JP2015022656A - 電子機器、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって保存した情報の容易な理解を実現する電子機器を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、閲覧されたウェブページに関する第1情報にアクセス可能である。電子機器は、処理手段と、表示処理手段とを具備する。処理手段は、第1ウェブページ上で範囲指定された領域に対応する第1クリップに関する第2情報を、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧された1以上のウェブページに関する第1情報と関連づけて記憶装置に保存する。表示処理手段は、前記第1クリップが指定される場合に、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページを配置して画面に表示するための処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、例えば、インターネット上で公開されているウェブページを閲覧する機能を有する電子機器などに好適な情報処理技術に関する。
近年、インターネット上には、無数のウェブページが公開されており、かつ、リンクを辿ることによってウェブページ間を際限なく移動することができる。従って、ユーザによるウェブページの閲覧数は、必然的に増大する傾向にある。このようなことから、(過去に閲覧した)ウェブページの再閲覧を効率的に行うための仕組み等が、これまでも種々提案されている。
特開2011−204158号公報
最近では、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを搭載する電子機器も増えてきている。例えば、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されたウェブページの任意の領域をペンなどで囲むように筆記入力することで、ユーザは、ウェブページ上の必要な部分だけを切り取って保存することができるようになる。ウェブページから切り取って保存した部分は、クリップまたはスクラップなどと称されている。
ところで、あるウェブページ上から切り取って保存した部分について、ユーザが、その部分をどのような経緯で保存したのか等を後から振り返ることは、時間の経過と共に困難になっていくのが実情である。ブラウザが持つ閲覧履歴の表示機能は、閲覧したすべてのウェブページが一律かつ時系列に表示されるだけであり、その部分を含むウェブページに辿り着くまでに閲覧したウェブページの中で、どのウェブページをじっくり見ていたか等をユーザが一目で把握することは到底不可能である。
本発明の一形態は、ユーザにとって保存した情報の容易な理解を実現する電子機器、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、電子機器は、閲覧されたウェブページに関する第1情報にアクセス可能である。電子機器は、処理手段と、表示処理手段とを具備する。処理手段は、第1ウェブページ上で範囲指定された領域に対応する第1クリップに関する第2情報を、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧された1以上のウェブページに関する第1情報と関連づけて記憶装置に保存する。表示処理手段は、前記第1クリップが指定される場合に、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページを配置して画面に表示するための処理を実行する。
図1は、実施形態の電子機器の外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態の電子機器のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態の電子機器におけるクリップされたドキュメント(ウェブページ)にタグ付けする場合の画面遷移を説明するための図である。 図4は、実施形態の電子機器によって実行されるプログラムの機能構成を示すブロック図である。 図5は、実施形態の電子機器によって用いられるクリップデータの一構成例を示す図である。 図6は、実施形態の電子機器によって実行されるクリップ処理、クリップ検索処理およびあつめ表示処理を含む一連の処理を説明するための図である。 図7は、実施形態の電子機器によってユーザに提示されるクリップリストビュー画面を説明するための第1の図である。 図8は、実施形態の電子機器によってユーザに提示されるクリップリストビュー画面を説明するための第2の図である。 図9は、実施形態の電子機器におけるユーザのブラウジングの流れとクリップのあつめ表示との関係を示す図である。 図10は、実施形態の電子機器のあつめ表示に関する動作手順の例を示す第1のフローチャートである。 図11は、実施形態の電子機器のあつめ表示に関する動作手順の例を示す第2のフローチャートである。 図12は、実施形態の電子機器のあつめ表示に関する動作手順の例を示す第3のフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能な携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器である。このタブレットコンピュータ10は、例えば、ウェブブラウジング、電子メール、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、等を活用するための端末として機能し得る。このタブレットコンピュータ10は、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
デジタイザ及びタッチパネルの各々は、フラットパネルディスプレイの画面と重なるように設けられる。タッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作(接触操作)のみならず、ペン10Aを使用した画面に対するタッチ操作(接触操作)も検出することができる。ペン10Aは例えば電磁誘導ペンであってもよい。ユーザは、ペン10Aまたは指を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で様々なジェスチャ操作、例えば、タップ、ドラッグ、スワイプ、フリック、等を行うことができる。
