JP2015054551A - 津波対策ベッド - Google Patents

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剛 野村
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Masamitsu Tatsukuchi
雅光 辰口
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Abstract

【課題】移動が困難な要介護者等も含めて、津波から避難者をより安全に保護できる津波対策ベッドを提供する。
【解決手段】開閉可能に連結された複数の分割体からなる外殻2と、この外殻2の内側に配置されるベッド4とを備え、前記外殻2を開いている際には前記ベッド4が平置きされるとともに、このベッド4の上方が開放された状態であり、前記外殻2を閉じた際には前記ベッド4の少なくとも一部が平置きされた状態のまま、この外殻2の内側が水密に密閉されて浮体になる構成にしたことを特徴とする津波対策ベッド1。
【選択図】図1

Description

本発明は、津波等から避難者を保護する津波対策ベッドに関するものである。
津波対策として、様々な津波避難シェルターが提案されている(例えば特許文献1参照)。このシェルターにより、高台等への移動が困難な地域であっても、津波から避難者を保護できる。
しかし、この種の従来提案されているシェルターには問題点がある。この種のシェルターを設置していても、津波発生時には、シェルターまで急いで移動して避難しなければならない。しかしながら、避難時間は十分にある訳ではなく、移動の困難な要介護者や高齢者等は、津波が到来するまでにシェルターまで移動することができない。さらには、シェルターの設置場所の確保が困難であるため、シェルターの普及が進んでいない。それ故、シェルターまでの避難時間が長くなるという悪循環が生じ、津波から避難者をより安全に保護するには抜本的な対策が必要とされている。
特開2013−86789号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、移動が困難な要介護者等も含めて、津波から避難者をより安全に保護できる津波対策ベッドを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る津波対策ベッドは、開閉可能に連結された複数の分割体からなる外殻と、この外殻の内側に配置されるベッドとを備え、前記外殻を開いている際には前記ベッドが平置きされるとともに、このベッドの上方が開放された状態であり、前記外殻を閉じた際には前記ベッドの少なくとも一部が平置きされた状態のまま、この外殻の内側が水密に密閉されて浮体になる構成にしたことを特徴とする。
本発明によれば、平常時には外殻を開いた状態にしてベッドとして使用し、津波発生時には外殻を閉じて津波対策ベッドとして使用できる。平常時はベッドとして利用するので、所望の身近な場所に設置でき、これにより、移動が困難な要介護者等であっても津波対策ベッドへの避難時間を極限的に短縮することが可能となり、一段と安全性が向上する。また、平常時にはベッドの上方が開放された状態になるので、ベッドの使用者は圧迫感を受けずに寝ることができる。
津波発生時に外殻を閉じる際には、開閉可能に連結された分割体を閉鎖すればよいので、迅速に外殻を閉じることができ、安全性の向上には益々有利である。しかも、外殻を閉じた際にはベッドの少なくとも一部が平置きされた状態のままになるので、避難者をベッドに安定して乗せたまま外殻を閉じることができる。外殻を閉じて内側が水密に密閉されると、津波が到来しても津波対策ベッドが浮体として浮き続けるので、避難者を、救助されるまでの間この津波対策ベッドの中で安全に保護することができる。
本発明の津波対策ベッドは、例えば前記外殻が箱状体であり、この箱状体の一方側面部分を構成する板状部が前記分割体の1つであり、この板状部の下端部が前記外殻を構成する残りの分割体に回転可能に連結されていて、この板状部を前記箱状体外側に水平に展開させて前記外殻を開いている際には、この板状部の上面となる面に前記ベッドの少なくとも一部が平置きされていて、この板状部をその下端部を中心に回転させて前記残りの分割体に組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドの一部が平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される構成とすることもできる。
この構成によれば、外殻を開いている際には、箱状体外側に水平に展開された板状部の上面にベッドの少なくとも一部が平置きされているので、ベッドを平置きするスペースを確保しやすくなる。また、ベッドの上方をより広く開放された状態にすることができるので、ベッドの使用者が寝る際の圧迫感を低減するには一段と有利である。
本発明の津波対策ベッドは、例えば前記外殻が両端面を有する筒状体であり、この筒状体の周面の一部の少なくとも上側部分を構成する周面板部が前記分割体の少なくとも1つであり、この周面板部が前記外殻を構成する残りの分割体に対して筒軸方向にスライド可能に連結されていて、この周面板部を筒軸方向にスライドさせて前記外殻を開いている際には、この外殻の内側に前記ベッドが平置きされていて、この周面板部を閉鎖位置にスライドさせて前記残りの分割体に組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドがその平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される構成とすることもできる。
この構成によれば、周面板部を筒軸方向にスライドさせることで、外殻を閉じることができるので、より迅速に外殻を閉じることができ、安全性が一段と向上する。また、平置きされたベッドをそのままの状態に維持しつつ外殻の開閉ができるので、避難者をより安全に安定した状態で保護することができる。
本発明の津波対策ベッドは、例えば前記複数の分割体が、互いの対向する一辺どうしが回転可能に連結された左右一対の分割体であり、この左右一対の分割体をそれぞれ左右に展開させて前記外殻を開いている際には、前記ベッドがこの左右一対の分割体を跨いで平置きされていて、この左右一対の分割体を前記互いの対向する一辺どうしを中心に回転させ互いを組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドの少なくとも一部が平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される構成とすることもできる。
この構成によれば、外殻を開いている際には、左右に展開している左右一対の分割体を跨いでベッドが平置きされているので、ベッドを平置きするスペースを広く確保し易くなる。また、ベッドの上方をより広く開放された状態にすることができるので、ベッドの使用者が寝る際の圧迫感を低減するには一段と有利である。
本発明の津波対策ベッドは、例えば前記外殻が箱状体であり、この箱状体の上面を含む蓋部が前記分割体の1つであり、この蓋部の一端部が前記外殻を構成する残りの分割体に回転可能に連結されていて、この蓋部を前記箱状体外側に展開させて前記外殻を開いている際には、前記残りの分割体の内側に前記ベッドが平置きされていて、この蓋部をその一端部を中心に回転させて前記残りの分割体に組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドがその平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される構成とすることもできる。
この構成によれば、蓋部をその一端部を中心に回転させることで外殻を閉じることができるので、より迅速に外殻を閉じることができ、安全性が一段と向上する。また、平置きされたベッドをそのままの状態に維持しつつ外殻の開閉ができるので、避難者をより安全
に安定した状態で保護することができる。
外殻を開いた状態の本発明の津波対策ベッドを例示する斜視図である。 図1の外殻を閉じている途中の津波対策ベッドを例示する斜視図である。 図1の外殻を閉じた状態の津波対策ベッドを例示する斜視図である。 ベッドの変形例を示し、図4(a)は外殻を開いた状態、図4(b)は外殻を閉じた状態の津波対策ベッドの正面図である。 津波対策ベッドの別の実施形態を例示する側面図である。 図5の津波対策ベッドの正面図である。 図5の外殻を閉じた状態の津波対策ベッドを例示する側面図である。 外殻の変形例を示す津波対策ベッドの斜視図である。 津波対策ベッドの別の実施形態を例示する斜視図である。 図9のベッドを支持部材により支持した状態の津波対策ベッドを例示する正面図である。 図10の支持部材を取り外した状態の津波対策ベッドを例示する正面図である。 図11の外殻を閉じた状態の津波対策ベッドを例示する正面図である。 津波対策ベッドの別の実施形態を例示する側面図である。 図13の外殻の変形例を示す津波対策ベッドの側面図である。
以下、本発明の津波対策ベッドを図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜3に例示するように、本発明の津波対策ベッド1は、外殻2と、外殻2の内側に配置されるベッド4とを備えている。この実施形態では、外殻2が略直方体の箱状体である。この外殻2は、一方側面部分を構成する板状部3b(一方の分割体)と、この板状部3bを除いた収容部3a(他方の分割体)とで構成されている。
板状部3bの下端部は、連結部12を介して収容部3aに回転可能に連結されている。この板状部3bを、その下端部を中心に回転させて外殻2の外側に展開させることにより外殻2は開いた状態となる。即ち、外殻2は回転可能に連結された複数の分割体により形成されている。
板状部3bを水平に展開させると、その際に板状部3bの下面となる面から延設された支柱13の下端が床面に当接し、板状部3bは支柱13により支持される。このように水平に展開されている板状部3bの上面にベッド4の少なくとも一部が平置きされる。平置きとは、ベッド4の上で人が困難なく寝ることができる程度の平坦性を有することを意味する。この実施形態では、板状部3bの上面にベッド4全体が平置きされているが、ベッド4の一部が板状部3bの上面に平置きされ、ベッド4の他の部分が収容部3aに平置きされた構成にすることもできる。
このベッド4は、板状部3bに固定された固定ベッド部4aと、板状部3bの上にスライド可能に設置された移動ベッド部4bとで構成されている。移動ベッド部4bの収容部3a側の端面には、落下防止ボード18が立設されている。移動ベッド部4bは、固定ベッド部4aに隣接した位置から収容部3aに向かってスライドできる。落下防止ボード18も移動ベッド部4bと共にスライドする。収容部3aの内部空間には、スライドしてきた移動ベッド部4bを支持する支持体19が架け渡されている。
この実施例ではさらに、収容部3aの下面には車輪16が設置され、側面には窓6及び
ハンドル17が設置されている。また、収容部3aの上面には圧力弁8が設置されている。収容部3aの内側の底部にはバラストタンク5が設置されている。
板状部3bを水平に展開させた際には、ベッド4の上方は開放された状態になる。開放された状態とは、ベッド4が外殻2により覆われることなく、オープンエアの状況下にあることを意味する。平常時は、このように外殻2を開いた状態にして津波対策ベッド1をベッド4として使用する。ベッド4として使用するので、津波対策ベッド1は所望の身近な場所に設置できる。例えば、寝室等に津波対策ベッド1が設置されるので、移動が困難な要介護者や高齢者等であっても津波対策ベッド1への避難時間を極限的に短縮することが可能になり、一段と安全性が向上する。
ベッド4は収容部3aの内部ではなく側方に突出されて配置されるので、上述したようにベッド4の上方が開放された状態になり、ベッド4の使用者は圧迫感を受けずに寝ることができる。移動ベッド部4bは後述するように、外殻2を閉じた際には平置きされた状態のままで外殻2の内側に収容されるので、その幅は収容部3aの幅によって制約を受け、十分な広幅にすることが困難である。しかしながら、この実施形態では、固定ベッド部4aと移動ベッド部4bとを組み合わせることにより、十分に広幅のベッド4を確保している。また、落下防止ボード18を設けておくと、ベッド4で寝ている人が収容部3a側に落下することを防止できる。
津波等が発生した緊急時には、外殻2を閉じて、ベッド4の少なくとも一部が平置きされた状態のまま、外殻2の内側が水密に密閉されて津波対策ベッド1は浮体となる。閉じられた外殻2の水密性を確保するために、収容部3aと板状部3bとの境界部等にシール材が配置される。この実施形態では、外殻2を閉じる際には、例えば健常な介護者等が、避難者が乗っている移動ベッド部4bを平置きされた状態のまま収容部3aの内部空間までスライドさせる。
次いで、介護者等が、板状部3bをその下端部を中心にして回転させて跳ね上げることにより収容部3aに組み付けて外殻2を閉じた状態にする。これにより、移動ベッド部4bは平置きされた状態のまま外殻2の内側に収容される。固定ベッド部4aは板状部3bに固定されたまま外殻2の内側に収容される。避難者は、固定ベッド部4aに載った状態で外殻2の内側に収容される。収容部3aと板状部3bとは、閉じた外殻2が容易に開かないように組み付けられて強固にロックされる。
