JP2015032868A - 情報処理装置、通信管理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、通信管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を抑制することが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】携帯電話部2および無線LAN部3は、自身に対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う。制御部7は、携帯電話部2および無線LAN部3の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断し、その判断結果を用いて、携帯電話部2および無線LAN部3のそれぞれの稼働と停止を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線通信方式に対応した情報処理装置に関する。
近年、スマートフォンのような情報処理装置には、複数の無線通信方式に対応したものがある。このような情報処理装置では、各無線通信方式における通信速度などが状況に応じて変化するため、状況に応じて、複数の無線通信方式の中からデータ通信に使用する無線通信方式を選択することで、快適な通信を行うことが可能になる。
特許文献1には、データ通信に用いる無線通信方式を自動的に選択することが可能な携帯電話機が記載されている。この携帯電話機は、無線LAN(Local Area Network)方式と携帯電話方式との両方に対応し、無線LAN方式に対応したアクセスポイントからの電波の強度を測定する。そして、携帯電話方式でデータ通信が行われている場合に、電波の強度が所定値以上になると、データ通信に用いる無線通信方式を携帯電話方式から無線LAN方式に切り替え、無線LAN方式でデータ通信が行われている場合に、電波の強度が所定値未満になると、データ通信に用いる無線通信方式を無線LAN方式から携帯電話方式に切り替る。
特開2005−192163号公報
無線LAN方式や携帯電話方式などの無線通信方式では、一般的に、データ通信が行われていなくても、アクセスポイントとのセッションを維持したり、アクセスポイントの存在の有無を調べたりするために電波の送受信が行われている。このため、特許文献1に記載された携帯電話機のような複数の無線通信方式に対応した情報処理装置では、データ通信を行っている無線通信方式による電波の送受信だけでなく、データ通信を行っていない無線通信方式による電波の送受信でも電力が消費されてしまい、その結果、情報処理装置の消費電力が大きくなるという問題が生じる。
本発明の目的は、消費電力を抑制することが可能な情報処理装置、通信管理方法およびプログラムを提供することである。
本発明による情報処理装置は、複数の無線通信方式のそれぞれに対応して複数設けられ、当該対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部と、前記複数の通信部の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断し、当該判断結果を用いて、各通信部の稼働と停止を制御する制御部と、を有する。
本発明による通信管理方法は、複数の無線通信方式のそれぞれに対応して複数設けられ当該対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部を有する情報処理装置による通信管理方法であって、前記複数の通信部の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断し、当該判断結果を用いて、各通信部の稼働と停止を制御する。
本発明によるプログラムは、複数の無線通信方式のそれぞれに対応して複数設けられ当該対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部と接続されたコンピュータに、前記複数の通信部の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断する手順と、当該判断結果を用いて、各通信部の稼働と停止を制御する手順と、を実行させる。
本発明によれば、消費電力を抑制することが可能になる。
本発明の一実施形態である情報処理装置の構成を示すブロック図である。 制御部の動作を設定するための設定画面の一例を示す図である。 制御部の動作と省エネモードとの対応関係の一例を示す図である。 管理パラメータを設定するための設定画面の一例を示す図である。 管理パラメータを設定するための設定画面の他の例を示す図である。 本発明の一実施形態である情報処理装置の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す情報処理装置100は、電源部1と、携帯電話部2、無線LAN部3と、表示部4と、操作部5と、記憶部6と、制御部7とを有する。なお、情報処理装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末またはPC(personal computer)などである。
電源部1は、情報処理装置100の各部に電力を供給する。情報処理装置100の各部は、電源部1から供給された電力で動作する。なお、電源部1は、例えば、二次電池などである。
