JP2015075501A - 結像光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】結像光学系と撮像素子との間隔が短く、小型化を実現しており、Fナンバーが小さく、光線射出角を抑えることができ、無限遠撮影から近距離撮影において諸収差を良好に補正した、画角が40〜60?程度の結像光学系を提供する。【解決手段】物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定であり、前記第1レンズ群G1は、絞りSを含み、所定のレンズ群からなり、前記第3レンズ群G3は、所定のレンズ群からなり、所定の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。【選択図】図1

Description

本発明はデジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置に用いられる撮影レンズに好適な結像光学系に関するものである。
近年、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮影装置が普及している。特に、従来よりレンズ交換式の撮影装置においては、結像光学系と撮像素子との間にファインダー光学系へ光線を導くためのミラーが配置されていたものが主であったが、これに変わってミラーを取り除くことで結像光学系と撮像素子の間隔を短くし、撮影装置全体の小型化を実現した撮影装置が普及しつつある。
こうしたミラーを省略し小型化した撮影装置の普及に伴い、結像光学系においても、単なるミラーの省略によるバックフォーカスの短縮化のみならず、撮影装置の小型化とバランスのとれた結像光学系全体の小型化も要求されている。
こうした撮影装置に装着可能な交換レンズの結像光学系には、ユーザの利便性を優先して1つの交換レンズで広範な焦点距離をカバーできるズームレンズであって、さらに小型化された故にFナンバーが大きいものが多い。
しかしながら、こうした利便性に関するユーザの要求が多い一方で、Fナンバーを小さくすることで被写界深度を浅くし、撮影画像の背景のボカシ量を大きくしたいというユーザの要求も多い。
Fナンバーを小さくすることと、結像光学系全体の小型化の両立を実現する結像光学系としては、単焦点レンズが挙げられる。ただし、単焦点レンズはズームレンズのように焦点距離を変えることができず固定であるため、ユーザにとって扱いやすい画角を想定してレンズ設計をすることが重要である。
単焦点レンズの画角については、狭すぎると撮影の使用場面が限られるのでユーザにとって利便性が低く、広すぎると焦点距離が短くなることにより被写界深度が深くなってしまい目的とする撮影画像の背景のボカシ量を十分に確保することができない。そのため、単焦点レンズの画角は、40〜60°程度が好ましい。
また、近年のデジタルカメラの撮像素子については、撮像素子への入射角が大きい光線に対して感度が低下するという特性があり、光線の入射角が大きくなると、撮像素子面上では光量低下が発生してしまう。すなわち、像高の高い画像周辺部分では光線の入射角が大きくなり、これにより撮影画像の周辺光量が低下してしまう問題が発生しやすい。
撮影画像の周辺光量の低下を抑えるためには、レンズ設計において、結像光学系の最も像面側から射出される光線の射出角(光線射出角)を十分に小さくすることが必要である。
上記説明のとおり、近年の撮影装置においては、Fナンバーが小さく、小型化を実現し、かつ、光線射出角を十分に小さくした、画角が40〜60°程度の結像光学系が求められている。
従来、結像光学系と撮像素子との間隔が短く、小型の結像光学系として、例えば、特許文献1乃至特許文献5に記載の結像光学系が開示されている。
特開2013−025157号公報 特開2011−209377号公報 特開2013−037080号公報 特開2012−220654号公報 特開2012−173299号公報
特許文献1に記載の結像光学系では、Fナンバーが1.2程度に小さく大口径のレンズが提案されているが、そもそも画角が狭い結像光学系であり、画角40〜60°程度の撮影画像を得ようとしてもイメージサークルが小さすぎる。
特許文献2に記載の結像光学系では、Fナンバーが1.2〜2.0程度に小さく大口径のレンズが提案されているが、画角が広いため画角40〜60°程度の結像光学系に適用するには小型化の実現に対して不適である。
特許文献3に記載の結像光学系では、Fナンバーが1.8程度に小さく大口径であり、画角も60°程度のレンズが提案されており、画角40〜60°の結像光学系へも適しているが、全長が長く小型化されていない。
特許文献4に記載の結像光学系では、Fナンバーが1.4程度に小さく大口径であり、画角も50°程度のレンズが提案されており、画角40〜60°の結像光学系へも適しており十分に小型である。しかしながら、特許文献4に記載の結像光学系は、フォーカシングレンズ群の偏芯コマ収差の敏感度が高く、製造誤差により性能低下を招くおそれが大きいため好ましくない。
特許文献5に記載の結像光学系では、十分に小型であり、フォーカシングレンズ群の構成に余裕があり、画角も60°程度のレンズが提案されており、画角40〜60°の結像光学系へも適しているが、全長が長く小型でない。また、製造誤差による性能低下を少なくできる見込みがあるが、Fナンバーが2.8程度と大きく、さらに光線射出角も大きいため好ましくない。
画角40〜60°程度の結像光学系において、Fナンバーを小さくしつつ高性能化するためのレンズ構成としては、高性能化し易いダブルガウスタイプから発展させ、レトロフォーカスタイプの特徴を持たせて、ペッツバール和の低減を行い、収差補正に余裕を持たせることが望ましい。
また、小型の結像光学系においてFナンバーを小さくするに当たって、可動であるフォーカシングレンズ群の製造誤差による性能低下を少なくすることを考慮しなければならない。
さらに、小型の結像光学系とするためには、フォーカシングレンズ群の駆動用アクチュエータも小さくする必要があるためフォーカシングレンズ群は軽量である必要がある。フォーカシングレンズ群を軽量にするためには、特許文献3,4のようにフォーカシングのためのレンズが1枚であることが望ましい。しかしながら、そうすると製造誤差によりフォーカシングレンズ群にタオレ等が発生した場合に、偏心コマ収差が悪化し中心像高から性能低下を起こしてしまうおそれがあるため好ましくない。また、こうした製造誤差による偏心コマ収差の悪化のおそれを少なくするためには、フォーカシングレンズ群の屈折力を小さくすることが考えられるが、そうするとフォーカシング時の移動量を長くしなければならず結像光学系の小型化の実現が困難となる。
また、製造誤差による偏心コマ収差の悪化が少なくなるようなレンズ構成としては特許文献1,5のように、フォーカシングレンズ群を複数枚の構成とし収差補正に余裕を持たせることが考えられるが、フォーカシングレンズ群の重量が増えることになるので引き換えとしてフォーカシングレンズ群のレンズ径を小さくする必要がある。
さらに、光線射出角を抑えるためには結像光学系にレトロフォーカスの特徴を利用すると容易に行えるが、全長が長くなる副作用があるためレンズ構成の屈折力の配置に注意する必要がある。
本発明は上記課題に鑑みて解決するものであり、結像光学系と撮像素子との間隔が短く、小型化を実現しており、Fナンバーが小さく、光線射出角を抑えることができ、無限遠撮影から近距離撮影において諸収差を良好に補正した、画角が40〜60°程度の結像光学系を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本出願に係る第1の発明は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定であり、前記第1レンズ群G1は、絞りSを含み、物体側から順に、少なくとも1枚の負レンズを有し全体として負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、少なくとも1枚の正レンズを有し全体として正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、物体側から少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有し全体として正または負の屈折力を有する第1cレンズ群G1cからなり、前記第3レンズ群G3は、物体側から順に、負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなり、所定の条件式を満足する結像光学系であることとした。
