JP2015025712A - 超音波センサ - Google Patents

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彰吾 相良
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隼人 成瀬
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晃寿 上田
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Abstract

【課題】対象物の誤検知を防止することができる超音波センサを提供する。
【解決手段】間欠的に超音波を送波し、対象物X1によって反射した反射超音波を受波するマイクロフォン1と、受波信号(反射超音波)の振幅と閾値電圧とを比較する比較処理を行い、振幅が閾値電圧以上である場合に対象物X1が存在すると判断して検知信号の信号レベルをHに設定し、振幅が閾値電圧未満である場合に対象物X1が存在しないと判断して検知信号の信号レベルをLに設定する演算部4とを備え、演算部4は、信号レベルがLに設定された検知信号の出力時において対象物X1が存在すると判断した場合に、次回以降の比較処理に用いる閾値電圧を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波センサに関するものである。
従来、例えば車両のバンパーに設けられ、超音波を送受波することで障害物などの対象物を検知する超音波センサがある(例えば、特許文献1参照)。この種の超音波センサは、間欠的に超音波を送波し、対象物によって反射した反射超音波を受波するマイクロフォンを備える。そして、超音波センサは、受波した反射超音波の振幅と、所定値に設定された閾値電圧とを比較し、反射超音波の振幅が閾値電圧以上である場合に対象物が存在すると判断し、反射超音波の振幅が閾値電圧未満である場合に対象物が不在であると判断する。
特開2013−108858号公報
送受波される超音波は、マイクロフォン−対象物間の空気中を伝搬するため、風等の外乱の影響を受けて減衰する。反射超音波が減衰することによって、対象物が存在するにもかかわらず、反射超音波の振幅が閾値電圧を下回るおそれがあった。すなわち、従来の超音波センサは、対象物が存在するにもかかわらず、対象物が不在であると判断するという誤検知が発生するおそれがあった。
また、反射超音波が減衰しても対象物の検知を行えるように閾値電圧を予め低い値に設定した場合、対象物が不在であるにもかかわらず、ノイズ等によって反射超音波の振幅が閾値電圧を上回るおそれがあった。すなわち、従来の超音波センサは、対象物が不在であるにもかかわらず、対象物が存在すると判断するという誤検知が発生するおそれがあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象物の誤検知を防止することができる超音波センサを提供することにある。
本発明の超音波センサは、間欠的に超音波を送波し、対象物によって反射した反射超音波を受波するマイクロフォンと、前記反射超音波の信号要素と閾値とを比較する比較処理を行い、前記信号要素が前記閾値以上である場合に前記対象物が存在すると判断して前記対象物の存在を示す第1の信号を出力し、前記信号要素が前記閾値未満である場合に前記対象物が存在しないと判断して前記対象物の不在を示す第2の信号を出力する演算部とを備え、前記演算部は、前記第2の信号の出力時において前記対象物が存在すると判断した場合に、次回以降の前記比較処理に用いる前記閾値を低減させることを特徴とする。
この超音波センサにおいて、前記信号要素は、前記反射超音波の振幅であり、前記閾値は、前記振幅と比較される閾値電圧であることが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記信号要素は、前記反射超音波の振幅が閾値電圧以上である受波期間であり、前記閾値は、前記受波期間と比較される閾値時間であることが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記信号要素は、前記反射超音波の振幅および、前記反射超音波の前記振幅が閾値電圧以上である受波期間であり、前記閾値は、前記振幅と比較される前記閾値電圧および、前記受波期間と比較される閾値時間であることが