JP2015060725A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
Description
前方へ略放射状に光を出射させる光源と、
前記光源の前方に設けられ、当該光源から出射された光のうちの一部の光を通過させつつ、当該一部の光を除く他の光を前後方向と交差する所定の反射方向へ反射させる反射通光部と、
前記反射通光部の前方に設けられ、当該反射通光部を通過した光を前方へ透過させるレンズ部と、
前記反射通光部の前記反射方向の位置であって、前方から見て前記レンズ部と隣接又は一部重複する位置に設けられ、前記反射通光部で反射された光を反射させる反射部と、
を備え、
前記反射通光部は、透光材料で形成されており、前記一部の光を通過させる通光孔と、反射膜が被膜されて前記他の光を前記反射方向へ反射させる第一反射面とを有し、
前記レンズ部は、前記反射通光部の前記通光孔を通過した前記一部の光を前方向きに屈折させつつ透過させるレンズカットを有し、
前記反射部は、前記反射通光部の前記第一反射面で反射された光を前方へ反射させる第二反射面と、当該第二反射面の前記反射方向に連なるとともに前記反射方向に略沿った前方向きの第三反射面とを有することを特徴とする。
前記レンズ部は、前記反射方向に略沿った複数の前記レンズカットを有し、
前記反射部は、前記反射方向に略沿って前記反射通光部から離れるに連れて、前記反射方向と直交する前側方向に段階的に位置する階段状に形成されるとともに、その段差面である複数の前記第二反射面と、段面である複数の前記第三反射面とを有し、
前記複数のレンズカットと前記複数の第二反射面とは、前記反射方向への分布態様が互いに対応していることを特徴とする。
前記反射通光部と前記レンズ部とが一体的に構成されていることを特徴とする。
前記光源が発光ダイオードであることを特徴とする。
これにより、当該灯具を前方から見たときに、レンズ部のレンズカットと反射部の第二反射面とによる比較的に強く光る部分と、レンズカット以外のレンズ部部分と反射部の第三反射面とによるぼんやり弱く光る部分とが、反射方向に沿って並んだ発光態様となる。したがって、反射光が照射される反射部の前方部分と、反射を経ない非反射光が照射されるレンズ部の前方部分とで、その照射光路での反射有無が異なるにも関わらず、全体として一体感のある点灯フィーリングを得ることができる。
図1及び図2は、本実施形態における車両用灯具1の正面図及び分解斜視図であり、図3及び図4は、図1のIII−III線及びIV−IV線での断面図である。また、図5(a)〜(f)は、車両用灯具1が備える光学部材5の正面図,上面図,下面図,右側面図,左側面図及び背面図であり、図6は、図5(a)のVI−VI線での断面図であり、図7は、車両用灯具1が備えるハウジング2の正面図である。
なお、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具1から見た方向を意味するものとする。
アウターレンズ3は、ほぼ素通しの透光レンズである。但し、このアウターレンズ3には、透過光を拡散させるレンズカット(例えば、いわゆる魚眼カットなど)を形成したりしてもよい。
このうち、光源ユニット4は、車両用灯具1の光源であるLED(発光ダイオード)41と、その点灯制御を行う点灯回路42等とがユニット化されたものである。この光源ユニット4は、ハウジング2後板の下部に形成された挿通孔2aに後方から挿通され、後部を露出させつつLED41の発光面を前方やや上方へ向けた状態で、ハウジング2に固定されている。
3つの通光孔51a,…は、上下に並設されるとともに、左右に長尺であって上側のものほど長くなるように形成されている。これら3つの通光孔51a,…は、LED41から出射された光のうちの一部の光を、後述する前板部52の3つのレンズカット部52a,…に向けて通過させる。
第一反射面51bは、3つの通光孔51a,…の周囲の部分を含む後板部51の後面に、アルミニウム皮膜がマスク蒸着などで被膜されることで形成されている。より詳しくは、第一反射面51bは、LED41の近傍位置を焦点とする略放物面状に形成されており、LED41から出射された光のうち、3つの通光孔51a,…を通過するものを除く略全ての光を、ハウジング2の延在方向に沿って上方斜め右方やや後方の反射方向Xへ反射させる。なお、第一反射面51bは、一様な連続面ではなく、上端部が前方へ迫り出すように段差を介して当該上端部よりも下側の部分と連なっている。これは、第一反射面51b(後板部51)を高くすることなく、この上端部によってハウジング2の先端(上端)にまで光を反射させるための構成である。
3つのレンズカット部52a,…は、後板部51の3つの通光孔51a,…に対応しており、反射方向Xに略沿って上下に並設されるとともに、それぞれ前板部52の全幅に亘って左右に長尺に形成されている。より詳しくは、3つのレンズカット部52a,…は、前板部52の湾曲形状に倣って上側のものほど右下がりに傾くとともに、上下に隣り合うものとの間隔と上下幅とが上側のものほど狭くなるように形成されている。これら3つのレンズカット部52a,…は、それぞれの前面及び後面に個別に形成されたカットを有しており、それぞれ対応する通光孔51aを通過してきた光を当該カットによって前方向きに屈折させつつ透過させる。
