JP2015056772A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】公開対象の画像の内容を考慮して適正な処理を行う。【解決手段】携帯端末100であって、所定の通信ネットワークNを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像に、記憶部6に記憶されている特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する被写体判断部7bと、特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、記憶部に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている関連情報と、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、公開対象画像に対する処理内容を決定する第1処理内容決定部7dと、を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、撮像された画像を通信ネットワークを介して外部に公開する場合、予め画像に対して公開を許容する範囲を示す公開レベルを設定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1の場合、公開レベルと対応付けられている撮像モードを事前に指定することで画像の公開レベルを設定するようになっているため、撮像された画像の内容によっては設定済みの公開レベルが、ユーザが所望するものとは異なってしまう問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、公開対象の画像の内容を考慮して適正な処理を行うことができる画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段と、を備えたことを特徴としている。
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る画像処理方法は、
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置を用いた画像処理方法であって、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する処理と、取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する処理と、前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する処理と、を含むことを特徴としている。
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置を用いた画像処理方法であって、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する処理と、取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する処理と、前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置のコンピュータを、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段、この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段、として機能させることを特徴としている。
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置のコンピュータを、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段、この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、公開対象の画像の内容を考慮して適正な処理を行うことができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の携帯端末100を模式的に示す図であり、図2は、携帯端末100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の携帯端末100は、サーバ(外部機器)200と所定の通信ネットワークN(図2参照)を介して情報通信可能に接続されている。
図1は、本発明を適用した実施形態1の携帯端末100を模式的に示す図であり、図2は、携帯端末100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の携帯端末100は、サーバ(外部機器)200と所定の通信ネットワークN(図2参照)を介して情報通信可能に接続されている。
ここで、サーバ200は、例えば、Web(World Wide Web)サーバとしてインターネット上にWebページ(例えば、情報共有ページ等)を開設する機能を具備するものである。具体的には、サーバ200は、携帯端末100や他のユーザの端末からのアクセスに応じて当該端末に対し、例えば、各種のSNS(Social Networking Service)のWebページのページ情報やコンテンツ情報(例えば、画像情報)等を送信する。また、サーバ200は、各端末から送信された各種の画像情報等のコンテンツ情報を受信して、Webページ上に公開する。
つまり、サーバ200が開設するWebページ上に公開されているコンテンツ情報は、通信ネットワークNを介して当該Webページにアクセス可能な端末のユーザにより閲覧可能な状態となっている。そして、各端末からのアクセスに応じてサーバ200から送信されたコンテンツ情報が当該端末により受信されて取得されることで、コンテンツ情報を取得した複数の端末によりコンテンツ情報が共有された状態となる。
つまり、サーバ200が開設するWebページ上に公開されているコンテンツ情報は、通信ネットワークNを介して当該Webページにアクセス可能な端末のユーザにより閲覧可能な状態となっている。そして、各端末からのアクセスに応じてサーバ200から送信されたコンテンツ情報が当該端末により受信されて取得されることで、コンテンツ情報を取得した複数の端末によりコンテンツ情報が共有された状態となる。
なお、サーバ200は、通信ネットワークNに接続可能なコンピュータから構成されたものであれば如何なる構成であっても良く、その詳細な説明は省略する。
図2に示すように、携帯端末100は、中央制御部1と、メモリ2と、撮像部3と、撮像制御部4と、画像データ生成部5と、記憶部6と、公開対象処理部7と、表示部8と、表示制御部9と、送受話部10と、通信制御部11と、操作入力部12等を備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、撮像制御部4、画像データ生成部5、記憶部6、公開対象処理部7、表示制御部9、送受話部10及び通信制御部11は、バスライン13を介して接続されている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、撮像制御部4、画像データ生成部5、記憶部6、公開対象処理部7、表示制御部9、送受話部10及び通信制御部11は、バスライン13を介して接続されている。
なお、携帯端末100は、例えば、スマートフォン、撮像装置、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)などの移動体通信網で用いられる移動局、PDA(Personal Data Assistants)等から構成されている。
中央制御部1は、携帯端末100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、携帯端末100の各部を制御するCPU(Central Processing Unit;図示略)を具備し、携帯端末100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成されている。また、メモリ2は、中央制御部1等によって処理されるデータ等を一時的に記憶するバッファメモリや、中央制御部1などのワーキングメモリ、当該携帯端末100の機能に係る各種プログラムやデータが格納されたプログラムメモリ等(何れも図示略)を備えている。
撮像部3は、レンズ部3aと、電子撮像部3bとを備えている。
レンズ部3aは、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部3は、レンズ部3aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
レンズ部3aは、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部3は、レンズ部3aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
撮像制御部4は、撮像部3による被写体の撮像を制御する。即ち、撮像制御部4は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部4は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部3bを走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部3bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部3bの撮像領域から1画面分ずつフレーム画像を読み出して画像データ生成部5に出力させる。
また、撮像制御部4は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体の撮像条件の調整制御を行う。
また、撮像制御部4は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体の撮像条件の調整制御を行う。
