、略四角板状の部材であって、中央部に円形の開口部12kが開設される。ベース12には、開口部12kよりもX軸方向及びY軸方向外側に位置し、レンズホルダー13の後端部13dが当接することによってレンズホルダー13におけるZ軸方向の最後方位置を規制する規制部12aが形成される。規制部12aの外周側には、規制部12aよりも+Z側に突き出し、後述する後側バネ部材14Bの外側保持部14bが接続される接続面12bが形成される。接続面12bの最外周部には、接続面12bよりも+Z側に突き出して、外側保持部14bのX軸方向及びY軸方向における取付け位置を規制する縁部12cが形成される。縁部12cの+Z側の面には、磁気ヨーク11における側壁部11aのZ軸方向の後端部が接続される。
スペーサー18は円環状の部材であり、後側バネ部材14Bの内側保持部14aの+Z側に取付けられる。スペーサー18は、当該スペーサー18とレンズホルダー13の後側接続部13cとにより、後側バネ部材14Bの内側保持部14aを挟持し,固定する。
バネ部材14は、レンズ駆動装置10を組み立てた状態において環状をなす板バネであり、前側バネ部材14A、及び前側バネ部材14AよりもZ軸方向の後方に配設される後側バネ部材14Bよりなる。
前側バネ部材14Aは、円環状の内側保持部14aと、略矩形状の外側保持部14bと、湾曲形状に形成され、Z軸方向と直交する方向に延長する複数の腕部14cとを備える。各腕部14cは、内側保持部14a及び外側保持部14bの間に配置され、周方向及び径方向に蛇行しながら延長して内側保持部14a及び外側保持部14bを互いに連結する。
後側バネ部材14Bは、+X側と−X側とに2分割された円弧状の内側保持部14aと、+X側と−X側とに2分割されたU字形状の外側保持部14bとを有する2つの分割バネ部材141,142よりなる。各分割バネ部材141,142は、周方向及び径方向(Z軸方向と直交する方向)に蛇行しながら延長し、内側保持部14aと外側保持部14bとを互いに連結する湾曲形状の複数の腕部14cを備える。
後側バネ部材14Bの内側保持部14aの内径は、レンズホルダー13の前側接続部13bの外径よりも大きく設定される。また、前側バネ部材14Aの内側保持部14aの内径は、レンズホルダー13の前側接続部13bの外径よりも小さく設定される。分割バネ部材141にはコイル16の一方の端末161が半田付け等によりに接続され、分割バネ部材142には他方の端末162が半田付け等によりに接続される。これにより後側バネ部材14Bは、給電経路としても機能する。
前側バネ部材14Aの内側保持部14aはレンズホルダー13に設けられた前側接続部13bの+Z側の面に接続,固定され、外側保持部14bはマグネットホルダー17の側壁部17aの+Z側の端面に接続,固定される。また、後側バネ部材14Bの内側保持部14aはレンズホルダー13に設けられた後側接続部13cの+Z側の面に接続,固定され、外側保持部14bはベース12の縁部12cの内周側に収まるように位置調整されて接続面12bの+Z側の面に接続,固定される。
バネ部材14を構成するこれらの前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bは、組み立て前の自然状態(負荷がかかっていない状態)においてX軸方向及びY軸方向に延長した平坦な形状である。一方、図2(a)〜(f)に示すように、組み付け後に各外側保持部14bが内側保持部14aよりも−Z側に位置するようにオフセットして腕部14cが撓んだ状態となるため、レンズホルダー13には−Z向きのプリロード(与圧)が印加された状態となる。
このようにレンズホルダー13には、コイル16に通電がなされない場合、腕部14cの復元力により−Z向きのプリロードが印加されている。この状態において、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aと当接し、レンズホルダー13の中心軸13AがZ軸方向を向き、レンズホルダー13に装着されたレンズの光軸もZ軸方向を向くことになる。
そして、コイル16に通電され、コイル16に−Z向きのプリロードを越える大きさの+Z向きのローレンツ力が生じると、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aから離れて、レンズホルダー13は腕部14cの復元力と釣り合う位置まで+Z方向に移動する。
図2(a)〜(f)はレンズ駆動装置10の組立工程を示す模式図である。以下、レンズ駆動装置10の組立工程について説明する。
図2(a)に示すように、ベース12を+Z側から組立治具J1の掘り下げ部J1bに挿入し、組立治具J1の規制ピンJ1aをレンズホルダー13の筒部13aの内径部に−Z側から挿入する。
次に、後側バネ部材14Bの内側保持部14aをレンズホルダー13の後側接続部13cの+Z側の面に乗せてX軸方向及びY軸方向に移動させ、外側保持部14bをベース12の縁部12cの内周側の接続面12bと接続できるように位置合わせする。このとき、後側バネ部材14Bの内側保持部14aは後側接続部13cに固定される前であるため、後側バネ部材14Bを後側接続部13cの上でX軸方向及びY軸方向に移動させても、内側保持部14aは後側接続部13cと同心状態を維持する。すなわち、腕部14cは、Z軸と直角な方向(X軸方向,Y軸方向)に歪みを生じることなく後側接続部13cと共に移動することができる。
次に、図2(b)に示すように、スペーサー18及びコイル16の順に後側バネ部材14Bの内側保持部14aの+Z側の面上に積み上げる。そして、コイル16の+Z側から−Z軸方向に押圧力を加えつつ、後側バネ部材14Bの内側保持部14a、スペーサー18及びコイル16を筒部13aと後側接続部13cとに対して接着剤等を用いて接続,固定する。さらに、コイル16の端末161,162を分割バネ部材141,142に対して半田付により接続する。
