JP2015053781A - 電力変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、送電装置及び受電装置のそれぞれのワイヤレス電力伝送方式が異なっていても、受電装置から送電装置に電力をワイヤレスで伝送できる電力変換器を提供することにある。
【解決手段】本発明の電力変換器は、第1電極及び第2電極を用いた電界結合方式でワイヤレス受電した電力をトランスで変換し、平板状コイルを用いた磁界結合方式で、変換した電力を受電装置にワイヤレス送電する。また、本発明の電力変換器は、磁界結合方式でワイヤレス受電した電力を、トランスが電界結合方式に必要な電力に変換するため、電界結合方式でワイヤレス送電することもできる。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部の送電装置からワイヤレスで伝送された電力を変換し、変換した電力をワイヤレスで外部の受電装置に伝送する電力変換器に関する。
これまでに、外部の受電装置にワイヤレスで電力を伝送するワイヤレス電力伝送方式として、磁界結合方式、又は電界結合方式が提案されている。磁界結合方式は、送電装置の1次コイルから受電装置の2次コイルへ磁界を利用して電力を伝送する。電界結合方式は、特許文献1に示すように、送電装置に受電装置を近づける(例えば載置する)と、それぞれが有する電極同士が空隙を介して近接し、この2つの電極間に強い電界が形成され、この電極同士の電界結合を利用して電力を伝送する。
特表2009−531009号公報
しかしながら、磁界結合方式及び電界結合方式は、方式が異なり互換性が無い。換言すれば、電界結合方式の送電装置は、磁界結合方式の受電装置に電力を伝送できない。磁界結合方式の送電装置も、電界結合方式の受電装置に電力を伝送できない。
そこで、本発明の目的は、送電装置及び受電装置のそれぞれのワイヤレス電力伝送方式が異なっていても、受電装置から送電装置に電力をワイヤレスで伝送できる電力変換器を提供することにある。
本発明の電力変換器は、トランスと、前記トランスの1次側端子の一端に接続される第1電極と、前記トランスの1次側端子の他端に接続される第2電極と、前記トランスの2次側端子の間に接続される平板状コイルと、前記トランス、第1電極、第2電極、及び平板状コイルを収める筐体と、を備える。
そして、前記平板状コイルは、前記筐体の第1主面側に配置され、前記第1電極及び前記第2電極は、前記筐体の第2主面側に配置される。
第1電極及び第2電極は、外部の送電装置の2つの電極とそれぞれ空隙を介して近接するように筐体の第2主面側に配置される。送電装置の2つの電極に交流電圧が印加されると、近接する電極の間で強い電界が形成される。その結果、近接する電極は、電界結合し、第1電極及び第2電極には交流電圧が誘起される。電力変換器は、第1電極及び第2電極を備えることにより、外部の送電装置から電界結合方式でワイヤレス受電する。
平板状コイルは、両端に交流電圧が印加されると磁界を発生させる。発生した磁界に外部の受電装置の平板状コイルが近接すると、交流電圧は外部の受電装置の平板状コイルの両端に誘起される。電力変換器は、平板状コイルを備えることにより、磁界結合方式でワイヤレス送電する。
一般に、電界結合方式のワイヤレス電力伝送と、磁界結合方式のワイヤレス電力伝送とは、方式が異なるため、必要な電力(電圧及び電流)が異なる。また、それぞれの方式に必要な構成(電極又はコイル)も、異なる。そこで、本発明の電力変換器は、第1電極及び第2電極を用いた電界結合方式でワイヤレス受電した電力をトランスで変換し、平板状コイルを用いた磁界結合方式で、変換した電力を受電装置にワイヤレス送電する。
また、本発明の電力変換器は、磁界結合方式でワイヤレス受電した電力を、トランスが電界結合方式に必要な電力に変換するため、電界結合方式でワイヤレス送電することもできる。
また、前記トランスは、2次巻線の巻数に対して1次巻線の巻数が多い巻線型トランスであってもよい。
電界結合方式でワイヤレス伝送された電力の交流電圧は、磁界結合方式のワイヤレス電力伝送に必要な電圧まで降圧されて平板状コイルの両端に印加される。その結果、電力変換器は、電界結合方式に用いられる電圧が磁界結合方式に用いられる電圧より高くても、磁界結合方式で受電装置にワイヤレス送電できる。
