JP2015046028A - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Kiyoshi Yoshikawa
清士 吉川
矢ケ崎 陽一
Yoichi Yagasaki
陽一 矢ケ崎
中嶋 康久
Yasuhisa Nakajima
康久 中嶋
近藤 一臣
Kazutomi Kondo
一臣 近藤
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Abstract

【課題】ユーザの視界にある情報処理装置により簡易に接続することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】本開示によれば、他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体と、第1の動作体の動作を検出する検出部と、他の情報処理装置が撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した第1の動作体の動作状態と、検出部によって検出された第1の動作体の動作状態とに基づいて、他の情報処理装置を認証するか否かを決定する認証部と、を備える、情報処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、撮像データ認証装置が開示されている。この撮像データ認証装置は、情報処理装置から第1の撮像データが与えられた場合に、第2の撮像データを情報処理装置に要求する。そして、撮像データ認証装置は、第1の撮像データ及び第2の撮像データの対応関係に基づいて、情報処理装置を認証する。
特開2010−231450号公報
ところで、近年、ユーザが操作する情報処理装置とユーザの視界にある情報処理装置とをより簡易に接続したいというニーズがあるが、特許文献1に開示された技術はこのニーズに応えるものではなかった。
そこで、本開示では、ユーザの視界にある情報処理装置により簡易に接続することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
本開示によれば、他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体と、第1の動作体の動作を検出する検出部と、他の情報処理装置が撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した第1の動作体の動作状態と、検出部によって検出された第1の動作体の動作状態とに基づいて、他の情報処理装置を認証するか否かを決定する認証部と、を備える、情報処理装置が提供される。
本開示によれば、他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像部と、撮像部が撮像によって取得した撮像画像に基づいて、第2の動作体の動作状態を推定する推定部と、推定部によって推定された第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を他の情報処理装置に送信する制御を行う認証部と、を備える、情報処理装置が提供される。
本開示によれば、他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出することと、他の情報処理装置が撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した第1の動作体の動作状態と、検出された第1の動作体の動作状態とに基づいて、他の情報処理装置を認証するか否かを決定することと、を含む、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像することと、撮像によって取得した撮像画像に基づいて、第2の動作体の動作状態を推定することと、推定された第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を他の情報処理装置に送信する制御を行うことと、を含む、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、情報処理装置は、他の情報処理装置が撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した第1の動作体の動作状態と、検出部によって検出された第1の動作体の動作状態とに基づいて、他の情報処理装置を認証するか否かを決定する。ここで、他の情報処理装置は、第1の動作体を撮像するので、情報処理装置のユーザは、他の情報処理装置を視認できる。したがって、情報処理装置は、ユーザの視界にある情報処理装置により簡易に接続することができる。
以上説明したように本開示によれば、ユーザの視界にある情報処理装置により簡易に接続することができる。なお、本開示に係る技術による効果はここで記載された効果に限定されない。本開示に係る技術は、本明細書中に記載されたいずれかの効果、または他の効果を有するものであってもよい。
本開示の第1の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報処理システムの外観を示す説明図である。 情報処理システムの処理の概要を示すフローチャートである。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 情報処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理システムの外観を示す説明図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態(監視カメラとウエアラブルデバイスとの組み合わせ)
1−1.全体構成
1−2.情報処理システムによる処理の概要
1−3.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)の詳細構成
1−4.情報処理装置(監視カメラ)の詳細構成
1−5.情報処理システムによる処理の手順
1−5−1.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)による処理の手順
1−5−2.情報処理装置(監視カメラ)による処理の手順
1−6.情報処理システムによる処理の変形例
1−6−1.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)による処理の手順
1−6−2.情報処理装置(監視カメラ)による処理の手順
2.第2の実施形態(ウエアラブルデバイス同士の組み合わせ)
2−1.全体構成
2−2.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)の詳細構成
2−3.情報処理システムによる処理の手順
2−3−1.情報処理装置(一方のウエアラブルデバイス)による処理の手順
2−3−2.情報処理装置(他方のウエアラブルデバイス)による処理の手順
<1.第1の実施形態(監視カメラとウエアラブルデバイスとの組み合わせ)>
(1−1.全体構成)
まず、図1及び図2に基づいて、第1の実施形態に係る情報処理システム10の全体構成について説明する。
図1に示すように、情報処理システム10は、情報処理装置20,30を備える。図2に示すように、第1の実施形態では、情報処理装置20はいわゆる頭部装着型のウエアラブルデバイスであり、情報処理装置30はいわゆる監視カメラである。もちろん、情報処理装置20、30はこれらに限られない。情報処理装置20、30がとりうる他の例については後述する。