また、本出願に係る第2の発明は、第1の発明の結像光学系であって、さらに所定の条件式を満足する結像光学系であることとした。
また、本出願に係る第3の発明は、第1または第2の発明の結像光学系であって、第1cレンズ群G1cの像側に向かって凹面であるレンズ面と第2レンズ群G2の物体側に向かって凹面であるレンズ面は互いに向かい合っており、かつ、第2レンズ群G2は物体側から順に物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズ成分と両凸の正レンズ1枚からなり、所定の条件式を満足する結像光学系であることとした。
また、本出願に係る第4の発明は、第1ないし第3の発明のいずれかの結像光学系であって、さらに所定の条件式を満足する結像光学系であることとした。
また、本出願に係る第5の発明は、第1ないし第4のいずれかの結像光学系であって、第2レンズ群G2のいずれかのレンズ面に非球面を用いることを特徴とする結像光学系であることとした。
本発明を採用することにより、結像光学系と撮像素子との間隔が短く、小型化を実現しており、Fナンバーが小さく、光線射出角を抑えることができ、無限遠撮影から近距離撮影において諸収差を良好に補正した、画角が40〜60°程度の結像光学系を提供することができる。
本発明の実施例1の結像光学系の撮影距離無限遠におけるレンズ構成図である。 本発明の実施例1の撮影距離無限遠における縦収差図である。 本発明の実施例1の撮影距離250mmにおける縦収差図である。 本発明の実施例1の撮影距離無限遠における横収差図である。 本発明の実施例1の撮影距離250mmにおける横収差図である。 本発明の実施例2の結像光学系の撮影距離無限遠におけるレンズ構成図である。 本発明の実施例2の撮影距離無限遠における縦収差図である。 本発明の実施例2の撮影距離250mmにおける縦収差図である。 本発明の実施例2の撮影距離無限遠における横収差図である。 本発明の実施例2の撮影距離250mmにおける横収差図である。 本発明の実施例3の結像光学系の撮影距離無限遠におけるレンズ構成図である。 本発明の実施例3の撮影距離無限遠における縦収差図である。 本発明の実施例3の撮影距離300mmにおける縦収差図である。 本発明の実施例3の撮影距離無限遠における横収差図である。 本発明の実施例3の撮影距離300mmにおける横収差図である。 本発明の実施例4の結像光学系の撮影距離無限遠におけるレンズ構成図である。 本発明の実施例4の撮影距離無限遠における縦収差図である。 本発明の実施例4の撮影距離200mmにおける縦収差図である。 本発明の実施例4の撮影距離無限遠における横収差図である。 本発明の実施例4の撮影距離200mmにおける横収差図である。 本発明の実施例5の結像光学系の撮影距離無限遠におけるレンズ構成図である。 本発明の実施例5の撮影距離無限遠における縦収差図である。 本発明の実施例5の撮影距離170mmにおける縦収差図である。 本発明の実施例5の撮影距離無限遠における横収差図である。 本発明の実施例5の撮影距離170mmにおける横収差図である。 本発明の実施例6の結像光学系の撮影距離無限遠におけるレンズ構成図である。 本発明の実施例6の撮影距離無限遠における縦収差図である。 本発明の実施例6の撮影距離300mmにおける縦収差図である。 本発明の実施例6の撮影距離無限遠における横収差図である。 本発明の実施例6の撮影距離300mmにおける横収差図である。
以下に、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
本実施例に係る結像光学系は、図1に示すレンズ構成図のとおり、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3で構成され、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面に対して固定であり、第2レンズ群G2が物体側へ移動する構成となっている。
さらに、第1レンズ群G1は、絞りを含み、物体側から順に、少なくとも1枚の負レンズ有し全体で負の屈折力の第1aレンズ群G1a、少なくとも1枚の正レンズを有し全体で正の屈折力の第1bレンズ群G1bと、物体側から少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有し正または負の屈折力の第1cレンズ群G1cからなり、前記第3レンズ群G3は物体側から負の屈折力を有する第3aレンズ群G3a、正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
上記の本発明の結像光学系の特徴は、第1bレンズ群G1b、第1cレンズ群G1c及び第2レンズ群G2によりダブルガウスタイプに近い構成として良好な収差補正を行い、さらに、第1レンズ群G1aを配置して結像光学系全体のペッツバール和の低減を行うことで収差補正に余裕をもたせ、第2レンズ群G2をフォーカシングレンズ群とすることで結像光学系の小型化を図り、第3aレンズ群G3a、第3bレンズ群G3bを配置して結像光学系全体の小型化の実現とフォーカシングによる収差変動を抑えることにある。また、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2又は第3レンズ群G3をそれぞれ1つの鏡枠に保持することができるので、部品点数の増加を抑えることができる。
本発明の結像光学系は、次の条件式(1)から(3)を満足する。
(1)1.00<Φexp/f<10.0
(2)0.20<DG2/f<0.60
(3)1.60<fsa/fsb<11.0
f:無限遠撮影時における結像光学系全体の焦点距離
Φexp:無限遠撮影時における射出瞳径
DG2:無限遠撮影時における第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面または絞りとさらにその次に像側にある第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面との軸上間隔
fsa:無限遠撮影時における結像光学系の絞りよりも物体側にあるレンズ系の焦点距離
fsb:無限遠撮影時における結像光学系の絞りよりも像側にあるレンズ系の焦点距離
条件式(1)は、Fナンバーを小さくしつつ、結像光学系全体の小型化と適切な画角を得るための好ましい条件として、無限遠撮影時における射出瞳径を規定するものである。
条件式(1)の下限を超え射出瞳径が小さくなると、軸上光束が小さくなることでFナンバーが大きくなってしまうため好ましくない。その際に、射出瞳位置自体を像側に移動させてFナンバーを小さくすることが考えられるが、そうすると軸外光束の上側光線部がケラれやすくなるため、十分な周辺光量が得られなくなる、あるいは軸外主光線の光線射出角が大きくなってしまいいずれにしても好ましくない。さらに、周辺光量及び光線射出角を好ましい条件にするには最大画角の像高を下げることが考えられるが、そうするとイメージサークルが狭くなる、あるいは画角が狭くなってしまいいずれにしても好ましくない。
条件式(1)の上限を超え射出瞳径が大きくなると、結像光学系を通過するFナンバー光線の高さが高くなることにより小型化の実現が困難となるため好ましくない。
