JP2015057955A - モーアデッキ - Google Patents
モーアデッキ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015057955A JP2015057955A JP2013191870A JP2013191870A JP2015057955A JP 2015057955 A JP2015057955 A JP 2015057955A JP 2013191870 A JP2013191870 A JP 2013191870A JP 2013191870 A JP2013191870 A JP 2013191870A JP 2015057955 A JP2015057955 A JP 2015057955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap member
- posture
- discharge port
- mower deck
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】後方に向けて開口される排出口11aから刈草を排出可能な本体部11と、本体部11の後部側に位置し、横向きの揺動軸心X1周りに上下揺動可能に支持されているフラップ部材12と、が備えられ、フラップ部材12が、排出口11aから刈草を排出するときの使用姿勢P1と、使用姿勢P1よりも下方に位置し、トラクタTが乗り越えることが可能な乗り越え姿勢P2と、に姿勢変更可能に構成されているモーアデッキM。
【選択図】図5
Description
さらに、フラップ部材は、本体部側で草刈作業が行われる際には、揺動軸心周りに上下揺動して、排出口から刈草を排出する使用姿勢に姿勢変更できる。このため、本体部側で草刈作業が行われる際に、フラップ部材によって排出口が塞がれることがなく、排出口からの後方への刈草の排出を好適に行うことができる。
よって、本発明によると、後方からの作業車による乗り越え及び排出口からの後方への刈草の排出を好適に行うことができる。
〔モーアデッキの概略構成〕
図1〜図5に示されているモーアデッキMは、回転駆動されるブレード10によって地面の草を刈って後方へ刈草を排出するリアディスチャージ仕様に構成されている。モーアデッキMには、ブレード10が内装された本体部11と、本体部11の後部側に位置するフラップ部材12と、が備えられている。
図1〜図5に示されるように、フラップ部材12は、本体部11における天板14の後方側に備えられている。フラップ部材12は、天板14の横幅と略等しい横幅を有する板状の部材とされている。フラップ部材12は、天板14の後端部側に位置する横向きの揺動軸心X1周りに上下揺動可能に支持されている。詳細は後述するが、これにより、フラップ部材12は、図3、図5に示されるように、本体部11の排出口11aからブレード10によって刈られた刈草を後方へと排出するときの使用姿勢P1と、使用姿勢P1よりも下方に位置し、トラクタTが乗り越えることが可能な乗り越え姿勢P2と、に姿勢変更可能に構成されている。
左右の回動ピン30には、それぞれ、第一ねじりばね33(「弾性部材」の一例)が備えられている。第一ねじりばね33は、一端が天板14の下面側に固定され、他端がフラップ部材12の下面12b側に固定されている。また、回動軸39には、第二ねじりばね41(「弾性部材」の一例)が備えられている。第二ねじりばね41は、一端が天板14の下面側に固定され、他端がフラップ部材12の下面12bに固定されている。第一ねじりばね33及び第二ねじりばね41は、フラップ部材12の後端部が揺動軸心X1周りに上方へ揺動するように弾性力を付与している。これにより、第一ねじりばね33及び第二ねじりばね41は、フラップ部材12を使用姿勢P1に付勢するように構成されている。
フラップ部材12の下面12b側には、左右一対で補強部材34が固定して備えられている。補強部材34は、側面視で略三角形の形状をしている。補強部材34は、フラップ部材12が下方に揺動した際に地面に接地して、フラップ部材12の下面12bを支持する。つまり、補強部材34は、フラップ部材12が乗り越え姿勢P2となるときに、地面に当接してフラップ部材12の下面12bを支持するように構成されている。補強部材34は、図4に示されるように、前輪50(または後輪51)の走行軌跡Lの直下に位置すると好適である。
横壁16の後方延出部16aには、調整機構35が備えられている。調整機構35は、フラップ部材12が使用姿勢P1となるときのフラップ部材12の揺動角度を調整可能に構成されている。ここで、フラップ部材12の揺動角度とは、例えばフラップ部材12の板面が天板14の板面となす角度である。
図6に示されるように、「作業車」の一例であるトラクタTには、走行装置としての左右一対の前輪50及び左右一対の後輪51によって自走する走行機体52が備えられている。走行機体52には、エンジン53、ミッションケース54、リンク機構55等が備えられている。トラクタTに、上述のモーアデッキMを装着することにより、草刈機を構成できる。
上述のモーアデッキMは、トラクタTの前輪50と後輪51との間の前後中央側の下部(トラクタTの下腹部)に支持されることにより、ミッドマウント仕様の草刈機として構成される。モーアデッキMをトラクタTの前輪50と後輪51との間に位置させるために、トラクタTをゆっくり前進走行させて、モーアデッキMの後方側から前輪50の乗り越えが行われる。
(1)上記実施形態では、「弾性部材」としての第一ねじりばね33は、一端が天板14の下面側に固定され、他端がフラップ部材12の下面12b側に固定されている例を示したがこれに限られない。第一ねじりばね33は、一端が横壁16の内面側に固定され、他端がフラップ部材12の下面12b側に固定されていてもよい。
11a :排出口
12 :フラップ部材
12b :下面
33 :第一ねじりばね(弾性部材)
34 :補強部材
35 :調整機構
41 :第二ねじりばね(弾性部材)
M :モーアデッキ
P1 :使用姿勢
P2 :乗り越え姿勢
T :トラクタ(作業車)
X1 :揺動軸心
Claims (4)
- 作業車の下部に支持されるモーアデッキであって、
後方に向けて開口される排出口から刈草を排出可能な本体部と、
前記本体部の後部側に位置し、横向きの揺動軸心周りに上下揺動可能に支持されているフラップ部材と、が備えられ、
前記フラップ部材が、前記排出口から刈草を排出するときの使用姿勢と、前記使用姿勢よりも下方に位置し、前記作業車が乗り越えることが可能な乗り越え姿勢と、に姿勢変更可能に構成されているモーアデッキ。 - 前記フラップ部材を前記使用姿勢に付勢する弾性部材が備えられている請求項1に記載のモーアデッキ。
- 前記フラップ部材が前記乗り越え姿勢となるときに、地面に当接して前記フラップ部材の下面を支持する補強部材が備えられている請求項1または2に記載のモーアデッキ。
