JP2015072337A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体に対して着脱可能な定着ユニットの装置本体に対する良好な位置決め状態を形成することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置本体に着脱可能に構成され、記録媒体に形成された現像剤像の定着処理を行うための定着ユニット9と、定着ユニット9に当接することにより、定着ユニット9を装置本体における装着位置に位置決めする位置決め部10、11と、定着ユニット9に対して第1の方向において第1の隙間を有して配置される第1の部品と、を備える画像形成装置において、第1の方向において、定着ユニット9に対して第1の隙間よりも狭い隙間で対向し、定着ユニット9が装置本体に対して第1の方向に相対移動した場合に、定着ユニット9が第1の部品と接触するのを抑制すべく、定着ユニット9に当接することが可能な規制部8を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。詳しくは電子写真プロセスにおける定着プロセスを担う定着手段の画像形成装置本体内の位置決め手段及びその位置決め形状、画像形成装置枠体構成に関する。
複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を採用した画像形成装置において、電子写真プロセスにおける定着プロセスを担う定着手段を、ユーザによる交換に対応させるべく定着ユニットとして装置本体に対し着脱可能に構成したものが知られている。そして、定着手段を装置本体に対して位置決めするための構成として、装置本体に対する定着手段の挿抜方向において定着手段を拘束するための手段や形状等が種々提案されている。
定着ユニットは、画像形成装置を構成する部品の総重量において大部分を占めるものであり、装置本体の枠体部材に複数箇所でビス締結されることで、装置の強度を高める部材としての役割も果たすことができる。しかし、ユーザによる定着ユニットの交換を前提とした機種では、サービス性を考慮した結果、ビス締めによる固定を廃止し、抜け止め部材を設けて定着ユニットを位置決めする構成とすることがある。この構成においては、定着ユニットが大きな外力を受けて定着手段の挿入方向と逆方向に力がかかったときに、抜け止め部材の破損が懸念される。特許文献1には、そのような抜け止め部材の破損防止を目的として、衝撃発生時に定着ユニットが挿抜方向と逆側に飛び出すような方向に反力を受ける受け面の断面形状が提案されている。
特開2010−85449号公報
しかしながら、製品輸送時の落下・振動等の衝撃により、定着ユニットには、位置決め箇所以外の箇所において挿抜方向とは異なる方向、例えば、装置高さ方向やメディア幅方向に大きな外力が生じることがある。特許文献1で提案された技術では、上記のような衝撃により定着ユニットが挿抜方向とは異なる方向に動いた際に、定着ユニットの動きを十分に規制することが困難である。定着ユニットの近傍には、例えば、定着ユニットの装着の有無を検知するための接触型のセンサなどの部品が配置されており、このような部品が上記衝撃によって定着ユニットと衝突し、破損してしまう懸念がある。
本発明の目的は、装置本体に対して着脱可能な定着ユニットの装置本体に対する良好な位置決め状態を形成することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成され、記録媒体に形成された現像剤像の定着処理を行うための定着ユニットと、
前記装置本体に設けられ、前記定着ユニットに当接することにより、前記定着ユニットを前記装置本体における装着位置に位置決めする位置決め部と、
前記装置本体に設けられ、前記定着ユニットに対して第1の方向において第1の隙間を有して配置される第1の部品と、
を備える画像形成装置において、
前記第1の方向において、前記定着ユニットに対して前記第1の隙間よりも狭い隙間で対向し、前記定着ユニットが前記装置本体に対して前記第1の方向に相対移動した場合に、前記定着ユニットが前記第1の部品と接触するのを抑制すべく、前記定着ユニットに当接することが可能な規制部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に対して着脱可能な定着ユニットの装置本体に対する良好な位置決め状態を形成することができる。
本発明の実施例に係る画像形成装置の枠体構成を示す模式的斜視図 図1のC矢視図 図1のD矢視図 クリアランス規制手段を示す模式図 定着ユニット有無検知手段の構成を示す模式図 定着ユニット周辺の構成を示す模式的側面図 定着ユニット有無検知手段の構成を示す模式的側面図 定着ユニット抜け止めレバーの構成を示す模式的斜視図 定着ユニット周辺の構成を示す模式的斜視図 本発明の実施例に係る画像形成装置の模式的断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例)
