JP2015016195A - トレーニングツール - Google Patents

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Abstract

【課題】大腿四頭筋の無駄な使用をなくし、ハムストリングスを利かせた効率の良い下半身の運動を身体に教示することができるトレーニングツールを提供する。【解決手段】人の下半身に装着するトレーニングツール1であって、腰周りに位置する略環状の第1帯状体11と、第1帯状体11に連続し、骨盤の表側を斜めに通過して、一方の脚における大腿の表側及び膝の裏側でそれぞれ交差し、脛の表側を通って足首の方向に延びる第2帯状体12と、第1帯状体11に連続し、骨盤の表側を斜めに通過して第2帯状体12と交差するとともに、他方の脚における大腿の表側及び膝の裏側でそれぞれ交差し、脛の表側を通って足首の方向に延びる第3帯状体13と、を備え、第1、第2及び第3帯状体11、12、13が腰から両脚にわたる収縮力を与える構成としてある。【選択図】図1

Description

本発明は、人の下半身に装着するトレーニングツールに関し、特に、ブレーキ筋である大腿四頭筋の無駄な使用をなくし、アクセル筋であるハムストリングスを有効に働かせることができ、歩行やランニングなどの下半身の運動における効率の良い筋肉の使い方を身体に覚えさせることが可能なトレーニングツールに関する。
一般のスポーツ愛好家やアマチュアスポーツ選手等は、歩行やランニングなどの下半身の運動をする際に、無駄な筋肉を過剰に使ってしまい、本来の自然で効率の良い運動を妨げている傾向が見受けられる。運動科学の専門家である高岡英夫氏と、スポーツライターである松井浩氏との共著「ワールドクラスになるためのサッカートレーニング」(出版社:株式会社メディアファクトリー 以下、単に「同書」という)では、無駄な筋肉を使った不効率な走り方を「もも前走り」と呼び、その問題点を、以下のように指摘する。
図8(a)〜(c)は、「もも前走り」の一連の動作を示す模式図である。図中の実線円は膝の曲がり、墨塗りの鎖線楕円は「もも前の筋肉」である大腿四頭筋、一点鎖線は腰の位置を示す。
まず、図8(a)は、走者が着地したときの動作を示すものであり、このときの動作について、同書は、「膝が曲がり、地面に着いた左脚のもも前で体重を支え、ブレーキをかけている。」との問題点を指摘している。
これに続く、図8(b)の動作について、同書は、「左脚の膝関節を伸ばし、地面を押す力で体を前へ進めようとしている」、「同時に、右脚のもも前の筋肉でもも上げするので、スピードと切れが鈍る。」、同図(a)の「左脚が接地した直後より、腰の位置が高くなっている。」との問題点を指摘している。
最後に、図8(c)の動作について、同書は、「膝が曲がったまま、右脚を地面に着こうとする。そのため、体幹が後に残ってしまい、腰がスムーズに運ばれない。」、同図(b)の直後に「左膝が最も伸びた瞬間から、再び腰の位置が下がる方向に向かう。」、その後、同図(a)のように「腰が再び下がるから、ヒョコヒョコ上下動する走りになってしまう。」との問題点を指摘している。
特開2012−101107号公報 特開2012−101106号公報 特開2003−135498号公報
上述した「もも前走り」の問題点をまとめると、下記A〜Dのとおりになる。
A:膝が曲がった状態で着地すること
B:「もも前の筋肉」である大腿四頭筋を無駄に使用すること
C:体幹が後に残ってしまい、腰がスムーズに運ばれないこと
D:腰の位置が上下動すること
ここで、「もも前の筋肉」である大腿四頭筋とは、太腿(太もも)の表側に位置する筋肉であり、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つが含まれる。この大腿四頭筋は、骨盤、大腿骨及び脛骨を繋ぐ筋肉であり、大腿四頭筋が収縮することで、膝関節を伸展させる力が生じる。また、大腿四頭筋のうちの大腿直筋は、骨盤に繋がっており、腸腰筋とともに、股関節を屈曲させる力を生じさせる。例えば、「腿上げ運動」のように太腿を持ち上げるときには、大腿直筋が股関節を屈曲させる役割を果たしている。
