JP2015050162A - ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法 - Google Patents

ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015050162A
JP2015050162A JP2013183298A JP2013183298A JP2015050162A JP 2015050162 A JP2015050162 A JP 2015050162A JP 2013183298 A JP2013183298 A JP 2013183298A JP 2013183298 A JP2013183298 A JP 2013183298A JP 2015050162 A JP2015050162 A JP 2015050162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
fuel cell
power generation
fuel
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013183298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6336257B2 (ja
Inventor
雅人 村山
Masahito Murayama
雅人 村山
小山 智規
Tomonori Koyama
智規 小山
堤 孝則
Takanori Tsutsumi
孝則 堤
斎臣 吉田
Naoshige Yoshida
斎臣 吉田
貴 藤井
Takashi Fujii
貴 藤井
茂賢 武田
Shigemasa Takeda
茂賢 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013183298A priority Critical patent/JP6336257B2/ja
Publication of JP2015050162A publication Critical patent/JP2015050162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6336257B2 publication Critical patent/JP6336257B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • Y02E20/18Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency
    • Y02P20/129Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】IGCC等に使用されているガスタービン等の既存技術を用いて複合発電効率を向上させることができるガス化燃料電池複合発電システムを提供する。【解決手段】炭素質固体燃料をガス化炉10でガス化してガス精製部20により精製した燃料ガスを供給し、固体酸化物形燃料電池30による発電と、ガスタービン40を発電機の駆動源とする発電とを行い、ガスタービン40から排出される燃焼排ガスの排熱を利用して発生した蒸気を導入して運転する蒸気タービン51を発電機の駆動源とする発電とを行うガス化燃料電池複合発電システムにおいて、燃料ガス供給系統Fは、前記ガス精製部(20)から前記燃料ガスが固体酸化物形燃料電池30に接続されて燃料ガスを供給する燃料電池ガス供給系統Fsと、ガスタービン40に接続されて燃料ガスを供給するガスタービンガス供給系統Fgとそれぞれに分岐されている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば石炭をガス化した燃料を用いる石炭ガス化燃料電池複合発電システム(IGFC;Integrated Coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle)のように、ガス化炉で炭素質固体燃料をガス化した燃料ガスを用いる燃料電池を含んで複合発電を行うガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法に関する。ここで言う炭素質固体燃料には、石炭、石油コークスの他、間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ等のバイオマス燃料が含まれる。
近年、火力発電の需要は増加傾向にあるが、環境問題等を考慮するとより高効率な火力発電が求められる。
火力発電プラントの将来的なプラント高効率化技術のひとつとして、例えば下記の特許文献1に開示された石炭ガス化燃料電池複合発電プラントが知られている。この従来技術は、石炭ガス化複合発電設備(Integrated Gasification Combined Cycle/以下、「IGCC」と呼ぶ)に、固体酸化物形燃料電池(以下、「SOFC」と呼ぶ)のような燃料電池を組み合わせた構成とされ、石炭ガス化燃料電池複合発電システム(以下、「IGFC」と呼ぶ)とも呼ばれている。
すなわち、IGFCは、炭素質固体燃料をガス化プラントに供給してガス化した燃料ガスを用いることにより、SOFCにおける発電に加えて、ガスタービン及び蒸気タービンで発電機を駆動して発電する複合発電システムである。
従来のIGFCは、例えば図2に示すように、石炭をガス化するガス化炉10と、ガス化炉10で生成された燃料ガス(石炭ガス化ガス)に必要な処置を施して精製するガス精製部20と、を備えている。ガス精製部20で生成された燃料ガスは、SOFC30に供給されて発電を行い、さらに、SOFC30の排気ガス(未燃の燃料ガス)が発電機Gを駆動するガスタービン40の燃焼器41に燃料として供給される。なお、ガスタービン40は、主な構成要素として、上述した燃焼器41に加えて圧縮機42及びタービン43を備えている。
また、ガスタービン40で仕事をした燃焼排ガスは、排熱を回収して蒸気を生成する排熱回収ボイラ(以下、「HRSG」と呼ぶ)50へ供給される。このHRSG50で生成された蒸気は、発電機Gを駆動する蒸気タービン51へ供給される。なお、図示の発電機Gは、ガスタービン40及び蒸気タービン51と同軸に連結されているが、ガスタービン40及び蒸気タービン51に各々専用の発電機を連結して発電する構成としてもよい。
従って、図示のIGFCは、SOFC30による発電と、ガスタービン40及び蒸気タービン51を駆動源とする発電機Gによる発電とが組み合わされた複合発電設備となる。
なお、図中の符号60は酸素製造装置、70は抽気空気昇圧機、52は煙突である。
特開2000−48844号公報
ところで、従来のIGFCは、SOFC30の空気極に対して、ガスタービン40の圧縮機42で加圧・高温化した空気の一部または全部の供給を受けることが一般的である。さらに、SOFC30の空気極に供給された空気は、SOFC30での反応に一定量の酸素を消費した後、ガスタービン40の燃焼用空気として、通常の大気より低い酸素濃度で燃焼器41に供給される。すなわち、IGFCの空気系統は、SOFC30とガスタービン40とが直列に接続された構成となっている。
また、ガスタービン40に供給される燃料ガスにおいても、SOFC30から排出される未燃の燃料ガスを使用するため、燃料ガス発熱量は、SOFC30の発電状況に応じた影響を受けて変動することとなる。
このため、IGFCのSOFC30やガスタービン40には、下記のような設計・運転上の制約(課題)が指摘されている。
第1の制約は、ガスタービン40で使用する燃料ガス発熱量である。
SOFC30での発電に伴い、ガスタービン40に供給される燃料ガスには、燃料ガス発熱量の低下が生じることとなる。発熱量の低下した燃料を用いてガスタービン40の性能を一定に維持する(ガスタービン燃焼器燃焼温度を一定に保つ)ためには、ガスタービン入口での燃料ガス量を増加させる必要があり、すなわち、ガス化炉10へ供給する石炭入熱を増加させる必要がある。しかし、石炭入熱の増加に伴い、例えば石炭搬送用イナートガスや酸素等のように、系外から流入するガスの流量も増加するため、プラント性能、特にプラント効率向上への効果は限定的、もしくは相殺されて効果なしとなる可能性もある。
第2の制約は、ガスタービン40の燃焼器必要酸素濃度である。
ガスタービン40の燃焼器41で燃料ガスを完全燃焼させるために必要な酸素は、ガスタービン40の圧縮機42から導入する空気により供給するのが一般的である。一方、燃焼器41には、安定燃焼させるための最低酸素濃度が決まっている。しかし、IGFCにおいては、例えば特許文献1に開示された構成のように、SOFC30で酸素を消費した空気が供給されることもあるため、SOFC30の運転条件によっては最低酸素濃度を下回る可能性がある。
第3の制約は、SOFC30における高圧運転時の差圧制御である。
SOFC30は、高い圧力で運転する程性能が良くなることが知られている。しかし、現状のシステムにおいてSOFC30を高圧運転させるためには、ガスタービン抽気空気をさらに昇圧させる必要がある。このため、圧縮機動力が大き過ぎることや材質により温度制限があるため、熱回収のためにシステムが複雑になってしまう。さらに、IGFCシステムでは、ガス化炉から供給される燃料ガス圧力に変動があるため、差圧制御はより難しくなる。
また、ガスタービン40の上流にSOFC30を組み合わせたIGFCのシステムは、SOFC30における燃料利用率が高い程プラント効率も高くなる。しかし、従来構成のシステムでは、上述した第1から第3の制約を受けることになるため、ガスタービン40とSOFC30の性能を同時に最大限引き出すことは困難になる。このため、ガスタービン40等の構成機器に対して予めIGFC専用の新設計をするか、あるいは、システム中に追加機器を設置するなど、何らかの対策が必要となる。
