JP2015020743A - 操舵配列体 - Google Patents

操舵配列体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015020743A
JP2015020743A JP2014147577A JP2014147577A JP2015020743A JP 2015020743 A JP2015020743 A JP 2015020743A JP 2014147577 A JP2014147577 A JP 2014147577A JP 2014147577 A JP2014147577 A JP 2014147577A JP 2015020743 A JP2015020743 A JP 2015020743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
pressurized fluid
mode
hydraulic
chambers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014147577A
Other languages
English (en)
Inventor
リチャード フレデリック ジョージ ヤング、
Frederick George Young Richard
リチャード フレデリック ジョージ ヤング、
ネイサン ジェームズ クラーク、
James Clarke Nathan
ネイサン ジェームズ クラーク、
リチャード エドワード キャドマン、
Edward Cadman Richard
リチャード エドワード キャドマン、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JC Bamford Excavators Ltd
Original Assignee
JC Bamford Excavators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JC Bamford Excavators Ltd filed Critical JC Bamford Excavators Ltd
Publication of JP2015020743A publication Critical patent/JP2015020743A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/10Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of power unit
    • B62D5/12Piston and cylinder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B69/00Steering of agricultural machines or implements; Guiding agricultural machines or implements on a desired track
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B69/00Steering of agricultural machines or implements; Guiding agricultural machines or implements on a desired track
    • A01B69/007Steering or guiding of agricultural vehicles, e.g. steering of the tractor to keep the plough in the furrow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/008Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/09Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by means for actuating valves
    • B62D5/093Telemotor driven by steering wheel movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/30Safety devices, e.g. alternate emergency power supply or transmission means to ensure steering upon failure of the primary steering means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

【課題】農業車両の油圧式ステアリングシステムにおいて、2つの操舵システムが並列に設けられ、操舵システムの一方に故障が存在する場合には他方の操舵システムが当該車両を操舵可能となる冗長システムを提供する。
【解決手段】操舵配列体20の主要コンポーネントは、ポンプシステム22、操舵システム24、ステアリング比切替弁26及び操舵シリンダ配列体28である。操舵配列体20は、いくつかのバックアップ又は「冗長」コンポーネントを含む。その結果、コンポーネントの一定の故障事象においても車両10は、依然として操舵可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は操舵配列体に関する。
操舵配列体が知られている。これによれば車両は、手動操作が可能なステアリングホイールを含む。ステアリングホイールは、車両を操舵するべく地面係合操舵可能輪に機械的に接続される。
液圧操舵システムを設けることも知られている。ステアリングホイールが、車両の操舵可能輪に液圧的に結合される。液圧漏れ事象では、車両が依然として操舵可能であることを確保するべく、適切な予防措置を講じる必要がある。かかる配列体の一つに、冗長システムが設けられる。すなわち、2つの操舵システムが並列に設けられ、当該操舵システムの一方に故障が存在する場合には他方の操舵システムが当該車両を操舵可能となる。
車両が通常動作をしている場合、所定のステアリング比が存在する。すなわち、操舵輪を完全左ロック位置から完全右ロック位置まで回すのに、ステアリングホイールの所定数の回転が必要となる。
いくつかの状況下では、特に液圧ポンプがもはや加圧流体を供給することができない場合は、操舵のパワーアシストが存在しないように当該システムを配列することが知られている。こうした状況下では、操作者が車両を操舵することが困難となるので、ステアリング比が低い比率となるように配列される。これにより、操作者は、車両を容易に操舵することができるようになる。ただし、特定の操舵入力を目的としてステアリングホイールをさらに回す必要がある。
