JP2015026257A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Hiroyuki Mizunuma
宏之 水沼
山野 郁男
Ikuo Yamano
郁男 山野
祐平 滝
Yuhei Taki
祐平 滝
邦仁 澤井
Kunihito Sawai
邦仁 澤井
佑輔 中川
Yusuke Nakagawa
佑輔 中川
啓介 山岡
Keisuke Yamaoka
啓介 山岡
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Abstract

【課題】ユーザが入力操作に対するコンテンツの動きに対して、違和感を持つことを防止する。
【解決手段】ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部101と、前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部103と、を備える、情報処理装置11。
【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、情報処理装置などを用いて多様なコンテンツを閲覧することが一般的になっている。このようにして閲覧されるコンテンツは、情報量が膨大であるため、情報処理装置において一度にすべての情報を表示できない場合がある。
かかる場合において、ユーザにコンテンツのすべてを閲覧させるために、ユーザからの指示に基づいてコンテンツを水平または垂直方向にスライドさせて未表示の情報を順次、表示させるスクロールと呼ばれる表示手法が用いられる。
例えば、特許文献1には、ユーザがタッチパッド等に指を接触させ、さらに指をスライドさせる入力操作を行った場合に、該入力操作に応じてコンテンツをスクロールさせる技術が開示されている。
特開2012−203484号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、入力操作に対してユーザが想定するスクロール方向と、設定されていた入力操作に対応するスクロール方向とが異なる場合があった。かかる場合において、ユーザは、入力操作に対するコンテンツの動きに違和感を持つ可能性があった。
そこで、ユーザの入力操作の状況に基づいて、自動的にコンテンツのスクロール方向の設定を変更する情報処理装置が求められていた。
本開示によれば、ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部と、前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われることと、前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更することと、を含む情報処理方法が提供される。
さらに、本開示によれば、コンピュータをユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部と、前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
本開示によれば、ユーザの入力操作の状況に基づいて、自動的にコンテンツのスクロール方向の設定を変更することができる。
以上説明したように本開示によれば、ユーザが入力操作に対するコンテンツの動きに対して、違和感を持つことを防止することが可能である。
本開示の実施形態に係る情報処理装置の一例と、情報処理装置のユーザの操作に対する応答例を示した説明図である。 図1Aの情報処理装置のユーザの操作に対する他の応答例を示した説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の内部構成を説明したブロック図である。 スクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示の一例を示した説明図である。 スクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示の一例を示した説明図である。 スクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示の一例を示した説明図である。 スクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示の一例を示した説明図である。 スクロール方向の設定を変更するか否かを選択させる表示の一例を示した説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例を示したフローチャート図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の動作の変形例を示したフローチャート図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の内部構成を説明したブロック図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の動作例を示したフローチャート図である。 本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の実施形態に係る情報処理装置の概要
2.第1の実施形態に係る情報処理装置
2.1.第1の実施形態に係る情報処理装置の内部構成
2.2.第1の実施形態に係る情報処理装置の動作
2.2.1.第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例
2.2.2.第1の実施形態に係る情報処理装置の変形例
3.第2の実施形態に係る情報処理装置
3.1.第2の実施形態に係る情報処理装置の内部構成
3.2.第2の実施形態に係る情報処理装置の動作例
4.本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成
5.まとめ
<1.本開示の実施形態に係る情報処理装置の概要>
まず、図1Aおよび図1Bを参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置の概要について説明を行う。図1Aは、情報処理装置1の一例と、情報処理装置1のユーザの操作に対する応答例を示した説明図であり、図1Bは、情報処理装置1のユーザの操作に対する他の応答例を示した説明図である。
図1Aおよび図1Bに示すように、情報処理装置1は、表示部15と、入力操作部13と、を備える。情報処理装置1は、ユーザ3が入力操作部13を操作することにより、表示部15に表示されたコンテンツをスクロールさせることが可能である。ここで、図1Aと図1Bとでは、ユーザ3が入力操作部13に行った入力に対して情報処理装置1が行うコンテンツのスクロール方向が異なる。
情報処理装置1は、ユーザ3が入力操作部13に行った操作に応じて、表示部15に表示されたコンテンツをスクロールさせる情報処理を行う装置である。情報処理装置1は、例えば、入力操作部13としてタッチパッドを搭載したノート型コンピュータなどである。また、情報処理装置1は、かかる例示以外にも、例えば、ゲーム機器、テレビ、携帯電話などであってもよい。
なお、情報処理装置1は、表示部15を備えていなくともよい。例えば、情報処理装置1は、入力操作部13に入力されたユーザ3からの入力操作に応じて、外部の表示装置に表示されたコンテンツをスクロールさせるリモコン、コントローラ等の入力装置であってもよい。
