JP2015073269A - 送信装置、受信装置および限定受信システム - Google Patents
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Abstract
Description
このように、異なる関連情報サブシステムを並列運用する手法として、現在のデジタル放送では、サイマルクリプト方式が採用されている。
このサイマルクリプト方式は、限定受信方式を特定する限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子を、プログラムマップテーブル(PMT:Program Map Table)や限定受信テーブル(CAT:Conditional Access Table)に複数並列に設定する手法である(特許文献1、非特許文献2参照)。
この場合、サイマルクリプト方式では、ECMを伝送するパケットを識別するためのパケット識別を含んだ限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子をPMTに限定受信方式ごとに複数設定し、そのPMTを予め受信装置に伝送しておく。そして、受信装置は、PMTに設定されている複数の限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子の中で、自身の限定受信方式に適合する限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子に設定されているパケット識別によって、放送ストリームから、対応するECMを抽出する。
この場合、サイマルクリプト方式では、EMMを伝送するパケットを識別するためのパケット識別を含んだ限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子をCATに限定受信方式ごとに複数設定し、そのCATを予め受信装置に伝送しておく。そして、受信装置は、CATに設定されている複数の限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子の中で、自身の限定受信方式に適合する限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子に設定されているパケット識別によって、放送ストリームから、対応するEMMを抽出する。
しかし、従来は、すべての限定受信方式において、スクランブルを行う際に用いるスクランブル方式(暗号化方式)は固定(MULTI2暗号を使用)されており、スクランブル方式を選択的に切り替える仕組みがない。
このように、1つのスクランブル方式を用いた場合、スクランブル方式が不正に解読されると、コンテンツが不正利用されてしまう可能性がある。
そこで、1つのスクランブル方式が解読された場合でも、他のスクランブル方式に切り替えることができる等、複数のスクランブル方式の中から使用するスクランブル方式を選択できる仕組みが望まれていた。
すなわち、送信装置は、コンテンツをスクランブルするスクランブル鍵の関連情報である、受信装置共通の共通鍵情報と予め定めた受信装置の管理単位ごとに個別の個別鍵情報とにより、放送ストリームに多重化したスクランブルコンテンツを受信装置に限定受信させる送信装置において、プログラムマップテーブル生成手段と、限定受信テーブル生成手段と、スクランブル手段と、を備える構成とした。
また、送信装置は、限定受信テーブル生成手段によって、個別鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報である限定受信テーブル(CAT)を生成する。
これによって、スクランブル鍵の関連情報の所在がテーブル情報によって受信装置に通知され、受信装置において、スクランブル鍵を抽出することができる。
これによって、送信装置は、複数のスクランブル方式の中から指定されたスクランブル方式で、コンテンツをスクランブルすることができる。
これによって、送信装置は、自身が用いるスクランブル方式を受信装置に通知することができる。
そして、受信装置は、鍵抽出手段によって、抽出したそれぞれの位置情報に基づいて取得した共通鍵情報と個別鍵情報とから、スクランブル鍵を抽出する。そして、受信装置は、デスクランブル手段によって、抽出したスクランブル鍵でスクランブルコンテンツをデスクランブルする。
また、限定受信テーブル処理手段は、限定受信テーブルにスクランブル方式識別が設定されている場合に、当該限定受信テーブルからスクランブル方式識別を抽出する。
これによって、受信装置において、送信装置がコンテンツをスクランブルしたスクランブル方式を認識することができる。
これによって、受信装置は、送信装置から通知されたスクランブル方式でコンテンツをデスクランブルすることができる。
これによって、本発明は、たとえ、1つのスクランブル方式が不正に解読されても、スクランブル方式を切り替えることで、コンテンツの不正利用を防止することができる。
また、本発明によれば、コンテンツ保護のセキュリティ要件に応じて、任意のスクランブル方式に切り替えることができる。
[限定受信システムの概要]
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係る限定受信システムの概要について説明する。
なお、デジタル放送の放送波Wは、地上デジタル放送、衛星放送、ケーブル放送等、無線、有線を問わない。また、このデジタル放送は、IPネットワーク等の通信回線を介して伝送する形態であっても構わない。