携帯電話部2および無線LAN部3のそれぞれは、互いに異なる無線通信方式に対応し、その対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部である。本実施形態では、携帯電話部2は無線通信方式の一種である携帯電話方式に対応し、無線LAN部3は無線通信方式の一種である無線LAN方式に対応するものとしている。なお、携帯電話方式の規格は特に限定されないが、例えば、3G(3rd. Generation)やLTE(Long Term Evolution)などである。また、無線LAN方式の規格は特に限定されないが、例えば、WiFi(Wireless Fidelity)などである。以下、無線LAN方式の規格はWiFiであるとして説明する。
携帯電話方式に対応する通信部は、パケット交換(PS:Packet Switching)呼と回線交換(CS:Circuit Switching)呼の呼処理を行う通信部があるが、特に記載のない限り、本実施形態の携帯電話部2は、パケット交換の処理を行う通信部として説明する。回線交換の処理を行う通信部は、携帯電話部2内にあってもよいし、携帯電話部2とは別の携帯電話部に分離されていてもよい。
携帯電話部2は、携帯電話方式に対応した基地局200からの電波の届く範囲に情報処理装置100が存在する場合、基地局200を介して、サービスプロバイダ(SP)400とGTP(GPRS(General Packet Radio Service) Tunneling Protocol)セッションを確立し、無線通信を行う。そして、携帯電話部2は、基地局200およびサービスプロバイダ400を介して、インターネットなどのネットワーク網(図示せず)とデータ通信を行う。
無線LAN部3は、無線LAN方式に対応したアクセスポイント300とのアソシエーション(接続)が確立されている場合、アクセスポイント300と無線通信を行う。そして、無線LAN部3は、アクセスポイント(AP)300およびサービスプロバイダ400を介してインターネットのようなネットワーク網(図示せず)とデータ通信を行う。なお、サービスプロバイダ400は、ネットワーク網との接続を管理するサーバである。
また、無線LAN部3は、アクセスポイント300からの電波の強度を測定する。
表示部4は、種々の情報を表示する。例えば、表示部4は、携帯電話部2および無線LAN部3を管理するための管理パラメータなどを設定するための設定画面を表示する。
操作部5は、例えば、タッチパネルであり、ユーザから種々の情報を受け付ける。例えば、操作部5は、管理パラメータを受け付ける。なお、表示部4および操作部5は、一体化されていてもよい。
記憶部6は、制御部7の動作を規定するプログラムや、そのプログラムで使用される種々の情報を記憶する。プログラムとしては、OS(Operating System)や、携帯電話部2および無線LAN部3を管理する通信管理サービスを提供するプログラムなどが挙げられる。また、記憶される情報としては、管理パラメータなどが挙げられる。
制御部7は、記憶部6に記憶されたプログラムを読み取り、その読み取ったプログラムを実行して種々の機能を実現する。以下では、通信管理サービスを提供するプログラムによる制御部7の機能を説明する。
制御部7は、携帯電話部2および無線LAN部3のいずれかについて、通信可能か否かを判断し、その判断結果に基づいて、携帯電話部2および無線LAN部3のオン(稼働)とオフ(停止)とを制御する。
本実施形態では、制御部7は、無線LAN部3が通信可能か否かを判断するものとする。また、制御部7は、無線LAN部3が通信可能な場合、携帯電話部2をオフにし、無線LAN部3をオンにし、無線LAN部3が通信可能でない場合、携帯電話部2をオンにし、無線LAN部3をオフにする。なお、制御部7は、無線LAN部3が通信可能な場合、無線LAN部3を用いて通信を行い、無線LAN部3が通信可能でない場合、携帯電話部2を用いて通信を行う。
以下、制御部7が行う処理についてより詳細に説明する。
先ず、制御部7が行う処理の説明に必要な無線LAN部3の処理について説明する。
無線LAN部3は、無線LAN方式を用いてデータ通信を行うためには、自身を通信可能な状態にするための接続処理が必要となる。接続処理には、無線LAN方式に対応したアクセスポイント300との間でアソシエーションを確立するためのアソシエーション処理と、インターネットなどのネットワーク網への疎通を確認する疎通確認処理がある。
アソシエーション処理では、無線LAN部3は、アクセスポイント300が定期的にブロードキャストで送信しているビーコンを受信する。ビーコンには、アクセスポイント300を識別する識別情報であるBSSID(Basic Service Set Identifier)などのアソシエーションを確立するための情報が含まれている。なお、BSSIDは、通常、MAC(Media Access Control)アドレスと同じものである。また、本実施形態では、識別情報としてBSSIDを用いて説明するが、BSSIDを利用することができない場合、識別情報としてBSSIDの替わりにESSID(Extended Service Set Identifier)を用いてもよい。
ビーコンを受信した場合、無線LAN部3は、そのビーコンに基づいて、アクセスポイント300のBSSIDを自身に設定し、予め定められた認証方式に応じた認証(Authentication)要求をアクセスポイント300に送信する。なお、認証要求には、WPA(Wi-Fi Protected Access)キーやWEP(Wired Equivalent Privacy)のような暗号化キーが含まれることもある。
その後、無線LAN部3は、アクセスポイント300から認証要求に対する応答情報として、認証の成功を示す承認情報を受信すると、接続の許可を求める接続要求であるアソシエーション要求をアクセスポイント300に送信する。