- 前記フラップ部材が前記使用姿勢となるときの前記フラップ部材の揺動角度を調整可能な調整機構が備えられている請求項1乃至3のいずれか一項に記載のモーアデッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013191870A JP5973402B2 (ja) | 2013-09-17 | 2013-09-17 | モーアデッキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013191870A JP5973402B2 (ja) | 2013-09-17 | 2013-09-17 | モーアデッキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015057955A true JP2015057955A (ja) | 2015-03-30 |
JP5973402B2 JP5973402B2 (ja) | 2016-08-23 |
Family
ID=52816006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013191870A Expired - Fee Related JP5973402B2 (ja) | 2013-09-17 | 2013-09-17 | モーアデッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5973402B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7150685B2 (ja) * | 2019-11-12 | 2022-10-11 | 株式会社クボタ | モーア |
JP7190999B2 (ja) * | 2019-11-12 | 2022-12-16 | 株式会社クボタ | モーア |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03210119A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-13 | Iseki & Co Ltd | 草刈装置 |
JP2007185129A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Kubota Corp | 草刈機 |
JP2008245608A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | モーア |
JP2008289429A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Kubota Corp | 作業車のモーア乗り越え構造 |
US20090193779A1 (en) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Todd Hofmann | Distribution of material discharged from a rotary mower |
JP2014087326A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Iseki & Co Ltd | 芝刈作業機 |
-
2013
- 2013-09-17 JP JP2013191870A patent/JP5973402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03210119A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-13 | Iseki & Co Ltd | 草刈装置 |
JP2007185129A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Kubota Corp | 草刈機 |
JP2008245608A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | モーア |
JP2008289429A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Kubota Corp | 作業車のモーア乗り越え構造 |
US20090193779A1 (en) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Todd Hofmann | Distribution of material discharged from a rotary mower |
JP2014087326A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Iseki & Co Ltd | 芝刈作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5973402B2 (ja) | 2016-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8850783B2 (en) | Reel mower with cutting units having yaw pivot structure at a negative caster angle | |
US20180249630A1 (en) | Stand-on mower with winged deck | |
US3601958A (en) | Self-propelled rotary mower | |
JP6386388B2 (ja) | 草刈機 | |
US2801510A (en) | Tractor mounted rotary disc mower | |
US20230018540A1 (en) | Lawnmower with front axle assembly | |
US6449933B1 (en) | Lawn mower | |
JP5973402B2 (ja) | モーアデッキ | |
JP4509132B2 (ja) | モーア | |
EP2989880B1 (en) | Cutting deck height adjustment assembly | |
JP2009273388A (ja) | 自走式乗用草刈機 | |
JPH0690605A (ja) | 乗用芝刈装置 | |
JP5695844B2 (ja) | 草刈装置 | |
JP7250334B2 (ja) | 自走式作業機 | |
JP3129006U (ja) | 乗用草刈り機 | |
JP3383539B2 (ja) | 歩行型草刈機 | |
JP3509729B2 (ja) | クローラ走行型作業車 | |
JP2006025676A (ja) | ゴムクローラ型草刈機 | |
JP3363061B2 (ja) | 畦草刈機 | |
JP6716431B2 (ja) | 肥料散布機 | |
JP2020089336A (ja) | 乗用芝刈機 | |
KR200432533Y1 (ko) | 높이조절장치가 구비된 승용예초기 | |
JP3111181B2 (ja) | 草刈機 | |
JP3363048B2 (ja) | 畦草刈機 | |
JP5762847B2 (ja) | 作業車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160714 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5973402 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |