JP2015055035A - 溝ブロックへのグレーチングの固定方法及びグレーチング - Google Patents

溝ブロックへのグレーチングの固定方法及びグレーチング Download PDF

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Abstract

【課題】排水溝に用いるコンクリート製溝ブロックへのグレーチングの固定を、コンクリート製溝ブロックの耐久性を低下させることなく行うことができる方法を提供する。
【解決手段】嵩上げ体30をその各嵩上げ材31が溝ブロック1a蓋掛り5のそれぞれの上に載るようにして溝ブロック1aの開口部4に取り付け、各側壁内面係止片40Aの上部を各嵩上げ材31の各端側における内側側面にボルト50とナットを用いる第1締結手段によりそれぞれ締付け固定し、各側壁内面係止片40Aの下部を溝ブロック1aの内フランジの下面7にそれぞれ係止させることにより、嵩上げ体30の持ち上がりを規制し、その後、グレーチング本体20を嵩上げ体30の上に載せて溝ブロック1aの開口部4に取り付け、グレーチング本体20を各嵩上げ材31の各端側における上側側面にボルト60とナットを用いる第2締結手段によりそれぞれ締付け固定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、側溝や道路の横断溝などの排水溝に用いられるコンクリート製溝ブロックの開口部に取り付けられるグレーチングを固定する方法及び該方法で用いるグレーチングに関するものである。
排水溝に用いられるコンクリート製溝ブロックには、例えば特許文献1、2及び6に開示されているU字溝ブロックと呼ばれているものと、例えば特許文献3ないし5及び6に開示されている勾配可変ブロックと呼ばれているものがある。U字溝ブロックは、側壁と底壁が一体で、上面はブロックの全長にわたって開放されている。一方勾配可変ブロックは、側壁と天壁が一体で、天壁の中央部分に矩形の開口部が設けれている。これらのブロックは長手方向に連接して設置することにより水路を形成する。勾配可変ブロックで構築される水路は、底面が現場打ちコンクリートで形成され、水路底面の勾配を天壁すなわち地表面の勾配と異なる勾配にすることができる。そのため排水溝を勾配可変ブロックで構築すれば、路面と排水溝の上面との間に段差ができない。
また、排水溝に用いられるコンクリート製溝ブロックの開口部には、溝蓋が取り付けられる。この溝蓋には、コンクリート蓋と鋼材を格子状に組んだグレーチングがある。これら溝蓋を支えるために、溝ブロックの開口部の側辺には段差(蓋掛り)が設けられている。
特許文献1ないし5に開示されている溝ブロックは、側壁の内面が垂直面(主に勾配可変ブロックの場合)ないし水路の上部が広くなる方向に傾斜した傾斜平面(U字溝ブロックの場合のみ)であり、この側壁内面の上辺を断面L形に切り欠いた形状とすることにより、蓋掛りを形成している。そして内側を切り欠いたことに対応させて、外側に突出する外フランジを設けて強度上必要な側壁上端の幅を確保している。一方特許文献6の図9、図10に開示されている溝ブロックは、側壁の外面は上辺から下辺にわたる全面が凹凸のない一面の垂直面に形成され、蓋掛りは側壁内面上部から内側に突出して形成した内フランジの上面に形成され、内フランジの下面は水路幅が下方に向かって広がる方向の傾斜平面に形成されている。特許文献6の図9、図10に開示されている溝ブロックは、特許文献1ないし5に開示されている溝ブロックに比べて、外フランジを有しない分だけ溝ブロックの全幅を狭くすることができ、溝ブロックの上端幅が狭くなることに伴い、溝ブロック及び溝蓋の幅及び厚さも小さくすることができる。
グレーチングは、排水溝に用いられるコンクリート製溝ブロックの開口部の側辺に設けられる蓋掛りに載置して取り付けられている場合、その上を車両が走行するときに跳ね上がることがある。
グレーチングの跳ね上がりを防止するために、グレーチングを固定することも行われている。グレーチングの固定について、特許文献5には、溝ブロックの蓋掛りのそれぞれの上に載る嵩上げ材及び各嵩上げ材をその両端で連結する連結材とから構成される平面形状が矩形の受枠を設け、溝ブロックの蓋掛りに取り付けた受枠の上にグレーチング本体を載置した後、受枠とグレーチング本体とをボルトで連結し、受枠の溝ブロックへの固定は、受枠にボルトにて連結され、受枠より突出する延設片を、溝ブロックの天壁或いは隣接するコンクリート蓋の下面に係止する方法が開示されている。
しかし、グレーチングを溝ブロックの天壁の下面に係止させると、グレーチングが跳ね上がろうとするたびに、側壁と天壁の内面角部に応力集中させて、溝ブロックの耐久性を低下させることがある。一方グレーチングを隣接するコンクリート蓋の下面に係止させるだけでは、グレーチングが跳ね上がろうとするたびに、グレーチング及び隣接するコンクリート蓋が蓋掛りの上で持ち上がり、騒音を発することがある。そしてこのような問題は特に特許文献6の図9、図10に開示されている溝ブロックで構築された排水溝において顕著に現れるおそれがある。
なお、排水溝に用いられるコンクリート製溝ブロックの蓋掛りは、特許文献1ないし5に開示されているように水平面で形成される場合と、特許文献6の図9、図10に開示されているように内側に向かって下がる方向に傾斜した傾斜面(平面或いは曲面)で形成される場合がある。
特開2011−99237号公報 実用新案登録第3170759号公報 特開2009−228295号公報 特開2013−83043号公報 特開2007−177571号公報 特開2011−174353号公報
本発明は、排水溝に用いるコンクリート製溝ブロックであって、天壁又は底壁で一体に連結された両側壁及び各側壁の上辺内側に設けられた蓋掛りを有し、上辺から下辺に至る全面を凹凸のない垂直面に形成した側壁外面と、前記蓋掛りを設けるために側壁内面を内側に突出させて形成した内フランジとを備え、前記内フランジの上面に前記蓋掛りが形成され、前記内フランジの下面は水路幅が下方に向かって広がる方向の傾斜面であるコンクリート製溝ブロックへのグレーチングの固定を、コンクリート製溝ブロックの耐久性を低下させることなく行うことができる方法及び該方法で用いるグレーチングを提供することを目的としている。
前記課題の解決手段としての請求項1に係る発明は、天壁又は底壁で一体に連結された両側壁及び各側壁の上辺内側に設けられた蓋掛りを有し、上辺から下辺に至る全面を凹凸のない垂直面に形成した側壁外面と、前記蓋掛りを設けるために側壁内面を内側に突出させて形成した内フランジとを備え、前記内フランジの上面に前記蓋掛りが形成され、前記内フランジの下面は水路幅が下方に向かって広がる方向の傾斜面であるコンクリート製溝ブロックの開口部に取り付けられるグレーチングの固定方法であって、該グレーチングは、グレーチング本体と、前記蓋掛りのそれぞれの上に載る各嵩上げ材が連結材で一体に連結された嵩上げ体と、4枚の側壁内面係止片とから構成され、前記嵩上げ体をその前記各嵩上げ材が前記蓋掛りのそれぞれの上に載るようにして前記開口部に取り付け、前記各側壁内面係止片の上部を前記各嵩上げ材の各端側における内側側面にボルトとナットを用いる第1締結手段によりそれぞれ締付け固定し、前記各側壁内面係止片の下部を前記内フランジの下面にそれぞれ係止させることにより、前記嵩上げ体の持ち上がりを規制し、その後、前記グレーチング本体を前記嵩上げ体の上に載せて前記開口部に取り付け、前記グレーチング本体を前記各嵩上げ材の各端側における上側側面にボルトとナットを用いる第2締結手段によりそれぞれ締付け固定することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明で用いるグレーチングであって、グレーチング本体と、前記蓋掛りのそれぞれの上に載る各嵩上げ材が連結材で一体に連結された嵩上げ体と、4枚の側壁内面係止片とから構成され、前記嵩上げ体は、その前記各嵩上げ材が前記蓋掛りのそれぞれの上に載るようにして前記開口部に取り付けられ、前記各側壁内面係止片は、その側壁内面係止片の上部が前記各嵩上げ材の各端側における内側側面にボルトとナットを用いる第1締結手段によりそれぞれ締付け固定され、その側壁内面係止片の下部が前記内フランジの下面にそれぞれ係止され、この係止によって前記嵩上げ体の持ち上がりを規制し、前記グレーチング本体は、前記各嵩上げ材の上に載せられて前記開口部に取り付けられると共に、そのグレーチング本体が前記各嵩上げ材の各端側における上側側面にボルトとナットを用いる第2締結手段によりそれぞれ締付け固定されることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明のグレーチングにおいて、前記嵩上げ体は、前記各嵩上げ材と、前記各嵩上げ材を、それらの両端から所定距離内側に入った内側側面おける二位置でそれぞれ一体に連結する連結材とで構成し、前記各嵩上げ材の各端側における内側側面に前記各側壁内面係止片の取付け面をそれぞれ設けることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明のグレーチングにおいて、前記側壁内面係止片は、断面ヘ字形に屈曲した金属板からなり、前記嵩上げ材の各端側における内側側面の内側から下方に突出される垂直板部と、該垂直板部から下方に向かって外側に傾斜して延出される傾斜板部とを形成し、その傾斜板部の外面側に前記内フランジの下面に内側から押し当てて係止する係止部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項2又は3に係る発明のグレーチングにおいて、前記側壁内面係止片は、金属平板からなり、前記嵩上げ材の各端側における内側側面の内側から下方に突出されて、下部が前記内フランジの下面外側に延出され、前記下部には前記内フランジの下面に内側から押し当てて係止する係止部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に係る発明のグレーチングにおいて、前記係止部は、前記内フランジの下面に線接触する曲面からなる接触面を有していることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項2ないし6のいずれかに係る発明のグレーチングにおいて、前記各側壁内面係止片の上部外面にはスペーサが設けられ、そのスペーサを挟んで、前記各側壁内面係止片の上部が前記各嵩上げ材の各端側における内側側面に締付け固定されることを特徴とするものである。
請求項1、2に係る発明によれば、グレーチングの例えば四隅部が4枚の側壁内面係止片によって溝ブロックの内フランジの下面に係止され、この係止によってグレーチングの跳ね上がりが防止されるようになる。そしてグレーチングが跳ね上がろうとしたときには、溝ブロックの両側壁全体でグレーチングを持ち上げる荷重を受け持つので、溝ブロックに局部的に応力集中させて、溝ブロックの耐久性を低下させるのを回避することができる。またグレーチングを隣接するコンクリート蓋の下面に係止させないので、グレーチングが跳ね上がろうとするたびに、グレーチング及び隣接するコンクリート蓋が蓋掛りの上で持ち上がり、騒音を発することも防止できると共に、複数のグレーチングが隙間無く連続して設置される排水溝においてもグレーチングの跳ね上がりを防止することができる。さらにグレーチングはその例えば四隅部が4枚の側壁内面係止片によって溝ブロックの内フランジの下面に係止されるので、溝ブロックの開口部にグレーチングを安定して取り付け固定することができると共に、その固定強度も向上することができる。
請求項3に係る発明のグレーチングによれば、嵩上げ体を溝ブロックの開口部に取り付ける際、連結材が嵩上げ体の取手の役目を果し、嵩上げ体の取付け作業を容易に行うことができる。
請求項4又は5に係る発明のグレーチングによれば、グレーチングの例えば四隅部を溝ブロックの内フランジの下面に係止する側壁内面係止片を安価に得ることができる。
請求項6に係る発明のグレーチングによれば、溝ブロックの内フランジの下面に側壁内面係止片の係止部を強く押し当てても、コンクリートの傷つきが少なくなり、コンクリートの劣化を抑制することができる。
請求項7に係る発明のグレーチングによれば、そのグレーチングや溝ブロックの製品寸法のばらつきを、スペーサによって各側壁内面係止片の上部外面と各嵩上げ材の各端側における内側側面との間に作られる隙間で吸収し、各側壁内面係止片を内フランジの内側端面に突き当てることなく、各側壁内面係止片を取り付けることができ、グレーチングの跳ね上がり防止機能を発揮させることができる。