入力操作部13は、ユーザ3からスクロールを指示する入力操作を受け付ける。具体的には、入力操作部13は、例えば、ユーザ3が2つ以上の方向へのスクロールを指示可能な入力部と、ユーザ3による入力に基づいて入力信号を生成し、出力する入力制御回路などから構成される。ここで、入力操作部13は、例えば、タッチパッドなどである。また、入力操作部13は、かかる例示以外にも、例えば、マウス、トラックボール、回転ホイール、ジョグダイヤル、リング状のダイヤル、十字キー、モーションセンサ、ジャイロセンサや加速度センサなどの姿勢センサ、オプティカル・フィンガー・ナビゲーション(OFN)などであってもよい。
なお、入力操作部13は、情報処理装置1に複数備えられていてもよい。かかる場合、情報処理装置1は、行われた入力操作がいずれの入力操作部13から行われたかを認識し、それぞれの入力操作に応じてスクロールを行うことができる。
また、本開示において、これらの入力操作部13からのスクロールを指示する入力操作は、2つ以上の方向へのスクロールを指示可能であれば、特に限定されない。例えば、スクロールを指示する入力操作は、タッチパッドにおける指で一方向になぞる動作をする「スワイプ」、縁から内側にスワイプを行う「エッジスワイプ」、タッチパッドへの押し込み操作または他のキー押下を伴うタッチパッド上での「ドラッグ」、円を描く等の所定の「ジェスチャ」などであってもよい。
さらに、他のスクロールを指示する入力操作としては、例えば、マウスにおけるホイール操作、マウスにおける左ボタン押下を伴う「ドラッグ」、姿勢センサにおける情報処理装置1の筐体の一定量以上に傾ける操作、モーションセンサにおける所定の「ジェスチャ」などであってもよい。
表示部15は、コンテンツ等を表示する。表示部15は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、プラズマディスプレイ装置、およびCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置などの表示装置であってもよい。
表示部15に表示されるコンテンツは、該コンテンツの表示可能領域が、表示部15において一度に表示される領域よりも大きく、スクロールされることで全体が表示可能な情報のまとまりである。例えば、表示部15に表示されるコンテンツとは、ウェブブラウザで表示されたウェブページなどである。また、表示部15に表示されるコンテンツの他の例示としては、例えば、ビュアーで表示された画像、所定領域の地図、アイコン等の表示画面、テキストエディタで表示されたテキストなどを挙げることができる。
ユーザ3は、入力操作部13に対して入力操作を行う。具体的には、ユーザ3は、コンテンツの未表示領域を表示部15に表示させるために、入力操作部13を操作し、スクロールの指示を行う。
その際、情報処理装置1は、ユーザ3が行った入力操作に対して、例えば、2パターンのスクロール動作のいずれかを実行することができる。具体的には、情報処理装置1は、図1Aに示すように、ユーザ3が下から上にスワイプした場合、上から下にコンテンツをスクロールさせるスクロール動作を行うことができる。または、情報処理装置1は、図1Bに示すように、ユーザ3が下から上にスワイプした場合、下から上にコンテンツをスクロールさせるスクロール動作を行うことができる。情報処理装置1がいずれのパターンのスクロール動作を行うかは、コンテンツのビュアーまたは情報処理装置1などの設定において決められている。
ここで、ユーザ3が入力操作に対して想定するスクロール方向と、実際に設定されている入力操作に対するスクロール方向が異なる場合、ユーザ3は、情報処理装置のスクロール動作に違和感を持つことがあった。例えば、コンテンツの上端部が表示されている際に、ユーザ3がコンテンツを上端部から下端部側にスクロールさせるために入力操作を行う場合がある。しかし、ユーザ3が想定するスクロール方向と設定されているスクロール方向が反対である場合、情報処理装置は、コンテンツを下端部から上端部側にスクロールしようとするため、すでにコンテンツの上端部を表示している情報処理装置は、表示を変化させない。したがって、かかる場合、ユーザ3は、スクロールを指示したにも関わらずコンテンツのスクロールが一切起きないことに、大きな違和感を持つことがあった。
本開示の実施形態に係る情報処理装置1によれば、ユーザ3の入力操作の状況に基づいて、自動的にコンテンツのスクロール方向の設定を変更することが可能である。具体的には、情報処理装置1は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向が異なる可能性がある場合に、スクロール方向の設定をユーザ3が違和感を持たないように変更することが可能である。
また、図1Aおよび図1Bでは、情報処理装置1が垂直方向にコンテンツをスクロールさせる場合を示したが、本開示は、かかる例示に限定されない。例えば、情報処理装置1は、コンテンツを水平方向にスクロールさせてもよく、垂直方向および水平方向を含む二次元方向にスクロールさせてもよい。
なお、本開示の実施形態に係る情報処理装置1は、入力操作部13と、表示部15とが同じ領域に一体化されて形成されていてもよい。具体的には、情報処理装置1は、コンテンツが表示された表示部15にユーザ3が指で直接触れて操作するタッチパネルなどを有してもよい。
ただし、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されている入力操作に対するスクロール方向とは、表示部15と入力操作部13が別個の構成である場合の方が一致しない可能性が高い。そのため、本開示の実施形態に係る情報処理装置1は、入力操作部13と表示部15とが異なる領域に形成された別個の構成である方が、より効果的に適用することができる。
<2.第1の実施形態に係る情報処理装置>
[2.1.第1の実施形態に係る情報処理装置の内部構成]
以下では、図2を参照して、上記で説明した効果を有する本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置11を実現する具体的な構成について説明を行う。図2は、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置11の内部構成を説明したブロック図である。
図2に示すように、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置11は、入力操作部101と、設定制御部103と、閾値制御部105と、設定記憶部107と、表示制御部109と、表示部111と、表示生成部113と、ユーザ判断部115と、を備える。なお、ユーザ判断部115は、情報処理装置11に任意で備えられる。すなわち、情報処理装置11は、ユーザ判断部115を備えていなくともよい。
入力操作部101は、ユーザ3からスクロールを指示する入力操作を受け付ける。具体的には、入力操作部101は、ユーザ3が行った入力操作から、該入力操作の方向および操作距離を取得し、設定制御部103に伝達する。例えば、入力操作部101は、上述したように、タッチパッドなどである。また、入力操作部101は、複数備えられていてもよい。
設定制御部103は、ユーザ3が入力操作部101に行った入力操作の状況に基づいて、スクロール方向の設定を変更するか否かを判断する。具体的には、設定制御部103は、入力操作部101からユーザ3が行った入力操作の方向および操作距離を受け取り、該入力操作の方向にスクロール可能であるか否かに基づいて、スクロール方向の設定を変更する。また、設定制御部103は、該入力操作の操作距離が閾値以上であるか否かに基づいて、スクロール方向の設定を変更してもよい。なお、閾値については、閾値制御部105の説明において後述する。