また、前記トランスは、2次巻線に少なくとも1つの中間タップを有する巻線型トランスであって、前記平板状コイルの一端は、前記2次巻線の一端に接続され、前記平板状コイルの他端は、前記2次巻線の他端又は前記2次巻線の少なくとも1つの中間タップに接続されてもよい。
磁界結合方式のワイヤレス電力伝送では、送電される電力は、平板状コイルに対する入力電圧に比例する。電力変換器は、トランスに中間タップを有することにより、平板状コイルの両端に印加される交流電圧を切り替え可能とする。その結果、磁界結合方式でワイヤレス伝送される電力も、切り替え可能となる。
また、電力変換器は、前記平板状コイルの両端に接続されるキャパシタを備え、前記キャパシタ、前記トランス、及び前記平板状コイルで並列共振回路が構成されていてもよい。
電力変換器は、受電装置が電力変換器に近接されないと(載置されないと)コイル間で磁界結合が起きず、並列共振回路が共振する。すると、電力変換器のインピーダンスは、高くなる。その結果、送電装置から伝送される電力が小さくなるため、電力損失(平板状コイルからの電力放射)は抑えられる。
また、前記トランスは圧電トランスであってもよい。
圧電トランスは、電気機械的振動によって電圧を変換するものであり、巻線を用いる巻線型トランスに比べてサイズが小さい。電力変換器は、圧電トランスを用いると、小型化(薄型化)される。
また、電力変換器は前記トランスの1次側又は2次側の交流電流に重畳された信号を送受信する送受信部と、前記送受信部の信号送受信を制御する制御部と、を備える。
そして、前記制御部は、電界結合方式のプロトコル又は磁界結合方式のプロトコルに応じて信号を送信させ、前記送受信部の受信した信号に基づいて電界結合方式のプロトコル又は磁界結合方式のプロトコルを特定し、特定したプロトコルで認証通信させてもよい。
一般的に、送電装置の中には、受電装置との認証通信を必要とするものが存在する。認証通信は、電界結合方式のプロトコル又は磁界結合方式のプロトコルに従って行われる。
電力変換器は、上述の通り、電界結合方式と磁界結合方式との両方からワイヤレス受電できる。電力変換器は、どちらの方式でワイヤレス受電したのかを、どちらかの方式のプロトコルで信号を送受信することにより、ワイヤレス受電の方式を特定する。そして、電力変換器は、特定した方式のプロトコルで認証通信を行う。
本発明によれば、受電装置と送電装置とでワイヤレス伝送方式が異なっていても、電力変換器のトランスが送電装置から伝送された電力を変換し、変換された電力が第1電極及び第2電極、又は平板状コイルを介して受電装置にワイヤレスで伝送される。
実施形態1に係るワイヤレス電力伝送システムを示す図 送電装置に中継受電装置及び受電装置を載置した状態の断面図 実施形態1に係るワイヤレス電力伝送システムの回路図 ワイヤレス電力伝送システムの別の例を示す回路図 ワイヤレス電力伝送システムの別の例を示す回路図 送電装置に中継受電装置及び受電装置を載置した状態の断面図 実施形態2に係るワイヤレス電力伝送システムにおいて、送電装置に中継受電装置及び受電装置を載置した状態の断面図 実施形態2に係るワイヤレス電力伝送システムの回路図 中継受電装置の制御回路の動作を示すフローチャート
図1は実施形態1に係るワイヤレス電力伝送システム401を示す図である。
実施形態1に係るワイヤレス電力伝送システム401は、送電装置101、中継受電装置201、及び受電装置301を備えている。送電装置101は、一部を露出させて、例えば机などに埋設されている。中継受電装置201は、例えばシート形状である。中継受電装置201は、送電装置101の露出面に載置されると、電界結合方式で送電装置101からワイヤレスで電力が伝送される。
受電装置301は中継受電装置201に載置されると、送電装置101からの電力が、中継受電装置201を介して、ワイヤレスで伝送される。すなわち、中継受電装置201は、送電装置101から受電装置301へのワイヤレス電力伝送の中継装置として機能する。中継受電装置201は本発明の電力変換器に相当する。受電装置301は、例えば携帯電話機や、携帯音楽プレーヤなど、中継受電装置201よりも小型で、中継受電装置201に載置できる電子機器が挙げられる。