勾配可変ブロックの斜視図である。 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図1のB−B線断面図である。 U字溝ブロックの斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 溝ブロックへのグレーチングの取り付けを説明する分解斜視図である。 溝ブロックの開口部に取り付けたグレーチングの平面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 溝ブロックの開口部に取り付けた嵩上げ体の平面図である。 (A)は溝ブロックの蓋掛けに嵩上げ体を載せた状態を示す図9のA−A線部分での断面図、(B)は図9のA−A線断面図である。 実施例2を示す図7相当図である。 実施例3を示す図7相当図である。 実施例4を示す図7相当図である。 参考例を示す図7相当図である。
以下、本発明の実施例に係るグレーチングを図面に基づいて説明する。
図1ないし図4に、排水溝に用いられるコンクリート製の溝ブロックを示す。図1は勾配可変ブロックの斜視図、図2(A)は図1のA−A線断面図、図2(B)は図1のB−B線断面図である。また図3はU字溝ブロックの斜視図、図4は図3のA−A線断面図である。
勾配可変ブロック1aは、2枚の側壁2,2とその上辺を繋ぐ天壁3aとを備えており、天壁3aの中央部分には矩形の開口部4が設けれている。開口部4の両側辺には蓋掛り5が形成されている。2枚の側壁2,2と天壁3aは一体に成形され、蓋掛り5は開口部4を設けた部分の側壁内面上部に設けた内フランジ6の上面に形成されている。側壁の外面8は上辺から下辺にわたる全面が凹凸のない一面の垂直面に形成されている。
U字溝ブロック1bは、外面8が上辺から下辺に至る全面が凹凸のない一平面の垂直面である2枚の側壁2,2とその下辺を繋ぐ底壁3bが一体に形成されており、側壁上方の両内側に蓋掛り5のある内フランジ6が形成されている。
両者(勾配可変ブロックとU字溝ブロック)の蓋掛り5は水路内側に向かって下がる方向の傾斜平面に形成されている。またそれと同方向に傾斜する曲面或いは傾斜していない水平面であってもよい。内フランジ6は内側に突出して、その部分の側壁肉厚は厚くなっており、内フランジの下面7は水路幅が下方に向かって広がる方向の傾斜平面に形成されている。
両者は外フランジを有しない分だけ溝ブロックの幅Wを狭くすることができ、溝ブロックの上端幅が狭くなることに伴い、溝ブロックの幅W及び厚さ、具体的には側壁厚さT1、天壁厚さT2(勾配可変ブロックの場合)、底壁厚さT3(U字溝ブロックの場合)も小さくすることができるものである。図1、図3の符号Pは溝幅(水路幅)である。
図5は溝ブロックへのグレーチングの取り付けを説明する分解斜視図である。また図6ないし図8に、溝ブロックの開口部に取り付けたグレーチングを示す。図6はその平面図、図7は図6のA−A線断面図、図8は図6のB−B線断面図である。溝ブロックとして勾配可変ブロック1aを図示している。
図5ないし図8に示すように、グレーチング10Aは、主としてグレーチング本体20と、嵩上げ体30と、4枚の側壁内面係止片40Aとから構成されている。
グレーチング本体20は、メインバー21と、クロスバー22と、エンドプレート23とが格子状に組まれて構成されている。そしてグレーチング本体20の四隅部には、取付け座24が設けられており、この取付け座24には図示しないボルト通し孔が設けられている。
図9、図10(B)に、溝ブロックの開口部に取り付けた嵩上げ体を示す。図9は平面図、図10(B)は図9のA−A線断面図である。図10(A)は溝ブロックの蓋掛けに嵩上げ体を載せた状態を示す図9のA−A線部分での断面図である。
嵩上げ体30は、勾配可変ブロック1aの蓋掛り5のそれぞれの上に載る角パイプからなる嵩上げ材31と、それら嵩上げ材31を一体に連結する連結材32とから構成されている。嵩上げ材31は2本のアングル材を溶接にて角パイプ状に一体化したものからなる。嵩上げ材の下面33は水路内側に向かって下がる方向に傾斜した平面の蓋掛り5に対応してそれに沿う傾斜平面に形成されている。この傾斜平面は蓋掛り5が曲面の場合にも対応する。蓋掛り5が水平面の場合は嵩上げ材の下面33も水平面に形成される。嵩上げ材31と連結材32は溶接にて固着されている。連結材32はアングル材からなり、外面角部を上方に向けた状態で使用されている。連結材32は嵩上げ材31の両端から所定距離だけ内側に入り込んだ二位置において嵩上げ材31を連結しており、これにより嵩上げ体30は各連結材32より外側にある各嵩上げ材31の各端側における内側側面によって側壁内面係止片40Aの4枚分4面の取付け面34を形成している。