このように、操舵が、通常のステアリング比と特定の状況下での低いステアリング比とを有するように配列することが知られている。
一定に車両、特に農業用車両は、畑において耕作又は噴霧のような一定の農作業を行う場合、畑の縁にあるような「枕地」を除いて一般的な直線状に畑を行き来する。当該車両は耕作、噴霧等を続けるべく、急な円を描いて回転し、たった今来たばかりの方向に戻る必要がある。かかる状況下では、操作者はステアリングホイールを迅速に回す必要があるが、これは面倒であり、及び/又は操作者はステアリングホイールを十分迅速に回すことができない。
さらに、農業用車両は、耕作又は噴霧のような畑での農作業を行っている場合、GPSシステムのような自動操舵システムによって操舵されることが有利である。かかる自動システムは手動操舵よりも正確だからである。
添付図面を参照して例示のみによって本発明を以下に記載する。
本発明に係る操舵配列体を含む車両の図である。 本発明に係る操舵配列体の一実施形態である。 代替位置にある図2の一定の弁を示す。 代替位置にある図2の一定の弁を示す。 本発明に係る操舵配列体の一実施形態である。 図5の部分図である。 図5の部分図である。 代替位置にある図5の弁を示す。 代替位置にある図5の弁を示す。 代替位置にある図5の弁を示す。 本発明に係る操舵配列体の一実施形態である。 図9の部分図である。 図9の部分図である。 本発明に使用することができるシリンダ配列体を示す。 本発明に使用することができるシリンダの変形例を示す。
図1を参照すると、本発明に係る操舵配列体を含む車両10が示されている。車両は、シャーシ13に取り付けられた運転室12を有する。車両10は、前方地面係合輪14A及び14Bを有する。これらは操舵可能輪である。車両はまた、後方地面係合輪15A及び15Bも有する。本例では、地面係合輪15A及び15Bは操舵可能ではない。
運転室にはステアリングホイール11が存在する。ステアリングホイール11は、車両を操舵するべく地面係合操舵可能輪を、一般に鉛直軸まわりに回転することに使用される。
図2を参照すると、操舵配列体20が示されている。操舵配列体の主要コンポーネントは、ポンプシステム22、操舵システム24、ステアリング比切替弁26及び操舵シリンダ配列体28である。操舵配列体は、いくつかのバックアップ又は「冗長」コンポーネントを含む。その結果、当該コンポーネントの一定の故障事象においても車両10は、依然として操舵可能となる。
操舵シリンダ配列体28は、第1液圧チャンバ31、第2液圧チャンバ32、第3液圧チャンバ33及び第4液圧チャンバ34を含む。第1及び第2圧力チャンバは、シリンダ37及びピストン38を有する複動液圧ラム36の一部分として画定される。第3及び第4液圧チャンバは、シリンダ41及びピストン42を有する複動液圧ラム40の一部分として画定される。ロッド43によりピストン38は、ピストン42に接続される。ロッド44によりピストン38は、左前輪の操舵アーム等に接続される。ロッド45によりピストン42は、右前輪の操舵アーム等に接続される。シリンダ37及び41は、車両のシャーシ/車軸等に固定される。ピストン38及び42並びにロッド43、44及び45がピストン/ロッド集合体46を画定する。ピストン/ロッド集合体46は、車両を操舵するべく矢印Aの方向に(すなわち図2を見る場合の右へ)又は矢印Bの方向に(すなわち図2を見る場合の左へ)動くことができる。これについては以下でさらに述べる。
要約すれば、第1及び第3液圧チャンバの一方若しくは他方又は双方に加圧液圧流体を供給することにより、ピストン/ロッド集合体46が矢印Aの方向に動くので、車両が一の方向に操舵される。代替的に、第2及び第4液圧チャンバの一方若しくは他方又は双方に加圧液圧流体を供給することにより、ピストン/ロッド集合体46が矢印Bの方向に動くので、車両が第2の方向に操舵される。操舵アームが車輪にどのように接続されるかに応じて、ピストン/ロッド集合体46の矢印Aの方向への動きが、車両を右へ操舵し又は車両を左へ操舵することができる。
操舵配列体20は、隔壁51によって第1部分50A及び第2部分50Bに分割される液圧流体タンク50を含む。
ポンプシステムは第1ポンプ52A及び第2ポンプ52Bを含む。第1ポンプ52A及び第2ポンプ52Bは双方とも、モータMによって駆動される。モータMは、本例では車両10の原動機である。
第1ポンプ52Aに関連づけられるのは流量制御弁54Aである。流量制御弁54Aは、操舵配列体20への加圧流体の流量を、液圧流体タンク50に戻る任意の過剰流体によって調節する。
同様に、第2ポンプ52Bに関連づけられる流量制御弁54Bが存在する。流量制御弁54Bも同様に、操舵配列体20への加圧流体の流量を、液圧流体タンク50に戻る過剰流体によって調節する。
操舵システム24は第1操舵ユニット56A及び第2操舵ユニット56Bを含む。第1操舵ユニット56Aは、第1計量ユニット59Aと組み合わされた第1の一方通行弁58Aからなる。同様に、第2操舵ユニット56Bは、第2計量ユニット59Bと組み合わされた第2の一方通行弁58Bからなる。操舵ユニット56A及び56Bはそれぞれオービットロール(登録商標)ユニットを画定する。オービットロールユニットは業界周知であり、これにより、必要に応じて車両を右又は左のいずれかに操舵するべく、計量された量の加圧液圧流体を操舵シリンダに供給することが可能となる。
ステアリングホイール11が操舵ユニット56A及び56Bの双方に接続される。その結果、ステアリングホイールを右に回すことにより、第1及び第2操舵ユニット56A及び56Bが、車両を右に操舵するべく加圧液圧流体を適切な液圧チャンバに向かわせ、及び、ステアリングホイールを左に回すことにより、第1及び第2操舵ユニット56A及び56Bが、車両を左に操舵するべく加圧液圧流体を適切な液圧チャンバに向かわせる。これについては以下でさらに述べる。
操舵配列体の一般的な動作は以下のとおりである。
通常動作
第1ポンプ52Aが、液圧流体タンク50の第1部分50Aから液圧流体を引き込み、加圧流体として第1操舵ユニット56Aに供給するべく配列される。第1操舵ユニットは、ステアリングホイールによって指令される操舵要求に応じて加圧液圧流体を、車両を第1方向に回す必要があれば第3液圧チャンバ33に若しくは車両を第2方向に回す必要があれば第4液圧チャンバ34に供給するべく、又は、必要に応じて現行の操舵設定を維持する目的で任意の流体が第3若しくは第4液圧チャンバを通過しないようにするべく配列される。
同様に第2ポンプ52Bが、液圧流体タンク50の第2部分50Bから液圧流体を引き込み、第2操舵ユニット56Bに加圧流体を送達するべく配列される。上述のように、第2操舵ユニット56Bは第1操舵ユニット56Aに(及びステアリングホイールに)接続される。したがって第1及び第2操舵ユニットは連動し、操舵要求に応じて第2操舵ユニットが、第1液圧チャンバに若しくは第2液圧チャンバに加圧流体を送達し、又は第1若しくは第2液圧チャンバを液圧流体が通過しないようにする。