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記マイクロフォンが前記超音波を送波してから前記反射超音波を受波するまでの時間差に基づいて、前記マイクロフォンから前記対象物までの対象物距離を算出する距離算出部を備え、前記演算部は、前記距離算出部が算出した前記対象物距離が長くなるにつれて前記閾値の低減量を大きくすることが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記演算部は、前記第1の信号の出力時において前記対象物が存在しないと判断した場合に、低減させた前記閾値の値を元に戻すことが好ましい。
以上説明したように、本発明では、対象物を検知した場合、次回以降の比較処理に用いる閾値を低減させるので、対象物の誤検知を防止することができるという効果がある。
本発明の実施形態1の超音波センサのブロック構成図である。 同上のフローチャートである。 送受波される超音波の概略波形図である。 対象物距離に対する閾値電圧の値を示すデータテーブルである。 実施形態1の超音波センサの別構成のフローチャートである。 実施形態2の超音波センサのフローチャートである。 送受波される超音波の概略波形図である。 対象物距離に対する閾値時間の値を示すデータテーブルである。 実施形態2の超音波センサの別構成のフローチャートである。 実施形態2の超音波センサの別構成のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の超音波センサのブロック構成図を図1に示す。本実施形態の超音波センサは、例えば車両のバンパーに設けられ、超音波を送受波することで対象物X1の存在有無を検知するものであり、マイクロフォン1,送波回路2,受波回路3,演算部4で構成されている。
マイクロフォン1は、例えば圧電素子等の振動子で構成されており、車両のバンパーから露出するように設けられている。
送波回路2は、マイクロフォン1の駆動回路であり、発振器を有している。そして、送波回路2は、発振器から出力される送波信号をマイクロフォン1に出力する。マイクロフォン1は、入力された送波信号によって圧電素子が振動することで、超音波を車両の外側に向かって送波する。なお、送波回路2は、マイクロフォン1から超音波を連続的に送波させるのではなく、所定周期で間欠的に超音波を送波させる。そして、マイクロフォン1は、超音波の送波方向に対象物X1が存在する場合、対象物X1によって反射した超音波(反射超音波)を受波する。マイクロフォン1は、受波した反射超音波によって圧電素子が振動することで、反射超音波を電気信号(受波信号)に変換して受波回路3に出力する。なお、対象物X1が存在しない場合は、反射超音波が発生しない。
受波回路3は、受波信号を信号処理(例えば、増幅など)して演算部4に出力する。
演算部4は、受波信号の振幅[V]すなわち反射超音波の振幅(信号要素)と、閾値電圧[V](閾値)とを比較する比較処理を行うことで、対象物X1の存在有無を判断する。そして、演算部4は、対象物X1の存在有無の判断結果に応じて、外部に出力する検知信号の信号レベルをHまたはLに設定する。具体的には、演算部4は、受波信号の振幅が閾値電圧以上である場合に対象物X1が存在すると判断し、検知信号の信号レベルをHに設定する。すなわち、信号レベルがHに設定された検知信号(第1の信号)は、対象物X1が存在することを示している。一方、演算部4は、受波信号の振幅が閾値電圧未満である場合に対象物X1が存在しないと判断し、検知信号の信号レベルをLに設定する。すなわち、信号レベルがLに設定された検知信号(第2の信号)は、対象物X1が不在であることを示している。
演算部4は、超音波の送波間隔に合わせて上記比較処理を所定周期ごとに行い、対象物X1の存在有無を判断している。なお、比較処理の結果に基づいて設定された検知信号の信号レベルは、次回の比較処理まで維持される。したがって、対象物X1を検知可能な検知エリアに対象物X1が存在しない場合、受波信号の振幅が閾値電圧未満となり、演算部4は検知信号の信号レベルをLに維持する。そして、検知エリアに対象物X1が存在すると、受波信号の振幅が閾値電圧以上となり、演算部4は検知信号の信号レベルをLからHに切り替える。そして、検知エリアに対象物X1が存在している間は、受波信号の振幅が閾値以上となるので、演算部4は検知信号の信号レベルをHに維持する。