そして、無線LAN部3は、アクセスポイント300からアソシエーション要求に対する応答情報として、接続の許可を示す許可情報を受信すると、アクセスポイント300との間でアソシエーションが確立する。これにより、無線LAN部3は、アクセスポイント300との間で無線通信を行うことが可能になる。
上記の動作において、ビーコンを送信しないステルスモードがアクセスポイント300に設定されていたり、アクセスポイント300が情報処理装置100の近くに存在しなかったりする場合、無線LAN部3は、ビーコンを受信できない。このため、無線LAN部3は、ビーコンを一定時間以上受信できなかった場合、予め設定されたBSSIDを含むプローブ要求をブロードキャストで送信し、その後、プローグ要求に対する応答情報であるプローブ応答情報を受信すると、認証要求をアクセスポイント300に送信する。その後の無線LAN部3の処理は、ビーコンを受信したときと同様である。なお、アクセスポイント300は、通常、プローブ要求に含まれるBSSIDが自身のBSSIDと同じ場合に、プローブ応答情報を情報処理装置100に送信する。
無線LAN部3は、複数のアクセスポイントからビーコンを受信した場合、例えば、ビーコンに含まれるBSSIDごとに、そのBSSIDにて識別されるアクセスポイントからの電波の強度を測定し、強度が最も高いアクセスポイントに対するアソシエーション処理を行う。
また、疎通確認処理では、無線LAN部3は、アソシエーションが確立されたアクセスポイント300を介して、インターネットなどのネットワーク網上の所定のサーバ(ここでは、サービスプロバイダ400を用いる)に対してPing(ピング)と呼ばれるネットワーク網への疎通を確認するための疎通確認信号を第1送信間隔(例えば、10秒)で送信し、Pingの送信回数が第1基準回数(例えば、3回)以内のときに、Pingを送信してから第1待機時間以内にPingに対する応答情報であるEcho(エコー)を受信すると、ネットワーク網との疎通を確認する。これにより、無線LAN部3は、アクセスポイント300およびサービスプロバイダ400までの通信経路やサービスプロバイダ400との認証に問題がなく、アクセスポイント300およびサービスプロバイダ400と介して、インターネット等のネットワーク網とデータ通信を行うことが可能であることが確認できる。
なお、ネットワーク網との疎通を確認できなかった場合、無線LAN部3は、アクセスポイント300とのアソシエーションを解除してもよい。また、Pingの送信先となるサービスプロバイダ400を特定する情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator))は、ユーザにて設定または予め設定される。
通信管理サービスを提供するプログラムが実行されたり、そのプログラムの実行中に通信管理サービスの開始が指示されたりして、通信管理サービスが開始された場合、制御部7は、無線LAN部3とアクセスポイント300とのアソシエーションが確立されているか否かと、無線LAN部3とネットワーク網との疎通が確認されているか否かとを判断し、それらの判断結果に基づいて、無線LAN部3が通信可能か否かを判断する。
具体的には、制御部7は、アソシエーションが確立され、かつ、疎通が確認されている場合、無線LAN部3が通信可能と判断し、アソシエーションが確立されていない場合、および、疎通が確認されていない場合、無線LAN部3が通信可能でないと判断する。また、通信管理サービスが開始された時点で無線LAN部3がオフの場合には、制御部7は、無線LAN部3が通信可能でないと判断してもよいし、無線LAN部3をオンにし、所定時間後に、無線LAN部3が通信可能か否かを判断してもよい。
無線LAN部3が通信可能と判断し、携帯電話部2をオフにした場合、制御部7は、定期的に、無線LAN部3にてアソシエーションが確立されているか否かを判断し、それらの判断結果に基づいて、無線LAN部3が通信可能か否かを判断する。通信可能でない場合、制御部7は、携帯電話部2をオンにし、無線LAN部3をオフにする。
、無線LAN部3が通信可能でないと判断し、無線LAN部3をオフにした場合、制御部7は、無線LAN部3を第1起動間隔で第1監視時間だけオンにし、第1監視時間中に無線LAN部3が通信可能になったか否かを判断する。通信可能な場合、制御部7は、携帯電話部2をオフにし、無線LAN部3のオンを維持する。なお、無線LAN部3は、第1監視時間に接続処理を行い、アソシエーションの確立および疎通確認が行われると、通信可能な状態になる。
また、制御部7は、無線LAN部3による通信の安定性をさらに用いて携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフを制御してもよい。
具体的には、無線LAN部3が通信可能でない場合、制御部7は、無線LAN部3にて測定された電波強度が第1安定時間以上連続して第1閾値以上であると、無線LAN部3に対して接続処理を実行させてもよい。このとき、制御部7は、電波強度が第1閾値以上か否かを、(第1安定時間/所定回数(例えば、3回))間隔で所定回数繰り返し判断し、所定回数連続して電波強度が第1閾値以上であると、電波強度が第1安定時間以上連続して第1閾値以上であると判断してもよい。
また、無線LAN部3が通信可能でない場合、制御部7は、無線LAN部3がアクセスポイント300から同一のBSSIDを含むビーコンを移動判定時間以上繰り返し受信すると、無線LAN部3に対して接続処理を実行させてもよい。
一方、無線LAN部3が通信可能な場合、制御部7は、無線LAN部3にて測定された電波強度が第2安定時間以上連続して第2閾値未満になると、無線LAN部3が通信可能でなくなったと判断し、携帯電話部2をオンにし、無線LAN部3をオフにしてもよい。