ここで、例えば、連結されていない複数の部材により外殻が構成されている場合は、分離している部材どうしを組み付けて外殻を閉じる必要がある。ところが、津波等の緊急時には十分な作業時間がなく、心理的にも余裕がないため、分離している部材どうしを冷静に組み付けることができない。一方、本発明では、外殻2を閉じる際には、収容部3aに回転可能に連結されている板状部3bを回転させて収容部3aに組み付けて、収容部3aの開口を閉鎖すればよい。このように、迅速に外殻2を閉じることができるので、安全性の向上には益々有利である。
しかも、外殻2を閉じた際には移動ベッド部4bが平置きされた状態のままになるので、避難者を移動ベッド部4bに安定して載せたまま外殻2を閉じることが可能である。外殻2を閉じて内側が水密に密閉されれば、津波等が到来しても津波対策ベッド1が浮体として浮き続けるので、避難者は救助されるまで津波対策ベッド1の中で安全に保護される。
外殻2を閉じた介護者等は、その後、安全な避難場所に移動して避難する。ここで、例えば、水平に展開された板状部3bの上面に、開閉用の取手を設けて、収容部3aの内側
からも外殻2を閉じる作業が可能な構成にすることもできる。この構成によれば、介護者等に安全な避難場所に移動する時間がない場合、介護者等が自ら収容部3aの内側に入った状態で、開閉用の取手を用いて外殻2を閉じることができるので、水密に密閉された外殻2の内側で安全に保護される。
津波対策ベッド1が津波による海水等に浮いて揺動した際には、固定ベッド部4aは、避難者が板状部3bに直接衝突することを防止する緩衝材として機能する。また、柔軟性を有する落下防止ボード18を採用すれば、落下防止ボード18を、避難者が収容部3aの側面に直接衝突することを防止する緩衝材として機能させることができる。
収容部3aの内側の底部に設置したバラストタンク5にバラスト水等の重量物を充填しておけば、バラスト水等の重量によって津波対策ベッド1の重心位置が下方に移動する。これにより、津波対策ベッド1が反転する等、津波による海水等に浮いている際の津波対策ベッド1の姿勢が不安定になることを回避するには有利になる。これに伴い、移動ベッド部4bの上で救助を待っている避難者をより安全に保護することができる。
収容部3aに車輪16やハンドル17を設置すると、津波対策ベッド1を設置する際の搬送や移動に便利である。外殻2に窓6があると、避難者が津波対策ベッド1の外部の様子を確認することができる。水密に密閉された外殻2の内側に適時、外気を取り込むために、外殻2に開閉可能な給気弁を設けることが好ましい。
津波対策ベッド1が家屋ごと水没した際の避難者の安全を向上するために、収容部3aの内側に酸素供給装置を設置することもできる。この酸素供給装置により、津波対策ベッド1が長時間水没するような事態に遭遇したとしても、避難者の安全を確保することができる。酸素供給装置は、例えば、移動ベッド部4bが収容部3aの内側にスライドされたこと、又は板状部3bが収容部3aに組み付けられたこと等を入力信号として、自動的に起動して酸素を供給するように構成する。津波対策ベッド1内に充満した二酸化炭素により酸素の供給が妨げられないように、二酸化炭素吸収材(例えば炭酸ガス吸収キャニスター)を設置するとよい。望ましくは、この実施形態のように、二酸化炭素の増加に伴う津波対策ベッド1内の圧力上昇により自動的に排気できる圧力弁8を外殻2に設置する。この圧力弁8は、特別な操作等が不要であるため、特に炭酸ガス吸収キャニスター等の操作が困難な避難者であっても、その安全を確保することができる。
津波対策ベッド1には、津波等が到来した後での探索を容易にするためのSOS遭難信号発信器や、避難者の健康を維持するための非常食及びミネラルウォーター等を設置することが望ましい。
本発明の津波対策ベッド1は、津波に限らず、河川の決壊による鉄砲水、高潮等の災害に対しても避難者を安全に保護することができる。
図4に例示するように、ベッド4は、移動ベッド部4bと、移動ベッド部4bの収容部3a側に傾動可能に設置された傾斜ベッド部4cとを有する構成としてもよい。この傾斜ベッド部4cは、平常時においては、図4(a)に示すように落下防止ボード18と同様の働きをする。緊急時においては、図4(b)に示すように移動ベッド部4bのスライドにともない上面側に傾斜して収容部3aの内側に収まり、外殻2の内側にいる避難者が収容部3aの側面に直接衝突することを防止する緩衝材として機能させることができる。
