JP2015067557A - 毛髪パーマネント処理用香料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を従来よりも効果的に消臭またはマスキングするための香料および香料組成物を提供すること。【解決手段】次の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料からなるジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤。(A)p−シメン、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、2−メトキシナフタレン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、ガラクソライド、γ−ウンデカラクトン、レモンオイル、ラベンダーオイル、ローズアブソリュート、クローブバッドオイル、セダーウッドオイルおよびパチョリオイル【選択図】なし

Description

本発明は、ヒトの毛髪に対しコールドパーマネント(以下、単に「パーマネント」という)処理を施した際に発生する反応臭、特にジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドを効果的にマスキングまたは消臭する香料および、その香料を用いて調合した香料組成物に関する。
パーマネントによる整髪の一般的方法は、2つの処理工程により行われる。第1の工程としては、毛髪のケラチンのシスチン−ジスルフィド結合(cystine−disulfide bridge)を、還元剤を含有する組成物(パーマネント液第1剤)の作用によって開裂する。その後、引き続き毛髪を所望の形状に形成する。次いで、第2工程では、定着剤、すなわち酸化剤(通常は過酸化水素)を含む組成物(パーマネント液第2剤)を用いて、最初とは別の部位にシスチン−ジスルフィド結合が再生され閉じられる。
パーマネント液第1剤は還元剤としてチオグリコール酸、システインまたはその塩、アセチルシステインまたはその塩、チオ乳酸またはその塩、システアミンまたはその塩、チオグリセロール、チオグリコール酸グリセリンエステル等の有機チオール化合物、および、アルカリ剤としてアンモニアやモノエタノールアミンが配合されている。
これら有機チオール化合物は毛髪中のジスルフィド結合を切断させるだけでなく、毛髪中のシスチン等の硫黄化合物に対し、あるいはチオール化合物自体でラジカルや求核反応を起こして、硫黄化合物などの低分子を生成させる。これらの低分子化合物はいわゆるパーマ臭とよばれる不快な臭いを有し、その不快臭は施術中の被施術者である顧客や、施術者に強い刺激を与えたり、室内に滞って他の顧客等に不快感を与えたりする。さらに、施術後には毛髪に残り、数回のシャンプーでも除去することができず、被施術者にとって極度の不快感を伴うものである。
従来、この反応により発生する不快臭としては硫化水素やメタンチオール、ジメチルジスルファイド、ジメチルトリスルファイドなどの低分子硫黄化合物が原因と考えられてきた(特許文献1)。
これらのパーマネント液第1剤による不快な反応臭の消臭やマスキングは重要な課題とされており、従来よりさまざまな方法が提案されてきた。例えば、蜂蜜よりなることを特徴とするコールドパーマネント用消臭剤(特許文献2)、ホップ、オウゴン、アロエおよびブッチャーブルームの親水性有機溶媒抽出物の少なくとも1種を含有するコールドパーマネント用消臭剤(特許文献3)、ウイキョウ、オレンジ、チョウジ、マツ、ハッカ、ユーカリ、マンネンロウ、ローマカミツレから得られる天然精油の少なくとも1種を含有することを特徴とするパーマネントウェーブ用消臭組成物(特許文献4)、ジメトール、パラクレジルアセテート、エチルトリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−2−イルカルボキシレート、トリシクロデセニルアセテート、3,3−ジメチルシクロヘキシルメチルケトン及びフェニルエチルイソアミルエーテルから選ばれる1種以上を含有するパーマネントウエーブ用消臭剤組成物(特許文献5)、コアボン、リナロールオキシド、ローズフェノン、サンダロア、サンダルマイソルコア、バクダノール、ケファリス、シス−p−メンタン−7−オール、ネロリドール、ラズベリーケトン、α,3,3−トリメチルシクロヘキサンメチルフォメート、パラメトキシフェネチルアルコール、2,2,6−トリメチルシクロヘキサンカルボン酸エチルエステルおよび2,6,6−トリメチル−1−クロトニルシクロヘキサン、タンジー油、バジル油より選ばれる少なくとも1種の化合物あるいは精油を含有させたメルカプト化合物に由来する不快臭をパーマネント処理中だけでなく処理後においてもマスキングする効果の高いパーマネントウェーブ用消臭剤組成物(特許文献6)、パーマネントウエーブ用トリートメント剤、第1剤及び第2剤から選ばれる少なくとも1種の薬剤に、ヒバ油、ヒノキ油から選ばれる少なくとも1種の消臭剤を含有してなることを特徴とするパーマネントウエーブ用剤(特許文献7)などが提案されている。
