JP2015072358A - クリーニングブレード状態判定装置及びクリーニングブレード状態判定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニングブレードの劣化状態を精度よく判定することが可能な技術を提案する。
【解決手段】電源制御部61により、二次転写バイアスロール23に対する転写電圧の印加の有無を切り替え、判定処理部62により、二次転写バイアスロール23に対する転写電圧の印加の有無における振動比を算出して、この振動比を予め閾値と比べることで、クリーニングブレード42が劣化しているか否かを判定し、リーニングブレード42が劣化していると判定されたことに応じて、その旨を示す情報を出力部63により出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、クリーニングブレード状態判定装置及びクリーニングブレード状態判定プログラムに関する。
紙などの記録材に画像を形成する機能を備えた画像形成装置として、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、これらの機能を併せもった複合機などが知られている。
このような画像形成装置では、トナーにキャリアや帯電促進剤などを混合した現像剤が用いられる。例えば、画像形成装置に備えられる現像器では、容器に収容された現像剤中のトナーを現像ロールに付着させ、現像ロールの回転によりトナーを感光体ドラム上へ運んで、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーで現像する。感光体ドラム上のトナー像は、中間転写ベルトを経て記録材に転写される。
また、画像形成装置には、感光体ドラムや中間転写ベルト等の被クリーニング体の表面に残留しているトナーをクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置が設けられている。
ここで、このようなクリーニング装置に関し、以下のような発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、ウレタンゴム等の弾性材からなるクリーニングブレード又はその近傍(クリーニングブレードの支持部材)に振動検知素子を配設し、クリーニング対象の像担持体とクリーニングブレードとの摩擦によって発生する振動を振動検知素子で
検知する発明が開示されている。
例えば、特許文献2には、画像を形成する通常の画像形成モードと、クリーニングブレードの異常確認のためのクリーニング不良が発生し易い条件設定を行い、条件設定の結果としてのクリーニング状態の表示がなされるブレードテストモードと、を備えた画像形成装置の発明が開示されている。
特開平3−267989号公報 特開2010−262022号公報
本発明は、クリーニングブレードの劣化状態を精度よく判定することが可能な技術を提案することを目的とする。
本発明(1)は、回転する被クリーニング体に付着したトナーを前記被クリーニング体に当接させた誘電性のクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置における前記クリーニングブレードの振動を測定する測定手段と、前記被クリーニング体に電圧を印加する印加手段と、前記印加手段による電圧の印加を制御する制御手段と、電圧の印加が異なる状態について測定された振動を比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とするクリーニングブレード状態判定装置である。
本発明(2)は、本発明(1)において、前記判定手段は、電圧を印加しない状態で測定された振動と、電圧を印加した状態で測定された振動とを比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する、ことを特徴とするクリーニングブレード状態判定装置である。
本発明(3)は、本発明(1)において、前記判定手段は、通常運用に係る電圧を印加した状態で測定された振動と、前記通常運用に係る電圧と異なる電圧を印加した状態で測定された振動とを比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する、ことを特徴とするクリーニングブレード状態判定装置である。
本発明(4)は、本発明(1)〜(3)において、前記被クリーニング体は、中間転写ベルトに形成されたトナー像を記録材に転写する転写電圧が印加される二次転写バイアスロールであり、前記印加手段として、前記二次転写バイアスロールに転写電圧を印加する電源を用いる、ことを特徴とするクリーニングブレード状態判定装置である。
本発明(5)は、本発明(1)〜(3)において、前記被クリーニング体は、記録材に転写するトナー像が形成される中間転写ベルトであり、前記印加手段として、前記中間転写ベルトを介して前記クリーニング装置に対向して設けられた対向ロールに電圧を印加する電源を設けた、ことを特徴とするクリーニングブレード状態判定装置である。