なお、条件式(1)について、望ましくはその下限値を1.10に、または、上限値を6.00にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
条件式(2)は、結像光学系の小型化と第2レンズ群G2でフォーカシングするための好ましい条件として、無限遠撮影時における第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面または絞りとさらにその次に像側にある第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面との軸上間隔を規定するものである。
条件式(2)の下限を超え第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面または絞りとさらにその次に像側にある第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面との軸上間隔が短くなると、第2レンズ群G2のフォーカシング時における十分な移動量を確保することができないため最短撮影距離が長くなり好ましくない。また、条件式(2)の下限を超えた条件のままで最短撮影距離を短くしようとすると第2レンズ群G2の正の屈折力を強くさせなければならないため、フォーカシングに伴う収差変動を抑えることが困難となる。
条件式(2)の上限を超え第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面または絞りとさらにその次に像側にある第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面との軸上間隔が長くなると結像光学系の小型化の実現が困難となる。
なお、条件式(2)について、望ましくはその下限値を0.24に、または、上限値を0.49にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
条件式(3)は、結像光学系の小型化と光線射出角を抑制するための好ましい条件として、無限遠撮影時における結像光学系の絞りよりも物体側にあるレンズ系の焦点距離と絞りよりも像側にあるレンズ系の焦点距離の比を規定するものである。
条件式(3)の下限を超え絞りよりも物体側にあるレンズ系の屈折力が強くなると、絞りよりも物体側にあるレンズ系から射出される軸外光束が高いままとなり、結局、結像光学系のテレセントリック性が悪化し光線射出角の抑制が困難となる。
条件式(3)の上限を超え第2レンズ群G2の正の屈折力が強くなると、フォーカシングに伴う収差変動を抑えることが困難となる。また、絞りよりも像側にあるレンズ系の屈折力が絞りよりも物体側のレンズ系の屈折力に比して強くなり、結像光学系全体としてレトロフォーカス型の屈折力配置の特徴が強くなりバックフォーカスが長くなってしまうため結像光学系の小型化の実現が困難となる。
なお、条件式(3)について、望ましくはその下限値を1.70に、または、上限値を8.90にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
また、本発明の結像光学系は、さらに次の条件式(4)から(6)を満足することが望ましい。
(4)0.80<|f1a/f|<8.00
(5)0.55<|f3a/f|<3.90
(6)0.40<f2/f23<1.50
f1a:第1aレンズ群G1aの焦点距離
f3a:第3aレンズ群G3aの焦点距離
f2:第2レンズ群G2の焦点距離
f23:無限遠撮影時における第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の合成焦点距離
条件式(4)は、結像光学系の小型化と製造誤差による性能低下を抑えるため、さらに良好な収差補正を行うための好ましい条件として、第1aレンズ群G1aの焦点距離を規定するものである。
条件式(4)の下限を超え第1aレンズ群G1aの負の屈折力が強くなると、レトロフォーカス型の屈折力配置の特徴が強くなりバックフォーカスが長くなってしまうため結像光学系の小型化の実現が困難となる。レトロフォーカス型の屈折力配置の特徴が強くなることを抑えるためには、第1レンズ群G1内の特に第1bレンズ群G1bの正の屈折力を強くする必要がある。しかしながら、そうすると第1レンズ群G1内の第1aレンズ群G1aの強い負の屈折力と第1bレンズ群G1bの強い正の屈折力とにより収差が打ち消され合うこととなるため、第1aレンズ群G1aと第1bレンズ群G1bとの相対的な組み立ての製造誤差により性能低下のおそれが大きくなるため好ましくない。
条件式(4)の上限を超え第1aレンズ群G1aの負の屈折力が弱くなると、結像光学系全体のペッツバール和の絶対値が大きくなり、像面湾曲が大きくなってしまうため良好な収差補正が困難となる。また、瞳収差が小さくなり周辺光量が少なくなるため好ましくない。
なお、条件式(4)について、望ましくはその下限値を0.90に、または、上限値を2.80にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
条件式(5)は、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3の小型化と良好な収差補正を行うための好ましい条件として、第3aレンズ群G3aの焦点距離を規定するものである。
条件式(5)の下限を超え第3aレンズ群G3aの負の屈折力が強くなると、特にコマ収差、非点収差が大きくなり良好な収差補正を行うことが困難となるため好ましくない。
条件式(5)の上限を超え第3aレンズ群G3aの負の屈折力が弱くなると、第2レンズ群G2から射出された光束を軸外方向へ高く屈折させることができなくなるため、光線射出角を抑制するためには第2レンズ群G2のレンズ外径を大きくして射出される光束を光軸方向へ高くしておく必要が生じ、結果として結像光学系の小型が困難となるので好ましくない。
さらに、第2レンズ群G2が大きくなると、第3aレンズ群G3aのレンズ外径も大きくなってしまう。一般的には、レンズ鏡筒後方にC形若しくはドーナッツ形の電装パーツ等が配置されるため、第3レンズ群G3のレンズ外径が大きくなってしまうと、この電装パーツ等の配置が困難となるため好ましくない。
なお、条件式(5)について、望ましくはその下限値を0.80に、または、上限値を3.50にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
条件式(6)は、光学系の小型化と、フォーカシングレンズ群である第2レンズ群G2の移動量と良好な収差補正を行うための好ましい条件として、第2レンズ群G2の焦点距離と無限遠撮影時の第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の合成焦点距離との比を規定するものである。
条件式(6)の下限を超え第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3の屈折力が強くなると、非点収差が悪化しフォーカシングに伴う収差変動を抑えることが困難となるので好ましくない。
条件式(6)の上限を超え第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3の屈折力が弱くなるとフォーカシングレンズ群である第2レンズ群G2の移動量が長くなるため結像光学系全体の小型化が困難となるので好ましくない。
なお、条件式(6)について、望ましくはその下限値を0.60に、または、上限値を1.15にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
また、本発明の結像光学系は、さらに第1cレンズ群G1cの像側に向かって凹面であるレンズ面と第2レンズ群G2の物体側に向かって凹面であるレンズ面は互いに向かい合っており、かつ、第2レンズ群G2は物体側から順に物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズ成分と両凸の正レンズ1枚からなり、次の条件式(7)を満足することが望ましい。