ここで、送信装置1は、コンテンツをスクランブルする際のスクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別を、プログラムマップテーブル(PMT)または限定受信テーブル(CAT)のスクランブル方式記述子に設定して、放送ストリームに多重化して伝送する。
ここで、受信装置3は、PMTまたはCATに設定されたスクランブル方式識別により、スクランブル方式を特定し、当該スクランブル方式でコンテンツをデスクランブルする。
すなわち、受信装置3,3,3,…に共通の鍵情報である、スクランブル鍵を含んだ共通鍵情報(ECM)の位置情報(パケット識別等)は、限定受信方式を識別する限定受信方式識別ごとに、PMTに複数設定されて伝送される。
また、受信装置3ごとの個別の鍵情報である、ワーク鍵を含んだ個別鍵情報(EMM)の位置情報(パケット識別等)は、限定受信方式識別ごとに、CATに複数設定されて伝送される。
これによって、限定受信システムS、限定受信方式ごとにスクランブル方式を切り替えて動作させることができる。
以下、限定受信システムSを構成する送信装置1および受信装置3について順次説明を行う。
まず、図2を参照(適宜図1参照)して、本発明の実施形態に係る送信装置1の構成について説明する。
ここでは、送信装置1は、エンコード手段10と、PES生成手段11と、セクション生成手段12と、スクランブル方式切替手段13と、PMT生成手段14と、CAT生成手段15と、鍵情報生成手段16と、多重化手段17と、スクランブル手段18と、放送データ送信手段19と、を備える。
このエンコード手段10は、符号化したデータであるエレメンタリストリーム(ES:Elementary Stream)を、PES生成手段11に出力する。
このPES生成手段11は、パケット化したデータ(PES)を多重化手段17に出力する。
このセクション生成手段12は、生成したセクションを多重化手段17に出力する。
このスクランブル方式切替手段13は、外部から、MULTI2、AES、Camellia等、予めスクランブル手段18の機能として有しているスクランブル方式の切り替えを指示されることで、当該スクランブル方式でスクランブルを行う旨をスクランブル手段18に指示する。なお、スクランブル方式切替手段13で行うスクランブル方式の切り替えは、スクランブル(暗号化)を行わないことを示す切り替えも含まれる。
また、スクランブル方式切替手段13は、外部から指示されたスクランブル方式を識別するための情報(スクランブル方式識別)を、PMT生成手段14およびCAT生成手段15に出力する。
なお、このPMT生成手段14は、これらの情報以外にも、例えば、ARIBのSTD−B10で規定されている放送番組を構成する種々の符号化信号を伝送するパケットの位置情報(PID)を設定することができるが、本発明においては直接関係がないため説明を省略する。
このPMT生成手段14は、PMTを構成する各情報をセクション生成手段12に出力する。
図3(a)に示すように、PMTは、他のテーブル情報と識別するためのテーブル識別等を含んだセクションヘッダと、各種の記述子を配置する記述子領域と、CRC(チェックサム)とで構成される。
この記述子領域には、限定受信方式記述子、アクセス制御記述子、スクランブル方式記述子等が、1つ以上設定される。なお、このPMTの記述子領域は、編成チャンネルに対応する領域Aと、編成チャンネルを構成する各ストリームに対応する領域Bが存在する。この限定受信方式記述子、アクセス制御記述子、スクランブル方式記述子等は、限定受信を行う単位に応じて設定される。
また、スクランブル方式記述子は、図3(c)に示すように、記述子を識別する記述子タグと、記述子長と、スクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別(scramble_system_id)と、を各項目として含むデータで構成される。
図2に戻って、送信装置1の構成について説明を続ける。
このCAT生成手段15は、CATを構成する各情報をセクション生成手段12に出力する。
図4(a)に示すように、CATは、他のテーブル情報と識別するためのテーブル識別等を含んだセクションヘッダと、各種の記述子を配置する記述子領域と、CRC(チェックサム)とで構成される。
この記述子領域には、限定受信方式記述子、アクセス制御記述子、スクランブル方式記述子等が、1つ以上設定される。
また、スクランブル方式記述子は、図4(c)に示すように、記述子を識別する記述子タグと、記述子長と、スクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別(scramble_system_id)と、を各項目として含むデータで構成される。
図2に戻って、送信装置1の構成について説明を続ける。
このスクランブル鍵生成手段160は、所定時間間隔(例えば、数秒に1回程度)で、乱数を発生させることでスクランブル鍵Ksを生成する。そして、スクランブル鍵生成手段160は、生成したスクランブル鍵KsをECM生成手段162と、スクランブル手段18とに出力する。
このワーク鍵生成手段161は、スクランブル鍵Ksに比べ更新時間が長い所定時間間隔(例えば、1ヶ月程度)で、乱数を発生させることでワーク鍵Kwを生成する。そして、ワーク鍵生成手段161は、生成したワーク鍵Kwを、ECM生成手段162と、EMM生成手段164とに出力する。
このECM生成手段162は、生成したECMをセクション生成手段12に出力する。
このEMM生成手段164は、生成したEMMをセクション生成手段12に出力する。
図2に戻って、送信装置1の構成について説明を続ける。
すなわち、多重化手段17は、所定長(188バイト)のTSパケットのペイロード部に、PESパケットやセクションをマッピングし、TSパケットのヘッダ部に、PAT、CAT、ECM、EMM等の制御情報や、映像、音声等の符号化されたメディアデータを識別するためのパケット識別(PID)を設定する。