そして各取付け面34にはボルト通し孔35が2個ずつ横に並べられて設けられており、それらボルト通し孔35の内奥側には側壁内面係止片固定用のナット36が溶接にて固着されている。また各嵩上げ材31の各端側における上側側面にもボルト通し孔37が1個ずつ設けられており、それらの内奥側にはグレーチング本体固定用のナット38が溶接にて固着されている。なお、嵩上げ材31には一体成形の角パイプ材を用いることができ、連結材32にはアングル材の他、例えば一体成形の角或いは丸パイプ材や断面コ字形の鋼材などを用いることができる。
側壁内面係止片40Aは、勾配可変ブロック1aの開口部4に取り付けた嵩上げ体30の各取付け面34に1枚ずつ取り付け、勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7にそれぞれ係止することにより、嵩上げ体30と勾配可変ブロック1aを固定して、嵩上げ体30の持ち上がりを規制し、最終的に勾配可変ブロック1aの開口部4に取り付けたグレーチング10Aの四隅部を勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7に係止することにより、グレーチング10Aと勾配可変ブロック1aを固定して、グレーチング10Aの跳ね上がりを防止するものである。この側壁内面係止片40Aは、安価に得られる縦長な矩形の金属平板を断面へ字形に屈曲した金属板からなり、その凹側表面を勾配可変ブロック1aの側壁内面に向けた状態で使用される。側壁内面係止片40Aには、取付け面34の内側から下方に突出される垂直板部41と、その垂直板部41から下方に向かって外側に傾斜して延出される傾斜板部42とが形成されている。そして垂直板部41の上部には取付け面34に設けられたボルト通し孔35に対応する2個のボルト通し孔43が横に並べられて設けられている。このボルト通し孔43よりさらに上の垂直板部41の上端部外面には、取付け面34と垂直板部41との間に隙間を設けるためのスペーサ44が側壁内面係止片40Aの全幅にわたって設けられている。このスペーサ44は金属製で断面四角形の角棒からなり、垂直板部41には溶接にて固着されている。一方傾斜板部42の先端部外面には、勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7に内側から押し当てて係止するための係止部45が側壁内面係止片40Aの全幅にわたって設けられている。この係止部45は金属製で断面円形の丸棒からなり、傾斜板部42には溶接にて固着されている。また係止部45は勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7に線接触する曲面からなる接触面46を有している。丸棒からなる係止部45はその円筒表面が接触面46になっている。
そしてグレーチング10Aは、嵩上げ体30と側壁内面係止片40Aを連結固定するための4枚分8本の側壁内面係止片固定用のボルト50と、嵩上げ体30とグレーチング本体20を連結固定するための四隅分4本のグレーチング本体固定用のボルト60を備えており、勾配可変ブロック1aの開口部4にて構成部品(グレーチング本体20、嵩上げ体30、4枚の側壁内面係止片40A)を組み立て、勾配可変ブロック1aの開口部4に取り付けることにより、グレーチング10Aと勾配可変ブロック1aが固定され、グレーチング10Aの跳ね上がりが防止されるものである。
グレーチング10Aの組立て取付け作業は、先ず、図10(A)に示すように、嵩上げ体30を、その各嵩上げ材31が勾配可変ブロック1aの蓋掛り5のそれぞれの上に載るようにして、勾配可変ブロック1aの開口部4に取り付ける。次に、1枚の側壁内面係止片40Aに設けられたボルト通し孔43を、例えば図5における嵩上げ体30の左前側の取付け面34に設けられたボルト通し孔35に対向させ、ボルト50の雄ねじ軸をそれらボルト通し孔に43、35の順に通してナット36に螺着させ、その1枚の側壁内面係止片40Aの上部を嵩上げ体30の左前側の取付け面34に締付け固定し、それと同様に残り3枚の側壁内面係止片40Aについても、嵩上げ体30の残り3面の取付け面34に1枚ずつ上部を締付け固定し、図9及び図10(B)に示すように、4枚全ての側壁内面係止片40Aの下部を勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7にそれぞれ係止させることにより、嵩上げ体30と勾配可変ブロック1aを固定して、嵩上げ体30の持ち上がりを規制する。