JP2015073603A - 消臭装置及び消臭方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、水溶性臭気成分及び疎水性臭気成分を含む空気から当該臭気成分を、簡便、迅速かつ効果的に除去又は低減できる消臭方法及び消臭装置を提供することを課題とする。【解決手段】消臭液収容部及びその下部に臭気成分を含む空気を供給する空気供給部を備えた消臭装置、並びに、当該消臭装置において、消臭液中に臭気成分を含む空気を通過させることを特徴とする消臭方法を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、臭気成分を含む空気の消臭方法及び消臭装置に関する。具体的には、臭気成分を含む空気を、消臭剤成分を含む水性液状組成物と気液接触させて消臭する方法及び装置に関する。
近年、生活環境における消臭及び脱臭意識の高まりと共に、これらの悪臭等の臭気成分を含む空気を簡便、迅速かつ効果的に除去又は低減できる消臭方法及び消臭装置が望まれてきている。
日常生活で発生する臭気成分を含む空気を構成する臭気成分には、人体の発汗、***、調理、ペット、生ゴミ等に由来する種々の成分が含まれ、水に可溶な成分(水溶性臭気成分)だけでなく、水に難溶又は不溶な成分(疎水性臭気成分)も多く含まれている。
水溶性臭気成分としては、例えば、アンモニア(702ml/ml;水に対する溶解度、以下同じ)、トリメチルアミン(20g/100ml)等の含窒素系成分、酢酸(100g/100ml)、イソ吉草酸、酪酸等の脂肪酸系成分、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒド等の低級アルデヒド系成分等が挙げられ、疎水性臭気成分としては、例えば、硫化水素(0.33g/100ml)、メチルメルカプタン(2.3g/100ml)等の含硫黄系成分、ヘキサナール、オクタナール、ノナナール、ノネナール等の中級乃至高級アルデヒド系成分等が挙げられる。
従来より、室内用の消臭剤としては置き型(静置型)のものが広く用いられている。しかし、この置き型の消臭剤では、臭気成分を含む空気が自然な対流により消臭剤と接触することで消臭効果を発揮するため、消臭効果の発現にはある程度の時間がかかってしまう。そのため、短時間に消臭したい場合には、換気して空気中の臭気成分を除くかスプレー式の消臭剤を振りまく方法を採用せざるを得なかった。
上記の置き型(静置型)の消臭剤以外にも次のような消臭方法が報告されているが、必ずしも満足いくものではない。
特許文献1には、水溶性の臭気成分を除去する部位及び疎水性の臭気成分を除去する部位に臭気成分を含む空気を通気して消臭する方法が記載されている。この装置では、臭気成分を積極的に臭気除去部位に通気することで消臭効果は向上するが、必ず2つの臭気除去部位を備える必要があるため装置が複雑かつ大型となってしまう。また、水溶性の臭気成分の除去材としてグルタルアルデヒド及びクエン酸の溶液が記載されるに留まり、疎水性の臭気成分の除去材については、専ら活性炭等の固形の消臭材を用いることが記載されているに留まる。
特許文献2には、ホルムアルデヒド等のVOCを水中に吹き出して空気を清浄化することが記載されている。しかし、第1空気清浄体及び第2空気清浄体を備える必要があるため構造が複雑となってしまう。また、水に消臭剤を添加することについて一切教示はない。
特許文献3には、空気をオゾン水と接触させて浄化する方法が記載されている。しかし、オゾン発生装置が必須となるため簡易な装置とはなり得ない。また、水に消臭剤を添加することについて一切教示はない。
このように、水溶性臭気成分及び疎水性臭気成分の両方を含む空気から当該臭気成分を、簡便、迅速かつ効果的に除去又は低減するためには更なる改善の余地があった。
特開2002−710号公報 特開2006−158551号公報 特開2010−220852号公報