本発明(6)は、コンピュータに、回転する被クリーニング体に付着したトナーを前記被クリーニング体に当接させた誘電性のクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置における前記クリーニングブレードの振動の測定結果を取得する取得機能と、前記被クリーニング体に電圧を印加する印加手段による電圧の印加を制御する制御機能と、電圧の印加が異なる状態について測定された振動を比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する判定機能と、を実現させるためのクリーニングブレード状態判定プログラムである。
本発明(1)〜(3)、(6)によれば、クリーニングブレードの劣化状態を、本発明を適用しない場合に比べて精度よく判定することができる。
本発明(4)によれば、二次転写バイアスロールのクリーニング装置に設けられたクリーニングブレードの劣化状態を、本発明を適用しない場合に比べて精度よく判定することができる。
本発明(5)によれば、中間転写ベルトのクリーニング装置に設けられたクリーニングブレードの劣化状態を、本発明を適用しない場合に比べて精度よく判定することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造の例を示す図である。 図1の画像形成装置に設けたクリーニング装置の外観の例を示す図である。 二次転写部及びその近辺の概略構造の例を示す図である。 図1の画像形成装置に設けたクリーニングブレード状態判定装置の機能ブロックの例を示す図である。 劣化しているクリーニングブレードと劣化していないクリーニングブレードとで振動を比較実験した結果の例を示す図である。 クリーニングブレードの捲れ発生までの振動を測定実験した結果の例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明に係るクリーニングブレード状態判定装置が設けられる画像形成装置について説明する。画像形成装置は、紙などの記録材に画像を形成する機能を備えた装置であり、例えば、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、これらの機能を併せもった複合機などが知られている。
図1には、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造の例を示してある。
図示の画像形成装置は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式であり、代表的な機能部として、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kと、各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)させる一次転写部21と、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を用紙P(記録材の一例)に一括転写(二次転写)させる二次転写部22と、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着器34と、を備えている。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの各々は、図中の矢印A方向に回転する感光体ドラム11を有する。また、各感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11を帯電する帯電器12、感光体ドラム11上に露光ビームBmを照射して静電潜像を書き込む露光器13、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化したトナー像を形成する現像器14、感光体ドラム11上に形成された各色成分のトナー像を一次転写部21にて中間転写ベルト15に重畳転写する一次転写ロール16、といった各種の電子写真用デバイスが順次配設されている。
これらの画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kは、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に、略直線状に配置されており、中間転写ベルト15に対して接離可能に構成されている。
また、図示の画像形成装置は、用紙搬送系として、用紙収容部から用紙Pを取り出して二次転写部22へと送り込む給紙動作を行う給紙機構部31と、二次転写部22を通過した用紙Pを定着器34側へと搬送する搬送ベルト32と、用紙Pを定着器34の入口へガイドする定着入口ガイド33と、定着器34から排紙された用紙Pを下流側へガイドする排紙ガイド35と、排紙ガイド35によりガイドされた用紙Pを装置外部に排出する排紙ロール36と、を備えている。