ここで、超音波はマイクロフォン1−対象物X1間の空気中を伝搬するため、風等の外乱の影響を受けて減衰する。そのため、従来の超音波センサでは、対象物X1を誤検知するおそれがあった。そこで、本実施形態の超音波センサは、対象物X1の誤検知を防止するために、比較処理に用いる閾値電圧を変動させる処理を行う。この閾値電圧の変動処理について、図2に示すフローチャートおよび、図3に示す波形図を用いて説明する。なお、以下の説明では、超音波センサの検知エリアに対象物X1が存在する場合について説明する。また、図3に示す波形図は、マイクロフォン1が送波する超音波(送波超音波St1)および、マイクロフォン1が受波する超音波(反射超音波Sr1)の概略波形図である。
超音波センサが対象物X1の検知を開始すると(S1)、まず送波回路2が送波信号を出力することで、マイクロフォン1から1回目の超音波(送波超音波St1)が送波される(S2)。なお、この時点では、まだ比較処理を行っておらず、対象物X1の未検知状態であるので、演算部4が出力する検知信号の信号レベルはLとなる。
そして、対象物X1によって反射した超音波(反射超音波Sr1)をマイクロフォン1が受波し、演算部4が受波信号の振幅と閾値電圧とを比較する比較処理を行う。ここで、比較処理に用いる閾値電圧の値には、初期値α1が予め設定されている。したがって、演算部4は、初期値α1に設定された閾値電圧と、受波信号(反射超音波Sr1)の振幅とを比較する比較処理を行う(S3,図3参照)。なお、初期値α1は、対象物X1が不在であるにもかかわらず、ノイズ等によって受波信号の振幅が閾値電圧を上回らないように、比較的大きい値に設定されている。
演算部4は、受波信号の振幅が閾値電圧以上である場合(S3のYes)、対象物X1が存在すると判断し、検知信号の信号レベルをHに設定する。ここで、演算部4は、ステップS3の比較処理時における検知信号の信号レベルがLであるか否か、すなわち対象物X1の検知回数が1回目であるか否かを確認する(S4)。ここでは、上述したように、比較処理を行うまでは対象物X1の未検知状態(検知回数がゼロ)であったので、比較処理時における検知信号の信号レベルはLである(S4のYes)。この場合、演算部4は、閾値電圧の値を初期値α1よりも小さい値であるα2に設定することで、閾値電圧の値を初期値α1から低減させる(S5,図3参照)。
そして、所定期間が経過したのち、マイクロフォン1から2回目の超音波が送波され(S2)、演算部4は、値α2に設定された閾値電圧と、受波信号の振幅とを比較する比較処理を行う(S3)。そして、演算部4は、受波信号の振幅が閾値電圧以上である場合(S3のYes)、対象物X1が存在すると判断し、検知信号の信号レベルをHに再設定(維持)する。さらに、演算部4は、ステップS3の比較処理時における検知信号の信号レベルがLであるか否かを確認する(S4)。ここでは、上述したように既に対象物X1を検知しており、比較処理時における検知信号の信号レベルはHである(S4のNo)。この場合、所定期間が経過したのち、マイクロフォン1から超音波が再送され、値α2に設定された閾値電圧を用いた比較処理が繰り返される(S2,S3)。
そして、対象物X1が検知エリアから外れた場合、受波信号の振幅が値α2に設定された閾値電圧未満となる(S3のNo)。この場合、演算部4は、対象物X1が不在であると判断して検知信号の信号レベルをLに設定し、対象物X1の検知回数がリセットされる。さらに、演算部4は、閾値電圧の値を初期値α1に設定する(S6)。すなわち、演算部4は、比較処理時おける検知信号の信号レベルがHである場合、値α2に設定された閾値電圧の値を元に戻すリセット処理を行い、初期値α1を設定する。そして、所定期間が経過したのち、マイクロフォン1から超音波が再送され、対象物X1が再検知されるまでは、初期値α1に設定された閾値電圧を用いた比較処理が繰り返される(S2,S3)。対象物X1が再検知された場合は、閾値電圧の値が初期値α1から値α2に再度低減され、次回以降の比較処理では値α2に設定された閾値電圧が用いられる。
なお、上記では、対象物X1が検知エリアに存在する場合および、検知エリアから外れた場合について説明したが、対象物X1が検知エリアに存在しない場合は、対象物X1が検知されるまで、初期値α1に設定された閾値電圧を用いた比較処理が繰り返される。
すなわち、対象物X1の未検知状態(検知回数がゼロ)である場合、初期値α1に設定された閾値電圧が比較処理に用いられ、対象物X1の検知中(検知回数が1回目以降)は、値α2(<初期値α1)に設定された閾値電圧が比較処理に用いられる。