画像データ生成部5は、電子撮像部3bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
そして、画像データ生成部5は、生成された各フレーム画像のYUVデータをメモリ2に順次出力し、当該メモリ2に格納させる。
記憶部6は、記憶媒体6aと、顔登録テーブル6bと、第1処理内容テーブル6cとを記憶している。
記憶媒体6aは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成され、画像データ生成部5の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式等)で符号化された画像データを記憶する。
顔登録テーブル(記憶手段)6bは、特定の被写体の画像(顔画像)と特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶している(図3参照)。
即ち、顔登録テーブル6bは、顔が含まれる顔画像と、顔画像の顔を有する人物に関連する人物関連情報(例えば、性別、年齢、人間関係等)とを対応付けて記憶している。具体的には、顔登録テーブル6bは、格納アドレスを識別する情報と、顔が含まれる顔画像の画像データと、顔画像の顔を有する人物の性別を表す情報と、成年であるか未成年であるかを規定する年齢を表す情報と、当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す人間関係情報と、公開の有無(ON/OFF)を規定する公開設定フラグとを対応付けて記憶している。
即ち、顔登録テーブル6bは、顔が含まれる顔画像と、顔画像の顔を有する人物に関連する人物関連情報(例えば、性別、年齢、人間関係等)とを対応付けて記憶している。具体的には、顔登録テーブル6bは、格納アドレスを識別する情報と、顔が含まれる顔画像の画像データと、顔画像の顔を有する人物の性別を表す情報と、成年であるか未成年であるかを規定する年齢を表す情報と、当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す人間関係情報と、公開の有無(ON/OFF)を規定する公開設定フラグとを対応付けて記憶している。
例えば、図3に示すように、格納アドレス「0」には、当該端末本体のユーザ本人の顔画像と対応付けて、男性、30歳(成年)、公開設定フラグ「ON」という情報が格納されている。また、格納アドレス「1」には、ユーザの家族の顔画像と対応付けて、女性、28歳(成年)、公開設定フラグ「ON」という情報が格納されている。また、格納アドレス「2」には、ユーザの友人の顔画像と対応付けて、男性、24歳(成年)、公開設定フラグ「ON」という情報が格納されている。
なお、図3に例示した顔登録テーブル6bは、一例であってこれに限られるものではなく、人間関係情報等は適宜任意に変更可能である。
なお、図3に例示した顔登録テーブル6bは、一例であってこれに限られるものではなく、人間関係情報等は適宜任意に変更可能である。
第1処理内容テーブル6cは、第1処理内容決定部7d(後述)による公開対象画像に対する画像処理の内容の決定に用いられるテーブルである(図4参照)。
即ち、第1処理内容テーブル6cは、外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルの内容と、公開対象画像に係る人物の属性と、公開対象画像に対する画像処理内容とを対応付けて記憶している。
即ち、第1処理内容テーブル6cは、外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルの内容と、公開対象画像に係る人物の属性と、公開対象画像に対する画像処理内容とを対応付けて記憶している。
公開レベルの内容としては、例えば、制約を設けずに全ての人を公開先(公開範囲)とする「全てに公開」、公開先をユーザの直接的な友人に限定する「直接的な友人」、公開先をユーザの友人の友人までに限定する「友人の友人」、公開先をサークル等、ユーザ本人が所属する、または関係するコミュニティーの友人に限定する「サークルの友人」、公開先をユーザの両親に限定する「両親」、公開先をユーザ本人に限定する「自分のみ」、特定の人を公開先としない「特定の人に非表示」等が挙げられる。
公開対象画像に係る人物の属性としては、例えば、「自分」、「女性」、「男性」、「未成年」等が大区分として挙げられる。これらのうち、公開対象画像に係る人物の属性の大区分が「自分」、つまりユーザ本人の場合、性別に応じてさらに区分されている。また、公開対象画像に係る人物の属性の大区分が「女性」、「男性」、「未成年」の場合、「家族」、「友人」、「友人の家族」に応じてさらに区分されている。
公開対象画像に対する画像処理の内容としては、例えば、公開対象画像に何れの処理も加えない「無加工」、公開対象画像内の人物の顔の肌の色や明るさ等を調整する「美肌加工」、公開対象画像内の人物の顔をイラスト調に加工する「イラスト調加工」等が挙げられる。
なお、図4に示す第1処理内容テーブル6cにあっては、「イラスト調加工」を「イラスト調」と簡略化して表記している。
なお、図4に示す第1処理内容テーブル6cにあっては、「イラスト調加工」を「イラスト調」と簡略化して表記している。
具体的には、例えば、図4に示すように、第1処理内容テーブル6cは、公開レベルの内容及び公開対象画像に係る人物の属性に応じて、公開対象画像に対する画像処理内容が規定されている。つまり、公開対象画像に対する画像処理内容は、例えば、当該端末本体のユーザに対する人間関係を考慮して規定されている。
なお、図4に例示する第1処理内容テーブル6cは、一例であってこれに限られるものではなく、公開レベルの内容、公開対象画像に係る人物の属性、公開対象画像に対する画像処理内容等は適宜任意に変更可能である。
なお、図4に例示する第1処理内容テーブル6cは、一例であってこれに限られるものではなく、公開レベルの内容、公開対象画像に係る人物の属性、公開対象画像に対する画像処理内容等は適宜任意に変更可能である。
即ち、公開レベルの内容が「全てに公開」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(男性)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている一方で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(女性)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「本人の家族(性別や未成年か否かを問わず)」の場合、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(女性)」、「友人(女性)」、及び、「友人の家族(女性)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(男性)」、「友人(男性及び未成年)」、「友人の家族(男性及び未成年)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「本人の家族(性別や未成年か否かを問わず)」の場合、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(女性)」、「友人(女性)」、及び、「友人の家族(女性)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「直接的な友人」及び「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(男性)」、「友人(男性及び未成年)」、「友人の家族(男性及び未成年)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(男性)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている一方で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(女性)の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「本人の家族(性別未成年か否かを問わず)」、「友人の家族(性別や未成年か否かを問わず)」の場合、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「本人(女性)」、「友人(女性)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられ、「友人の家族(性別や未成年か否かを問わず)」の場合、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「友人(男性)」や「未成年(友人)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「本人の家族(性別未成年か否かを問わず)」、「友人の家族(性別や未成年か否かを問わず)」の場合、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「本人(女性)」、「友人(女性)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられ、「友人の家族(性別や未成年か否かを問わず)」の場合、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「友人(男性)」や「未成年(友人)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「両親」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(男性)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている一方で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(女性)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「両親」で、公開対象画像に係る人物の属性が「女性(家族、友人、友人の家族問わず)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている一方で、公開対象画像に係る人物の属性が「男性(家族、友人、友人の家族問わず)」、「未成年(家族、友人、友人の家族問わず)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「両親」で、公開対象画像に係る人物の属性が「女性(家族、友人、友人の家族問わず)」の場合、画像処理内容として「美肌加工」が対応付けられている一方で、公開対象画像に係る人物の属性が「男性(家族、友人、友人の家族問わず)」、「未成年(家族、友人、友人の家族問わず)」の場合、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「自分のみ」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、画像処理内容として「無加工」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「特定の人に非表示」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、画像処理内容として「イラスト調加工」が対応付けられている。
