JP2015033532A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信装置が必要になった時点で通信装置を容易に設置することができるようにする。【解決手段】本実施形態の洗濯機は、外部機器との無線通信が可能な通信装置を収納可能な通信装置用ケースと、この通信装置用ケースに設けられ前記通信装置に対して着脱可能に接続されるコネクタと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
洗濯機においては、洗濯機の情報を外部の端末で取得したり、外部からの情報を洗濯機に与えたりすることができるように、IT(information technology)化することが考えられている。この場合、洗濯機には、家庭内に設置されるホーム端末との間で無線通信が可能な通信装置の設置が必要となる。ところで、洗濯機のIT化が可能なように通信装置が予め洗濯機に設置されていると、洗濯機のIT化が不要なユーザにとっては、通信装置を使用しないのにその分の費用がかかり、洗濯機の値段が高くなってしまう。一方、通信装置が設置されていない洗濯機においては、洗濯機購入後にユーザがIT化したいと思っても、対応することができない。
特許第3915897号公報
そこで、通信装置が必要になった時点で通信装置を容易に設置することができる洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、外部機器との無線通信が可能な通信装置を収納可能な通信装置用ケースと、この通信装置用ケースに設けられ前記通信装置に対して着脱可能に接続されるコネクタと、を備えたことを特徴とする。
一実施形態による洗濯機を示すもので、前カバーを外し、制御ユニットを引き出した状態で示す外観斜視図 通信装置用ケースを制御ユニットに取り付けた状態での前方からの斜視図 通信装置用ケースおよび制御ユニットの後方からの斜視図 通信装置用ケースおよび制御ユニットの前下方からの斜視図 図2中X5−X5線に沿う部分で破断した側面図 通信装置用ケースとITアダプタ(通信装置)の分解斜視図 コネクタをケース本体の仮固定部に仮止めした状態でのケース本体側の正面図 ITアダプタをケース本体内に収納した状態でのケース本体側の正面図 コネクタをケース本体に仮止めした状態で、かつ蓋を閉じた状態での縦断側面図 制御装置とITアダプタとリードスイッチの電気的関係を概略的に示す図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1において、本実施形態の洗濯機1は、横軸で駆動されるドラム式洗濯機である。この洗濯機1における洗濯機本体2の外殻を構成する外箱3は、前面枠4と、左右の側板5と、天板6と、背面板7と、脚部8を有する台板9と、前カバー10とを組み合わせて、全体としてほぼ矩形の箱状に構成されている。このうち、前面枠4は前下がりの傾斜状態となっていて、そのほぼ中央部に、洗濯物出入口11を開閉する扉12がヒンジ部を介して前後方向に回動可能に設けられている。前面枠4の上部は、外箱3の上面の前部にまで延びていて、その上面前部に操作パネル13が設けられている。また、前面枠4の左上部には、洗剤ケース14が前後方向にスライド可能に設けられている。天板6の右側には、リントフィルタ装置15が上下方向に出し入れ可能に装着されている。
前カバー10は、上から見てコ字形をなしていて、前面枠4と台板9との間に位置させて、前方からのねじ16止めにより着脱可能に装着されている。この場合、前面枠4、台板9、および前カバー10は合成樹脂製であり、他の左右の側板5、天板6、および背面板7は鋼板などの金属板により形成されている。
洗濯機本体2(外箱3)の内部には、図示はしないが、貯水が可能な水槽、洗濯物を収容可能なドラム、このドラムを回転駆動するモータ、乾燥用のヒートポンプ機構、給水弁、排水弁や、水位センサを含む各種センサなどが配設されている。洗濯機1としては、洗濯から脱水、乾燥まで自動でできるようになっている。水槽およびドラムは、前面が開口した横軸形の円筒状をなしていて、前上がりの傾斜状態に配置され、それぞれの前面開口部が洗濯物出入口11に連通している。洗濯物は、洗濯物出入口11を通してドラム内に出し入れ可能に収容される。
洗濯機本体2の内部の下部には、制御ユニット17が前方からのねじ18止めにより着脱可能に配設されている。制御ユニット17のユニットケース19は、図2から図4にも示すように、矩形容器状をなすユニットケース本体20と、このユニットケース本体20の上面側に着脱可能に装着されたユニット蓋21により構成されている。ユニット蓋21の周囲の側壁は、ユニットケース本体20の下部の底部付近まで延びている(図5参照)。ユニットケース19の内部には、マイクロコンピュータを主体とした制御装置22(図10参照)が配設されている。
