JP2015067585A - 皮膚用化粧料キット - Google Patents

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佐枝子 八木
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Abstract

【課題】皮膚への刺激感が低く、使用後のうるおい感、べたつき感のなさ及び肌色改善効果に優れた皮膚用化粧料キットを提供すること。
【解決手段】(1)多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、(2)イオン性化合物溶液が含浸されたシート材とを含む皮膚用化粧料キットであって、前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させる、皮膚用化粧料キット。
【選択図】なし

Description

本発明は皮膚用化粧料キットに関する。
従来より、皮膚に対して潤いを付与する手段として、シート状基材に組成物を含浸させたパック化粧料がある。このようなパック化粧料の利点は、皮膚上にシートを密着させることによって閉塞効果を高め、優れた潤いを付与できることにある。
このような従来技術としては、水溶性高分子と多価アルコールを含有する化粧料組成物を不織布に含浸させてなる不織布含浸化粧料(例えば、特許文献1を参照)、水溶性高分子と植物エキスを含有するジェル状化粧料組成物を不織布に含浸させてなるシート状パック化粧料(例えば、特許文献2を参照)、非イオン性界面活性剤、保湿剤、油剤を含有する乳液をシートに含浸させたパック化粧料(例えば、特許文献3を参照)、多価アルコール、高級アルコール、高級アルコール以外の油剤、乳化剤、水を含有する乳化組成物を支持体上および/又は支持体内に保持させたシート状パック化粧料(例えば、特許文献4を参照)などが提案されている。
また、閉塞効果がもたらす皮膚に対する刺激についても検討がなされており、ヒドロキシアルキル尿素、多価アルコールおよび増粘性高分子を含有する皮膚用パック化粧料(例えば、特許文献5を参照)、グリセリン、トコフェリルリン酸エステルの塩、高級アルコール、水を含有するパック化粧料などが提案されている。
しかしながら、閉塞効果による優れた潤いを付与でき、皮膚に対する刺激を低減できるシート化粧料は、特定の成分(例えば、ヒドロキシアルキル尿素やトコフェリルリン酸エステルの塩)を必須としなければならず、閉塞効果による優れた潤いを付与でき、皮膚に対する刺激を低減できるシート化粧料について、十分な検討がなされていなかった。また、本願発明の効果(特に皮膚刺激の低減)を奏するために、2剤を用いたシート化粧料は知られていなかった。
特開平10−279429号公報 特開2002−114664号公報 特開2003−342125号公報 特開2004−035459号公報 特開2008−195626号公報 特開2013−091619号公報
従って本発明の課題は、皮膚への刺激感が低く、使用後のうるおい感、べたつき感のなさ及び肌色改善効果に優れた皮膚用化粧料キットを提供することにある。さらに本発明の課題は、使用性及び経時安定性に優れた皮膚用化粧料キットを提供することにある。
即ち、本発明の要旨は、
〔1〕多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、
イオン性化合物溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させる、皮膚用化粧料キット;
〔2〕多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系のジェル組成物と、
イオン性化合物溶液が含浸されたシート材
とを含む皮膚用化粧料キットであって、
前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させる、皮膚用化粧料キット;
〔3〕前記〔1〕又は〔2〕に記載の皮膚用化粧料キット用のジェル組成物;並びに
〔4〕前記〔1〕又は〔2〕に記載の皮膚用化粧料キット用の、イオン性化合物溶液が含浸されたシート材、に関する。
本発明の皮膚用化粧料キットは、皮膚への刺激感が低く、使用後のうるおい感、べたつき感のなさ及び肌色改善効果に優れるという効果を奏する。また、本発明のジェル組成物は、使用性及び経時安定性に優れるという効果を奏する。
<ジェル組成物>
本発明の皮膚用化粧料用ジェル組成物は、後述の本発明の皮膚用化粧料キットを構成する要素の一つである。
ジェル組成物の態様の一つは、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有する組成物であり、さらなる態様の一つは、多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系の組成物である。
本発明のジェル組成物の25℃における粘度は、好ましくは5,000〜200,000mPa・s、より好ましくは5,000〜100,000mPa・s、更に好ましくは5,000〜50,000mPa・sである。
<多価アルコール>
本発明のジェル組成物に用いることのできる多価アルコールは、多価アルコールであれば、特に限定されない。かかる多価アルコールは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。多価アルコールをジェル組成物に使用することによって、使用後のうるおい感及び肌色の改善効果に優れるという作用が発揮される。
本願発明のジェル組成物に用いることのできる多価アルコールとしては、塗布時の延展性のよさ、使用後のうるおい感及び肌色改善効果により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、25℃で液状の多価アルコールを少なくとも1種を含有するものが好ましい。25℃で液状の多価アルコールは、特に限定されないが、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、25℃で液状のポリオキシアルキレン共重合体、25℃で液状のポリオキシアルキレンアルキル共重合体、25℃で液状のポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体、25℃で液状の多価アルコールアルキルエーテルなどを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレン共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレングリコール(例えば、PEG−600(商品名、三洋化成工業社製))、ポリプロピレングリコール(例えば、ニューポールPP−200(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(例えば、ニューポールPE−71(