本発明は、水溶性臭気成分及び疎水性臭気成分を含む空気から当該臭気成分を、簡便、迅速かつ効果的に除去又は低減できる消臭方法及び消臭装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意研究を行った結果、臭気成分を含む空気を、消臭液(特に、消臭剤成分を含む水性液状組成物)と積極的に接触させることにより、簡便、迅速かつ効果的に臭気成分を除去又は低減できることを見出した。
具体的には、臭気成分を含む空気を、消臭剤成分を含む水性液状組成物と接触させることにより、換言すれば、消臭剤成分を含む水性液状組成物を、臭気成分を含む空気でエアレーションすることで上記の課題を解決できる。
特に、硫化水素、メチルメルカプタン、中級乃至高級アルデヒド等の疎水性臭気成分は水に対し溶解度が低く消臭効果が低いと一般に考えられていたが、この疎水性臭気成分を含む空気を、消臭剤成分を含む水性液状組成物と接触させることで飛躍的に消臭効果を向上できることを見出した。かかる知見に基づき更に研究を行うことにより、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は以下の消臭装置及び消臭方法を提供する。
項1 消臭液収容部及びその下部に臭気成分を含む空気を供給する空気供給部を備えた消臭装置。
項2 空気供給部が、空気を消臭液収容部内に泡状に供給できる部位である項1に記載の消臭装置。
項3 消臭液収容部内に消臭液として消臭剤成分を含む水性液状組成物を収容してなる項1又は2に記載の消臭装置。
項4 消臭剤成分が、植物の抽出物、第四級アンモニウム塩、複素環化合物、包接化合物、両性化合物、吸着物質、アミノ酸の金属錯体、酸性化合物、及び塩基性化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種である項3に記載の消臭装置。
項5 消臭剤成分が、アミノ酸の金属錯体である項4に記載の消臭装置。
項6 消臭剤成分が、アミノ酸の亜鉛錯体である項5に記載の消臭装置。
項7 消臭剤成分を含む水性液状組成物が、さらに香料、昆虫忌避成分、抗菌剤又は殺菌剤成分、pH指示成分、及び色素からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む項3〜6のいずれかに記載の消臭装置。
項8 消臭液収容部の上部に、さらに空気排出口を設けた蓋を有する項1〜7のいずれかに記載の消臭装置。
項9 項3〜8のいずれかに記載の消臭装置において、消臭液中に臭気成分を含む空気を通過させることを特徴とする消臭方法。
本発明の消臭方法及び消臭装置は、水溶性臭気成分及び疎水性臭気成分の両方を含む空気から、簡便、迅速かつ効果的に当該臭気成分を除去又は低減することができる。特に、硫化水素、メチルメルカプタン、中級乃至高級アルデヒド等の疎水性臭気成分は、水に対し溶解度が低いため消臭効果は低いと考えられていたが、本発明の消臭方法を用いることで予想外にも飛躍的にこれらの成分を除去又は低減することができる。
本発明の消臭方法及び消臭装置では、消臭液として種々の消臭剤成分を含む水性液状組成物を用いることができる。特に、疎水性臭気成分を除去する場合には、植物の抽出物、第四級アンモニウム塩、複素環化合物、金属化合物、包接化合物、両性化合物、吸着物質(微細粉末)、アミノ酸の金属錯体、酸性化合物、塩基性化合物等の消臭剤を含む水性液状組成物が好ましい。消臭液には、さらに用途に応じて、他の成分(例えば、香料、昆虫忌避成分、抗菌剤又は殺菌剤成分、pH指示成分、色素等)を添加することもできる。これにより、本来の消臭効果に加えて上記他の成分の添加による効果も発揮できる。
本発明の消臭装置は、台座部及び消臭液収容部を備え、消臭液収容部の下部に臭気成分を含む空気を供給する空気供給部を有するものであり、構造が極めてシンプルであり小型化が可能である。本発明の消臭装置は、前記消臭液収容部に消臭液を収容していない形態又は収容している形態のいずれをも含むものである。本発明の消臭装置は、家庭用、業務用、車内用等のように広範な消臭装置として好適に用いられる。
本発明の消臭装置は、消臭液を交換することができるため繰り返し使用することができる。また、同じ消臭装置を用いて、異なる消臭目的のために異なる消臭液に置き換えて使用することもできる。