また、ユーザは、ペン10Aを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上のペン10Aの動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストローク(手書きストロークの軌跡)がリアルタイムに描画され、これによって手書きにより入力された複数の手書きストローク(各手書きストロークの軌跡)が画面上に表示される。
図2は、本実施形態のタブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、記録デバイス106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、記録デバイス106からメインメモリ103に各種プログラムをロードして実行する。CPU101により実行されるプログラムには、オペレーティングシステム(OS)201や、ブラウザアプリケーションプログラム202、関連度算出エンジン203、クリップビューア204等の各種アプリケーションプログラムが含まれている。ブラウザアプリケーションプログラム202は、ウェブサーバからウェブページのデータを取得する機能、ウェブページを画面に表示する機能、およびクリッピング機能を有する。クリッピング機能は、表示されるドキュメントの少なくも一部を含むクリップ(クリップデータ)を記憶媒体に保存する機能である。換言すれば、クリップはドキュメントまたはその一部から生成される。クリッピング機能が適用可能なドキュメントの種類は制限されないが、このドキュメントの例には、例えば、ウェブページが含まれる。
関連度算出エンジン203は、複数のドキュメント間の関連度(例えば、複数のウェブページ間の関連度)を、ドキュメントに含まれるテキストに基づいて算出する機能を有する。クリップビューア204は、ドキュメントの少なくとも一部を含むクリップを閲覧するための機能を有する。換言すれば、クリップビューア204は、記憶媒体内に保存される複数のクリップを閲覧可能な画面(クリップリストビュー)を表示することができる。各クリップは、あるウェブページのようなドキュメント全体またはそのドキュメントの一部を含むデータである。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、メインメモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、シリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD17Aの上層には、画面上の指の接触位置を検知するための第1センサとしてタッチパネル17Bが配置されている。さらに、LCD17Aの下層には、画面上のペン10Aの接触位置を検知するための第2センサとしてデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン10Aが接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
OS201は、タッチパネル17Bを制御するドライバプログラムと協働して、画面上に指が接触したこと、およびその接触位置を示す入力イベントを発行する。また、OS201は、デジタイザ17Cを制御するドライバプログラムと協働して、画面上にペン10Aが接触したこと、およびその接触位置を示す入力イベントを発行する。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。
EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
図3は、表示中のドキュメント(ウェブページ)からクリップを抽出し、そのクリップにタグ付けを行う際の画面遷移の例を示す。
画面には、テキストと画像とを含むドキュメント(ウェブページ)21が表示されている。ユーザは、例えば、ブラウザアプリケーションプログラム202を起動させ、いわゆるネットサーフィンを行うことによって、画面上に所望のウェブページ21を表示させることができる。
ユーザは、ウェブページ21のブラウジング中に、ウェブページ21内の気になった部分や後で利用したい部分等を保存しておきたい場合がある。その場合、ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ17のような各種のポインティングデバイスを用いて、表示中のドキュメント内のクリップ範囲22を指定するクリップ操作を行う。本実施形態では、このクリップ範囲22に基づいて、ドキュメントの少なくとも一部を含むクリップ(ウェブクリップデータ)25を抽出することができる。クリップ(ウェブクリップデータ)とは、あるURLによって取得されるHTMLファイルの全部または一部を指定するための構造化されたテキストと、それに付随する画像、映像ファイルのことである。
そして、クリップ操作が行われたことに応じて、抽出されたクリップ25と、このクリップ25に対応するタグ候補(以下、推薦タグとも称する)26とが表示される。タグ候補26はクリップ25に関連づけるべきタグの候補である。ここで、タグとは、クリップを整理、検索、識別するためにクリップに関連づけられる追加の情報である。タグとしては、任意の単語を使用し得る。
ユーザが、表示されたタグ候補26からクリップ25に関連付けたいタグを選択する操作(例えば、タグをタップする操作)を行ったことに応じて、その選択されたタグをクリップ25に自動的に関連付けることができる。クリップ25とこのクリップ25に関連づけられたタグは記憶媒体に保存される。
図4は、タブレットコンピュータ10によって実行されるプログラム(ブラウザアプリケーションプログラム202、関連度算出エンジン203、およびクリップビューア204)の機能構成を示す。