このように、本実施形態の超音波センサは、マイクロフォン1と演算部4とを備える。
マイクロフォン1は、間欠的に超音波を送波し、対象物X1によって反射した反射超音波を受波する。
演算部4は、受波信号(反射超音波)の振幅(信号要素)と閾値電圧(閾値)とを比較する比較処理を行う。そして、演算部4は、受波信号の振幅が閾値電圧以上である場合に対象物X1が存在すると判断して、信号レベルがHに設定された検知信号(対象物X1の存在を示す第1の信号)を出力する。また、演算部4は、受波信号の振幅が閾値電圧未満である場合に対象物X1が存在しないと判断して、信号レベルがLに設定された検知信号(対象物X1の不在を示す第2の信号)を出力する。そして、演算部4は、信号レベルがLに設定された検知信号の出力時において、対象物X1が存在すると判断した場合に、次回以降の比較処理に用いる閾値電圧を低減させる。さらに、演算部4は、信号レベルがHに設定された検知信号の出力時において、対象物X1が存在しないと判断した場合に、低減させた閾値電圧の値を元に戻す。
すなわち、本実施形態の超音波センサは、対象物X1の未検知状態である場合、受波信号の振幅との比較に用いられる閾値電圧の値が、比較的大きい初期値α1に設定される。これにより、対象物X1が不在である場合に、ノイズ等によって受波信号の振幅が閾値電圧を上回ることを防止することができる。すなわち、対象物X1が不在であるにかかわらず、対象物X1が存在すると判断するという誤検知を防止することができる。
さらに、本実施形態の超音波センサは、対象物X1を検知中である場合、受波信号の振幅との比較に用いられる閾値電圧の値が、初期値α1よりも小さい値α2に設定される。これにより、風等の外乱の影響によって反射超音波の振幅が減衰した場合であっても、対象物X1を見失うことなく対象物X1が存在すると判断し続けることができる。すなわち、対象物X1が存在するにもかかわらず、対象物X1が不在であると判断するという誤検知を防止し、検知中の対象物X1を見失って失報することを防止することができる。
また、超音波は、マイクロフォン1から対象物X1までの距離(対象物距離)が長くなるにつれて風等の外乱の影響が大きくなり、減衰量も大きくなる。そこで、以下に説明するように、対象物距離に応じて閾値電圧の値をα2a〜α2dのいずれかに設定するように構成してもよい。
演算部4は、距離算出部41,記憶部42を備えている。距離算出部41は、マイクロフォン1に入出力される送波信号,受波信号から、マイクロフォン1が超音波を送波するタイミングおよび受波するタイミングを取得する。そして、距離算出部41は、マイクロフォン1が超音波を送波してから反射超音波を受波するまでの時間差に基づいて、マイクロフォン1から対象物X1までの対象物距離を算出する。
記憶部42は、対象物距離に対する閾値電圧の値α2a〜α2dを示すデータテーブルを格納している(図4参照)。本実施形態では、検知エリアを対象物距離に応じて「近距離」,「中間距離」,「遠距離」,「最遠距離」の4つに分割している。なお、近距離,中間距離,遠距離,最遠距離の順に対象物距離が長くなる。そして、記憶部42に格納されているデータテーブルには、近距離,中間距離,遠距離,最遠距離のそれぞれに対応する閾値電圧の値α2a〜α2d、具体的には初期値α1に対する比率が格納されている。
そして、演算部4は、図5に示すフローチャートのステップ5aにおいて、閾値電圧の値を初期値α1から低減させる際に、距離算出部41が算出した対象物距離に応じて、記憶部42から閾値電圧の値α2a〜α2dのいずれかを取得して設定する。したがって、対象物距離が近距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値電圧の値はα2a=α1×0.9となる。また、対象物距離が中間距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値電圧の値はα2b=α1×0.8となる。また、対象物距離が遠距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値電圧の値はα2c=α1×0.7となる。また、対象物距離が最遠距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値電圧の値はα2d=α1×0.6となる。