すなわち、給紙機構部31により用紙収容部から二次転写部22へと給紙された用紙Pは、二次転写部22にて中間転写ベルト15上のトナー像が静電転写された後、中間転写ベルト15から剥離された状態で搬送ベルト32へと搬送される。そして、搬送ベルト32により、定着器34の動作速度に合わせて、定着入口ガイド33を介して定着器34まで搬送される。定着器34に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着器34によって熱及び圧力を加える定着処理を受けることで用紙P上に定着される。その後、定着画像が形成された用紙Pは、排紙ガイド35及び排紙ロール36を介して、装置外部に設けられた排紙収容部(図示せず)へと搬送される。
ここで、感光体ドラム11や中間転写ベルト15といったトナー像担持体は、その表面に残留しているトナーを除去する必要がある被クリーニング体である。このため、感光体ドラム11や中間転写ベルト15に対してクリーニング装置が配設される。
また、二次転写部22にて中間転写ベルト15に対向して設けられる二次転写バイアスロール23は、通常ではトナーの付着は無いが、まれにトナーが付着することがあり、付着したトナーが汚れとなって画質欠陥を引き起こす可能性がある。そこで、二次転写バイアスロール23も被クリーニング体として扱う。つまり、二次転写バイアスロール23に対してもクリーニング装置が配設される。
図示の例では、クリーニング装置として、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17が一次転写部21の下流側に配設されており、中間転写ベルト15上の残留トナーを除去するベルトクリーナ18が二次転写部22の下流側に配設されており、二次転写バイアスロール23上の付着トナーを除去するロールクリーナ24が二次転写部22の下流側に配設されている。
以下では、二次転写バイアスロール23及びロールクリーナ24に着目して、本発明の説明を行う。
図2には、ロールクリーナ24の外観の例を示してある。また、図3には、ロールクリーナ24が設けられた二次転写部22及びその近辺の概略構造の例を示してある。
ロールクリーナ24は、二次転写バイアスロール23に臨む開口が形成された箱型の筐体41を有し、樹脂製(例えば、ウレタンゴムやポリウレタンゴム等の硬質ゴム製)の板状のクリーニングブレード42を、そのエッジ部が筐体41の開口部で二次転写バイアスロール23に当接するように設けてある。クリーニングブレード42は、ブレード面が水平又はそれに近い方向となる配置で、金属製の板材よりなるブレード支持部材43により支持されている。二次転写バイアスロール23の表面に付着しているトナーは、当該表面に当接された(突き当てられた)クリーニングブレード42のエッジ部により掻き落とされて筐体41の内部空間(廃トナー受け)に落下し、廃トナー搬出装置44により筐体外のトナー回収機構へ搬出される。
また、二次転写バイアスロール23とクリーニングブレード42との摩擦が過剰となることを防ぐために、潤滑剤(本例では、ステアリン酸亜鉛)を浸透させた棒状の潤滑剤含浸バー51が、二次転写バイアスロール23に対して潤滑剤供給ブラシ52を介在して設けてある。すなわち、潤滑剤含浸バー51から潤滑剤供給ブラシ52を介して二次転写バイアスロール23の表面に潤滑剤を供給することで、潤滑を保つ仕組みになっている。
クリーニングブレード42は樹脂製の板材であり、二次転写バイアスロール23のクリーニング(トナー除去)によって摩耗や損傷が生じ、次第に劣化していく。そして、クリーニングブレード42の劣化が進行していくと、異音や画像欠陥といった異常が発生する懸念がある。このような異常の発生は、画像形成装置の利用者に不便をかけることになるので、その防止や速やかな解消を図ることが顧客満足度を高める上で重要となる。
ここで、回転する二次転写バイアスロール23とその表面に当接させた(突き当てた)クリーニングブレード42のエッジ部との摩擦によりクリーニングブレード42に発生する振動は、クリーニングブレード42の劣化に伴って増大する傾向がある。
また、クリーニングブレード42が劣化していない状態では、クリーニングブレード42を二次転写バイアスロール23に接触させる強さを変えても振動の変化があまりないが、クリーニングブレード42が劣化してくると、クリーニングブレード42を二次転写バイアスロール23に強く接触させるほど振動が大きくなることが分かった。
そこで、本例では、二次転写バイアスロール23に電圧を印加する電源を設け、その電圧を制御することで、クリーニングブレード42を二次転写バイアスロール23に接触させる強さを変化させることができるようにし、異なる強さで接触させた状態でそれぞれ測定した振動を比較するようにした。