図5〜7に例示する実施形態の津波対策ベッド1は、外殻2が両端面を有する円筒形状の筒状体で構成されたシリンダ型津波対策ベッドである。この外殻2は、筒状体の周囲の少なくとも上側部分を構成する少なくとも1つの周面板部3c(一方の分割体)と、この周面板部3cを除いた収容部3a(他の分割体)とで構成されている。この実施形態では
3つの周面板部3cを有しているが、周面板部3cは適宜の数にすることができる。
3つの周面板部3cは、外殻2の両端面を形成する収容部3aに対して筒軸方向(図5左右方向)にスライド可能に連結されており、その内径が少しずつ異なる円環状に構成され且つ互いに重ねられるように構成されている。この周面板部3cを、筒軸方向にスライドさせることにより外殻2は開いた状態になる。即ち、外殻2は、移動しない側の分割体(収容部3a)と移動しない側に対してスライド可能に組み付けられた複数の分割体(周面板部3c)により形成されている。
外殻2の内部には、その両端面を構成する収容部3aを互いに連結する支持体19が架け渡されている。支持体19は、上面が略水平に構成され、この上面にベッド4が固定されている。複数の周面板部3cを筒軸方向一方向に移動させると、各周面板部3cは、支持体19に沿って移動して互いに重なり合い、外殻2の内側に配置されたベッド4が露出する。このとき、各周面板部3cが移動するだけで収容部3aと、支持体19及びベッド4の位置は変化しない。
この実施形態ではさらに、収容部3aの内部に酸素供給装置7が設置され、支持体19の内部にはバラストタンク5が設置されている。また、外殻2は、下方に延びる脚22により支持されて床面上に設置されている。収容部3aには、周面板部3cを固定するためのクランプ23が設置されている。支持体19にレールを設置して、このレールに沿って周面板部3cが移動する構成としてもよい。
平常時は、環状に形成された複数の周面板部3cを筒軸方向に移動させて重ね合わせて、外殻2を開いた状態にして津波対策ベッド1をベッド4として使用する。この構成によれば、ベッド4はその上方に加え、両側方も開放された状態となり、ベッド4の使用者が寝る際の圧迫感を低減するには一段と有利となる。この津波対策ベッド1は、外殻2の開閉に必要なスペースが極めて小さくて済むので、周囲の家具等と干渉し難くなり、家屋等の所望の場所に設置できる。図5において、周面板部3cは一方向(図5左方)にスライドした状態を例示しているが、左右方向に分かれてスライドする構成としてもよい。
津波等が発生した緊急時には、外殻2を閉じて、ベッド4の全体が平置きされた状態のまま、外殻2の内側に水密に密閉されて津波対策ベッド1は浮体となる。閉じられた外殻2の水密性を確保するために、収容部3aと周面板部3cとの境界部及び周面板部3cどうしの境界部等にシール材が配置される。この実施形態では、外殻2を閉じる際には、例えば健常な介護者等が、複数の周面板部3cを閉鎖位置にスライドさせて残りの分割体である収容部3aに組み付けて外殻2を閉じた状態にする。これにより、ベッド4は支持体19上から動くことなく、平置きされた状態のまま外殻2の内側に収容される。収容部3aと周面板部3cとは、閉じた外殻2が容易に開かないように、収容部3aに設置されたクランプ23により強固にロックされる。
この実施形態では、外殻2を閉じる際には、複数の周面板部3cを筒軸方向にスライドさせて収容部3aに組み付けて、収容部3aの開口を閉鎖すればよいため、より迅速に外殻2を閉じることができ、安全性の向上には益々有利である。周面板部3cを筒軸方向(水平方向)にスライドさせる構成なので、外殻2を閉じる作業を行う介護者等が、周面板部3cの重量の影響を大きく受けずに小さな力で外殻2を閉じることができる。また、外殻2を閉じる際に、ベッド4及びベッド4上の避難者の位置が変化しない構成なので、避難者の重量の影響を受けずに小さな力で外殻2を閉じることができる。特に、外殻2を閉じる人が高齢者等である場合に有利である。
外殻2を閉じる際にベッド4上の避難者の位置が変化しないことにより、避難者を安全
に安定した状態で保護することができる。例えば避難者が点滴や呼吸器等を使用している場合、外殻2を閉じる際にこれらの機器が外れる事故を防止できる。外殻2を閉じた際の外形を円筒形状とすると、外殻2の外部からの衝撃に対する耐久性が向上するので安全性が高まる。