情報処理装置20は、外装体201(第1の動作体、第2の動作体)及び外装体201に内蔵された撮像部205(撮像装置224)(図4、5参照)を備える。外装体201は、情報処理装置20を装着したユーザAの頭部とともに移動する。例えば、ユーザAが矢印a方向に首を動かした(すなわち頷いた)場合、外装体201も矢印a方向に移動する。撮像部205は、外装体201に内蔵されており、撮像部205の光軸は、外装体201と共に移動する。また、撮像部205は、ユーザAの前方、すなわちユーザの視界のオブジェクトを撮像する。例えば、ユーザAが監視カメラである情報処理装置30を視認している際、撮像部205は、情報処理装置30を撮像する。
情報処理装置30は、動作体(第1の動作体、第2の動作体)310及び動作体310に内蔵された撮像部304(撮像装置324)を備える。動作体310は、矢印B、C方向にランダムに回転可能な略球状の回転体であり、撮像部304は、動作体310と共に回転する。すなわち、撮像部304の光軸は動作体310と共に矢印B、C方向に回転する。撮像部304は、光軸方向の前方にあるオブジェクトを撮像する。例えば、撮像部304は、光軸方向の前方に情報処理装置20の外装体201が存在する場合、外装体201を撮像する。
(1−2.情報処理システムによる処理の概要)
次に、情報処理システム10による処理の概要を図3に示すフローチャートに沿って説明する。
ステップS10において、情報処理装置20を装着したユーザAは、情報処理装置30に認証を依頼するために、情報処理装置30に近づく。
ステップS20において、撮像部304が情報処理装置20を撮像した場合、情報処理装置30は、認識開始をユーザAに報知するための音またはフラッシュを出力する。
ステップS30において、ユーザAは、情報処理装置30に向かって頷く。例えば、ユーザAは、図2の矢印a方向に頷く。外装体201は、ユーザAの頭部とともに移動する。一方、情報処理装置20は、外装体201の動作を検出し、検出結果に関する動作検出情報を記憶する。また、情報処理装置20の撮像部205は、動作体310(言い換えれば撮像部304)を撮像することで、撮像画像を取得する。情報処理装置20は、撮像画像にもとづいて、動作体310の動作を推定する。情報処理装置20は、推定結果に関する動作推定情報を情報処理装置30に送信する(通知する)。
ステップS30の処理が行われる一方、ステップS40において、情報処理装置30は、動作体310を矢印B、C方向にランダムに(不規則に)動かす。また、情報処理装置30は、動作体310の動作を検出し、検出結果に関する動作検出情報を記憶する。また、情報処理装置30の撮像部304は、外装体201を撮像することで撮像画像を取得する。情報処理装置30は、撮像画像にもとづいて、外装体201(言い換えれば撮像部205)の動作を推定する。なお、外装体201は、上述したように、ユーザAの頭部とともに移動する。情報処理装置30は、推定結果に関する動作推定情報を情報処理装置20に送信する(通知する)。
ステップS50において、情報処理装置20は、自分の動きと相手方からの通知とを即時性を考慮して対比する。具体的には、情報処理装置20は、情報処理装置30から送信された動作推定情報と、情報処理装置20が記憶している動作検出情報とを比較し、両者が一致するか否かを判定する。
一方、ステップS60において、情報処理装置30は、自分の動きと相手方からの通知とを即時性を考慮して対比する。具体的には、情報処理装置30は、情報処理装置20から送信された動作推定情報と、情報処理装置30が記憶している動作検出情報とを比較し、両者が一致するか否かを判定する。
ステップS50、S60のいずれにおいても、動作検出情報と動作推定情報とが一致する場合、情報処理装置20、30は、ペアリングを完了する。その後、情報処理装置20、30は、通信経路の確立等の処理を行う。一方、ステップS50、S60のいずれかにおいて、動作検出情報と動作推定情報とが一致しない場合、情報処理システム10は、情報処理装置20、30のいずれかが他者のなりすましであるものとして、ペアリングを中止する。
このように、第1の実施形態では、相手方の認証を、認証の依頼を受けた情報処理装置30だけでなく、認証の依頼を行った情報処理装置20も行う。これにより、情報処理装置20は、認証の依頼を受けた情報処理装置30が他者のなりすましであった場合に、情報処理装置30とのペアリングを中止することができる。これにより、セキュリティ性が向上する。また、ユーザAは、ユーザAが操作する情報処理装置20と、ユーザAの視界に存在する情報処理装置30とをより簡易に接続する(ペアリングする)ことができる。
(1−3.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)の詳細構成)
次に、図2、図4、図5に基づいて、情報処理装置20の詳細構成について説明する。情報処理装置20は、図2に示すように、いわゆるウエアラブルデバイスであるが、情報処理装置20はウエアラブルデバイスに限定されないのはもちろんである。すなわち、情報処理装置20は、図4の機能を実現でき、かつ、ユーザの動きに連動して動作する動作体を有するものであれば特に制限されない。ただし、ユーザの利便性を考慮すると、情報処理装置20は、ユーザによって携行可能なものであることが好ましい。ユーザによって携行可能な情報処理装置20としては、ウエアラブルデバイスの他、スマートフォン、スマートウォッチ、シューズセンサ、携帯電話、スマートタブレット等が挙げられる。情報処理装置20がスマートフォン、スマートウォッチ、シューズセンサ、携帯電話、またはスマートタブレットとなる場合、これらの外装体が動作体となる。
情報処理装置20は、図2及び図4に示すように、外装体201と、通信部202と、動作検出部(検出部)203と、動作記憶部204と、撮像部205と、対象機器認識部(推定部)206と、対象機器記憶部207と、認証部208と、操作部209と、制御部210とを備える。
通信部202は、通信ネットワーク(例えばPAN:Personal Area Network)を構築し、この通信ネットワーク内に存在する情報処理装置との間で各種通信を行う。例えば、通信部202は、通信ネットワーク内の情報処理装置30を発見し、情報処理装置30との間で各種認証情報(例えば後述する動作推定情報等)を交換し、ペアリング完了後に情報処理装置30との間でデータ通信を行う。
ここで、通信部202が情報処理装置30を発見する方法としては、例えば以下の方法が挙げられる。すなわち、通信部202は、予め情報処理装置30の識別情報を記憶しておき、通信ネットワーク内の情報処理装置に識別情報を要求する。そして、通信部202は、各情報処理装置から返信された識別情報から情報処理装置30の識別情報を検索する。通信部202は、情報処理装置30の識別情報が存在する場合には、通信ネットワーク内に情報処理装置30が存在すると判定する。すなわち、通信部202は、情報処理装置30を発見する。
動作検出部203は、外装体201、言い換えれば撮像部205の光軸の動き(動作状態)を検出し、検出結果に関する検出結果情報を動作記憶部204に記憶させる。動作記憶部204は、動作検出部203から与えられた動作検出情報を記憶する。動作検出情報の具体的な内容は特に限定されないが、例えば、外装体201上の任意の点の移動軌跡を示すものであればよい。
撮像部205は、情報処理装置20を装着したユーザAの視界に存在するオブジェクトを撮像することで撮像画像を生成し、対象機器認識部206に出力する。
対象機器認識部206は、撮像画像にもとづいて、情報処理装置30を認識する。認識は例えば以下のように行われる。すなわち、情報処理装置30の外観が描かれたテンプレート画像を対象機器記憶部207に記憶させる。そして、対象機器認識部206は、撮像画像内の各オブジェクト画像と、テンプレート画像とを対比することで、情報処理装置30を認識する。対象機器認識部206は、認識の結果に関する認識結果情報を対象機器記憶部207に記憶させる。なお、対象機器認識部206は、撮像画像の中心に描かれているオブジェクト画像を情報処理装置30と推定してもよい。以下に説明する他の対象機器認識部についても同様である。
