JP2015067294A - 梱包体の緩衝構造 - Google Patents

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Tomoaki Tanabe
智昭 田邉
ちあき 尾上
Chiaki Onoue
ちあき 尾上
杉田 裕紀
Hironori Sugita
裕紀 杉田
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Abstract

【課題】梱包材料の使用量を増大させることなく、角部からの落下に対する強度の大きい梱包体の緩衝構造を提供する。
【解決手段】底壁1に連設した隣り合う側壁2,3を、それぞれ底壁1から順次連なる外側板21,31、頂板22,32及び内側板23,33を巻き込むように折り曲げて形成する梱包体において、隣り合う側壁2,3のうち、一方の側壁2の内側板23の端部から斜め方向の谷折線26を介して筋交板27を延出し、この筋交板27を、谷折線26を軸として折り返し、傾斜した状態で他方の側壁3により巻き込み、筋交板27が他方の側壁3の対角内部に及ぶようにする。隣り合う側壁2,3同士が連結され、他方の側壁3が筋交板27で補強されて、角部からの落下に対する保形性が向上し、別体の緩衝材を使用する場合よりも梱包材料の使用量増加が抑制される。
【選択図】図3

Description

この発明は、物品の梱包に使用する梱包体の緩衝構造に関するものである。
従来より、梱包用緩衝材として、図6に示すように、底壁50の両端部に側壁51を連設し、側壁51は、底壁50から順次連なる外側板52、頂板53、内側板54、底重板55及び筋交板56を巻き込むように折り曲げ、四角筒状体が筋交板56で補強された緩衝構造を形成したものが知られている(下記特許文献1[図9]参照)。
このような側壁51を底壁50の周囲各辺に設けると、側壁51を緩衝材とするトレイを構成できるので、別体のトレイと緩衝材とを使用する場合に比べて、梱包材料である段ボールの使用量を抑制できる。
特開平11−157578号公報
しかしながら、上記のように構成した緩衝材一体型トレイでは、物品を梱包した荷物の輸送に際し、不手際で荷物が角部から落下した場合、形状が大きく崩れて、物品を保護できないおそれがある。
そこで、この発明は、梱包材料の使用量を増大させることなく、角部からの落下に対する強度の大きい梱包体の緩衝構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、底壁に連設した隣り合う側壁を、底壁から順次連なる外側板、頂板及び内側板を巻き込むように折り曲げて形成する梱包体において、隣り合う側壁のうち、一方の側壁の内側板の端部から斜め方向の谷折線を介して筋交板を延出し、この筋交板を、谷折線を軸として折り返し、傾斜した状態で他方の側壁により巻き込み、筋交板が他方の側壁の対角内部に及ぶ緩衝構造を形成したのである。
また、この緩衝構造において、前記他方の側壁の内側板から底重板を延出し、この底重板を外側板の方向へ折り曲げて、底壁に重ねるようにしたのである。
さらに、この緩衝構造において、前記底壁に係合片を切込により形成し、他方の側壁の内側板に係合穴を設け、係合片を引き起こして係合穴に押し込むことにより、他方の側壁を巻き込んだ状態に保持するようにしたのである。
そして、この緩衝構造を、底壁の周囲各辺に側壁が連設されたにトレイに適用することにより、緩衝材一体型トレイを構成できるようにしたのである。
このような緩衝構造を備えた梱包体では、隣り合う側壁のうち、一方の側壁から延びる筋交板が他方の側壁で巻き込まれ、他方の側壁の対角内部に及ぶので、隣り合う側壁同士が連結されて、各側壁の分離や倒伏が防止されると共に、他方の側壁が筋交板で補強されるので、角部からの落下に対する保形性が向上し、別体の緩衝材を使用する場合よりも、梱包材料の使用量増加が抑制される。
この発明の実施形態に係る緩衝材一体型トレイのブランクを示す図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の組立状態を示す斜視図 図3のIV−IV線に沿った断面図 (a)〜(c)同上の筋交板の他の実施形態を示すブランクの部分拡大図及び組立状態の部分断面図 従来の梱包用緩衝材を示す断面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この緩衝材一体型トレイは、業務用エアコンディショナーの天井に埋め込まれる室内ユニットを梱包するために使用されるものであり、図1に示すような段ボールのブランクを折り曲げて組み立てられる。
このブランクでは、長方形の底壁1の一対の長辺に側壁2が、一対の短辺に側壁3がそれぞれ連設されている。側壁2は、底壁1から順次連なる外側板21、頂板22、内側板23及び挟入板24,25を備え、側壁3は、底壁1から順次連なる外側板31、頂板32、内側板33及び底重板34を備えている。
側壁2の両端部には、内側板23から斜め方向の谷折線26を介して、筋交板27が側壁3の方向へ延設されている。谷折線26は、挟入板24側から頂板22側へかけて内側へ傾斜し、表面側が窪む谷折りを可能とするため、押罫に切目を入れたリード罫とされている。頂板22の両側端は、筋交板27により斜めに切り欠かれた形状とされ、筋交板27の先端側には、側壁3へ向く側縁に係合突起27aが設けられている。
頂板22と外側板21及び内側板23との境界には、直線の押罫と弧状の切目とが交互に断続するリード罫が入れられ、折曲時の抵抗を軽減すると共に、切目における段ボールの中芯の露出を防止している。
内側板23と挟入板24との境界及び挟入板24,25の境界は、それぞれ3か所の繋部を除いて切断され、繋部が嵌まり込む切欠部が挟入板25の先端縁に形成されて、挟入板24,25の折り重ねが可能となっている。内側板23の挟入板24との境界及び挟入板25の先端縁には、それぞれ2か所に係合突起23a,25aが設けられている。
底壁1には、側壁2の外側板21との境界に沿って係合突起23a,25aに対応する係合穴1aが設けられ、側壁3の外側板31との境界から少し離れて、先端側の幅が広がったテーパー状の係合片1bが切込により設けられている。
側壁3には、頂板32と内側板33との境界上の2か所に、筋交板27の係合突起27aに対応した係合穴3aが設けられ、内側板33に、底重板34との境界に臨んで係合片1bに対応した係合穴3bが設けられている。また、側壁3には、梱包対象の物品の形状に対応して、切込が設けられている。
このようなブランクを組み立てて物品を梱包する際には、図2に示すように、まず、側壁2を巻き込むように折り曲げて、底壁1から外側板21が起立し、外側板21から頂板22が内側水平方向へ向かい、頂板22から内側板23が垂下し、挟入板24,25が折り重なって外側板21と内側板23の間に挟まれるようにし、係合突起23a,25aを係合穴1aに係合させる。
次に、筋交板27を、谷折線26を軸として内側へ折り返し、垂直及び水平方向に対し傾斜した状態とする。
そして、側壁3を、筋交板27を巻き込むように折り曲げて、図3及び図4に示すように、底壁1から外側板31が起立し、外側板31から頂板32が内側水平方向へ向かい、頂板32から内側板33が垂下し、内側板33から底重板34が外側板31の方向へ向かうようにし、筋交板27が側壁3の対角内部に及ぶようにして、係合突起27aを係合穴3aに係合させ、底壁1の係合片1bを引き起こして、係合穴3bに押し込む。
上記のような緩衝材一体型トレイでは、隣り合う側壁2,3のうち、一方の側壁2から延びる筋交板27が他方の側壁3で巻き込まれ、他方の側壁3の対角内部に及ぶので、隣り合う側壁2,3同士が連結されて、各側壁2,3の分離や倒伏が防止されると共に、他方の側壁3が筋交板27で補強されるので、角部からの落下に対する保形性が向上し、別体の緩衝材を使用する場合よりも、梱包材料の使用量増加が抑制される。
また、他方の側壁3が底重板34を備えて四角筒状となっているので、側壁3が非常に堅固なものとなり、底壁1の係合片1bを引き起こして内側板33の係合穴3bに係合させているので、側壁3の外側への揺動が確実に防止される。
なお、上記実施形態では、ブランク状態で筋交板27を側壁3の方向へ延設したものを例示したが、筋交板27は、図5(a)に示すように、ブランク状態で側壁3の反対方向へ延設して、組立状態で上記実施形態と反対の対角内部に及ぶようにしてもよい。
また、図5(b)及び(c)に示すように、筋交板27を、内側板23に谷折線26を介して繋がった傾斜部27bと、その一側に折目線を介して繋がった水平部27cとから成るものとし、組立状態で、水平部27cが側壁3の内部において天面又は底面に沿うようにしてもよい。
そのほか、上記実施形態では、蓋のないトレイの四隅に筋交板27を設けたものを例示したが、例えば、対向する側壁2のうち、一方の側壁2の外側板21に蓋板が連設された蓋付きトレイにおいて、他方の側壁2の内側板23の両端にのみ筋交板27を連設するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、梱包体としてトレイを例示したが、底壁1の隣り合う2辺に側壁2,3を連設したコーナーパッドや、底壁1の3辺にコ字状に側壁2,3を連設したサイドパッド等の緩衝材である梱包体に、上記のような緩衝構造を適用してもよく、このような緩衝材を被梱包物である物品と共に外箱に収納するようにしてもよい。
1 底壁
1a 係合穴
1b 係合片
2,3 側壁
3a,3b 係合穴
21 外側板
22 頂板
23 内側板
23a 係合突起
24,25 挟入板
25a 係合突起
26 谷折線
27 筋交板
27a 係合突起
27b 傾斜部
27c 水平部
31 外側板
32 頂板
33 内側板
34 底重板