図2は、送電装置101に中継受電装置201が載置され、かつ中継受電装置201に受電装置301が載置された状態の断面図である。中継受電装置201は送電装置101に載置されると、筐体の第2主面(図2に示す底面)で送電装置101の載置面に接する。中継受電装置201は受電装置301が載置されると、筐体の第1主面(図2に示す天面)で受電装置301の背面に接する。
送電装置101は、アクティブ電極11、パッシブ電極12及び高周波電圧発生回路OSCを備えている。高周波電圧発生回路OSCは、例えば100kHz〜数10MHzの交流電圧を発生する。その交流電圧は例えば1kVまで昇圧され、アクティブ電極11及びパッシブ電極12に印加される。アクティブ電極11は平板状であって、中継受電装置201が載置される載置面に沿って設けられている。パッシブ電極12は、送電装置101の筐体に沿って設けられ、かつ、高周波電圧発生回路OSC及びアクティブ電極11を囲んでいる。
中継受電装置201は、アクティブ電極21、パッシブ電極22、送受電兼用コイル23、及びトランスT1を備えている。アクティブ電極21及びパッシブ電極22は、筐体の第2主面側に配置されている。パッシブ電極22は、中継受電装置201の筐体の第2主面の法線方向から視て、アクティブ電極21を囲むように形成されている。そして、中継受電装置201を送電装置101に載置した場合、アクティブ電極21はアクティブ電極11に対向し、パッシブ電極22はパッシブ電極12に対向する。このような構造により、送電装置101は、電界結合方式(詳細は後述する。)で中継受電装置201にワイヤレスで電力を伝送する。
送受電兼用コイル23は、平板状であって、中継受電装置201の筐体の第1主面側に配置されている。
トランスT1は、巻線型トランスである。トランスT1は、1次側(アクティブ電極21及びパッシブ電極22に接続される)の電力を変換して2次側(送受電兼用コイル23に接続される)に出力する。
受電装置301は、受電用コイル31、及び負荷供給回路32を備えている。受電装置301が中継受電装置201の筐体の天面(第1主面)に載置される際、その天面に接する受電装置301の背面側に受電用コイル31は設けられている。受電装置301の背面とは、例えば受電装置301が表示画面を有する携帯端末である場合、表示画面が設けられた前面に対向する面である。受電装置301を中継受電装置201に載置した場合、受電用コイル31は送受電兼用コイル23に対向する。このような構造により、中継受電装置201は、磁界結合方式(詳細は後述する。)で電力を受電装置301にワイヤレス伝送する。
負荷供給回路32は、受電用コイル31の両端に接続されている。負荷供給回路32は、受電用コイル31に誘起される交流電圧を降圧及び整流平滑して、負荷へ供給する。負荷供給回路32の負荷は、例えば、受電装置301内の2次電池である。
以上のように、送電装置101から中継受電装置201へ電界結合方式で電力をワイヤレス伝送した際には、中継受電装置201を介して受電装置301に送電装置101からの電力が磁界結合方式でワイヤレス伝送される。なお、中継受電装置201に受電装置301を載置する(積み重ねる)ため、充電時における水平方向の必要な面積を小さくできる。
図3は、実施形態1に係るワイヤレス電力伝送システム401の回路図である。図3は、中継受電装置201を送電装置101に載置し、かつ受電装置301を中継受電装置201に載置した場合のワイヤレス電力伝送システム401の回路図である。
送電装置101のアクティブ電極11及びパッシブ電極12には、昇圧トランスT2及びインダクタL1による昇圧回路が接続されている。この昇圧回路は、高周波電圧発生回路OSCが発生した交流電圧を1kVに昇圧して、アクティブ電極11とパッシブ電極12との間に印加する。この1kVは以下に説明する電界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる電圧に対応する。図中の破線に示すキャパシタは、アクティブ電極11とパッシブ電極12との間に構成される浮遊容量であり、インダクタL1と共に共振回路を構成する。
中継受電装置201のアクティブ電極21及びパッシブ電極22は、載置された送電装置101のアクティブ電極11及びパッシブ電極12に空隙をおいて対向する。アクティブ電極11及びパッシブ電極12に交流電圧が印加されると、アクティブ電極21とアクティブ電極11との間、及びパッシブ電極22とパッシブ電極12との間には、強い電界が形成される。アクティブ電極21及びパッシブ電極22は、アクティブ電極11及びパッシブ電極12との電界結合により交流電圧が誘起される。このように、送電装置101の電力は、電界結合方式で中継受電装置201にワイヤレス伝送される。