このような背景から、上述した制約を解決することで既存技術のガスタービン等を用いて性能を最大限に引き出し、高いプラント効率による複合発電を可能にするガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法の開発が望まれる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、IGCC等に使用されているガスタービン等の既存技術を用いて複合発電効率を向上させることができるガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るガス化燃料電池複合発電システムは、炭素質固体燃料をガス化炉でガス化してガス精製部により精製した燃料ガスを供給し、固体酸化物形燃料電池による発電と、ガスタービンを発電機の駆動源とする発電とを行い、前記ガスタービンから排出される燃焼排ガスの排熱を利用して発生した蒸気を導入して運転する蒸気タービンを発電機の駆動源とする発電とを行うガス化燃料電池複合発電システムにおいて、前記燃料ガスの供給系統は、前記ガス精製部から前記燃料ガスが固体酸化物形燃料電池に接続されて前記燃料ガスを供給する燃料電池ガス供給系統と、前記ガスタービンに接続されて前記燃料ガスを供給するガスタービンガス供給系統のそれぞれに分岐されていることを特徴とするものである。
このようなガス化燃料電池複合発電システムによれば、燃料ガスの供給系統は、前記ガス精製部から前記燃料ガスが固体酸化物形燃料電池に接続されて燃料ガスを供給する燃料電池ガス供給系統と、ガスタービンに接続されて燃料ガスを供給するガスタービンガス供給系統のそれぞれに分岐されているので、固体酸化物形燃料電池とガスタービンとの間で燃料ガスの相関関係をなくすことができる。すなわち、燃料ガスの供給系統は、燃料電池ガス供給系統及びガスタービンガス供給系統が並列に設けられ、従って、固体酸化物形燃料電池及びガスタービンの双方において、ガス火炉でガス化した精製後の燃料ガスをそれぞれに導入して使用することが可能になる。
上記のガス化燃料電池複合発電システムにおいて、前記燃料電池ガス供給系統は、前記燃料ガスを常圧に減圧して前記固体酸化物形燃料電池へ供給する圧力調整器を備えていることが好ましく、これにより、固体酸化物形燃料電池の常圧運転が可能になる。
この場合、圧力調整器にエキスパンダーを採用し、動力回収をしてもよい。
上記のガス化燃料電池複合発電システムにおいて、前記固体酸化物形燃料電池から発電後に排出される未燃の前記燃料ガスを燃焼させて未燃ガス燃焼排ガスを排出する未燃ガス燃焼器を備えていることが好ましく、これにより、未燃ガス燃焼排ガスの排熱を有効利用した蒸気生成が可能となってプラント効率を向上させることができる。
この場合、未燃ガス燃焼器として、触媒燃焼器を採用してもよい。
本発明に係るガス化燃料電池複合発電システムの運転方法は、炭素質固体燃料をガス化炉でガス化してガス精製部により精製した燃料ガスを供給し、固体酸化物形燃料電池による発電と、ガスタービンを発電機の駆動源とする発電とを行い、前記ガスタービンから排出される燃焼排ガスの排熱を利用して発生した蒸気を導入して運転する蒸気タービンを発電機の駆動源とする発電とを行うガス化燃料電池複合発電システムの運転方法であって、前記燃料ガスの供給系統は、前記ガス精製部から前記燃料ガスを固体酸化物形燃料電池に接続する燃料電池ガス供給系統と前記ガスタービンに接続するガスタービンガス供給系統のそれぞれに分岐させ、前記固体酸化物形燃料電池及び前記ガスタービンに対し前記燃料ガスをそれぞれに供給して運転することを特徴とするものである。
このようなガス化燃料電池複合発電システムの運転方法によれば、燃料ガスの供給系統は、前記ガス精製部から前記燃料ガスを固体酸化物形燃料電池に接続する燃料電池ガス供給系統とガスタービンに接続するガスタービンガス供給系統のそれぞれに分岐させ、固体酸化物形燃料電池及びガスタービンに対し燃料ガスをそれぞれに供給して運転するので、固体酸化物形燃料電池とガスタービンとの間で燃料ガスの相関関係をなくすことができる。すなわち、燃料ガスの供給系統は、燃料電池ガス供給系統及びガスタービンガス供給系統が並列に設けられ、従って、固体酸化物形燃料電池及びガスタービンの双方において、ガス火炉でガス化した精製後の燃料ガスをそれぞれに導入して使用することが可能になる。
上記のガス化燃料電池複合発電システムの運転方法において、前記燃料電池ガス供給系統に圧力調整器を設け、前記燃料ガスを常圧に減圧して前記固体酸化物形燃料電池へ供給することが好ましく、これにより、固体酸化物形燃料電池を常圧で運転することが可能になる。