まず、ブラウザアプリケーションプログラム202について説明する。ブラウザアプリケーションプログラム202は、ウェブ表示処理部51、クリップ抽出部52、タグ表示処理部53、タグ決定部54、および保存処理部55を備える。
ウェブ表示処理部51は、ウェブサーバ3からウェブページ(ドキュメント)のデータを受信し、そのデータに基づいてウェブページ21をLCD17Aの画面上に表示する。より具体的には、ウェブ表示処理部51は、例えば、ウェブサーバ3から、ユーザによって指定されたURLに対応するHTMLファイルを受信する。そして、ウェブ表示処理部51は、受信したHTMLファイルを解析することによって、対応するウェブページ21を画面上に表示する。
クリップ抽出部52は、ユーザによるクリップ操作に応じて、表示中のウェブページ21から、そのウェブページ21の少なくとも一部を含むクリップ25を選択する。クリップ操作は、タッチパネル17Bやデジタイザ17Cのようなポインティングデバイスを用いて、ウェブページ21上の任意の範囲22を指定する操作である。クリップ抽出部52は、このクリップ操作によって指定された範囲22に対応する、ウェブページ21上のテキストや画像をクリップ25として抽出する。クリップ抽出部52は、ウェブページ21に対応するHTMLのソースコードの内の、クリップ操作によって指定された範囲22に対応するソースコードを抽出してもよい。
また、クリップ抽出部52は、表示中のウェブページ(HTMLファイル)21を関連度算出エンジン203に出力する。関連度算出エンジン203は、ウェブページ21を用いて決定された、クリップ25に対する複数の推薦タグ26を、ブラウザアプリケーションプログラム202(タグ表示処理部53)に出力する。関連度算出エンジン203の機能構成については後述する。
タグ表示処理部53は、クリップ25と、関連度算出エンジン203によって出力された複数の推薦タグ26とを画面上に表示する。複数の推薦タグ26の各々には、クリップ25との関連度が関連付けられていてもよい。その場合、タグ表示処理部53は、複数の推薦タグ26に関連づけられた関連度に応じて、複数の推薦タグ26の各々が表示される位置やサイズを設定してもよい。
タグ決定部54は、表示されている複数の推薦タグ26から、クリップ25に関連付けられるべきタグを決定する。タグ決定部54は、複数の推薦タグ26からユーザによってタグが選択された場合、その選択されたタグをクリップ25に関連付けられるべきタグに決定する。また、タグ決定部54は、ユーザによってタグが選択されない場合、その複数の推薦タグ26内の1以上のタグをクリップ25に関連付けられるべきタグ(隠しタグ)に決定してもよい。
保存処理部55は、第1に、ウェブ表示処理部51によって所定期間を超えて表示されたウェブページ(ドキュメント)21、つまり、ユーザがじっくり見ていたウェブページ(ドキュメント)21を記憶媒体に保存する。記憶媒体としては、クラウドサーバ4上のデータベースDB4A、またはタブレットコンピュータ10内のローカルデータベースDB71Aを使用し得る。ローカルデータベースDB71Aは、例えば、記録デバイス106内の記憶領域である。
また、保存処理部55は、第2に、クリップの抽出元(ソース)のウェブページ(ドキュメント)21とクリップ25と決定されたタグとを示すクリップデータを記憶媒体に保存する。クリップデータには、クリップの抽出元(ソース)のウェブページ(ドキュメント)21に辿り着くまでに閲覧されたウェブページ(ドキュメント)21のうち、所定期間を超えて閲覧されたことにより前述のように保存されたウェブページ(ドキュメント)21も含まれる。保存処理部55は、図5を参照して後述するように、クリップ25に関する他のデータをさらに含むクリップデータを記憶媒体に保存することもできる。
なお、保存処理部55は、例えば、ウェブページ(ドキュメント)21のブラウジングが終了した際、直近のクリップ抽出時(クリップ抽出が行われなかった場合はブラウジング開始時)からブラウジング終了時までの間に、所定期間を超えて閲覧されたことにより前述のように保存されたウェブページ(ドキュメント)21を、記憶媒体から削除するようにしてもよい。
次いで、関連度算出エンジン203について説明する。関連度算出エンジン203は、キーワード抽出部61、算出部62、および推薦タグ決定部63を備える。
キーワード抽出部61は、ブラウザアプリケーションプログラム202によって出力されたウェブページ(HTMLファイル)21を解析することによって、ウェブページ21からキーワードを抽出する。より具体的には、キーワード抽出部61は、まず、ウェブページ21に対応するHTMLのソースコードをDOM(Document Object Model)解析し、HTMLタグ等が除かれたテキスト部分(例えば、タイトル、文章、等)を抽出する。キーワード抽出部61は、抽出されたテキストに形態素解析を行うことによって、そのテキストを単語(形態素)に区切り、辞書を用いて単語毎の品詞を判別する。そして、キーワード抽出部61は、形態素解析によって得られた単語の内、そのウェブページ21で特徴的な幾つかの単語(代表的な幾つかの単語)を、ウェブページ21に対応するキーワードとして抽出する。
キーワード抽出部61は、例えば、形態素解析によって得られた単語の内、名詞である単語をキーワードとして抽出してもよい。また、キーワード抽出部61は、固有名詞である単語や、括弧(例えば、「」、“”、等)に入れられた単語をキーワードとして抽出してもよい。
さらに、キーワード抽出部61は、予め規定されたルールに従って、形態素解析によって得られた単語からキーワードを抽出してもよい。このルールでは、例えば、様々なドキュメント(ウェブページ)で共通して出現する単語(例えば、「タイトル」)をキーワードとして抽出しないこと、等が規定される。
次いで、算出部62は、抽出されたクリップ25と保存済みの各クリップとの関連度を算出する。算出部62は、例えば、表示中のウェブページ21と、クラウドサーバ4内のDB4A(またはローカルデータベースDB71A)に保存された各クリップの抽出元のウェブページとの関連度を算出することによって、クリップ間の関連度を算出する。