アクティブ電極21及びパッシブ電極22には、トランスT1が接続されている。トランスT1は、1次側の巻線の一端がアクティブ電極21に接続されている。トランスT1は、1次側の巻線の他端がパッシブ電極22に接続されている。
トランスT1は、1次側の巻線の巻数が2次側の巻線の巻数よりも多く、巻数比が例えば50:1に設定されている。これにより、トランスT1の1次側に1kVの交流電圧が印加されると、トランスT1の2次側に20Vの交流電圧が誘起される。この20Vは、以下に説明する磁界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる電圧に対応する。トランスT1の2次側にはトランスT1の1次側の交流電流より大きい交流電流が誘導される。
受電装置301の受電用コイル31は、載置された中継受電装置201の送受電兼用コイル23に空隙をおいて対向する。トランスT1で降圧された交流電圧は、送受電兼用コイル23の両端に印加される。すると、送受電兼用コイル23は、磁界を発生させる。受電用コイル31には、送受電兼用コイル23が発生させた磁界により、交流電流が誘導される。そして、負荷供給回路32には、その交流電流が入力される。
負荷供給回路32は、降圧トランスT3及びインダクタL3による降圧回路を有している。負荷供給回路32に入力された交流電流に対する交流電圧は、この降圧トランスT3により例えば5Vに降圧される。また、負荷供給回路32は、降圧トランスT3の2次側に接続された負荷回路RL2を有している。この負荷回路RL2は、整流平滑回路及び2次電池で構成されていて、入力された交流電流を整流平滑して2次電池を充電する。
以上のように、本実施形態のワイヤレス電力伝送システム401は、電界結合方式でワイヤレス受電された電力を、中継受電装置201のトランスT1で磁界結合方式のワイヤレス電力伝送に必要な電力に変換する。したがって、中継受電装置201は電界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる交流電圧が磁界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる交流電圧より高く、かつ電界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる交流電流が磁界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる交流電流より小さくても、送電装置101の電力を受電装置301に伝送できる。
以上の例は、トランスT1として巻線型トランスを用いたが、トランスT1は、圧電体板の電気機械的振動を利用して電圧変換を行う圧電トランスであってもよい。中継受電装置201は、巻線型トランスに比べて小型である圧電トランスをトランスT1として用いれば、小型化(例えば薄型化)される。
なお、中継受電装置201から受電装置301への電力伝送は、上述の磁界結合方式のワイヤレス電力伝送に限らない。例えば、中継受電装置201から受電装置301への電力伝送は、送受電兼用コイル23と受電用コイル31との特定周波数における共鳴現象を利用した方式で実現されてもよい。コイル間の共鳴現象を利用した方式を用いる場合、中継受電装置201と受電装置301とが例えば1m離れていても電力は伝送される。
次に、図4は、ワイヤレス電力伝送システム401の変形例1に係るワイヤレス電力伝送システム401Aの回路図である。図4に示す例では、ワイヤレス電力伝送システム401Aは、送電装置101、中継受電装置201A、及び受電装置301を備えている。中継受電装置201Aは、トランスT1に代えてトランスT1Aを備える点で、中継受電装置201と相違する。ワイヤレス電力伝送システム401と重複する構成の説明は省略する。
中継受電装置201Aは、トランスT1Aの接続態様を切り替えることにより、送受電兼用コイル23の両端に印加される交流電圧を切り替えて、受電装置301に伝送する電力を切り替えるものである。