より具体的には、設定制御部103は、ユーザ3の入力操作に対して設定されたスクロール方向に、コンテンツをスクロールさせることが可能か否かを判断する。例えば、コンテンツの端部が表示されており、入力操作に対して設定されたスクロール方向が、他の端部から、表示された端部側にコンテンツをスクロールさせるものである場合、設定制御部103は、コンテンツをスクロールさせることはできないと判断する。かかる場合、設定制御部103は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向とが一致していないと判断し、入力操作に対するスクロール方向の設定を反転させる。
なお、垂直方向および水平方向を含む二次元方向にスクロール可能なコンテンツ(例えば、地図など)においては、情報処理装置11は、垂直方向および水平方向のうち、ユーザ3の入力操作に対して設定されたスクロール方向が含まれる方向について、該スクロール方向の設定を反転させる。
一方、入力操作に対して設定されたスクロール方向に、コンテンツをスクロールさせることができる場合、設定制御部103は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と設定されているスクロール方向とが一致していると判断する。かかる場合、設定制御部103は、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更しない。
加えて、設定制御部103は、入力操作に対して設定されたスクロール方向にコンテンツをスクロールさせることができない場合に、該入力操作の操作距離が閾値以上であるか否かを判断してもよい。かかる場合、設定制御部103は、操作距離が閾値以上である場合に、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更する。
例えば、ユーザ3が一方向へコンテンツをスクロールさせる入力操作を連続して行った場合、ユーザ3はスクロールによって該コンテンツの端部が表示されたことを認識することが遅れることがあった。かかる場合、ユーザ3は、端部が表示されているにもかかわらず、他の端部から表示された端部側へ、さらにスクロールを指示してしまうことがあった。一方、上記構成によれば、入力操作に対して設定されたスクロール方向にコンテンツをスクロールさせることができない場合でも、操作距離が閾値以下であれば、スクロール方向の設定が変更されない。したがって、かかる構成によれば、ユーザ3の操作ミス等と判断される入力操作の場合は、スクロール方向の設定を維持することによりユーザ3の利便性を高めることができる。
なお、設定制御部103は、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更する場合、情報処理装置11が表示するすべてのコンテンツのスクロール方向の設定を一律に変更してもよい。また、設定制御部103は、スクロール方向の設定変更を判断した際に表示していたコンテンツに限り、スクロール方向の設定を変更してもよい。
閾値制御部105は、スクロール方向の設定変更を行うか否かを判断するための閾値を変更する。具体的には、閾値制御部105は、閾値変更条件が満たされる場合に、スクロール方向の設定変更を行うか否かを判断するための閾値をより小さい値に変更する。
ここで、閾値変更条件が満たされる場合とは、例えば、入力操作が行われた位置がコンテンツの端部である場合であり、より具体的には、コンテンツの上端、左端、または右端である場合である。多くのコンテンツにおいて、コンテンツの上端、左端、または右端は、コンテンツが表示された際の初期位置である。そのため、かかる位置が表示された際に行われた入力操作が、スクロール可能ではない方向にコンテンツをスクロールさせるよう設定されたものである場合、入力操作が行われたにもかかわらず、コンテンツの表示が動かないため、ユーザ3が違和感を持つ可能性が高い。したがって、閾値制御部105は、閾値を小さくすることにより、設定制御部103がスクロール方向の設定変更を行いやすくすることが好ましい。
また、閾値変更条件が満たされる場合とは、例えば、コンテンツに対して行われた入力操作が該コンテンツを表示してから1回目のスクロールを指示する入力操作である場合である。コンテンツが表示されてから1回目のスクロールを指示する入力操作は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されたスクロール方向とが一致していない可能性が高い。したがって、閾値制御部105は、閾値を小さくすることにより、設定制御部103がスクロール方向の設定変更を行いやすくすることが好ましい。
また、閾値変更条件が満たされる場合とは、例えば、入力操作部101によりコンテンツに対して行われた入力操作が、所定の未操作時間(例えば、3時間等)が経過した後における1回目のスクロールを指示する入力操作である場合である。所定の未操作時間が経過した後の1回目のスクロールを指示する入力操作は、所定の未操作時間が経過する前に対してユーザ3が変わっている可能性がある。また、ユーザ3が同じだったとしても、ユーザ3が入力操作に対して設定されたスクロール方向を忘れてしまっている可能性がある。したがって、閾値制御部105は、閾値を小さくすることにより、設定制御部103がスクロール方向の設定変更を行いやすくすることが好ましい。
また、閾値変更条件が満たされる場合とは、例えば、ユーザ3が変わった場合である。別のユーザが入力操作を行う場合、それまでのユーザ3によって設定されたスクロール方向と、これから操作を行うユーザが想定する入力操作に対するスクロール方向とが一致しない可能性が高い。したがって、閾値制御部105は、閾値を小さくすることにより、設定制御部103がスクロール方向の設定変更を行いやすくすることが好ましい。
なお、閾値制御部105は、上記で説明した閾値変更条件を単独で用いて閾値を変更するか否かを判断してもよいし、複数の閾値変更条件を組み合わせて用いて閾値を変更するか否かを判断してもよい。
設定記憶部107は、入力操作に対するスクロール方向の設定を記憶する。具体的には、設定記憶部107は、入力操作に対するスクロール方向の初期設定を記憶し、また設定制御部103により変更されたスクロール方向の設定を記憶する。設定制御部103により変更されたスクロール方向の設定は、設定記憶部107に記憶されることで維持されるため、ユーザ3は自身の想定に合致したスクロール方向の設定を使用し続けることができる。
なお、入力操作部101が複数備えられている場合、上記で説明した設定制御部103、閾値制御部105、および設定記憶部107は、それぞれの入力操作部101に対して、スクロール方向の設定変更の判断、閾値の設定、設定変更の記憶を独立に行ってもよい。
ユーザ判断部115は、情報処理装置11を使用するユーザ3が同一人物であるか、変わったかを判断する。例えば、ユーザ判断部115は、ユーザ3を撮影するカメラを備え、該カメラで撮影した映像に顔識別技術を適用することによって、個々のユーザ3を識別してもよい。また、ユーザ判断部115は、指紋認証装置、静脈認証装置、または音声認証装置などのユーザ認証装置を備え、それぞれ指紋認証、静脈認証、または音声認証によってユーザ3を認証および識別してもよい。さらに、ユーザ判断部115は、入力操作部101における入力操作の傾向からユーザ3を識別してもよい。例えば、ユーザ判断部115は、タッチパッド等における指の接触圧および接触面積等からユーザ3を識別してもよい。
かかる構成によれば、情報処理装置11は、ユーザ3が変わったことを閾値変更条件として用いることができる。また、情報処理装置11は、各ユーザ3に対応付けて、変更したスクロール方向の設定を記憶することにより、各ユーザ3に対応するスクロール方向の設定を自動的に反映するようにしてもよい。