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレンアルキル共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル(例えば、ニューポール50HB−260(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状のポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレングリセリルエーテル(例えば、コニオンRG−120(商品名、新日本理化))、ポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ニューポールGP−600(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ニューポールGEP−2800(商品名、三洋化成工業社製))、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(例えば、ウィルブライドS−752(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル(例えば、SY−DP9(商品名、阪本薬品工業))、ポリオキシエチレンメチルグルコシド(例えば、マクビオブライドMG−10E、(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド(例えば、マクビオブライドMG−20P、(商品名、日油社製))、ポリオキシプロピレンソルビトールエーテル(例えば、ニューポールSP−750(商品名、三洋化成工業社製))などを挙げることができる。
25℃で液状の多価アルコールアルキルエーテルは、特に限定されないが、例えば、グリセリンアルキルエーテル(例えば、Sensiva SC50(商品名、Schulke&Mayr社製))などを挙げることができる。
ジェル組成物中の多価アルコールの含有量は、特に限定されない。例えば、ジェル組成物中の多価アルコールの含有量としては、好ましくは50〜95質量%であり、より好ましくは55〜90質量%である。
<アニオン性合成高分子増粘剤>
第1剤をジェル組成物とすることで、肌上から垂れ落ちずに、厚く塗布することができ、肌上に供試される固体の水溶性化合物の量を増やすことができる。しかしながら、多価アルコールをジェル化でき、経時安定性にも優れる増粘剤は、限られている。多種多様の増粘剤の中から、アニオン性合成高分子増粘剤を見出したことも本発明の特徴の一つである。
ジェル組成物に用いることのできるアニオン性合成高分子増粘剤は、特に限定されないが、例えば、カルボキシビルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマーなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできるアニオン性合成高分子増粘剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
使用後のうるおい感及び肌色改善効果により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物は、カルボキシビルポリマー及びアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体から選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
ジェル組成物中のアニオン性合成高分子増粘剤の含有量は特に限定されないが、塗布時の垂れ落ちのなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.2質量%以上とすることが好ましく、0.5質量%以上とすることがより好ましい。また、塗布時の延展性のよさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中の2質量%以下とすることが好ましく、1.5質量%以下とすることがより好ましい。したがって、ジェル組成物中のアニオン性合成高分子増粘剤の含有量は、好ましくは0.2〜2質量%であり、より好ましくは0.5〜1.5質量%である。
<中和剤>
ジェル組成物は、アニオン性合成高分子増粘剤を増粘するための中和剤を含有することが好ましい。用いることのできる中和剤は、アルカリ剤及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種である。本発明においては、アルカリ剤及び両性化合物から選ばれる少なくとも1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
用いることのできるアルカリ剤としては、例えば、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、アミノメチルプロパンジオール、アミノヒドロキシメチルプロパンジオールなどの有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基などを挙げることができる。用いることのできる両性化合物としては、例えば、アラニン、グリシンなどの中性アミノ酸、アルギニンなどの塩基性アミン酸、カルニチン、トリメチルグリシンなどのベタイン化合物などを挙げることができる。
皮膚への刺激感のなさ及び使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、中和剤としては両性化合物を用いることが好ましく、中性アミノ酸及びベタイン化合物の内の少なくとも1種であることがより好ましい。
ジェル組成物中の中和剤の含有量は、本願発明のジェル組成物中に含有されるアニオン性合成高分子増粘剤を増粘できる量であればよく、特に限定されない。以下に中和剤の含有量について、より詳細に説明する。
(1)中和剤としてアルカリ剤又は塩基性アミノ酸を使用する場合
この場合、アルカリ剤及び塩基性アミノ酸は塩基性を呈するため、ジェル組成物中のアルカリ剤及び塩基性アミノ酸の総含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、2.5質量%以下とすることが好ましく、2質量%以下とすることがより好ましい。
(2)中和剤として中性アミノ酸又はベタイン化合物を使用する場合