(7)0.10<|R1c×R2/f|<1.30
R1c:第1cレンズ群G1cの像側に向かって凹面であるレンズ面のうち曲率が最も大きいレンズ面の曲率半径
R2:第2レンズ群G2の物体側に向かって凹面であるレンズ面のうち曲率が最も大きいレンズ面の曲率半径
第2レンズ群G2を構成する物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズ成分には、メニスカス形状の単レンズとメニスカス形状の接合レンズとを含む。
上記のように第2レンズ群G2を複数枚のレンズにより構成することで、単数枚のレンズで構成されるのと比較して、フォーカシングに伴う収差変動と、第2レンズ群G2の組み付けにおけるチルトやシフトの製造誤差による性能低下をより抑えることができる。
条件式(7)は、製造誤差による性能低下を抑えるため、良好な収差補正を行うための好ましい条件として、曲率半径R1c及びR2を規定するものである。
条件式(7)の下限を超え向かい合った凹面の曲率半径R1c及びR2が小さくなると、特に球面収差、コマ収差が大きくなり良好な収差補正を行うことが困難となるため好ましくない。また、製造誤差による性能低下が大きくなるため好ましくない。
条件式(7)の上限を超え向かい合った凹面の曲率半径R1c及びR2が大きくなると、特に非点収差が大きくなり良好な収差補正を行うことが困難となるため好ましくない。
なお、条件式(7)について、望ましくはその下限値を0.12に、または、上限値を1.10にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
また、本発明の結像光学系は、さらに次の条件式(8)を満足することが望ましい。
(8)0.10<|f1b/f1a|<1.65
f1a:第1aレンズ群G1aの焦点距離
f1b:第1bレンズ群G1bの焦点距離
条件式(8)は、結像光学系の小型化と良好な収差補正を行うための好ましい条件として、第1aレンズ群G1aと第1bレンズ群G1bの焦点距離の比を規定するものである。
条件式(8)の下限を超え第1bレンズ群G1bの正の屈折力が強くなると、特に非点収差が大きくなり良好な収差補正を行うことが困難となるため好ましくない。
条件式(8)の上限を超え第1bレンズ群G1bの正の屈折力が弱くなると、絞り径の小型化が困難となるため好ましくない。
なお、条件式(8)について、望ましくはその下限値を0.17に、または、上限値を1.45にさらに限定することで、上記の効果をより確実にすることができる。
また、本発明の結像光学系は、第2レンズ群G2のレンズ面に非球面を用いることが望ましい。
第2レンズ群のレンズ面に非球面を用いることで球面収差をはじめ諸収差の補正を良好に行うことが可能となり、フォーカシングに伴う収差変動を抑えることができるため好ましい。
非球面の形状は、光軸と非球面との交点を原点とし、原点を含む光軸と直交する平面から非球面への光軸方向への変位量(サグ量)をzとし、原点を含む光軸と直交する平面において原点からの距離をyとし、基準球面の曲率半径をrとし、コーニック係数をKとし、4次、6次、8次及び10次の非球面係数をそれぞれA4、A6、A8、A10とするとき、次の式で表されるものとする。
Figure 2015075501
また、本発明の結像光学系では、第1cレンズ群G1cは正または負のどちらの屈折力であってもよい。第1aレンズ群G1aの負の屈折力が比較的強い場合、若しくは、第1bレンズ群G1bの正の屈折力が比較的弱い場合に第1cレンズ群G1cの屈折力は正になり、第1aレンズ群G1aの負の屈折力が比較的弱い場合、若しくは第1bレンズ群G1bの正の屈折力が比較的強い場合に第1cレンズ群G1cの屈折力は負になる。
次に、本発明の結像光学系に係る各実施例のレンズ構成について詳しく説明する。
図1に、実施例1の結像光学系のレンズ構成図を示す。
実施例1の結像光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、絞りSと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定である。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、両凸の正レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、両凸レンズ1枚と両凹レンズ1枚との接合レンズからなる負の屈折力を有する第1cレンズ群G1cとからなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズと、両凸レンズ1枚からなる。両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズは全体としてメニスカス形状である。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなる正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
また、第3レンズ群G3と像面Iとの間には平行平面板であるフィルターFが配置されている。このフィルターFの光軸上の位置は第3レンズ群G3と像面Iとの間であればどこであっても収差に影響を与えない。
図6に、実施例2の結像光学系のレンズ構成図を示す。
実施例2の結像光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、絞りSと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定である。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、両凸レンズ1枚と両凹レンズ1枚との接合レンズからなる正の屈折力を有する第1cレンズ群G1cとからなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズと、両凸レンズ1枚からなる。両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズは全体としてメニスカス形状である。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、両凸レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
また、第3レンズ群G3と像面Iとの間には平行平面板であるフィルターFが配置されている。このフィルターFの光軸上の位置は第3レンズ群G3と像面Iとの間であればどこであっても収差に影響を与えない。
図11に、実施例3の結像光学系のレンズ構成図を示す。
実施例3の結像光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、絞りSと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定である。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、両凸レンズ1枚と両凹レンズ1枚との接合レンズからなる負の屈折力を有する第1cレンズ群G1cとからなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズと、両凸レンズ1枚からなる。両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズは全体としてメニスカス形状である。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなる正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