前述の通り、従来、パーマネント臭の原因物質は硫化水素やメタンチオール、ジメチルジスルファイド、ジメチルトリスルファイドなどの低分子硫黄化合物が原因と考えられており、前述の各種香料を用いたパーマネント臭のマスキングまたは消臭においても、これらの化合物に対する消臭効果を指標として香料を選択するという手法が行われている。しかしながら、これらの方法によって得られた香料組成物を使用してもまだヒトに対し実際のパーマネント処理を施した際においては、いまだ十分な消臭またはマスキングが達成されていないというのが現状であった。
特開2002−241237号公報 特開昭48−68749号公報 特開平4−247013号公報 特開平8−277210号公報 特開2000−344636号公報 特開2003−277239号公報 特開2006−16333号公報
本発明の目的は、ヒト毛髪に対してパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を従来よりも効果的に消臭またはマスキングするための香料および香料組成物を提供することにある。
本発明者らは、従来、パーマネント処理臭の原因物質と考えられてきた硫化水素やメメチルメルカプタン、ジメチルジスルファイド、ジメチルトリスルファイドなどの低分子硫黄化合物に対する消臭効果の高い香料を用いても、ヒトに実際にパーマネントを施行した場合の消臭やマスキングにおいては、効果が十分でないことから、従来考えられてきた原因臭物質とは異なる物質が存在するのではないかと考え、パーマネント液第1剤を毛髪に作用させたときに発生する臭気成分について鋭意研究した。その結果、ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドを見いだし、これらがパーマネント臭の原因物質として極めて重要な役割を果たしていることを発見した。ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドは、ガーリック、オニオン、ローストコーヒーの揮発性成分としての報告例があるが(Cai et al. Agric. Food Chem. 1994, 42, 2081−2084.、Shah et al. Anal. Chem. 2007, 79, 846−853.、Meija et al. J. Agric. Food Chem. 2003, 51, 5116−5122.)毛髪パーマネント臭や毛髪の香気成分としての報告はなく、毛髪パーマネント臭や毛髪からは今回、本発明者らが初めて見いだした。
ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドはコラーゲン、ゼラチン様の特異な臭気を有する化合物であり、低濃度でもパーマネント処理における特異な臭気の特徴を極めて特徴的に再現することができる。本発明者らは、これらのジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドを消臭効果の指標物質として、香料化合物を評価することにより、効果的にパーマネント処理臭に対する消臭香料化合物を選択できることを見いだし、本発明を完成した。
かくして、本発明は以下のものを提供する。
(1)次の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料からなるジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤。
(A)p−シメン、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、2−メトキシナフタレン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、ガラクソライド、γ−ウンデカラクトン、レモンオイル、ラベンダーオイル、ローズアブソリュート、クローブバッドオイル、セダーウッドオイルおよびパチョリオイル
(2)(1)に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料からなる、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生するジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤。
(3)(1)に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を含有することを特徴とする、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生するジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング用の香料組成物。