公開対象処理部7は、画像取得部7aと、被写体判断部7bと、公開レベル設定部7cと、第1処理内容決定部7dと、画像処理部7e等を具備している。
なお、公開対象処理部7の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
なお、公開対象処理部7の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
画像取得部7aは、公開対象画像を取得する。
即ち、画像取得部(取得手段)7aは、所定の通信ネットワークNを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する。具体的には、画像取得部7aは、撮像部3により撮像されて画像データ生成部5により生成された画像の所定の解像度の画像データの複製を公開対象画像としてメモリ2から取得する。また、画像取得部7aは、記憶媒体6aに記憶されている画像データの中で、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて選択された何れかの画像データの複製を公開対象画像として取得する。
即ち、画像取得部(取得手段)7aは、所定の通信ネットワークNを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する。具体的には、画像取得部7aは、撮像部3により撮像されて画像データ生成部5により生成された画像の所定の解像度の画像データの複製を公開対象画像としてメモリ2から取得する。また、画像取得部7aは、記憶媒体6aに記憶されている画像データの中で、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて選択された何れかの画像データの複製を公開対象画像として取得する。
被写体判断部7bは、公開対象画像に顔画像が含まれているか否かを判定する。
即ち、被写体判断部(判断手段)7bは、画像取得部7aにより取得された公開対象画像に、記憶部6の顔登録テーブル6bに記憶されている顔画像(特定の被写体の画像)が含まれているか否かを判断する。具体的には、被写体判断部7bは、公開対象画像の画像データに対して所定の顔検出処理を行い、検出された顔画像が顔登録テーブル6bに登録されているか否かを判断する。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
即ち、被写体判断部(判断手段)7bは、画像取得部7aにより取得された公開対象画像に、記憶部6の顔登録テーブル6bに記憶されている顔画像(特定の被写体の画像)が含まれているか否かを判断する。具体的には、被写体判断部7bは、公開対象画像の画像データに対して所定の顔検出処理を行い、検出された顔画像が顔登録テーブル6bに登録されているか否かを判断する。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
公開レベル設定部7cは、公開対象画像の公開レベルを設定する。
即ち、公開レベル設定部(設定手段)7cは、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルを予め設定する。具体的には、公開レベル設定部7cは、被写体判断部7bにより特定の被写体の画像(例えば、顔画像)が含まれていると判断されると、記憶部6の顔登録テーブル6bに当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている人物関連情報を基準とし、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルを設定する。
例えば、公開レベル設定部7cは、記憶部6の顔登録テーブル6bを参照して、公開対象画像に含まれている顔画像と対応付けられている人物関連情報(例えば、年齢、性別、人間関係情報等)を特定する。そして、公開レベル設定部7cは、特定された人物関連情報と対応付けられている各種の公開レベルの中から、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて公開レベルを設定する。例えば、表示制御部9は、特定された人物関連情報と対応付けられている各種の公開レベルを表示部8に表示させ、公開レベル設定部7cは、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて指定された所望の公開レベルを設定する。
なお、公開レベル設定部7cは、人物関連情報が特定されなかった場合には、ユーザ所望の公開レベルをユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて設定しても良い。
即ち、公開レベル設定部(設定手段)7cは、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルを予め設定する。具体的には、公開レベル設定部7cは、被写体判断部7bにより特定の被写体の画像(例えば、顔画像)が含まれていると判断されると、記憶部6の顔登録テーブル6bに当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている人物関連情報を基準とし、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルを設定する。
例えば、公開レベル設定部7cは、記憶部6の顔登録テーブル6bを参照して、公開対象画像に含まれている顔画像と対応付けられている人物関連情報(例えば、年齢、性別、人間関係情報等)を特定する。そして、公開レベル設定部7cは、特定された人物関連情報と対応付けられている各種の公開レベルの中から、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて公開レベルを設定する。例えば、表示制御部9は、特定された人物関連情報と対応付けられている各種の公開レベルを表示部8に表示させ、公開レベル設定部7cは、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて指定された所望の公開レベルを設定する。
なお、公開レベル設定部7cは、人物関連情報が特定されなかった場合には、ユーザ所望の公開レベルをユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて設定しても良い。
第1処理内容決定部7dは、公開対象画像に対する画像処理の内容を決定する。
即ち、第1処理内容決定部(決定手段)7dは、被写体判断部7bにより特定の被写体の画像(例えば、顔画像)が含まれていると判断されると、記憶部6の顔登録テーブル6bに当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている人物関連情報と、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルとに基づいて、画像処理部7eによる公開対象画像に対する画像処理の内容を決定する。具体的には、第1処理内容決定部7dは、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベルに基づいて、画像処理部7eによる公開対象画像に対する画像処理の内容を決定する。
例えば、顔登録テーブル6bの人物関連情報に当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す情報(例えば、本人、家族等)が含まれる場合に、第1処理内容決定部7dは、記憶部6の第1処理内容テーブル6cを参照して、人物関連情報(特に、人間関係を表す情報等)及び公開レベルに応じて公開対象画像(特に、当該画像内の顔領域)に対する画像処理の内容(例えば、イラスト調加工や美肌加工処理等)を決定する。ここで、例えば、顔登録テーブル6bの人物関連情報に性別として女性を表す情報が含まれる場合には、公開対象画像内から検出された顔画像が女性を表す情報と対応付けられていると、第1処理内容決定部7dは、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベルに応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容(例えば、美肌加工処理等)を決定する。
即ち、第1処理内容決定部(決定手段)7dは、被写体判断部7bにより特定の被写体の画像(例えば、顔画像)が含まれていると判断されると、記憶部6の顔登録テーブル6bに当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている人物関連情報と、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルとに基づいて、画像処理部7eによる公開対象画像に対する画像処理の内容を決定する。具体的には、第1処理内容決定部7dは、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベルに基づいて、画像処理部7eによる公開対象画像に対する画像処理の内容を決定する。
