JP2015032437A - 透明導電性シート、および透明導電性シートを用いたタッチパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】可視光が銀ナノワイヤに当たっても、銀ナノワイヤが酸化しにくい透明導電性シートを提供する。【解決手段】透明導電性シート1は、基本シート2と、前記基体シート2の上に積層される銀ナノワイヤ保持層3と、前記銀ナノワイヤ保持層3の上に積層される銀ナノワイヤ4と、前記銀ナノワイヤ4の上に積層され表面抵抗率が3.1?1014Ω/□以上であるオーバーコート層5とを備える透明導電性シート1であるように構成した。前記オーバーコート層が、アクリレート又はメタクリレートを含み、イソシアネートを含む。【選択図】図1
Description
本発明は、透明電極などに用いられる透明導電性シートに関するものであり、特に銀ナノワイヤを含む透明導電性シートに関するものである。
透明基材上に導電性の化合物の薄膜を形成した透明導電膜は、その導電性を利用した用途、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイといったフラットディスプレイやタッチパネルの透明電極など電気、電子分野で広く使用されている。前記透明導電膜としては、透明基材の少なくとも片面に、酸化スズ(SnO2) 、酸化インジウムスズ(ITO) や酸化亜鉛(ZnO) 等を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等のドライプロセスによって設けたものがよく知られている。
また、上記ドライプロセス以外にも、導電性高分子、CNT、例えば金属ナノワイヤなどの金属微粒子のネットワーク構造を使用したウエットプロセスによる透明導電膜も提案されている。
その中でも近年、可視光領域で透明な導電性材料として金属ナノワイヤが研究されている。金属ナノワイヤは直径が小さいため、可視光領域での光透過性が高く、ITOに代わる透明導電膜としての応用が期待されている。このような金属ナノワイヤを用いたものとして、銀ナノワイヤを用いた透明導電膜が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、銀ナノワイヤは実条件での使用においては、銀の酸化に起因する導電率の低下が問題となっている。これを防止するために例えば特許文献2には、導電率の低下に対してオーバーコート層を設けたりすることが記載されている。しかし、単にオーバーコート層を設けただけでは、可視光が銀ナノワイヤに長時間当った場合、オーバーコート層を形成していない場合よりも透明導電性シートの抵抗値が上昇すると問題がある。
従って、本発明の目的は、長時間の間、可視光が銀ナノワイヤに当たった場合、透明導電性シートの抵抗値の上昇を抑制する透明導電性シートを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、基体シートと、前記基体シートの上に積層される銀ナノワイヤ保持層と、前記銀ナノワイヤ保持層の上に積層される銀ナノワイヤと、前記銀ナノワイヤの上に積層され表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上であるオーバーコート層とを備える透明導電性シートを提供する。
本発明の第2態様によれば、前記オーバーコート層は、アクリレートまたはメタクリレートを含む透明導電性シートを提供する
本発明の第3態様によれば、前記オーバーコート層は、イソシアネートを含む透明導電性シートを提供する。
本発明の第4態様によれば、前記銀ナノワイヤの直径が5nm〜500nmであり、長さが500nm〜50000nmである透明導電性シートを提供する。
本発明の第5態様によれば、前記銀ナノワイヤは、銀以外の金属でメッキされた透明導電性シートを提供する。
本発明の第6態様によれば、前記透明導電性シートを用いたタッチパネルを提供する。
本発明の透明導電性シートは、長時間の間、可視光が銀ナノワイヤに照射されても、抵抗値が上昇するのを抑制できる透明導電性シートである。
下記で、本発明に係る実施形態を図面に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本発明の実施例に記載した部位や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1に示すように、透明導電性シート1は、基体シート2、銀ナノワイヤ保持層3、銀ナノワイヤ4、オーバーコート層5がこの順番で積層された構成からなる。なお、銀ナノワイヤ保持層3、銀ナノワイヤ4、オーバーコート層5の形成は、特に断らない限り、従来と同様の方法によって行うことができる。従来の方法の例には、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。
[基体シート]