(4)(1)に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を含有することを特徴とする、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を消臭またはマスキングするための香料組成物。
(5)(1)に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を、香料成分全体を基準として30質量%以上含有することを特徴とする、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を消臭またはマスキングするための香料組成物。
本発明の香料および香料組成物は、パーマネント処理を施した際に発生する反応臭、特にジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドを従来よりも効果的に消臭またはマスキングすることができ、かつ、処理後においても残存する臭気に対しても優れた消臭またはマスキング効果を持続するものであり、これを配合したパーマネント処理液を使用して処理を行った後は、長期間良好な香りが維持される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の香料組成物に用いられる成分(A)はp−シメン、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、2−メトキシナフタレン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、ガラクソライド、γ−ウンデカラクトン、レモンオイル、ラベンダーオイル、ローズアブソリュート、クローブバッドオイル、セダーウッドオイルおよびパチョリオイルから選ばれる少なくとも1つである。
これらのうち、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、レモンオイル、ラベンダーオイルまたはクローブバッドオイルが好ましく、特に、2−メチルドデカナール、バニリン、アミルメチルケトン、アセトフェノン、β−ダマセノン、p−クレジルメチルエーテルまたはラベンダーオイルが好ましい。
これらの(A)成分である香料は、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤としての効果を有するものである。
ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドは下記式(1)および(2)で示される化合物である。
Figure 2015067557
Figure 2015067557
ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドは、前述の通り、ガーリック、オニオン、ローストコーヒーの揮発性成分としての報告例があるが、毛髪パーマネント臭や毛髪の香気成分としての報告はなく、毛髪パーマネント臭や毛髪からは今回、本発明者らが初めて見いだしたものである。これらの化合物は、ヒト毛髪をパーマネント液第1剤により処理したときの、極めて特徴的な異臭成分である。したがって、これらの化合物を指標として、毛髪パーマネント処理臭疑似組成物を調製し、それに対するマスキング効果を確認することにより、従来より高精度で簡便にパーマネント処理を施した際に発生する反応臭のマスキングまたは消臭効果を評価することができ、ヒト毛髪に対してパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を効果的に消臭またはマスキングするための香料化合物が選択できると考えた。
本発明では、ジメチルジセレニドまたはメチルメチルチオセレニドを用いて毛髪パーマネント処理臭疑似組成物を調製し、この毛髪パーマネント処理臭疑似組成物に対する香料化合物または精油の消臭またはマスキング効果を評価し、香料化合物または精油を選択した。本発明における、毛髪パーマネント処理臭疑似組成物中のジメチルジセレニドまたはメチルメチルチオセレニドの含有量は、質量を基準として0.1ppb〜1ppmが好ましく、1ppb〜100ppbがより好ましい。0.1ppb未満だと臭気が弱く、毛髪パーマネント処理臭として認知できない場合があり、また、1ppmを超えると臭気が強すぎ、毛髪パーマネント処理臭として認識できない場合がある。
ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドは、いずれも毛髪パーマネント処理臭疑似組成物として使用できるが、メチルメチルチオセレニドは不均化が進みやすく、やや不安定であるため、実際の評価系に用いるにはジメチルジセレニドの方が好ましい。