表示制御部109は、コンテンツのスクロールを制御する。具体的には、表示制御部109は、設定記憶部107に記憶された入力操作に対するスクロール方向の設定に基づいて、表示部111が表示するコンテンツのスクロールを制御する。また、表示制御部109は、コンテンツの表示可能領域に対する表示部111が表示している位置がコンテンツの上端、左端、右端、または下端のいずれであるかを検出し、閾値制御部105に伝達してもよい。
表示部111は、コンテンツ等を表示する。具体的には、表示部111は、コンテンツの一部を表示し、スクロールにより該コンテンツの未表示領域を表示する。また、表示部111は、表示生成部113が生成するスクロール方向の設定変更通知を表示してもよい。なお、表示部111は、例えば、液晶ディスプレイ装置、OLED装置、プラズマディスプレイ装置およびCRTディスプレイ装置などの表示装置であってもよい。
表示生成部113は、ユーザ3にスクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示を生成する。具体的には、表示生成部113は、設定制御部103が入力操作に対するスクロール方向の設定を変更する際に、ユーザ3に対してスクロール方向の設定が変更された旨を通知するための表示を生成する。また、表示生成部113は、文字によってユーザ3にスクロール方向の設定が変更された旨を通知する場合、該文字を読み上げる音声を生成してもよい。
また、表示生成部113は、設定制御部103が入力操作に対するスクロール方向の設定を変更する際に、ユーザ3に対してスクロール方向の設定を変更するか否かを選択させる表示を生成してもよい。ここで、ユーザ3が生成された表示において、スクロール方向の設定変更を行うことを選択した場合、設定制御部103は、スクロール方向の設定を変更する。一方、ユーザ3が生成された表示において、スクロール方向の設定変更を行わないことを選択した場合、設定制御部103は、スクロール方向の設定を変更しない。
かかる構成によれば、情報処理装置11は、スクロール方向の設定を変更する際に、ユーザ3に対して、スクロール方向の設定を変更するか否かを確認することができる。したがって、情報処理装置11は、操作ミス等によるユーザ3が意図しないスクロール方向の設定変更を行わないようにすることができる。
ここで、図3〜図7を参照して、表示生成部113が生成するユーザ3に対してスクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示の一例を示す。図3〜図6は、スクロール方向の設定が変更された旨を通知する表示の一例を示した説明図であり、図7は、スクロール方向の設定を変更するか否かを選択させる表示の一例を示した説明図である。なお、図3〜図7において、コンテンツは、垂直方向にスクロール可能なコンテンツであるとする。
図3に示すように、第1の画面表示例151では、コンテンツの端部の色を変化させることによって、ユーザ3に対してスクロール方向の設定が変更された旨を通知する。具体的には、表示生成部113は、コンテンツの端部全体または一部を赤色等の目立つ色に変化させることにより、ユーザ3にスクロール方向の設定が変更された旨を通知してもよい。
また、図4に示すように、第2の画面表示例153では、コンテンツ上またはコンテンツの周辺に反転矢印を表示することによって、ユーザ3に対してスクロール方向の設定が変更された旨を通知する。具体的には、表示生成部113は、ユーザ3に上下のスクロール方向の設定が変更されたことを上下方向の反転矢印を表示させることによって通知してもよい。
また、図5に示すように、第3の画面表示例155では、スクロールバーの色を変えることによって、ユーザ3に対してスクロール方向の設定が変更された旨を通知する。具体的には、表示生成部113は、スクロールバーにおいて、現在表示している位置、およびコンテンツの全体に占める割合を示したノブの色を、赤色等の目立つ色に変化させることで、ユーザ3にスクロール方向の設定が変更された旨を通知してもよい。
また、図6に示すように、第4の画面表示例157では、ユーザ3にスクロール方向の設定が変更されたことを通知する文字を表示することによって、ユーザ3に対してスクロール方向の設定が変更された旨を通知する。具体的には、表示生成部113は、吹き出し等の囲われた領域に「スクロール方向が変わりました」等の文字を表示させ、ユーザ3にスクロール方向の設定が変更された旨を通知してもよい。また、表示生成部113は、吹き出し等の色を赤色等の目立つ色で生成することにより、ユーザ3に注意を促すようにしてもよい。さらに、表示生成部113は、スクロール方向の設定が変更されたことを通知する旨を吹き出し等で表示させることに加えて、該表示を読み上げる音声を生成し、出力させることでユーザ3にスクロール方向の設定変更を通知してもよい。また、表示生成部113は、スクロール方向の設定変更を通知する吹き出し等の表示を生成せず、スクロール方向の設定変更を通知する音声のみを生成し、音声のみでユーザ3にスクロール方向の設定が変更された旨を通知してもよい。
さらに、図7に示すように、第5の画面表示例159では、ユーザ3にスクロール方向の設定を変更するか否かを選択させる表示を行う。具体的には、表示生成部113は、吹き出し等の囲われた領域に「スクロール方向を変更しますか?」等の文字を表示し、ユーザ3にスクロール方向の設定を変更するか否かを選択するための「はい」「いいえ」等の選択肢を表示してもよい。ここで、ユーザ3が「はい」を選択した場合、設定制御部103は、スクロール方向の設定を変更する。一方、ユーザ3が「いいえ」を選択した場合、設定制御部103は、スクロール方向の設定を変更しない。さらに、表示生成部113は、スクロール方向の設定を変更するか否かを選択させる旨を吹き出し等で表示させることに加えて、該表示を読み上げる音声を生成し、出力させることでユーザ3に選択を促してもよい。また、表示生成部113は、吹き出し等の表示を生成せず、スクロール方向の設定を変更するか否かを選択させる旨を通知する音声のみを生成し、ユーザ3にスクロール方向の設定を変更するか否かの選択を促してもよい。
なお、上記第2、4および5の画面表示例153、157、159において、反転矢印、吹き出し等の表示位置は、例えば、表示部111の右上等の所定位置であってもよい。また、スクロールを指示する入力操作が開始または終了位置を特定できるものである場合(例えば、「ドラッグ」、タッチパネル上でのスワイプ等)、反転矢印、吹き出し等の表示位置は、該開始または終了位置から所定距離離れた位置であってもよい。さらに、表示部111にポインタが表示されている場合、反転矢印、吹き出し等の表示位置は、該ポインタから所定距離離れた位置であってもよい。ここで、所定距離離れた位置とは、例えば、開始位置、終了位置またはポインタから右および上にそれぞれ20ピクセルずつ離れた位置等である。
以上の構成により、情報処理装置11は、ユーザ3の入力操作に対して設定されたスクロール方向にコンテンツをスクロールさせることができない場合、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向が異なると判断する。また、情報処理装置11は、該コンテンツをスクロールさせることができない場合に、ユーザ3が違和感を持たないように、自動的にスクロール方向の設定を変更することが可能である。
また、情報処理装置11は、入力操作の操作距離と閾値とを比較し、操作距離が閾値以上である場合に限り、スクロール方向の設定を変更してもよい。かかる構成によれば、情報処理装置11は、ユーザ3の操作ミス等と判断される入力操作の場合は、スクロール方向の設定を維持することにより、ユーザ3の利便性を高めることができる。