中性アミノ酸又はベタイン化合物は、アニオン性合成高分子増粘剤を中和することはできるが、それ自身は塩基性を呈さない。よって、ジェル組成物中に未溶解分が固体として含有される程、多量にそれらを配合した場合であっても、皮膚への刺激感のなさの点から、皮膚用化粧料キットとしてはより好ましいものである。また、中性アミノ酸及びベタイン化合物は優れた保湿剤であるから、使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。したがって、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、特に限定されず、未溶解分が固体としてジェル組成物中に含有されるような量でも構わない。例えば、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.1質量%以上とすることが好ましく、0.5質量%以上とすることがより好ましく、1質量%以上とすることが更に好ましい。また、使用後のべたつき感がより一層軽減された皮膚用化粧料キットを得る観点から、ジェル組成物中、20質量%以下とすることが好ましく、15質量%以下とすることがより好ましく、10質量%以下とすることが更に好ましい。したがって、ジェル組成物中の中性アミノ酸及びベタイン化合物の総含有量は、好ましくは0.1〜20質量%であり、より好ましくは0.5〜15質量%であり、更に好ましくは1〜10質量%である。
従って、本発明のジェル組成物の好ましい態様の一つは、アニオン性合成高分子増粘剤を、中性アミノ酸及びベタイン化合物の内の少なくとも1種で増粘させたジェル組成物である。該ジェル組成物を用いることにより、皮膚への刺激感のなさ、及び使用後のしっとり感により一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。
また、本発明のジェル組成物の好ましい別の態様の一つは、アニオン性合成高分子増粘剤を有機塩基、中性アミノ酸、及びベタイン化合物の内の少なくとも1種で増粘させた非水系のジェル組成物である。該非水系ジェル組成物を用いることにより、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。
従って、本発明のジェル組成物のより好ましい態様の一つは、アニオン性合成高分子増粘剤を中性アミノ酸、及びベタイン化合物の内の少なくとも1種で増粘させた非水系ジェル組成物である。該非水系ジェル組成物を用いることにより、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得ることができる。
<水>
本発明のジェル組成物中の水の含有量は10質量%以下である。水の含有量が10質量%を超える場合、皮膚への刺激感が生じる場合がある。
水の含有量が10質量%以下であるジェル組成物とは、非水系のジェル組成物、または水の含有量が0.001〜10質量%であるジェル組成物を意味する。皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、本発明のジェル組成物中の水の含有量を5質量%以下とすることが好ましく、1質量%以下とすることがより好ましい。
「非水系である」又は「非水である」とは、「意図的な水を含有しない」ことを意味し、原料に由来するキャリーオーバー成分として含有される水や、大気中などから自然に含有される水が含まれる場合を排除しない。よって例えば、ジェル組成物中の水の含有量が0.001質量%未満である場合も、非水系に含まれる。
<水溶性化合物>
本発明のジェル組成物は、水溶性化合物を含有してもよい。
本発明のジェル組成物中に含有される水溶性化合物は、水溶性であり、本願発明のジェル組成物中に固体として含有される。
本発明のジェル組成物中に含有される水溶性化合物は、特に限定されないが、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、セスキ炭酸アンモニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、グリコール酸、リンゴ酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、グルコン酸、クエン酸、エデト酸、アスコルビン酸、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、クエン酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛、塩化リゾチーム、トラネキサム酸、アスコルビン酸グルコシド、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどを挙げることができる。本発明のジェル組成物に用いることのできる水溶性化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のジェル組成物中に含有される水溶性化合物は、アスコルビン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛、塩化リゾチーム、トラネキサム酸、アスコルビン酸グルコシド、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどの水溶性薬剤を用いることが好ましい。
本発明のジェル組成物中に含有される水溶性化合物が水溶性薬剤である場合、水溶性薬剤を固体の状態で含有することにより、水溶性薬剤の製剤中での安定をより向上させることができる。
本発明のジェル組成物中が水溶性化合物を含有する場合、その含有量は、特に限定されない。本願発明のジェル組成物中の水溶性化合物の含有量は、使用後のうるおい感及び肌色改善効果により一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、本願発明のジェル組成物中、0.5質量%以上とすることが好ましく、1質量%以上とすることがより好ましい。また、本発明のジェル組成物中の水溶性化合物の含有量は、第1剤塗布時の延展性のよさ及び皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、本発明のジェル組成物中、40質量%以下とすることが好ましく、30質量%以下とすることがより好ましく、20質量%以下とすることが更に好ましい。したがって、本発明のジェル組成物中の水溶性化合物の含有量は、好ましくは0.5〜40質量%であり、より好ましくは1〜30質量%であり、更に好ましくは1〜20質量%である。
<防腐剤>
防腐剤は皮膚刺激を誘発する成分なので、その含有量は少ない方が好ましい。また、シート材を用いる化粧料は、シート材の閉塞効果により効果性を向上させることができるが、防腐剤による皮膚刺激の誘発も促進してしまう。本発明のジェル組成物は、水の含有量が10質量%以下の多価アルコールジェル組成物であることから、防腐剤の含有量を抑えることができる。
本発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール、レゾルシンなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、本発明のジェル組成物は防腐剤を含有しなくともよい。
本発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤の含有量は特に限定されない。本発明のジェル組成物中の防腐剤の含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、0.3質量%以下とすることが好ましく、0.1質量%以下とすることがより好ましく、防腐剤を含有しないことが更に好ましい。
<アニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物>
本発明のジェル組成物は、アニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物を含有してもよい。かかる高分子化合物としては、例えば、キサンタンガム、カラギーナン、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸(ノニオン性スターチ)、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル-10、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39などを挙げることができる。このような高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ジェル組成物中にアニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物を含有する場合、その含有量は、アニオン性合成高分子増粘剤の含有量(質量)の2/3倍量以下とすることが好ましく、1/2倍量以下とすることがより好ましくは、1/3倍量以下とすることが更に好ましい。本願発明のジェル組成物中のアニオン性合成高分子増粘剤以外の高分子化合物の含有量が、アニオン性合成高分子増粘剤の含有量の2/3倍量を超える場合、本願発明の効果を奏しない場合がある。
<イオン性化合物溶液が含浸されたシート材>
本発明の皮膚用化粧料用の、イオン性化合物溶液が含浸されたシート材は、後述の本発明の皮膚用化粧料キットを構成する要素の一つである。
<イオン性化合物溶液>
イオン性化合物溶液は、イオン性化合物を水に溶解することによって調製することができる。イオン性化合物溶液に用いることのできるイオン性化合物は、塩酸、リン酸、乳酸、酢酸、グリコール酸、リンゴ酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、グルコン酸、クエン酸、エデト酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、クエン酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウム、クロルヒドロキシアルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸亜鉛、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、アスコルビン酸ナトリウム、アルコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウムなどを挙げることができる。イオン性化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。イオン性化合物溶液におけるイオン性化合物の濃度としては、0.01〜500g/Lが好ましく、より好ましくは、0.05〜400g/L、さらに好ましくは0.1〜300g/Lである。
シート材へのイオン性化合物溶液の含浸量は特に限定されない。例えば、顔全体に使用する場合、イオン性化合物溶液のシート材への含浸量は、10〜30gが好ましく、15〜25gがより好ましい。
<シート材>
シート材の素材としては、イオン性化合物溶液を含浸することのできるものであれば特に限定されないが、例えば、紙、織布又は不織布などを用いることができる。具体的には、針葉樹、広葉樹などの木材繊維、ケナフ、サトウキビ、竹などの植物繊維、古紙繊維などを原料とする紙;アクリル、レーヨン、ポリエステル、セルロース、アセテートなどの合成繊維;コットンなどの天然繊維およびこれらの混綿による織布又は不織布などを挙げることができる。好適なシート材の素材としては、加工がし易く、皮膚に対する使用感が優れている観点から、不織布を用いることが好ましい。また、これらシートの表面には、エンボス加工が施されていてもよい。
本発明に好適に用い得るシート材の市販品の具体例としては、例えば、コットエース(商品名,ユニチカ社製)、サンモアK(商品名,三省紙業社製)、ベンリーゼ(商品名,旭化成社製)、RH3シリーズ(商品名,ダイワボウ社製)などを挙げることができる。
シート状基材の形状については、特に限定されないが、例えば、正方形、長方形、台形、菱形、円形、楕円形、半円形、三日月形、樽形、鼓形などの形状を挙げることができる。更には、前記形状を有するシートに切れ込み部、くり抜き部、凹凸部などの成型を施してもよい。また、シート材の面積としては、特に限定されないが、例えば、顔全体に使用する場合、150〜400cm2が好ましく、より好ましくは250〜350cm2である。
本発明において、シート材を用いることにより次のような作用効果が発揮される。即ち、シート材による閉塞効果により、有効成分の浸透性が向上し、優れた効果を奏する。また、ゲル構造が崩壊したことによる剤の垂落ちを防ぐことができる。
<イオン性化合物溶液含浸シート材の形態>
本発明のイオン性化合物溶液含浸シート材は、予めシート材にイオン性化合物溶液を含浸させ包装具に収納された形態のものを用いてもよく、使用直前にシート材にイオン性化合物溶液を含浸させて用いてもよい。好適な使用形態としては、外出時の携帯性に優れ、塗布時の簡便性および操作性を良好にする観点から、予めシート材にイオン性化合物溶液を含浸させ包装具に収納された形態が好ましい。
<pH>
イオン性化合物溶液のpHは、特に限定されない。
防腐剤は、皮膚刺激を誘発する成分である。また、シート材を用いる化粧料は、シート材の閉塞効果により効果性を向上させることができるが、防腐剤による皮膚刺激の誘発も促進してしまう。イオン性化合物溶液のpHを酸性にすることにより、防腐剤の含有量を抑えることができる。
したがって、イオン性化合物溶液のpHは、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、1〜6が好ましく、2〜5がより好ましく、3〜5が更に好ましい。
<防腐剤>
イオン性化合物溶液に用いることのできる防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール、安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、イソプロピルメチルフェノール、レゾルシンなどを挙げることができる。本願発明のジェル組成物に用いることのできる防腐剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