本発明の毛髪パーマネント処理臭疑似組成物はジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドを含有するものであり、これらの化合物のみでも毛髪パーマネント処理臭疑似組成物として充分有効に使用できるが、必要に応じ、従来から毛髪パーマネント処理臭物質として知られている硫化水素、メチルメルカプタン、メチオナール、メタンチオール、ジメチルスルファイド、ジメチルジスルファイド、ジメチルトリスルファイドなどの硫黄化合物を配合することもできる。これらの硫黄化合物の配合量は、特に限定はないが、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニド1質量部に対し、0.01〜100質量部、好ましくは0.1〜10質量部を例示することができる。
本発明おいて使用するジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドの入手方法としては特に制限はなく、市販のものを使用することができる。
本発明における毛髪パーマネント処理臭疑似組成物に対する、香料のマスキングまたは消臭の評価方法は、例えば、以下のように行うことができる。ストロー口のあるフタのついたカップ(500mL程度)を用意し、この中に毛髪パーマネント処理臭疑似組成物を50μL〜5mL程度滴下する。引き続き、評価対象とする香料を、カップ内に毛髪パーマネント処理臭疑似組成物のおおよそ1/500〜1/5量を滴下する。その後、カップ内の空気を何回か出して内部を均一にする。数分後にストロー口からの香気を官能により評価し、毛髪パーマネント処理臭疑似組成物の臭気がマスキングされているかどうかを評価する。判定は例えば、1:全くマスキングされていない、2:あまりマスキングされていない、3:ほぼマスキングされている、4:完全にマスキングされているという基準で行うことができる。このような評価系において、例えば、毛髪パーマネント処理臭疑似組成物としてエタノールにメチルジセレニドまたはメチルメチルチオセレニドを0.1ppb〜1ppm程度溶解した溶液を使用することができる。
このような方法で評価した場合に、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対するマスキングまたは消臭の効果の高い香料として、p−シメン、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、2−メトキシナフタレン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、ガラクソライド、γ−ウンデカラクトン、レモンオイル、ラベンダーオイル、ローズアブソリュート、クローブバッドオイル、セダーウッドオイルおよびパチョリオイルが確認された。
本発明では、これらの成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を、香料成分全体を基準として30質量%以上、さらに好ましくは50質量%以上、特には70質量%以上含有するように調合し、香料組成物とすることにより、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対するマスキングまたは消臭の効果の高い香料組成物を調合することができる。30質量%未満では、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対するマスキングまたは消臭の効果があまり高まらず、また、完全に本発明の評価方法により選択される香料化合物または精油のみでは、調合の自由度の幅が狭くなってしまう。
また、本発明では前述の通り、香料組成物を調製するに際し、(A)成分以外にも香料を使用することができる。(A)以外の香料成分としては、特に限定されるものではないが、例えば、α−ピネン、シス−3−ヘキセノール、メフロソール、ノルリンバノール(フィルメニッヒ社の登録商標)、チモール、ベンジルアセテート、フルーテート、ラズベリーケトン、スピロガルバノン(ジボダン社の登録商標)、フロロパール、酢酸、フェニル酢酸、ラビエノキシム、2−シクロヘキシリデン−2−フェニルアセトニトリル、2−エチル−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)−ブタナミド、2,3,5−トリメチルピラジン、ベンゾインなどがあげられ、その他にも、メントン、イソメントン、メントール、メントール誘導体、β−ピネン、リモネンなどの炭化水素、オクタノール、p−tert−ブチルシクロヘキサノールなどの脂肪族アルコール、シトロネロール、ゲラニオール、テルピネオールなどのテルペン系アルコール、ベンジルアルコール、シンナミックアルコールなどの芳香族アルコール、脂肪族アルデヒド、テルペン系アルデヒド、芳香族アルデヒド、アセタール、鎖式ケトン、cis−ジャスモン、ダマスコン、イオノン、メチルイオノンなどの環式ケトン、カルボン、メントン、カンファーなどのテルペン系ケトン、プロピオフェノンやp−メチルアセトフェノンなどの芳香族ケトン、ジベンジルエーテルなどのエーテル、リナロールオキサイド、ローズオキサイドなどのオキサイド、シクロペンタデカノリドなどの合成ムスク、γ−ノナラクトンなどのラクトン類、酢酸エステル、プロピオン酸エステル、酪酸エステルなどの脂肪族エステル、安息香酸エステル、フェニル酢酸エステル、サリチル酸エステルなどの芳香族エステル、オレンジ油、ライム油、ベルガモット油、ラバンジン油、ゼラニウム油、ユーカリプタス油、ペパーミント油、サンダルウッド油などの天然精油などがあげられる。