また、無線LAN部3が通信可能な場合、制御部7は、無線LAN部3が第2安定時間以上連続してネットワーク網との疎通が確認できなければ、無線LAN部3が通信可能でなくなったと判断してもよい。このとき、制御部7は、無線LAN部3に対して(第2安定時間/第2基準回数(例えば、3回))間隔でPingをサービスプロバイダ400に送信させ、第2基準回数連続して、Pingを送信してから第2待機時間以内にEchoを受信できなかった場合、第2安定時間以上連続してネットワーク網との疎通が確認できないと判断してもよい。なお、第2待機時間は(第2安定時間/第2基準回数)と同じであることが望ましい。
また、制御部7は、情報処理装置100のスリープモードが実行されているか否かを判断し、その判断結果をさらに用いて、携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフを制御してもよい。なお、スリープモードは、消費電力の抑制や誤操作を抑制するために、情報処理装置100の一部の機能(例えば、表示部4や操作部5の機能)をオフにするモードである。
例えば、無線LAN部3が通信可能でない場合にスリープモードが実行されていると、制御部7は、無線LAN部3をオフにするだけでなく、携帯電話部2もオフにしてもよい。携帯電話部2をオフにした場合、制御部7は、携帯電話部2を第2起動間隔で第2監視時間だけオンしてもよい。また、無線LAN部3が通信可能な場合にスリープモードが実行されていると、制御部7は、携帯電話部2をオフにするだけでなく、無線LAN部3もオフにしてもよい。
なお、制御部7は、スリープモードの実行が開始されると、スリープモードが実行されていると判断してもよいし、スリープモードの実行が開始されてから猶予時間以内にスリープモードが解除されないと、スリープモードが実行されていると判断してもよい。
以上の説明において、所定回数、第1送信間隔、第2送信間隔、第1起動間隔、第2起動間隔、第1監視時間、第2監視時間、第1閾値、第2閾値、第1安定時間、第2安定時間、第1基準回数、第2基準回数、第1待機時間、第2待機時間、移動判定時間および猶予時間などは、携帯電話部2および無線LAN部3を管理するための管理パラメータである。管理パラメータは、上述したように記憶部6に記憶されていてもよいし、携帯電話部2、携帯電話部2、無線LAN部3および制御部7などに設定されていてもよい。
また、制御部7の動作や管理パラメータは、予め設定されていてもよいし、ユーザにて設定されてもよい。
図2は、制御部7の動作を設定するための設定画面の一例を示す図である。なお、設定画面は、操作部5がユーザから設定画面を表示する旨の指示を受け付けた場合や、通信管理サービスを提供するプログラムが実行された場合などに、制御部7にて表示部4に表示される。
図2に示す設定画面201は、通信管理サービスの実行または停止を設定するためのボタン202と、無線LAN部3の状態を示す状態領域203と、スリープモード実行時の動作を設定するためのスライドバー204と、無線LAN部3による通信の安定性を携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフの制御に用いるか否かを設定するためのボタン205と、各種設定に関する注意を記載するコメント欄206および207とを有する。
ボタン202によって通信管理サービスが実行されると、制御部7は、携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフの制御を開始する。また、ボタン202によって通信管理サービスが停止されると、制御部7は、携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフの制御を停止する。なお、通信管理サービスが停止された場合、制御部7は、無線LAN部3が通信可能か否かに関わらず、携帯電話部2をオンにし、無線LAN部3をオフにしてから、携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフの制御を停止してもよい。また、通信管理サービスによる携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフ制御とは別に、OSなどによる携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフ制御が存在しても、制御部7は、通信管理サービスの実行時に通信管理サービスとは別のオンオフ制御を停止するか、通信管理サービスによるオンオフ制御を優先することが望ましい。
状態領域203にて示される無線LAN部3の状態としては、例えば、無線LAN部3が通信可能な通信可能状態、無線LAN部3によるアソシエーションが確立されたが疎通が確認されていない確立状態、無線LAN部がオンであるが無線LAN部3によるアソシエーションが確立されていない非確立状態、無線LAN部3がオフになっているオフ状態などが挙げられる。また、状態領域203は、無線LAN部3の状態を色や文字を用いて示す。例えば、状態領域203は、通信可能状態を青色、確立状態を緑色、非確立状態を黄色、オフ状態を灰色で示す。
スライドバー204では、制御部7の動作を省エネモードとして設定することができる。省エネモードには、「MIN」、「MID」および「MAX」の3つのモードがあり、省エネモード「MIN」を接続重視モード、省エネモード「MID」をバランスモード、省エネモード「MAX」を電池セーブ重視モードと呼ぶこともある。