このようにして、液圧流体タンク50の第1部分50A、第1ポンプ52A、第1操舵ユニット56A及び複動液圧ラム40が第1操舵システム61を与え、並びに液圧流体タンク50の第2部分50B、第2ポンプ52B、第2操舵ユニット56B及び複動液圧ラム36が第2操舵システム62を与える。わかることだが、第1操舵システム61は、第2操舵システム62と一緒になってバックアップシステム又は冗長システムを与える。このようにして、第1操舵システム61の一定のコンポーネントが故障しても、車両は依然として第2操舵システム62を介して操舵可能である。同様に、第2操舵システム62の一定のコンポーネントが故障しても、車両は依然として第1操舵システム61を介して操舵可能である。
ポンプ故障に追従する動作
操舵システムはまた、弁60も含む。弁60の動作は、本出願人の同時係属欧州特許出願第08154567.5号明細書に記載され、その内容は参照としてここに組み入れられる。
しかしながら、要約すれば、弁60は、車両が使用状態にない場合に図2に示される位置へばね66を介して付勢される2位置弁である。車両の原動機Mが始動されると、第1及び第2ポンプが、液圧ライン80A及び80Bに液圧を生じさせる。これはその後、シャトル弁91によってパイロットライン90にも液圧を生じさせる。オリフィス92が、図3に示される位置へと弁66が動くようにパイロットライン90の圧力を維持する。こうした状況下(かつステアリング比切替弁26が図2に示される位置にある場合)では、操舵要求に応じて第1操舵ユニット56Aが加圧液圧流体を複動液圧ラム40に供給し、及び第2操舵ユニット56Bが必要に応じて加圧液圧流体を複動液圧ラム36に供給する。
第1及び第2ポンプ双方が加圧液圧流体を供給することができない事象においては、ライン80A及び80Bの圧力はゼロまで減衰し、ひいてはパイロットライン90の圧力がゼロまで減衰する。これは、液圧流体がオリフィス92を貫通し、かつ、ドレンライン93を介して液圧流体タンクまで戻ることに起因する。こうした状況下で弁60は、ばね66によって図2に示される位置まで動く。したがって、当該弁により、第1操舵ユニット56Aの(液圧ライン81及び82のいずれかに包含される)出力流量が、複動液圧ラム36及び複動液圧ラム40の双方に供給される。この出力は、第1及び第2ポンプによって生じるのではなく、むしろ操作者がステアリングホイールを回し、ひいては流量を生じさせる計量ユニット59Aを回転させることによって生じる。計量ユニット59Aからの出力は2つの液圧ラムに供給されるので、ステアリングホイールは当面、ポンプが作動しかつ弁60が図3に示される位置にある場合と比べて同じ操舵方向変化を得るべく2回まわす必要がある。こうして、ステアリング比、すなわち車両の前方地面係合輪が回る量をステアリングホイールが回る量で割ったものが、弁60が図2に示される位置にある場合に、弁60が図3に示される位置にある場合よりも低くなる。例えば、一実施形態では、弁が図3の位置にある場合、地面係合輪を「ロックツーロック」(すなわち完全右ロックから完全左ロックまで又はその逆)に動かすのに、ステアリングホイールを4回まわす必要がある。しかしながら、弁60が図2に示される位置にある場合、ロックツーロックにするにはステアリングホイールを8回まわす必要がある。これは、弁が図2に示される位置にある場合にロックツーロックにするのに必要な力がそれゆえ少なくなるので有利であり、かつ、この力が操作者によって生じるので操作者はさらに車両を操舵することができる。
要約すれば、車両が使用されている通常動作時、弁60は、図3に示される位置にあって、車両が使用されている場合に弁60が図2に示される位置にあるのは、あるとしても例外としてのみである。
こうして、通常の状況においてステアリングホイールは、上記例において、ロックツーロックにするべく4回まわす必要がある。
高速操舵
要約すれば、ステアリング比切替弁26によって、通常ステアリング比(上記例ではロックツーロックに4回)を高い比(例えばロックツーロックに2回)へと選択的に変えることができる。
さらに詳しくは、ステアリング比切替弁26は、図2に示される位置にある場合、本例ではロックツーロックに4回の回転を与える。
しかしながら、弁26は、図4に示される位置に動かすこともできる。ここで、本例ではロックツーロックに2回の回転しか必要とされない。
さらに詳しくは、切替弁26は、パイロット作動スプール弁である。これは、ばね67によって図2に示される位置まで付勢されるが、パイロットライン92のパイロット圧力の適用によって図4に示される位置まで動くことができる。図2に示されるように、車両が使用状態にある場合、パイロットライン92の圧力は、ドレンライン93に接続されていることに起因してゼロまで減衰する。高ステアリング比が必要とされる事象では、操作者は、(電磁弁である)操舵選択パイロット弁94に接続されたスイッチ等(図示せず)を操作することができる。その結果、パイロットライン90がパイロットライン92に接続される。こうした状況下では、パイロットライン92は(パイロットライン90が上述のように加圧されることから)加圧されるので、ステアリング比切替弁26の図4に示される位置への動きが引き起こされる。こうした状況下では、(液圧ライン81又は82を介した)操舵ユニット56Aからの出力及び(液圧ライン83又は84を介した)操舵ユニット56Bからの出力はすべて、複動液圧ラム36のライン85及び86に向けられる。重要なことだが、第1及び第2操舵ユニット56からの出力はいずれも、複動液圧ラム40に向けられない。その代わりに、複動液圧ラム40に関連づけられたライン87及び88が、図4の位置にある場合に弁26を介して一緒に結合される。操舵ユニット56A及び56Bの双方からの出力が一方のみの複動液圧ラム(ラム36)に向けられるので、ステアリング比が増加する結果となる。重要なことだが、他方の複動液圧ラム(ラム40)は浮動モードに位置決めされる。すなわち、ピストン42が動きを制限されずに、ピストン38の影響下で自由に矢印A又は矢印Bの方向に動くことができる。
スイッチ70の形態のセンサが、弁26が図2の位置にある場合を検出し、かつ、スイッチ71の形態のセンサが、弁26が図4の位置にある場合を検出する。スイッチ72の形態にあるセンサが、弁60が図3の位置にある場合を検出する。これは、安全性チェックを目的とする。
図5を参照すると、操舵配列体20の変形例120が示されている。操舵配列体20のコンポーネントと同じ機能を果たす操舵配列体120のコンポーネントは、同じ標識が付される。操舵配列体120は車両110に配列される。
要約すれば、操舵配列体120を、2つの方法の一方で動作させることができる。第一に、操作者は、ステアリングホイール11を回すことによって操舵配列体120を操舵することができる。この態様での動作は、操舵配列体20に関連して上述したとおりである。第二に、操舵配列体120は、GPS操舵システムのような自動操舵システムによって自動的に操舵することができる。こうした状況下では、GPS操舵弁122は、自動的に制御されて車両を操舵する。