次に、図6ないし図8に示すように、グレーチング本体20を、その各メインバー21の端部が嵩上げ体30の各嵩上げ材31の上に載るようにして、嵩上げ体30の上に載せて勾配可変ブロック1aの開口部4に取り付け、最後に、ボルト60の雄ねじ軸をグレーチング本体20の四隅部の取付け座24に設けられたボルト通し孔、その直下で対向している各嵩上げ材31の各端側における上側側面に設けられたボルト通し孔37の順に通してナット38に螺着させ、グレーチング本体20の四隅部を各嵩上げ材31の各端側における上側側面に締付け固定する。
こうして勾配可変ブロック1aの開口部4にてグレーチング10Aが組み立てられ、勾配可変ブロック1aの開口部4にグレーチング10Aが取り付けられ、その四隅部が勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7に係止され、グレーチング10Aと勾配可変ブロック1aが固定され、グレーチング10Aの跳ね上がりが防止される。
図11は実施例2を示す図7相当図である。実施例2のグレーチング10Bが実施例1のグレーチング10Aと異なるところは側壁内面係止片の構造のみである。実施例2の側壁内面係止片40Bは、安価に得られる縦長な矩形の金属平板そのものからなり、取付け面34の内側から下方に突出されて、下部が内フランジの下面7の外側に延出され、下端部外面には接触面46を有する係止部45が設けられている。一方側壁内面係止片40Bの上端部外面に設けられるスペーサ44aは、金属製で断面円形の丸棒からなり、その円筒表面によって取付け面34には線接触する曲面からなる接触面47を有している。このスペーサ44aは、角棒からなり取付け面34には面接触するスペーサ44に比べて、ボルト50の締付け荷重が側壁内面係止片40Bを介して係止部45に伝わりやすい。
図12は実施例3を示す図7相当図である。実施例3のグレーチング10Cが実施例1のグレーチング10Aと異なるところも側壁内面係止片の構造である。実施例3の側壁内面係止片40Cは、接触面46を有する係止部45aが傾斜板部42の先端部を外面が凸、内面が凹になるようにして円弧状に曲げた曲げ形状からなり、その曲げ部の外表面が接触面になっている。側壁内面係止片40Cは、それを構成する金属板の曲げ形状のみで接触面46を有する係止部45aを一体に形成している。
図13は実施例4を示す図7相当図である。実施例4のグレーチング10Dが実施例1のグレーチング10Aと異なるところも側壁内面係止片の構造である。実施例4の側壁内面係止片40Dは、接触面46を有する係止部45bが傾斜板部42の先端部を外側に向けて張り出すようにカール曲げしたカール曲げ形状からなり、その曲げ部の外表面が接触面になっている。側壁内面係止片40Dも、それを構成する金属板の曲げ形状のみで接触面46を有する係止部45bを一体に形成している。
[参考例] 図14は参考例を示す図7相当図である。参考例のグレーチング10Eが実施例1のグレーチング10Aと異なるところも側壁内面係止片の構造である。参考例の側壁内面係止片40Eにはスペーサ44及び係止部45が設けられていない。そのため側壁内面係止片40Eは垂直板部41の上部外面が取付け面34に接合した状態で締付け固定され、傾斜板部42の先端部外面が勾配可変ブロック1aの内フランジの下面7に面接触で接合した状態で係止されるシンプルな構造になっている。
実施例1ないし4及び参考例における嵩上げ体30に代えて、嵩上げ材をその両端部で連結材により一体に連結した平面視矩形状の嵩上げ体を備え、その嵩上げ体の各連結材より内側の各嵩上げ材の各端側における内側側面によって側壁内面係止片40Aの4枚分4面の取付け面を形成してもよい。
1a 勾配可変ブロック(溝ブロック) 1b U字溝ブロック(溝ブロック) 2 側壁 3a 天壁 3b 底壁 4 開口部
5 蓋掛り 6 内フランジ 7 内フランジの下面 8 側壁の外面 10A グレーチング 20 グレーチング本体 30 嵩上げ体 31 嵩上げ材