歩行やランニングなどの下半身の運動において、本来、股関節や膝関節を屈曲させるために大腿四頭筋を過度に使う必要はなく、腸腰筋によって脚を前方にスイングさせれば、股関節が自然に屈曲し、これに追従して膝関節も自然に屈曲することになる。上記の問題点A〜Dは、いずれも大腿四頭筋の無駄な使用が原因であり、これが効率の良い運動を妨げている。以下、問題点A〜Dと大腿四頭筋の無駄な使用との関係について詳述する。
<問題点Aについて>
大腿四頭筋は、いわゆる「脚のばね」としての筋力を生み出すものであるが、図8(a)に示すように、左脚の膝関節を屈曲させた状態で着地し、大腿四頭筋を、体重を支えるためのばねとして使用すると、これがスピードを鈍らせるブレーキとなってしまう。
<問題点Bについて>
図8(b)に示すように、左脚の大腿四頭筋を使って、股関節及び膝関節を伸展させ、これと同時に、右脚の大腿四頭筋を使って、股関節を屈曲させて太腿を上げている。両脚の大腿四頭筋を同時に無駄に使用するため、スピードと切れが鈍ってしまう。
<問題点Cについて>
図8(c)に示すように、体幹が後ろに残ってしまうのは、右脚の股関節及び膝関節を屈曲させた状態で着地しようとするからであり、同図(a)の着地の際に、大腿四頭筋で体重を支えようとすることが原因である。
<問題点Dについて、>
図8(a)〜(c)に示すように、走行中の腰の位置が上下するのも、着地及び前進の際に、大腿四頭筋のばねを使って、股関節や膝関節を屈曲及び伸展させることが原因である。
<本発明の解決課題>
後に、図7(a)〜(c)を参照しつつ説明するが、同書「ワールドクラスになるためのサッカートレーニング」では、「もも前の筋肉」である大腿四頭筋を無駄に使用せず、「もも裏の筋肉」であるハムストリングスを利かせた「もも裏走り」が、最も効率の良い走り方であると記載している。
しかし、太腿表側の大腿四頭筋は、脚力をコントロールするために頻繁に使われる筋肉であり、人体の中で一番大きな筋肉でもある。これとは対照的に、太腿裏面側のハムストリングスは、股関節の伸展及び膝関節の屈曲に使用される筋肉であり、身体を前方に移動させる動作が多い日常生活やスポーツでは、あまり使われない筋肉である。このため、ハムストリングスは、一般に硬くなり、収縮している傾向にあると言われている。したがって、一般のスポーツ愛好家やアマチュアスポーツ選手等が、日常生活やスポーツで頻繁に使用する大腿四頭筋を使用せず、あまり使われていないハムストリングスを意識して使用する、といった使い分けは、極めて困難なことである。
また、スポーツジムに通い、専門のインストラクターの指導の下に、専用のトレーニング機器を用いて、ハムストリングスを鍛えることができたとしても、実際の運動におけるハムストリングスの効率良い使い方を身体に教示することまでは難しい。
なお、特許文献1〜3は、伸縮性の帯状体を身体に螺旋状に巻き回した構成の衣類及びバンドが開示されているが、これら特許文献1〜3の衣類及びバンドは、人体の姿勢を矯正するためのものであり、下半身の運動における上記の問題点A〜Dを何ら解決するものではない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、大腿四頭筋の無駄な使用をなくし、ハムストリングスを利かせた効率の良い下半身の運動を身体に教示することができるトレーニングツールの提供を目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明のトレーニングツールは、人の下半身に装着するトレーニングツールであって、腰周りに位置する略環状の第1帯状体と、前記第1帯状体に連続し、骨盤の表側を斜めに通過して、一方の脚における大腿の表側及び膝の裏側でそれぞれ交差し、脛の表側を通って足首の方向に延びる第2帯状体と、前記第1帯状体に連続し、骨盤の表側を斜めに通過して前記第二帯状体と交差するとともに、他方の脚における大腿の表側及び膝の裏側でそれぞれ交差し、脛の表側を通って足首の方向に延びる第3帯状体と、を備え、前記第1、第2及び第3帯状体が腰から両脚にわたる収縮力を与える構成としてある。
(2)好ましくは、上記(1)のトレーニングツールは、伸縮自在なバンド部材からなり、前記第1帯状体を形成する中央の第1環状部と、前記第1環状部の一側に連続し、前記第2帯状体を形成する第2環状部と、前記第1環状部の他側に連続し、前記第3帯状体を形成する第3環状部と、を備えた構成としてもよい。