また、第3レンズ群G3と像面Iとの間には平行平面板であるフィルターFが配置されている。このフィルターFの光軸上の位置は第3レンズ群G3と像面Iとの間であればどこであっても収差に影響を与えない。
図16に、実施例4の結像光学系のレンズ構成図を示す。
実施例4の結像光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、絞りSと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定である。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、両凸の正レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、両凸レンズ1枚と両凹レンズ1枚との接合レンズからなる正の屈折力を有する第1cレンズ群G1cとからなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズと、両凸レンズ1枚からなる。両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズは全体としてメニスカス形状である。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなる正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
また、第3レンズ群G3と像面Iとの間には平行平面板であるフィルターFが配置されている。このフィルターFの光軸上の位置は第3レンズ群G3と像面Iとの間であればどこであっても収差に影響を与えない。
図21に、実施例5の結像光学系のレンズ構成図を示す。
実施例5の結像光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、絞りSと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定である。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹レンズ1枚からなる負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、両凸の正レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、両凸レンズ1枚と両凹レンズ1枚との接合レンズからなる正の屈折力を有する第1cレンズ群G1cとからなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズと、両凸レンズ1枚からなる。両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズは全体としてメニスカス形状である。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凹レンズ1枚からなる負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、両凸レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
また、第3レンズ群G3と像面Iとの間には平行平面板であるフィルターFが配置されている。このフィルターFの光軸上の位置は第3レンズ群G3と像面Iとの間であればどこであっても収差に影響を与えない。
図26に、実施例6の結像光学系のレンズ構成図を示す。
実施例6の結像光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、絞りSと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定である。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、両凸の正レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、両凸レンズ1枚と両凹レンズ1枚との接合レンズからなる負の屈折力を有する第1cレンズ群G1cとからなる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズと、両凸レンズ1枚からなる。両凹レンズ1枚と両凸レンズ1枚との接合レンズは全体としてメニスカス形状である。
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなる正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなる。
また、第3レンズ群G3と像面Iとの間には平行平面板であるフィルターFが配置されている。このフィルターFの光軸上の位置は第3レンズ群G3と像面Iとの間であればどこであっても収差に影響を与えない。
なお、各実施例において、絞りSは、第1レンズ群G1と一体的であり、第1レンズ群G1のうち最も像側に配置されているが、例えば、絞りSと第2レンズ群G2との間にフィルター若しくは弱い屈折力のレンズをさらに配置して全体として第1レンズ群G1を構成しても問題はなく、絞りSの位置は第1レンズ群G1に含まれていればよいので、各実施例の絞りSの位置に限られるものではない。
以下、各実施例に対応する各数値実施例について具体的な数値データを示す。
面データにおいて、面番号は物体側から数えたレンズ面又は絞りSの番号、rは各面の曲率半径、dは各面の間隔、ndはd線(波長587.56nm)に対する屈折率、vdはd線に対するアッベ数を示している。
面番号に付した(絞り)は、その位置に絞りSが位置していることを示している。平面又は絞りSに対する曲率半径には∞(無限大)を記入している。また、面番号にアスタリスクが付いたレンズ面は非球面であることを示し、非球面データにおいてその非球面の式の係数を示している。
各種データには、撮影距離が無限遠のときの焦点距離等の値を示している。
可変間隔データには、撮影距離が無限遠と至近距離のときの可変面間隔及びBF(バックフォーカス)の値を示している。
なお、以下の全ての諸元の値において、記載している焦点距離f、曲率半径r、レンズ面間隔d、その他の長さの単位は特記のない限りミリメートル(mm)を使用するが、光学系では比例拡大と比例縮小とにおいても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。
また、これらの各実施例における条件式の対応値の一覧を示す。
また、各実施例に対応する収差図において、d、g、Cはそれぞれd線、g線、C線を表しており、△S、△Mはそれぞれサジタル像面、メリジオナル像面を表している。
[数値実施例1]
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
1 118.2461 1.0000 1.62588 35.74
2 17.4553 3.7360
3 20.8049 5.8693 1.88100 40.14
4 -1000.0000 0.3844
5* 34.7639 4.3008 1.80610 40.73
6 -49.6628 0.8000 1.60342 38.01
7 16.2493 3.2123
8(絞り) ∞ d8
9 -10.7721 0.8000 1.69895 30.05
10 26.5433 4.0014 1.88100 40.14
11 -20.1977 0.4762
12* 60.1666 4.0601 1.69350 53.20
13* -21.2817 d13
14 43.3775 0.8000 1.74077 27.76
15 17.2144 1.4476
16 20.1587 2.9593 1.83481 42.72
17 43.4347 12.2630
18 ∞ 4.0000 1.51680 64.20
19 ∞ (BF)