例えば、顔登録テーブル6bの人物関連情報に当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す情報(例えば、本人、家族等)が含まれる場合に、第1処理内容決定部7dは、記憶部6の第1処理内容テーブル6cを参照して、人物関連情報(特に、人間関係を表す情報等)及び公開レベルに応じて公開対象画像(特に、当該画像内の顔領域)に対する画像処理の内容(例えば、イラスト調加工や美肌加工処理等)を決定する。ここで、例えば、顔登録テーブル6bの人物関連情報に性別として女性を表す情報が含まれる場合には、公開対象画像内から検出された顔画像が女性を表す情報と対応付けられていると、第1処理内容決定部7dは、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベルに応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容(例えば、美肌加工処理等)を決定する。
画像処理部(処理手段)7eは、公開対象画像に対して所定の画像処理を施す。
即ち、画像処理部7eは、例えば、公開対象画像に対して、被写体の顔の肌の色や明るさ等を調整する美肌加工処理や、イラスト調加工の画像にするアート変換処理等の所定の視覚的効果を付与する画像処理を施す。
ここで、美肌加工処理やアート変換処理等の画像処理は、公開対象画像を各種の視覚的効果を有する画像に加工する処理である。具体的には、例えば、公知の画像処理関連のソフトウェアを用いた処理と略同様の処理によって実現され、HSV色空間における色相、彩度、明度などの変更、及び、各種のフィルタを用いることで行われるが、公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
即ち、画像処理部7eは、例えば、公開対象画像に対して、被写体の顔の肌の色や明るさ等を調整する美肌加工処理や、イラスト調加工の画像にするアート変換処理等の所定の視覚的効果を付与する画像処理を施す。
ここで、美肌加工処理やアート変換処理等の画像処理は、公開対象画像を各種の視覚的効果を有する画像に加工する処理である。具体的には、例えば、公知の画像処理関連のソフトウェアを用いた処理と略同様の処理によって実現され、HSV色空間における色相、彩度、明度などの変更、及び、各種のフィルタを用いることで行われるが、公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
表示部8は、例えば、液晶表示パネルから構成され、表示制御部9からのビデオ信号に基づいて撮像部3により撮像された画像(例えば、ライブビュー画像等)を表示画面に表示する。
表示制御部9は、メモリ2に一時的に記憶されている表示用の画像データを読み出して表示部8に表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部9は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部1の制御下にてメモリ2から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから所定の再生フレームレート(例えば、30fps)で読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
具体的には、表示制御部9は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部1の制御下にてメモリ2から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから所定の再生フレームレート(例えば、30fps)で読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
送受話部10は、通信ネットワークNを介して接続された外部の装置の外部ユーザとの通話を行う。
具体的には、送受話部10は、マイク10a、スピーカ10b、データ変換部10c等を備えている。そして、送受話部10は、マイク10aから入力されるユーザの送話音声をデータ変換部10cによりA/D変換処理して送話音声データを中央制御部1に出力するとともに、中央制御部1の制御下にて、通信制御部11から出力されて入力される受話音声データ等の音声データをデータ変換部10cによりD/A変換処理してスピーカ10bから出力する。
具体的には、送受話部10は、マイク10a、スピーカ10b、データ変換部10c等を備えている。そして、送受話部10は、マイク10aから入力されるユーザの送話音声をデータ変換部10cによりA/D変換処理して送話音声データを中央制御部1に出力するとともに、中央制御部1の制御下にて、通信制御部11から出力されて入力される受話音声データ等の音声データをデータ変換部10cによりD/A変換処理してスピーカ10bから出力する。
通信制御部11は、通信ネットワークN及び通信アンテナ11aを介してデータの送受信を行う。
即ち、通信アンテナ11aは、当該携帯端末100が無線基地局(図示略)との通信で採用している所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)方式等)に対応したデータの送受信が可能なアンテナである。そして、通信制御部11は、所定の通信方式に対応する通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間で通信アンテナ11aを介してデータの送受信を行う。つまり、通信制御部11は、中央制御部1から出力されて入力される指示信号に基づいて、通信相手の外部の装置(例えば、サーバ200)に対して、当該外部の装置の外部ユーザとの通話中の音声の送受信や、電子メールのデータの送受信を行う。
具体的には、当該携帯端末100が所定の通信ネットワークNを介して画像を閲覧可能な状態に公開するサーバ200と接続された状態で、通信制御部(送信手段)11は、画像処理部7eにより所定の画像処理が施された公開対象画像(無加工の公開対象画像を含む)の画像データを公開レベルと対応付けてサーバ200に送信する。
即ち、通信アンテナ11aは、当該携帯端末100が無線基地局(図示略)との通信で採用している所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)方式等)に対応したデータの送受信が可能なアンテナである。そして、通信制御部11は、所定の通信方式に対応する通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間で通信アンテナ11aを介してデータの送受信を行う。つまり、通信制御部11は、中央制御部1から出力されて入力される指示信号に基づいて、通信相手の外部の装置(例えば、サーバ200)に対して、当該外部の装置の外部ユーザとの通話中の音声の送受信や、電子メールのデータの送受信を行う。
具体的には、当該携帯端末100が所定の通信ネットワークNを介して画像を閲覧可能な状態に公開するサーバ200と接続された状態で、通信制御部(送信手段)11は、画像処理部7eにより所定の画像処理が施された公開対象画像(無加工の公開対象画像を含む)の画像データを公開レベルと対応付けてサーバ200に送信する。
なお、通信制御部11の構成は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、図示は省略するが、無線LANモジュールを搭載し、アクセスポイント(Access Point)を介して通信ネットワークNにアクセス可能な構成としても良い。
通信ネットワークNは、例えば、携帯端末100を無線基地局やゲートウェイサーバ(図示略)等を介して外部の装置と接続する通信ネットワークである。
また、通信ネットワークNは、例えば、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
また、通信ネットワークNは、例えば、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
操作入力部12は、端末本体に対して各種指示を入力するためのものである。
具体的には、操作入力部12は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン、電話の発着信や電子メールの送受信等の実行指示に係る通信関連ボタン、テキストの入力指示に係る数字ボタンや記号ボタン等の各種ボタン(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部12は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部12から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、被写体の撮像、電話の発着信、電子メールの送受信等)を各部に実行させる。
具体的には、操作入力部12は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン、モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタンや決定ボタン、電話の発着信や電子メールの送受信等の実行指示に係る通信関連ボタン、テキストの入力指示に係る数字ボタンや記号ボタン等の各種ボタン(何れも図示略)を備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部12は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部12から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、被写体の撮像、電話の発着信、電子メールの送受信等)を各部に実行させる。