この多重化手段17は、生成した多重化データ(MPEG−2TS)をスクランブル手段18に出力する。
このスクランブル手段18は、指定のスクランブル方式でスクランブルしたMPEG−2TSを、放送データ送信手段19に出力する。
この放送データ送信手段19は、MPEG−2TSのストリームデータに対して変調を行い、放送データとして、各受信装置3に送信する。
このように、送信装置1は、スクランブル方式を切り替えることができるため、送信するデータの種類や、セキュリティ要件に応じて、スクランブル(暗号化)に伴う計算負荷を軽減させたり、セキュリティ強度を高めたり等、送信するデータの内容に適合したスクランブル方式でスクランブルを行うことができる。
次に、図6を参照(適宜図1参照)して、本発明の実施形態に係る受信装置3の構成について説明する。
ここでは、受信装置3は、放送データ受信手段30と、分離手段31と、デスクランブル手段32と、セクション処理手段33と、CAT処理手段34と、PMT処理手段35と、鍵情報抽出手段36と、鍵抽出手段37と、PES処理手段38と、デコード手段39と、データ処理手段40と、を備える。
この分離手段31は、分離したセクションのうちの制御情報をセクション処理手段33に出力し、データをデータ処理手段40に出力し、PESをPES処理手段38に出力する。
また、分離手段31は、PMTについては、予め定めた固有のパケット識別に対応付けられたテーブル情報であるPAT(Program Association Table)をもとに参照したパケット識別、CATについては、予め定めた固有のパケット識別にそれぞれ対応する情報を抽出することとする。
なお、分離手段31は、TSパケットヘッダに含まれる、ペイロード部のスクランブル有無の情報を参照して、ペイロード部がスクランブルされていることを検知した場合には、デスクランブル手段32にTSパケットのペイロードを出力し、デスクランブルを指示する。
ここでは、デスクランブル手段32は、鍵抽出手段37で抽出されたスクランブル鍵Ksを用いて、CAT処理手段34またはPMT処理手段35から通知されたスクランブル方式でスクランブルデータをデスクランブルする。
このデスクランブル手段32は、デスクランブルしたデータを、分離手段31に出力する。
このセクション処理手段33は、抽出したECMおよびEMMを、鍵抽出手段37に出力する。また、セクション処理手段33は、抽出したCATをCAT処理手段34に出力し、抽出したPMTをPMT処理手段35に出力する。
さらに、CAT処理手段34は、CATにスクランブル方式記述子(図4参照)が設定されている場合、スクランブル方式記述子に設定されているスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式をデスクランブル手段32に通知する。
さらに、PMT処理手段35は、PMTにスクランブル方式記述子(図3参照)が設定されている場合、スクランブル方式記述子に設定されているスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式をデスクランブル手段32に通知する。
この鍵情報抽出手段36は、CAT処理手段34およびPMT処理手段35から位置情報として通知されるパケット識別(EMM_PID,ECM_PID)を、分離手段31に通知して、EMM,ECMの抽出を指示する。
ここで、図7を参照(適宜図6参照)して、鍵抽出手段37の構成について説明する。図7に示すように、鍵抽出手段37は、マスタ鍵記憶手段370と、EMM処理手段371と、ECM処理手段372と、を備える。
図6に戻って、受信装置3の構成について説明を続ける。
すなわち、PES処理手段38は、同一パケット識別で特定される映像、同一パケット識別で特定される音声等の符号化データを、個別にデコード手段39に出力する。
例えば、デコード手段39は、PESが映像データであれば、「MPEG−2 Video」や「H.265(ISO/IEC 23008−2 HEVC)」によりデコードし、PESが音声データであれば、「MPEG−2 AAC」や「MPEG−4AAC」でデコードする。
このようにデコードされたデータは、再生したコンテンツとして外部(表示装置、スピーカ等)に出力される。
次に、図8を参照(構成については、適宜図2,図5〜図7参照)して、限定受信システムSの動作について説明する。なお、ここでは、限定受信方式を1つとして説明する。
具体的には、送信装置1は、CAT生成手段15によって、CATに設定するための記述子として、EMM位置情報を含んだ限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子を生成する。そして、送信装置1は、セクション生成手段12によって、限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子をCATのテーブル情報として設定する(図4参照)。
そして、送信装置1は、多重化手段17によって、ステップS10で生成されたCATを、放送ストリームに多重化する(ステップS11)。
具体的には、送信装置1は、PMT生成手段14によって、PMTに設定するための記述子として、ECM位置情報を含んだ限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子を生成する。そして、送信装置1は、セクション生成手段12によって、限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子をPMTのテーブル情報として設定する(図3参照)。