制御装置22は、図示はしないがプリント基板上にマイクロコンピュータや電源回路、種々の電子部品を実装して構成されていて、洗濯機1の全体を制御する制御手段としての機能を備えている。ユニットケース19の下部の、左前部の隅部には、図4に示すように配線口23が形成されていて、この配線口23に、多数本の接続用電線24が通されるようになっている。接続用電線24の一端部は、ユニットケース19内において前記制御装置22に接続され、他端部はモータ等の電気機器や各種のセンサ、操作パネル13のパネル制御部などに接続されるように配線される。制御ユニット17は、前上がりにやや傾斜した状態で、洗濯機本体2の前部の内部に配設されている。前カバー10は、その制御ユニット17を前方から覆うように装着される。
さて、本実施形態の洗濯機1においては、IT化に対応するため、通信装置用ケース25が設けられている。この通信装置用ケース25は、前記制御ユニット17におけるユニットケース19の前部にあって、前記配線口23の近傍となる左寄りに取り付けられている。具体的な取付構造は後で述べる。通信装置用ケース25は、図6に示すように、矩形容器状をなすケース本体26と、このケース本体26にヒンジ部27を介して回動可能に取り付けられた蓋28とにより構成されている。蓋28は、ケース本体26の開口部を開閉する。ケース本体26と蓋28は、共に合成樹脂により形成されている。
このうち、ケース本体26には、通信装置を構成するITアダプタ29を収納する収納部30と、接続用電線31を通す電線挿通口32と、接続用電線31を蛇行させて配線する蛇行配線部33と、磁石収容部34が設けられている。接続用電線31の一端部は、電線挿通口32を通してケース本体26内に配置され、その先端部に、ITアダプタ29接続用のコネクタ35が設けられている。接続用電線31の他端部は、ケース本体26の外側に配置され、その先端部に、前記接続用電線24のうち、対応する電線に接続するコネクタ36が設けられている。ケース本体26の裏側には、接続用電線31を抜け止め状態に保持するクランプ37(図3参照)も設けられている。接続用電線31は複数本あり、端部以外の部分がまとめられて電気絶縁性のチューブにより覆われている。
収納部30には、対角線上に位置させて2個の位置決め凸部38が設けられているとともに、下部側の底部に凹部から構成された仮固定部39が設けられている。仮固定部39は、前記コネクタ35の前面側の形状に対応した形状となっている。ITアダプタ29を収納部30に収納しない場合に、図7および図9に示すように、コネクタ35の先端部を仮固定部39内に挿入嵌合させることで、コネクタ35を仮固定できるようになっている。コネクタ35を仮固定部39に仮固定した状態で、図9に示すように蓋28を閉鎖すると、コネクタ35に接続された接続用電線31に蓋28の内面が当たり、コネクタ35が抜け止めされるようになる。収納部30内の下部にはガイド部40が突設されている。このガイド部40は、円筒状をなしていて、仮固定部39よりやや左側に配置されている。ガイド部40は、後述するように、ねじ固定用のボス部を兼ねている。
蛇行配線部33および磁石収容部34は収納部30の左側に配置されていて、これら蛇行配線部33および磁石収容部34と収納部30との間は仕切部41により左右に仕切られている。仕切部41の下端部と、ケース本体26の下部の側壁との間には隙間42が形成されていて、その隙間42に接続用電線31を配置することができる。蛇行配線部33には中仕切部43が設けられている。この中仕切部43は、仕切部41と平行状態に延びている。中仕切部43の磁石収容部34側の端部と、磁石収容部34の側壁34aとの間にも隙間44が形成されていて、この隙間44にも接続用電線31を配置することができる。このような構成により、蛇行配線部33には、図7に示すように、ケース本体26内に配置された接続用電線31を、上下方向に蛇行状をなすように配線することができる。
ここで、前記ITアダプタ29は、図6に示すように矩形状の扁平なブロック状をなしていて、裏面側に、図示はしないが前記位置決め凸部38に嵌合する嵌合穴が2個形成され、また、下部側に、前記コネクタ35が着脱可能に装着されるコネクタ45が設けられている。このITアダプタ29内には、図示はしないが、外部機器、例えば家庭内に設けられたホーム端末(ルーター)と無線通信するための通信部やアンテナが設けられている。