なお、操作入力部12は、表示部8と一体となって設けられたタッチパネルを有していても良く、ユーザによるタッチパネルの所定操作に基づいて、当該所定操作に応じた操作指示を中央制御部1に出力しても良い。
<公開画像送信処理>
次に、携帯端末100による公開画像送信処理について、図5を参照して説明する。
図5は、公開画像送信処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
次に、携帯端末100による公開画像送信処理について、図5を参照して説明する。
図5は、公開画像送信処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、先ず、公開対象処理部7の画像取得部7aは、所定の通信ネットワークNを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する(ステップS1)。具体的には、画像取得部7aは、記憶媒体6aに記憶されている画像データの中で、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて選択された何れか一の画像データを読み出して、公開対象画像の画像データとして取得する。
次に、被写体判断部7bは、画像取得部7aにより取得された公開対象画像の画像データに対して所定の顔検出処理を行い(ステップS2)、検出された顔画像が顔登録テーブル6bに登録されているか否かを判断する(ステップS3)。
ここで、検出された顔画像が顔登録テーブル6bに登録されていると判断されると(ステップS3;YES)、公開レベル設定部7cは、顔登録テーブル6bに検出された顔画像と対応付けて記憶されている公開設定フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップS4)。
ここで、検出された顔画像が顔登録テーブル6bに登録されていると判断されると(ステップS3;YES)、公開レベル設定部7cは、顔登録テーブル6bに検出された顔画像と対応付けて記憶されている公開設定フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4にて、公開設定フラグが「ON」であると判断されると(ステップS4;YES)、公開レベル設定部7cは、顔登録テーブル6bに検出された顔画像と対応付けて記憶されている人物関連情報を特定し、特定された人物関連情報と対応付けられている各種の公開レベルの中で、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて指定された所望の公開レベルを設定する(ステップS5)。
一方、ステップS4にて、公開設定フラグが「ON」でないと判断されると(ステップS4;NO)、公開対象処理部7は、ステップS5以降の各処理をスキップして、公開画像送信処理を終了させる。
一方、ステップS4にて、公開設定フラグが「ON」でないと判断されると(ステップS4;NO)、公開対象処理部7は、ステップS5以降の各処理をスキップして、公開画像送信処理を終了させる。
また、ステップS3にて、検出された顔画像が顔登録テーブル6bに登録されていないと判断されると(ステップS3;NO)、公開レベル設定部7cは、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて指定されたユーザ所望の公開レベルを設定する(ステップS6)。
ステップS5或いはステップS6の処理にて、公開レベルが設定されると、第1処理内容決定部7dは、公開対象画像に対する画像処理内容を決定して、画像処理部7eは、公開対象画像に対して所定の画像処理を施す(ステップS7)。具体的には、第1処理内容決定部7dは、第1処理内容テーブル6cを参照して、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベル及び人物関連情報に応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容(例えば、無加工、イラスト調加工、美肌加工等)を決定する。そして、画像処理部7eは、決定された画像処理の内容に応じた画像処理を公開対象画像に対して施す。
そして、通信制御部11は、画像処理部7eにより所定の画像処理が施された公開対象画像の画像データを設定された公開レベルと対応付けて、所定の通信ネットワークNを介してサーバ200に送信する(ステップS8)。
これにより、公開画像送信処理を終了する。
これにより、公開画像送信処理を終了する。
サーバ200にあっては、携帯端末100から送信された公開対象画像の画像データが受信されると、当該公開対象画像を公開レベルに応じた態様でWebページ上に公開する。
以上のように、本実施形態の携帯端末100によれば、所定の通信ネットワークNを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像に、記憶部6に記憶されている特定の被写体の画像(例えば、顔画像等)が含まれていると判断されると、記憶部6に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている関連情報と、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、公開対象画像に対する処理内容を決定するので、公開レベルを考慮して公開対象画像に対して適正な処理を行うことができる。特に、公開対象画像に対する画像処理の内容を決定することで、公開対象画像に対して所定の視覚的効果を付与することができ、公開レベルによっては公開対象画像が加工されることなくそのまま公開されることにより不都合が生じることを抑制することができる。
また、記憶部6に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている関連情報に基づいて、公開対象画像の公開レベルを設定するので、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができ、撮像の前などの事前に公開レベルを設定する場合に比べてユーザ所望の公開レベルとの間にずれを生じさせ難くすることができる。このとき、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいてユーザ所望の公開レベルを設定することができる。
このように、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができるとともに、公開レベルを考慮して公開対象画像に対して適正な処理を行うことができる。
また、記憶部6に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている関連情報に基づいて、公開対象画像の公開レベルを設定するので、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができ、撮像の前などの事前に公開レベルを設定する場合に比べてユーザ所望の公開レベルとの間にずれを生じさせ難くすることができる。このとき、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいてユーザ所望の公開レベルを設定することができる。
このように、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができるとともに、公開レベルを考慮して公開対象画像に対して適正な処理を行うことができる。
また、公開対象画像に顔画像が含まれている場合に、当該顔画像の顔を有する人物に関連する人物関連情報(例えば、性別、年齢、人間関係等)を基準として、公開対象画像の公開レベルを設定するので、公開対象画像に含まれている顔画像に係る人物を考慮して公開レベルをより適正に設定することができる。
具体的には、人物関連情報に顔画像の顔を有する人物の性別として「女性」を表す情報が含まれている場合には、設定済みの公開レベルに応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定するので、例えば、顔領域に対して美肌加工処理等を施すことで公開対象画像が加工されることなくそのまま公開されることにより不都合が生じることを適正に抑制することができる。また、人物関連情報に当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す情報が含まれている場合に、人間関係を表す情報及び設定済みの公開レベルに応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定するので、例えば、顔領域をイラスト調に加工する処理等を施すことで公開対象画像が加工されることなくそのまま公開されることにより不都合が生じることを適正に抑制することができる。
具体的には、人物関連情報に顔画像の顔を有する人物の性別として「女性」を表す情報が含まれている場合には、設定済みの公開レベルに応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定するので、例えば、顔領域に対して美肌加工処理等を施すことで公開対象画像が加工されることなくそのまま公開されることにより不都合が生じることを適正に抑制することができる。また、人物関連情報に当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す情報が含まれている場合に、人間関係を表す情報及び設定済みの公開レベルに応じて公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定するので、例えば、顔領域をイラスト調に加工する処理等を施すことで公開対象画像が加工されることなくそのまま公開されることにより不都合が生じることを適正に抑制することができる。
さらに、画像処理が施された公開対象画像をサーバ200に送信するので、当該サーバ200が所定の通信ネットワークNを介して画像を閲覧可能な状態に公開する場合に、公開対象画像の内容を考慮した適正な公開レベルで、且つ、当該公開レベルを考慮して適正な画像処理が施された公開対象画像を公開することができる。