上記のガス化燃料電池複合発電システムの運転方法において、前記固体酸化物形燃料電池から発電後に排出される未燃の前記燃料ガスを燃焼させる未燃ガス燃焼器を設け、前記ガスタービンから排出される燃焼排ガスに加えて、前記未燃ガス燃焼器から排出される未燃ガス燃焼排ガスの排熱を前記蒸気の生成に利用して運転することが好ましく、これにより、未燃ガスの有効利用によるプラント効率の向上が可能となる。
上述した本発明によれば、固体酸素型燃料電池及びガスタービンの燃料ガス供給系統が各々独立しているので、既存技術のガスタービン等を用いて性能を最大限に引き出すことが可能になり、高いプラント効率による複合発電を実現できる。すなわち、IGFCに適した専用のガスタービンを新たに開発しなくても、例えばIGCCに使用されている既存のガスタービンを用いることで、複合発電効率を向上させることが可能になる。
本発明に係るガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法の一実施形態を示す概略構成図である。 従来のガス化燃料電池複合発電システムを示す概略構成図である。
以下、本発明に係るガス化燃料電池複合発電システムの一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態のガス化燃料電池複合発電システムは、石炭(炭化水素燃料)をガス化して得られる燃料を用いて複合発電をする石炭ガス化燃料電池複合発電システム(以下、「IGFC」と呼ぶ)であり、ガス化炉でガス化して精製した燃料ガスを用いる燃料電池を含んでいる。なお、ガス化炉でガス化する炭素質固体燃料は、本実施形態の石炭に限定されることはなく、例えば間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ等のバイオマス燃料にも適用可能である。
図1に示すIGFCは、石炭をガス化炉10でガス化してガス精製部20により精製した燃料ガスを供給し、固体酸化物形燃料電池(以下、「SOFC」と呼ぶ)30による発電と、ガスタービン40を発電機Gの駆動源とする発電とを行い、ガスタービン40から排出される燃焼排ガスの排熱を利用して発生した蒸気を導入して運転する蒸気タービン51を発電機Gの駆動源とする発電とを組み合わせて、複合発電を行うように構成されている。
そして、ガス火炉10でガス化された石炭ガス化ガスは、ガス精製部20において必要な脱硫等の各種処理を施すことにより、SOFC30及びガスタービン40の運転に使用する燃料ガスとなる。
この燃料ガスは、燃料ガス供給系統Fの配管流路を通ってSOFC30及びガスタービン40へ供給される。具体的に説明すると、燃料ガス供給系統Fは、ガス精製部20の下流側において、SOFC30に接続されて燃料ガスを供給するための燃料電池ガス供給系統Fsと、ガスタービン40に接続されて燃料ガスを供給するためのガスタービンガス供給系統Fgのそれぞれに分岐されている。
そして、燃料電池ガス供給系統Fsには、SOFC30の上流側に圧力調整器31が設けられている。この圧力調整器31は、燃料ガスを常圧に減圧してSOFC30へ供給する装置であり、例えば動力回収が可能となるエキスパンダー等が好適である。常圧とは、大気圧に後流設備の圧力損失を考慮した圧力とする。
SOFC30は、燃料ガス及び酸化剤(例えば、空気あるいは酸素富化空気)の供給を受けて電解質を介した電気化学反応により発電するものである。本実施形態では、圧力調整器31を介して常圧で供給される燃料ガスと、大気から導入する空気とを用いて、常圧運転による発電が行われる。
SOFC30で発電に使用された燃料ガス及び空気は、未燃の燃料ガス(可燃性ガス)を含む排気ガスとして排出され、SOFC30と排熱回収ボイラ(以下、「HRSG」と呼ぶ)50との間を接続している排気ガス系統Esを通って流れる。この排気ガス系統Esには、未燃の燃料ガスを燃焼させて未燃ガス燃焼排ガスを排出するように、未燃ガス燃焼器32が設けられている。この場合、未燃ガス燃焼排ガスの温度は、蒸気による熱回収が可能な温度(例えば600℃程度)まであげればよい。
上述した未燃ガス燃焼排ガスは、後述するガスタービン40の燃焼排ガスとともにHRSG50へ供給される。この結果、未燃ガス燃焼排ガスは、蒸気生成の熱源として有効利用されるので、プラント効率(発電効率)の向上に貢献する。
なお、未燃ガス燃焼器32は、触媒燃焼器を採用することも可能である。
ガスタービン40は、燃焼器41と、圧縮機42と、タービン43とを具備して構成される。燃焼器41は、圧縮機42から直接圧縮空気の供給を受けて燃料ガスを燃焼させ、高温高圧の燃焼排ガスを生成する。この燃焼排ガスがタービン43へ供給されることにより、タービン43を回転させて軸出力を発生する。この場合、燃焼器41の上流側に圧力調整弁44を設置することで、燃焼器41に供給するガス燃料の圧力を一定に保つことができる。なお、タービン43で発生させた軸出力は、同軸に連結された発電機Gを駆動するので、ガスタービン40を駆動源とする発電が行われる。