ここで、例えば前述の実施形態と同様に、周面板部3cの内側に開閉用の取手を設けて、ベッド4上から外殻2を閉じる作業が可能な構成にすることもできる。また、津波対策ベッド1にバラストタンク、圧力弁及び窓を設置するなお、前述の実施形態と同様のアレンジをすることができる。
筒状体の外殻2は、円筒形状に限らず様々な形状にすることができ、図8に例示するように外形を直方体形状に構成してもよい。この際、周面板部3cは、外殻2の上面及び側面の一部を有する構成としてもよい。また、収容部3aに対してスライド可能に設置される周面板部3cを1つとしてもよい。分割体の一部である周面板部3cは、残りの分割体である収容部3aに設置されたレール31に沿って水平方向にスライド可能に設置されている。周面板部3cが環状ではなく環状の一部を形成する構成や、周面板部3cをコンパクトに構成して、スライドさせるべき周面板部3cの重量を低減することで、外殻2をより小さな力で閉じることが可能となる。
周面板部3cをスライドして外殻2を開いた際に、周面板部3cが外殻2の筒軸方向端面からはみ出す構成としてもよい。この構成によれば、外殻2を開く場合にスペースが必要となるが、ベッド4の上方及び側方をより広く開放できるので、ベッド4で寝る際の圧迫感を更に低減できる。
図9〜12に例示する実施形態の津波対策ベッド1は、外殻2が左右一対の分割体3d、3eで構成されたクライムシェル型津波対策ベッドである。この外殻2は、互いの対向する一辺どうしが回転可能に連結された左側の分割体3d及び右側の分割体3eで構成されている。
外殻2を閉じた際に下端部となる左側の分割体3dと右側の分割体3eの一辺どうしは、連結部12を介して連結されている。この左側の分割体3d及び右側の分割体3eを、その下端部を中心に回転させて左右に展開させることにより外殻2は開いた状態になる。
それぞれの分割体3d、3eを左右に展開させると、それぞれの分割体3d、3eの側面にあたる部分が床面に当接し、外殻2は開いた状態となる。このように展開されている左右一対の分割体3d、3eを跨いで、その開口部を塞ぐ位置にベッド4が平置きされる。
この実施形態ではさらに、左側の分割体3d及び右側の分割体3eの例えば端面側壁にエアシリンダー42等の固定具が設置され、不用意に外殻2が閉じないように互いに固定されている。分割体3d、3eの一端には内側から外側に膨出する膨出部43が形成されている。
平常時は、垂直な面で左右に分割された分割体3d、3eを左右に展開して外殻2を開いた状態にして、津波対策ベッド1をベッド4として使用する。この構成によれば、分割体3d、3eを左右に展開して外殻2を開き、分割体3d、3eを跨ぐようにこの開口部にベッド4を平置きする構成なので、ベッド4を平置きするスペースを広く確保し易くなり、横幅のより大きいベッド4を配置することができる。また、ベッド4の上方を完全に開放することができ、ベッド4で寝る際の圧迫感を大幅に低減することができる。特に、開いた状態の外殻2の上端面近傍と同じ高さにベッド4を配置した場合は、ベッド4の側
方も開放することができ、ベッド4で寝る際の圧迫感を更に低減することができる。
津波等が発生した緊急時には、外殻2を閉じて、ベッド4の少なくとも一部が平置きされた状態のまま、外殻2の内側が水密に密閉されて津波対策ベッド1は浮体となる。閉じられた外殻2の水密性を確保するために、左側の分割体3dと右側の分割体3eとの境界部等にシール材が配置される。図10に例示した実施形態では、エアシリンダー42の代わりに、床面に対してベッド4の高さを維持する支持台44を固定具として使用している。この実施形態では、外殻2を閉じる際には、例えば健常な介護者等が、ベッド4に避難者が載っている状態で、そのベッド4及び避難者を支持していた支持台44を取り除く。
次いで、介護者等が、左側の分割体3d及び右側の分割体3eを、連結部12を中心にして回転させてベッド4の左右方向から挟み込むように接近させ互いに組み付けて外殻2を閉じた状態にする。この分割体3d、3eの回転作業は、例えば介護者等が2つの分割体3d、3eの上方の一辺を互いに接近させるように直接分割体3d、33に力を加えたり、ベッド4とともに連結部12を下方に押込んで連結部12の下降に伴って生じる回転力を利用したりして行うことができる。これにより、ベッド4の少なくとも一部は平置きされた状態のまま外殻2の内側に収容される。この実施形態のように外殻2が閉じた際に、避難者の頭部に対応する部分に膨出部43を配置しておくと、津波対策ベッド1内に避難した避難者の圧迫感を軽減できる。