[非球面データ]
5面 12面 13面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 -7.37304E-06 -9.75750E-06 2.85098E-05
A6 2.98804E-08 4.13773E-08 2.22304E-08
A8 -9.79820E-10 9.86608E-10 1.48907E-09
A10 1.28606E-11 -5.04731E-11 -3.83056E-11
A12 -5.25852E-14 2.93810E-13 1.38708E-13

[各種データ]
INF
焦点距離 24.53
Fナンバー 1.82
全画角2ω 48.10
像高Y 10.80

[可変間隔データ]
撮影距離 INF 250mm
d8 8.0395 5.1012
d13 1.6000 4.5383
BF 1.0000 1.0000

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 88.66
G2 9 23.21
G3 14 -444.61
fsa 1 88.66
fsb 9 24.43
f1a 1 -32.84
f1b 3 23.20
f3a 14 -39.04
f23 9 24.43
[数値実施例2]
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
1 63.1093 1.2000 1.54072 47.20
2 15.6523 3.9557
3* 22.3446 4.6975 1.80610 40.73
4 195.3260 0.1500
5 21.0617 4.5857 1.88100 40.14
6 -100.3308 0.8000 1.67270 32.17
7 13.8288 2.7183
8(絞り) ∞ d8
9 -11.2094 0.8000 1.74077 27.76
10 22.1572 4.2959 1.91082 35.25
11 -19.5147 0.1500
12* 51.3374 3.5823 1.69350 53.20
13* -23.6930 d13
14 346.8831 0.8000 1.80610 33.27
15 19.9818 1.6761
16 23.6625 3.5372 1.80420 46.50
17 -1000.0000 13.2299
18 ∞ 2.0000 1.51680 64.20
19 ∞ (BF)

[非球面データ]
3面 12面 13面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 3.72001E-06 -1.07744E-05 2.95263E-05
A6 -2.04693E-08 -2.32907E-08 -5.45830E-08
A8 9.68055E-10 -6.73002E-09 -5.12105E-09
A10 -8.31560E-12 1.11471E-10 8.92550E-11
A12 2.83413E-14 -1.25128E-12 -1.03337E-12