また、上述したガスタービン40の軸出力は、その一部が圧縮機42の継続運転に使用される。
タービン43で仕事をした燃焼排ガスは、まだ十分な熱量を保有しているので、燃焼排ガス系統Egを介してHRSG50へ供給される。HRSG50では、ガスタービン40から供給される燃焼排ガスと、未燃ガス燃焼器32から供給される未燃ガス燃焼排ガスとを熱源にして、水と熱交換して蒸気を生成する。この蒸気は蒸気タービン51に供給されるので、蒸気タービン51を駆動源とする発電機Gによる発電が行われる。また、蒸気の生成に使用された燃焼排ガス及び未燃ガス燃焼排ガスは、必要に応じて適宜排ガス処理を施した後、煙突52から大気へ放出される。
なお、図示の発電機Gは、ガスタービン40及び蒸気タービン51と同軸に連結されているが、ガスタービン40及び蒸気タービン51に各々専用の発電機を連結して発電する構成としてもよい。
ところで、上述したガスタービン40の圧縮機42では、圧縮した空気の一部が抽気される。この空気は、抽気空気昇圧機70により所望の圧力に昇圧してガス化炉10に供給され、石炭のガス化に使用される。
また、ガス化炉10における石炭のガス化に使用する酸素や窒素(イナートガス)を製造するため、酸素製造装置(以下、「ASU」と呼ぶ)60が設けられている。このASU60で製造された酸素は、抽気空気昇圧機70で昇圧した空気に合流させることで、ガス化炉10へ投入してガス化に使用する酸素富化空気とする。
上述したように、本実施形態のIGFCは、ガス精製部20の出口に接続された燃料ガス供給系統Fが、SOFC30に接続されて燃料ガスを供給するための燃料電池ガス供給系統Fsと、ガスタービン40に接続されて燃料ガスを直接供給するためのガスタービンガス供給系統Fgのそれぞれに分岐され、SOFC30とガスタービン40とを並列に接続する燃料ガスの供給系統となっている。
従って、SOFC30及びガスタービン40に対して、燃料ガスをそれぞれに供給する運転方法が可能となり、SOFC30とガスタービン40との間で燃料ガスの相関関係をなくすことができる。
すなわち、燃料電池ガス供給系統Fs及びガスタービンガス供給系統Fgが並列に設けられているので、SOFC30及びガスタービン40の双方において、ガス火炉10でガス化した精製後の燃料ガスをそれぞれに導入して使用する運転が可能になる。
この結果、従来技術で説明したIGFCにおいて、SOFC30から排出される未燃の燃料ガスがガスタービン40に供給される場合のように、燃料ガスの発熱量がSOFC30の発電状況に応じて変動するようなことはなく、安定した発熱量を維持できる。
また、ガスタービン40の燃焼器41で燃料ガスを燃焼させる空気についても、SOFC30で発電に使用したものを導入するのではなく、圧縮機42から直接導入するようになっているので、SOFC30の運転に伴う影響を受けて最低酸素濃度を下回るようなこともない。
従って、燃料電池ガス供給系統Fs及びガスタービンガス供給系統Fgを並列にすることで、ガスタービン40に関する第1及び第2の制約が解消される。
さらに、ガス精製部20から供給される燃料ガスの供給系統について、燃料電池ガス供給系統Fs及びガスタービンガス供給系統Fgのそれぞれに分岐して運用するためには、SOFC30及びガスタービン40のガス供給系統毎に供給するガス圧力の調整が重要となる。
そこで、本実施形態において、SOFC側の燃料電池ガス供給系統Fsには、減圧用の圧力調整器31を設置し、かつ、ガスタービン40側のガスタービンガス供給系統Fgには、燃焼器41の入口に圧力調整弁44を設置したので、分岐する二つのガス供給系統では、圧力制御を容易に実施することができる。また、SOFC30を常圧運転により発電するようにしたので、SOFC30に関する第3の制約も解消される。
また、上述したガスタービンガス供給系統Fgは、ガスタービン40からHRSG50及び蒸気タービン51による発電系統について、既存のIGCCと同様の構成及び運転方法をそのまま採用することができる。従って、既存のIGCCを利用して、SOFC30の追設によりIGFCに改造することが容易になるという利点もある。
すなわち、技術的に先行しているIGCCのプラントについては、将来的に既設のIGCCを利用してIGFCに改造することが容易になるので、最小限の追加コストで出力及び効率を向上させることが可能になる。
具体的に説明すると、例えば空気吹きのガス化炉10を備えたIGCCプラントの設備をそのまま利用し、ガス化炉10を酸素吹きにして運転することで、設備体格を変えることなくガス化炉入熱を増加させることができる。従って、入熱の増加分に対応するSOFC30をガスタービン40と並列に追設することで、IGCCプラントからIGFCプラントへ変更する改造が可能である。