ベッド4を下方に押込んで分割体3d、3eを回転させる場合、ベッド4及び避難者等の自重を利用して分割体3d、3eを回転できるため、外殻2を閉じる作業は迅速かつ容易に行うことができる。また、外殻2を開いた状態に固定する固定具をエアシリンダー42等のダンパーで構成した場合、外殻2が閉じる際に分割体3d、3eに任意の抵抗を与えることができるため、分割体3d、3eが回転する速度が速すぎて介護者や避難者等に危険が生じるような事態を防止できる。
図12に例示するように、ベッド4は、ベッド中央部4dと、その幅方向両側に配置されたベッド側部4eとで構成することもできる。それぞれのベッド側部4eは、上面側にのみ傾動可能にベッド中央部4dに連結され、外殻2が閉じる際にそれぞれの分割体3d、3eの内側側面に沿って傾斜する。この構成によれば、外殻2の内面形状にかかわらず、平常時のベッド4の横幅を大きくすることができる。また、津波対策ベッド1が津波による海水等に浮いて揺動した際には、避難者と分割体3d、3eの内側側面の間に配置されるベッド側部4eが、避難者が分割体3d、3eの内側側面に直接衝突することを防止する緩衝材として機能する。
それぞれのベッド側部4eの幅方向一端部を、対抗する分割体3d、3eの内側側面に連結し、ベッド側部4eの傾動を固定具で固定し、平置きされたベッド4が外殻2を開いた状態に維持する構成にすることもできる。この構成により、ベッド4を既述したエアシリンダー42のような固定具として機能させることができる。
ベッド側部4eの傾動を固定する固定具は、例えばベッド中央部4d及びベッド側部4eの下面側を連結ワイヤ又は連結プレート等で緊縛し、ボタン操作によりこの緊縛が解除されてベッド側部4eの固定を解除する構成とする。これにより、避難者はボタン操作により、ベッド側部4eを傾斜させ、ベッド4及び避難者の自重によりベッド4が下降して、外殻2を自動的に閉じることができる。このため、介護者が不在の場合であっても、避難者は容易に津波対策ベッド1内に避難することができ、安全性を向上することができる。同様に、図9に例示したエアシリンダー42内の圧力の開放をボタン操作で行えるように構成すれば、介護者が不在の場合であっても、避難者は容易に津波対策ベッド1内に避難できる。
図13に例示する実施形態の津波対策ベッド1は、外殻2が略直方体形状の箱状体である。この外殻2は、この箱状体の上面の少なくとも一部を含む蓋部3f(一方の分割体)と、この蓋部3fを除いた収容部3a(他方の分割体)とで構成されている。
この実施形態では、蓋部3fは、外殻2の上面の一部に加えて三方の側面の一部を含んでおり、その長手方向一端部が、連結部12を介して収容部3aに回転可能に連結されている。この蓋部3fを、その一端部(連結部12)を中心に回転させて外殻2の外側に展開させることにより、外殻2は開いた状態になる。即ち、外殻2は回転可能に連結された複数の分割体により形成されている。
蓋部3fを上方に展開させると、蓋部3fは、蓋部3fと収容部3aを連結するエアシリンダー等の支持機構52で支持される。収容部3aの内側にはベッド4全体が平置きされている。この実施形態ではさらに、前述と同様に、窓6が設置されている。また、収容部3aの内部にバラストタンクや酸素供給装置を配置するなど、既述した実施形態と同様のアレンジをすることができる。
平常時は、蓋部3fを外殻2の外側に展開して外殻2を開いた状態にして、津波対策ベッド1をベッド4として使用する。蓋部3fは水平に対して70°〜90°程度展開できる構成にする。蓋部3fが外殻2の上面に加えて三方の側面を含むことにより、ベッド4の上面及び側面が開放された状態になり、ベッド4の使用者は圧迫感を受けずに寝ることができる。
津波等が発生した緊急時には、外殻2を閉じて、ベッド4の全体が平置きされた状態のまま、外殻2の内側が水密に密閉され津波対策ベッド1は浮体となる。閉じられた外殻2の水密性を確保するために、収容部3aと蓋部3fとの境界部等にシール材53が配置される。この実施形態では、外殻2を閉じる際には、例えば健常な介護者等が、支持機構52による蓋部3fの支持を解除して、蓋部3fをその一端部を中心にして回転させて収容部3aに組み付けて強固にロックする。