さらに、情報処理装置11は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向とが一致していない可能性が高いと判断される場合に、閾値をより小さい値に変更してもよい。かかる構成によれば、情報処理装置11は、通常の使用における操作ミス等ではスクロール方向の設定変更を起きにくくする一方で、ユーザ3が違和感を持つ可能性が高い場合には、スクロール方向の設定変更が起きやすくすることができる。
[2.2.第1の実施形態に係る情報処理装置の動作]
(2.2.1.第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例)
続いて、図8を参照して、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作例について説明を行う。図8は、第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作例を示したフローチャート図である。
図8に示すように、まず、情報処理装置11の入力操作部101は、ユーザ3からのスクロールを指示する入力操作を認識する(S101)。次に、設定制御部103は、入力操作部101が認識した入力操作に対して設定されたスクロール方向にスクロール可能であるか否かを判断する(S103)。該入力操作に対して設定されたスクロール方向にスクロール可能である場合(S103/Yes)、情報処理装置11は、スクロール方向の設定変更に係る動作を終了し、指示されたスクロールを実行する。
一方、該入力操作に対して設定されたスクロール方向にスクロールさせることができない場合(S103/No)、閾値制御部105は、表示部111に表示されている位置がコンテンツの上端、左端、または右端であるか否かを判断する(S105)。さらに、表示されている位置がコンテンツの上端、左端、または右端である場合(S105/Yes)、閾値制御部105は、入力操作が該コンテンツにおいて、スクロールを指示する1回目の入力操作であるか否かを判断する(S107)。入力操作が該コンテンツにおいて、スクロールを指示する1回目の入力操作である場合(S107/Yes)、閾値制御部105は、閾値をS2に設定する(S109)。
また、表示されている位置がコンテンツの上端、左端、または右端ではない場合(S105/No)、または入力操作が該コンテンツにおいて、スクロールを指示する1回目の入力操作ではない場合(S107/No)、閾値制御部105は、閾値をS1に設定する。ここで、S1は、上述したS2よりも大きな値である(S111)。
続いて、S109またはS111において閾値制御部105により閾値が設定された後、設定制御部103は、入力操作の操作距離が設定された閾値以上であるか否かを判断する(S113)。入力操作の操作距離が設定された閾値より小さい場合(S113/No)、情報処理装置11は、スクロール方向の設定変更に係る動作を終了する。また、入力操作の操作距離が設定された閾値以上である場合(S113/Yes)、設定制御部103は、スクロール方向の設定を変更し、変更した設定を設定記憶部107に記憶させる(
S115)。
なお、ここで、スクロールを指示する1回目の入力操作とは、該入力操作がコンテンツを表示してから1回目のスクロールを指示する入力操作である場合、および該入力操作が該コンテンツにおいて所定の未操作時間(例えば、3時間等)が経過した後における1回目のスクロールを指示する入力操作である場合の両方を含む。
以上の動作により、情報処理装置11は、ユーザ3の入力操作に対して設定されたスクロール方向にコンテンツをスクロールさせることができない場合、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向が異なると判断する。かかる場合、情報処理装置11は、設定されているスクロール方向の設定を自動的に変更することができる。
また、情報処理装置11は、ユーザ3の入力操作の操作距離と閾値とを比較し、入力操作の操作距離が閾値以上である場合に、スクロール方向の設定を変更することができる。かかる構成によれば、情報処理装置11は、ユーザ3の操作ミス等と判断される入力操作の場合は、スクロール方向の設定を維持することにより、ユーザ3の利便性を高めることができる。
さらに、情報処理装置11は、閾値変更条件に該当し、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向とが一致していない可能性が高いと判断される場合に、閾値をより小さい値に変更することができる。かかる構成によれば、情報処理装置11は、通常の使用における操作ミス等ではスクロール方向の設定変更を起きにくくする一方で、ユーザ3が違和感を持つ可能性が高い場合には、スクロール方向の設定変更が起きやすくすることができる。
(2.2.2.第1の実施形態に係る情報処理装置の動作の変形例)
続いて、図9を参照して、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作の変形例について説明を行う。図9は、第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作の変形例を示したフローチャート図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作の変形例は、上述した第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作例に対して、さらに、閾値変更条件としてユーザ3が変わったか否かの判断が加わった場合の動作例である。
図9に示すように、S201〜S207、およびS211〜S217の動作は、図8を参照して説明したS101〜S107、およびS109〜S115の動作と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以下では、変形例において、特徴的なS209前後の動作について、説明を行う。
第1の実施形態に係る情報処理装置11の動作の変形例では、閾値制御部105が、入力操作が該コンテンツにおいてスクロールを指示する1回目の入力操作であるか否かを判断した(S207)後に、ユーザ3が変わったか否かの判断が行われる(S209)。具体的には、S207の判断において、入力操作が該コンテンツでスクロールを指示する1回目の入力操作である場合(S207/Yes)、閾値制御部105は、ユーザ判断部115からの情報に基づきユーザ3が変わったか否かを判断する(S209)。
ユーザ3が変わった場合(S209/Yes)、閾値制御部105は、閾値をS2に設定する(S211)。一方、表示されている位置がコンテンツの上端、左端、または右端ではない場合(S205/No)、入力操作が該コンテンツにおいて、スクロールを指示する1回目の入力操作ではない場合(S207/No)、またはユーザ3が変わっていない場合(S209/No)、閾値制御部105は、閾値をS1に設定する。ここで、S1は、S2よりも大きな値である(S213)。S211またはS213において閾値制御部105により閾値が設定された後、図8と同様に、設定制御部103により入力操作の操作距離と閾値との比較が行われる。
以上の動作により、情報処理装置11は、ユーザ3が変わったか否かを閾値変更条件として用いることができる。したがって、情報処理装置11は、例えば、使用途中にユーザ3が変わった場合に、スクロール方向の設定変更が起きやすいように判断を行うことができる。
<3.第2の実施形態に係る情報処理装置>
[3.1.第2の実施形態に係る情報処理装置の内部構成]