より具体的には、まず、算出部62はDB4Aに保存されている複数のクリップデータをネットワークを介して読み出す。あるいは、算出部62は、ローカルデータベースDB71Aから複数のクリップデータを読み出してもよい。
図5は、DB4AまたはDB71Aに格納されるクリップデータの一構成例を示す。DB4AまたはDB71Aは、複数のクリップデータに対応する複数のエントリを有する。各エントリは、1つのクリップ(1つのクリップデータ)に対応する。各エントリは、クリップID、ドキュメント、クリップ範囲、幾つかのタグ、幾つかのキーワード、および幾つかの関連ドキュメントを含む。
あるクリップに対応するエントリにおいて、「クリップID」は、そのクリップに付与された識別情報を示す。「ドキュメント」は、そのクリップの抽出元(ソース)のドキュメントを示す。このドキュメントは、ウェブページのような、テキストや画像を含む各種のドキュメントである。「ドキュメント」には、例えば、クリップの抽出元のウェブページに対応するファイル(例えば、HTMLファイル)が設定される。
「クリップ範囲」は、そのクリップに対応する、ドキュメント上のクリップ範囲を示す。例えば、クリップがHTMLファイルに基づくウェブページから抽出されている場合、「クリップ範囲」には、そのクリップ範囲に属する、HTMLソースコード内の幾つかの要素が設定される。
「ドキュメント」と「クリップ範囲」に設定される2種類の情報はクリップデータの実体を示すものである。したがって、「ドキュメント」と「クリップ範囲」の2種類の情報を保存する代わりに、クリップ範囲に対応する構造化されたテキスト部(HTMLファイルの全部または一部を指定するための構造化されたテキスト部)と、この構造化されたテキスト部に付随する画像、映像ファイル等とを含む情報を保存しても良い。
「タグ」は、そのクリップに関連付けられたタグを示す。1つのエントリには複数の「タグ」が含まれ得る。すなわち、1つのクリップには複数のタグが関連付けられ得る。「キーワード」は、そのクリップからまたはそのクリップに対応するドキュメントから抽出されたキーワード(例えば、重要な単語)を示す。そのクリップからまたはそのクリップに対応するドキュメントから複数のキーワードが抽出された場合、そのクリップに対応するエントリには複数の「キーワード」が含まれる。「関連ドキュメント」は、そのクリップの抽出元(ソース)のドキュメントに辿り着くまでに閲覧されたドキュメントのうち、所定期間を超えて閲覧されたドキュメントを示す。このドキュメントも、ウェブページのような、テキストや画像を含む各種のドキュメントである。即ち、「関連ドキュメント」にも、例えば、(クリップの抽出元のウェブページに辿り着くまでに所定期間を超えて閲覧された)各ウェブページに対応するファイル(例えば、HTMLファイル)が設定される。
算出部62は、DB4A(またはDB71A)内の複数の保存済みクリップの各々について、表示中のウェブページ21に対応する1以上の第1キーワードと、保存済みクリップに対応するクリップデータに含まれる1以上の第2キーワードとを用いて、抽出されたクリップ25とその保存済みクリップとの間の関連度を算出する。算出部62によって算出されるクリップ間の関連度は、1以上の第1キーワードと1以上の第2キーワードとで共通のキーワードが多いほど大きな値になり、共通のキーワードがない場合には、例えば0になる。つまり、算出部62は、キーワードの共起度に基づいてクリップ間の関連度を算出する。
推薦タグ決定部63は、表示中のウェブページ21との関連度の高い保存済みクリップに関連付けられたタグそれぞれを、表示中のウェブページ21に対応する推薦タグとして決定することができる。
クリップビューア204は、DB4A(またはDB71A)に保存されている複数のクリップ(複数のクリップデータ)を用いて、保存されているクリップ群を閲覧するための機能を提供する。クリップビューア204は、例えば、ユーザによって入力された検索キーワードに基づいてクリップ群を検索し、その検索キーワードを含むクリップ、またはその検索キーワードがタグとして関連付けられているクリップを検索結果として表示することができる。したがってユーザは、タグを利用することによって、閲覧したいクリップを効率的に探し出すことができる。
クリップビューア204は、クリップ取得部71およびクリップリスト表示処理部72を含む。クリップ取得部71は、DB4A(またはDB71A)に保存されている複数のクリップ(複数のクリップデータ)を取得する。各クリップは、上述したように、ウェブページのようなドキュメントまたはそのドキュメントの一部分を用いて生成される。クリップリスト表示処理部72は、取得された複数のクリップを閲覧可能な画面(クリップリストビュー画面)をLCD17Aに表示する。
クリップビューア204は、ユーザが、DB4A(またはDB71A)に保存されている大量のクリップから所望のクリップを容易に探し出すことを可能にするために、2種類の検索機能を有している。2種類の検索機能の一つは、キーワード検索である。このキーワード検索は、クリップリストビュー画面上の検索キー入力エリアにユーザによって入力された検索キーワードを含む1以上のクリップを検索する。このキーワード検索では、上述したように、ユーザによって入力された検索キーワードを含むクリップが、またはその検索キーワードがタグとして関連付けられているクリップが、検索キーワードに対応する検索結果としてユーザに提示される。このキーワード検索は、クリップリスト表示処理部72内の一つのモジュールであるキーワード検索部73によって実行される。
また、2種類の検索機能のもう一つは、類似クリップ検索である。この類似クリップ検索は、ユーザによって入力される検索キーワードを使用するのでは無く、ユーザによって指定されるクリップ自体を一種の検索キーとして使用し、この指定されたクリップに関連する1以上のクリップ(つまり、この指定されたクリップに似ている1以上のクリップ)を検索する。ユーザは、検索キーワードを入力する必要は無く、所望のクリップになんとなく似ていると思われる1以上のクリップを指定するだけでよい。この類似クリップ検索は、クリップリスト表示処理部72内の一つのモジュールである類似クリップ検索部74によって実行される。