ここで、画像形成装置(電子写真画像形成装置)とは、電子写真画像形成プロセスを用いて現像剤(トナー)により記録媒体に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザービームプリンタなど)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサー、及び、それら複合機(マルチファンクションプリンタ)などが含まれる。また、記録媒体とは、画像を形成される物であって、例えば、記録シート、OHPシート等である。
また、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムと、この電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電装置、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したものである。そして、このプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されている。また、本実施例に係る画像形成装置では、記録媒体に形成された現像剤像の定着処理を行うための定着手段が、定着ユニットとして装置本体に対して着脱可能に構成されている。以下の説明において、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という)とは、装置本体の構成から少なくともプロセスカートリッジ及び定着ユニットを除いた装置構成部分のことである。
<画像形成装置の構成>
図10を参照して、本発明の実施例に係る画像形成装置について説明する。図10は、本実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式的断面図である。
図10に示すように、本実施例に係る画像形成装置Aは、プロセスカートリッジBにお
いて帯電手段により帯電された感光体107を露光手段100が露光することにより、感光体107の表面に静電潜像が形成される。感光体107に形成された静電潜像が、プロセスカートリッジBに設けられた現像手段により現像されることにより、感光体107の表面に現像剤による画像(現像剤像)が形成される。
記録媒体積載手段103aに収納された記録媒体102は、ピックアップローラ103b、フィードローラ103c、リタードローラ103cにより1枚ずつ分離給送される。給送された記録媒体102は、給紙搬送路109に沿ってプロセスカートリッジBの感光体107と転写手段としての転写ローラ104とが対向する転写部に搬送される。転写部に搬送された記録媒体102は、感光体107上に形成された画像が転写され、搬送ガイド103fに沿って定着手段105へと搬送される。駆動ローラ(加圧ローラ)105aと定着回転体(定着ローラ)105bからなる定着手段105は、通過する記録媒体102に熱及び圧力を印加し、転写画像を記録媒体102に定着させる。画像が定着された記録媒体102は、排出ローラ103dにより排出部106に排出される。108は、記録媒体102の両面に画像を形成する際に用いられる両面搬送路である。
<定着ユニットの支持構成>
図1〜図9を参照して、本実施例に係る画像形成装置における定着ユニット9の支持構成について説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置における枠体構成を示す模式的斜視図である。図2は、本実施例に係る画像形成装置における枠体構成の模式的正面図(図1のC矢視図)であり、通紙方向下流側から見た定着ユニット9の位置決め箇所を示す説明図である。図3は、本実施例に係る画像形成装置における枠体構成の模式的背面図(図1のD矢視図)であり、通紙方向上流側から見た定着ユニット9の位置決め箇所を示す説明図である。図4は、本実施例におけるクリアランス規制手段を示す模式図(図2の突き当て部12周辺を拡大して示した図)である。図5は、定着ユニット有無検知手段の構成を示す模式図(図3の定着ユニット有無検知手段7部の拡大図)である。図6は、定着ユニット9周辺の構成を示す模式的側面図である。図7は、定着ユニット有無検知手段の構成を示す模式的側面図である。図8は、定着ユニット抜け止めレバーの構成を示す模式的斜視図である。図9は、定着ユニット9周辺の構成を示す模式的斜視図である。