さらに、対象機器認識部206は、撮像画像にもとづいて、動作体310の動作(動作状態)、言い換えれば撮像部304の光軸の動きを推定する。ここで、撮像部205が撮像を行う際には、外装体201、すなわち撮像部205が動いている。そこで、対象機器認識部206は、撮像部205の動作を考慮して、動作体310の動作を推定する。対象機器認識部206は、動作体310の代わりに撮像部304の動作(すなわち光軸の動作)を推定してもよい。対象機器認識部206は、推定結果に関する動作推定情報を対象機器記憶部207に記憶させる。対象機器記憶部207は、認識結果情報及び動作推定情報を記憶する。動作推定情報の具体的な内容は特に限定されないが、例えば、動作体310上の任意の点の移動軌跡を示すものであればよい。
認証部208は、情報処理装置30を認証するための処理を行う。具体的には、認証部208は、情報処理装置30から与えられた動作推定情報と、動作記憶部204に記憶された動作検出情報とに基づいて、情報処理装置30を認証するか否かを決定する。具体的には、認証部208は、これらの情報が一致する場合に、情報処理装置30を認証する。認証部208は、対象機器記憶部207に記憶されている動作推定情報を通信部202に出力する。通信部202は、動作推定情報を情報処理装置30に送信する。
操作部209は、ユーザによる入力操作を受け付け、操作内容に関する操作情報を制御部210に出力する。制御部210は、情報処理装置20全体を制御する他、ユーザに許可する操作内容(例えば情報処理装置30への操作内容)の決定、撮像部205の動作制御等を行う。
情報処理装置20は、図5に示すハードウエア構成を有し、これらのハードウエア構成によって上記の通信部202と、動作検出部203と、動作記憶部204と、撮像部205と、対象機器認識部206と、対象機器記憶部207と、認証部208と、操作部209と、制御部210とが実現される。
すなわち、情報処理装置20は、ハードウエア構成として、外装体201と、CPU220と、不揮発性メモリ221と、RAM222と、センサ223と、撮像装置224と、通信装置225と、操作装置226とを備える。外装体201は、CPU220と、不揮発性メモリ221と、RAM222と、センサ223と、撮像装置224と、通信装置225と、操作装置226とを内蔵する。
CPU220は、不揮発性メモリ221に記憶されたプログラムを読みだして実行する。このプログラムは、情報処理装置20に、通信部202、動作検出部203、動作記憶部204、撮像部205、対象機器認識部206、対象機器記憶部207、認証部208、操作部209、及び制御部210を実現させるためのプログラムを含む。したがって、CPU220が不揮発性メモリ221に記憶されたプログラムを読みだして実行することで、上記の各機能が実現される。すなわち、通信部202、動作検出部203、動作記憶部204、撮像部205、対象機器認識部206、対象機器記憶部207、認証部208、操作部209、及び制御部210が実現される。CPU220は、情報処理装置20の実質的な動作主体となりうるものである。
不揮発性メモリ221は、各種プログラム、画像情報等を記憶する。この画像情報には、上述したテンプレート画像も含まれる。RAM222は、CPU220による作業領域となるものである。センサ223は、外装体201の動作、言い換えれば撮像装置224の光軸の動きを検出するセンサであり、例えば3軸加速度センサである。撮像装置224は、光軸方向の前方に存在するオブジェクト、すなわちユーザAの視界に存在するオブジェクトを撮像する。なお、光軸方向前方とは、撮像素子からレンズに向かう方向を意味する。通信装置225は、情報処理装置30と通信を行う。操作装置226は、例えばタッチセンサであり、入力操作に応じた操作情報をCPU220に出力する。
(1−4.情報処理装置(監視カメラ)の詳細構成)
次に、図2、図6、図7に基づいて、情報処理装置30の詳細構成について説明する。情報処理装置30は、図2に示すように、いわゆる監視カメラであるが、情報処理装置30は監視カメラに限定されないのはもちろんである。すなわち、情報処理装置30は、図6の機能を実現できるものであれば特に制限されない。ただし、第1の実施形態は、情報処理装置30がユーザAの手の届かない位置に配置されるものである場合に特に好適である。この場合、情報処理装置20は、情報処理装置30とペアリングするために、情報処理装置30と通信を行う必要がある。したがって、なりすましによる情報の漏洩が発生する可能性が高いからである。
また、以下の説明では撮像部304は動作体310に内蔵されるが、撮像部304と動作体310とは別々の構成であってもよい。すなわち、撮像部304は情報処理装置30に固定し、動作体310だけ動作させてもよい。
情報処理装置30は情報処理装置20と同様にウエアラブルデバイス等であってもよいが、情報処理装置30がウエアラブルデバイスとなる例については第2の実施形態で説明する。
情報処理装置30は、図2及び図6に示すように、通信部301と、動作検出部302と、動作記憶部303と、撮像部304と、対象機器認識部305と、対象機器記憶部306と、認証部307と、制御部308と、駆動部309と、動作体310とを備える。
通信部301は、通信ネットワーク(例えばPAN:Personal Area Network)を構築し、この通信ネットワーク内に存在する情報処理装置との間で各種通信を行う。例えば、通信部301は、通信ネットワーク内の情報処理装置20を発見し、情報処理装置20との間で各種認証情報(例えば後述する動作推定情報等)を交換し、ペアリング完了後に情報処理装置20との間でデータ通信を行う。通信部301は、通信部202と同様の方法により情報処理装置20を発見する。
動作検出部302は、動作体310、言い換えれば撮像部304の光軸の動き(動作状態)を検出し、検出結果に関する検出結果情報を動作記憶部303に記憶させる。動作記憶部303は、動作検出部302から与えられた動作検出情報を記憶する。動作検出情報の具体的な内容は特に限定されないが、例えば、動作体310上の任意の点の移動軌跡を示すものであればよい。
撮像部304は、光軸方向前方に存在するオブジェクト、例えば情報処理装置20を撮像することで撮像画像を生成し、対象機器認識部305に出力する。
対象機器認識部305は、撮像画像にもとづいて、情報処理装置20を認識する。認識は例えば以下のように行われる。すなわち、情報処理装置20の外観が描かれたテンプレート画像を対象機器記憶部306に記憶させる。そして、対象機器認識部305は、撮像画像内の各オブジェクト画像と、テンプレート画像とを対比することで、情報処理装置20を認識する。対象機器認識部305は、認識の結果に関する認識結果情報を対象機器記憶部306に記憶させる。
さらに、対象機器認識部305は、撮像画像にもとづいて、外装体201の動作、言い換えれば撮像部205の光軸の動き(動作状態)を推定する。ここで、撮像部304が撮像を行う際には、動作体310、すなわち撮像部304が動いている。そこで、対象機器認識部305は、撮像部304の動作を考慮して、外装体201の動作を推定する。対象機器認識部305は、外装体201の代わりに撮像部205の動作(すなわち光軸の動作)を推定してもよい。対象機器認識部305は、推定結果に関する動作推定情報を対象機器記憶部306に記憶させる。対象機器記憶部306は、認識結果情報及び動作推定情報を記憶する。動作推定情報の具体的な内容は特に限定されないが、例えば、外装体201上の任意の点の移動軌跡を示すものであればよい。