イオン性化合物溶液に用いることのできる防腐剤の含有量は、特に限定されない。イオン性化合物溶液中の防腐剤の含有量は、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から0.3質量%以下とすることが好ましく、0.2質量%以下とすることがより好ましく、0.1質量%以下とすることが更に好ましい。
<pH調製剤>
イオン性化合物溶液は、pH調整剤を含有することによりpHを調整してもよい。イオン性化合物溶液に用いることのできるpH調整剤は、例えば、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、アミノメチルプロパンジオール、アミノヒドロキシメチルプロパンジオールなどの有機塩基、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アミノカプロン酸、トリメチルグリシンなどの両性化合物などを挙げることができる。
<水溶性高分子>
イオン性化合物溶液は水溶性高分子化合物を含有してもよい。イオン性化合物溶液に用いることのできる水溶性高分子化合物は、例えば、カルボキシビニルポリマー、高重合ポリエチレングリコール、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヘキシルジカルバミン酸コレステリルプルラン、シロキクラゲ多糖体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39などを挙げることができる。かかる水溶性高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
イオン性化合物溶液中に水溶性高分子化合物を含有させる場合、イオン性化合物溶液の25℃における粘度を5000mPa・s以下とすることが好ましく、3000mPa・s質量以下とすることがより好ましくは、2000mPa・s以下とすることが更に好ましい。イオン性化合物溶液の25℃における粘度が5000mPa・sを超える場合、シート材にイオン性化合物溶液を含浸できない場合や、本願発明の効果を奏しない場合がある。
<保湿剤>
イオン性化合物溶液は保湿剤を含有してもよい。イオン性化合物溶液に含有することのできる保湿剤としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシアルキレン共重合体、ポリオキシアルキレンアルキル共重合体、ポリオキシアルキレン多価アルコール共重合体、多価アルコールアルキルエーテル、グルコース、ソルビトール、グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ヒドロキシエチルウレア、キチン、キトサン、ポリクオタニウム−51、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アテロコラーゲン、加水分解エラスチンなどを挙げることができる。
<水溶性薬剤>
イオン性化合物溶液は、水溶性薬剤を含有してもよい。イオン性化合物溶液に含有することのできる水溶性薬剤としては、例えば、プラセンタエキス、アルブチン、アラントイン、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ニコチン酸アミドなどを挙げることができる。
<皮膚用化粧料キット>
本発明の皮膚用化粧料キットは、上記のジェル組成物と、上記のシート材とを含むものである。
ジェル組成物を肌上に塗布後、例えば5分後(もしくは5分以内)にイオン性化合物溶液が含浸されたシート材を、塗布されたジェル組成物の上に置いて両者を接触させる。
本発明の皮膚用化粧料キットは、例えば次のようにして実施することができる。
まず、第1剤としてのジェル組成物を肌に塗布する。ジェル組成物の肌上の塗布量は、顔全体に使用する場合、10〜30gが好ましく、15〜25gがより好ましい。第1剤はジェル状であり、肌上から垂れ落ちずに、厚く塗布することができる。
次いで、肌上に塗布された第1剤に、第2剤としてのイオン性化合物溶液が含浸されたシート材を上から接触させる。第1剤はアニオン性合成高分子増粘剤による増粘構造を有しているため、第2剤からイオン性化合物溶液が浸透する。第1剤の上から第2剤を被せるため、シート材の閉塞効果により、有効成分の浸透性が向上し、優れた効果を奏する。ゲル構造が崩壊しても、シートを貼付しているので剤が垂れ落ちない。
<防腐剤>
本発明においては、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、皮膚用化粧料キット全体に含まれる防腐剤の含有量は、0.3質量%以下が好ましく、0.2質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下が更に好ましく、防腐剤を含有しないことが最も好ましい。
<pH>
本発明においては、皮膚への刺激感のなさにより一層優れた皮膚用化粧料キットを得る観点から、第1剤と第2剤との反応終了後の皮膚用化粧料キットのpHが5〜9であることが好ましく、6〜8であることがより好ましい。例えば、適用量のジェル組成物とイオン性化合物溶液を混合した後の溶液のpHを測定することによって求めることができる。
<ジェル組成物とイオン性化合物溶液との質量比>
本願発明のジェル組成物とイオン性化合物溶液との質量比は、特に限定されない。イオン性化合物溶液は、含浸によりジェル組成物の構造を崩壊させるのに十分な量のイオン濃度を有するものであればよい。
<ジェル組成物及びシート材の両者に配合可能なその他成分>
以下に、両者に配合可能なその他の成分について説明する。かかるその他の成分の含有量は、ジェル組成物1質量部又はシート材中のイオン性化合物溶液1質量部に対して、好ましくは0〜0.15質量部であり、より好ましくは0〜0.10質量部であり、更に好ましくは0〜0.08質量部である。
<低級アルコール>
本発明の皮膚用化粧料キットは、炭素数が1〜5の低級アルコールを含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる低級アルコールは、例えば、エタノール、イソプロパノールなどを挙げることができる。
<油剤>
本発明の皮膚用化粧料キットは、油剤を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる油剤は、例えば、オリーブ油、米ぬか油、シア脂などの油脂類、ホホバ油、ラノリン、ミツロウなどのロウ類、流動パラフィン、オレフィンオリゴマー、スクワラン、パワリン、ワセリンなどの炭化水素類、ステアリン酸、イソステアリン酸、オキシステアリン酸などの脂肪酸類、オクチルドデカノール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、トリオクタン酸グリセリル、テトラオクタン酸ペンタエリトリトール、オクタン酸イソセチル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コハク酸ジオクチル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、マカデミアンナッツ油脂脂酸フィトステリル、(オクタン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールなどのエステル類、メチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ステアロキシトリメチルシラン、ステアリルジメチコンなどのシリコーン類などを挙げることができる。