次に、図2(c)に示すように、永久磁石15を装着したマグネットホルダー17を後側バネ部材14Bの外側保持部14bの+Z側の面上に取付け、マグネットホルダー17の+Z側から−Z軸方向に押圧力を加える。押圧力の印加に伴い、後側バネ部材14Bの外側保持部14bが内側保持部14aよりも−Z側に位置した(オフセットした)状態となり、後側バネ部材14Bの外側保持部14bとマグネットホルダー17の側壁部17aの下端部とをベース12の接続面12bに対して接着剤等により接続,固定する。
次に、図2(d)に示すように、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の前側接続部13bの+Z側の面に取付けた後、+Z側から−Z軸方向に押圧力を加えながら接着剤等により接続,固定する。
次に、図2(e)に示すように、前側バネ部材14Aの外側保持部14bに−Z軸方向の押圧力を加えて、外側保持部14bが内側保持部14aよりも−Z側に位置するようにオフセットさせる。そして、前側バネ部材14Aの外側保持部14bをマグネットホルダー17の側壁部17aの上端部に対して接着剤等により接続,固定する。
これにより、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bのそれぞれの外側保持部14bが偏心することなく内側保持部14aよりも−Z側に位置するようにオフセットされ、腕部14cが撓んだ状態で取り付けられるため、レンズホルダー13には−Z軸方向のプリロード(与圧)が印加された状態となる。
さらに、図2(f)に示すように、前側バネ部材14Aとマグネットホルダー17とを+Z側から覆うようにして、磁気ヨーク11をマグネットホルダー17の側壁部17aの外周側に装着する。そして、永久磁石15が取付けられたマグネットホルダー17とベース12の縁部12cと磁気ヨーク11の側壁部11aとを接着剤等により接続,固定する。
なお、本実施形態においては、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bの両方の外側保持部14bがZ軸方向の後方に押圧され、固定される形態としたが、前側バネ部材14Aまたは後側バネ部材14Bのいずれか一方の外側保持部14bのみがZ軸方向の後方に押圧され、固定される形態としてもよい。
このように組み立てられたレンズ駆動装置10においては、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bと、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bとは共に偏心することなく同心に位置合わせされる。また、腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪が生じることがないのでZ軸と直角な方向に不要な応力が残留せず、外側保持部14bを−Z側にオフセットさせたことに伴うZ軸方向の応力が残留するだけとなる。
従って、コイル16に通電され、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aから離れて+Z軸方向に浮上を開始するときに、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。そのため、レンズホルダー13に保持されたレンズの光軸もZ軸方向を向いた状態に維持することができるので、結像された図示しないイメージセンサーの画像が歪曲することなく、画質の劣化も生じることがない。
また、一組の組立治具J1上に各部材を順次積み上げるだけでレンズ駆動装置10を組み立てることができるので、使用する組立治具の種類を少なくすることができるだけでなく、工程が簡素化されて組立作業に要する時間を短縮することが可能となり、結果として製造コストを低減することができる。
図3は、実施の形態2に係るレンズ駆動装置10の構成を示す分解斜視図である。本発明の実施形態2においては、永久磁石15の形状と、当該永久磁石15を保持するマグネットホルダー17の形状とが上記実施の形態1と相違する。なお、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係るマグネットホルダー17は、非磁性材料により形成される。マグネットホルダー17は、四角枠状に形成された側壁部17aと、側壁部17aの各隅部に設けられた略三角形状のマグネット取付孔17kを備える。永久磁石15は、マグネット取付孔17kの形状に合致するように三角柱形状に形成され、マグネット取付孔17kにより保持される。
本実施形態に係るレンズ駆動装置10においても、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bと、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bとは共に偏心することなく同心に位置合わせされる。そして腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪が生じることがないのでZ軸と直角な方向に不要な応力が残留せず、外側保持部14bを−Z側にオフセットさせたことに伴うZ軸方向の応力が残留しているだけとなる。
従って、コイル16に通電され、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aから離れて+Z軸方向に浮上を開始するときに、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。そのため、レンズホルダー13に保持されたレンズの光軸もZ軸方向を向いた状態に維持することができるので、結像された図示しないイメージセンサーの画像が歪曲することなく、画質の劣化も生じることがない。
また、一組の組立治具J1上に各部材を順次積み上げるだけでレンズ駆動装置10を組み立てることができるので、使用する組立治具の種類を少なくすることができるだけでなく、工程が簡素化されて組立作業に要する時間を短縮することが可能となり、結果として製造コストを低減することができる。