ボタン205にて無線LAN部3による通信の安定性を携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフの制御に用いることが設定されると、上述したように、制御部7は、無線LAN部3にて測定された電波強度、アクセスポイント300からのBSSIDおよび疎通確認などを用いて、携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフを制御する。
図3は、制御部7の動作と省エネモードとの対応関係の一例を示す図である。図3では、各省エネモードについて、スリープモード実行時およびスリープモード停止時のそれぞれにおける制御部7の動作が示されている。なお、図3において、[D]は携帯電話部2を示し、「W」は無線LAN部3を示す。
図3の例では、スリープモード停止時には、各省エネモードにおける制御部7の動作は同一である。つまり、制御部7は、無線LAN部3が通信可能でない場合、携帯電話部2がオンにし、無線LAN部3をオフにし、無線LAN部3が通信可能な場合、携帯電話部2をオフにし、無線LAN部3をオンにする。ただし、無線LAN部3が通信可能でない場合、制御部7は、無線LAN部3を第1起動間隔(図3では、15分)ごとに第1監視時間(図3では、1分間)だけオンにする。なお、制御部7は、第1監視時間内に無線LAN部3が通信可能にならなければ、無線LAN部3をオフに戻し、無線LAN部3が通信可能になれば、無線LAN部3をオンにし、携帯電話部2をオフにする。
スリープモード実行時には、各省エネモードにおける制御部7の動作は異なっている。
省エネモードが接続重視モードの場合、スリープモード実行時の制御部7の動作は、スリープモード停止時と同様である。ただし、制御部7は、スリープモードの開始時には、無線LAN部3が通信可能か否かを判断するために無線LAN部3をオンにしていても、無線LAN部3をオフにする。
この場合、スリープモード実行中でも、携帯電話部2または無線LAN部3がオンになっているので、着信およびテザリングが可能である。なお、着信には、VoIP(Voice over Internet Protocol)の着信、電子メールの着信、その他のアプリケーションによる着信を含む。ここで、電話の着信、SMS(short message service)の着信については、回線交換の処理を行う通信部での処理のため、ここでは対象外とする。以降の着信も同様である。
また、省エネモードがバランスモードの場合、スリープモード実行時には、無線LAN部3が通信可能でないと、制御部7は、無線LAN部3に加えて、携帯電話部2もオフにする。だたし、制御部7は携帯電話部2を第2起動間隔(図3では、30分)ごとに第2監視時間(図3では、3分間)だけオンにする。また、接続重視モード時と同様に、制御部7は、スリープモードの開始時には、無線LAN部3が通信可能か否かを判断するために無線LAN部3をオンにしていても、無線LAN部3をオフにする。また、無線LAN部3が通信可能な場合の制御部7の動作は、スリープモード実行時もスリープモード停止時も同じである。
この場合、スリープ実行中でも、無線LAN部3が通信可能であれば、着信が可能である。無線LAN部3が通信可能でなければ、着信は、携帯電話部2にて第2起動間隔ごとに間欠的に行われる。また、スリープモード実行中のテザリングはできない。
また、省エネモードが電池セーブ重視モードの場合、スリープモード実行時には、制御部7は、無線LAN部3が通信可能か否に関わらず、携帯電話部2および無線LAN部3の両方をオフにする。その後、スリープモードが停止されると、制御部7は、携帯電話部2および無線LAN部3をオンにしてもよい。なお、無線LAN部3が通信可能な状態のときに無線LAN部3がオフになると、アソシエーションや疎通確認が解除されるので、スリープモードが停止されたときに無線LAN部3がオンになっても、無線LAN部3は通信可能でない状態となっている。
この場合、スリープモード実行中には、着信およびテザリングはできない。
図4は、管理パラメータである第1起動間隔、第1監視時間、第2起動間隔および第2監視時間を設定するための設定画面の一例である。
図4に示す設定画面401は、第1起動間隔であるWi‐FiON間隔を設定するためのスライドバー402と、第1監視時間であるWi‐FiOFF時間を設定するためのスライドバー403と、第2起動間隔であるデータ通信ON間隔を設定するためのスライドバー404と、第2監視時間であるデータ通信OFF時間を設定するためのスライドバー405とを含む。
スライドバー402では、Wi‐FiON間隔を5分、15分および60分の3段階に設定することができる。スライドバー403では、Wi‐FiOFF時間を設定無効、3分および10分の3段階に設定することができる。スライドバー404では、データ通信ON間隔を設定無効、15分および30分の3段階に設定することができる。スライドバー405では、データ通信OFF時間を設定無効、3分および10分の3段階に設定することができる。なお、図4では、設定無効を∞として表記している。また、設定無効は、その管理パラメータに係る機能を無効にすることを示す。例えば、Wi‐FiOFF時間が∞の場合、無線LAN部3が通信不可能になっても、無線LAN部3をオフにしない、つまり、無線LAN部3がオンのまま維持することを示す。
図5は、管理パラメータである第1閾値、第2閾値、第1安定時間および第2安定時間を設定するための設定画面の一例である。図5に示す設定画面501は、第1閾値であるWi−Fi接続タイミングを設定するためのスライドバー502と、第2閾値であるWi−Fi切断タイミングを設定するためのスライドバー503と、第1安定時間であるWi−Fi接続先の安定性(接続時)を設定するためのスライドバー504と、第2安定時間であるWi−Fi接続先の安定性(切断時)を設定するためのスライドバー505とを含む。