すなわち、二次転写バイアスロール23に対向して設けられた対向ロール25を保護抵抗を介して接地しておき、二次転写バイアスロール23に電圧を印加する高圧電源部48と、クリーニングブレード42の振動を測定する振動測定器45とを設け、高圧電源部48から二次転写バイアスロール23への電圧の印加を制御しつつ、二次転写バイアスロール23への電圧の印加が異なる状態で振動測定器45により測定した振動を比較して、クリーニングブレード42の劣化状態を判定するようにした。
これは、樹脂製のクリーニングブレード42は誘電性を持つため、二次転写バイアスロール23に高い電圧を印加すると、クリーニングブレード42のエッジ部側(二次転写バイアスロール23側)の電荷が被クリーニング体46の電荷とは逆特性になるように誘電分極し、二次転写バイアスロール23とクリーニングブレード42の間に静電的な吸着力が発生することを利用したものである。つまり、二次転写バイアスロール23に印加する電圧の制御をすることで、クリーニングブレード42を二次転写バイアスロール23に接触させる強さを変化させることができる。
本例では、二次転写バイアスロール23に電圧を印加する高圧電源部48として、中間転写ベルト15上のトナー像を用紙Pに転写するための転写電圧を二次転写バイアスロール23に印加する電源を用いるが、別の電源を設けても構わない。
また、本例では、金属製の二次転写バイアスロール23を用いるが、例えば、金属芯を導電性樹脂被膜で覆った構成としてもよく、導電性があればよい。
図4には、振動測定器45による測定結果を利用してクリーニングブレード42の状態を判定するクリーニングブレード状態判定装置の機能ブロックの例を示してある。
図示のクリーニングブレード状態判定装置60は、電源制御部61と、判定処理部62と、出力部63と、を備えている。
電源制御部61は、高圧電源部48を制御して、二次転写バイアスロール23に印加する電圧の制御を行う。本例では、二次転写バイアスロール23に電圧を印加しない状態と、通常の転写電圧(例えば、+500V)を印加する状態とを切り替える電源オン/オフ制御を行う。この電源オン/オフ制御は、中間転写ベルト15上のトナー像を用紙Pに転写する動作の開始と停止の際に通常実施されるものである。
判定処理部62は、二次転写バイアスロール23に電圧を印加しない状態において振動測定器45から出力される測定値と、二次転写バイアスロール23に転写電圧を印加した状態において振動測定器45から出力される測定値とを比較し、クリーニングブレード42の劣化状態を判定する。本例では、電圧を印加しない状態で振動測定器45から出力される測定値に基づいて振動の大きさを表す振動値a1を算出し、電圧を印加した状態で振動測定器45から出力される測定値に基づいて振動の大きさを表す振動値a2を算出し、振動値a1に対する振動値a2の比である振動比R(=a2/a1)を求め、この振動比Rが予め定めた閾値より大きい場合に、クリーニングブレード42が劣化している(例えば、クリーニングブレード42の捲れの予兆がある)と判定する。
出力部63は、判定処理部62によりクリーニングブレード42が劣化していると判定されたことに応じて、その旨を示す情報を出力する。本例では、判定処理部62による判定結果を示す情報を画像形成装置の表示装置(例えば、操作パネル)に出力し、画像形成装置の利用者に知らせるようにしているが、印刷出力や音声出力等の他の態様により出力を行ってもよい。また、例えば、画像形成装置と通信接続された管理センタ側のコンピュータに送信し、当該コンピュータの表示装置に出力させて保守の担当者やその指示者などに知らせ、適切な処置(クリーニングブレード42の交換等)を取らせるようにしてもよい。
このように、本例のクリーニングブレード状態判定装置60では、電源制御部61により、二次転写バイアスロール23に対する転写電圧の印加の有無を切り替え、判定処理部62により、二次転写バイアスロール23に対する転写電圧の印加の有無における振動比を算出して、この振動比を予め閾値と比べることで、クリーニングブレード42が劣化しているか否かを判定するようにした。
これにより、クリーニングブレード42の劣化状態を精度よく判定することが可能となり、例えば、クリーニングブレード42の捲れが発生する前に、その予兆を捉えてクリーニングブレード42の交換等の適切な処置を施すことが可能となる。また、これまでの手法では検知できなかった、クリーニングブレード42のエッジ部の部分的な損傷や、クリーニングブレード42の長さ方向での当接状態の不均一さの発生なども検知することが可能となる。
また、二次転写バイアスロール23に対する転写電圧の印加を切り替える電源オン/オフ制御は、通常の転写動作において行われる制御であるため、その転写電圧の切り替え前後の振動を比較してクリーニングブレード42の劣化状態の判定を行うことで、試験用のモードを特別に設けることなく、通常動作の中でクリーニングブレード42の劣化状態を判定できる。
また、クリーニングブレード42の劣化状態の判定のために、被クリーニング体となる二次転写バイアスロール23に試験的にトナーを付着させる必要が無いので、当該トナーにより画質異常等の二次障害を引き起こす恐れも無い。