そして、送信装置1は、多重化手段17によって、ステップS12で生成されたPMTを、放送ストリームに多重化する(ステップS13)。
そして、送信装置1は、多重化手段17によって、ステップS14で生成されたEMMを、放送ストリームに多重化する(ステップS15)。
そして、送信装置1は、多重化手段17によって、ステップS16で生成されたECMを、放送ストリームに多重化する(ステップS17)。
なお、スクランブル手段18は、スクランブル方式切替手段13から通知されるスクランブル方式でスクランブルを行う。
そして、送信装置1は、多重化手段17によって、ステップS18で生成されたスクランブルコンテンツを、放送ストリームに多重化する(ステップS19)。
なお、ここでは、説明を簡単にするために、CAT、PMT、EMM、ECMおよびコンテンツを、順次放送ストリームに多重化する流れで動作を説明した。しかし、これらの情報は、厳密には、個別のタイミングで放送ストリームに多重化される。
すなわち、受信装置3は、放送ストリームにCATが多重化されている場合、分離手段31によってセクションを分離し、セクション処理手段33によって、セクションの中からCATを分離する(ステップS20)。
このとき、CATにスクランブル方式識別を含んだスクランブル方式記述子が設定されていた場合、CAT処理手段34は、スクランブル方式識別を抽出し、そのスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式をデスクランブル手段32に通知する。
そして、受信装置3は、PMT処理手段35によって、ステップS22で分離されたPMTの限定受信方式記述子またはアクセス制御記述子に設定されている受信装置共通の鍵情報の位置情報(ECM位置情報〔ECM_PID〕)を抽出する(ステップS23)。
このとき、PMTにスクランブル方式識別を含んだスクランブル方式記述子が設定されていた場合、PMT処理手段35は、スクランブル方式識別を抽出し、そのスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式をデスクランブル手段32に通知する。
このとき、分離手段31は、ステップS21で抽出された位置情報であるEMM_PIDのパケット識別を有するEMMを抽出する。
このとき、分離手段31は、ステップS23で抽出された位置情報であるECM_PIDのパケット識別を有するECMを抽出する。
そして、受信装置3は、デスクランブル手段32によって、ステップS28で分離したスクランブルコンテンツを、ステップS21で抽出されたスクランブル方式識別またはステップS23で抽出されたスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式により、ステップS27で抽出したスクランブル鍵Ksでデスクランブル(復号)する(ステップS29)。
そして、受信装置3は、PES処理手段38によって、デスクランブルされた同一のパケット識別のPESをデコード手段39に出力し、デコード手段39によって符号復号を行うことで、コンテンツを再生する(ステップとして図示せず)。
1 送信装置
10 エンコード手段
11 PES生成手段
12 セクション生成手段
13 スクランブル方式切替手段(暗号化方式切替手段)
14 PMT生成手段(プログラムマップテーブル生成手段)
15 CAT生成手段(限定受信テーブル生成手段)
16 鍵情報生成手段
17 多重化手段
18 スクランブル手段
19 放送データ送信手段
3 受信装置
30 放送データ受信手段
31 分離手段(MPEG−2TSパケットフィルタリング手段)
32 デスクランブル手段
33 セクション処理手段
34 CAT処理手段(限定受信テーブル処理手段)
35 PMT処理手段(プログラムマップテーブル処理手段)
36 鍵情報抽出手段
37 鍵抽出手段
38 PES処理手段
39 デコード手段
40 データ処理手段
Claims (3)
- コンテンツをスクランブルするスクランブル鍵の関連情報である、受信装置共通の共通鍵情報と予め定めた受信装置の管理単位ごとに個別の個別鍵情報とにより、放送ストリームに多重化したスクランブルコンテンツを受信装置に限定受信させる送信装置において、
前記共通鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報であるプログラムマップテーブルを生成するプログラムマップテーブル生成手段と、
前記個別鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報である限定受信テーブルを生成する限定受信テーブル生成手段と、
指定されたスクランブル方式により、前記コンテンツを前記スクランブル鍵でスクランブルするスクランブル手段と、を備え、
前記プログラムマップテーブル生成手段または前記限定受信テーブル生成手段が、それぞれが生成するテーブル情報に、前記コンテンツをスクランブルするスクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別を設定することを特徴とする送信装置。 - コンテンツをスクランブルするスクランブル鍵の関連情報である、受信装置共通の共通鍵情報と予め定めた受信装置の管理単位ごとに個別の個別鍵情報とにより、送信装置で放送ストリームに多重化されたスクランブルコンテンツを限定受信する受信装置において、
前記共通鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報であるプログラムマップテーブルを受信し、当該共通鍵情報の位置情報を抽出するプログラムマップテーブル処理手段と、