図4は、本発明の実施の形態3に係るレンズ駆動装置10の構成を示す分解斜視図である。実施形態3においては、前側バネ部材14Aを磁気ヨーク11の+Z側に配置した点、すなわち前側バネ部材14Aと磁気ヨーク11との配置を入れ替えた点で上記各実施の形態と相違する。なお、実施の形態3においても上記実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態において前側バネ部材14Aの内側保持部14aは、レンズホルダー13に設けられた前側接続部13bの+Z側の面に接続,固定され、外側保持部14bは磁気ヨーク11の天面部11bに接続,固定される。後側バネ部材14Bの内側保持部14aはレンズホルダー13に設けられた後側接続部13cの+Z側の面に接続,固定され、外側保持部14bはベース12の縁部12cの内周側に収まるように位置が調整されて接続面12bの+Z側の面に接続,固定される。
このようにレンズホルダー13には、コイル16に通電がなされない場合、腕部14cの復元力により−Z向きのプリロードが印加されている。この状態において、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aと当接し、レンズホルダー13の中心軸13AがZ軸方向を向き、レンズホルダー13に装着されたレンズの光軸もZ軸方向を向くこととなる。
そして、コイル16に通電され、コイル16に−Z向きのプリロードを越える大きさの+Z向きのローレンツ力が生じると、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aから離れて、レンズホルダー13は腕部14cの復元力と釣り合う位置まで+Z方向に移動する。
本実施形態に係るレンズ駆動装置10においても、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bと、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bとは共に偏心することなく同心に位置合わせされる。また、腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪が生じることがないのでZ軸と直角な方向に不要な応力が残留せず、外側保持部14bを−Z側にオフセットさせたことに伴うZ軸方向の応力が残留するだけとなる。
従って、コイル16に通電され、レンズホルダー13の後端部13dがベース12の規制部12aから離れて+Z軸方向に浮上を開始するときに、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。そのため、レンズホルダー13に保持されたレンズの光軸もZ軸方向を向いた状態に維持することができるので、結像された図示しないイメージセンサーの画像が歪曲することなく、画質の劣化も生じることがない。
また、一組の組立治具J1上に各部材を順次積み上げるだけでレンズ駆動装置10を組み立てることができるので、使用する組立治具の種類を少なくすることができるだけでなく、工程が簡素化されて組立作業に要する時間を短縮することが可能となり、結果として製造コストを低減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
上記各実施形態においては、マグネットホルダー17を省略することにより、永久磁石15を後側バネ部材14Bにおける外側保持部14bの+Z側の面に直接取付けるようにしてもよい。これにより、マグネットホルダー17の部品コストを削減することができる。
また、各実施形態におけるレンズ駆動装置10は、磁気ヨーク11を省略することにより磁気ヨーク11を有しない形態としてもよく、スペーサー18を省略することによりコイル16を後側バネ部材14Bにおける内側保持部14aの+Z側の面上に直接取付けるようにしてもよい。
10 レンズ駆動装置、11 磁気ヨーク、12 ベース、13 レンズホルダー、
14A 前側バネ部材、14B 後側バネ部材、15 永久磁石、16 コイル、
17 マグネットホルダー。

Claims (2)

  1. 被写体側をZ軸方向の前方とし、
    中心軸がZ軸方向を向いた筒部を有し、当該筒部の内周側にレンズを保持するレンズホルダーと、
    前記筒部に固定され、前記レンズホルダーをZ軸方向に移動可能に支持するバネ部材と、
    前記筒部の外周側に位置し、前記筒部の中心軸周りに巻回されるコイルと、
    前記コイルの外周側に配設され、当該コイルと空隙を隔てて対向する永久磁石と、
    前記永久磁石を支持するベースと、
    を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記バネ部材は、前側バネ部材、及び当該前側バネ部材よりもZ軸方向の後方に設けられる後側バネ部材を有し、
    前記前側バネ部材及び後側バネ部材は、
    前記Z軸方向と直交する方向に延長する腕部と、
    前記腕部の内側に設けられ、前記腕部の一方の端部と連結される内側保持部と、
    前記腕部の外側に設けられ、前記腕部の他方の端部と連結される外側保持部と、を備え、
    前記レンズホルダーには、
    前記筒部のZ軸方向の前方において溝状に形成された前側接続部と、
    前記筒部のZ軸方向の後方において前記前側接続部の外径よりも大きい外径を有するフランジ状の後側接続部と、が形成され、
    前記後側バネ部材の内側保持部が、前記後側接続部のZ軸方向の前面に固定され、
    前記前側バネ部材の内側保持部が、前記前側接続部のZ軸方向の前面に固定され、
    前記前側バネ部材または前記後側バネ部材のうち、少なくともいずれか一方の外側保持部が前記内側保持部よりもZ軸方向の後方に押圧されることにより、前記レンズホルダーにはZ軸方向の後方に与圧が付与されることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記後側バネ部材の内側保持部の内径が、前記レンズホルダーの前側接続部の外径よりも大きく設定され、
    前記前側バネ部材の内側保持部の内径が、前記レンズホルダーの前側接続部の外径よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
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