操舵配列体120は、GPS操舵選択スプール弁124を変化させることによって、操作者の操舵(手動操舵)と自動操舵(GPS操舵)との間で選択的に変更することができる。
さらなる詳細
通常操舵
車両110が使用され、かつ、通常操舵動作にある場合、GPS操舵選択スプール弁124は、図5に示される位置にある。GPS操舵安全遮断弁126が、図5に示される位置にある。したがって、ポンプ52Bからの加圧流体が、ライン183に流れてGPS操舵安全遮断弁126を通ってライン170に流れ、ひいてはGPS操舵流量加減弁192へと流れる。
GPS操舵流量加減弁192は比例弁であるから、ライン170を液圧ライン171又は172の一方若しくは他方又は双方に接続する。ライン172を通って流れる液圧流体はライン184に流れ込み、ひいては第2操舵ユニット56Bへと流れる。ライン171を通って流れる液圧流体は、GPS操舵弁122を通って流れることが妨げられるので、GPS操舵ニュートラル回路弁193を通ってライン173に流れ込み、その後ライン184を通って第2操舵ユニット56Bへと流れる。したがって、第2操舵ユニット56Bは、操舵配列体20と同様に第2ポンプ52Bから加圧流体の供給を受ける。ただし、この加圧流体はGPS操舵安全遮断弁126及びGPS操舵流量加減弁192を通過することなく、当該流体の一部がGPS操舵ニュートラル回路弁193を通過する。
操舵配列体120の液圧ライン81及び82がそれぞれ、操舵配列体20と同様に液圧ライン87及び88に接続される(弁60が図3の位置にありかつ弁26が図5の位置にある場合)。ライン84がライン185に接続される(弁60が図3の位置にある場合)。そしてライン185は(図5の位置にある場合のGPS操舵選択スプール弁124を介して)ライン186に接続される。そしてライン186は(ステアリング比切替弁26が図5の位置にある場合に)ライン86に接続される。したがって、操舵配列体120のライン84は、操舵配列体20と同様にライン86に接続される。ただし、GPS操舵選択スプール弁を介してである。同様に、ライン83がライン187に接続される(弁60が図3の位置にある場合)。そしてライン187は(図5の位置にある場合のGPS操舵選択スプール弁124を介して)ライン188に接続される。そしてライン188は(ステアリング比切替弁26が図5の位置にある場合に)ライン85に接続される。したがって、操舵配列体120のライン83は、操舵配列体20と同様にライン85に接続される。ただし、GPS操舵選択スプール弁124を介してである。わかることだが、このように、ポンプ52A及び52B間の、操舵ユニット52A及び52B間の、並びに液圧ラム36及び40間の接続は、通常動作モードにある場合の操舵配列体120に示されるように、通常動作モードにある場合の操舵配列体20における同じコンポーネントの接続と機能的に同等である。したがって、通常モードにある場合の操舵配列体120の操舵は、通常動作モードにある場合の操舵配列体20の操舵を参照して上述したものとなる。
自動操舵
自動操舵が望ましい場合、操作者は、電磁弁128に接続されたスイッチ等(図示せず)を作動させる。その結果、弁128が図7の位置へ動いて、液圧ライン90の圧力がパイロットライン189へ送られる。そして、GPS操舵選択スプール弁124が図8の位置へと動く。ひとたびこの位置になると、液圧ライン85及び86への並びに液圧ライン85及び86からの操舵流量は、GPS操舵弁122を介して与えられる。GPS操舵弁122は比例弁であり、GPS操舵システムを介して制御される。GPS操舵システムは、当該機械がどこへ操舵されるべきかを自動的に決定する。かかるGPS操舵システムは周知であり、例えば畑を耕作し、又は噴霧のような畑での他の農作業を行う場合に有用である。かかるGPS操舵システムは、車両が手動操舵される場合よりも正確である。したがって例えば、畑の一部分が2回耕され又は2回噴霧されることが防止され、及び畑の一部分が耕されない又は噴霧されないことが防止される。さらに、かかる自動操舵システムは、操作者の疲労を低減する。
操舵要求に応じてGPS操舵弁122は、車両を第1方向に操舵するべく液圧ライン174からの加圧流体をライン188に、ライン85に、及び第1液圧チャンバ31に向け、若しくはGPS操舵弁は、車両を第2方向に操舵するべく加圧流体をライン186に、その後ライン86に及び第2液圧チャンバ32に向け、又は、操舵要求が存在しなければGPS操舵弁122は図5に示されるように位置決めされて現行の操舵位置を維持する。わかることだが、加圧流体が第1液圧チャンバに供給される事象では、第2液圧チャンバ32の流体が、液圧ライン86、液圧ライン186、GPS操舵弁122、液圧ライン173及び184を介し、第2操舵ユニット56Bを通り、ライン83を通り、(図3の位置にある場合の)弁60を通り、ライン187を通り、図8の位置にある場合のGPS操舵選択スプール弁124を通り、ライン185を通り、図3の位置にある場合の弁60を通り、第2操舵ユニット56を通り、ドレンライン75を介して液圧流体タンクに戻る。同様に、GPS操舵弁122が加圧流体を第2液圧チャンバ32に供給する場合は、第1液圧チャンバ31を出る液圧流体は、同様の経路を介して液圧流体タンクに戻る。
GPS操舵弁122が動作することでピストン38が矢印A又は矢印Bの方向に動かされると、今度はピストン42が、必要に応じて同様に矢印A又は矢印Bの方向に動く。これにより、ライン87及び88内の液圧流体の流れが引き起こされるので、流体がライン81及び82、ひいては操舵ユニット59Aに流れる結果となって操舵ユニットの回転がもたらされる。そして、ステアリングホイール11の回転がもたらされる。操舵ユニット59A及びステアリングホイール11が回転すると、操舵ユニット59Bも同様に回転する。これにより、上述したライン83及び84の戻り流れが許容される。
要約すれば、自動モードの操舵の場合、ポンプ52Bは加圧液圧流体をGPS操舵弁122に供給する。GPS操舵弁122はその後、加圧液圧流体を、第1及び第2液圧チャンバ31及び32の一方若しくは他方に向け又はそのいずれにも向けず、かつ、第1又は第2液圧チャンバからの戻り流れを液圧流体タンク50に向ける。ピストン38が矢印A又は矢印Bの方向に動くと、今度はピストン42が同様に動く。そして、これにより、計量ユニット59Aを通る流れが引き起こされてステアリングホイールの回転も引き起こされる。計量ユニット59A及びステアリングホイール11の回転により計量ユニット59Bの回転が引き起こされる。この回転は、出力ライン83及び84がともに、図8の位置にあるGPS操舵選択スプール弁124に接続されていることに起因する。
ポンプ52Aからの流量が、操舵要求の結果として回転する第1計量ユニット59Aによって計量される。
ポンプ故障に追従する動作
操舵配列体120は、第1及び第2ポンプ双方が加圧液圧流体を供給することができない事象において、操舵配列体20と同様に動作する。つまり、これらの状況下では、弁60は、図3の位置から図2の位置まで動いて低ステアリング比をもたらす。