認証部307は、情報処理装置20を認証するための処理を行う。具体的には、認証部307は、情報処理装置20から与えられた動作推定情報と、動作記憶部303に記憶された動作検出情報とに基づいて、情報処理装置20を認証するか否かを決定する。具体的には、認証部307は、これらの情報が一致する場合に、情報処理装置20を認証する。認証部307は、認証結果に関する認証結果情報と、対象機器記憶部207に記憶されている動作推定情報とを通信部301に出力する。通信部301は、認証結果情報及び動作推定情報を情報処理装置20に送信する。
制御部308は、情報処理装置30全体を制御する他、撮像部304及び駆動部309の動作制御等を行う。駆動部309は、動作体310を動作させる。動作体310は、略球状となっており、情報処理装置30に回転可能に保持されている。動作体310は、図2に示すように、矢印B、C方向に回転可能となっている。また、動作体310は、撮像部304(撮像装置324)を内蔵している。したがって、撮像部304(撮像装置324)の光軸は、動作体310と共に回転する。
情報処理装置30は、図7に示すハードウエア構成を有する。そして、これらのハードウエア構成によって上記の通信部301、動作検出部302、動作記憶部303、撮像部304、対象機器認識部305、対象機器記憶部306、認証部307、制御部308、及び駆動部309、及び動作体310が実現される。
すなわち、情報処理装置30は、ハードウエア構成として、動作体310と、CPU320と、不揮発性メモリ321と、RAM322と、センサ323と、撮像装置324と、駆動装置325と、通信装置326とを備える。動作体310は、駆動装置325による駆動力によって回転する。
CPU320は、不揮発性メモリ321に記憶されたプログラムを読みだして実行する。このプログラムは、情報処理装置30に通信部301、動作検出部302、動作記憶部303、撮像部304、対象機器認識部305、対象機器記憶部306、認証部307、制御部308、駆動部309、及び動作体310を実現させるためのプログラムを含む。したがって、CPU320が不揮発性メモリ321に記憶されたプログラムを読みだして実行することで、上記の各機能が実現される。すなわち、通信部301、動作検出部302、動作記憶部303、撮像部304、対象機器認識部305、対象機器記憶部306、認証部307、制御部308、及び駆動部309、及び動作体310が実現される。CPU320は、情報処理装置30の実質的な動作主体となりうるものである。
不揮発性メモリ321は、各種プログラム、画像情報等を記憶する。この画像情報には、上述したテンプレート画像も含まれる。RAM322は、CPU320による作業領域となるものである。センサ323は、動作体310の動作、言い換えれば撮像装置324の光軸の動きを検出するセンサであり、例えば3軸加速度センサである。撮像装置324は、光軸方向の前方に存在するオブジェクト、例えば情報処理装置20を撮像する。駆動装置325は、モータ等のアクチュエータであり、CPU320による制御によって動作体310を回転させる。通信装置326は、情報処理装置20と通信を行う。
なお、上述した情報処理装置20、30の構成のうち、動作記憶部、対象機器認識部、対象機器記憶部、及び認証部のうち、少なくとも1つ以上を情報処理装置20、30にネットワーク接続された他の情報処理装置に行わせてもよい。
(1−5.情報処理システムによる処理の手順)
(1−5−1.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)による処理の手順)
次に、情報処理装置20による処理の手順の一例を図8に示すフローチャートに沿って説明する。なお、処理の前提として、通信部202は、通信ネットワーク内で情報処理装置30を発見し、対象機器認識部206は、情報処理装置30を認識しているものとする。
ステップS100において、撮像部205は、情報処理装置30の撮像を開始する。その後、撮像部205は、撮像を継続する。撮像部205は、撮像によって取得した撮像画像を対象機器認識部206に出力する。一方、ユーザAは、頭部を任意に動かす(例えば図2の矢印a方向に頷く、ジャンプする)。ステップS110において、動作検出部203は、外装体201の動作を検出し、その結果に関する動作検出情報を動作記憶部204に記憶させる。
ステップS120において、対象機器認識部206は、撮像画像にもとづいて、動作体310の動作、言い換えれば撮像部304の光軸の動きを推定する。ここで、撮像部205が撮像を行う際には、外装体201、すなわち撮像部205が動いている。そこで、対象機器認識部206は、撮像部205の動作を考慮して、動作体310の動作を推定する。対象機器認識部206は、推定結果に関する動作推定情報を対象機器記憶部207に記憶させる。
ステップS130において、認証部208は、対象機器記憶部207に記憶されている動作推定情報を通信部202に出力する。通信部202は、動作推定情報を情報処理装置30に送信する。
ステップS140において、通信部202は、情報処理装置30から認証結果情報及び動作推定情報を取得し、認証部208に出力する。
ステップS150において、認証部208は、相互認証が成立するか否かを判定する。具体的には、認証部208は、認証結果情報にもとづいて、情報処理装置20が認証されたか否かを判定する。認証部208は、情報処理装置20が認証されなかったと判定した場合には、ステップS160に進む。
認証部208は、情報処理装置20が認証されたと判定した場合には、情報処理装置30から与えられた動作推定情報と、動作記憶部204に記憶された動作検出情報とに基づいて、情報処理装置30を認証するか否かを決定する。具体的には、認証部208は、これらの情報が一致する場合に、情報処理装置30を認証し、これらの情報が一致しない場合には、情報処理装置30を認証しない。
認証部208は、情報処理装置30を認証する場合、すなわち相互認証が成立する場合には、ステップS170に進み、情報処理装置30を認証しない場合には、ステップS160に進む。
ステップS160において、情報処理装置20は、一定時間待機し、その後、ステップS100に戻る。ステップS170において、認証部208は、情報処理装置30とのペアリングを完了する。その後、通信部202は、情報処理装置30との通信経路を確立する。さらに、制御部210は、情報処理装置30を操作するための各種入力操作(例えばパスワードの入力)等を受け付ける。その後、情報処理装置20は、本処理を終了する。
(1−5−2.情報処理装置(監視カメラ)による処理の手順)
次に、情報処理装置30による処理の手順の一例を図9に示すフローチャートに沿って説明する。なお、処理の前提として、通信部301は、通信ネットワーク内で情報処理装置20を発見し、対象機器認識部305は、情報処理装置20を認識しているものとする。なお、情報処理装置30は、ステップS180の処理を行うに先立って、認識開始をユーザAに報知するための音またはフラッシュを出力してもよい。この場合、スピーカまたは発光装置を情報処理装置30に備えさせればよい。
ステップS180において、撮像部304は、情報処理装置20の撮像を開始する。その後、撮像部304は、撮像を継続する。撮像部304は、撮像によって取得した撮像画像を対象機器認識部305に出力する。一方、制御部308は、駆動部309を駆動することで、動作体310を矢印B,C方向にランダムに回転させる。ステップS190において、動作検出部302は、動作体310の動作を検出し、その結果に関する動作検出情報を動作記憶部303に記憶させる。
ステップS200において、対象機器認識部305は、撮像画像にもとづいて、外装体201の動作、言い換えれば撮像部205の光軸の動きを推定する。ここで、撮像部304が撮像を行う際には、動作体310、すなわち撮像部304が動いている。そこで、対象機器認識部305は、撮像部304の動作を考慮して、外装体201の動作を推定する。対象機器認識部305は、推定結果に関する動作推定情報を対象機器記憶部306に記憶させる。