前記個別鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報である限定受信テーブルを受信し、当該個別鍵情報の位置情報を抽出する限定受信テーブル処理手段と、
抽出したそれぞれの位置情報に基づいて取得した前記共通鍵情報と前記個別鍵情報とから、前記スクランブル鍵を抽出する鍵抽出手段と、
前記スクランブルコンテンツを前記スクランブル鍵でデスクランブルするデスクランブル手段と、を備え、
前記プログラムマップテーブル処理手段は、前記プログラムマップテーブルに前記コンテンツをスクランブルしたスクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別が設定されている場合に、当該プログラムマップテーブルから当該スクランブル方式識別を抽出し、
前記限定受信テーブル処理手段は、前記限定受信テーブルに前記スクランブル方式識別が設定されている場合に、当該限定受信テーブルから当該スクランブル方式識別を抽出し、
前記デスクランブル手段は、前記プログラムマップテーブルまたは前記限定受信テーブルから抽出されたスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式によって、前記スクランブルコンテンツをデスクランブルすることを特徴とする受信装置。 - コンテンツをスクランブルするスクランブル鍵の関連情報である、受信装置共通の共通鍵情報と予め定めた受信装置の管理単位ごとに個別の個別鍵情報とにより、送信装置から受信装置に放送ストリームに多重化したスクランブルコンテンツを限定受信させる限定受信システムにおいて、
前記送信装置は、
前記共通鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報であるプログラムマップテーブルを生成するプログラムマップテーブル生成手段と、
前記個別鍵情報の所在を特定する位置情報を設定したテーブル情報である限定受信テーブルを生成する限定受信テーブル生成手段と、
指定されたスクランブル方式により、前記コンテンツを前記スクランブル鍵でスクランブルするスクランブル手段と、を備え、
前記プログラムマップテーブル生成手段または前記限定受信テーブル生成手段が、それぞれが生成するテーブル情報に、前記コンテンツをスクランブルするスクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別を設定し、
前記受信装置は、
前記プログラムマップテーブルを受信し、前記共通鍵情報の位置情報を抽出するプログラムマップテーブル処理手段と、
前記限定受信テーブルを受信し、前記個別鍵情報の位置情報を抽出する限定受信テーブル処理手段と、
抽出したそれぞれの位置情報に基づいて取得した前記共通鍵情報と前記個別鍵情報とから、前記スクランブル鍵を抽出する鍵抽出手段と、
前記スクランブルコンテンツを前記スクランブル鍵でデスクランブルするデスクランブル手段と、を備え、
前記プログラムマップテーブル処理手段が、前記プログラムマップテーブルに前記コンテンツをスクランブルしたスクランブル方式を識別するためのスクランブル方式識別が設定されている場合に、当該プログラムマップテーブルから当該スクランブル方式識別を抽出し、
前記限定受信テーブル処理手段が、前記限定受信テーブルに前記スクランブル方式識別が設定されている場合に、当該限定受信テーブルから当該スクランブル方式識別を抽出し、
前記デスクランブル手段が、前記プログラムマップテーブルまたは前記限定受信テーブルから抽出されたスクランブル方式識別で特定されるスクランブル方式によって、前記スクランブルコンテンツをデスクランブルすることを特徴とする限定受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014180673A JP2015073269A (ja) | 2013-09-06 | 2014-09-04 | 送信装置、受信装置および限定受信システム |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP2013185272 | 2013-09-06 | ||
JP2013185272 | 2013-09-06 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JPH0993558A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Toshiba Corp | 複数スクランブル方式放送システム及びデコーダ |
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2014
- 2014-09-04 JP JP2014180673A patent/JP2015073269A/ja active Pending
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Title |
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"Digital Video Broadcasting (DVB); Content Scrambling Algorithms for DVB-IPTV Services using MPEG2 Tr", ETSI TS 103 127, [ONLINE], vol. V1.1.1, JPN6018018284, May 2013 (2013-05-01), pages 1 - 20 * |
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