スライドバー502および503では、Wi−Fi接続タイミングおよびWi−Fi切断タイミングを3段階に設定することができる。また、スライドバー504および505では、Wi−Fi接続先の安定性(接続時)およびWi−Fi接続先の安定性(切断時)を、30秒、90秒および150秒の3段階に設定することができる。
なお、図4および図5で示した各管理パラメータの値は当然ながら単なる一例である。
次に情報処理装置100の動作の一例を説明する。
図6は、情報処理装置100の動作の一例を説明するための図である。以下の説明では、制御部7は、図3に示した対応関係に従って動作するものとしている。また、通信管理サービスが開始される前は、携帯電話部2および無線LAN部3の両方がオンであるとしている。また、図3では、携帯電話部2を携帯、無線LAN部3をWi−Fiと示している。
先ず、通信管理サービスが開始されると、制御部7は無線LAN部3が通信可能か否かを判断する。
無線LAN部3が通信可能な場合、制御部7は、携帯電話部2をオフにして、無線LAN部3を通信可能状態にする(ステップS601)。一方、無線LAN部3が通信可能でない場合、制御部7は、無線LAN部3をオフにして、無線LAN部3をオフ状態にする(ステップS602)。
通信可能状態では、制御部7は、スリープモードおよび省エネモードを監視しつつ、通信管理サービスが停止されたか否かの判断と、無線LAN部3が通信可能か否かの判断を繰り返し行う(ステップS603)。また、オフ状態では、制御部7は、スリープモードおよび省エネモードを監視しつつ、タイマー(図示せず)を使用した計時と、通信管理サービスが停止されたか否かの判断とを繰り返し行う。(ステップS604)。なお、タイマーは、制御部7に備わっていてもよいし、制御部7の外部に設けられていてもよい。
ステップS603においてスリープモードが実行され、かつ、省エネモードが電池セーブ重視モードの場合、制御部7は、無線LAN部3をオフにして(ステップS605)、ステップS604の処理に移る。
また、ステップS603において無線LAN部3が通信可能でなくなった場合、制御部7は、携帯電話部2をオンにするとともに、無線LAN部3をオフにして(ステップS606)、ステップS604の処理に移る。
また、ステップS603において通信管理サービスが停止された場合、制御部7は、携帯電話部2をオン、無線LAN部3をオフにして(ステップS607)、処理を終了する。
一方、ステップS604においてスリープモードが開始され、かつ、省エネモードが電池セーブ重視モードの場合、および、スリープモード実行中において、省エネモードがバランスモードのときに携帯電話部2をオンにしてから第2監視時間(図6では、3分間)が経過した場合、制御部7は、携帯電話部2をオフにして(ステップS608)、ステップS604の処理に移る。このとき、スリープモードが開始された時点で無線LAN部3がオンの場合、制御部7は、無線LAN部3もオフにする。
また、ステップS604においてスリープモードが停止中の場合、および、スリープモードが実行中であり、かつ、省エネモードが接続性重視モードまたはバランスモードの場合、制御部7は、第1起動間隔(図6では、15分)ごとに無線LAN部3をオンにして(ステップS609)、ステップS604の処理に戻る。
また、ステップS604において無線LAN部3をオンにした時点から第1監視時間(図6では、1分間)経過しても無線LAN部3が接続可能にならなかった場合、制御部7は、無線LAN部3をオフにして(ステップS605)、ステップS604の処理に移る。
また、ステップS604において無線LAN部3をオンにした時点から第1監視時間(図6では、1分間)経過する前に無線LAN部3が接続可能になった場合、制御部7は、携帯電話部2をオフにして(ステップS610)、ステップS603の処理に移る。
また、ステップS604においてスリープモードが実行中であり、かつ、省エネモードがバランスモードの場合、制御部7は、携帯電話部2を2起動間隔(図6では、30分間)ごとにオンにして(ステップS611)、ステップS603の処理に移る。
また、ステップS604においてスリープモードが解除されると、制御部7は、携帯電話部2および無線LAN部3をオンにし(ステップS612)、ステップS603の処理に移る。
また、ステップS604において、ステップS603において通信管理サービスが停止された場合、制御部7は、携帯電話部2をオン、無線LAN部3をオフにして(ステップS613)、処理を終了する。
本実施形態によれば、通信可能か否かに基づいて、通信部の稼働と停止とが制御されるので、データ通信を行っていない無線通信方式による電波の送受信を抑制することが可能になるので、消費電力を抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3が通信可能な場合、無線LAN部3がオンになり、携帯電話部2がオフになり、無線LAN部3が通信可能でない場合、無線LAN部3がオフになり、携帯電話部2がオンになるため、通信を行っていない無線通信方式による電波の送受信をより確実に抑制することが可能になるので、消費電力をより確実に抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3がアクセスポイント300とのアソシエーションが確立されているか否かに応じて、無線LAN部3が通信可能か否かが判断されるため、無線LAN部3が通信可能かの判断の確実性を高めることが可能になる。