ステップS210において、通信部301は、情報処理装置20から動作推定情報を受信し、認証部307に出力する。認証部307は、情報処理装置20から与えられた動作推定情報と、動作記憶部303に記憶された動作検出情報とを比較する。
ステップS220において、認証部307は、情報処理装置20から与えられた動作推定情報と、動作記憶部303に記憶された動作検出情報とが一致するか否かを判定する。認証部307は、これらの情報が一致すると判定した場合には、ステップS240に進み、これらが一致しないと判定した場合には、ステップS230に進む。
ステップS230において、認証部307は、情報処理装置20を認証しない旨の認証結果情報を生成し、通信部301に出力する。通信部301は、認証結果情報を情報処理装置20に送信する。これに応じて、情報処理装置20の認証部208は、ステップS150からステップS160に進む。その後、認証部307は、ステップS180に戻る。
ステップS240において、認証部307は、情報処理装置20を認証する旨の認証結果情報を生成し、認証結果情報と、対象機器記憶部306に記憶された動作推定情報とを通信部301に出力する。通信部301は、これらの情報を情報処理装置20に送信する。
ステップS250において、通信部301は、情報処理装置20からの通信を待つ。例えば、情報処理装置20が情報処理装置30を認証した場合には、通信部301は、通信部202との間で通信経路の確立、パスワード等のやりとりを行う。その後、情報処理装置30は、本処理を終了する。
このように、第1の実施形態によれば、相手方の認証を、認証の依頼を受けた情報処理装置30だけでなく、認証の依頼を行った情報処理装置20も行う。これにより、情報処理装置20は、認証を依頼した情報処理装置30が他者のなりすましであった場合に、情報処理装置30とのペアリングを中止することができる。また、情報処理装置30は、撮像部304の撮像範囲内に存在する情報処理装置20を認証することができるので、情報処理装置20が他者のなりすましである場合に、情報処理装置20を認証する可能性を低減することができる。これにより、セキュリティ性が向上する。
また、ユーザAは、ユーザAが操作する情報処理装置20と、ユーザAの視界に存在する情報処理装置30とをより簡易に接続する(ペアリングする)ことができる。すなわち、ユーザは、より自然なUIを用いて情報処理装置20、30のペアリングを行うことができる。したがって、ユーザの利便性とセキュリティ性とを両立させることができる。
すなわち、第1の実施形態によれば、ユーザAが監視カメラを見える位置に存在すること、監視カメラがユーザAを認識(撮像)していることが保証される。すなわち、情報処理装置20、30が同一空間内に存在することが保証される。また、情報処理装置20、30がいずれも動いている(静止しているダミーではない)ことが保証される。また、一方の情報処理装置が推定した他の情報処理装置の動作体の動作と、他の情報処理装置が検出した動作体の動作とが整合していることも保証される。
なお、上述した処理では、まず情報処理装置30が情報処理装置20の認証を行い、これを受けて情報処理装置20が情報処理装置30を認証するようにしている。しかし、認証の順番は特に問われない。
例えば、情報処理装置20が先に情報処理装置30を認証し、これを受けて情報処理装置30が情報処理装置20を認証してもよい。この場合、情報処理装置20は、ステップS130〜S160の処理の代わりに、ステップS210〜S250と同様の処理を行えばよい。また、情報処理装置30は、ステップS210〜S250の処理の代わりに、ステップS130〜S160の処理を行えばよい。
また、情報処理装置20と情報処理装置30とが同時期に相手方を認証するようにしてもよい。この場合、情報処理装置20は、ステップS140以降において、ステップS210〜ステップS250と同様の処理を行えばよい。ただし、情報処理装置20は、ステップS240において、認証結果情報だけを情報処理装置30に送信する。一方、情報処理装置30は、図9と同様の処理を行えばよいが、ステップS240において、認証結果情報だけを情報処理装置30に送信する。また、ステップS250では、情報処理装置20、30は、相互に認証が終了していることを確認した上で、通信経路の確立等を行う。
なお、情報処理装置20がウエアラブルデバイス以外のデバイス、例えばスマートフォン等となる場合、ユーザは、これらのデバイスを情報処理装置30に向けて動かせば良い。例えば、ユーザは、スマートフォン等を持った手を情報処理装置30に向けて振る等の操作を行えばよい。
以上により、第1の実施形態によれば、情報処理装置20は、情報処理装置30から送信された動作推定情報と、動作記憶部204に記憶された動作検出情報とに基づいて、情報処理装置30を認証するか否かを決定する。ここで、情報処理装置30は、外装体201を撮像するので、情報処理装置20のユーザAは、情報処理装置30を視認できる。また、情報処理装置20は、ユーザAが外装体201を動かすだけで情報処理装置30を認証することができる。したがって、情報処理装置20は、ユーザAの視界にある情報処理装置30により簡易に接続することができる。
また、情報処理装置20は、情報処理装置30から送信された動作推定情報と、動作記憶部204に記憶された動作検出情報とが一致する場合に、情報処理装置30を認証する。したがって、情報処理装置20、30は、より正確な認証を行うことができる。
また、情報処理装置20は、動作体310の動作の推定結果に関する動作推定情報を情報処理装置30に送信するので、情報処理装置30は、情報処理装置20と同様の推定処理を行うことができる。すなわち、情報処理装置20、30は、相互認証を行うことができる。したがって、情報処理システム10は、より正確な認証を行うことができる。
また、情報処理装置20は、ユーザにより携行可能なウエアラブルデバイスであるので、ユーザがウエアラブルデバイスの外装体201を動かすだけで情報処理装置30の認証を行うことができる。したがって、情報処理装置20は、ユーザAの視界にある情報処理装置30により簡易に接続することができる。
情報処理装置30は、動作体310を駆動させる駆動部309を備える。したがって、情報処理装置30は、駆動部309を用いて動作体310を動かすことができる。また、情報処理装置20は、この動作体310を撮像することで、動作体310の動作を推定し、その結果に関する動作推定情報を情報処理装置30に送信することができる。したがって、情報処理装置30は、情報処理装置20の認証をより正確に行うことができる。
また、撮像部205は外装体201に内蔵されており、撮像部304は動作体310に内蔵されている。したがって、情報処理装置20は、動作体310の代わりに撮像部304の動作を推定でき、情報処理装置30は、外装体201の代わりに撮像部205の動作を推定することができる。したがって、情報処理装置20、30は、より正確に相手方を認証することができる。
(1−6.情報処理システムによる処理の変形例)
上述した1−5.の処理では、前提として情報処理装置20、30が相手方を発見し、かつ認識していた。しかし、これらの処理を1−5.の処理に組み込んでもよい。以下、詳細に説明する。
(1−6−1.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)による処理の手順)
まず、情報処理装置20による処理の手順を図10に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS310において、通信部202は、通信ネットワーク(PAN)内の情報処理装置に識別情報を要求する。すなわち、通信部202は、通信ネットワーク内をスキャンする。