32 連結材 34 取付け面 36,38 ナット 40A 側壁内面係止片 41 垂直板部 42 傾斜板部 44 スペーサ 45 係止部 46 接触面
50,60 ボルト

Claims (7)

  1. 天壁又は底壁で一体に連結された両側壁及び各側壁の上辺内側に設けられた蓋掛りを有し、上辺から下辺に至る全面を凹凸のない垂直面に形成した側壁外面と、前記蓋掛りを設けるために側壁内面を内側に突出させて形成した内フランジとを備え、前記内フランジの上面に前記蓋掛りが形成され、前記内フランジの下面は水路幅が下方に向かって広がる方向の傾斜面であるコンクリート製溝ブロックの開口部に取り付けられるグレーチングの固定方法であって、該グレーチングは、グレーチング本体と、前記蓋掛りのそれぞれの上に載る各嵩上げ材が連結材で一体に連結された嵩上げ体と、4枚の側壁内面係止片とから構成され、前記嵩上げ体をその前記各嵩上げ材が前記蓋掛りのそれぞれの上に載るようにして前記開口部に取り付け、前記各側壁内面係止片の上部を前記各嵩上げ材の各端側における内側側面にボルトとナットを用いる第1締結手段によりそれぞれ締付け固定し、前記各側壁内面係止片の下部を前記内フランジの下面にそれぞれ係止させることにより、前記嵩上げ体の持ち上がりを規制し、その後、前記グレーチング本体を前記嵩上げ体の上に載せて前記開口部に取り付け、前記グレーチング本体を前記各嵩上げ材の各端側における上側側面にボルトとナットを用いる第2締結手段によりそれぞれ締付け固定することを特徴とする前記溝ブロックへのグレーチングの固定方法。
  2. 請求項1に記載のグレーチングの固定方法に用いるグレーチングであって、グレーチング本体と、前記蓋掛りのそれぞれの上に載る各嵩上げ材が連結材で一体に連結された嵩上げ体と、4枚の側壁内面係止片とから構成され、前記嵩上げ体は、その前記各嵩上げ材が前記蓋掛りのそれぞれの上に載るようにして前記開口部に取り付けられ、前記各側壁内面係止片は、その側壁内面係止片の上部が前記各嵩上げ材の各端側における内側側面にボルトとナットを用いる第1締結手段によりそれぞれ締付け固定され、その側壁内面係止片の下部が前記内フランジの下面にそれぞれ係止され、この係止によって前記嵩上げ体の持ち上がりを規制し、前記グレーチング本体は、前記各嵩上げ材の上に載せられて前記開口部に取り付けられると共に、そのグレーチング本体が前記各嵩上げ材の各端側における上側側面にボルトとナットを用いる第2締結手段によりそれぞれ締付け固定されることを特徴とするグレーチング。
  3. 前記嵩上げ体は、前記各嵩上げ材と、前記各嵩上げ材を、それらの両端から所定距離長手方向内側に入った内側側面おける二位置でそれぞれ一体に連結する連結材とで構成し、前記各嵩上げ材の各端側における内側側面に前記各側壁内面係止片の取付け面をそれぞれ設けることを特徴とする請求項2に記載のグレーチング。
  4. 前記側壁内面係止片は、断面ヘ字形に屈曲した金属板からなり、前記嵩上げ材の各端側における内側側面の内側から下方に突出される垂直板部と、該垂直板部から下方に向かって外側に傾斜して延出される傾斜板部とを形成し、その傾斜板部の外面側に前記内フランジの下面に内側から押し当てて係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のグレーチング。
  5. 前記側壁内面係止片は、金属平板からなり、前記嵩上げ材の各端側における内側側面の内側から下方に突出されて、下部が前記内フランジの下面外側に延出され、前記下部には前記内フランジの下面に内側から押し当てて係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のグレーチング。
  6. 前記係止部は、前記内フランジの下面に線接触する曲面からなる接触面を有していることを特徴とする請求項4又は5に記載のグレーチング。
  7. 前記各側壁内面係止片の上部外面にはスペーサが設けられ、そのスペーサを挟んで、前記各側壁内面係止片の上部が前記各嵩上げ材の各端側における内側側面に締付け固定されることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のグレーチング。
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