また、本実施形態では、ネットワーク網との疎通が確認されているか否かに応じて、無線LAN部3が通信可能か否かが判断されるため、無線LAN部3が通信可能かの判断の確実性を高めることが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3がオフにされた後で、無線LAN部3を第1起動間隔で第1監視時間だけ稼働し、第1監視時間中に無線LAN部3が通信可能か否かが判断されるため、無線LAN部3が通信可能な状況になったか否かを判断することが可能になる。
また、本実施形態では、アクセスポイント300からの電波の強度が第1安定時間以上連続して第1閾値以上であると、無線LAN部3が接続処理を実行するので、無線LAN方式による通信が安定的に行われる場合に、無線LAN部3を用いて通信を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、アクセスポイント300のBSSID(BSSIDが利用できない時はESSID)が移動判定時間以上繰り返し受信した場合に、無線LAN部3が接続処理を実行するので、情報処理装置100を保持するユーザが移動していない場合に無線LAN部3を用いて通信を行うことが可能になるため、無線LAN方式による通信が安定的に行われる場合に、無線LAN部3を用いて通信を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3が通信可能な状態において、アクセスポイント300からの電波の強度が第2閾値以上でないと、無線LAN部3が通信可能でないと判断されるので、無線LAN方式による通信が安定的に行われる場合に、無線LAN部3を用いて通信を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、スリープモードが実行されているか否かに応じて、通信部の稼働と停止とが制御されるので、通信を行っていない無線通信方式による電波の送受信をより抑制することが可能になるので、消費電力をより抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3が通信可能でない場合にスリープモードが実行されていると、無線LAN部3だけでなく、携帯電話部2もオフになるため、消費電力をより抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3が通信可能でない場合にスリープモードが実行されていると、携帯電話部2が第2起動間隔で第2監視時間だけオンになるため、消費電力を抑制しながら、電子メールの着信などを行うことが可能になるため、利便性を向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、無線LAN部3が通信可能な場合にスリープモードが実行されていると、携帯電話部2だけでなく、無線LAN部3もオフになるため、消費電力をより抑制することが可能になる。
また、スリープモードの実行が開始されてから猶予時間以内にスリープモードが解除されないと、スリープモードが実行されていると判断されるため、スリープモードが誤って実行された場合に、携帯電話部2および無線LAN部3のオンオフが切り替わることを抑制することが可能になる。
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、制御部7は、無線LAN部3にてアソシエーションが確立されていると、無線LAN部3が通信可能と判断してもよい。
また、通信部は、上記の実施形態では、携帯電話部2および無線LAN部3の2つだけであったが、実際には、複数であればよい。また、制御部7は、複数の通信部の少なくとも一つについて、通信が可能か否かを判断すればよい。例えば、通信部が3つ以上ある場合でも、制御部7は、それらの通信部の少なくとも一つについて、通信が可能か否かを判断し、通信が可能であると判断した通信部だけをオンにすればよい。このとき、通信が可能と判断した通信部が存在しない場合には、通信が可能か否かを判断していない通信部だけをオンにすればよい。
また、無線通信方式としては、携帯電話方式および無線LAN方式の他に、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などが挙げられる。
また、通信管理サービスを実行する日時や曜日などの実行条件が設定されてもよい。この場合、制御部7は、日時や曜日が実行条件に適合する場合に、通信管理サービスを行う。
1 電源部
2 携帯電話部
3 無線LAN部
4 表示部
5 操作部
6 記憶部
7 制御部
100 情報処理装置
200、300 アクセスポイント
400 サービスプロバイダ

Claims (18)

  1. 複数の無線通信方式のそれぞれに対応して複数設けられ、当該対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部と、
    前記複数の通信部の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断し、当該判断結果を用いて、各通信部の稼働と停止を制御する制御部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記通信部は、2つ設けられ、