消臭液収容部を透明にすれば、消臭液の残存量や状態を目視で確認することができるため、消臭液の取り替え時期を容易に判断することができる。この時、色素等が溶解した有色の液でも、透明であれば取替え時期の判断は容易となる。また、例えばpH指示成分を配合すれば、臭気成分が消臭剤と反応してpHが変化することに伴う色の変化を目視で確認でき、消臭液の取替え時期の目安とすることも可能である。さらに、消臭液に揮発性溶剤を添加したり、装置の蓋の開口面積を増やすことにより、経時的に消臭液を減量させることができ、取替え時期の目安とすることもできる。
本発明の消臭装置は、その構造がシンプルであるため場所を問わずに設置することができる。また、バブリングした気泡を用いて観賞用のオブジェとして用いることもできる。
本発明の消臭装置の概略図である。 試験例1の消臭試験方法の試験手順の模式図である。 アンモニアに対する消臭効力試験の結果を示す。 酢酸に対する消臭効力試験の結果を示す。 メチルメルカプタンに対する消臭効力試験の結果を示す。 硫化水素に対する消臭効力試験の結果を示す。
本発明の消臭装置及び消臭方法を、典型的な消臭装置の実施態様である図1を用いて以下に説明する。
本発明の消臭装置は、消臭液収容部3、及び消臭液収容部3の下部に臭気成分を含む空気を供給する空気供給部4を有することを特徴とする。
消臭液収容部3は消臭液5を収容するための容器(水槽)であり、その材質や形状は消臭液5を収容できるものであれば特に限定はない。材質としては、例えば、ガラス、プラスチック(例えば、ポリエチレンテレフタラート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリアセタール樹脂、ABS樹脂等)等が挙げられる。特に、透明な材質(ガラス、ポリエチレンテレフタラート、ポリカーボネート、アクリル樹脂等)を用いた場合には、内部の消臭液5の状態や残存量を目視で確認することができる。形状としては、例えば、円筒状、多角柱状、球状等の種々の形状が挙げられる。
消臭液収容部3の下部には、エアーポンプ8(図1では図示せず)から送られてくる臭気成分を含む空気(以下「空気」とも表記する)を供給する空気供給部4が設けられている。空気供給部4は、空気を消臭液収容部3内に泡状に供給できる部位である。空気供給部4から供給される空気は、消臭液5を通過し、消臭液5と気液接触することで、空気中の臭気成分が消臭液5に吸収され又は消臭液5と反応して除去される。この工程を、エアレーションとも表記する。このエアレーションでは、通常、空気と消臭液5との気液の接触面積が大きくなるように、空気は消臭液5にバブリングされ気泡として供給される。
空気供給部4の材質や形状は、気泡を形成できるものであれば特に限定はなく、例えば、消臭液収容部3の下面に細孔を設けるなど消臭液収容部3の一部として設けたものでもよく、別部材として多孔質の部材などを設けたものでもよい。
空気供給部4からの空気の供給量、気泡の大きさ等は目的に応じて適宜調整することができる。空気の供給量は、消臭液100mLに対して、通常50〜2000mL/分、好ましくは100〜1000mL/分、さらに好ましくは200〜600mL/分である。また、供給される気泡の大きさは、通常その直径が0.1〜20mm、好ましくは1〜15mm、さらに好ましくは1〜10mmである。
上記において、消臭液100mLに対しての空気の供給量を50mL/分以上とするのは、単位時間あたりの充分な処理量を維持し良好な消臭率を達成するためであり、2000mL/分以下とするのは、消臭液収容部3内での過剰な泡立ちを抑制し消臭液収容部3から消臭液が溢れ出ないようにしたり、消臭液収容部3を透明にした際に透過して見える気泡の美感を保持するためである。また、供給される気泡の大きさの直径を0.1mm以上とするのは、泡の上昇速度を一定以上とすることで単位時間あたりの充分な処理量を維持し良好な消臭率を達成するためであり、20mm以下とするのは、消臭液との接触面積を大きくして消臭率を上げるためである。
本発明の消臭装置は、消臭液収容部3に消臭液5が収容された状態及び消臭液5が収容されていない状態のいずれをも意味する。消臭装置は、消臭液収容部3に消臭液5が収容された状態で使用される。