トランスT1Aは、2次側の巻線に中間タップを有する点で、トランスT1と相違する。送受電兼用コイル23は、一端がトランスT1Aの2次側の巻線の一端に接続され、他端がトランスT1Aの2次側の巻線の中間タップに接続されている。送受電兼用コイル23の他端の接続は切り替え可能であり、送受電兼用コイル23の他端と、トランスT1Aの2次側の巻線の他端とを接続してもよい。
送受電兼用コイル23の他端がトランスT1Aの2次側の巻線の中間タップに接続される場合、送受電兼用コイル23に印加される交流電圧は、送受電兼用コイル23の他端がトランスT1Aの2次側の巻線の他端に接続される場合に比べて低くなる。
上述の磁界結合方式のワイヤレス電力伝送は、入力電圧に比例した電力を伝送する。すなわち、送受電兼用コイル23の両端に印加される交流電圧が低くなると、送受電兼用コイル23から受電用コイル31に伝送される電力は小さくなる。
中継受電装置201Aは、トランスT1Aの2次側の巻線と送受電兼用コイル23との接続を切り替えることにより、受電装置301に伝送する電力を切り替える。したがって、中継受電装置201Aは、受電装置301の定格(例えば5W又は10W)に合わせて、電力を伝送できる。
なお、トランスT1Aは中間タップを1つ備えるに限らず、2つ以上備えてもよい。
次に、図5は、ワイヤレス電力伝送システム401の変形例2に係るワイヤレス電力伝送システム401Bの回路図である。
図5に示すワイヤレス電力伝送システム401Bは、送電装置101、中継受電装置201B、及び受電装置301を備える。中継受電装置201Bは、キャパシタ24を備える点で、図3に示す中継受電装置201と相違する。ワイヤレス電力伝送システム401と重複する構成の説明は省略する。
中継受電装置201Bは、トランスT1、キャパシタ24、及び送受電兼用コイル23で並列共振回路を構成している。この並列共振回路は、受電装置301が中継受電装置201Bに載置されていないときの送受電兼用コイル23からの電力の放射を抑えるものである。
キャパシタ24は、トランスT1の2次側の巻線の両端に接続される。キャパシタ24は、トランスT1、キャパシタ24、及び送受電兼用コイル23から構成される回路が例えば周波数500kHzで共振するように、容量が設定される。
これにより、送電装置101を基準とした中継受電装置201Bのインピーダンスは、中継受電装置201Bに受電装置301が載置されていない場合、共振周波数500kHzでピークとなる。
この共振周波数500kHzは電界結合方式のワイヤレス電力伝送に用いられる交流電圧の周波数帯域に含まれる。したがって、送電装置101から中継受電装置201Bに伝送される電力は、中継受電装置201Bに受電装置301が載置されていない場合、中継受電装置201Bのインピーダンスがピークになることにより、抑えられる。
上述の例は、中継受電装置201、中継受電装置201A、及び中継受電装置201Bが電界結合方式でワイヤレス受電した電力を変換し、変換した電力を磁界結合方式でワイヤレス伝送していたが、以下に示すように、中継受電装置201、中継受電装置201A、及び中継受電装置201Bは、磁界結合方式でワイヤレス受電した電力を変換し、変換した電力を電界結合方式でワイヤレス伝送してもよい。
図6は、実施形態2に係るワイヤレス電力伝送システム402において、送電装置102に中継受電装置201を載置し、かつ中継受電装置201に受電装置302を載置した状態の断面図である。ただし、中継受電装置201は図2に示す断面図における中継受電装置201の配置から裏返されて配置されている。すなわち、図6に示す断面図では、中継受電装置201の筐体の第2主面が天面となり、中継受電装置201の筐体の第1主面が底面となっている。これにより、アクティブ電極21及びパッシブ電極22は、中継受電装置201の筐体の天面側に配置されている。送受電兼用コイル23は、中継受電装置201の筐体の底面側に配置されている。
送電装置102は、高周波電圧発生回路OSC及び送電用コイル13を備える。送電用コイル13は送電装置102の筐体の載置面側に配置されている。受電装置302は、アクティブ電極33、パッシブ電極34、及び負荷供給回路32を備える。アクティブ電極33及びパッシブ電極34は受電装置302の背面側に配置されている。