次に、図10を参照して、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置12の内部構成について説明を行う。本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置12は、第1の実施形態に係る情報処理装置11に対して、スクロール方向の変更を行う際の判断方向が異なる。ここで、図10は、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置12の内部構成を説明したブロック図である。
図10に示すように、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置12は、入力操作部121と、設定制御部123と、設定記憶部127と、表示制御部129と、表示部131と、表示生成部133と、ユーザ判断部135と、を備える。
ここで、入力操作部121は、第1の実施形態で説明した入力操作部101と同様であり、設定記憶部127は設定記憶部107と同様であり、表示制御部129は表示制御部109と同様であり、表示部131は表示部111と同様であり、表示生成部133は表示生成部113と同様であり、ユーザ判断部135は、ユーザ判断部115と同様であるので、個々での詳細な説明は省略する。以下では、第2の実施形態に係る情報処理装置12に、特徴的な設定制御部123について説明を行う。
設定制御部123は、ユーザ判断部135からの情報に基づいて、ユーザ3が変わったか否かを判断し、ユーザ3が変わった場合に、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更する。
ユーザ3が変わり、別のユーザが入力操作を行う場合、それまでのユーザ3によって設定されたスクロール方向と、これから操作を行うユーザが想定する入力操作に対するスクロール方向とは一致していない可能性が高い。したがって、かかる場合、設定制御部123は、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更することが好ましい。
また、設定制御部123は、表示されたコンテンツにおいて、ユーザが行った1回目の入力操作の方向と2回目の入力操作の方向とが反対方向であるか否かを判断し、両者が反対方向であった場合に、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更してもよい。かかる構成によれば、情報処理装置12は、表示されていた領域がコンテンツの端部であるか否かに関わらず、ユーザ3が違和感を持たないように、スクロール方向の設定を変更することが可能である。
例えば、ユーザが情報処理装置12を他のユーザ3に渡し、コンテンツの操作を促した場合、渡されたユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向とが一致していない可能性が高い。ここで、表示されていたコンテンツの位置が端部ではない場合、渡されたユーザ3は、1回目の入力操作の後、想定したスクロール方向と設定されているスクロール方向が異なることに気づき、反対方向に2回目の入力操作を行い、スクロールをやり直すことになる。
第2の実施形態に係る情報処理装置12は、1回目の入力操作と2回目の入力操作の入力方向を検知することにより、上記の場合においてもスクロール方向の設定を変更することができる。したがって、第2の実施形態に係る情報処理装置12は、コンテンツを表示中の情報処理装置12を渡されたユーザ3についても、ユーザ3が違和感を持つことなく、スクロールを行うことを可能にする。
なお、設定制御部123は、上記条件に加えて、1回目の入力操作と2回目の入力操作のパラメータに閾値を設定し、該パラメータが閾値以上または以下であった場合に、スクロール方向の設定を変更してもよい。例えば、設定制御部123は、1回目の入力操作と2回目の入力操作の行われた時間間隔が閾値以下であった場合に、スクロール方向の設定を変更してもよい。また、設定制御部123は、1回目の入力操作と2回目の入力操作のそれぞれの操作距離、またはその比と閾値との関係に基づいて、スクロール方向の設定を変更してもよい。
かかる構成によれば、閾値を適切に設定することにより、ユーザ3の通常の使用において、偶然、1回目の入力操作の方向と2回目の入力操作の方向とが反対方向になってしまい、意図せずスクロール方向の設定が変更されることを防止することができる。すなわち、情報処理装置12は、ユーザが1回目の入力操作でスクロール方向に違和感を持った場合に限り、スクロール方向の設定を変更することができるようになる。
[3.2.第2の実施形態に係る情報処理装置の動作例]
引き続き、図11を参照して、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置12の動作例について説明を行う。図11は、第2の実施形態に係る情報処理装置12の動作例を示したフローチャート図である。
図11に示すように、まず、情報処理装置12の入力操作部121は、ユーザ3からのスクロールを指示する入力操作を認識する(S301)。次に、設定制御部123は、ユーザ判断部135からの情報に基づき、ユーザ3が変わったか否かを判断する(S303)。ユーザ3が変わった場合(S303/Yes)、設定制御部123は、表示されたコンテンツにおいて、ユーザ3が行った1回目の入力操作の方向と2回目の入力操作の方向とが反対方向であるか否かを判断する(S305)。
ユーザ3が行った1回目の入力操作の方向と2回目の入力操作の方向とが反対方向である場合(S305/Yes)、設定制御部123は、入力操作に対するスクロール方向の設定を変更する(S307)。一方、ユーザ3が変わっていない場合(S303/No)、またはユーザ3が行った1回目の入力操作の方向と2回目の入力操作の方向とが反対方向ではない場合(S305/No)、設定制御部123は、入力操作に対するスクロール方向を変更せず、動作を終了する。
かかる動作により、情報処理装置12は、ユーザ3が変わった場合に、ユーザ3の1回目の入力操作と、1回目の入力操作と反対方向である2回目の入力操作とを検知し、かかる場合にスクロール方向の設定を変更することができる。したがって、情報処理装置12は、ユーザが他のユーザ3に情報処理装置12を渡した場合などにおいても、渡されたユーザ3が違和感を持つことなく、コンテンツのスクロールを行うことを可能にする。
<4.本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成>
以下では、図12を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置1のハードウェア構成について説明を行う。図12は、情報処理装置1のハードウェア構成を説明した説明図である。なお、情報処理装置1による情報処理は、ソフトウェアと、ハードウェアとの協働によって実現される。
図12に示すように、情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)171と、ROM(Read Only Memory)173と、RAM(Random Access Memory)175と、ブリッジ179と、内部バス177および181と、インターフェース183と、入力装置185と、表示装置187と、ストレージ装置189と、ドライブ191と、接続ポート193と、通信装置195と、を備える。