消臭液収容部3の上部には蓋6が設けられている。蓋6には、消臭液収容部3で消臭された空気を排出するための空気排出口9(図1には図示せず)が設けられている。
本発明の消臭装置は、必要に応じ、消臭液収容部3を支持又は固定できる台座部2を設けてもよい。台座部2は、図1に示すように、置き型消臭装置の場合には、通常、消臭液収容部3の下に設けることができる。台座部2の形状は、消臭液収容部3を支持又は固定できる形状であれば特に限定はない。
本発明の消臭装置は、周囲の空気を吸引する空気吸引部7(図1では図示せず)、及び、吸引した空気を圧縮して空気供給部4へ導入するためのエアーポンプ8を備えていてもよい。空気吸引部7からエアーポンプ8により吸引された空気は空気吸引部7に供給される。空気吸引部7及び/又はエアーポンプ8は、上記の台座部2に設けてもよく、又は台座部2と別体として設けてもよい。
処理対象である臭気成分を含む空気としては、例えば、生ゴミ臭、タバコ臭、ペット臭、トイレ臭、体臭、シックハウス症候群原因物質、加齢臭、足臭、調理臭、口臭等に由来するものが挙げられる。臭気成分としては、例えば、アンモニア、アミン類(トリメチルアミン等)等の窒素系化合物;硫化水素、メチルメルカプタン等の硫黄系化合物;酢酸、イソ吉草酸、カプロン酸等の低級脂肪酸;ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ヘキサナール、オクタナール、ノナナール、ノネナール等のアルデヒド類等が挙げられる。これらの臭気成分は本発明の消臭方法により、効果的に除去される。
本発明の消臭方法では、消臭液収容部3に消臭液5が収容された装置を使用することができる。消臭液5は消臭剤成分を含む水性液状組成物であり、消臭剤成分は空気に含まれる臭気成分を効果的に除去できるものであれば特に限定はない。消臭剤成分を含む水性液状組成物とは、消臭剤成分が水性液状媒体(特に、水)に溶解及び/又は懸濁した液状組成物を意味し、典型的には、消臭剤成分の水溶液及び/又は消臭剤成分の水性懸濁液が挙げられる。好ましくは、消臭剤成分の水溶液である。
消臭剤成分としては、例えば、植物の抽出物、第四級アンモニウム塩、複素環化合物、金属化合物、包接化合物、両性化合物、吸着物質(微細粉末)、アミノ酸の金属錯体、酸性化合物、塩基性化合物等が挙げられる。これらの成分は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
植物の抽出物としては、例えば、イネ、松、ヒノキ、笹、緑茶、竹、ヒバ、シラカバ等の抽出物が挙げられる。
第四級アンモニウム塩としては、例えば、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、ジデシルジメチルアンモニウム塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩等が挙げられる。
複素環化合物としては、例えば、セチルピリジニウム塩、メチルイソチアゾリノンやオクチルイソチアゾリノンなどのイソチアゾリン系化合物等が挙げられる。
金属化合物としては、例えば、酸化銀、銀含有の水溶性ガラス、銀を担持させたゼオライト、銀ナノ粒子、銀イオン、硝酸銀、硫化銀、酸化亜鉛、酸化銅、亜鉛イオン、銅イオン、金ナノ粒子等が挙げられる。
包接化合物としては、例えば、シクロデキストリンやシクロファン等が挙げられる。
両性化合物としては、例えば、両性界面活性剤系消臭剤、アミノ酸系消臭剤等が挙げられる。
吸着物質としては、例えば、シリカゲル、アルミナ、活性炭、ゼオライト等が挙げられる。この吸着物質は、水に懸濁できるように微細粉末であることが好ましい。
アミノ酸の金属錯体としては、例えば、亜鉛化合物(炭酸亜鉛又は酸化亜鉛)と、アミノ酸(例えば、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、グルタミン酸塩、サルコシン等)からなる錯体等が挙げられる。この錯体は水溶性であり、通常、亜鉛化合物とアミノ酸とを、重量比で1:3〜1:40の範囲で水に溶解させて用いることができる。