送受電兼用コイル23は、送電用コイル13との磁界結合により、交流電流が誘導される。この電力はトランスT1で変換される。トランスT1により例えば20Vから1kVに昇圧された交流電圧は、アクティブ電極21及びパッシブ電極22に印加される。トランスT1により小さくなった交流電流は、アクティブ電極21及びパッシブ電極22に誘導される。そして、アクティブ電極21とアクティブ電極33との電界結合、及びパッシブ電極22とパッシブ電極34との電界結合により、アクティブ電極33とパッシブ電極34との間に交流電圧が誘起される。
このように、中継受電装置201、中継受電装置201A、及び中継受電装置201Bは電界結合方式又は磁界結合方式のどちらの方式であっても電力をワイヤレス受電し、受電した電力を変換して、受電の方式と異なる方式でワイヤレス伝送できる。
次に、図7は送電装置101Cに中継受電装置201Cを載置し、かつ中継受電装置201Cに受電装置301を載置した状態の断面図である。中継受電装置201Cは信号処理回路250を備える点において、中継受電装置201と相違する。
一般に、電界結合方式のワイヤレス電力伝送及び磁界結合方式のワイヤレス電力伝送では、受電装置との認証通信を必要とする送電装置が存在する。このような送電装置は、受電装置と認証通信を行い、定格の情報や適合に関する情報を認証する。認証通信は、ワイヤレス電力伝送の方式毎に定められるプロトコルに従って行われる。送電装置は、この認証通信を行うことにより、受電装置の定格を超えた電力伝送や、適合しない受電装置に対する電力伝送を防止している。図7に示す送電装置101Cは、電界結合方式でワイヤレス電力伝送するものであって、受電装置との認証通信を必要とするものである。また、送電装置101Cは、認証通信を正常に終えるまでは小さい電力を伝送し、認証通信を正常に終えると、大きい電力を伝送するものである。
中継受電装置201Cは、電界結合方式又は磁界結合方式のどちらの方式でワイヤレス受電したのかを判定し、送電元と認証通信を行った後に、トランスT1による電力変換を開始し、受電先(受電装置301又は受電装置302)に変換した電力をワイヤレス伝送するものである。
図8は、中継受電装置201Cを送電装置101Cに載置し、受電装置301を中継受電装置201Cに載置した場合のワイヤレス電力伝送システム401Cの回路図である。
信号処理回路250は、トランスT1の2次側の巻線の両端に接続されている。信号処理回路250は、図8に示すように、制御回路25、送受信回路26、降圧回路27、及び整流回路28を備える。ただし、信号処理回路250は、トランスT1の1次側の巻線の両端に接続されても構わない。
制御回路25及び送受信回路26は、アクティブ電極21とパッシブ電極22との間、又は送受電兼用コイル23の両端に交流電圧が誘起されると、整流回路28から電力が与えられそれぞれ起動する。ただし、降圧回路27は、トランスT1の2次側の両端に接続され、整流回路28は、降圧回路27から降圧された交流電圧に対応する交流電流を整流平滑して出力するものである。
送受信回路26は、一端がトランスT1の2次側の巻線の高圧側に接続される。送受信回路26は入力された交流電流に重畳された信号を復調して制御回路25に出力する。また、送受信回路26は制御回路25の制御に従い信号を変調してトランスT1の2次側の巻線の高圧側の交流電流に重畳する。
制御回路25は、送受電兼用コイル23の両端に接続されるキャパシタC1、MOS−FETQ1、MOS−FETQ2及びキャパシタC2からなる直列回路に対し、MOS−FETQ1及びMOS−FETQ2をオン又はオフする制御を行う。より具体的には、制御回路25は、以下のように動作する。
図9は、制御回路25の動作を示すフローチャートである。なお、制御回路25は初期状態(起動した直後)ではMOS−FETQ1及びMOS−FETQ2をオンとしている。これにより、トランスT1、キャパシタC1とキャパシタC2との直列回路、及び送受電兼用コイル23で並列共振回路が構成される。中継受電装置201Cは並列共振回路が構成されるとインピーダンスが高くなる。
制御回路25はいずれかの方式の送電装置からワイヤレス受電すると起動して電界結合方式のプロトコルで送電元の存在を問い合わせる(S11)。例えば、制御回路25は、送電装置の存在を確認する旨のメッセージを生成する。このメッセージは、電界結合方式のプロトコルに定められるフォーマットに適合するように生成される。そして、制御回路25は、電界結合方式のプロトコルに定められる搬送波で生成したメッセージを変調して、変調信号をトランスT1の2次側の巻線の高圧側の交流電流に重畳するように、送受信回路26を制御する。