[各種データ]
INF
焦点距離 25.00
Fナンバー 1.80
全画角2ω 47.37
像高Y 10.80

[可変間隔データ]
撮影距離 INF 250mm
d8 7.5838 4.7861
d13 2.0000 4.7977
BF 1.0000 1.0000

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 85.04
G2 9 22.23
G3 14 -995.75
fsa 1 85.04
fsb 9 24.20
f1a 1 -38.84
f1b 3 30.93
f3a 14 -26.33
f23 9 24.20
[数値実施例3]
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
1 83.2092 1.0000 1.48749 70.44
2 24.1237 4.1372
3 22.1333 5.3960 1.95375 32.32
4 118.6052 0.1500
5* 30.7220 5.0001 1.80610 40.73
6 -41.7988 1.0000 1.76182 26.61
7 14.9114 3.3505
8(絞り) ∞ d8
9 -11.1326 0.8000 1.74077 27.76
10 36.5504 4.1369 1.88100 40.14
11 -21.0754 0.1500
12* 41.6984 4.5964 1.69350 53.20
13* -21.1861 d13
14 48.6244 2.0000 1.51680 64.20
15 17.6335 2.4140
16 30.4008 2.7105 1.91082 35.25
17 55.4557 11.9627
18 ∞ 4.0000 1.51680 64.20
19 ∞ (BF)

[非球面データ]
5面 12面 13面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 -7.11392E-06 -1.16206E-05 2.63143E-05
A6 -2.19023E-09 1.15529E-07 -3.63503E-08
A8 -3.86839E-10 -5.82146E-10 2.87891E-09
A10 4.64369E-12 -7.44305E-12 -4.09712E-11
A12 -1.82161E-14 1.03621E-13 2.24747E-13

[各種データ]
INF
焦点距離 30.00
Fナンバー 1.81
全画角2ω 39.62
像高Y 10.80

[可変間隔データ]
撮影距離 INF 300mm
d8 9.6934 5.6411
d13 1.6000 5.6523
BF 1.0000 1.0000

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 115.96
G2 9 22.98
G3 14 -248.02
fsa 1 115.96
fsb 9 25.32
f1a 1 -70.08
f1b 3 27.77
f3a 14 -54.74
f23 9 25.32
[数値実施例4]
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
1 123.0000 1.0000 1.95375 32.32
2 15.4331 2.8510
3 28.3212 4.6089 1.91082 35.25
4 -49.4986 2.4714
5* 130.3075 3.9362 1.88202 37.22
6 -27.6383 0.8000 1.48749 70.44
7 24.4762 2.1059
8(絞り) ∞ d8
9 -8.4568 0.8000 1.80518 25.46
10 875.1123 3.5819 1.88100 40.14
11 -13.2635 0.1500
12* 33.2976 4.4893 1.69350 53.20
13* -18.3152 d13
14 24.9134 0.8000 1.84666 23.78
15 15.0023 2.6708
16 32.4046 2.4854 1.77250 49.62
17 95.9500 11.6919
18 ∞ 4.0000 1.51680 64.20
19 ∞ (BF)

[非球面データ]
5面 12面 13面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 5.33211E-06 -2.05870E-05 3.51085E-05
A6 7.63517E-08 -4.25198E-08 2.75357E-08
A8 2.95730E-09 3.50965E-09 1.27435E-09
A10 -3.66953E-11 -6.03825E-11 -3.35393E-11
A12 3.11006E-13 4.64600E-13 3.39785E-13

[各種データ]
INF
焦点距離 17.12
Fナンバー 1.82
全画角2ω 64.97
像高Y 10.80

[可変間隔データ]
撮影距離 INF 200mm
d8 6.9573 5.3813
d13 1.6000 3.1760
BF 1.0000 1.0000

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 145.78
G2 9 17.58
G3 14 -195.45
fsa 1 145.78
fsb 9 19.84
f1a 1 -18.59
f1b 3 20.35
f3a 14 -46.25
f23 9 19.84
[数値実施例5]
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
1 -140.5282 1.0000 1.56732 42.84
2 20.3205 5.8585
3 33.8665 5.4418 1.88100 40.14
4 -91.6596 2.5094
5* 26.0890 6.1130 1.80834 40.92
6 -25.9701 0.8000 1.64769 33.84
7 17.9317 2.4708
8(絞り) ∞ d8
9 -11.1249 0.8000 1.74077 27.76
10 25.7667 4.2796 1.88100 40.14
11 -19.9514 0.1500
12* 39.5436 4.0190 1.69350 53.20
13* -20.9570 d13
14 -273.2710 0.8000 1.80611 40.73
15 23.2793 1.8158
16 48.2899 2.5003 1.91082 35.25
17 -127.2950 11.3401
18 ∞ 4.0000 1.51680 64.20
19 ∞ (BF)

[非球面データ]
5面 12面 13面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 -1.29638E-06 -1.69510E-05 3.79508E-05
A6 -3.25320E-08 4.56195E-08 -1.05586E-07
A8 4.24736E-10 -6.00062E-10 1.98402E-09
A10 -1.45818E-12 1.95853E-11 -4.25551E-12
A12 0.00000E+00 -1.89672E-13 -8.74752E-14

[各種データ]
INF
焦点距離 24.53
Fナンバー 1.80
全画角2ω 47.01
像高Y 10.80

[可変間隔データ]
撮影距離 INF 170mm
d8 8.6017 5.0686
d13 2.0000 5.5331
BF 1.0000 1.0000

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 57.91
G2 9 20.39
G3 14 -103.83
fsa 1 57.91
fsb 9 27.50
f1a 1 -31.22
f1b 3 28.65
f3a 14 -26.58
f23 9 27.50
[数値実施例6]
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
1 82.5280 1.2000 1.58913 61.25
2 23.6652 11.5460
3 -66.7862 1.2000 1.59551 39.22
4 -273.6452 0.1500
5 59.5355 7.6183 1.88300 40.81
6 -80.6737 3.9477
7* 26.7748 10.1972 1.80834 40.92
8 -28.0488 1.0000 1.67270 32.17
9 16.2306 4.5126
10(絞り) ∞ d10
11 -13.5576 1.0000 1.76182 26.61
12 57.9070 6.5781 1.88100 40.14
13 -22.7005 0.1500
14* 31.1680 6.2376 1.74330 49.33
15* -37.1761 d15
16 23.3570 0.8000 1.74077 27.76
17 15.9929 3.0947
18 38.2413 2.4534 1.77250 49.62
19 87.6292 11.8173
20 ∞ 4.0000 1.51680 64.20
21 ∞ (BF)