ITアダプタ29は、接続用電線31のコネクタ35をコネクタ45に接続し、コネクタ35を下側にした状態で、裏面側の嵌合穴を対応する位置決め凸部38に嵌合させることで、収納部30内に収納することができる。このとき、図8に示すように、仕切部41に一体に設けられた弾性係合爪46がITアダプタ29の表面に係合することで、ITアダプタ29の厚さ方向への抜け止めをすることができる。弾性係合爪46の先端部には斜面が形成されていて、ITアダプタ29を収納部30へ収納する際に、ITアダプタ29の裏面が弾性係合爪46の斜面に当たることで、当該弾性係合爪46が収納部30から退避してITアダプタ29の収納をし易くしている。
ケース本体26の左側の外側の側面には、係合孔48aを有する係合片48が一体に設けられている。蓋28の側部には、閉鎖状態で係合孔48aに係合する弾性係合爪49(図6参照)が一体に設けられている。蓋28の内面には、閉鎖状態で前記磁石収容部34に対応する部位に永久磁石50(これも図6参照)が取り付けられている。磁石収容部34の裏面側には、リードスイッチ51が設けられている。ケース本体26に対して蓋28を閉鎖すると、永久磁石50が磁石収容部34内に挿入される状態で収容され、これに伴い永久磁石50がリードスイッチ51に近接する状態となることで、当該リードスイッチ51がオン状態(閉成状態)となる。このリードスイッチ51は、蓋28の開閉検知手段として機能するとともに、通信装置用ケース25のインターロックスイッチとしても機能する。
蓋28には、ケース本体26に対して閉鎖した状態で弾性係合爪46との干渉を避けるために凹状の逃げ部52(図2参照)が設けられている。逃げ部52は、蓋28の外面側に突出している。また、蓋28には、前記ガイド部40に対応する位置にねじ取付部53が設けられていて、このねじ取付部53を挿通したねじ54をガイド部40の穴にねじ込むことにより、蓋28を閉鎖状態に固定することができる。
次に、前記制御ユニット17のユニットケース19に対する通信装置用ケース25の取付構造について説明する。通信装置用ケース25におけるケース本体26の裏側の下部には、引掛け片55が2個設けられている。各引掛け片55は、後方に向けて突出するとともに、先端部が上に向けられていて、L字形をなしている。ケース本体26の裏側の上部には、ねじ挿通孔56aを有する取付部56が設けられている。これに対して、ユニットケース19におけるユニット蓋21の前面側の上部には、上方に向けて延びる円筒状のボス部57が一体に設けられている。
しかして、通信装置用ケース25をユニットケース19に取り付ける場合には、制御ユニット17を洗濯機本体2に取り付ける前、あるいは制御ユニット17を洗濯機本体2から抜き出した状態で行う。具体的には、図4に示すように、通信装置用ケース25をユニットケース19の前方に位置させた状態で、通信装置用ケース25の裏面側の2個の引掛け片55を、ユニット蓋21の前部側の側壁21aの下端部に引っ掛けるとともに、取付部56をボス部57の上面に宛がった状態で、取付部56のねじ挿通孔56aに挿通したねじ58をボス部57の穴にねじ込むことにより、通信装置用ケース25をユニットケース19の前面に固定状態に取り付けることができる(図5参照)。
制御ユニット17は、上記のようにして通信装置用ケース25をユニットケース19に取り付けた状態で、洗濯機本体2内に前方から挿入して、ねじ18により固定することで、洗濯機本体2内に取り付ける。このとき、制御ユニット17のユニットケース19は、前部が後部よりやや高くなるように前上がりに傾斜した状態で取り付けられる(図5および図9参照)。この状態で、図9に示すように、ユニットケース19の前部に取り付けられた通信装置用ケース25において、ケース本体26の下部側の側壁26aの内面60は、先端部側が低くなるように下降傾斜している。また、蓋28の下部側の側壁28aの内面61も、先端部側が低くなるように傾斜している。このため、仮に通信装置用ケース25内に水が外部から浸入し、または内部で結露して水滴化したとしても、その水は、図9に矢印で示すように、内面60および内面61の傾斜に沿って流れ易くなるため、排水性を向上できる。
次に、ITアダプタ29を通信装置用ケース25に取り付ける場合について説明する。この場合、通信装置用ケース25を取り付けた制御ユニット17を洗濯機本体2内に取り付けた状態でも、制御ユニット17を洗濯機本体2から取り出した状態でも行うことができる。具体的には、どちらの場合も、図6に示すように、まず通信装置用ケース25の蓋28を開いた状態で、通信装置用ケース25に備えられた接続用電線31を引き出し、ケース本体26の外側でコネクタ35を、ITアダプタ29のコネクタ45に接続する。