酸性化合物としては、例えば、クエン酸、リンゴ酸、塩酸、乳酸等が挙げられる。
塩基性化合物としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。
上記の消臭剤成分のうち、メチルメルカプタン等の疎水性臭気成分の消臭効果の点から、アミノ酸の金属錯体、塩基性化合物が好ましく、アミノ酸の金属錯体がより好ましく、アミノ酸の亜鉛錯体が特に好ましい。
消臭液5中の消臭剤成分の含有量は、消臭剤成分の種類、臭気成分の種類等に応じて任意に調整することができる。消臭剤成分の含有量は、消臭液5(消臭剤成分を含む水性液状組成物)中、通常、0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%、より好ましくは0.1〜2重量%である。
消臭液5には、消臭する対象や用途に応じて、本発明の消臭効果を効果的に発揮できる範囲において、さらに香料、昆虫忌避成分、抗菌剤又は殺菌剤成分、pH指示成分、色素等の他の成分を含んでいてもよい。これらの成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
香料は特に限定されず、天然香料、合成香料および半合成香料のいずれも用いることができる。香料としては、例えば、炭化水素類(例えば、α−ピネン、β−ピネンおよびリモネンなど)、脂肪族アルコール類(例えば、9−デセノール、2,6−ジメチル−2−ヘプタノール、リナロール、ゲラニオール、ネロールおよびシトロネロールなど)、脂環式アルコール類(例えば、l−メントールなど)、フェノール類(例えば、アニスアルコール、オイゲノールおよびイソオイゲノールなど)、芳香族アルコール類(例えば、シンナミックアルコール、アニスアルコール、フェノール類など)、エーテル類(例えば、1,8−シネオール、1,4−シネオール、アニソールおよびβ−ナフチルエチルエーテルなど)、脂肪族アルデヒド類(例えば、シトラールおよびシトロネラールなど)、脂環式アルデヒド類(例えば、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセニルカルボキシアルデヒド、イソシクロシトラールおよびリラールなど)、芳香族アルデヒド類(例えば、ベンズアルデヒド、シンナミックアルデヒド、p−t−ブチルフェニル−α−メチルヒドロシンナミックアルデヒド(Lily aldehyde)、α−ヘキシルシンナミックアルデヒドおよびバニリンなど)、アセタール類(例えば、シトラールジメチルアセタールなど)、ケトン類(例えば、メントン、α−イオノン、β−イオノン、シスジャスモンおよびメチルナフチルケトンなど)、エステル類(例えば、酢酸エステル類、ギ酸エステル類および安息香酸エステル類など)、カルボン酸類(例えば、経皮酸など)、ラクトン類(例えば、クマリンなど)、合成ムスク類(例えば、ムスコンなど)等を挙げることができる。これらの香料は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
昆虫忌避成分としては、例えば、DEET、ピサボロール、イソピンピネリン、ベルガブテン、ザントトキシン、コクサギン、ジハイドロコクサギン、ジメチルテレフタレート、ジエチルテレフタレート、N,N-ジエチル-m-トルアミド、ジメチルフタレート、ジブチルフタレート、p-メンタン-3,8-ジオール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオール、ジ-n-プロピルイソシンコメロネ-ト、p-ジクロロベンゼン、ジ-n-ブチルサクシネート、カラン-3,4-ジオール、1-メチルプロピル-2- (2-ヒドロキシエチル)-1-ピペリジンカルボキシレート、イソチオシアン酸アリル等が挙げられる。さらに、テルペン炭化水素類香料、テルペンアルコール類香料、フェノール類香料、芳香族アルコール類香料、アルデビド類香料、カラシ、ワサビなどの植物抽出物や木酢液等が挙げられる。これらの昆虫忌避成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