(3)好ましくは、上記(2)のトレーニングツールにおいて、前記バンド部材が1本からなり、長さを調整するためのバックル部を介して、前記バンド部材の両端を互いに連結させた構成にするとよい。
(4)好ましくは、上記(2)又は(3)のトレーニングツールにおいて、前記バンド部材を挿通保持することが可能な止めゴムを備え、前記第1環状部と前記第2環状部との境界部分、及び前記第1環状部と前記第3環状部との境界部分を、前記止めゴムによってそれぞれ保持した構成にするとよい。
(5)好ましくは、上記(2)〜(4)のいずれかのトレーニングツールにおいて、前記第2及び第3環状部に、それぞれ足裏に掛かる足掛け用ストラップ部を設けた構成にするとよい。
(6)好ましくは、上記(2)〜(5)のいずれかのトレーニングツールにおいて、前記足掛け用ストラップが平面の帯状体からなり、前記帯状体の両端部の表面どうし又は裏面どうしを対面させて接合し、前記足掛け用ストラップが脛に面接触するようにした構成にするとよい。
(7)好ましくは、上記(2)〜(4)のいずれかのトレーニングツールにおいて、前記第2及び第3環状部を、脛の表側でそれぞれ交差させて小環を形成し、各小環をそれぞれ足裏に掛ける構成としてもよい。
(8)また、上記(1)のトレーニングツールは、上記(2)〜(7)のバンド形態に限らず、腰から脚にフィットする伸縮性の素材からなるアウターウェア又はアンダーウェアに、前記第1、第2及び第3帯状体を縫着し又は繊維中に編み込んだ構成としてもよい。
上記構成からなる本発明のトレーニングツールでは、第1の帯状体を起点とし、第2及び第3の帯状体が、骨盤の表側、太腿の表側、膝の裏側でそれぞれ交差して、股関節及び膝関節を屈曲させる収縮力を働かせる。これにより、無駄な力を使わずに股関節を屈曲させることができるようになり、大腿四頭筋を無駄に使用せずに脚を屈曲させるトレーニングを行うことが可能となる。また、股関節を屈曲させる収縮力が、股関節を伸展させる筋肉であるハムストリングスに負荷を与え、ハムストリングスを刺激するので、歩行やランニングなどの下半身の運動をする際はもちろん、単に、脚を伸ばして直立しているだけでも、ハムストリングスを意識しながら鍛えることが可能となる。さらに、股関節を屈曲させる収縮力が、骨盤を前方へ付勢して中間位(床に対して垂直なニュートラルポジション)に位置させるので、体幹が脚に乗り、運動中の腰の運びがスムーズになる。
このように、本発明のトレーニングツールによれば、大腿四頭筋の無駄な使用をなくし、ハムストリングスを利かせた効率の良い下半身の運動を身体に教示することができる。
本発明の第1実施形態に係るバンド形態のトレーニングツールを示す全体図である。 同図(a)は、上記トレーニングツールの第1環状部の拡大図、同図(b)は、上記トレーニングツールの第2又は第3環状部に設けられた足掛け用ストラップの拡大図である。 同図(a)及び(b)は、上記トレーニングツールの装着手順を示す説明図である。 同図(a)及び(b)は、図3に続く上記トレーニングツールの装着手順を示す説明図である。 人の下半身に装着した上記トレーニングツールの巻着状態を示すものであり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は背面図である。 本発明の第2実施形態に係るウェア形態のトレーニングツールを示すものであり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は背面図である。 同図(a)〜(c)は、本発明のトレーニングツールを使用した効率良い走り方の一連の動作を示す模式図である。 同図(a)〜(c)は、無駄な筋肉を使った不効率な走り方を「もも前走り」の一連の動作を示す模式図である。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態として、バンド形態のトレーニングツールについて、図1〜図5を参照しつつ説明する。
<<全体構成>>
図1において、本実施形態のトレーニングツール1は、一本のバンド部材10の両端部をバックル20で連結して一つの大きな環状とするとともに、この大きな環状としたバンド部材10の左右2箇所を交差させて全体を大小三つの環状とし、左右2箇所の交差部を一対の止めゴム30、30で固定した構成としてある。