<界面活性剤>
本発明の皮膚用化粧料キットは、界面活性剤を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる界面活性剤は、例えば、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸などのアルキルエーテルカルボン酸塩、ステアロイル乳酸ナトリウムなどのアシル乳酸塩、ヤシ油脂肪酸サルコシンなどのアシルサルコシン塩、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸などのアシルグルタミン酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウムなどのアシルメチルアラニン塩、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムなどのアルキルエーテル硫酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、グリシン型両性界面活性剤、アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、リン脂質などの両性界面活性剤、アルキル4級アンモニウム塩などのカチオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、アルキルジメチルアミンオキシドなどのノニオン界面活性剤窓を挙げることができる
<粉体>
本発明の皮膚用化粧料キットは、粉体を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる粉体は、例えば、無機粉体、有機粉体、合成高分子粉体、表面処理粉体、複合粉体などを挙げることができる。より具体的には、例えば、カオリン、シリカ、セリサイト、タルク、マイカ、シルク末、トウモロコシデンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン、メチルシロキサン網状重合体、シリル化シリカなどを挙げることができる。
<冷感剤>
本発明の皮膚用化粧料キットは、冷感剤分を含有してもよい。皮膚用化粧料キットに含有することのできる冷感剤は、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテル、カンファーなどを挙げることができる。
<植物エキス>
本願発明の皮膚用化粧料キットは、各種植物エキスを含有してもよい。
本願発明の皮膚用化粧料キットに含有することのできる植物エキスは、例えば、アマチャエキス、アロエエキス、ウコンエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、海藻エキス、カモミラエキス、カンゾウエキス、キューカンバーエキス、グレープフルーツエキス、シコンエキス、シャクヤクエキス、ショウキョウチンキ、センブリエキス、チャ乾留液、トウガラシチンキ、トマトエキス、ハマメリス水、バラエキス、ヘチマ水、ボタンエキス、メリッサエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ヨクイニネキス、ラベンダーエキス、緑茶抽出物、ローズマリーエキスなどを挙げることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら制限されるものではない。
実施例1〜16及び比較例1〜11
常法に従って、表1及び表2に示す組成のジェル組成物及びイオン性化合物溶液が含浸されたシート材を調製した。ここで、第1剤とはジェル組成物を意味し、第2剤とはイオン性化合物溶液又は該水溶液が含浸されたシート材を意味する。
次いで、実施例及び比較例の皮膚用化粧料キットについて、下記の評価を行った。なお、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
なお、表中の各成分の量は質量%で示した。
(試験例1:第1剤塗布時の評価)
化粧を施していない女性官能評価パネル10名により、実施例及び比較例で得られた第1剤20gを顔全体に塗布してもらい、塗布時の「垂れ落ちのなさ」及び「延展性のよさ」について、下記の評価基準に従って官能評価をした。
<垂れ落ちのなさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
○:10名中6〜7名が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
△:10名中3〜5名が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
×:10名中2名以下が、肌上から垂れ落ちにくいと回答
<延展性のよさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌上での伸びに優れると回答
○:10名中6〜7名が、肌上での伸びに優れると回答
△:10名中3〜5名が、肌上での伸びに優れると回答
×:10名中2名以下が、肌上での伸びに優れると回答
(試験例2:第2剤貼付中の評価)
同評価パネルにより、試験例1の評価3分後、酸性塩溶液、又は中性塩溶液20gを300cm2の面積の円形の顔型不織布に含浸させた第2剤を第1剤の上から貼付してもらい、貼付中の「皮膚への刺激感のなさ」について、下記の評価基準に従って官能評価した。
<皮膚への刺激感のなさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
○:10名中6〜7名が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
△:10名中3〜5名が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
×:10名中2名以下が、肌に強い刺激を感じにくいと回答
(試験例3:使用後の評価)
同評価パネルにより、試験例3の評価5分後、貼付した第2剤を取り除いた後の「使用後のうるおい感」、「使用後のべたつき感のなさ」、及び「使用後の肌色のよさ」について、下記の評価基準に従って官能評価した。
<使用後のうるおい感の評価基準>
◎:10名中8名以上が、しっとりと潤った感触があると回答
○:10名中6〜7名が、しっとりと潤った感触があると回答
△:10名中3〜5名が、しっとりと潤った感触があると回答
×:10名中2名以下が、しっとりと潤った感触があると回答