次に、劣化しているクリーニングブレード42と劣化していないクリーニングブレード42とで振動を比較実験した結果について、図5を参照して説明する。
本実験では、二次転写ユニット内にあるロールクリーナ24(クリーニング装置の一例)のブレード支持部材43に、小野測器社製の加速度センサー(NP−2010型)を振動測定器45として取り付け、画像形成装置の保守モードを用いて中間転写ベルト15と二次転写バイアスロール23だけを運転しつつ、ロールクリーナ24のクリーニングブレード42の振動の大きさ(加速度センサー出力(加速度)の自乗平均平方根)を算出して振動値として記録した。
図5(a)は、劣化しているクリーニングブレード42の振動値(振動の大きさ)の時間的な推移を示すグラフであり、図5(b)は、劣化していないクリーニングブレード42の振動値の時間的な推移を示すグラフである。これらのグラフにおいて、横軸は時間の経過(s)を表し、縦軸は振動値(m/s/s)を表す。
劣化していないクリーニングブレード42では、図5(b)に示すように、T1のタイミングで二次転写バイアスロール23への転写電圧の印加を開始したが、振動の大きさの変化は殆ど見られなかった。
一方、劣化しているクリーニングブレード42では、図5(a)に示すように、二次転写バイアスロール23への転写電圧の印加を開始するタイミングT1以前は、振動の大きさの変化は殆ど見られず、劣化していないクリーニングブレード42との判別はできなかった。しかしながら、二次転写バイアスロール23への転写電圧の印加を開始したタイミングT1以降は、振動の大きさが顕著に増加した。その後、タイミングT2,T3で二次転写バイアスロール23への転写電圧の印加を一時的に停止すると、振動の大きさは劣化していないクリーニングブレード42と同程度に低下したが、転写電圧の印加の再開により振動の大きさが再び顕著に増加した。そして、転写電圧の印加を更に続けた後のタイミングT4で、クリーニングブレード42に捲れが発生した。
このように、劣化していないクリーニングブレード42は、二次転写バイアスロール23へ転写電圧を印加するか否かで振動の大きさが殆んど変化しないが、劣化しているクリーニングブレード42は、二次転写バイアスロール23へ転写電圧を印加するか否かで振動の大きさが顕著に変化するので、二次転写バイアスロール23へ転写電圧を印加した状態と転写電圧を印加しない状態とで振動を測定して比較することで、クリーニングブレード42の劣化の有無を容易に判別することができる。
図6には、クリーニングブレード42の捲れ発生までの振動を測定実験した結果の例を示してある。
本実験では、二次転写ユニット内にあるロールクリーナ24(クリーニング装置の一例)のブレード支持部材43に、小野測器社製の加速度センサー(NP−2010型)を振動測定器45として取り付け、加速度センサーから出力される測定値(加速度)をキーエンス社製のチャージアンプ(NR−CA04型)とデータロガー(NR−500型)でデジタル化してコンピュータに取り込み、ソフトウェアで振動の大きさ(加速度センサー出力(加速度)の1秒あたりの自乗平均平方根)を算出して記録するようにした。
そして、濃度5%の黒ベタ画像を黒色トナーを用いてA3用紙に100プリント連続で画像形成する動作を、50kプリント(50000プリント)を上限に、クリーニングブレード42が捲れるまで繰り返した。
異常の検知/判別は、二次転写バイアスロール23に電圧を印加していない状態と、通常の転写電圧(例えば、+500V)を印加した状態とで、振動の大きさを比較して行った。
また、5回の実験を行い、そのうちの3回(1回目から3回目まで)は、短時間で異常(クリーニングブレード42の捲れ)を発生させることを目的として、通常は二次転写バイアスロール23に供給される潤滑剤を絶った状態とした。
また、プリントの開始時において、二次転写バイアスロール23と中間転写ベルト15とを接触させる直前に、クリーニングブレード42の健全性を確認するための検知モードにて判別を行った。
1回目の実験(潤滑剤供給なし)では、1プリント目は、印加電圧が0V(電圧を印加しない状態)での振動(大きさ)が1.0(m/s/s)、+500V(通常の帯電電圧を印加した状態)での振動が1.0、0Vでの振動に対する+500Vでの振動の比である振動比が1.0倍であった。また、10kプリント目は、0Vでの振動が1.2、+500Vでの振動が3.1、振動比が2.6倍であった。また、35kプリント時にクリーニングブレード42の捲れが発生し、その直前では、0Vでの振動が1.5、+500Vでの振動が3.4、振動比が2.3倍であった。
2回目の実験(潤滑剤供給なし)では、1プリント目は、0Vでの振動が2.5、+500Vでの振動が2.6、振動比が1.04倍であった。また、10kプリント目は、0Vでの振動が2.7、+500Vでの振動が4.4、振動比が1.6倍であった。また、45kプリント時にクリーニングブレード42の捲れが発生し、その直前では、0Vでの振動が3.0、+500Vでの振動が7.2、振動比が2.4倍であった。