そして、コネクタ35を下側(ガイド部40側)にした状態で、ITアダプタ29の裏面側の嵌合穴を対応する位置決め凸部38に嵌合させるとともに、弾性係合爪46をITアダプタ29の表面に係合させることにより、収納部30内に収納する。ITアダプタ29を収納部30内に収納した状態では、嵌合穴を位置決め凸部38に嵌合させることによってITアダプタ29の横方向(面方向)の位置決めがなされるとともに、弾性係合爪46がITアダプタ29の表面に係合することによってITアダプタ29の厚さ方向の抜け止めがなされた状態となる。そして、接続用電線31を、図8に示すように、ケース本体26内の蛇行配線部33に沿って蛇行状に配線する。このとき、接続用電線31にあってコネクタ35寄りの部分は、ガイド部40の下側に配置することで、コネクタ35より下方を通るようにしている。このような構成とするこで、接続用電線31に水が付着したとしても、その水が接続用電線31を伝ってコネクタ35側へ浸入することを防止できる。
この後、蓋28を閉め、弾性係合爪49を係合片48の係合孔48aに係合させることで、蓋28の閉鎖状態が保持される。この閉鎖状態では、蓋28側の永久磁石50が、ケース本体26の磁石収容部34内に挿入されてリードスイッチ51に近接する状態となり、これに伴いリードスイッチ51がオン状態となる。そして、蓋28のねじ取付部53に挿通したねじ54を、ボス部を兼ねるガイド部40の穴にねじ込むことにより、蓋28を閉鎖状態に固定する。以上により、通信装置用ケース25に対するITアダプタ29の取り付けが完了する。
図10には、制御装置22と、ITアダプタ29と、リードスイッチ51の電気的関係が概略的に示されている。この図10において、リードスイッチ51の両端は、制御装置22に接続される。ITアダプタ29にコネクタ35を介して接続される接続用電線31のうち、2本の信号線31aは制御装置22に接続され、直流電源のプラス端子に接続される電源線31bはリレースイッチ62aを介して制御装置22に接続され、直流電源のマイナス端子に接続される電源線31cはアース接続される。リレースイッチ62aとリレー62を構成するリレーコイル62bは、一端部が制御装置22に接続され、他端はアースされている。
この構成において、ITアダプタ29に接続用電線31のコネクタ35を接続するとともに、ITアダプタ29を通信装置用ケース25の収納部30内に収納した状態で、蓋28を閉鎖状態とすると、リードスイッチ51がオン状態となる。制御装置22は、リードスイッチ51からのオン信号が入力すると、リレーコイル62bを通電してリレースイッチ62aをオンさせる。これに基づき、ITアダプタ29には、コネクタ35を介して電力が供給されるようになる。また、この状態で、通信装置用ケース25の蓋28が開放されると、永久磁石50がリードスイッチ51から離間することに伴い、リードスイッチ51がオフ状態に切り替わる。すると、制御装置22は、リレーコイル62bを断電してリレースイッチ62aをオフさせる。これに基づき、ITアダプタ29への電力の供給が停止される。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
まず、本実施形態の洗濯機1は、外部機器との無線通信が可能な通信装置であるITアダプタ29を収納可能な通信装置用ケース25と、この通信装置用ケース25に設けられITアダプタ29に対して着脱可能に接続されるコネクタ35と、を備えている。これによれば、例えばユーザが洗濯機1の購入時にIT化が不要な場合には、ITアダプタ29を設置しないで購入すればよいので、ITアダプタ29の分の費用はかけなくて済む。ユーザが洗濯機1を購入後、IT化に対応したいと思った場合には、ITアダプタ29を購入し、そのITアダプタ29に、通信装置用ケース25に備えられたコネクタ35を接続し、ITアダプタ29を通信装置用ケース25内に収納して設置することで、IT化に対応することが可能になる。ITアダプタ29の接続がコネクタ接続であるので、複雑な作業や、特別な工具を使わなくとも、設置作業を容易に行うことができる。よって、ITアダプタ29が必要になった時点で、ITアダプタ29を容易に設置することが可能になる。また、ITアダプタ29の取り外しも容易であるので、例えば取り外したITアダプタ29を他の製品に利用することも可能となる。