かくして調製された香料組成物は、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対するマスキングまたは消臭の効果の高い香料組成物であるが、従来の評価方法で選択された毛髪パーマネント臭用香料として用いられていた香料では消臭できなかった、ジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対して効果を有する香料が選択されているため、毛髪パーマネント臭のマスキングまたは消臭効果が極めて高いといえる。
本発明のジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤を配合する毛髪化粧料としては、パーマネント液第1剤またはパーマネント液第2剤が好ましいが、これら以外にも、髪質矯正剤、脱色剤、染毛料、ヘアブリーチ、除毛剤等の臭気成分を含有あるいは発生する毛髪化粧料が挙げられる。本発明のジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤の毛髪化粧料中における配合量は、通常0.01〜2.0質量%である。
また、毛髪化粧料には、上記成分の他、化粧料用主剤として、パーマ剤、髪質矯正剤、脱色剤等として用いる場合の還元剤、染毛剤として用いる場合の酸化染料、直接染料、酸性染料、油溶性染料、塩基性染料等の染料類が使用できる。
パーマ剤、髪質矯正剤、脱色剤として用いる場合の還元剤としては、例えば、チオグリコール酸、チオグリコール酸塩、システイン、チオグリコール酸グリセリンエステル、チオグリセリン、チオ硫酸システアミン、ピロ亜硫酸ナトリウム等が挙げられる。
また、パーマ剤、髪質矯正剤、脱色剤には前記成分の他、通常の化粧料に用いられる他の成分、例えば、芳香族アルコール、多価アルコール等のアルコール類、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、防腐剤、紫外線防止剤、金属封鎖剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することが可能である。
次に、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明する。なお、以下に挙げる配合量は特に指定のない限り質量%で表す。
(実施例1) 毛髪パーマネント処理臭原因物質の特定
20〜40歳の日本人男性2名および女性2名それぞれの毛髪を含めた頭部を無香料のシャンプーで洗髪した後、無香料パーマネント液第1剤(50%チオグリコール酸アンモニウム14.0質量部、40%ジチオグリコール酸ジアンモニウム2.5質量部、28%アンモニア水1.0質量部、炭酸水素アンモニウム1.5質量部、モノエタノールアミン1.0質量部、アミノ変性シリコーンエマルジョン4.0質量部、グリセリン2.0質量部、精製水74.0質量部の混合液)50mLを毛髪に均一に塗布し、頭部の毛髪の生えている側をポリエチレン製の臭気捕集用袋で覆った。後頭部側に開けた穴から活性炭を通して空気が入るようにした状態で、頭頂側に開けた穴の先に、第1段目としてTenaxTAを吸着剤として配置し、その先に第2段目として液体窒素(−196℃)で冷却したトラップを設置し、さらにその先に吸引ポンプを設置し、ポンプにより空気を200mL/minの速度で吸引し、パーマネント液第1剤処理により発生する臭気を捕集した。臭気を吸着させたTenaxTAを、加熱脱着後GC−MS/Oにより、また、液体窒素トラップ中の臭気成分は加熱揮発させてGC−MS/Oよりそれぞれ分析した。
分析データを解析した結果、パーマネント液第1剤処理により発生する臭気として、硫化水素、メチルメルカプタン、メチオナール、ジメチルスルファイド、ジメチルジスルファイド、ジメチルトリスルファイドなどが認められたが、これらの他に、臭い嗅ぎにおいてパーマネント処理時の臭気として極めて重要と思われる特徴的な2つのピークが見いだされ、これらがジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドであることが確認された。
これらの化合物の官能評価を表1に示す。
Figure 2015067557