送電元は、中継受電装置201Cが負荷変調を行うため、変調信号を受信する。
次に、制御回路25は、正常な応答があったか否かを判断する(S12)。送電元が送電装置101C(電界結合方式で電力を伝送する装置)であれば、送電装置101Cの信号処理部14は、中継受電装置201Cが送ったメッセージを受信して復調する。そして、信号処理部14は、存在の確認を肯定する旨のメッセージを返送して応答する。この返送メッセージも、電界結合方式のプロトコルに定めるフォーマットに適合し、該プロトコルに定められる搬送波で変調されて中継受電装置201Cに送信される。一方、送電元が送電装置101Cでなければ(例えば磁界結合方式でワイヤレス伝送する送電装置102)、送電元は存在を確認する旨のメッセージを復調できないため何らメッセージを返送しない(応答しない)。
制御回路25は、送受信回路26によって受信されて復調されたメッセージが存在の確認を肯定する旨のメッセージであれば正常応答があったと判断して(S12:YES)、ステップS13に進む。この復調も電界結合方式のプロトコルで行われる。正常応答があった場合(S12:YES)、送電元は電界結合方式でワイヤレス電力伝送する送電装置101Cであることが分かる。制御回路25は、送受信回路26によって受信されて復調されたメッセージが存在の確認を肯定する旨のメッセージでなければ異常応答があったと判断して(S12:NO)、ステップS21に進む。制御回路25は、送受信回路26がステップS11でメッセージを送ってから所定時間(例えば5秒間)何も信号を受信していないときも異常応答があったとして(S12:NO)、ステップS21に進む。すなわち、これら異常応答があった場合(S12:NO)、送電元は電界結合方式でワイヤレス電力伝送を行う送電装置101Cではないことが分かる。
制御回路25は、正常応答があったと判断した場合(S12:YES)、電界結合方式のプロトコルで送電装置101Cと認証通信する(S13)。定格の情報や適合に関する情報は、この認証通信により、送電装置101Cの信号処理部14と制御回路25との間で、送受信される。ただし、定格の情報や適合に関する情報は、信号処理回路250に予め記憶されている。
送電装置101Cの信号処理部14は、認証通信により認証された適合に関する情報に基づいて、電力伝送すべきか否かを判断する。信号処理部14は、認証通信により認証された定格に関する情報に基づいて、伝送すべき電力(5W又は10W)を決定する。図7及び図8に示す例では、送電装置101Cの信号処理部14は、中継受電装置201Cが電力伝送に適合する装置であると判断したものとする。そして、信号処理部14は認証された定格に応じた電力(例えば5W)で伝送を開始する。
制御回路25は、認証通信を終えると、電力変換を開始する(S14)。より具体的には、制御回路25は、認証通信を終えると、MOS−FETQ1及びMOS−FETQ2をオフにする。すると、中継受電装置201Cは、並列共振回路は構成されなくなるため、インピーダンスが低下し、送電装置101Cから伝送される電力が大きくなる。そして、トランスT1による電力変換は開始される。変換された電力は、送受電兼用コイル23と受電用コイル31との磁界結合により、受電装置301に伝送される。
ステップS21乃至ステップS23の処理は、電界結合方式のプロトコルに代えて、磁界結合方式のプロトコルを用いる点において、ステップS11乃至ステップS13の処理と相違する。ステップS24の処理は、ステップS14の処理と同じである。すなわち、制御回路25は、ステップS24において、MOS−FETQ1及びMOS−FETQ2をオフにする。すると、磁界結合方式でワイヤレス受電した電力は、トランスT1で変換される。
送電元が送電装置102(磁界結合方式で電力を伝送する装置)であれば、制御回路25は存在の確認を肯定する旨のメッセージを受信するため正常応答があったと判断して(S22:YES)、送電装置102の制御部(不図示)と認証通信を行い(S23)、磁界結合方式で受電した電力の変換を開始する(S24)。変換された電力は、アクティブ電極21とアクティブ電極33との電界結合、及びパッシブ電極22とパッシブ電極34との電界結合により、受電装置302に伝送される。制御回路25は異常応答があったと判断した場合(S22:NO)、処理を終了する。