通信装置用ケース25は、仮固定部39を有したケース本体26と、このケース本体26を開閉する蓋28を有していて、ITアダプタ29をケース本体26内に収納しない状態でコネクタ35を仮固定部39に仮固定した状態で、28蓋を閉鎖することでコネクタ35の抜け止めをする構成となっている。これによれば、ITアダプタ29をケース本体26内に収納しない状態で洗濯機1を運転し、洗濯運転や脱水運転時に洗濯機本体2に振動が発生しても、コネクタ35が通信装置用ケース25内でがたつくことを防止でき、振動によるがたつき音の発生や損傷を防止できる。また、コネクタ35が通信装置用ケース25内でがたつくことを防止できることから、コネクタ35に接続された接続用電線31の損傷や断線も防止できる。
通信装置用ケース25の蓋28の開放時に、コネクタ35への電力の供給を遮断する手段を備えている。この場合の手段としては、具体的には、蓋28の開放を検知するリードスイッチ51と、コネクタ35に繋がる電源線31bに接続されたリレースイッチ62aを備えたリレー62と、リードスイッチ51からの信号に基づきリレー62を制御する制御装置22とにより構成されている。これによれば、ITアダプタ29を通信装置用ケース25に設置したり、逆に、通信装置用ケース25に設置されたITアダプタ29を外したり、点検したりする際に、蓋28を開放させると、コネクタ35への電力の供給が遮断されるので、蓋28を開放した状態での作業で作業者が感電することを確実に防止することができる。
通信装置用ケース25に備えられたコネクタ35は、ケース本体26内にITアダプタ29を収納した状態で、そのITアダプタ29に対して下方から接続されるように構成され、前記コネクタ35に接続された接続用電線31をケース本体26内で蛇行させ、接続用導線31の少なくともコネクタ35寄りの部分がコネクタ35より下方を通るように、ケース本体26にガイド部40を設けた。これにより、接続用電線31に水が付着したとしても、その水が接続用電線31を伝ってコネクタ35側へ浸入することを防止できる。
通信装置用ケース25は、ケース本体26の取付状態で、当該ケース本体26の下部側の内面60は、先端部側が低くなるように下降傾斜している。これによれば、仮に通信装置用ケース25内に水が浸入したとしても、その水は下部内面60の傾斜に沿って外部へ排水されやすくなり、排水性が向上する。
また、通信装置用ケース25のケース本体26は傾斜状態で取り付けられていて、そのケース本体26の下部内面60および蓋28の下部内面61は、それぞれの先端部側が低くなるように下降傾斜しているので、仮に通信装置用ケース25内に水が浸入したとしても、その水はそれらケース本体26の下部内面60および蓋28の下部内面61の傾斜に沿って外部へ排水されやすくなり、排水性が一層向上する。
通信装置用ケース25のケース本体26の内部に、コネクタ35が接続された接続用電線31を蛇行させて配線する蛇行配線部33が設けられている。これによれば、ITアダプタ29にコネクタ35を接続する際に、接続用電線31はこれを通信装置用ケース25の外部へ引き出すだけの長さの余裕があるので、その接続作業を通信装置用ケース25の外部で容易に行うことができる。接続後は、接続用電線31を、蛇行配線部33に蛇行させて配線しておくことで、接続用電線31が長くても収納形態をよくすることができ、また、接続用電線31が外部から引っ張られたとしても、その引張り力がコネクタ35の接続部分まで伝わり難くできる。
通信装置用ケース25は、制御ユニット17の配線口23の近傍に設置したので、通信装置用ケース25と制御ユニット17との間を接続する接続線の長さは短くてよく、その配線処理を容易に行うことができる利点がある。
通信装置用ケース25は、ケース本体26と、このケース本体26を開閉する蓋28を有していて、蓋28を完全に閉めた状態でオンするインターロックスイッチとしてリードスイッチ51を備えている。このリードスイッチ51は、コネクタ35がケース本体26から外側に出された状態で蓋28が閉められた際には、コネクタ35に接続された接続用電線31が蓋28とケース本体26との間に挟まって蓋28が完全には閉まらず、オンしない構成となっている。この構成によれば、安全性の向上を図ることができる。
通信装置用ケース25を前方から覆う前カバー10は合成樹脂製であるので、通信装置用ケース25内に収納したITアダプタ29と家庭内のホーム端末との間で無線通信する際に、電波の減衰を極力少なくすることができる。
通信装置用ケース25には、接続用電線31を抜け止め状態に保持するクランプ37が設けられているので、接続用電線31が通信装置用ケース25から不用意に抜けてしまうことを防止できる。
(その他の実施形態)
通信装置用ケース25は、制御ユニット17におけるユニットケース19のユニット蓋21側に取り付ける構成としたが、ユニットケース19の構成によっては、ユニットケース本体20側に取り付ける構成とすることもできる。