表1に示した通り、硫化水素、メチルメルカプタン、メチオナール、ジメチルスルファイド、ジメチルジスルファイド、ジメチルトリスルファイドなどもパーマ臭気として重要と認められたが、ジメチルジセレニドおよびメチルメチルチオセレニドがパーマ臭気として特に重要と認められた。これらの化合物の臭気特性としては、コラーゲン様、ゼラチン様という評価であったが、パーマネント処理中またはその後の処理臭として、極めて重要な異臭成分であると評価された。この2品のうち、メチルメチルチオセレニドは不均化が進みやすく、やや不安定であるため、ジメチルジセレニドを用いて実際のマスキング評価を行った。
(実施例2) ジメチルジセレニドに対するマスキング評価
ストロー口のついたプラカップ(カップ:ニュープロマックス(旭化成パックス)520mL 口径96×高さ119mm、フタ:ニュープロマックス(旭化成パックス)共通フタ口径96×高さ7mm)の底部にろ紙を敷き、0.01ppmジメチルジセレニド溶液(エタノールに希釈)を500μL滴下した。その後、被試験香料を10μL滴下し、カップの横の部分を押してへこませたりふくらませたりして空気を出入れして、内部の空気を均一化し、静置し、5分経過後に、ストロー口から臭気を確認することにより官能評価を行った。なお、表中希釈とある香料化合物または精油は、エタノールで表中の濃度の希釈液を使用した。
臭気の判定は、10名のパネラーにより行い、ジメチルジセレニドの臭気が、1:全くマスキングされていない、2:あまりマスキングされていない、3:ほぼマスキングされている、4:完全にマスキングされているという基準で行った。
試験を行った香料化合物または精油と、臭気判定の平均点を表2に示す。
Figure 2015067557
上記官能評価の結果、平均点で2.5以上のものをジメチルジセレニドに対するマスキングまたは消臭効果ありと判定した。この基準を超えたものは、p−シメン、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、2−メトキシナフタレン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、ガラクソライド、γ−ウンデカラクトン、レモンオイル、ラベンダーオイル、ローズアブソリュート、クローブバッドオイル、セダーウッドオイルおよびパチョリオイルであった。
また、これらのうちでも、平均点で3.0以上であるβ−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、レモンオイル、ラベンダーオイル、クローブバッドオイルは効果が高いといえ、さらに、平均点で3.5以上である2−メチルドデカナール、バニリン、アミルメチルケトン、アセトフェノン、β−ダマセノン、p−クレジルメチルエーテル、ラベンダーオイルについては特に効果が高いと認められる。
(実施例3) パーマネント処理における消臭効果の評価
テスト用ヒト毛髪を以下の工程により処理した。工程中において、パーマネント液第1剤塗布時(下記工程の(4))の臭気を官能により評価し、また、処理後の毛髪をフタ付きの100mLガラス製サンプル瓶に封入し、40℃にて保存を行い、2週間、1ヶ月および3ヶ月保存し、容器のふたを開けたときの容器の口の臭いを官能により評価した。臭気の判定は、3名のパネラーにより行い、A:十分にマスキングされている、B:マスキングがやや不十分、C:マスキングが不十分、の評価を、3名の総合的な評価により行った。
(1)無香料のシャンプーで毛髪を洗浄する。
(2)乾いたタオルで毛髪に付着した水分を取り除く。
(3)毛髪1gずつ秤取り、束ねる。
(4)表3の配合処方のパーマネント液第1剤1gを毛髪と良く混合する。
(5)10〜15分間放置する。
(6)湯および酸リンスで毛髪に付着した液剤を洗い落とす。
(7)表4のパーマネント液第2剤を塗布する。
(8)10〜15分間放置する。
(9)湯で毛髪に付着したパーマ液を洗い落とす。
(10)10〜15分風乾する。
工程(1)から工程(10)までの所要時間は、おおよそ60分ないし70分程度である。
Figure 2015067557
Figure 2015067557
試験を行った香料化合物または精油と、臭気判定の平均点を表5に示す。
Figure 2015067557
表5に示した通り、実施例2においてジメチルジセレニドに対するマスキングまたは消臭効果があるとされた香料化合物または精油は、実際の毛髪を用いたテストにおいてもマスキング効果が高いことが認められた。また、毛髪を保存した後においても、マスキング効果が高いことが認められた。
(実施例4) 調合香料を用いた毛髪パーマネント処理臭疑似組成物に対する消臭効果の評価
下記表6に示す処方にて毛髪パーマネント処理臭疑似組成物を調整した。