ステップS320において、通信部202は、各情報処理装置から返信された識別情報から情報処理装置30の識別情報を検索する。通信部202は、情報処理装置30の識別情報が存在する場合には、通信ネットワーク内に情報処理装置30が存在すると判定する。すなわち、通信部202は、情報処理装置30を発見する。通信部202は、情報処理装置30を発見した場合、ステップS330に進む。一方、通信部202は、情報処理装置30を発見できなかった場合、すなわち、各情報処理装置から返信された識別情報に情報処理装置30の識別情報が存在しなかった場合、または識別情報の返信がなかった場合には、ステップS310に戻る。
ステップS330〜S340において、情報処理装置20は、図8に示すステップS100〜S110と同様の処理を行う。
ステップS350において、対象機器認識部206は、撮像画像にもとづいて、情報処理装置30を認識する。認識は例えば以下のように行われる。すなわち、対象機器認識部206は、撮像画像内の各オブジェクト画像と、テンプレート画像とを対比することで、情報処理装置30を認識する。対象機器認識部206は、情報処理装置30を認識した場合には、その旨の認識結果情報を対象機器記憶部207に記憶させ、ステップS370に進む。一方、対象機器認識部206は、情報処理装置30を認識できなかった場合には、その旨の認識結果情報を対象機器記憶部207に記憶させ、ステップS360に進む。
ステップS360において、対象機器認識部206は、一定時間待機し、その後ステップS310に戻る。情報処理装置20は、ステップS370〜S420において、図8に示すステップS120〜S170と同様の処理を行う。
(1−6−2.情報処理装置(監視カメラ)による処理の手順)
次に、情報処理装置30による処理の手順を図11に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS420において、通信部301は、通信ネットワーク(PAN)内の情報処理装置に識別情報を要求する。すなわち、通信部301は、通信ネットワーク内をスキャンする。
ステップS430において、通信部301は、各情報処理装置から返信された識別情報から情報処理装置20の識別情報を検索する。通信部301は、情報処理装置20の識別情報が存在する場合には、通信ネットワーク内に情報処理装置20が存在すると判定する。すなわち、通信部301は、情報処理装置20を発見する。通信部301は、情報処理装置20を発見した場合、ステップS440に進む。一方、通信部301は、情報処理装置20を発見できなかった場合、すなわち、各情報処理装置から返信された識別情報に情報処理装置20の識別情報が存在しなかった場合、または識別情報の返信がなかった場合には、ステップS420に戻る。
ステップS440〜S450において、情報処理装置20は、図9に示すステップS180〜S190と同様の処理を行う。
ステップS460において、対象機器認識部305は、撮像画像にもとづいて、情報処理装置20を認識する。認識は例えば以下のように行われる。すなわち、対象機器認識部305は、撮像画像内の各オブジェクト画像と、テンプレート画像とを対比することで、情報処理装置20を認識する。対象機器認識部305は、情報処理装置20を認識した場合には、その旨の認識結果情報を対象機器記憶部306に記憶させ、ステップS480に進む。一方、対象機器認識部305は、情報処理装置20を認識できなかった場合には、その旨の認識結果情報を対象機器記憶部306に記憶させ、ステップS470に進む。
ステップS470において、対象機器認識部305は、一定時間待機し、その後ステップS420に戻る。情報処理装置30は、ステップS480〜S530において、図9に示すステップS200〜S250と同様の処理を行う。
本変形例によれば、通信部202、301が相手方の情報処理装置20、30を発見するまでは、撮像部205、304を駆動しなくて済むので、情報処理装置20、30の省電力化が図れる。
<2.第2の実施形態(ウエアラブルデバイス同士の組み合わせ)>
(2−1.全体構成)
次に、図12に基づいて、第2の実施形態の全体構成について説明する。第2の実施形態に係る情報処理システム10−2は、情報処理装置20、40を備える。情報処理装置40は、情報処理装置20と同様のウエアラブルデバイスである。すなわち、第2の実施形態は、監視カメラがウエアラブルデバイスに置き換わったものである。情報処理装置20はユーザA1が装着し、情報処理装置40はユーザA2が装着する。詳細は後述するが、第2の実施形態によれば、ユーザA1、A2の周辺の人物A3がウエアラブルデバイスを装着していたとしても、これらを排除し、情報処理装置20、40同士をペアリングすることができる。
(2−2.情報処理装置(ウエアラブルデバイス)の詳細構成)
情報処理装置20は、第1の実施形態と同様の構成を有する。情報処理装置40は、図13及び図14に示すように、外装体401、通信部402、動作検出部403、動作記憶部404、撮像部405、対象機器認識部406、対象機器記憶部407、認証部408、操作部409、及び制御部410を備える。また、情報処理装置40は、そのハードウエア構成として、外装体401と、CPU420と、不揮発性メモリ421と、RAM422と、センサ423と、撮像装置424と、通信装置425と、操作装置426とを備える。これらの構成は、情報処理装置20と同様であるので、説明を省略する。これらの構成の一部を他の情報処理装置に行わせても良い点も同様である。
(2−3.情報処理システムによる処理の手順)
(2−3−1.情報処理装置(一方のウエアラブルデバイス)による処理の手順)
次に、情報処理装置20による処理の手順を、図8に示すフローチャートを利用して説明する。なお、前提として、情報処理装置20、40は、互いを発見、認識しているものとする。
ステップS100において、撮像部205は、情報処理装置40の撮像を開始する。その後、撮像部205は、撮像を継続する。撮像部205は、撮像によって取得した撮像画像を対象機器認識部206に出力する。一方、ユーザA1は、頭部を任意に動かす(例えば図12の矢印a1方向に頷く、ジャンプする等)。ステップS110において、動作検出部203は、外装体201の動作を検出し、その結果に関する動作検出情報を動作記憶部204に記憶させる。
ステップS120において、対象機器認識部206は、撮像画像にもとづいて、外装体401の動作、言い換えれば撮像部405の光軸の動きを推定する。ここで、撮像部205が撮像を行う際には、外装体201、すなわち撮像部205が動いている。そこで、対象機器認識部206は、撮像部205の動作を考慮して、外装体401の動作を推定する。対象機器認識部206は、推定結果に関する動作推定情報を対象機器記憶部207に記憶させる。ステップS130以降の処理は第1の実施形態と同様である。
(2−3−2.情報処理装置(他方のウエアラブルデバイス)による処理の手順)
次に、情報処理装置40による処理の手順の一例を図9に示すフローチャートを利用して説明する。
ステップS180において、撮像部405は、情報処理装置20の撮像を開始する。その後、撮像部405は、撮像を継続する。撮像部405は、撮像によって取得した撮像画像を対象機器認識部406に出力する。一方、ユーザA2は、頭部を任意に動かす(例えば図12の矢印a2方向に頷く、ジャンプする等)。ステップS190において、動作検出部403は、外装体401の動作を検出し、その結果に関する動作検出情報を動作記憶部404に記憶させる。
ステップS200において、対象機器認識部406は、撮像画像にもとづいて、外装体201の動作、言い換えれば撮像部205の光軸の動きを推定する。ここで、撮像部405が撮像を行う際には、外装体401、すなわち撮像部405が動いている。そこで、対象機器認識部406は、撮像部405の動作を考慮して、外装体201の動作を推定する。対象機器認識部406は、推定結果に関する動作推定情報を対象機器記憶部407に記憶させる。ステップS210以降の処理は第1の実施形態と同様である。