基体シートはシート状、フィルム状のものであれば特に制限はない。例えば、ガラス、アルミナなどのセラミックや、鉄、アルミ、銅等の金属、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂、ビニルアルコール樹脂、塩化ビニル樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などが挙げられる。透明性を重視する場合は、その全光線透過率が80%以上であることが好ましく、例えばガラス、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂などが挙げられる。上記基材の厚みは10μm〜10mmである。
基体シートはシート状、フィルム状のものであれば特に制限はない。例えば、ガラス、アルミナなどのセラミックや、鉄、アルミ、銅等の金属、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂、ビニルアルコール樹脂、塩化ビニル樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などが挙げられる。透明性を重視する場合は、その全光線透過率が80%以上であることが好ましく、例えばガラス、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂などが挙げられる。上記基材の厚みは10μm〜10mmである。
[銀ナノワイヤ保持層]
銀ナノワイヤ保持層は、銀ナノワイヤを基体シート上に保持できる部材であれば特に制限はない。銀ナノワイヤ保持層を構成する部材としては、バインダー樹脂や感光性樹脂が挙げられる。なお、銀ナノワイヤ保持層の厚みを薄くできるという観点から、感光性樹脂を用いることが好ましい。
銀ナノワイヤ保持層は、銀ナノワイヤを基体シート上に保持できる部材であれば特に制限はない。銀ナノワイヤ保持層を構成する部材としては、バインダー樹脂や感光性樹脂が挙げられる。なお、銀ナノワイヤ保持層の厚みを薄くできるという観点から、感光性樹脂を用いることが好ましい。
バインダー樹脂としては、アクリル、ポリエステル、ポリウレタン、ニトロセルロース、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂やメラミンアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などの硬化性樹脂などを挙げることができる。
感光性樹脂としては、アクリル、ポリエステル、ポリウレタン、ニトロセルロース、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂やメラミンアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などの硬化性樹脂などを挙げることができる。
[銀ナノワイヤ]
銀ナノワイヤは、銀から構成される。なお、上記銀ナノワイヤは、銀ナノワイヤ同士が絡みあい、それぞれの銀ナノワイヤが接触することで全体が導通する構成となっている。銀ナノワイヤの形状は、短軸方向の長さと長軸方向の長さの比(以下、アスペクトという) が10〜10000のものであることが好ましい。アスペクト比が10未満であると、透過率が低下し、10000を越えると物理的な強度と透導電性が低下する。
銀ナノワイヤは、銀から構成される。なお、上記銀ナノワイヤは、銀ナノワイヤ同士が絡みあい、それぞれの銀ナノワイヤが接触することで全体が導通する構成となっている。銀ナノワイヤの形状は、短軸方向の長さと長軸方向の長さの比(以下、アスペクトという) が10〜10000のものであることが好ましい。アスペクト比が10未満であると、透過率が低下し、10000を越えると物理的な強度と透導電性が低下する。
なお、銀ナノワイヤの短軸方向の長さは5nm〜500nmが好ましく、より好ましくは5nm〜100nmである。短軸方向の長さが500nmを超えると透明導電性シートの透過率が低下する。また、短軸方向の長さが5nm未満であると銀ナノワイヤ同士の接触が困難となり、透明導電性シートの導電性が低下する。
長軸方向の長さは500nm〜50000nmであることが好ましく、より好ましくは10000nm〜40000nmである。長軸方向の長さが500nm未満であると透明導電性シートの導電性が低下し、50000nmを超えると透過率が低下する。
長軸方向の長さは500nm〜50000nmであることが好ましく、より好ましくは10000nm〜40000nmである。長軸方向の長さが500nm未満であると透明導電性シートの導電性が低下し、50000nmを超えると透過率が低下する。
なお、銀ナノワイヤは、銀以外の金属でメッキされていることが好ましい。銀以外の金属でメッキされていると、銀ナノワイヤが可視光に照射されたとき、銀ナノワイヤの酸化を抑制できる。
[オーバーコート層]
オーバーコート層は、可視光が透明導電性シートに照射されたとき、銀ナノワイヤが酸化されるのを抑制する部材である。オーバーコート層としては、表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上である部材から構成されることが好ましい。表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上であれば、可視光が透明導電性シートに照射されたとき、銀ナノワイヤが酸化されるのを抑制できる。その結果、透明導電性シートの抵抗値を一定に保つことができる。そのようなオーバーコート層を構成する樹脂としては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリレート、メタクリレートが挙げられる。