[実施形態2]
以下に、実施形態2の携帯端末100Aについて説明する。
実施形態2の携帯端末100Aは、以下に詳細に説明する以外の点で上記実施形態1の携帯端末100と略同様の構成をなし、詳細な説明は省略する。
以下に、実施形態2の携帯端末100Aについて説明する。
実施形態2の携帯端末100Aは、以下に詳細に説明する以外の点で上記実施形態1の携帯端末100と略同様の構成をなし、詳細な説明は省略する。
図6は、本発明を適用した実施形態2の携帯端末100Aの概略構成を示すブロック図である。
実施形態2の携帯端末100Aは、設定された公開レベルに基づいて、サーバ200に対する公開対象画像の送信処理の内容を決定する。具体的には、図6に示すように、記憶部6は、記憶媒体6a及び顔登録テーブル6bに加えて、第2処理内容テーブル6dを記憶している。また、公開対象処理部7は、画像取得部7a、被写体判断部7b及び公開レベル設定部7cに加えて、第2処理内容決定部7fを具備している。
実施形態2の携帯端末100Aは、設定された公開レベルに基づいて、サーバ200に対する公開対象画像の送信処理の内容を決定する。具体的には、図6に示すように、記憶部6は、記憶媒体6a及び顔登録テーブル6bに加えて、第2処理内容テーブル6dを記憶している。また、公開対象処理部7は、画像取得部7a、被写体判断部7b及び公開レベル設定部7cに加えて、第2処理内容決定部7fを具備している。
なお、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、撮像制御部4、画像データ生成部5、表示部8、表示制御部9、送受話部10、通信制御部11及び操作入力部12は、実施形態1の携帯端末100に備わるものと略同様の構成をなし、ここでは詳細な説明は省略する。
第2処理内容テーブル6dは、第2処理内容決定部7f(後述)による公開対象画像の送信処理の内容の決定に用いられるテーブルである(図7参照)。
即ち、第2処理内容テーブル6dは、外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルの内容と、公開対象画像に係る人物の属性と、外部機器(例えば、サーバ200)に対する公開対象画像の送信処理内容とを対応付けて記憶している。
即ち、第2処理内容テーブル6dは、外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルの内容と、公開対象画像に係る人物の属性と、外部機器(例えば、サーバ200)に対する公開対象画像の送信処理内容とを対応付けて記憶している。
公開レベルの内容(公開範囲)及び公開対象画像に係る人物の属性は、上記実施形態1の第1処理内容テーブル6cに規定されている内容と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
公開対象画像の送信処理内容としては、例えば、公開対象画像をサーバ200に送信する「送信可」、公開対象画像をサーバ200に送信しない「送信不可」が挙げられる。
具体的には、例えば、図7に示すように、第2処理内容テーブル6dは、公開レベルの内容及び公開対象画像に係る人物の属性に応じて、公開対象画像の送信処理内容が規定されている。つまり、公開対象画像の送信処理内容は、例えば、当該端末本体のユーザに対する人間関係を考慮して規定されている。
なお、図6に例示する第2処理内容テーブル6dは、一例であってこれに限られるものではなく、公開レベルの内容、公開対象画像に係る人物の属性、公開対象画像の送信処理内容等は適宜任意に変更可能である。
なお、図6に例示する第2処理内容テーブル6dは、一例であってこれに限られるものではなく、公開レベルの内容、公開対象画像に係る人物の属性、公開対象画像の送信処理内容等は適宜任意に変更可能である。
即ち、公開レベルの内容が「全てに公開」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(性別問わず)」の場合、送信処理内容として「送信可」が対応付けられている一方で、公開対象画像に係る人物の属性が「女性」、「男性」、「未成年」の場合、送信処理内容として「送信不可」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「直接的な友人」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、送信処理内容として「送信可」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「女性(家族)」、「未成年(家族)」以外の場合、送信処理内容として「送信可」が対応付けられている。また、公開レベルの内容が「友人の友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「女性(家族)」、「未成年(家族)」の場合、送信処理内容として「送信不可」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が「自分(性別問わず)」、「友人(性別、未成年か否か問わず)」の場合、送信処理内容として「送信可」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が
「家族(性別、未成年か否か問わず)」、「友人の家族(性別、未成年か否か問わず)」の場合、送信処理内容として「送信不可」が対応付けられている。
さらに、公開レベルの内容が「サークルの友人」で、公開対象画像に係る人物の属性が
「家族(性別、未成年か否か問わず)」、「友人の家族(性別、未成年か否か問わず)」の場合、送信処理内容として「送信不可」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「両親」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、送信処理内容として「送信可」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「自分のみ」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、送信処理内容として「送信可」が対応付けられている。
また、公開レベルの内容が「特定の人に非表示」の場合、公開対象画像に係る人物の属性に拘わらず、送信処理内容として「送信不可」が対応付けられている。
なお、記憶部6に記憶されている記憶媒体6a及び顔登録テーブル6bは、上記実施形態1の携帯端末100に備わるものと略同様の構成をなし、ここでは詳細な説明は省略する。
第2処理内容決定部7fは、公開対象画像の送信処理の内容を決定する。
即ち、第2処理内容決定部(決定手段)7fは、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベルに基づいて、通信制御部11によるサーバ(外部機器)200に対する公開対象画像の送信処理の内容を決定する。
具体的には、例えば、顔登録テーブル6bの人物関連情報に当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す情報(例えば、本人、家族等)が含まれる場合に、第2処理内容決定部7fは、記憶部6の第2処理内容テーブル6dを参照して、人物関連情報(特に、人間関係を表す情報等)及び公開レベルに応じて公開対象画像の送信処理の内容(例えば、送信可や送信不可等)を決定する。
即ち、第2処理内容決定部(決定手段)7fは、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベルに基づいて、通信制御部11によるサーバ(外部機器)200に対する公開対象画像の送信処理の内容を決定する。
具体的には、例えば、顔登録テーブル6bの人物関連情報に当該端末本体のユーザに対する人間関係を表す情報(例えば、本人、家族等)が含まれる場合に、第2処理内容決定部7fは、記憶部6の第2処理内容テーブル6dを参照して、人物関連情報(特に、人間関係を表す情報等)及び公開レベルに応じて公開対象画像の送信処理の内容(例えば、送信可や送信不可等)を決定する。
なお、公開対象処理部7を構成する画像取得部7a、被写体判断部7b及び公開レベル設定部7cは、上記実施形態1の携帯端末100に備わるものと略同様の構成をなし、ここでは詳細な説明は省略する。
<公開画像送信処理>
次に、携帯端末100Aによる公開画像送信処理について、図8を参照して説明する。
図8は、公開画像送信処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
次に、携帯端末100Aによる公開画像送信処理について、図8を参照して説明する。
図8は、公開画像送信処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、携帯端末100Aの公開対象処理部7は、上記実施形態1の携帯端末100による公開画像送信処理と略同様に、ステップS1〜S6の処理を行って、公開対象画像の公開レベルを設定する。
続けて、第2処理内容決定部7fは、公開対象画像の送信処理の内容を決定する(ステップS17)。具体的には、第2処理内容決定部7fは、第2処理内容テーブル6dを参照して、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベル及び人物関連情報に応じて公開対象画像の送信処理の内容(例えば、「送信可」や「送信不可」等)を決定する。
続けて、第2処理内容決定部7fは、公開対象画像の送信処理の内容を決定する(ステップS17)。具体的には、第2処理内容決定部7fは、第2処理内容テーブル6dを参照して、公開レベル設定部7cにより設定された公開レベル及び人物関連情報に応じて公開対象画像の送信処理の内容(例えば、「送信可」や「送信不可」等)を決定する。
そして、通信制御部11は、第2処理内容決定部7fにより送信処理の内容として「送信可」が決定された公開対象画像の画像データを公開レベルと対応付けて、所定の通信ネットワークNを介してサーバ200に送信する(ステップS18)。