CPU171は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って、情報処理装置1内の動作全般を制御する。ROM173は、CPU171が使用するプログラム、演算パラメータを記憶し、RAM175は、CPU171の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。CPU171は、例えば、設定制御部103および123、閾値制御部105、表示制御部109および129、表示生成部113および133、ユーザ判断部115および135の機能を実行する。
これらCPU171、ROM173およびRAM175は、ブリッジ179、内部バス177および179等により相互に接続されている。また、CPU171、ROM173およびRAM175は、インターフェース183を介して入力装置185、表示装置187、ストレージ装置189、ドライブ191、接続ポート193、および通信装置195とも接続されている。
入力装置185は、タッチパッド、マウス、トラックボール、回転ホイール、ジョグダイヤル、リング状のダイヤル、十字キー、モーションセンサ、姿勢センサ、OFNなどのユーザ3が情報を入力するための入力部と、ユーザ3の入力に基づいて入力信号を生成し、CPU171に出力するための入力制御回路などから構成されている。入力装置185は、例えば、入力操作部101および121の機能を実行する。
表示装置187は、例えば、LCD装置、OLED装置、プラズマディスプレイ装置、CRT装置およびランプなどである。表示装置187は、例えば、表示部111および131の機能を実行する。
ストレージ装置189は、情報処理装置1の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置189は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記憶する記憶装置、記憶媒体からデータを読み出す読み出し装置、および記憶されたデータを削除する削除装置を含んでもよい。ストレージ装置189は、例えば、設定記憶部107および127の機能を実行する。
ドライブ191は、記憶媒体用リードライタであり、情報処理装置1に内蔵、または外付けされる。ドライブ191は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記憶されている情報を読み出して、RAM175に出力する。また、ドライブ191は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むこともできる。
接続ポート193は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、光オーディオ端子等のような外部接続機器を接続するための接続ポートで構成された接続インターフェースである。
通信装置195は、例えば、ネットワーク5に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、通信装置195は、無線LAN対応通信装置であっても、有線によるケーブル通信を行うケーブル通信装置であってもよい。
なお、ネットワーク5は、接続されている装置間で送受信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク5は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網やLAN、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。
また、情報処理装置1に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを上述した情報処理装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
<5.まとめ>
以上にて具体的に説明したように、本開示の実施形態に係る情報処理装置1によれば、ユーザ3の入力操作の状況に基づいて、ユーザ3が違和感を持たないように自動的にスクロール方向の設定を変更することが可能である。具体的には、情報処理装置1は、ユーザ3の入力操作に対して設定されたスクロール方向にコンテンツをスクロールさせることができない場合に、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されたスクロール方向が異なると判断する。かかる場合に、情報処理装置1は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定されているスクロール方向が一致するようにスクロール方向の設定変更を行うことが可能である。したがって、本開示の実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザ3が入力操作に対するコンテンツの動きに対して、違和感を持つことを防止することができる。
また、情報処理装置1は、入力操作の操作距離が閾値以上である場合に、スクロール方向の設定を変更する。したがって、情報処理装置1は、入力操作の操作距離が短く、ユーザ3の操作ミス等と判断される入力操作の場合は、スクロール方向の設定を維持し、ユーザ3が違和感を持つ入力操作の場合のみ、スクロール方向の設定変更を行うことが可能である。
また、情報処理装置1は、ユーザ3が想定する入力操作に対するスクロール方向と、設定された入力操作に対するスクロール方向が一致していない可能性が高い場合に、閾値をより小さい値に変更することができる。したがって、情報処理装置11は、通常の使用における操作ミス等ではスクロール方向の設定変更を起きにくくする一方で、ユーザ3が違和感を持つと予測される場合には、スクロール方向の設定変更を起きやすくすることができる。
さらに、情報処理装置1は、ユーザ3を識別することにより、ユーザ3が変わったか否かに基づいて、スクロール方向の設定変更、または閾値の変更を行うことが可能である。したがって、情報処理装置1は、スクロール方向の設定をユーザ3ごとに管理および変更することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部と、
前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記設定制御部は、前記入力操作によりユーザが指定したスクロール方向に前記コンテンツをスクロールさせることができない場合、前記スクロール方向の設定を変更する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記設定制御部は、前記入力操作の操作距離が閾値以上である場合、前記スクロール方向の設定を変更する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記情報処理装置は、所定の閾値変更条件が満たされた場合に、前記閾値を変更する閾値制御部をさらに備える、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記閾値制御部は、前記閾値変更条件が満たされた場合、前記閾値を前記閾値変更条件が満たされていない場合よりも小さい値に変更する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記閾値制御部は、前記入力操作を行った位置が前記コンテンツの端部である場合に、前記閾値を変更する、前記(4)または(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記閾値制御部は、前記コンテンツに対して行われた入力操作が1回目の入力操作である場合に、前記閾値を変更する前記(4)〜(6)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(8)
前記情報処理装置は、ユーザが変わったか否かを判断するユーザ判断部をさらに備え、