すなわち、対象物距離が長くなるにつれて、閾値電圧の低減量が大きくように閾値電圧の値が設定される。これにより、閾値電圧の値が必要以上に低く設定されることがないので、ノイズによる対象物X1の誤検知を防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態の超音波センサは、対象物X1の存在有無を判断するために行う比較処理の対象が実施形態1の超音波センサと異なる。なお、本実施形態の超音波センサの構成は、図1に示す実施形態1の超音波センサと同一であるので、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の演算部4は、受波信号(反射超音波)の振幅が閾値電圧以上である受波期間[sec](信号要素)と、閾値時間[sec](閾値)とを比較する比較処理を行うことで対象物X1の存在有無を判断している。演算部4は、受波期間が閾値時間以上である場合に対象物X1が存在すると判断し、検知信号の信号レベルをHに設定する。一方、演算部4は、受波期間が閾値時間未満である場合に対象物X1が存在しないと判断し、検知信号の信号レベルをLに設定する。このように、本実施形態では、受波期間と閾値時間とを比較する比較処理を行うことで、対象物X1の存在有無を判断している。
ここで、超音波はマイクロフォン1−対象物X1間の空気中を伝搬するため、風等の外乱の影響を受けて減衰する。そこで、本実施形態の超音波センサは、対象物X1の誤検知を防止するために、比較処理に用いる閾値時間を変動させる処理を行う。この閾値時間の変動処理について、図6に示すフローチャートおよび、図7に示す波形図を用いて説明する。なお、以下の説明では、超音波センサの検知エリアに対象物X1が存在する場合について説明する。また、図7に示す波形図は、マイクロフォン1が送波する超音波(送波超音波St1)および、マイクロフォン1が受波する超音波(反射超音波Sr1)の概略波形図である。
超音波センサが対象物X1の検知を開始すると(S11)、まず送波回路2が送波信号を出力することで、マイクロフォン1から1回目の超音波(送波超音波St1)が送波される(S12)。なお、この時点では、まだ比較処理を行っておらず、対象物X1の未検知状態であるので、演算部4が出力する検知信号の信号レベルはLとなる。
そして、対象物X1によって反射した超音波(反射超音波Sr1)をマイクロフォン1が受波し、演算部4が、受波信号の振幅が閾値電圧以上である受波期間と閾値時間とを比較する比較処理を行う。なお、閾値電圧の値には、固定値α1が設定され、比較処理に用いる閾値時間の値には、初期値T1が予め設定されている。したがって、演算部4は、初期値T1に設定された閾値時間と受波期間とを比較する比較処理を行う(S13,図7参照)。
演算部4は、受波期間が閾値時間以上である場合(S13のYes)、対象物X1が存在すると判断し、検知信号の信号レベルをHに設定する。ここで、演算部4は、ステップ13の比較処理時における検知信号の信号レベルがLであるか否か、すなわち対象物X1の検知回数が1回目であるか否かを確認する(S14)。ここでは、上述したように、比較処理を行うまでは対象物X1の未検知状態(検知回数がゼロ)であったので、比較処理時における検知信号の信号レベルはLである(S14のYes)。この場合、演算部4は、閾値時間の値を初期値T1よりも短い値であるT2に設定することで、閾値時間の値を初期値T1から低減させる(S15,図7参照)。
そして、所定期間が経過したのち、マイクロフォン1から2回目の超音波が送波され(S12)、演算部4は、値T2に設定された閾値時間と、受波期間とを比較する比較処理を行う(S13)。そして、演算部4は、受波期間が閾値時間以上である場合(S13のYes)、対象物X1が存在すると判断し、検知信号の信号レベルをHに再設定(維持)する。さらに、演算部4は、ステップS13の比較処理時における検知信号の信号レベルがLであるか否かを確認する(S14)。ここでは、上述したように既に対象物X1を検知しており、比較処理時における検知信号の信号レベルはHである(S14のNo)。この場合、所定期間が経過したのち、マイクロフォン1から超音波が再送され、値T2に設定された閾値時間を用いた比較処理が繰り返される(S12,S13)。