これにより、公開画像送信処理を終了する。
これにより、公開画像送信処理を終了する。
サーバ200にあっては、上記実施形態1の公開画像送信処理と略同様に、携帯端末100Aから送信された公開対象画像の画像データが受信されると、当該公開対象画像を公開レベルに応じた態様でWebページ上に公開する。
以上のように、実施形態2の携帯端末100Aによれば、上記実施形態1の携帯端末100と同様に、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができ、撮像の前などの事前に公開レベルを設定する場合に比べてユーザ所望の公開レベルとの間にずれを生じさせ難くすることができる。さらに、設定された公開レベルを考慮して公開対象画像に対して適正な処理を行うことができる。特に、公開レベルに基づいて、サーバ200に対する公開対象画像の送信処理の内容を決定することで、公開レベルによっては公開対象画像の送信を制限することで当該公開対象画像がそのまま公開されることにより不都合が生じることを抑制することができる。
このように、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができるとともに、公開レベルを考慮して公開対象画像に対して適正な処理を行うことができる。
このように、公開対象画像の内容を考慮して公開レベルを適正に設定することができるとともに、公開レベルを考慮して公開対象画像に対して適正な処理を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態1、2に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態1、2では、特定の被写体の画像として、顔画像を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、自動車や表札を特定の被写体として、当該自動車や表札が含まれる公開対象画像に対して、上記実施形態1、2の公開画像送信処理を行うようにしても良い。
具体的には、例えば、公開対象画像に含まれる自動車のナンバーや所有者等が予め記憶部6の登録テーブル(図示略)に登録されている場合には、当該自動車のナンバーに応じて画像処理の内容(例えば、ナンバープレートのマスク処理やモザイク処理等)や送信処理の内容を決定するようにしても良い。同様に、公開対象画像に含まれる表札の名前や住所等が予め記憶部6の登録テーブル(図示略)に登録されている場合には、当該表札の名前や住所に応じて画像処理の内容(例えば、表札のマスク処理やモザイク処理等)や送信処理の内容を決定するようにしても良い。
例えば、上記実施形態1、2では、特定の被写体の画像として、顔画像を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、自動車や表札を特定の被写体として、当該自動車や表札が含まれる公開対象画像に対して、上記実施形態1、2の公開画像送信処理を行うようにしても良い。
具体的には、例えば、公開対象画像に含まれる自動車のナンバーや所有者等が予め記憶部6の登録テーブル(図示略)に登録されている場合には、当該自動車のナンバーに応じて画像処理の内容(例えば、ナンバープレートのマスク処理やモザイク処理等)や送信処理の内容を決定するようにしても良い。同様に、公開対象画像に含まれる表札の名前や住所等が予め記憶部6の登録テーブル(図示略)に登録されている場合には、当該表札の名前や住所に応じて画像処理の内容(例えば、表札のマスク処理やモザイク処理等)や送信処理の内容を決定するようにしても良い。
さらに、上記実施形態1、2では、画像処理装置として、携帯端末100、100Aを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、公開対象画像に対する処理内容を決定可能なものであれば適宜任意に変更可能である。
加えて、上記実施形態1、2にあっては、取得手段、判断手段、決定手段としての機能を、携帯端末100(100A)の中央制御部1の制御下にて、画像取得部7aと、被写体判断部7bと、第1処理内容決定部7d(第2処理内容決定部7f)が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリに、取得処理ルーチン、判断処理ルーチン、決定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、判断処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された公開対象画像に、記憶手段に記憶されている特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する手段として機能させるようにしても良い。また、決定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている関連情報と、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、公開対象画像に対する処理内容を決定する手段として機能させるようにしても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリに、取得処理ルーチン、判断処理ルーチン、決定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、判断処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された公開対象画像に、記憶手段に記憶されている特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する手段として機能させるようにしても良い。また、決定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている関連情報と、公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、公開対象画像に対する処理内容を決定する手段として機能させるようにしても良い。
同様に、設定手段、処理手段についても、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
<請求項2>
前記公開レベルを予め設定する設定手段を更に備え、
前記決定手段は、前記設定手段により設定された公開レベルに基づいて前記公開対象画像に対する処理内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記設定手段は、前記関連情報に基づいて前記公開レベルを設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記設定手段は、ユーザによる操作部の所定操作に基づいて前記公開レベルを設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記公開対象画像に対して所定の画像処理を施す処理手段を更に備え、
前記決定手段は、
前記公開レベルに基づいて、前記処理手段による前記公開対象画像に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
<請求項6>
特定の被写体の画像は、顔が含まれる顔画像であるとともに、前記関連情報は、前記顔画像の顔を有する人物の性別を表す情報を含み、
前記決定手段は、前記関連情報に前記性別として女性を表す情報が含まれる場合に、前記設定手段により設定された公開レベルに応じて前記公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
<請求項7>
前記関連情報は、当該装置本体のユーザの人間関係を表す情報を含み、
前記決定手段は、前記関連情報に含まれる前記人間関係を表す情報及び前記設定手段により設定された公開レベルに応じて前記公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
<請求項8>
前記所定の通信ネットワークを介して画像を閲覧可能な状態に公開する外部機器と接続され、前記処理手段により前記公開対象画像に対して画像処理が施された画像を前記外部機器に送信する送信手段を更に備えることを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項9>
前記所定の通信ネットワークを介して画像を閲覧可能な状態に公開する外部機器と接続され、当該外部機器に前記公開対象画像を送信する送信手段を更に備え、
前記決定手段が決定する前記公開対象画像に対する処理内容とは、前記送信手段による前記外部機器に対する前記公開対象画像の送信処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項10>
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する処理と、
取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する処理と、
前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
<請求項11>
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置のコンピュータを、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段、
この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段、
この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
<請求項2>
前記公開レベルを予め設定する設定手段を更に備え、