高速操舵
操舵配列体120は、高速操舵モードにある場合に、操舵配列体20と同様に動作する。要約すれば、高速操舵モードでは、ステアリング比切替弁26は、図5の位置から図4の位置へ動くことにより高ステアリング比をもたらす。
図9は、操舵配列体120の変形例となる操舵配列体220を示す。操舵配列体120と同様に動作する操舵配列体220のコンポーネントは、同じ標識が付される。操舵配列体220は、第1及び第2シーケンス逃がし弁250A及び250Bを含む。これらの弁は、パイロットライン251を介して逆止弁252に接続される。
要約すれば、逆止弁252と組み合わせられたシーケンス逃がし弁250A及び250Bにより、高速操舵モードの場合に車両を操舵するための供給圧力を、通常モードの場合よりも増加させることができる。この圧力増加は、このモードで動作する場合のピストン面積の有効な低減を補償するのに望ましい。
こうして、通常モードの場合、図9に示される操舵選択パイロット弁94は、図2に示される操舵選択パイロット弁94の位置にあり、ひいてはパイロットライン251がドレンライン253に接続される。そして、ライン251には圧力が存在せず、ひいてはシーケンス逃がし弁250A及び250Bは、一例では100バールで開く。しかしながら、高速操舵モードが選択されて図9の操舵選択パイロット弁94が図9に示される位置へ動く場合、パイロットライン90がライン251を加圧するが、逆止弁252のクラッキング圧力まで、一例では60バールまでにすぎない。このように、ライン252における60バールの圧力がシーケンス逃がし弁250A及び250B内のばねを補助する結果、シーケンス逃がし弁250A及び250Bに対して、増加した逃がし圧力、本例では160バールがもたらされる。
図2に示されるように、第1及び第2液圧チャンバは複動液圧ラム36内に包含され、かつ、第3及び第4液圧チャンバは複動液圧ラム40内に包含される。この例では、ロッド43が複動液圧ラム36及び複動液圧ラム40の双方に作用する。さらなる実施形態では、ロッド43は2つの部分に存在する。一の部分が複動液圧ラム36に作用し、かつ、第2部分が複動液圧ラム40に作用する。2つの部分は、動作可能に一緒に結合される別個の部分である。ロッド43が別個の2つの部品であり得る一例では、各部分を、関連づけられた操舵アームに接続することができる。そして、2つの操舵アームはトラックロッドを介して一緒に接続される。
図10は、第1液圧チャンバ31’、第2液圧チャンバ32’、第3液圧チャンバ33’及び第4液圧チャンバ34’すべてが単数のシリンダ337内に包含される一変形例を示す。壁(又は中央パッキン押さえ)338が、第2液圧チャンバ32’を第3液圧チャンバ33’から隔離する。複数の適切なシールがロッド343に係合する。
図2及び図10に示されるように、第1、第2、第3及び第4液圧チャンバは直列である。図11は、第1及び第2液圧チャンバ31”及び32”が、第3及び第4液圧チャンバ33”及び34”と並列にある配列体を示す。ロッド450及びロッド451が、継手453(模式的に示す)によって一緒に結合される。同様に、ロッド454及びロッド455が、継手456(模式的に示す)によって一緒に結合される。継手453及び456は、操舵される地面係合輪等に対して適切な関節を介して接続される。
本発明が、前輪操舵車両に関連して記載されてきた。しかしながら、本発明は、後輪操舵車両、又は代替的に、中心点操舵(連結式操舵としても知られている)を有する車両にも同等に適用することができる。
上述のように、ロッド43、44及び45は別個のロッドとして記載される。これらのロッドは、適切な手段によって、いずれかが互いに又は関連づけられたピストンに取り付けることができる。取り付け手段は、ねじ留めであり得る。しかしながら、さらなる実施形態では、ロッド43及び44が単数の一体ロッドとなるか、ロッド44及び45が単数の一体ロッドとなるか、又はロッド43、44及び45がすべて単数の一体ロッドとなる。
上述のように、モータMは、例えばディーゼルエンジンのような車両の原動機である。わかることだが、任意のタイプの原動機を使用することができる。原動機は、ギアボックス等を介してポンプを駆動する。しかしながら、さらなる実施形態において、ディーゼルエンジンのような内燃機関以外の、他のタイプの原動機を使用することもできる。
本発明の一側面は、例えばGPS操舵システムのような自動操舵システムを使用する。他のタイプの自動操舵システムも使用することができる。例えば、道路上での使用を目的とした車線案内自動操舵システムも使用することができる。代替的に、当該案内は、例えばレーザ案内のような任意形態の案内システムを介してもよい。
本発明は自動操舵システムに関し、かかる自動操舵システムは、国際連合欧州経済委員会(UNECE)の第79規則の、操舵機器に関する車両の合意に関する統一規定に適合する。

Claims (18)

  1. 第1及び第3圧力チャンバが第1方向への操舵を選択的に操作可能であり、かつ、第2及び第4圧力チャンバが第2方向への操舵を選択的に操作可能である第1液圧チャンバ、第2液圧チャンバ、第3液圧チャンバ及び第4液圧チャンバと、
    加圧流体を操舵システムに供給するポンプシステムと
    を含む操舵配列体であって、
    前記操舵システムは、前記加圧流体を、前記第1、第2、第3及び第4液圧チャンバの一以上に供給するべく操作可能であり、
    前記操舵システムは、前記第1方向へ操舵するべく加圧流体が前記第1及び第3液圧チャンバに同時に供給されるか又は前記第2方向へ操舵するべく加圧流体が前記第2及び第4液圧チャンバに同時に供給される第1モードを有し、
    前記操舵システムは、前記第1方向へ操舵するべく加圧流体が前記第1及び第3液圧チャンバの一方に供給されるか又は前記第2方向へ操舵するべく加圧流体が前記第2及び第4液圧チャンバの一方に供給される第2モードを有し、
    前記第2モードのステアリング比が前記第1モードのステアリング比よりも高い操舵配列体。
  2. 前記操舵システムが前記第2モードにある場合、前記第1方向へ操舵するべく加圧流体が前記第1及び第3液圧チャンバの一方にのみ供給されるか又は前記第2方向へ操舵するべく加圧流体が前記第2及び第4液圧チャンバの一方にのみ供給される、請求項1に記載の操舵配列体。
  3. 第1操舵ユニットと、
    第2操舵ユニットと
    を含み、
    前記操舵システムが前記第1モードにある場合、
    前記第1操舵ユニットは前記第1方向へ操舵するべく、前記第1又は第3チャンバの一方に選択的に加圧流体を、前記第2操舵ユニットが前記第1又は第3チャンバの他方に加圧流体を供給するのと同時に供給するか又は
    前記第1操舵ユニットは前記第2方向へ操舵するべく、前記第2又は第4チャンバの一方に選択的に加圧流体を、前記第2操舵ユニットが前記第2又は第4チャンバの他方に加圧流体を供給するのと同時に供給する、請求項1又は2に記載の操舵システム。
  4. 前記操舵システムが前記第2モードにある場合、
    前記第1操舵ユニットは前記第1方向へ操舵するべく、前記第1及び第3液圧チャンバの一方に選択的に加圧流体を、前記第2操舵ユニットが前記第1及び第3液圧チャンバの前記一方に加圧流体を供給するのと同時に供給するか又は
    第1操舵ユニットは前記第2方向へ操舵するべく、前記第2及び第4液圧チャンバの一方に選択的に加圧流体を、前記第2操舵ユニットが前記第2及び第4液圧チャンバの前記一方に加圧流体を供給するのと同時に供給する、請求項3に記載の操舵配列体。
  5. 前記第1モードを画定する第1位置、及び前記第2モードを画定する第2位置を有する弁を含む、請求項4に記載の操舵配列体。
  6. 前記弁はパイロット作動弁又は電磁弁である、請求項5に記載の操舵配列体。
  7. 前記弁が前記第1位置にある場合を感知する第1センサを含み、及び/又は前記弁が前記第2位置にある場合を感知する第2センサを含む、請求項5又は6に記載の操舵配列体。
  8. 前記ポンプシステムは、加圧流体を前記第1操舵ユニットに供給する第1ポンプ、及び加圧流体を前記第2操舵ユニットに供給する第2ポンプを含む、請求項3から7のいずれか一項に記載の操舵配列体。
  9. 前記操舵システムが前記第1モードにある場合、前記操舵システムが前記第2モードにある場合に前記第1、第2、第3及び第4液圧チャンバの一以上に供給される流体の圧力よりも低い圧力で、前記第1、第2、第3及び第4液圧チャンバの一以上に加圧流体が供給される、請求項1から8のいずれか一項に記載の操舵配列体。
  10. 逃がし弁が、前記操舵システムが前記第1モードで動作している場合に前記加圧流体の第1レベルの圧力を逃がすべく配列され、かつ、前記操舵システムが前記第2モードで動作している場合に前記第1レベルより高い第2レベルの圧力を逃がすべく配列される、請求項9に記載の操舵配列体。
  11. 前記操舵システムは、第1方向に操舵するべく前記第1操舵ユニット及び第2操舵ユニットの一方のみが選択的に流体を前記第1及び第3液圧チャンバに供給するか又は第2方向に操舵するべく前記第1操舵ユニット及び第2操舵ユニットの前記一方のみが選択的に流体を前記第2及び第4液圧チャンバに供給する第3モードを有し、
    前記第3モードのステアリング比が前記第1モードのステアリング比よりも低い、請求項3から10のいずれか一項に記載の操舵配列体。
  12. 前記操舵配列体は、前記第1方向へ操舵するべく前記第1及び第3液圧チャンバの一方に自動操舵システムによって加圧流体が供給されるか又は前記第2方向へ操舵するべく前記第2及び第4液圧チャンバの一方に前記自動操舵システムによって加圧流体供給される第4モードを有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の操舵配列体。
  13. 第1及び第3圧力チャンバが第1方向への操舵を選択的に操作可能であり、かつ、第2及び第4圧力チャンバが第2方向への操舵を選択的に操作可能である第1液圧チャンバ、第2液圧チャンバ、第3液圧チャンバ及び第4液圧チャンバと、
    加圧流体を操舵システムに供給するポンプシステムと
    を含む操舵配列体であって、
    前記操舵システムは、前記加圧流体を、前記第1、第2、第3及び第4液圧チャンバの一以上に供給するべく操作可能であり、
    前記操舵システムは、前記第1方向へ操舵するべく加圧流体が前記第1及び第3液圧チャンバに同時に供給されるか又は前記第2方向へ操舵するべく加圧流体が前記第2及び第4液圧チャンバに同時に供給される第1次モードを有し、
    前記操舵システムは、前記第1方向へ操舵するべく加圧流体が前記第1及び第3液圧チャンバの一方へ自動操舵システムによって供給されるか又は前記第2方向へ操舵するべく加圧流体が前記第2及び第4液圧チャンバの一方へ自動操舵システムによって供給される第2次モードを有する操舵配列体。
  14. 前記操舵システムが前記第2次モードにある場合、前記第1及び第3圧力チャンバの他方が前記第2及び第4圧力チャンバの他方に接続される、請求項13に記載の操舵配列体。
  15. 第1操舵ユニットと、
    第2操舵ユニットと
    を含み、
    前記操舵システムが前記第1次モードにある場合、
    前記第1操舵ユニットは前記第1方向へ操舵するべく、前記第1又は第3チャンバの一方に選択的に加圧流体を、前記第2操舵ユニットが前記第1又は第3チャンバの他方に加圧流体を供給するのと同時に供給するか又は
    前記第1操舵ユニットは前記第2方向へ操舵するべく、前記第2又は第4チャンバの一方に選択的に加圧流体を、前記第2操舵ユニットが前記第2又は第4チャンバの他方に加圧流体を供給するのと同時に供給する、請求項13又は14に記載の操舵システム。
  16. 前記操舵システムが前記第2次モードにある場合、前記第1及び第3圧力チャンバの他方が、前記第1及び第2操舵ユニットの一方を介して前記第2及び第4圧力チャンバの他方に接続される、請求項14に基づく場合の請求項15に記載の操舵配列体。
  17. 前記操舵システムが前記第2次モードにある場合、前記第1及び第2操舵ユニットの他方は浮動モードにある、請求項16に記載の操舵配列体。
  18. 前記流体モードを与えるべく前記第1及び第2操舵ユニットの他方の第1出力が、前記第1及び第2操舵ユニットの他方の第2出力に接続される、請求項17に記載の操舵配列体。
JP2014147577A 2013-07-22 2014-07-18 操舵配列体 Pending JP2015020743A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1313041.4A GB2516447B (en) 2013-07-22 2013-07-22 A Steering Arrangement
GB1313041.4 2013-07-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015020743A true JP2015020743A (ja) 2015-02-02

Family

ID=49119068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014147577A Pending JP2015020743A (ja) 2013-07-22 2014-07-18 操舵配列体

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9744986B2 (ja)
EP (2) EP2829459B8 (ja)
JP (1) JP2015020743A (ja)
CN (1) CN104326017B (ja)
AU (1) AU2014204535B2 (ja)
BR (1) BR102014018012A2 (ja)
GB (3) GB2516447B (ja)