実施例2と同様に、ストロー口のついたプラカップ(カップ:ニュープロマックス(旭化成パックス) 520mL 口径96×高さ119mm、フタ:ニュープロマックス(旭化成パックス) 共通フタ 口径96×高さ7mm)の底部にろ紙を敷き、表6の調合処方により調製した毛髪パーマネント処理臭疑似組成物を500μL滴下した。その後、被試験香料を10μL滴下し、カップの横の部分を押してへこませたりふくらませたりして空気を出入れして、内部の空気を均一化し、静置し、5分経過後に、ストロー口から臭気を確認することにより官能評価を行った。
臭気の判定は、10名のパネラーにより行い、毛髪パーマネント処理臭疑似組成物の臭気が、1:全くマスキングされていない、2:あまりマスキングされていない、3:ほぼマスキングされている、4:完全にマスキングされているという基準で行った。臭気判定の平均点についても表7に示した。
Figure 2015067557
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表7に示した通り、ジメチルジセレニドを用いたマスキング効果の評価方法により選択された香料を、香料成分全体を基準として30質量%以上含有する香料組成物(香料1〜7)は、ヒト毛髪にパーマネント処理を施した際に発生する反応臭(毛髪パーマネント処理臭疑似組成物)のマスキングに対し、高い消臭効果(2.5点以上)を有するという評価であった。これらのうちでも特に、ジメチルジセレニドを用いたマスキング効果の評価方法により選択された香料を、香料成分全体を基準として50質量%以上含有する香料組成物(香料1、3、4)は、非常に高い消臭効果(3.0点以上)を有するという評価であった。一方、ジメチルジセレニドを用いたマスキング効果の評価方法により選択された香料が、香料成分全体を基準として30質量%未満である香料組成物(香料8〜12)は、マスキング効果があまり高くない(2.5点未満)評価であった。
以上の結果より、ジメチルジセレニドまたはメチルメチルチオセレニドは毛髪パーマネント処理臭疑似組成物として用いることができ、パーマネント処理を施した際に発生する反応臭のマスキングまたは消臭効果を高精度で簡便に評価できることが確認された。また、これらの化合物を毛髪パーマネント処理臭疑似組成物として用いることにより、ヒト毛髪に対してパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を効果的に消臭またはマスキングするための香料化合物が選択できることが認められた。さらにまた、この方法により選択された香料化合物を使用して調合した香料組成物が、パーマネント処理の際に発生する反応臭を効果的に消臭またはマスキングすることが確認された。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料からなるジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤。
    (A)p−シメン、β−フェニルエチルアルコール、2−メチルドデカナール、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、アミルメチルケトン、γ−メチルイオノン、アセトフェノン、β−ダマセノン、2−メトキシナフタレン、p−クレジルメチルエーテル、ローズオキサイド、ガラクソライド、γ−ウンデカラクトン、レモンオイル、ラベンダーオイル、ローズアブソリュート、クローブバッドオイル、セダーウッドオイルおよびパチョリオイル
  2. 請求項1に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料からなる、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生するジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング剤。
  3. 請求項1に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を含有することを特徴とする、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生するジメチルジセレニドおよび/またはメチルメチルチオセレニドに対する消臭またはマスキング用の香料組成物。
  4. 請求項1に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を含有することを特徴とする、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を消臭またはマスキングするための香料組成物。
  5. 請求項1に記載の成分(A)から選ばれる1種または2種以上の香料を、香料成分全体を基準として30質量%以上含有することを特徴とする、ヒト毛髪に対してコールドパーマネント処理を施した際に発生する反応臭を消臭またはマスキングするための香料組成物。
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