<使用後のべたつき感のなさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、べたつき感が低いと回答
○:10名中6〜7名が、べたつき感が低いと回答
△:10名中3〜5名が、べたつき感が低いと回答
×:10名中2名以下が、べたつき感が低いと回答
<使用後の肌色のよさの評価基準>
◎:10名中8名以上が、顔の肌色が改善されたと回答
○:10名中6〜7名が、顔の肌色が改善されたと回答
△:10名中3〜5名が、顔の肌色が改善されたと回答
×:10名中2名以下が、顔の肌色が改善されたと回答
(試験例4:第1剤の経時安定性の評価)
第1剤をガラス瓶に充填し、25℃条件下2週間の経時安定性の評価を行った。
経時安定性の評価は、下記の評価基準に従って評価した。
<安定性の評価基準>
◎:剤の分離がみられない。
×:剤の分離がみられる。
Figure 2015067585
Figure 2015067585
上記で使用した各成分の詳細は次の通りである。
カルボキシビニルポリマー(和光純薬工業社製:ハイビスワコー104)
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(LUBRIZOL社製:PEMULEN TR−1)
アクリル酸アルキルコポリマー(Rohm and Haas社製:アキュリン(TM) 33A))
(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(AkzoNobel社製:STRUCTURE 2001
(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー(Rohm and Haas社製:アキュリン 22)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業社製:METOROSE SR 90SH−15000SR)
(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10(日清オイリオ社製:ノムコートHK−P)
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル化学工業社製:HECダイセル SE900)
キサンタンガム(大日本製薬社製:エコーガムT)
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Henkel社製:COSMEDIA GUAR C−261)
流動パラフィン(Sonneborn Inc社製:CARNATION)
実施例17〜21
常法に従って、下記に示す組成のジェル組成物及びイオン性化合物溶液が含浸されたシート材を調製した。ここで、第1剤とはジェル組成物を意味し、第2剤とはイオン性化合物溶液又は該水溶液が含浸されたシート材を意味する。
次いで、調製された皮膚用化粧料キットについて、上記の実施例に記載の評価を行った。
実施例17
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
カルボキシビニルポリマー〔0.50〕
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体〔1.00〕
グリセリン〔43.80〕
ジグリセリン〔5.00〕
ポリエチレングリコール400〔15.00〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
トリメチルグリシン〔10.00〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔18.00〕
L−アスコルビン酸 2−グルコシド〔1.00〕
トラネキサム酸〔1.00〕
水酸化大豆リン脂質〔1.00〕
イソステアリン酸イソプロピル〔0.20〕
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール〔1.00〕
トウガラシ果実エキス〔0.50〕
ショウガ根エキス〔1.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 イオン性化合物溶液〔質量%〕
クエン酸(1水和物)〔6.00〕
リン酸二水素ナトリウム(2水和物)〔10.00〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.10〕
ポリエチレングリコール10000〔1.00〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔0.05〕
精製水〔82.75〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例18
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体〔1.00〕
ポリエチレングリコール400〔54.20〕
プロピレングリコール〔5.00〕
ジプロピレングリコール〔5.00〕
ポリオキシブチレン(3)ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(5)グリセリルエーテル〔1.00〕
トリメチルグリシン〔15.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔12.00〕
サリチル酸ナトリウム〔0.10〕
クロロヒドロキシアルミニウム〔0.10〕
メントール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリル〔0.50〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔1.00〕
エタノール〔5.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 イオン性化合物溶液〔質量%〕
クエン酸(1水和物)〔10.00〕
乳酸(90%水溶液)〔3.00〕
硫酸カリウムアルミニウム(12水和物)〔4.00〕
グリセリン〔8.00〕
1,2−オクタンジオール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油〔0.30〕
グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液〔2.00〕
精製水〔72.60〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:○
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例19
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
カルボキシビニルポリマー〔0.30〕
グリセリン〔61.50〕
ポリエチレングリコール400〔10.00〕