RU (1) RU2658067C2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135257A1 (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 株式会社クボタ 作業車

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016002443A1 (de) * 2016-02-29 2017-08-31 Bomag Gmbh Lenkeinrichtung, Baumaschine mit einer Lenkeinrichtung und Verfahren zum Lenken einer lenkbaren Maschine
US10259493B2 (en) * 2016-12-09 2019-04-16 Caterpillar Inc. Emergency steering pump system for a machine
DE102017100186B4 (de) * 2017-01-06 2021-06-10 Danfoss Power Solutions Aps Hydraulische Lenkanordnung
US10668947B2 (en) * 2017-04-03 2020-06-02 Deere & Company Electro-hydraulic steering control system
CN107697156B (zh) * 2017-08-04 2019-11-08 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 有防爆电液差速转向控制装置的支架搬运车行走液压驱动***
US11377144B2 (en) 2019-06-13 2022-07-05 Cnh Industrial America Llc Quick response steering system
US11767054B2 (en) * 2019-07-22 2023-09-26 Ls Mtron Ltd. Hydraulic steering device of agricultural work vehicle
CN114174150B (zh) * 2019-07-22 2024-05-14 Ls美创有限公司 农业用作业车辆的液压式转向装置
CN110539796B (zh) * 2019-09-12 2021-06-08 中联农业机械股份有限公司 车辆转向控制方法及***
US11246255B2 (en) * 2020-04-28 2022-02-15 Deere & Company Rear steering cylinder dampening
US11654960B2 (en) 2020-04-28 2023-05-23 Deere & Company Rear steering hydraulic system
US11427248B2 (en) 2020-04-28 2022-08-30 Deere & Company Rear steering hydraulic system
CN111959604B (zh) * 2020-07-27 2021-10-29 农业农村部南京农业机械化研究所 一种多模式转向***

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01168364U (ja) * 1988-05-19 1989-11-28
JPH11507894A (ja) * 1996-04-19 1999-07-13 ダイムラー―ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト 車両かじ取り装置
JP2004203087A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Toyota Motor Corp 転舵装置
JP2008094288A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Ltd ステアリング装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2142096B2 (ja) * 1971-07-03 1973-07-13 Zahnradfabrik Friedrichshafen
US5511457A (en) * 1994-11-04 1996-04-30 Caterpillar Inc. Steering control system for an autonomous machine
JP3687252B2 (ja) * 1997-02-28 2005-08-24 日産自動車株式会社 自動車の操舵装置
DE19839951C2 (de) * 1998-09-02 2000-06-21 Daimler Chrysler Ag Lenksystem für nicht spurgebundene Kraftfahrzeuge
DE19839953C2 (de) * 1998-09-02 2000-06-21 Daimler Chrysler Ag Lenksystem für nicht spurgebundene Kraftfahrzeuge
DE19844331C2 (de) * 1998-09-28 2003-09-25 Sauer Danfoss Holding As Nordb Hydraulisches Zweikreis-Lenksystem
DE19859806B4 (de) * 1998-12-23 2005-03-31 Daimlerchrysler Ag Lenksystem für Kraftfahrzeuge
DE29915179U1 (de) * 1999-08-30 2000-01-05 TRW Fahrwerksysteme GmbH & Co KG, 40547 Düsseldorf Lenksystem für ein Fahrzeug
JP4793008B2 (ja) * 2006-02-09 2011-10-12 株式会社デンソー 車両用操舵装置
GB2448914B (en) * 2007-05-03 2012-03-07 Jcb Landpower Ltd Vehicle
US8056672B2 (en) * 2009-12-09 2011-11-15 Deere & Company Steering control system combining electro-hydraulic and manually-actuated pilot pressure control valves for safe operation
CN201592732U (zh) * 2010-02-09 2010-09-29 北京农业信息技术研究中心 手动优先的拖拉机自动转向装置
CN202169962U (zh) * 2011-01-25 2012-03-21 深圳市达航工业有限公司 一种飞机牵引车转向控制装置