このように、上述した本実施形態によれば、SOFC30及びガスタービン40の燃料ガス供給系統が各々独立しているので、既存技術のガスタービン40等を用いて性能を最大限に引き出す運転が可能になり、高いプラント効率による複合発電を実現できる。換言すれば、IGFCに適した専用のガスタービン40を新たに開発しなくても、例えばIGCCに使用されている既存のガスタービン40をそのまま転用して使用することにより、あるいは、ガスタービン40を備えた既存のIGCCを改造することにより、IGFCの複合発電効率を向上させることが可能になる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、例えばガス化炉10が酸素富化空気吹きまたは酸素吹き等に限定されないなど、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
10 ガス化炉
20 ガス精製部
30 固体酸化物形燃料電池(SOFC)
31 圧力調整器
32 未燃ガス燃焼器
40 ガスタービン
41 燃焼器
42 圧縮機
43 タービン
44 圧力調整弁
50 排熱回収ボイラ(HRSG)
51 蒸気タービン
60 酸素製造装置(ASU)
70 抽気空気昇圧機
F 燃料ガス供給系統
Fs 燃料電池ガス供給系統
Fg ガスタービンガス供給系統
Es 排気ガス系統
Eg 燃焼排ガス系統
G 発電機

Claims (6)

  1. 炭素質固体燃料をガス化炉でガス化してガス精製部により精製した燃料ガスを供給し、固体酸化物形燃料電池による発電と、ガスタービンを発電機の駆動源とする発電と、前記ガスタービンから排出される燃焼排ガスの排熱を利用して発生した蒸気を導入して運転する蒸気タービンを発電機の駆動源とする発電とを行うガス化燃料電池複合発電システムにおいて、
    前記燃料ガスの供給系統は、前記ガス精製部から前記燃料ガスが前記固体酸化物形燃料電池に接続されて前記燃料ガスを供給する燃料電池ガス供給系統と、前記ガスタービンに接続されて前記燃料ガスを供給するガスタービンガス供給系統とのそれぞれに分岐されていることを特徴とするガス化燃料電池複合発電システム。
  2. 前記燃料電池ガス供給系統が、前記燃料ガスを常圧に減圧して前記固体酸化物形燃料電池へ供給する圧力調整器を備えていることを特徴とする請求項1に記載のガス化燃料電池複合発電システム。
  3. 前記固体酸化物形燃料電池から発電後に排出される未燃の前記燃料ガスを燃焼させて未燃ガス燃焼排ガスを排出する未燃ガス燃焼器を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のガス化燃料電池複合発電システム。
  4. 炭素質固体燃料をガス化炉でガス化してガス精製部により精製した燃料ガスを供給し、固体酸化物形燃料電池による発電と、ガスタービンを発電機の駆動源とする発電とを行い、前記ガスタービンから排出される燃焼排ガスの排熱を利用して発生した蒸気を導入して運転する蒸気タービンを発電機の駆動源とする発電とを行うガス化燃料電池複合発電システムの運転方法であって、
    前記燃料ガスの供給系統は、前記ガス精製部から前記燃料ガスを固体酸化物形燃料電池に接続する燃料電池ガス供給系統と前記ガスタービンに接続するガスタービンガス供給系統とのそれぞれに分岐させ、
    前記固体酸化物形燃料電池及び前記ガスタービンに対し前記燃料ガスをそれぞれに供給して運転することを特徴とするガス化燃料電池複合発電システムの運転方法。
  5. 前記燃料電池ガス供給系統に圧力調整器を設け、前記燃料ガスを常圧に減圧して前記固体酸化物形燃料電池へ供給することを特徴とする請求項4に記載のガス化燃料電池複合発電システムの運転方法。
  6. 前記固体酸化物形燃料電池から発電後に排出される未燃の前記燃料ガスを燃焼させる未燃ガス燃焼器を設け、前記ガスタービンから排出される燃焼排ガスに加えて、前記未燃ガス燃焼器から排出される未燃ガス燃焼排ガスを前記蒸気の生成に利用して運転することを特徴とする請求項4または5に記載のガス化燃料電池複合発電システムの運転方法。
JP2013183298A 2013-09-04 2013-09-04 ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法 Active JP6336257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013183298A JP6336257B2 (ja) 2013-09-04 2013-09-04 ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013183298A JP6336257B2 (ja) 2013-09-04 2013-09-04 ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015050162A true JP2015050162A (ja) 2015-03-16