オーバーコート層は、可視光が透明導電性シートに照射されたとき、銀ナノワイヤが酸化されるのを抑制する部材である。オーバーコート層としては、表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上である部材から構成されることが好ましい。表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上であれば、可視光が透明導電性シートに照射されたとき、銀ナノワイヤが酸化されるのを抑制できる。その結果、透明導電性シートの抵抗値を一定に保つことができる。そのようなオーバーコート層を構成する樹脂としては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリレート、メタクリレートが挙げられる。
上記部材の中でも、オーバーコート層は、アクリレートまたはメタクリレートを含む樹脂から構成されることが好ましい。上記樹脂から構成されると、透明導電性シートの耐傷性が向上する。また、オーバーコート層は、イソシアネートを含むことがさらに好ましい。オーバーコート層が、イソシアネートを含むと、上記のアクリレートまたはメタクリレートとイソシアネートが反応し、オーバーコート層の硬度が向上する。
[タッチパネル]
以下では、上記の透明導電性シートを用いて作成したタッチパネルについて説明する。
図2に示すように、タッチパネル100は、2枚の透明導電性シート10、20を接着層30で貼り合わされた構成からなる。図3に示すように、透明導電性シート10は、基体シート11の上に銀ナノワイヤ保持層12、銀ナノワイヤ13、オーバーコート層14がこの順番で積層された構成からなる。また、図2に示すように、銀ナノワイヤ13は、Y軸方向に複数配列され、タッチパネル100においてY電極を形成している。
以下では、上記の透明導電性シートを用いて作成したタッチパネルについて説明する。
図2に示すように、タッチパネル100は、2枚の透明導電性シート10、20を接着層30で貼り合わされた構成からなる。図3に示すように、透明導電性シート10は、基体シート11の上に銀ナノワイヤ保持層12、銀ナノワイヤ13、オーバーコート層14がこの順番で積層された構成からなる。また、図2に示すように、銀ナノワイヤ13は、Y軸方向に複数配列され、タッチパネル100においてY電極を形成している。
図4に示すように、透明導電性シート20は、基体シート21の上に銀ナノワイヤ保持層22、銀ナノワイヤ23、オーバーコート層24がこの順番で積層された構成からなる。なお、銀ナノワイヤ23は、X軸方向に複数配列され、タッチパネル100においてX電極を形成している。
このようにタッチパネル100は、Y電極を構成する銀ナノワイヤ13、X電極を構成する銀ナノワイヤ23が、オーバーコート層14、24にそれぞれ覆われた構成からなるので、長時間の間、可視光が照射されても抵抗値の上昇が抑制されるようになっている。
<実施例1>
実施例1の透明導電性シートを以下のように作成した。
実施例1の透明導電性シートを以下のように作成した。
厚み50μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基体シートの上に銀ナノワイヤ保持層と、銀ナノワイヤが積層されたフィルムを用意した(Cambrios社製:ClearOhm)。
次に、表面抵抗率が8.6×1016Ω/□のウレタン樹脂を用いて、銀ナノワイヤの上に、厚さ10μmのオーバーコート層を形成した。表面抵抗率測定は、PETフィルム上にウレタン樹脂を10μm程度になるように塗工し、ウレタン樹脂にDC500Vをかけることにより行った。なお、上記測定には、ハイ・レジスタンス・メーター(Agilent Technologies製)を用いた。
<実施例2〜比較例2>
実施例2〜比較例2の透明導電性シートについては、オーバーコート層に表面抵抗率が異なる樹脂を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で透明導電性シートを作成した。また、比較例1ではオーバーコート層を形成していない。なお、実施例1〜4、比較例2に使用した樹脂、使用した樹脂の表面抵抗率を図5に示す。
実施例2〜比較例2の透明導電性シートについては、オーバーコート層に表面抵抗率が異なる樹脂を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で透明導電性シートを作成した。また、比較例1ではオーバーコート層を形成していない。なお、実施例1〜4、比較例2に使用した樹脂、使用した樹脂の表面抵抗率を図5に示す。
<実施例1〜比較例2の抵抗値抑制効果の評価>
実施例1〜比較例2の透明導電性シートについて、以下の基準に基づいて評価した。