WO2013049582A2 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Eaton Corporation Steering control unit and electro-hydraulic steering load sense control
US8925672B2 (en) * 2012-11-20 2015-01-06 Deere & Company Steering control system for hydrostatically driven front vehicle ground wheels and steerable rear caster wheels

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01168364U (ja) * 1988-05-19 1989-11-28
JPH11507894A (ja) * 1996-04-19 1999-07-13 ダイムラー―ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト 車両かじ取り装置
JP2004203087A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Toyota Motor Corp 転舵装置
JP2008094288A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Ltd ステアリング装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135257A1 (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 株式会社クボタ 作業車
KR20190108555A (ko) * 2017-01-20 2019-09-24 가부시끼 가이샤 구보다 작업차
US11186312B2 (en) 2017-01-20 2021-11-30 Kubota Corporation Work vehicle
KR102456874B1 (ko) * 2017-01-20 2022-10-21 가부시끼 가이샤 구보다 작업차

Also Published As

Publication number Publication date
GB201313041D0 (en) 2013-09-04
US9744986B2 (en) 2017-08-29
GB2516447A (en) 2015-01-28
GB2532367B (en) 2017-06-28
EP2829459B1 (en) 2016-05-04
EP2952413B1 (en) 2018-09-19
CN104326017A (zh) 2015-02-04
EP2829459B8 (en) 2021-10-27
GB201510153D0 (en) 2015-07-29
BR102014018012A2 (pt) 2016-04-12
AU2014204535A1 (en) 2015-02-05
EP2952413B8 (en) 2021-10-27
EP2952413A1 (en) 2015-12-09
GB2532367A (en) 2016-05-18
RU2658067C2 (ru) 2018-06-19
GB201600219D0 (en) 2016-02-17
CN104326017B (zh) 2018-10-02
GB2529746A (en) 2016-03-02
AU2014204535B2 (en) 2017-08-24
EP2829459A1 (en) 2015-01-28
GB2516447B (en) 2016-06-15
US20150021116A1 (en) 2015-01-22
RU2014129733A (ru) 2016-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015020743A (ja) 操舵配列体
US8925672B2 (en) Steering control system for hydrostatically driven front vehicle ground wheels and steerable rear caster wheels
US10661831B2 (en) Caster steering control for a vehicle
US11396323B2 (en) Electro-hydraulic steering control system
EP2576322B1 (en) Hydro-mechanical steering unit with integrated emergency steering capability
US11318988B2 (en) Hydraulic steering control system
US11273861B2 (en) Hydraulic steering system
AU2010200595B2 (en) Hybrid steering system
US20120217083A1 (en) Steering control system having speed-based centering
GB2448914A (en) Vehicle with two fluid operated steering actuators
KR101128639B1 (ko) 휠식 건설기계의 핸들 및 조이스틱 조향을 위한유압제어장치
KR100529996B1 (ko) 유체 제어장치 및 유체 계량기의 바이패스 장치
JP3696858B2 (ja) 操舵制御のための油圧システム装置
US9340954B2 (en) Regenerative circuit for articulated joint
AU4510600A (en) Supplement steering system
JP2008143456A (ja) パワーステアリング装置
RU2615804C1 (ru) Система рулевого управления двухзвенной гусеничной машины
EP0926045A2 (en) Steering system in a traveling vehicle
JP7235206B2 (ja) 作業車両
US20240092327A1 (en) Brake system for autonomous operation
JP2002160650A (ja) 無人車両の自動操舵制御装置
JPH0620711Y2 (ja) 安全装置を備えた車両の4輪操舵装置
JPH045170A (ja) 操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190709