類似クリップ検索部74は、ユーザによって行われるクリップリストビュー画面上の操作に応じて、DB4A(またはDB71A)から取得された複数のクリップ内の第1クリップ群(ユーザによって指定された1以上のクリップ)を検索キーとして選択する。そして、類似クリップ検索部74は、上述の関連度算出エンジン203を使用して、第1クリップ群以外の他のクリップのそれぞれと第1クリップ群との間の関連度を算出する。第1クリップ群以外の他のクリップのそれぞれと第1クリップ群との間の関連度に基づいて、類似クリップ検索部74は、第1クリップ群に関連する1以上の第2クリップを検索する。関連度算出処理では、上述したように、キーワードの共起度に基づいてクリップ間の関連度が算出される。
キーワードと同様に、タグも単語を含むので、クリップ間の関連度を算出する処理では、これらクリップに含まれるキーワード(単語)だけでなく、これらクリップに関連づけられたタグも使用してもよい。より詳しくは、第1クリップ群以外の他のクリップのそれぞれと第1クリップ群との間の関連度は、第1クリップ群内の1以上の単語と第1クリップ群に関連づけられた1以上のタグとを含む第1の単語群と、他の各クリップ内の1以上の単語と他の各クリップに関連づけられた1以上のタグとを含む第2の単語群とを使用して、算出され得る。
また、クリップビューア204は、ユーザが、各クリップをどのような経緯で保存するに至ったかを視覚的に理解できるように、保存されているクリップ群を、単なる一覧としてではなく、特殊なレイアウトで表示するためのあつめ表示機能を提供する。前述したように、各クリップに対応するクリップデータには、「関連ドキュメント」、つまりそのクリップの抽出元のウェブページに辿り着くまでに所定期間を超えて閲覧されたウェブページも含まれる。あつめ表示では、各クリップと、各クリップの「関連ドキュメント」として示される1以上のウェブページとを、時系列に配置して表示する。ユーザは、各クリップを保存した際のブラウジングの流れを把握することができる。このあつめ表示は、クリップリスト表示処理部72内の一つのモジュールであるあつめ表示処理部75によって実行される。
図6は、タブレットコンピュータ10によって実行される一連の処理を説明するための図である。
ブラウザアプリケーションプログラム202は、ブラウジング処理およびクリップ処理を実行する。ブラウジング処理では、ブラウザアプリケーションプログラム202は、ウェブページ21を表示する。クリップ処理は、ウェブページ21はこの一部分から生成されるクリップ(ウェブクリップ)を記憶媒体に保存する処理である。ウェブページ21上のクリップ範囲22を指定するクリップ操作がユーザによって行なわれると、ブラウザアプリケーションプログラム202は、抽出されたクリップ25と、このクリップ25に対応する複数のタグ候補(以下、推薦タグとも称する)26とをユーザに提示する。ブラウザアプリケーションプログラム202は、クリップ25とユーザによって選択されたタグ候補とを記憶媒体、例えば、DB4AまたはDB71A、に保存する。また、ブラウジング処理とクリップ処理との協働により、ブラウザアプリケーションプログラム202は、クリップ25の抽出元のウェブページ21に辿り着くまでに所定期間を超えて閲覧されたウェブページ21も記憶媒体に保存する。
クリップビューア204は、保存されたクリップの一覧を閲覧するための閲覧処理、所望のクリップを検索するための検索処理、および保存時のブラウジングの流れが理解し易いようにクリップを表示するためのあつめ表示処理を実行する。閲覧処理では、クリップビューア204は、クリップリストビュー画面601を表示する。クリップリストビュー画面601は、DB4Aに保存されている複数のクリップを閲覧可能な画面である。図6においては、クリップリストビュー画面601上にクリップ701〜706が表示されている状態が例示されている。
検索処理では、上述のキーワード検索または上述の類似クリップ検索の少なくとも一方が実行される。いま、ユーザによってクリップ701が類似クリップ検索のための注目クリップとして指定された場合を想定する。この場合、クリップビューア204は、この指定されたクリップ701を検索キー(クエリークリップ)として選択し、クリップ701に関連するクリップを検索するための類似クリップ検索を実行する。図6では、クリップ705がクリップ701に関連するクリップとして検索された場合が想定されている。クリップビューア204は、クリップリストビュー画面601上のクリップ705を強調表示しもよいし、クリップ705がクリップリストビュー画面601上に現れるようにクリップリストビュー画面601をスクロールしてもよいし、あるいは、クリップ705がクリップリストビュー画面601の最上部に表示されるようにクリップ705の表示位置と他のクリップ(ここではクリップ701)の表示位置を互いに入れ替えても良い。
あつめ表示処理では、クリップビューア204は、DB4Aに保存されている複数のクリップと、各クリップを保存するに至るまでに所定期間を超えて閲覧されたウェブページとを時系列に配置して表示する。図6においては、クリップリストビュー画面601上にクリップ701〜703が表示されている状態が例示されている。また、(a)クリップ701の保存時、ウェブページ802をじっくり見ており、(b)クリップ702の保存時、ウェブページ804→ウェブページ805の順でじっくり見ており、(c)クリップ703の保存時、ウェブページ807をじっくり見ていたことが解るように、クリップ701〜703と共に、ウェブページ802,804〜805,807がクリップリストビュー画面601上に表示されている状態が例示されている。
本実施形態においては、図5で上述したように、各クリップに対応するURLではなく、各クリップに対応するドキュメント(HTMLファイル)がDB4A(またはDB71A)に格納されている。したがって、閲覧処理、検索処理、あつめ表示処理のいずれのフェーズにおいても、クリップリストビュー画面601上の任意のクリップ上の位置におけるジェスチェ(例えばタップジェスチャ)が検出された場合には、このクリップに対応するHTMLファイルに基づいて、このクリップの抽出元のウェブページを表示することができる。