通信装置用ケース25において、蓋28の開閉を検知する手段としては、永久磁石50とリードスイッチ51に代えて、永久磁石50とホール素子とすることもできる。また、操作子の押圧操作でオンするタクトスイッチを利用することもできる。
以上説明したように、本実施形態の洗濯機によれば、外部機器との無線通信が可能な通信装置を収納可能な通信装置用ケースと、この通信装置用ケースに設けられ前記通信装置に対して着脱可能に接続されるコネクタと、を備えた構成であるので、通信装置が必要になった時点で、通信装置を用意し、その通信装置にコネクタを接続することで、通信装置を容易に設置することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、2は洗濯機本体、3は外箱、10は前カバー、17は制御ユニット、19はユニットケース、20はユニットケース本体、21はユニット蓋、22は制御装置、23は配線口、25は通信装置用ケース、26はケース本体、27は蓋、29はITアダプタ(通信装置)、31は接続用電線、33は蛇行配線部、35はコネクタ、37はクランプ、39は仮固定部、40はガイド部、50は永久磁石、51はリードスイッチ、60,61は内面を示す。

Claims (9)

  1. 外部機器との無線通信が可能な通信装置を収納可能な通信装置用ケースと、
    この通信装置用ケースに設けられ前記通信装置に対して着脱可能に接続されるコネクタと、を備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記通信装置用ケースは、仮固定部を有したケース本体と、このケース本体を開閉する蓋を有していて、
    前記通信装置を前記ケース本体内に収納しない状態で前記コネクタを前記仮固定部に仮固定した状態で、前記蓋を閉鎖することで前記コネクタの抜け止めをすることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記通信装置用ケースは、ケース本体と、このケース本体を開閉する蓋を有していて、
    前記蓋の開放時に、前記コネクタへの電力の供給を遮断する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記通信装置用ケースは、ケース本体と、このケース本体を開閉する蓋を有していて、
    前記コネクタは、前記ケース本体内に前記通信装置を収納した状態で、前記通信装置に対して下方から接続されるように構成され、
    前記コネクタに接続された接続用電線を前記ケース本体内で蛇行させ、前記接続用導線の少なくとも前記コネクタ寄りの部分が前記コネクタより下方を通るように、前記ケース本体にガイド部を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  5. 前記通信装置用ケースは、ケース本体と、このケース本体を開閉する蓋を有していて、
    前記ケース本体の取付状態で、当該ケース本体の下部内面は、先端部側が低くなるように下降傾斜していることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  6. 前記通信装置用ケースの前記ケース本体が傾斜状態で取り付けられていて、前記ケース本体の下部内面および前記蓋の下部内面は、それぞれの先端部側が低くなるように下降傾斜していることを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  7. 前記通信装置用ケースには、前記コネクタが接続された接続用電線が備えられ、前記通信装置用ケースの内部に、前記接続用電線を蛇行させて配線する蛇行配線部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の洗濯機。
  8. 制御ユニットを備え、
    前記通信装置用ケースは、前記制御ユニットの配線口の近傍に設置したことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の洗濯機。
  9. 前記通信装置用ケースは、ケース本体と、このケース本体を開閉する蓋を有していて、
    前記蓋を完全に閉めた状態でオンするインターロックスイッチを備え、前記コネクタが前記ケース本体から外側に出された状態で前記蓋を閉めた際には、前記コネクタに接続された接続用電線が前記蓋と前記ケース本体との間に挟まって前記蓋が完全には閉まらず、前記インターロックスイッチがオンしない構成であることを特徴とする請求項1または8記載の洗濯機。
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