バンド部材10の大小三つの環状は、図中の中央に位置する小さな第1環状部(第1の帯状体)11と、図中の右側に位置する大きな第2環状部(第2の帯状体)12と、図中の左側に位置する大きな第3環状部(第3の帯状体)13とからなっている。小さな第1環状部11は、使用者の腰(ウエスト)周りに装着される。大きな第2及び第3環状部12、13は、腰よりも下の骨盤及び脚に交差しつつ巻着される。これら第2及び第3環状部12、13には、それぞれ足裏に掛かけるための足掛け用ストラップ部50、50が鎖状に連結してある。
<<バンド部材>>
図1において、バンド部材10は、伸縮性を有する1本の帯状体であり、例えば、長さ方向の縦糸(経糸)及び糸ゴムに、横糸を織り込んだ構成の平織りゴムを使用する。バンド部材10の横幅は、特に限定されるものではないが、横幅を広くするほど身体に密着したときの圧力を分散させることができ、本トレーニングツール1の装着感を向上させることが可能となる。
本実施形態においては、バンド部材10として全長550mm、横幅100mmの平織りゴムを用いている。バンド部材10の全長が550mmであれば、一般的に想定される範囲内の人の種々の身長に対応することができる。例えば、使用者が身長の低い子供や女性などの場合は、バンド部材10の余長を切断すればよい。また、バンド部材10の横幅を100mm程度に広くすることで、糸ゴムの伸縮力を高く設定しつつ、良好な装着感が得られる。さらに、本実施形態のバンド部材10の張力は、特に限定されるものではなく、使用者の筋力や運動能力に応じて張力の低いものから高いものまで適用することが可能である。例えば、本実施形態のバンド部材10の張力をばね秤で測定したところ、バンド部材10を15%伸長させたときに約2kgの張力であった。子供やお年寄り、一般のスポーツ愛好家、アマチュアスポーツ選手、さらにトップアスリートまでを使用者として想定した場合に、100%(元の2倍の長さ)伸長時のバンド部材10の張力は、0.5kg〜10kg程度の範囲内とすることが可能である。
<<バックル>>
図2(a)は、トレーニングツール1の第1環状部11の拡大図である。同図(a)に示すように、1本のバンド部材10の両端部は、第1環状部11の背面側に取り回され、これら両端部のそれぞれに、合成樹脂製の雄バックル21及び雌バックル22が取り付けてある。
本トレーニングツール1を装着する際に、まず、使用者は、第1環状部11を腰周りに宛がい、雄バックル21及び雌バックル22を係合させ、後ろ手でバンド部材10の両端部を引っ張るだけでよい。これにより、第1環状部11の装着完了と同時に、第1環状部11の長さを、使用者の腰周りのサイズに容易に適合させることができる。このような第1環状部11は、使用者の腰周りにフィットし、第2及び第3環状部12、13の上端部における固定点となる。
<<止めゴム>>
図2(a)に示すように、本実施形態の止めゴム30、30は、円形のゴム板に複数のスリットを放射状に設けた構成となっている。各止めゴム30のスリットには、1本のバンド部材10の中央部及び両端部が交差して挿通される。各止めゴム30は、ゴムの収縮性と摩擦力とによって、スリットに挿通されたバンド部材10を固定している。
なお、本実施形態では、円形のゴム板に複数本のスリットを放射状に設けた特殊な止めゴム30、30を使用したが、これに限定されるものではない。例えば、Oリングのような環状の止めゴムで、バンド部材10の交差部を保持する構成としてもよい。
<<リフレクターライン>>
図2(a)に示すように、第1環状部11の正面側には、軟質の衣類用反射材からなる帯状のリフレクターライン40が縫着してある。リフレクターライン40として用いる衣類反射材としては、例えば、反射膜の表面に球状のレンズを装着した露出レンズ型、球状レンズの上部に保護膜を被せた封入レンズ型、球状レンズと保護膜との間に空気層を設けたカプセルレンズ型、プリズム素子を用いたプリズムレンズ型、フルキューブ素子を用いたカプセルプリズム型など、種々タイプの軟質の衣類用反射材を適用することができる。このようなリフレクターライン40を、第1環状部11の正面側に設けることにより、夜間のジョギング、ウォーキング、その他、本トレーニングツール1を用いた路上でのトレーニングを安全に行うことが可能となる。