Claims (3)

  1. 底壁(1)に連設した隣り合う側壁(2,3)を、底壁(1)から順次連なる外側板(21,31)、頂板(22,32)及び内側板(23,33)を巻き込むように折り曲げて形成する梱包体において、
    隣り合う側壁(2,3)のうち、一方の側壁(2)の内側板(23)の端部から斜め方向の谷折線(26)を介して筋交板(27)を延出し、この筋交板(27)を、谷折線(26)を軸として折り返し、傾斜した状態で他方の側壁(3)により巻き込み、筋交板(27)が他方の側壁(3)の対角内部に及ぶようにしたことを特徴とする梱包体の緩衝構造。
  2. 請求項1に記載の梱包体の緩衝構造において、前記他方の側壁(3)の内側板(33)から底重板(34)を延出し、この底重板(34)を外側板(33)の方向へ折り曲げて、底壁(1)に重ねるようにしたことを特徴とする梱包体の緩衝構造。
  3. 請求項1又は2に記載の梱包体の緩衝構造において、前記底壁(1)に係合片(1b)を切込により形成し、他方の側壁(3)の内側板(33)に係合穴(3b)を設け、係合片(1b)を引き起こして係合穴(3b)に押し込むことにより、他方の側壁(3)を巻き込んだ状態に保持するようにしたことを特徴とする梱包体の緩衝構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105438649A (zh) * 2015-12-23 2016-03-30 重庆市美盈森环保包装工程有限公司 一种显示器托盘包装箱
JP2019218101A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 梱包容器及び梱包容器用シート材

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