3回目の実験(潤滑剤供給なし)では、1プリント目は、0Vでの振動が0.8、+500Vでの振動が1.6、振動比が2.0倍であった。また、10kプリント目は、0Vでの振動が1.0、+500Vでの振動が3.5、振動比が3.5倍であった。また、11kプリント時にクリーニングブレード42の捲れが発生し、その直前では、0Vでの振動が1.6、+500Vでの振動が5.6、振動比が3.5倍であった。
4回目の実験(潤滑剤供給あり)では、1プリント目は、0Vでの振動が1.0、+500Vでの振動が1.2、振動比が1.2倍であった。また、10kプリント目は、0Vでの振動が1.1、+500Vでの振動が1.3、振動比が1.1倍であった。また、50kプリントまでにクリーニングブレード42の捲れが発生せず、その直前では、0Vでの振動が1.4、+500Vでの振動が1.6、振動比が1.1倍であった。
5回目の実験(潤滑剤供給あり)では、1プリント目は、0Vでの振動が2.1、+500Vでの振動が2.1、振動比が1.0倍であった。また、10kプリント目は、0Vでの振動が2.8、+500Vでの振動が3.2、振動比が1.1倍であった。また、50kプリントまでにクリーニングブレード42の捲れが発生せず、その直前では、0Vでの振動が3.3、+500Vでの振動が3.6、振動比が1.1倍であった。
このように、振動の大きさはばらつきが大きいため、単に振動の大きさを何らかの閾値と比較するだけでは、異常(例えば、クリーニングブレード42の捲れ)の予兆を検知することは難しいことが分かる。
また、クリーニングブレード42の捲れが発生しなかった4回目、5回目の実験では、電圧の印加の有無における振動比は1倍に近い値であったが、クリーニングブレード42の捲れが発生した1回目〜3回目の実験では、振動比が2倍を超える値となっており、異常の予兆の判定に振動比を用いることが有効であることが分かる。
ここで、以上の説明では、二次転写バイアスロール23に電圧を印加する状態と電圧を印加しない状態とでクリーニングブレード42の振動を比較する手法について説明したが、二次転写バイアスロール23に印加する電圧の大きさ(電圧値)の相違により静電的な吸着力が変化することを利用して、印加する電圧を異ならせた状態でクリーニングブレード42の振動を比較するようにしてもよい。
具体的には、例えば、二次転写バイアスロール23に通常の帯電電圧(例えば、+500V)を印加した状態と、これより大きい電圧(例えば、+600V)を印加した状態とでクリーニングブレード42の振動を比較するようにしたり、或いは、二次転写バイアスロール23に通常の帯電電圧(例えば、+500V)を印加した状態と、これより低い電圧(例えば、+400V)を印加した状態とでクリーニングブレード42の振動を比較するようにしてもよく、これらの場合でも、クリーニングブレード42の劣化状態を判定することができる。すなわち、振動の大きさに有意な差が生じる程度に静電吸着力が変化する電圧差であればよい。
なお、二次転写バイアスロール23に通常の帯電電圧より大きい電圧を印加することは本来想定されていないため、通常より大きい電圧を印加する場合には、一時的(例えば、1秒)な印加に留めることが好ましい。
また、二次転写バイアスロール23に印加する電圧は、上記のような2段階でなくともよく、3段階以上に電圧を切り替えつつ、各電圧での振動を測定して比較し、クリーニングブレード42の劣化状態を判定するようにしてもよい。
また、以上の説明では、二次転写バイアスロール23に対して設けたクリーニング装置(ロールクリーナ24)についてクリーニングブレード42の劣化状態の判定を行っているが、中間転写ベルト15に対して設けたクリーニング装置(ベルトクリーナ18)についてもクリーニングブレード42の劣化状態の判定を行うことができる。
この場合には、例えば、中間転写ベルト15を介してベルトクリーナ18に対向して設けられた対向ロール19を金属製とし、対向ロール19に電圧を印加する電源を設け、当該電源を電源制御部61により制御するようにすればよい。また、対向ロール19は導電性があればよく、例えば、金属芯を導電性樹脂被膜で覆った構成としてもよい。
ここで、本例の画像形成装置には、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、CPUの作業領域となるRAM(Random Access Memory)や基本的な制御プログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)等の主記憶装置、各種のプログラムやデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置、各種の情報を表示出力するための表示装置及び操作者により入力操作に用いられる操作ボタンやタッチパネル等の入力機器とのインタフェースである入出力I/F、他の装置との間で有線又は無線により通信を行うインタフェースである通信I/F、といったハードウェア資源を備えたコンピュータが設けられている。