また、リフレクターライン40は、夜間トレーニングの安全を確保するためだけのものではない。図2(a)に示すように、本実施形態のリフレクターライン40は、第1環状部11から第2及び第3環状部12、13に達する長さとしてあるので、第2及び第3環状部12、13を形成するバンド部材10の前後、裏表を、リフレクターライン40の有無で判別することができるようになっている。これにより、後述する図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)に示す本トレーニングツール1の装着手順において、リフレクターライン40の有無に基づいて、バンド部材10の前後、裏表を把握しながら第2及び第3環状部12、13を正確に下半身に巻着することが可能となる。
<<足掛けストラップ>>
図2(b)に示すように、各足掛けストラップ50、50は、第2及び第3環状部12、13に鎖状に連結してあり、第2及び第3環状部12、13に対して自由に動くことができる。このような足掛けストラップ50、50は、第2及び第3環状部12、13を使用者の両脚にそれぞれ巻着した後、足裏に掛けることで、第2及び第3環状部12、13の下端部における固定点となる。
本実施形態では、足掛けストラップ50を構成する帯状体の両端部の裏面(又は表面)どうしを対面させて縫着している。これにより、足掛けストラップ50の折返し部分50aの帯状体が平らに重なり合い、足掛けストラップ50を使用者の足裏に掛けたときに、折返し部分50aが使用者の脛に面接触するようになる。
すなわち、足掛けストラップ50を構成する帯状体の両端部の表面と裏面とを面接させて接合し、足掛けストラップ50を単純な環とした場合は、このような足掛けストラップ50を使用者の足裏に掛けたときに、図2(a)に示すような折返し部分50aが形成されず、帯状体の厚みの部分が使用者の脛に接触してしまうことになる。本実施形態によれば、折返し部分50aが使用者の脛に面接触するので、足掛けストラップ50の装着感が良好なものとなる。
なお、本実施形態では、第2及び第3環状部12、13とは別に、足掛けストラップ50を設けた構成としたが、足掛けストラップ50を設けずに、第2及び第3環状部12、13の下端部を直接、使用者の足裏に掛ける構成としてもよい。
<<トレーニングツールの装着手順>>
次に、上述した本トレーニングツール1の装着手順について、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)及び図5(a)〜(c)を参照しつつ説明する。
・第1環状部の装着
図3(a)において、既に述べたとおり、本トレーニングツール1を装着する際に、まず、使用者は、第1環状部11を腰周りに宛がい、雄バックル21及び雌バックル22を係合させ、後ろ手でバンド部材10の両端部を引っ張る。これにより、第1環状部11の長さが使用者の腰周りのサイズに適合し、第1環状部11の装着が完了する。
・第2及び第3環状部の長さ調整
次いで、第2及び第3環状部12、13を、使用者の脚の長さに適合した長さに調整する。第2及び第3環状部12、13の最適な長さの目安として、例えば、図3(a)に示すように、第1環状部11を装着した状態において、足掛けストラップ50、50が床面の上で真横になるような長さにするとよい。このような方法によれば、第2及び第3環状部12、13を、使用者の脚の長さとほぼ同じ長さに簡単に調整することができ、第2及び第3環状部12、13を使用者の脚に巻着したときに、脚を屈曲させるための適度な収縮力を得ることができる。
なお、上述した第2及び第3環状部12、13の長さ調整は、本トレーニングツール1を最初に使用する場合にのみ行えばよく、第2及び第3環状部12、13の長さを一度調整した後は、長さ調整のステップを省略し、単に、第1環状部11を腰に装着して、第2及び第3環状部12、13を両脚にそれぞれ巻着するだけでよい。
・第2及び第3環状部の巻着
次いで、第2及び第3環状部12、13を使用者の両脚にそれぞれ巻着する。例えば、図3(b)に示すように、まず、第2及び第3環状部12、13を骨盤の表側及び裏側で襷掛けにする(骨盤の裏側については、図5(c)を参照)。すなわち、第2環状部12を、図中の右側から上半身を潜らせて左側へ回動させる。これと同様に、第3環状部13を、図中の左側から上半身を潜らせて右側へ回動させる。これにより、第2及び第3環状部12、13を骨盤の前で襷掛けにすることができる。