そして、対象物X1が検知エリアから外れた場合、受波期間が値T2に設定された閾値時間未満となる(S13のNo)。この場合、演算部4は、対象物X1が不在であると判断して検知信号の信号レベルをLに設定し、対象物X1の検知回数がリセットされる。さらに、演算部4は、閾値時間の値を初期値T1に設定する(S16)。すなわち、演算部4は、比較処理時における検知信号の信号レベルがHである場合、値T2に設定された閾値時間の値を元に戻すリセット処理を行い、初期値T1を設定する。そして、所定期間が経過したのち、マイクロフォン1から超音波が再送され、対象物X1が再検知されるまでは、初期値T1に設定された閾値時間を用いた比較処理が繰り返される(S12,S13)。対象物X1が再検知された場合は、閾値時間の値が初期値T1から値T2に再度低減され、次回以降の比較処理では値T2に設定された閾値時間が用いられる。
なお、上記では、対象物X1が検知エリアに存在する場合および、検知エリアから外れた場合について説明したが、対象物X1が検知エリアに存在しない場合は、対象物X1が検知されるまで、初期値T1に設定された閾値時間を用いた比較処理が繰り返される。
すなわち、対象物X1の未検知状態(検知回数がゼロ)である場合、初期値T1に設定された閾値時間が比較処理に用いられ、対象物X1の検知中(検知回数が1回目以降)は、値T2(<初期値T1)に設定された閾値時間が比較処理に用いられる。
このように、本実施形態の超音波センサは、マイクロフォン1と演算部4とを備える。
マイクロフォン1は、間欠的に超音波を送波し、対象物X1によって反射した反射超音波を受波する。
演算部4は、受波信号(反射超音波)の振幅が閾値電圧以上である受波期間(信号要素)と閾値時間(閾値)とを比較する比較処理を行う。そして、演算部4は、受波期間が閾値時間以上である場合に対象物X1が存在すると判断して、信号レベルがHに設定された検知信号(対象物X1の存在を示す第1の信号)を出力する。また、演算部4は、受波期間が閾値時間未満である場合に対象物X1が存在しないと判断して、信号レベルがLに設定された検知信号(対象物X1の不在を示す第2の信号)を出力する。そして、演算部4は、信号レベルがLに設定された検知信号の出力時において、対象物X1が存在すると判断した場合に、次回以降の比較処理に用いる閾値時間を低減させる。さらに、演算部4は、信号レベルがHに設定された検知信号の出力時において、対象物X1が存在しないと判断した場合に、低減させた閾値時間の値を元に戻す。
すなわち、本実施形態の超音波センサは、対象物X1の未検知状態である場合、受波期間との比較に用いられる閾値時間の値が、比較的大きい初期値T1に設定される。これにより、対象物X1の不在時に、ノイズ等によって受波信号の振幅が瞬間的に閾値電圧を上回った場合であっても、対象物X1が存在するとは判断されない。すなわち、対象物X1が不在であるにもかかわらず、対象物X1が存在すると判断するという誤検知をより確実に防止することができる。
さらに、本実施形態の超音波センサは、対象物X1を検知中である場合、受波期間との比較に用いられる閾値時間の値が、初期値T1よりも短い値T2に設定される。これにより、風等の外乱の影響によって反射超音波の振幅が減衰した場合であっても、対象物X1を見失うことなく対象物X1が存在すると判断し続けることができる。すなわち、対象物X1が存在するにもかかわらず、対象物X1が不在であると判断するという誤検知を防止し、検知中の対象物X1を見失って失報することを防止することができる。
また、超音波は、マイクロフォン1から対象物X1までの距離(対象物距離)が長くなるにつれて風等の外乱の影響が大きくなり、減衰量も大きくなる。そこで、以下に説明するように、対象物距離に応じて閾値電圧の値をT2a〜T2dのいずれかに設定するように構成してもよい。
記憶部42は、対象物距離に対する閾値時間の値T2a〜T2dを示すデータテーブルを格納している(図8参照)。本実施形態では、検知エリアを対象物距離に応じて「近距離」,「中間距離」,「遠距離」,「最遠距離」の4つに分割している。そして、記憶部42に格納されているデータテーブルには、近距離,中間距離,遠距離,最遠距離のそれぞれに対応する閾値時間の値T2a〜T2d、具体的には初期値T1に対する比率が格納されている。