そして、本発明に係るプログラムを補助記憶装置等から読み出してRAMに展開し、これをCPUにより実行させることで、本発明に係るクリーニングブレード状態判定装置の機能を画像形成装置のコンピュータ上に実現している。
なお、本例では、本発明に係る制御機能(制御手段の機能)を電源制御部61により実現し、本発明に係る取得機能及び判定機能(判定手段の機能)を判定処理部62により実現し、本発明に係る出力機能(出力手段の機能)を出力部63により実現している。
ここで、本発明に係るプログラムは、例えば、当該プログラムを記憶したCD−ROM等の外部記憶媒体から読み込む形式や、通信網等を介して受信する形式などにより、画像形成装置のコンピュータに設定される。
なお、本例のようなソフトウェア構成により各機能部を実現する態様に限られず、各機能部を専用のハードウェアモジュールで実現するようにしてもよい。
また、上記の説明では、画像形成装置自身がクリーニングブレードの状態判定を行う構成について説明したが、画像形成装置と通信可能に接続された他の装置がクリーニングブレードの状態判定を行う構成としてもよい。すなわち、例えば、複数の画像形成装置と通信可能に接続された管理サーバを備えたシステムを構築し、当該管理サーバが、各々の画像形成装置から、被クリーニング体に対する電圧の印加状態の情報と、当該被クリーニング体に対応するクリーニングブレードの振動の情報とを受信して、画像形成装置毎にクリーニングブレードの状態判定を行うようにしてもよい。
本発明は、画像形成装置に設けられたクリーニング装置のクリーニングブレードの劣化状態を判定する種々のシステムや装置、これらのプログラム、方法等に利用することができる。
23:二次転写バイアスロール、 25:対向ロール、 26:ロールクリーナ、
41:筐体、 42:クリーニングブレード、 43:ブレード支持部材、 44:廃トナー搬出装置、 45:振動測定器、 48:高圧電源、
51:潤滑剤含浸バー、 52:潤滑剤供給ブラシ、
61:電源制御部、 62:判定処理部、 63:出力部

Claims (6)

  1. 回転する被クリーニング体に付着したトナーを前記被クリーニング体に当接させた誘電性のクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置における前記クリーニングブレードの振動を測定する測定手段と、
    前記被クリーニング体に電圧を印加する印加手段と、
    前記印加手段による電圧の印加を制御する制御手段と、
    電圧の印加が異なる状態について測定された振動を比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とするクリーニングブレード状態判定装置。
  2. 前記判定手段は、電圧を印加しない状態で測定された振動と、電圧を印加した状態で測定された振動とを比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニングブレード状態判定装置。
  3. 前記判定手段は、通常運用に係る電圧を印加した状態で測定された振動と、前記通常運用に係る電圧と異なる電圧を印加した状態で測定された振動とを比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニングブレード状態判定装置。
  4. 前記被クリーニング体は、中間転写ベルトに形成されたトナー像を記録材に転写する転写電圧が印加される二次転写バイアスロールであり、
    前記印加手段として、前記二次転写バイアスロールに転写電圧を印加する電源を用いる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のクリーニングブレード状態判定装置。
  5. 前記被クリーニング体は、記録材に転写するトナー像が形成される中間転写ベルトであり、
    前記印加手段として、前記中間転写ベルトを介して前記クリーニング装置に対向して設けられた対向ロールに電圧を印加する電源を設けた、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のクリーニングブレード
  6. コンピュータに、
    回転する被クリーニング体に付着したトナーを前記被クリーニング体に当接させた誘電性のクリーニングブレードにより除去するクリーニング装置における前記クリーニングブレードの振動の測定結果を取得する取得機能と、
    前記被クリーニング体に電圧を印加する印加手段による電圧の印加を制御する制御機能と、
    電圧の印加が異なる状態について測定された振動を比較して、前記クリーニングブレードの劣化状態を判定する判定機能と、
    を実現させるためのクリーニングブレード状態判定プログラム。
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