前記閾値制御部は、ユーザが変わった場合に、前記閾値を変更する、前記(4)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
前記情報処理装置は、ユーザが変わったか否かを判断するユーザ判断部をさらに備え、
前記設定制御部は、ユーザが変わった場合、前記スクロール方向の設定を変更する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(10)
前記設定制御部は、前記ユーザが行った1回目の入力操作の方向と、2回目の入力操作の方向とが反対方向であった場合、前記スクロール方向の設定を変更する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記情報処理装置は、前記設定制御部が前記スクロール方向の設定を変更する場合に、前記ユーザに前記スクロール方向の設定変更を通知する表示を生成する表示生成部をさらに備える、前記(1)〜(10)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
前記情報処理装置は、前記設定制御部が前記スクロール方向の設定を変更する場合に、前記ユーザに前記スクロール方向の設定変更を行うか否かを選択させる表示を生成する表示生成部をさらに備え、
前記設定制御部は、前記ユーザが前記スクロール方向の設定変更を行うことを選択した場合に、前記スクロール方向の設定を変更する、前記(1)〜(10)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(13)
前記入力操作部は、複数の入力操作部を含み、
前記設定制御部は、前記複数の入力操作部ごとに、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する、前記(1)〜(12)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(14)
前記情報処理装置は、前記コンテンツを表示する表示部をさらに備え、
前記入力操作部は、前記表示部と分離している、前記(1)〜(13)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(15)
ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われることと、
前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更することと、
を含む情報処理方法。
(16)
コンピュータを
ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部と、
前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部と、
として機能させるためのプログラム。
1、11、12 情報処理装置
3 ユーザ
13、101、121 入力操作部
15、111、131 表示部
103、123 設定制御部
105 閾値制御部
107、127 設定記憶部
109、129 表示制御部
113、133 表示生成部
115、135 ユーザ判断部

Claims (16)

  1. ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部と、
    前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記設定制御部は、前記入力操作によりユーザが指定したスクロール方向に前記コンテンツをスクロールさせることができない場合、前記スクロール方向の設定を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定制御部は、前記入力操作の操作距離が閾値以上である場合、前記スクロール方向の設定を変更する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、所定の閾値変更条件が満たされた場合に、前記閾値を変更する閾値制御部をさらに備える、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記閾値制御部は、前記閾値変更条件が満たされた場合、前記閾値を前記閾値変更条件が満たされていない場合よりも小さい値に変更する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記閾値制御部は、前記入力操作を行った位置が前記コンテンツの端部である場合に、前記閾値を変更する、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記閾値制御部は、前記コンテンツに対して行われた入力操作が1回目の入力操作である場合に、前記閾値を変更する、請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、ユーザが変わったか否かを判断するユーザ判断部をさらに備え、
    前記閾値制御部は、ユーザが変わった場合に、前記閾値を変更する、請求項4に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、ユーザが変わったか否かを判断するユーザ判断部をさらに備え、
    前記設定制御部は、ユーザが変わった場合、前記スクロール方向の設定を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記設定制御部は、前記ユーザが行った1回目の入力操作の方向と、2回目の入力操作の方向とが反対方向であった場合、前記スクロール方向の設定を変更する、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置は、前記設定制御部が前記スクロール方向の設定を変更する場合に、前記ユーザに前記スクロール方向の設定変更を通知する表示を生成する表示生成部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置は、前記設定制御部が前記スクロール方向の設定を変更する場合に、前記ユーザに前記スクロール方向の設定変更を行うか否かを選択させる表示を生成する表示生成部をさらに備え、
    前記設定制御部は、前記ユーザが前記スクロール方向の設定変更を行うことを選択した場合に、前記スクロール方向の設定を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記入力操作部は、複数の入力操作部を含み、
    前記設定制御部は、前記複数の入力操作部ごとに、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記情報処理装置は、前記コンテンツを表示する表示部をさらに備え、
    前記入力操作部は、前記表示部と分離している、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われることと、
    前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更することと、
    を含む情報処理方法。
  16. コンピュータを
    ユーザによって、コンテンツのスクロールが可能な入力操作が行われる入力操作部と、
    前記入力操作の状況に基づいて、前記コンテンツのスクロール方向の設定を変更する設定制御部と、
    として機能させるためのプログラム。

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