抗菌剤又は殺菌剤成分としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジデシルジメチルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩、ポリヘキサメチレングアニジン塩酸塩、塩化セチルピリジニウム、トリクロサン、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート、アリルイソチオシアネート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、フェノキシエタノール、ピロクトンオラミン、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、エタノール等が挙げられる。これらの抗菌剤又は殺菌剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
pH指示成分としては、例えば、メチルバイオレット、マラカイトグリーン、チモールブルー、メチルイエロー、ブロモフェノールブルー、コンゴーレッド、メチルオレンジ、ブロモクレゾールグリーン、メチルレッド、リトマス、ブロモクレゾールパープル、ブロモチモールブルー、フェノールレッド、ニュートラルレッド、ナフトールフタレイン、クレゾールレッド、フェノールフタレイン、チモールフタレイン、アリザリンイエロー等が挙げられる。これらのpH指示成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
色素としては、種類は特に限定されず、着色することが可能であれば、従来公知の顔料及び染料の中から所望の色調を適宜選択して用いることができる。例えば、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色220号、赤色221号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、赤色404号、赤色405号、黄色401号、青色404号等の有機顔料;青色1号、青色2号、青色3号、青色205号、黄色3号、黄色4号、黄色202号の(1)、黄色203号、赤色105号、赤色106号、赤色2号、赤色3号、カヤセットレッドB、カヤセットレッド130、カヤセットレッドA−G、カヤセットバイオレットA−R、カヤセットブルーFR、カヤセットブルーN、カヤセットブルーK−FL、カヤセットブルーA−2R、カヤセットグリーンA−G等が挙げられる。これらの色素は、1種単独で使用してもよく、また2種類以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
消臭液5中の上記他の成分の含有量は、消臭剤成分の種類、臭気成分の種類等に応じて任意に調整することができる。他の成分の含有量は、消臭液5(消臭剤成分を含む水性液状組成物)中、通常、40重量%以下、好ましくは0.01〜20重量%、より好ましくは0.1〜10重量%である。
本発明の消臭方法は、上記消臭装置を用いて、空気吸引部7から臭気成分を含む空気を、消臭液を含む消臭液収容部3中に供給することにより実施することができる。本発明の方法により、臭気成分を含む空気を迅速且つ効果的に消臭することができる。
次いで、本発明について実施例を挙げて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
試験例1(消臭試験の評価)
各種臭気成分(アンモニア、酢酸、メチルメルカプタン及び硫化水素)を含む空気を用いて、置き型消臭剤、エアレーション法(水)、エアレーション法(消臭液)及びエアレーション法(酸消臭液)を用いた消臭方法のそれぞれについて消臭試験を行った。
置き型消臭剤及びエアレーション法(水、消臭液又は酸消臭液)で用いた装置、液体の成分/組成、液量等を以下に示す。
Figure 2015073603
<消臭試験方法>