図7は、クリップビューア204の閲覧処理によって提示されるクリップリストビュー画面601の例を示す。
このクリップリストビュー画面601は、カレンダ表示領域611、クリップリスト表示領域612、垂直スクロールバー613、検索キーワード入力ボックス614、画面切替えボタン615A等を含む。カレンダ表示領域611はカレンダガジェット611Aを表示する。カレンダガジェット611Aは現在の日付を強調表示することができる。
クリップリスト表示領域612は、保存されているクリップの一覧を表示するための表示領域である。クリップリスト表示領域612においては、例えば、複数のクリップ(ここでは、クリップ701〜706)が表示される。例えば、複数のクリップ(ここでは、クリップ701〜706)に対応する複数のサムネイル画像がクリップリスト表示領域612に表示されても良い。
クリップ701〜706(クリップ701〜706にそれぞれ対応するサムネイル画像)は、例えばクリップ作成日時(クリップ保存日時)が新しいクリップほどクリップリスト表示領域612の上部に位置するように、時系列順でクリップリスト表示領域612上に表示されても良い。クリップリスト表示領域612においては、どのクリップも同じ横幅で表示されるようにしてもよい。
クリップビューア204は、ユーザの操作(例えば、クリップリスト表示領域612上の位置における指スワイプジェスチャ等)の検出に応じて、クリップリスト表示領域612を上下方向にスクロールしてクリップリスト表示領域に表示されるクリップ群を変更することができる。これにより、クリップリスト表示領域612上に同時に表示可能なクリップの個数よりも多くのクリップがDB4Aに保存されている場合であっても、ユーザは、クリップリストビュー画面601(クリップリスト表示領域612)をストロークするためのジェスチャ操作を行うことにより、任意のクリップを容易に見ることが出来る。
検索キーワード入力ボックス614は検索キーワードを入力するための入力領域である。ユーザは、ソフトウェアキーボードを操作することによって任意の検索キーワードを検索キーワード入力ボックス614に入力することができる。クリップビューア204は、入力された検索キーワードに対応する内容を有するクリップを検索することができる。
画面切替えボタン615Aは、クリップリストビュー画面601上の表示を、一覧表示からあつめ表示に切り替える指示を行うための入力領域である。ユーザは、この画面切替えボタン615A上でタッチ操作を行うことにより、クリップリストビュー画面601をあつめ表示に切り替えることができる。画面切替えボタン615Aは、現在のクリップリストビュー画面601上の表示が一覧表示であることを提示する役割も担っている。
図8は、クリップビューア204のあつめ表示処理によって提示されるクリップリストビュー画面601の例を示す。
このクリップリストビュー画面601では、図7に示した画面切替えボタン615Aに代わって、画面切替えボタン615Bが表示される。画面切替えボタン615Bは、クリップリストビュー画面601上の表示を、あつめ表示から一覧表示に切り替える指示を行うための入力領域である。ユーザは、この画面切替えボタン615B上でタッチ操作を行うことにより、クリップリストビュー画面601を一覧表示に切り替えることができる。画面切替えボタン615Bは、現在のクリップリストビュー画面601上の表示があつめ表示であることを提示する役割も担っている。
また、このクリップリストビュー画面601では、クリップリスト表示領域612が例えば縦に区切られ、各区画に1つのクリップが割り当てられる。そして、1つのクリップが割り当てられた各区画内において、クリップと、そのクリップを保存するに至るまでじっくり見ていたドキュメント(注目ウェブページ)とが時系列に表示される。例えば、図7に示したクリップリストビュー画面601上で画面切替えボタン615Bに対するタッチ操作が行われた場合、当該クリップリストビュー画面601上のクリップ作成日時(クリップ保存日時)が新しい順に、クリップ701,702,703が、画面切替え時の表示対象として選択される。そして、これらクリップ701,702,703について、図8に示すように、(a)クリップ701の保存時、ウェブページ802をじっくり見ており、(b)クリップ702の保存時、ウェブページ804→ウェブページ805の順でじっくり見ており、(c)クリップ703の保存時、ウェブページ807をじっくり見ていたことが解るように、各区画内において、クリップと、そのクリップを保存するに至るまでじっくり見ていたウェブページとが時系列に配置される。
また、このクリップリストビュー画面601でも、クリップビューア204は、ユーザの操作(例えば、クリップリスト表示領域612上の位置における指スワイプジェスチャ等)の検出に応じて、クリップリスト表示領域612を左右方向にスクロールして表示対象とするクリップを変更することができる。また、例えばクリップを保存するに至るまでじっくり見ていたウェブページの数が多く一画面に配置できない場合であっても、ユーザの操作の検出に応じて、クリップリスト表示領域612を上下方向にスクロールして表示対象とするウェブページを変更することができる。
図9は、ブラウザアプリケーションプログラム202によるユーザのブラウジングの流れと、クリップビューア204によるクリップのあつめ表示との関係を示す図である。
ブラウザアプリケーションプログラム202を起動すると、まず、ブラウザアプリケーションプログラム202に設定された初期画面801が表示される。例えば初期画面801として検索サイトのウェブページが設定されており、このウェブページ上で検索キーワードを入力することにより、ブラウジングを開始したと想定する。
まず、ウェブページ802が検索され、ユーザは、このウェブページ802を所定期間を超えて閲覧した後、他のウェブページを経てウェブページ803に辿り着き、このウェブページ803上でクリップ701を保存したと想定する。また、このクリップ701の保存後、ユーザは、ウェブページ802と共に検索されたウェブページ804を所定期間を超えて閲覧したと想定する。さらに、ユーザは、このウェブページ804を起点としてブラウジングを続け、ウェブページ805を含む他のウェブページを経てウェブページ806に辿り着き、このウェブページ806上でクリップ702を保存したと想定する。ウェブページ805は、所定期間を超えて閲覧したウェブページである。ここでは、各クリップが保存されるまでの一連のブラウジングの流れを1つのトピックとして取り扱う。