前記決定手段は、前記設定手段により設定された公開レベルに基づいて前記公開対象画像に対する処理内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記設定手段は、前記関連情報に基づいて前記公開レベルを設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記設定手段は、ユーザによる操作部の所定操作に基づいて前記公開レベルを設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記公開対象画像に対して所定の画像処理を施す処理手段を更に備え、
前記決定手段は、
前記公開レベルに基づいて、前記処理手段による前記公開対象画像に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
<請求項6>
特定の被写体の画像は、顔が含まれる顔画像であるとともに、前記関連情報は、前記顔画像の顔を有する人物の性別を表す情報を含み、
前記決定手段は、前記関連情報に前記性別として女性を表す情報が含まれる場合に、前記設定手段により設定された公開レベルに応じて前記公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
<請求項7>
前記関連情報は、当該装置本体のユーザの人間関係を表す情報を含み、
前記決定手段は、前記関連情報に含まれる前記人間関係を表す情報及び前記設定手段により設定された公開レベルに応じて前記公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
<請求項8>
前記所定の通信ネットワークを介して画像を閲覧可能な状態に公開する外部機器と接続され、前記処理手段により前記公開対象画像に対して画像処理が施された画像を前記外部機器に送信する送信手段を更に備えることを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項9>
前記所定の通信ネットワークを介して画像を閲覧可能な状態に公開する外部機器と接続され、当該外部機器に前記公開対象画像を送信する送信手段を更に備え、
前記決定手段が決定する前記公開対象画像に対する処理内容とは、前記送信手段による前記外部機器に対する前記公開対象画像の送信処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項10>
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する処理と、
取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する処理と、
前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
<請求項11>
特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置のコンピュータを、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段、
この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段、
この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100、100A 携帯端末
1 中央制御部
6 記憶部
6b 顔登録テーブル
6c 第1処理内容テーブル
6d 第2処理内容テーブル
7 公開対象処理部
7a 画像取得部
7b 被写体判断部
7c 公開レベル設定部
7d 第1処理内容決定部
7e 画像処理部
7f 第2処理内容決定部
11 通信制御部
200 サーバ
1 中央制御部
6 記憶部
6b 顔登録テーブル
6c 第1処理内容テーブル
6d 第2処理内容テーブル
7 公開対象処理部
7a 画像取得部
7b 被写体判断部
7c 公開レベル設定部
7d 第1処理内容決定部
7e 画像処理部
7f 第2処理内容決定部
11 通信制御部
200 サーバ
Claims (11)
- 特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記公開レベルを予め設定する設定手段を更に備え、
前記決定手段は、前記設定手段により設定された公開レベルに基づいて前記公開対象画像に対する処理内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記関連情報に基づいて前記公開レベルを設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記設定手段は、ユーザによる操作部の所定操作に基づいて前記公開レベルを設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記公開対象画像に対して所定の画像処理を施す処理手段を更に備え、
前記決定手段は、
前記公開レベルに基づいて、前記処理手段による前記公開対象画像に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 特定の被写体の画像は、顔が含まれる顔画像であるとともに、前記関連情報は、前記顔画像の顔を有する人物の性別を表す情報を含み、
前記決定手段は、前記関連情報に前記性別として女性を表す情報が含まれる場合に、前記設定手段により設定された公開レベルに応じて前記公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記関連情報は、当該装置本体のユーザの人間関係を表す情報を含み、
前記決定手段は、前記関連情報に含まれる前記人間関係を表す情報及び前記設定手段により設定された公開レベルに応じて前記公開対象画像内の顔領域に対する画像処理の内容を決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記所定の通信ネットワークを介して画像を閲覧可能な状態に公開する外部機器と接続され、前記処理手段により前記公開対象画像に対して画像処理が施された画像を前記外部機器に送信する送信手段を更に備えることを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 前記所定の通信ネットワークを介して画像を閲覧可能な状態に公開する外部機器と接続され、当該外部機器に前記公開対象画像を送信する送信手段を更に備え、
前記決定手段が決定する前記公開対象画像に対する処理内容とは、前記送信手段による前記外部機器に対する前記公開対象画像の送信処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する処理と、
取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する処理と、
前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 特定の被写体の画像と前記特定の被写体に関連する関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段を備える画像処理装置のコンピュータを、
所定の通信ネットワークを介して閲覧可能な状態に公開され得る公開対象画像を取得する取得手段、
この取得手段により取得された前記公開対象画像に、前記記憶手段に記憶されている前記特定の被写体の画像が含まれているか否かを判断する判断手段、
この判断手段により前記特定の被写体の画像が含まれていると判断されると、前記記憶手段に当該特定の被写体の画像と対応付けて記憶されている前記関連情報と、前記公開対象画像の外部への公開を許容する範囲を示す公開レベルと、に基づいて、前記公開対象画像に対する処理内容を決定する決定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013188969A JP2015056772A (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013188969A JP2015056772A (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015056772A true JP2015056772A (ja) | 2015-03-23 |
Family
ID=52820850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013188969A Pending JP2015056772A (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015056772A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016181670A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JPWO2019003396A1 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-05-07 | 株式会社オプティム | 画像提供システム、方法及びプログラム |
-
2013
- 2013-09-12 JP JP2013188969A patent/JP2015056772A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016181670A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JPWO2016181670A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2018-03-01 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JPWO2019003396A1 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-05-07 | 株式会社オプティム | 画像提供システム、方法及びプログラム |
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