図1〜図3に示すように、定着ユニット9を支持する枠体(フレーム)構成は、一方のサイドフレームである第1枠体構成部材1と、他方のサイドフレームである第2枠体構成部材2が、ベースフレームである第3枠体構成部材3にそれぞれ直立支持されている。第1枠体構成部材1と第2枠体構成部材2は、互いに平行に配置され、両者の間を延びる第1補強部材5及び第2補強部材4の一方の端部が第1枠体構成部材1、他方の端部が第2枠体構成部材2に結合・支持されている。第1補強部材5には露光手段6が支持され、その下方において、定着ユニット9が第2補強部材4に支持される。
定着ユニット9は、上述した定着手段としての駆動ローラ105a及び定着回転体105bと、これらを回転可能に支持するフレーム(ハウジング)105cとが一体化され、装置本体に対して着脱可能に構成されている。
<高さ方向の位置決め>
定着ユニット9は、装置本体に対して図1の矢印C方向に挿入され、装置本体に対して4箇所で装置高さ方向に位置決めされて装着される。図2に示すように、定着ユニット9は、挿入方向上流側(前方)の左右両端部、具体的には、第1枠体構成部材1側の第1位置決め部10(1箇所目)と、第2枠体構成部材2側の第2位置決め部11(2箇所目)において装置本体に対し位置決めされている。また、図3に示すように、挿入方向下流側(後方)の左右両端部、具体的には、第1枠体構成部材1側の第3位置決め部14(3箇所目)と、第2枠体構成部材2側の第4位置決め部15(4箇所目)において装置本体に
対し位置決めされている。
各位置決め部は、挿入方向に突出する定着ユニット9の凸部が、装置本体側の凹部または孔部に嵌合する構成、あるいは、挿入方向とは逆方向に突出する装置本体側の凸部が定着ユニット9の凹部または孔部に嵌合する構成となっている。これら凸部と凹部または孔部は、装置高さ方向の寸法が略同じに設定されており、嵌合状態において装置高さ方向の相対移動を互いに規制する構成となっている。なお、ここで示す位置決め部の構成は、あくまで一例であり、当該構成に限定されるものではない。
詳しくは、図9に示すように、定着ユニット9が装置本体に対してe方向に挿入されていくと、第3位置決め部14として、定着ユニット9のフレーム105cに設けられた凸部が第2補強部材4に設けられた孔部に嵌合する(点線部)。また、第2位置決め部11として、定着ユニット9のフレーム105cに設けられた孔部に、第2枠体構成部材2に設けられた凸部が嵌合する(点線部)。以上のようにして、第2枠体構成部材2側において、定着ユニット9が装置本体に対して装置高さ方向に位置決めされる。図示を省略するが、第1枠体構成部材1側の位置決め(第1位置決め部10及び第4位置決め部15)についても同様に構成されている。
<記録媒体幅方向の位置決め>
図3に示すように、挿入方向と逆方向に突出する第2補強部材4の凸部が、定着ユニット9の孔部に嵌合することにより(位置決め部16)、画像形成装置内を搬送される記録媒体の幅方向において定着ユニット9が装置本体に対し位置決めされる。これら凸部と孔部は、装置幅方向の寸法が略同じに設定されており、嵌合状態において装置幅方向の相対移動を互いに規制する構成となっている。ここで、装置幅方向と記録媒体の幅方向は同じである。なお、ここで示す位置決め部の構成は、あくまで一例であり、当該構成に限定されるものではない。
<挿抜方向の位置決め>
図2、図8、図9を参照して、定着ユニット9の挿抜方向における装置本体に対する位置決め構成について説明する。
定着ユニット9は、挿抜方向のうち挿入方向(図1の矢印C方向)において、装置本体に対して4つの面で位置決めされる。まず、第1位置決め部10及び第2位置決め部11において、定着ユニット9のフレーム105cの孔部の周りの面が、それぞれ第1枠体構成部材1及び第2枠体構成部材2の面と、挿入方向に当接する。また、定着ユニット9のフレーム105cに設けられた突き当て部12、13が、第1補強部材5の面80と、挿入方向に当接する。これにより、定着ユニット9は、装置本体に対し挿入方向への移動が規制される。
定着ユニット9は、挿抜方向のうち抜き方向(図1の矢印D方向)においては、抜け止めレバー23により位置決めされる構成となっている。定着ユニット9は、上記各面が当接状態になった後、抜け止めレバー23が回動されることにより、抜け止めレバー23の凸部23aが第2枠体構成部材2の孔部24に入り込み、孔部24の縁に設けられた係止面24aに対して抜き方向に対向する状態となる。定着ユニット9が装置本体に対して抜き方向に移動しようとすると、抜け止めレバー23の凸部23aが係止面24aに突き当たることにより、同方向への定着ユニット9の移動が規制されることになる。この抜け止め構成は、図示を省略するが、第1枠体構成部材1側においても左右対称に同様の構成が設けられている。
<クリアランス規制手段>
図2、図4、図5を参照して、クリアランス規制手段について説明する。第1補強部材5に、定着ユニット9の挿入方向とは逆方向に突出するクリアランス規制部8が設けられている。クリアランス規制部8は、定着ユニット9が装置本体に装着されて挿抜方向に位置決めされた状態において、突き当て部12、13に対して装置幅方向(記録媒体幅方向)及び装置高さ方向に所定のクリアランスa、bを有して隣接するように構成されている。
<定着ユニット有無検知手段>
図5〜図7を参照して、定着ユニット有無検知手段について説明する。図5及び図6は、定着ユニット9が装置本体内の所定の装着位置に収納された状態を示しており、定着ユニット有無検知手段7が定着ユニット9有りを検知した状態を示している。定着ユニット有無検知手段7は、発光部と受光部とを備えた透過型センサ17を有している。定着ユニット9が定位置に収納されると、定着ユニット9に押されることで検知レバー18が回動支点22を中心に回転し、透過型センサ17における発光部と受光部の間の光の授受が遮られる状態となる。これにより定着ユニット9が装置本体における定位置(装着位置)に有ることを検知する。
検知レバー18は、不図示の付勢手段によって回動支点22を中心にdの方向に付勢されている。したがって、定着ユニット9が装着位置になく、検知レバー18に働く付勢力に抗する力が検知レバー18に働いていない、あるいは上記付勢力より小さい場合、検知レバー18は、透過型センサ17における光の授受を遮る位置から退避することになる。なお、定着ユニット有無検知手段7としては、ここで挙げた透過型センサ17に限定されない。例えば、定着ユニット9による押圧量を管理するプッシュ式スイッチ等も適用可能でありその種類は問わない。
図5に示すように、本実施例に係る画像形成装置は、定着ユニット9とその近傍の部品との間には装置幅方向においてクリアランスc1、c2(第1の隙間)が確保された構成となっている。
<本実施例の優れた点>
本実施例に係る画像形成装置は、クリアランス規制部8と突き当て部12、13と装置幅方向におけるクリアランスaが、定着ユニット9とその近傍の部品とクリアランスc1、c2のいずれよりも小さく設定されている。
クリアランスaの大きさは、例えば、装置の落下等によって装置に大きな外力が生じて、通常の使用で想定される程度を超えて定着ユニット9が装置本体内で移動したような場合において、定着ユニット9と近傍の部品との接触を抑制し得る範囲で設定される。すなわち、上記想定を超えた定着ユニット9の相対移動が生じた場合において、クリアランス規制部8が突き当て部12、13と突き当たることにより、それ以上の装置幅方向の定着ユニット9の相対移動を抑制することができるように設定される。同様に、クリアランスbについても、装置高さ方向において、定着ユニット9とその近傍の部品との接触を抑制し得る範囲において、定着ユニット9と近傍部品とクリアランス(第2の隙間)よりも大きく設定される。クリアランスa、bの具体的な大きさは、装置の仕様に基づき、フレーム等の変形を考慮して適宜設定される。
本実施例によれば、クリアランス規制部8と突き当て部12、13との当接により定着ユニット9の相対移動が規制されることで、定着ユニット9とその近傍の部品との接触による装置部品の損傷を防止することができる。また、定着ユニット9とその近傍の部品との接触を完全に防ぐことができない大きさの相対移動が生じた場合であっても、最初にクリアランス規制部8が突き当て部12、13と接触することで衝撃が吸収され、装置部品
の損傷を最小限に留めることができる。
クリアランス規制手段を設ける位置や数については、特に限定されるものではないが、本実施例のように、定着ユニット9の上方の部位であって装置幅方向の少なくとも両端部付近に設けることが好ましい。上述したように、定着ユニットのユーザ交換を前提にした機種においては、ビス等の締結手段を廃止して工具不要で交換可能な構成が採用されることがある。具体的には、定着ユニットの挿抜方向の位置決めを、部品同士を突き当てる構成のみで行い、さらに、挿抜性も考慮して、装置高さ方向や紙幅方向の位置決めを定着ユニットの下部のみで部品同士の嵌合により行うことがある。しかし、そのような構成においては、定着ユニット上部の位置決めが突き当て構成のみとなるため、例えば、製品輸送時等における落下・振動等により大きな外力が生じた際に、装置本体内で定着ユニットが大きく動き易い。定着ユニットは画像形成装置の構成において装置重量の大部分を占める構成であり、その移動により近傍の部品に与える衝撃・ダメージは大きい。本実施例のように定着ユニット上部において、装置高さ方向及び装置幅方向の相対移動を規制するように構成することで、定着ユニットの移動(装置内での揺れ)を効果的に抑制することができ、近傍部品の破損を効果的に抑制することができる。
クリアランス規制手段による移動の規制方向についても、特に限定されるものではない。本実施例では、定着ユニット9の挿抜方向に直交する装置高さ方向及び装置幅方向(搬送される記録媒体の幅方向)としているが、定着ユニットの移動を効果的に抑制することができる方向であれば、上記以外の方向で移動を規制するようにしてもよい。
本実施例では、クリアランス規制部8が、本発明における第1の規制部と第2の規制部の両方を兼ねる構成としたが、例えば、クリアランス規制部を2種類設けて、一方を第1の規制部、他方を第2の規制部として別々に構成してもよい。
1…第1枠体構成部材、2…第2枠体構成部材、3…第3枠体構成部材、4…第2補強部材、5…第1補強部材、6…露光手段、7…定着ユニット有無検知手段(第1の部品)、8…クリアランス規制部(規制部)、9…定着ユニット、10、11、14、15、16…位置決め部、12、13…突き当て部(位置決め部)

Claims (10)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    画像形成装置の装置本体に着脱可能に構成され、記録媒体に形成された現像剤像の定着処理を行うための定着ユニットと、
    前記装置本体に設けられ、前記定着ユニットに当接することにより、前記定着ユニットを前記装置本体における装着位置に位置決めする位置決め部と、
    前記装置本体に設けられ、前記定着ユニットに対して第1の方向において第1の隙間を有して配置される第1の部品と、
    を備える画像形成装置において、
    前記第1の方向において、前記定着ユニットに対して前記第1の隙間よりも狭い隙間で対向し、前記定着ユニットが前記装置本体に対して前記第1の方向に相対移動した場合に、前記定着ユニットが前記第1の部品と接触するのを抑制すべく、前記定着ユニットに当接することが可能な規制部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記規制部が前記定着ユニットに対向する隙間は、前記定着ユニットが前記装置本体に対して前記第1の方向に相対移動した場合に、少なくとも前記定着ユニットが前記第1の部品と接触する前に、前記規制部が前記定着ユニットに当接することできる大きさで設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体は、前記定着ユニットに対して前記第1の方向と異なる第2の方向において第2の隙間を有して配置される第2の部品を有し、
    前記規制部は、前記第2の方向において、前記定着ユニットに対して前記第2の隙間よりも狭い隙間で対向し、前記定着ユニットが前記装置本体に対して前記第2の方向に相対移動した場合に、前記定着ユニットが前記第2の部品と接触するのを抑制すべく、前記定着ユニットに当接することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記規制部が前記定着ユニットに対向する隙間は、前記定着ユニットが前記装置本体に対して前記第2の方向に相対移動した場合に、少なくとも前記定着ユニットが前記第2の部品と接触する前に、前記規制部が前記定着ユニットに当接することできる大きさで設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の方向と前記第2の方向は、互いに直交することを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の方向は、前記装置本体に対する前記定着ユニットの挿抜方向に直交する方向であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の方向は、記録媒体の幅方向に平行な方向であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の方向は、前記装置本体の高さ方向であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記位置決め部は、前記定着ユニットの下方の部位に当接することにより、前記定着ユニットを前記装着位置に位置決めしており、
    前記規制部は、前記定着ユニットが前記装置本体に対して相対移動した場合に、前記定着ユニットの上方の部位に当接することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記規制部は、少なくとも記録媒体の幅方向における両端部の2箇所において、前記定着ユニットが前記装置本体に対して相対移動した場合に、前記定着ユニットに当接することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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