そして、演算部4は、図9に示すフローチャートのステップ15aにおいて、閾値時間の値を初期値T1から低減させる際に、距離算出部41が算出した対象物距離に応じて、記憶部42から閾値時間の値T2a〜T2dのいずれかを取得して設定する。したがって、対象物距離が近距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値時間の値はT2a=T1×0.9となる。また、対象物距離が中間距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値時間の値はT2b=T1×0.8となる。また、対象物距離が遠距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値時間の値はT2c=T1×0.7となる。また、対象物距離が最遠距離である場合、次回以降の比較処理に用いられる閾値時間の値はT2d=T1×0.6となる。
すなわち、対象物距離が長くなるにつれて、閾値時間の低減量が大きくなるように閾値時間の値が設定される。これにより、閾値時間の値が必要以上に低く設定されることがないので、ノイズによる対象物X1の誤検知を防止することができる。
また、本実施形態では、閾値時間の値のみを低減させるように構成しているが、閾値電圧と閾値時間との両方を低減させるように構成してもよい。このように構成した場合、演算部4は、図10に示すフローチャートのステップ15bにおいて、閾値時間の値を初期値T1よりも短い値T2に設定し、閾値電圧の値を固定値(初期値)α1よりも低い値α2に設定する。そして、次回以降の比較処理では、受波信号の振幅が値α2に設定された閾値電圧以上である受波期間と、値T2に設定された閾値時間とを比較する。また、対象物X1が検知エリアから外れた場合、演算部4は、閾値電圧の値を初期値α1に設定し、閾値時間の値を初期値T1に設定する(S16b)。このように構成することによって、風等の外乱の影響によって反射超音波が大きく減衰した場合であっても、対象物X1を見失うことなく対象物X1が存在すると判断し続けることができる。
1 マイクロフォン
2 送波回路
3 受波回路
4 演算部
41 距離算出部
42 記憶部
X1 対象物


Claims (6)

  1. 間欠的に超音波を送波し、対象物によって反射した反射超音波を受波するマイクロフォンと、
    前記反射超音波の信号要素と閾値とを比較する比較処理を行い、前記信号要素が前記閾値以上である場合に前記対象物が存在すると判断して前記対象物の存在を示す第1の信号を出力し、前記信号要素が前記閾値未満である場合に前記対象物が存在しないと判断して前記対象物の不在を示す第2の信号を出力する演算部とを備え、
    前記演算部は、前記第2の信号の出力時において前記対象物が存在すると判断した場合に、次回以降の前記比較処理に用いる前記閾値を低減させる
    ことを特徴とする超音波センサ。
  2. 前記信号要素は、前記反射超音波の振幅であり、
    前記閾値は、前記振幅と比較される閾値電圧である
    ことを特徴する請求項1記載の超音波センサ。
  3. 前記信号要素は、前記反射超音波の振幅が閾値電圧以上である受波期間であり、
    前記閾値は、前記受波期間と比較される閾値時間である
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波センサ。
  4. 前記信号要素は、前記反射超音波の振幅および、前記反射超音波の前記振幅が閾値電圧以上である受波期間であり、
    前記閾値は、前記振幅と比較される前記閾値電圧および、前記受波期間と比較される閾値時間である
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波センサ。
  5. 前記マイクロフォンが前記超音波を送波してから前記反射超音波を受波するまでの時間差に基づいて、前記マイクロフォンから前記対象物までの対象物距離を算出する距離算出部を備え、
    前記演算部は、前記距離算出部が算出した前記対象物距離が長くなるにつれて前記閾値の低減量を大きくする
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の超音波センサ。
  6. 前記演算部は、前記第1の信号の出力時において前記対象物が存在しないと判断した場合に、低減させた前記閾値の値を元に戻す
    ことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の超音波センサ。




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