ここで、第2及び第3環状部12、13を襷掛けにする際には、図2(a)に示すリフレクターライン40を目印にして、第2及び第3環状部12、13を形成するバンド部材10の前後、裏表を把握しながら取り回すとよい。
次いで、図4(a)に示すように、第2環状部12を、図中の左脚の太腿の表側で交差させた後に、膝の裏側で交差させる(膝の裏側については、図5(b)を参照)。その後、第2環状部12の下端部を脛の表側に位置させて、足掛けストラップ50を足裏に掛ける。これにより、第2環状部12の左脚への巻着が完了する。
次いで、上記と同様の手順で、第3環状部13を右脚に巻着させる。すなわち、図4(b)に示すように、第3環状部13を、骨盤の表側を斜めに通過させて第2環状部12と交差させる。そして、図中の右脚の太腿の表側で交差させた後に、膝の裏側で交差させる(膝の裏側については、図5(b)を参照)。その後、第3環状部13の下端部を脛の表側に位置させて、足掛けストラップ50を足裏に掛ける。これにより、第3環状部13の左脚への巻着が完了し、本トレーニングツール1の下半身への装着が完了する。
<<トレーニングツールの収縮力>>
次に、本トレーニングツール1が使用者の下半身に及ぼす収縮力について、図5(a)〜(c)を参照しつつ説明する。
上述した装着手順に従って、使用者の下半身に装着した本トレーニングツール1は、骨盤の表側、太腿の表側及び膝の裏側にそれぞれ交差部を形成する。これら交差部をそれぞれ骨盤交差部、太腿交差部及び膝裏交差部と呼び、図5(a)〜(c)の符号CR1、CR2及びCR3で示す。
図5(a)〜(c)において、本トレーニングツール1の骨盤交差部CR1、太腿交差部CR2及び膝裏交差部CR3は、それぞれ図中の実線矢印に示す方向(下半身の関節を屈曲させる方向)の収縮力を生じさせ、その反作用として、図中の鎖線矢印に示す方向(下半身の関節を伸展させる方向)の動きに対する負荷を生じさせる。以下、骨盤交差部CR1、太腿交差部CR2及び膝裏交差部CR3の順に、その収縮力が使用者の下半身に及ぼす作用効果について説明する。
<<<骨盤交差部>>>
図5(a)に示す骨盤交差部CR1は、腰周りに装着した第1環状部11の左右両側から骨盤の前方へ延びており、その収縮力が、使用者の骨盤を前方(厳密には前傾方向)へ付勢して中間位(床に対して垂直なニュートラルポジション)に位置させる。このような骨盤交差部CR1の収縮力により、使用者の体幹が脚に乗り、運動中の腰の運びがスムーズになるという効果を奏する。また、使用者の骨盤を前方へ付勢することで、体幹の深層筋(インナーマッスル)である複横筋、多列筋、横隔膜、骨盤底筋群の働きが促進される効果も奏する。
<<<太腿交差部>>>
図5(a)、(b)に示す太腿交差部CR2は、骨盤交差部CR1と相俟って、使用者の股関節を屈曲させる収縮力を働かせる。このような太腿交差部CR2の収縮力により、無駄な力を使わずに股関節を屈曲させることができるようになり、大腿四頭筋を無駄に使用せずに脚を屈曲させるトレーニングを行うことが可能となる。また、股関節を屈曲させる収縮力が、股関節を伸展させる筋肉であるハムストリングスに負荷を与え、ハムストリングスを刺激するので、歩行やランニングなどの下半身の運動をする際はもちろん、単に、脚を伸ばして直立しているだけでも、ハムストリングスを意識しながら鍛えることが可能となる。また、ハムストリングスと共同して体幹の筋肉が働く効果も奏する。
<<<膝裏交差部>>>
図5(b)、(c)に示す膝裏交差部CR3は、太腿交差部CR2と相俟って、使用者の膝関節を屈曲させる収縮力を働かせる。このような膝裏交差部CR3の収縮力により、無駄な力を使わずに膝関節を屈曲させることができるようになり、大腿四頭筋を無駄に使用せずに脚を屈曲させるトレーニングを行うことが可能となる。
<<<足掛けストラップ>>>
図5(b)に示すように、足掛けストラップ50には、常に、膝裏交差部CR3の収縮力が作用しており、この足掛けストラップ50が掛けられた足裏の土踏まず付近に位置する立方骨及び舟状骨を引き上げる。この結果、足裏アーチを引き上げる後脛骨筋、長腓骨筋の働きが促進される効果を奏する。
<第2実施形態>