JP6336257B2 JP6336257B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=52699991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013183298A Active JP6336257B2 (ja) 2013-09-04 2013-09-04 ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6336257B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109659590A (zh) * 2018-12-13 2019-04-19 中国华能集团清洁能源技术研究院有限公司 一种整体煤气化固体氧化物燃料电池发电***及方法
JP2019082117A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 一般財団法人電力中央研究所 石炭ガス化発電設備

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5084362A (en) * 1990-08-29 1992-01-28 Energy Research Corporation Internal reforming molten carbonate fuel cell system with methane feed
US20020174659A1 (en) * 2001-05-24 2002-11-28 Fermin Viteri Combined fuel cell and fuel combustion power generation systems
JP2003254004A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン及びガスタービン複合発電システム
JP2006090287A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 複合発電システム及び燃料ガス発熱量制御方法
US20060105207A1 (en) * 2004-11-18 2006-05-18 Siemens Westinghouse Power Corporation Recuperated atmospheric SOFC/gas turbine hybrid cycle
JP2013040611A (ja) * 2012-09-21 2013-02-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 複合発電システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5084362A (en) * 1990-08-29 1992-01-28 Energy Research Corporation Internal reforming molten carbonate fuel cell system with methane feed
JPH04289673A (ja) * 1990-08-29 1992-10-14 Mitsubishi Electric Corp 内部改質溶融炭酸塩型燃料電池発電装置
US20020174659A1 (en) * 2001-05-24 2002-11-28 Fermin Viteri Combined fuel cell and fuel combustion power generation systems
JP2003254004A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン及びガスタービン複合発電システム
JP2006090287A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 複合発電システム及び燃料ガス発熱量制御方法
US20060105207A1 (en) * 2004-11-18 2006-05-18 Siemens Westinghouse Power Corporation Recuperated atmospheric SOFC/gas turbine hybrid cycle
JP2006147575A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Siemens Power Generation Inc 復熱式大気圧sofc/ガスタービンハイブリッドサイクル