このように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる他、以下の効果を得ることができる。すなわち、第2の実施形態によれば、相手方の認証を、認証の依頼を受けた情報処理装置40だけでなく、認証の依頼を行った情報処理装置20も行う。これにより、情報処理装置20は、認証を依頼した情報処理装置40が他者のなりすましであった場合に、情報処理装置40とのペアリングを中止することができる。これにより、セキュリティ性が向上する。また、ユーザA1、A2は、互いの視界内に存在する情報処理装置20、40をより簡易に接続する(ペアリングする)ことができる。
また、第2の実施形態では、他の人物A3が情報処理装置20、40と同様の機能を有するウエアラブルデバイスを装着していたとしても、他の人物A3のウエアラブルデバイスは排除される。例えば、他の人物A3のウエアラブルデバイスが情報処理装置20の外装体201の動作を推定し、その旨の動作推定情報を情報処理装置20に送信したとする。この場合、情報処理装置20は、自己の動作検出情報と動作推定情報とが一致すると判定することになる。しかし、情報処理装置20は、情報処理装置40の動作を推定した動作推定情報を送信する。したがって、この動作推定情報が仮に他の人物A3のウエアラブルデバイスに送信されたとしても、他の人物A3のウエアラブルデバイスは、自己の動作検出情報がこの動作推定情報と一致しないことにより、動作推定情報を排除することができる。すなわち、他の人物A3のウエアラブルデバイスは、情報処理装置20、40のペアリングから排除される。
なお、第2の実施形態においても、認証の順番は問われないことはもちろんである。また、第2の実施形態も第1の実施形態の変形例が適用可能である。また、情報処理装置20、40は第1の実施形態と同様に、ウエアラブルデバイスに限定されない。情報処理装置20、40が取りうる他の例は第1の実施形態と同様である。
情報処理装置20、40の少なくとも一方がウエアラブルデバイス以外のデバイス、例えばスマートフォン等となる場合、スマートフォン等のユーザは、スマートフォン等を持った手を他のユーザのウエアラブルデバイスに向けて振る等の操作を行えばよい。
なお、第1及び第2の実施形態は、本明細書中に記載されたいずれかの効果、または他の効果を有するものであってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、動作体としてウエアラブルデバイス等の外装体、略球状の回転体を例示したが、動作体はこの例に限られない。すなわち、動作体は、ランダムな発光パターンで発光する発光装置(可視光、赤外等、光の種類は問わない)、何らかの画像(例えばバーコード画像)をランダムなパターンで表示する表示装置等であってもよい。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体と、
前記第1の動作体の動作を検出する検出部と、
前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する認証部と、を備える、情報処理装置。
(2)
前記認証部は、前記他の情報処理装置が推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とが一致する場合に、前記他の情報処理装置を認証する、前記(1)記載の情報処理装置。
(3)
前記他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像部と、
前記撮像部が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定する推定部と、を備え、
前記認証部は、前記推定部によって推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う、前記(1)又は(2)記載の情報処理装置。
(4)
前記情報処理装置は、ユーザにより携行可能であり、
前記第1の動作体は、前記情報処理装置の外装体である、前記(1〜(3)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(5)
前記第1の動作体を駆動させる駆動部を備える、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
前記撮像部は、前記第1の動作体に内蔵されている、前記(3)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像部と、
前記撮像部が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定する推定部と、
前記推定部によって推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う認証部と、を備える、情報処理装置。
(8)
前記他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体と、
前記第1の動作体の動作を検出する検出部と、を備え、
前記認証部は、前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する、前記(7)記載の情報処理装置。
(9)
前記認証部は、前記他の情報処理装置が推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とが一致する場合に、前記他の情報処理装置を認証する、前記(8)記載の情報処理装置。
(10)
前記情報処理装置は、ユーザにより携行可能であり、
前記第1の動作体は、前記情報処理装置の外装体である、前記(8)または(9)記載の情報処理装置。
(11)
前記第1の動作体を駆動させる駆動部を備える、前記(8)または(9)記載の情報処理装置。
(12)
前記撮像部は、前記第1の動作体に内蔵されている、前記(8)〜(11)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)
他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出することと、
前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定することと、を含む、情報処理方法。
(14)
前記他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像することと、
前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定することと、
前記推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行うことと、を含む、前記(13)記載の情報処理方法。
(15)
他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像することと、
前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定することと、
前記推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行うことと、を含む、情報処理方法。
(16)
前記他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出することと、
前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する、ことと、を含む、前記(15)記載の情報処理方法。
(17)
コンピュータに、