[非球面データ]
7面 14面 15面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 -2.08451E-06 -8.85865E-06 1.13680E-05
A6 -1.21785E-08 1.91166E-08 -5.04290E-09
A8 5.32348E-12 -1.22240E-10 2.10810E-11
A10 1.35431E-13 4.00198E-13 2.79000E-16
A12 -6.70071E-16 9.66610E-16 1.19246E-15

[各種データ]
INF
焦点距離 24.53
Fナンバー 1.20
全画角2ω 47.06
像高Y 10.80

[可変間隔データ]
撮影距離 INF 300mm
d10 9.9028 7.3303
d15 1.6000 4.1725
BF 1.0000 1.0000

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 118.27
G2 11 22.08
G3 16 -468.39
fsa 1 118.27
fsb 11 23.46
f1a 1 -38.99
f1b 5 39.81
f3a 16 -71.80
f23 11 23.46
[条件式対応値]
実施例
条件式 1 2 3 4 5 6
(1)Φexp/f 1.32 1.38 1.33 2.14 1.38 3.94
(2)DG2/f 0.33 0.30 0.32 0.41 0.35 0.40
(3)fsa/fsb 3.63 3.51 4.58 7.35 2.11 5.04
(4)|f1a/f| 1.34 1.55 2.34 1.09 1.27 1.59
(5)|f3a/f| 1.59 1.05 1.82 2.70 1.08 2.93
(6)f2/f23 0.95 0.92 0.91 0.89 0.74 0.94
(7)|R1c×R2/f| 0.29 0.25 0.18 0.71 0.33 0.37
(8)|f1b/f1a| 0.71 0.80 0.40 1.09 0.92 1.02
S:絞り
I:像面
F:フィルター
G1:第1レンズ群
G2:第2レンズ群
G3:第3レンズ群
G1a:第1aレンズ群
G1b:第1bレンズ群
G1c:第1cレンズ群
G3a:第3aレンズ群
G3b:第3bレンズ群
C C線(波長λ=656.3nm)
d d線(波長λ=587.6nm)
g g線(波長λ=435.8nm)
Y 像高
ΔS サジタル像面
ΔM メリジオナル像面

Claims (5)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3からなり、
    無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Iに対して固定であり、
    前記第1レンズ群G1は、絞りSを含み、物体側から順に、少なくとも1枚の負レンズを有し全体として負の屈折力を有する第1aレンズ群G1aと、少なくとも1枚の正レンズを有し全体として正の屈折力を有する第1bレンズ群G1bと、物体側から少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有し全体として正または負の屈折力を有する第1cレンズ群G1cからなり、
    前記第3レンズ群G3は、物体側から順に、負の屈折力を有する第3aレンズ群G3aと、正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bからなり、以下の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。
    (1)1.00<Φexp/f<10.0
    (2)0.20<DG2/f<0.60
    (3)1.60<fsa/fsb<11.0
    f:無限遠撮影時における結像光学系全体の焦点距離
    Φexp:無限遠撮影時における射出瞳径
    DG2:無限遠撮影時における第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面または絞りとさらにその次に像側にある第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面との軸上間隔
    fsa:無限遠撮影時における結像光学系の絞りよりも物体側にあるレンズ系の焦点距離
    fsb:無限遠撮影時における結像光学系の絞りよりも像側にあるレンズ系の焦点距離
  2. 請求項1に記載の結像光学系であって、以下の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。
    (4)0.80<|f1a/f|<8.00
    (5)0.55<|f3a/f|<3.90
    (6)0.40<f2/f23<1.50
    f1a:第1aレンズ群G1aの焦点距離
    f3a:第3aレンズ群G3aの焦点距離
    f2:第2レンズ群G2の焦点距離
    f23:無限遠撮影時における第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の合成焦点距離
  3. 請求項1または請求項2に記載の結像光学系であって、第1cレンズ群G1cの像側に向かって凹面であるレンズ面と第2レンズ群G2の物体側に向かって凹面であるレンズ面は互いに向かい合っており、かつ、第2レンズ群G2は物体側から順に物体側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズ成分と両凸の正レンズ1枚からなり、以下の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。
    (7)0.10<|R1c×R2/f|<1.30
    R1c:第1cレンズ群G1cの像側に向かって凹面であるレンズ面のうち曲率が最も大きいレンズ面の曲率半径
    R2:第2レンズ群G2の物体側に向かって凹面であるレンズ面のうち曲率が最も大きいレンズ面の曲率半径
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の結像光学系であって、以下の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。
    (8)0.10<|f1b/f1a|<1.65
    f1a:第1aレンズ群G1aの焦点距離
    f1b:第1bレンズ群G1bの焦点距離
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の結像光学系であって、第2レンズ群G2のいずれかのレンズ面に非球面を用いることを特徴とする結像光学系。
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