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル〔0.10〕
トリメチルグリシン〔1.00〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔8.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔12.00〕
水酸化大豆リン脂質〔4.00〕
イソステアリン酸イソプロピル〔0.50〕
メチルフェニルポリシロキサン〔0.50〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔2.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 イオン性化合物溶液〔質量%〕
クエン酸(1水和物)〔20.50〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.50〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
グルコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液〔1.00〕
エタノール〔3.00〕
精製水〔74.00〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
皮膚への刺激感のなさ:◎
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例20
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
カルボキシビニルポリマー〔0.90〕
ヒドロキシプロピルメチルセルロース〔0.30〕
グリセリン〔47.60〕
プロピレングリコール〔30.00〕
1,2−ヘキサンジオール〔0.10〕
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
ポリオキシブチレン(3)ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(5)グリセリルエーテル〔1.00〕
グリシン〔0.05〕
トリエタノールアミン〔0.40〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔8.00〕
炭酸ナトリウム(1水和物)〔5.00〕
L−アスコルビン酸 2−グルコシド〔2.00〕
ポリオキシエチレン(10)メチルポリシロキサン共重合体〔0.10〕
メチルフェニルポリシロキサン〔0.50〕
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール〔1.00〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔1.00〕
ポリビニルピロリドン〔0.50〕
メチルパラベン〔0.10〕
合計〔100.00〕
第2剤 イオン性化合物溶液〔質量%〕
乳酸(90%水溶液)〔15.50〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ヒアルロン酸ナトリウム〔0.10〕
ポリエチレングリコール10000〔0.50〕
トリメチルグリシン〔4.00〕
トウキエキス〔0.10〕
エタノール〔5.00〕
精製水〔74.70〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
皮膚への刺激感のなさ:○
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
実施例21
第1剤 ジェル組成物〔質量%〕
カルボキシビニルポリマー〔0.90〕
キサンタンガム〔0.10〕
グリセリン〔10.00〕
プロピレングリコール〔51.90〕
1,3−ブチレングリコール〔10.00〕
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル〔0.10〕
アルギニン〔0.10〕
水酸化カリウム〔0.60〕
炭酸水素ナトリウム(無水物)〔20.00〕
トラネキサム酸〔1.00〕
グリチルリチン酸ジカリウム〔0.10〕
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油〔0.10〕
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル〔2.00〕
パパイン〔0.20〕
デキストリン〔0.80〕
結晶セルロース〔1.00〕
フェノキシエタノール〔0.10〕
精製水〔1.00〕
合計〔100.00〕
第2剤 イオン性化合物溶液〔質量%〕
リン酸二水素ナトリウム(2水和物)〔18.60〕
塩化ナトリウム〔0.10〕
ポリエチレン(10)メチルグルコシド〔1.00〕
エタノール〔5.00〕
フェノキシエタノール〔0.10〕
精製水〔75.20〕
合計〔100.00〕
使用方法:A
評価
第1剤塗布時の評価
垂れ落ちのなさ:◎
延展性のよさ:◎
第2剤貼付中の評価
皮膚への刺激感のなさ:○
使用後の評価
使用後のうるおい感:◎
使用後のべたつき感のなさ:◎
使用後の顔色のよさ:◎
安定性
第1剤の経時安定性:◎
本発明の皮膚用化粧料キットは、肌、特に顔面に対して潤いを付与するための化粧料として好適に用いられる。

Claims (6)

  1. 多価アルコール、アニオン性合成高分子増粘剤及び0.001〜10質量%の水を含有するジェル組成物と、
    イオン性化合物溶液が含浸されたシート材
    とを含む皮膚用化粧料キットであって、
    前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させる、皮膚用化粧料キット。
  2. 多価アルコール及びアニオン性合成高分子増粘剤を含有する非水系のジェル組成物と、
    イオン性化合物溶液が含浸されたシート材
    とを含む皮膚用化粧料キットであって、
    前記ジェル組成物を肌上に塗布後、塗布された前記ジェル組成物の上から前記シート材を接触させる、皮膚用化粧料キット。
  3. 前記ジェル組成物中にベタイン化合物を含有する、請求項1又は2に記載の皮膚用化粧料キット。
  4. 前記ジェル組成物中に固体の水溶性化合物を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚用化粧料キット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚用化粧料キット用のジェル組成物。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚用化粧料キット用の、イオン性化合物溶液が含浸されたシート材。
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