他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出する検出機能と、
前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する認証機能と、を実現させる、プログラム。
(18)
コンピュータに、
前記他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像機能と、
前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定する推定機能と、を実現させ、
前記認証機能は、前記推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う、前記(17)記載のプログラム。
(19)
コンピュータに、
他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像機能と、
前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定する推定機能と、
前記推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う認証機能と、を実現させる、プログラム。
(20)
コンピュータに、
前記他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出する検出機能を実現させ、
前記認証機能は、前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する、前記(19)記載のプログラム。
(21)
他の情報処理装置による撮像の対象となる動作体と、
前記動作体の動作状態を検出する検出部と、
前記他の情報処理装置が備える動作体を撮像する撮像部と、
前記撮像部が撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記他の情報処理装置が備える動作体の動作状態を推定する推定部と、
前記推定部による推定結果に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う一方、前記他の情報処理装置から送信された動作推定情報と、前記検出部による検出結果に関する動作検出情報とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する認証部と、を備える情報処理装置を複数備える、情報処理システム。
10、10−2 情報処理システム
20、30、40 情報処理装置
201、401 外装体
202、301、402 通信部
203、302、403 動作検出部
204、303、404 動作記憶部
205、304、405 撮像部
206、304、405 対象機器認識部
207、306、407 対象機器記憶部
208、307、408 認証部
209、409 操作部
210、308、410 制御部

Claims (16)

  1. 他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体と、
    前記第1の動作体の動作を検出する検出部と、
    前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する認証部と、を備える、情報処理装置。
  2. 前記認証部は、前記他の情報処理装置が推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とが一致する場合に、前記他の情報処理装置を認証する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定する推定部と、を備え、
    前記認証部は、前記推定部によって推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う、請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、ユーザにより携行可能であり、
    前記第1の動作体は、前記情報処理装置の外装体である、請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の動作体を駆動させる駆動部を備える、請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記撮像部は、前記第1の動作体に内蔵されている、請求項3記載の情報処理装置。
  7. 他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行う認証部と、を備える、情報処理装置。
  8. 前記他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体と、
    前記第1の動作体の動作を検出する検出部と、を備え、
    前記認証部は、前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する、請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記認証部は、前記他の情報処理装置が推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出部によって検出された前記第1の動作体の動作状態とが一致する場合に、前記他の情報処理装置を認証する、請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、ユーザにより携行可能であり、
    前記第1の動作体は、前記情報処理装置の外装体である、請求項8記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の動作体を駆動させる駆動部を備える、請求項8記載の情報処理装置。
  12. 前記撮像部は、前記第1の動作体に内蔵されている、請求項8記載の情報処理装置。
  13. 他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出することと、
    前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定することと、を含む、情報処理方法。
  14. 前記他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像することと、
    前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定することと、
    前記推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行うことと、を含む、請求項13記載の情報処理方法。
  15. 他の情報処理装置が備える第2の動作体を撮像することと、
    前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて、前記第2の動作体の動作状態を推定することと、
    前記推定された前記第2の動作体の動作状態に関する動作推定情報を前記他の情報処理装置に送信する制御を行うことと、を含む、情報処理方法。
  16. 前記他の情報処理装置による撮像の対象となる第1の動作体の動作を検出することと、
    前記他の情報処理装置が前記撮像によって取得した撮像画像に基づいて推定した前記第1の動作体の動作状態と、前記検出された前記第1の動作体の動作状態とに基づいて、前記他の情報処理装置を認証するか否かを決定する、ことと、を含む、請求項15記載の情報処理方法。


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