このようなブラウジングの流れでクリップ701,702が保存された場合、クリップビューア204による当該クリップ701,702のあつめ表示は、図9に示したようになる。より具体的には、横にトピックが並び、縦にトピック毎のクリップおよびウェブページが時系列に並ぶように表示される。さらに詳しくは、クリップ701については、ウェブページ802をじっくり見た後に保存が行われ、クリップ702については、ウェブページ804→ウェブページ805の順にじっくり見た後に保存が行われたことが解るように表示される。また、このあつめ表示では、縦にクリップおよびウェブページが時系列に並ぶトピック毎に、そのクリップのタグが表示される。
これにより、ユーザは、クリップ701,702を保存するに至った経緯を、時間の経過により失念した後でも視覚的に理解することが可能となる。
次に、図10乃至図12のフローチャートを参照して、タブレットコンピュータ10のあつめ表示に関する動作手順を説明する。
ブラウザアプリケーションプログラム202は、表示中のウェブページが所定期間を超えて閲覧されていないかを監視する(図10のブロックA1)。所定期間を超えて閲覧されている場合(図10のブロックA1のYES)、ブラウザアプリケーションプログラム202は、その表示中のウェブページを自動保存する(図10のブロックA2)。
また、ブラウザアプリケーションプログラム202は、クリップの保存を指示されると(図11のブロックB1のYES)、まず、表示中のウェブページのデータと、そのウェブページ上で範囲指定されたクリップのデータとを保存する(図11のブロックB2)。また、ブラウザアプリケーションプログラム202は、表示中のウェブページに至るまでに自動保存されたすべてのウェブページを保存したクリップと関連付ける(図11のブロックB3)。
そして、クリップビューア204は、クリップのあつめ表示を指示されると(図12のブロックC1のYES)、表示対象のクリップと、当該クリップに関連付けられた(自動保存された)ウェブページとを時系列に並べた画面を作成して表示する(図12のブロックC2)。
以上のように、本実施形態のタブレットコンピュータ10は、ユーザにとって保存した情報の容易な理解を実現する。
本実施形態の各種処理はコンピュータプログラムによって実行することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…タブレットコンピュータ、11…本体、17…タッチスクリーンディスプレイ、17A…LCD、17B…タッチパネル、17C…デジタイザ、51…ウェブ表示処理部、52…クリップ抽出部、53…タグ表示処理部、54…タグ決定部、55…保存処理部、61…キーワード抽出部、62…算出部、63…推薦タグ決定部、71…クリップ取得部、71A…ローカルデータベースDB、72…クリップリスト表示処理部、73…キーワード検索部、74…類似クリップ検索部、75…表示処理部、101…CPU、102…システムコントローラ、103…メインメモリ、104…グラフィクスコントローラ、105…BIOS−ROM、106…記録デバイス、107…無線通信デバイス、108…エンベデッドコントローラ(EC)、201…オペレーティングシステム(OS)、202…ブラウザアプリケーションプログラム、203…関連度算出エンジン、204…クリップビューア。

Claims (18)

  1. 閲覧されたウェブページに関する第1情報にアクセス可能な電子機器であって、
    第1ウェブページ上で範囲指定された領域に対応する第1クリップに関する第2情報を、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧された1以上のウェブページに関する第1情報と関連づけて記憶装置に保存する処理手段と、
    前記第1クリップが指定される場合に、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページを配置して画面に表示するための処理を実行する表示処理手段と、
    を具備する電子機器。
  2. 前記処理手段は、第1期間を超えて閲覧されたウェブページに関する第1情報を記憶装置に保存し、
    前記表示処理手段は、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページのうち、前記処理手段により第1情報が保存されたウェブページを配置して表示する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記処理手段は、前記第1クリップを含むウェブページに関する第1情報を記憶装置に保存する請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記表示処理手段は、画面上の第1方向にクリップ毎の表示領域が並び、画面上の前記第1方向と直交する第2方向にクリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページが並ぶように、クリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを配置する請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記表示処理手段は、画面上の第1方向に並ぶクリップ毎の表示領域を第1方向に移動させて表示対象のクリップを切り替える第1スクロール表示処理と、画面上の第2方向に並ぶクリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを第2方向に移動させて表示対象のクリップまたは当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを切り替える第2スクロール表示処理とを実行可能である請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記処理手段は、前記第1ウェブページより抽出されたキーワードの中から選択されたキーワードをタグとして前記第1クリップに関する第2情報と関連づけて記憶装置に保存し、