また、前板部52のうち、3つのレンズカット部52a,…を除く部分は、光をほぼ素通しさせる素通し部52bとなっている。この素通し部52bにもカットが施されているが、このカットは主に非点灯時の見栄えを良くするための浅いものであり、LED41からの光に作用する光学的な機能は殆ど有していない。
複数の第二反射面21a,…は、反射方向Xに対して前方向きに傾斜した面であり、後板部51の第一反射面51bから反射方向Xへ反射されてきた光を前方へ反射させる。
複数の第三反射面21b,…は、第二反射面21aと個別に交互に連なるとともに反射方向Xに略沿うように形成された前方向きの反射面である。そのため、この複数の第三反射面21b,…は、後板部51の第一反射面51bで反射方向Xへ反射された光を反射させることは殆どなく、後述するように、主に灯室内の雑光を反射させる。
具体的には、LED41から前方へ略放射状に出射された光のうち、光学部材5の後板部51の3つの通光孔51a,…を通過した一部のものが、この3つの通光孔51a,…と対応する前板部52の3つのレンズカット部52a,…に入射する。そして、この光は、3つのレンズカット部52a,…によって前方向きに屈折されつつ前板部52を透過した後に、アウターレンズ3を通じて前方へ照射される。
一方、LED41から前方へ略放射状に出射された光のうち、後板部51の3つの通光孔51a,…を通過する一部の光を除くものは、後板部51の第一反射面51bによって反射方向Xへ反射される。そして、この光は、ハウジング2の反射部21の複数の第二反射面21a,…によって前方へ反射された後に、アウターレンズ3を通じて前方へ照射される。
またこのとき、ハウジング2の反射部21の複数の第三反射面21b,…は、反射方向Xに略沿った面であるために第一反射面51bから反射方向Xへ反射された光を反射させることは殆ど無いものの、灯室内の僅かな雑光(乱反射光)を前方へ反射させてアウターレンズ3から前方へ照射させる。
また、通光孔51aやレンズカット部52aの数量も特に限定されず、3つでなくともよい。
2 ハウジング
21 反射部
21a 第二反射面
21b 第三反射面
4 光源ユニット
41 LED(光源)
5 光学部材
51 後板部(反射通光部)
51a 通光孔
51b 第一反射面
52 前板部(レンズ部)
52a レンズカット部(レンズカット)
52b 素通し部
X 反射方向
Claims (4)
- 前方へ略放射状に光を出射させる光源と、
前記光源の前方に設けられ、当該光源から出射された光のうちの一部の光を通過させつつ、当該一部の光を除く他の光を前後方向と交差する所定の反射方向へ反射させる反射通光部と、
前記反射通光部の前方に設けられ、当該反射通光部を通過した光を前方へ透過させるレンズ部と、
前記反射通光部の前記反射方向の位置であって、前方から見て前記レンズ部と隣接又は一部重複する位置に設けられ、前記反射通光部で反射された光を反射させる反射部と、
を備え、
前記反射通光部は、透光材料で形成されており、前記一部の光を通過させる通光孔と、反射膜が被膜されて前記他の光を前記反射方向へ反射させる第一反射面とを有し、
前記レンズ部は、前記反射通光部の前記通光孔を通過した前記一部の光を前方向きに屈折させつつ透過させるレンズカットを有し、
前記反射部は、前記反射通光部の前記第一反射面で反射された光を前方へ反射させる第二反射面と、当該第二反射面の前記反射方向に連なるとともに前記反射方向に略沿った前方向きの第三反射面とを有することを特徴とする車両用灯具。 - 前記レンズ部は、前記反射方向に略沿った複数の前記レンズカットを有し、
前記反射部は、前記反射方向に略沿って前記反射通光部から離れるに連れて、前記反射方向と直交する前側方向に段階的に位置する階段状に形成されるとともに、その段差面である複数の前記第二反射面と、段面である複数の前記第三反射面とを有し、
前記複数のレンズカットと前記複数の第二反射面とは、前記反射方向への分布態様が互いに対応していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記反射通光部と前記レンズ部とが一体的に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
- 前記光源が発光ダイオードであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用灯具。
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- 2013-09-19 JP JP2013193766A patent/JP6241873B2/ja active Active
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