この実施形態では、蓋部3fの自重を利用してその一端部を中心に回転させて外殻2を閉じることができるので、より迅速に且つ小さな力で外殻2を閉じることができ、安全性の向上には益々有利である。外殻2を閉じる際にはベッド4の位置が変化しないので、避難者をベッド4に載せたまま安全に安定した状態で外殻2の内側で保護することができる。
支持機構52をエアシリンダー等のダンパーで構成し、その内部の圧力の開放等をボタン操作で行えるように構成することもできる。この構成により、介護者が不在の場合であっても、避難者がボタン操作のみで容易に津波対策ベッド1内に避難することができる。
図14に例示するように、収容部3aに対して蓋部3fを回転可能に連結する連結部12は、蓋部3fが回転するスペース等を考慮して、外殻2の任意の位置に設置することができる。
本発明の津波対策ベッド1は、いずれの実施形態においても、外殻2を閉じるための駆動装置等の動力を設置しなくてもよい。そのため、緊急時に停電等が発生した場合であっても、外殻2を閉じることができ、避難者を安全に保護することが可能である。
1 津波対策ベッド
2 外殻
3a 収容部
3b 板状部
3c 周面板部
3d 左側の分割体
3e 右側の分割体
3f 蓋部
4 ベッド

Claims (5)

  1. 開閉可能に連結された複数の分割体からなる外殻と、この外殻の内側に配置されるベッドとを備え、
    前記外殻を開いている際には前記ベッドが平置きされるとともに、このベッドの上方が開放された状態であり、
    前記外殻を閉じた際には前記ベッドの少なくとも一部が平置きされた状態のまま、この外殻の内側が水密に密閉されて浮体になる構成にしたことを特徴とする津波対策ベッド。
  2. 前記外殻が箱状体であり、この箱状体の一方側面部分を構成する板状部が前記分割体の1つであり、この板状部の下端部が前記外殻を構成する残りの分割体に回転可能に連結されていて、
    この板状部を前記箱状体外側に水平に展開させて前記外殻を開いている際には、この板状部の上面となる面に前記ベッドの少なくとも一部が平置きされていて、
    この板状部をその下端部を中心に回転させて前記残りの分割体に組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドの一部が平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される請求項1に記載の津波対策ベッド。
  3. 前記外殻が両端面を有する筒状体であり、この筒状体の周面の一部の少なくとも上側部分を構成する周面板部が前記分割体の少なくとも1つであり、この周面板部が前記外殻を構成する残りの分割体に対して筒軸方向にスライド可能に連結されていて、
    この周面板部を筒軸方向にスライドさせて前記外殻を開いている際には、この外殻の内側に前記ベッドが平置きされていて、
    この周面板部を閉鎖位置にスライドさせて前記残りの分割体に組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドがその平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される請求項1に記載の津波対策ベッド。
  4. 前記複数の分割体が、互いの対向する一辺どうしが回転可能に連結された左右一対の分割体であり、
    この左右一対の分割体をそれぞれ左右に展開させて前記外殻を開いている際には、前記ベッドがこの左右一対の分割体を跨いで平置きされていて、
    この左右一対の分割体を前記互いの対向する一辺どうしを中心に回転させ互いを組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドの少なくとも一部が平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される請求項1に記載の津波対策ベッド。
  5. 前記外殻が箱状体であり、この箱状体の上面を含む蓋部が前記分割体の1つであり、この蓋部の一端部が前記外殻を構成する残りの分割体に回転可能に連結されていて、
    この蓋部を前記箱状体外側に展開させて前記外殻を開いている際には、前記残りの分割体の内側に前記ベッドが平置きされていて、
    この蓋部をその一端部を中心に回転させて前記残りの分割体に組み付けて前記外殻を閉じた際には、前記ベッドがその平置きされた状態のまま前記外殻の内側に収容される請求項1に記載の津波対策ベッド。
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