    前記表示処理手段は、クリップのタグとして抽出および選択されたキーワードをクリップ毎の表示領域に表示する、
    請求項4に記載の電子機器。
  7. 閲覧されたウェブページに関する第1情報にアクセス可能な電子機器の方法であって、
    第1ウェブページ上で範囲指定された領域に対応する第1クリップに関する第2情報を、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧された1以上のウェブページに関する第1情報と関連づけて記憶装置に保存し、
    前記第1クリップが指定される場合に、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページを配置して画面に表示するための処理を実行する、
    方法。
  8. 前記保存することは、第1期間を超えて閲覧されたウェブページに関する第1情報を記憶装置に保存し、
    前記処理を実行することは、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページのうち、第1情報が保存されたウェブページを配置して表示する、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記保存することは、前記第1クリップを含むウェブページに関する第1情報を記憶装置に保存する請求項8に記載の方法。
  10. 前記処理を実行することは、画面上の第1方向にクリップ毎の表示領域が並び、画面上の前記第1方向と直交する第2方向にクリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページが並ぶように、クリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを配置する請求項7に記載の方法。
  11. 前記処理を実行することは、画面上の第1方向に並ぶクリップ毎の表示領域を第1方向に移動させて表示対象のクリップを切り替える第1スクロール表示処理と、画面上の第2方向に並ぶクリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを第2方向に移動させて表示対象のクリップまたは当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを切り替える第2スクロール表示処理とを実行可能である請求項10に記載の方法。
  12. 前記保存することは、前記第1ウェブページより抽出されたキーワードの中から選択されたキーワードをタグとして前記第1クリップに関する第2情報と関連づけて記憶装置に保存し、
    前記処理を実行することは、クリップのタグとして抽出および選択されたキーワードをクリップ毎の表示領域に表示する、
    請求項10に記載の方法。
  13. 閲覧されたウェブページに関する第1情報にアクセス可能なコンピュータを、
    第1ウェブページ上で範囲指定された領域に対応する第1クリップに関する第2情報を、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧された1以上のウェブページに関する第1情報と関連づけて記憶装置に保存する処理手段、
    前記第1クリップが指定される場合に、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページを配置して画面に表示するための処理を実行する表示処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
  14. 前記処理手段は、第1期間を超えて閲覧されたウェブページに関する第1情報を記憶装置に保存し、
    前記表示処理手段は、前記第1ウェブページに至る過程で閲覧され、前記第1クリップに関連する1以上のウェブページのうち、前記処理手段により第1情報が保存されたウェブページを配置して表示する、
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記処理手段は、前記第1クリップを含むウェブページに関する第1情報を記憶装置に保存する請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記表示処理手段は、画面上の第1方向にクリップ毎の表示領域が並び、画面上の前記第1方向と直交する第2方向にクリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページが並ぶように、クリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを配置する請求項13に記載のプログラム。
  17. 前記表示処理手段は、画面上の第1方向に並ぶクリップ毎の表示領域を第1方向に移動させて表示対象のクリップを切り替える第1スクロール表示処理と、画面上の第2方向に並ぶクリップおよび当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを第2方向に移動させて表示対象のクリップまたは当該クリップを含むウェブページに至る過程で閲覧されたウェブページを切り替える第2スクロール表示処理とを実行可能である請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記処理手段は、前記第1ウェブページより抽出されたキーワードの中から選択されたキーワードをタグとして前記第1クリップに関する第2情報と関連づけて記憶装置に保存し、
    前記表示処理手段は、クリップのタグとして抽出および選択されたキーワードをクリップ毎の表示領域に表示する、
    請求項16に記載のプログラム。
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