以上のように、中継受電装置201Cは認証通信を行った後に、電力を変換して、変換した電力を受電先に伝送する。これにより、中継受電装置201Cは、認証を要求する送電装置に載置されても、電力を送電元に伝送できる。また、中継受電装置201Cはワイヤレス受電の方式を判定するため、送電装置が電界結合方式又は磁界結合方式のどちらの方式であっても、判定した方式で認証通信できる。
さらに、中継受電装置201Cは、送電装置と認証通信し、認証通信により認証された電力を超える電力を受電しないため、安全である。
なお、図9に示すフローチャートは、最初に、ステップS11において電界結合方式のプロトコルで送電装置の存在を確認する問い合わせを行っているが、最初にステップS21において磁界結合方式のプロトコルで送電装置の存在を確認する問い合わせを行ってもよい。
また、上述の例は、中継受電装置201Cが送電装置の存在を確認する旨のメッセージを送ることをトリガとして認証通信が始まっている。しかし、中継受電装置201Cは送電装置が認証通信のトリガとなるメッセージを送るプロトコルの場合でも、認証通信できる。
具体的には中継受電装置201Cは、電界結合方式と磁界結合方式とで用いられる交流電圧の周波数が異なることを利用して、送受信回路26が第1周波数帯域で所定の大きさ以上のレベルを検知すると、電界結合方式のプロトコルで認証通信を開始し、送受信回路26が第2周波数帯域で所定の大きさ以上のレベルを検知すると、磁界結合方式のプロトコルで認証通信を開始する。
11,21,33…アクティブ電極
12,22,34…パッシブ電極
13…送電用コイル
14…信号処理部
23…送受電兼用コイル
24…キャパシタ
25…制御回路
26…送受信回路
27…降圧回路
28…整流回路
31…受電用コイル
32…負荷供給回路
101,101C,102…送電装置
201,201A,201B,201C…中継受電装置
250…信号処理回路
301,302…受電装置
401,401A,401B,401C…ワイヤレス電力伝送システム

Claims (6)

  1. トランスと、
    前記トランスの1次側端子の一端に接続される第1電極と、
    前記トランスの1次側端子の他端に接続される第2電極と、
    前記トランスの2次側端子の間に接続される平板状コイルと、
    前記トランス、第1電極、第2電極、及び平板状コイルを収める筐体と、
    を備え、
    前記平板状コイルは、前記筐体の第1主面側に配置され、
    前記第1電極及び前記第2電極は、前記筐体の第2主面側に配置される、
    電力変換器。
  2. 前記トランスは、2次巻線の巻数に対して1次巻線の巻数が多い巻線型トランスである、
    請求項1に記載の電力変換器。
  3. 前記トランスは、2次巻線に少なくとも1つの中間タップを有する巻線型トランスであって、
    前記平板状コイルの一端は、前記2次巻線の一端に接続され、
    前記平板状コイルの他端は、前記2次巻線の他端又は前記2次巻線の少なくとも1つの中間タップに接続される、
    請求項1又は2に記載の電力変換器。
  4. 前記平板状コイルの両端に接続されるキャパシタを備え、
    前記キャパシタ、前記トランス、及び前記平板状コイルで並列共振回路が構成されている、
    請求項2又は3に記載の電力変換器。
  5. 前記トランスは圧電トランスである、
    請求項1に記載の電力変換器。
  6. 前記トランスの1次側又は2次側の交流電流に重畳された信号を送受信する送受信部と、
    前記送受信部の信号送受信を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、電界結合方式のプロトコル又は磁界結合方式のプロトコルに応じて信号を送信させ、前記送受信部の受信した信号に基づいて電界結合方式のプロトコル又は磁界結合方式のプロトコルを特定し、特定したプロトコルで認証通信させる、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の電力変換器。
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