消臭試験は、芳香消臭脱臭剤協議会のHP(http://www.houkou.gr.jp/)に掲載された効力試験方法(平成17年度改訂)の[II]−2 消臭効力試験方法(化学的消臭)に準じて実施した。具体的には以下の通りである。
(1)試験法は検知管法を用いた。
(2)試験試料は上記の表1に示したサンプルを用いた。
(3)適用方法は静置法により行い、試験容器は容積5Lのコック付エアーバッグを用いた。
(4)試験手順は以下の通りである。試験サンプルと臭気成分を含む空気を入れたエアーバッグ及び臭気成分を含む空気のみを入れたエアーバッグ(ブランク)を用意し、双方を無臭空気で満たして臭気成分の初期濃度を100ppmに調整した。室温(約20℃)で経時的に臭気成分濃度を測定した。図2を参照。
(5)判定方法は以下の通りである。試験サンプルとブランクの臭気成分の濃度を経時的に測定し、下記の式に当てはめて消臭率(%)を算出した。
消臭率=(1−{[A−B]/A})×100
:ブランクの時間t後の濃度
:サンプルの時間t後の濃度
消臭試験の結果を図3〜図6に示す。
図3より、臭気成分が水溶性のアンモニアの場合、エアレーション(消臭液)は、置き型に比べて極めて短時間で高い消臭率を示し、エアレーション(水)に比べても短時間で高い消臭率を示した。エアレーション(酸消臭液)は、エアレーション(消臭液)に比べてさらに短時間で高い消臭率を示した。
図4より、臭気成分が水溶性の酢酸の場合、エアレーション(消臭液)は、置き型に比べて極めて短時間で高い消臭率を示し、エアレーション(水)に比べても短時間で高い消臭率を示した。
図5より、臭気成分が疎水性のメチルメルカプタンの場合、エアレーション(消臭液)は、エアレーション(水)に比べて短時間で高い消臭率を示した。消臭速度は水溶性臭気成分(図3、4)の場合と比べて若干遅いが、良好な結果である。
図6より、臭気成分が疎水性の硫化水素の場合、エアレーション(消臭液)は、置き型に比べて短時間で高い消臭率を示し、エアレーション(水)に比べても短時間で高い消臭率を示した。消臭速度は水溶性臭気成分(図3、4)の場合と比べて若干遅いが、良好な結果である。
本発明の消臭方法は、臭気成分を含む空気を積極的に消臭液に接触させる(エアレーションする)ことにより、簡便、迅速かつ効果的に臭気成分を除去又は低減できる。そのため、換気ができない空間において、速やかに消臭効果を発揮したい場合に有効な消臭方法である。また、家庭用、業務用、車内用等の広範な消臭用途に用いられる。
1:消臭装置
2:台座部
3:消臭液収容部(水槽)
4:空気供給部(エアーノズル)
5:消臭液
6:蓋

Claims (9)

  1. 消臭液収容部及びその下部に臭気成分を含む空気を供給する空気供給部を備えた消臭装置。
  2. 空気供給部が、空気を消臭液収容部内に泡状に供給できる部位である請求項1に記載の消臭装置。
  3. 消臭液収容部内に消臭液として消臭剤成分を含む水性液状組成物を収容してなる請求項1又は2に記載の消臭装置。
  4. 消臭剤成分が、植物の抽出物、第四級アンモニウム塩、複素環化合物、包接化合物、両性化合物、吸着物質、アミノ酸の金属錯体、酸性化合物、及び塩基性化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項3に記載の消臭装置。
  5. 消臭剤成分が、アミノ酸の金属錯体である請求項4に記載の消臭装置。
  6. 消臭剤成分が、アミノ酸の亜鉛錯体である請求項5に記載の消臭装置。
  7. 消臭剤成分を含む水性液状組成物が、さらに香料、昆虫忌避成分、抗菌剤又は殺菌剤成分、pH指示成分、及び色素からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む請求項3〜6のいずれかに記載の消臭装置。
  8. 消臭液収容部の上部に、さらに空気排出口を設けた蓋を有する請求項1〜7のいずれかに記載の消臭装置。
  9. 請求項3〜8のいずれかに記載の消臭装置において、消臭液中に臭気成分を含む空気を通過させることを特徴とする消臭方法。
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