JP2013040611A (ja) * 2012-09-21 2013-02-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 複合発電システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082117A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 一般財団法人電力中央研究所 石炭ガス化発電設備
CN109659590A (zh) * 2018-12-13 2019-04-19 中国华能集团清洁能源技术研究院有限公司 一种整体煤气化固体氧化物燃料电池发电***及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6336257B2 (ja) 2018-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Giuffrida et al. Thermodynamic analysis of air-blown gasification for IGCC applications
JP2008287940A (ja) 発電設備
CA2836814A1 (en) High pressure fossil fuel oxy-combustion system with carbon dioxide capture for interface with an energy conversion system
US20140223820A1 (en) Gasifier start-up method, gasifier, and integrated gasification combined cycle facility
JP2005276634A (ja) 発電及び動力装置並びにその運転方法
KR20040067952A (ko) Mhd 단독 고효율 발전방법 및 시스템
RU2471080C2 (ru) Способ эксплуатации энергетической установки с интегрированной газификацией, а также энергетическая установка
JP6336257B2 (ja) ガス化燃料電池複合発電システム及びその運転方法
JP2015015100A (ja) ガス化燃料電池複合発電システム
Giuffrida et al. CO2 capture from air-blown gasification-based combined cycles
EP2686287B1 (en) Cost effective plasma combined heat and power system
US8733109B2 (en) Combined fuel and air staged power generation system
JP6301118B2 (ja) ガス化燃料電池複合発電システム及びガス化燃料電池複合発電システムの運転方法
US9328631B2 (en) Self-generated power integration for gasification
JP2012102724A (ja) 統合型ターボ機械酸素プラント
Nagasaki et al. Near-zero-emission IGCC power plant technology
JP2000120403A (ja) ガス化複合発電システム
JP2000120445A (ja) 石炭ガス化複合発電システム
JPH10231736A (ja) ガス化複合発電プラント
JP5733974B2 (ja) Coシフト変換システム及び方法、石炭ガス化発電プラント
JP2010121461A (ja) 二塔式ガス化装置による複合発電方法及び装置
JP2014101838A (ja) 石炭ガス化複合発電設備
CN104597754A (zh) 以热端部件为核心的igcc电站整体效率优化控制方法
JP6033380B2 (ja) 石炭ガス化複合発電設備
JP2019121486A (ja) 発電プラントシステムおよびその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150119

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20160902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6336257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350