    前記制御部は、前記通信部の一方である第1通信部について、通信可能か否かを判断し、前記第1通信部が通信可能な場合、前記第1通信部を稼働し、前記第1通信部と異なる第2通信部を停止し、前記第1通信部が通信可能でない場合、前記第1通信部を停止し、前記第2通信部を稼働する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1通信部に対応する無線通信方式は、無線LAN方式である、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第1通信部と前記無線LAN方式に対応したアクセスポイントとのアソシエーションが確立されているか否かを判断し、当該判断結果を用いて、前記第1通信部が通信可能か否かを判断する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1通信部とネットワーク網との疎通が確認されているか否かを判断し、当該判断結果をさらに用いて、前記第1通信部が通信可能か否かを判断する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1通信部は、前記ネットワーク網との疎通が確認されていないと判断した後、前記ネットワーク網上の所定のサーバに対して疎通を確認するための疎通確認信号を第1送信間隔で送信し、前記疎通確認信号の送信回数が第1基準回数以内のときに、前記疎通確認信号を送信してから第1待機時間内に前記疎通確認信号に対する応答情報を受信すると、前記ネットワーク網との疎通を確認する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の通信部は、前記ネットワーク網との疎通が確認されていると判断した後、前記ネットワーク網上の所定のサーバに対して疎通を確認するための疎通確認信号を第2送信間隔で送信し、前記疎通確認信号を第2基準回数以上送信しても、前記疎通確認信号を送信してから第2待機時間内に前記疎通確認信号に対する応答情報を受信できないと、前記ネットワーク網との疎通が確認されていないと判断する、請求項6または7に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第1通信部を停止した後、前記第1通信部を第1起動間隔で第1監視時間だけ稼働し、前記第1監視時間中に前記第1通信部が通信可能か否かを判断する、請求項2ないし7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1通信部は、前記第1通信部の無線通信方式に対応したアクセスポイントからの電波の強度を測定し、
    前記制御部は、前記第1通信部が通信可能でないと判断した後、前記強度が第1安定時間以上連続して第1閾値以上であると、前記第1通信部に対して前記第1通信部を通信可能にするための処理を実行させる、請求項2ないし8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1通信部は、前記第1通信部の無線通信方式に対応したアクセスポイントから当該アクセスポイントを識別する識別情報を受信し、
    前記制御部は、前記第1通信部が通信可能でないと判断した後、前記通信部が同一の前記識別情報を移動判定時間以上繰り返し受信すると、前記第1通信部に対して前記第1通信部を通信可能にするための処理を実行させる、請求項2ないし9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1通信部は、前記第1通信部の無線通信方式に対応したアクセスポイントからの電波の強度を測定し、
    前記制御部は、前記第1通信部が通信可能と判断した後、前記強度が第2閾値以上でないと、前記第1通信部が通信可能でないと判断する、請求項2ないし10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御部は、当該情報処理装置のスリープモードが実行されているか否かを判断し、当該判断結果をさらに用いて、各通信部の稼働と停止を制御する、請求項2ないし11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、前記第1通信部が通信可能でない場合、前記スリープモードが実行されていると、前記第1通信部だけでなく、前記第2通信部も停止する、請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、前記第1通信部が通信可能でない場合、前記スリープモードが実行されていると、前記第2通信部を第2起動間隔で第2監視時間だけ稼働する、請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御部は、前記第1通信部が通信可能な場合、前記スリープモードが実行されていると、前記第2通信部だけでなく、前記第1通信部も停止する、請求項12ないし14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記制御部は、前記スリープモードの実行が開始されてから猶予時間以内に前記スリープモードが解除されないと、前記スリープモードが実行されていると判断する、請求項12ないし15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 複数の無線通信方式のそれぞれに対応して複数設けられ当該対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部を有する情報処理装置による通信管理方法であって、
    前記複数の通信部の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断し、
    当該判断結果を用いて、各通信部の稼働と停止を制御する、通信管理方法。
  18. 複数の無線通信方式のそれぞれに対応して複数設けられ当該対応する無線通信方式を用いて無線通信を行う通信部と接続されたコンピュータに、
    前記複数の通信部の少なくとも一つについて、通信可能か否かを判断する手順と、
    当該判断結果を用いて、各通信部の稼働と停止を制御する手順と、を実行させるためのプログラム。
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