まず、キセノンランプ(SX−75、スガ試験機株式会社製)を用いて、透明導電性シートに光を250時間照射した(試験条件はブラックパネル温度:60℃、湿度:50%である。)。途中、それぞれの時間における透明導電性シートの抵抗値を非接触抵抗計(ナプソン製 NC−10E)を用いて測定した。測定は25℃の下で行った。
実施例1〜比較例2の透明導電性シートについて、以下の基準に基づいて評価した。
まず、キセノンランプ(SX−75、スガ試験機株式会社製)を用いて、透明導電性シートに光を250時間照射した(試験条件はブラックパネル温度:60℃、湿度:50%である。)。途中、それぞれの時間における透明導電性シートの抵抗値を非接触抵抗計(ナプソン製 NC−10E)を用いて測定した。測定は25℃の下で行った。
そして、それぞれの時間におけるR/R0を下記の算式に基づいて算出し、横軸に照射時間(h)、縦軸にR/R0をプロットした。その結果を図6に示す。
R/R0=抵抗値(R)/初期抵抗値(R0)
R/R0=抵抗値(R)/初期抵抗値(R0)
最後に、可視光を照射してから250時間後のR/R0の値に基づき、以下の分類に従い評価した。その結果を図5に示す。
○: 1≦R/R0<2
△: 2≦R/R0<5
×: 5≦R/R0
○: 1≦R/R0<2
△: 2≦R/R0<5
×: 5≦R/R0
図5、図6に示すように、透明導電性シートに光が照射された場合、オーバーコート層に表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上の部材を用いると、オーバーコート層を設けない場合よりも透明導電性シートの抵抗値の上昇が抑制された(実施例1〜4)。また、オーバーコート層に表面抵抗率が2.3×1016Ω/□以上の部材を用いた場合は、抵抗値の上昇がさらに抑制された(実施例1〜2)。なお、オーバーコート層に表面抵抗率が2.5×1014Ω/□以下の部材を用いた場合は、オーバーコート層を設けない場合よりも透明導電性シートの抵抗値が上昇した(比較例2)。以上より、オーバーコート層に表面抵抗率が3.1×1014Ω/□の樹脂を用いると、透明導電性シートの抵抗値の上昇が抑制されることが明らかになった。
以上より、オーバーコート層には表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上の部材を用いることが好ましく、2.3×1016Ω/□以上の部材を用いることがさらに好ましいことが明らかになった。反対に、オーバーコート層として、表面抵抗率が2.5×1014Ω/□以下の部材を用いた場合、オーバーコート層を設けない場合より透明導電性シートの抵抗値が上昇し、好ましくないことが明らかになった。
1:透明導電性シート
2:基体シート
3:銀ナノワイヤ保持層
4:銀ナノワイヤ
5:オーバーコート層
10:透明導電性シート
11:基体シート
12:銀ナノワイヤ保持層
13:銀ナノワイヤ
14:接着層
20:透明導電性シート
21:基体シート
22:銀ナノワイヤ保持層
23:銀ナノワイヤ
24:接着層
30:接着層
100:タッチパネル
2:基体シート
3:銀ナノワイヤ保持層
4:銀ナノワイヤ
5:オーバーコート層
10:透明導電性シート
11:基体シート
12:銀ナノワイヤ保持層
13:銀ナノワイヤ
14:接着層
20:透明導電性シート
21:基体シート
22:銀ナノワイヤ保持層
23:銀ナノワイヤ
24:接着層
30:接着層
100:タッチパネル
Claims (6)
- 基体シートと、
前記基体シートの上に積層される銀ナノワイヤ保持層と、
前記銀ナノワイヤ保持層の上に積層される銀ナノワイヤと、
前記銀ナノワイヤの上に積層され表面抵抗率が3.1×1014Ω/□以上であるオーバーコート層とを備える透明導電性シート。 - 前記オーバーコート層は、アクリレートまたはメタクリレートを含む請求項1の透明導電性シート。
- 前記オーバーコート層は、イソシアネートを含む請求項2の透明導電性シート。
- 前記銀ナノワイヤの直径が5nm〜500nmであり、長さが500nm〜50000nmである請求項1〜3の透明導電性シート。
- 前記銀ナノワイヤは、銀以外の金属でメッキされた請求項1〜4の透明導電性シート。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の透明導電性シートを用いたタッチパネル。
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JP2013160847A JP2015032437A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 透明導電性シート、および透明導電性シートを用いたタッチパネル |
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2013
- 2013-08-01 JP JP2013160847A patent/JP2015032437A/ja active Pending
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