以上、本発明の第1実施形態として、バンド形態のトレーニングツール1について説明したが、本発明はバンド形態に限定されるものではない。例えば、図6に示すように、本発明のトレーニングツール2は、ウェア形態であってもよい。
図6において、ウェア形態のトレーニングツール2は、タイツ、ストッキング、スパッツ、レギンス、トレンカなどの脚にフィットする伸縮性の素材からなるアウターウェア又はアンダーウェア60に、下半身の関節を屈曲させる方向の収縮力を生じさせる第1、第2及び第3帯状体11、12及び13を生地に縫着し、又は生地を構成する繊維に編み込んだ構成としてある。
このようなウェア形態のトレーニングツール2によっても、第1実施形態と同様の骨盤交差部CR1、太腿交差部CR2及び膝裏交差部CR3が形成され、第1実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
<トレーニングツールの運動への適用>
次に、本トレーニングツールを下半身の運動に適用した場合の作用効果について、図7(a)〜(c)を参照しつつ説明する。
図7(a)〜(c)は、本トレーニングツールを使用した効率良い走り方の一連の動作を示す模式図であり、同書「ワールドクラスになるためのサッカートレーニング」の「もも裏走り」の模式図をベースにしている。図中の実線矢印は、本トレーニングツールの収縮力を示すものであり、鎖線矢印は、前記収縮力に逆らった使用者の脚の動作を示す。また、図中の実線円は、使用者の膝を示すものであり、墨塗りの鎖線楕円は、使用者の太腿裏側に位置するハムストリングスを示す。
<<全般的作用>>
図7(a)〜(c)の実線矢印に示すように、走行中の使用者の下半身には、常に、本トレーニングツールによる関節を屈曲させる方向の収縮力が及ぶ。このため、股関節及び膝関節を曲げるときには、本トレーニングツールの収縮力に任せればよいので、無駄な力を使わずに股関節を屈曲させることができ、大腿四頭筋を無駄に使用せずに脚を屈曲させるトレーニングを行うことが可能となる。その一方で、本トレーニングツールの収縮力は、常に、股関節を伸展させるハムストリングスに負荷を掛け、ハムストリングスを刺激するので、使用者は、ハムストリングスを意識しながら走ることが可能となる。これに加えて、本トレーニングツールの収縮力が、常に、使用者の骨盤を前方へ付勢して中間位(床に対して垂直なニュートラルポジション)に位置させるので、使用者の体幹が脚に乗り、運動中の腰の運びがスムーズになる。
<<第1の走行ステップ>>
まず、図7(a)に示すように、使用者は、本トレーニングツールの収縮力に逆らってハムストリングスを利かせ、左足の膝を伸ばして着地する。これにより、使用者の体幹が脚に乗り、腰の運びがスムーズになる。このとき、本トレーニングツールの収縮力が、使用者の骨盤を前方へ付勢して、使用者の体幹が脚に乗るのをサポートする。一方、使用者は、右脚に無駄な力を入れず、腸腰筋と本トレーニングツールの収縮力とを使って、右脚を前方へ強くスイングさせる。
<<第2の走行ステップ>>
次いで、図7(b)に示すように、使用者は、図7(a)の走行ステップにおいて、ハムストリングスを利かせて伸ばした左脚で地面からの反発力を受け、この反発力を前方への推進力として利用する。一方、使用者は、右脚に無駄な力を入れず、腸腰筋と本トレーニングツールの収縮力とを使って、右脚を更に前方へ運ぶ。このように、本トレーニングツールを用いることで、ハムストリングスを積極的に使用し、大腿四頭筋の無駄な使用をなくすことができるので、走りのスピードと切れが保たれる。
<<第3の走行ステップ>>
最後に、図7(c)に示すように、使用者の左脚は後方へ、右脚は前方へ、それぞれ強くスイングされ、両脚の足裏が共に地面から離れた状態になる。図7(a)、(b)の両ステップにおいて、使用者は、膝を曲げて着地したり、膝を伸ばして地面を押したりしていないので、図7(a)〜(c)を通じて、腰の位置が安定し高重心が保たれる。
<<効率の良い下半身の運動の教示>>
以上のように、本トレーニングツールを用いれば、大腿四頭筋の無駄な使用をなくし、ハムストリングスを利かせた効率の良い下半身の運動を身体に教示することができる。すなわち、本トレーニングツールを装着して、毎日の歩行やランニングを行い、又は単に日常生活を営むことで、ハムストリングスを鍛えることができるとともに、大腿四頭筋の無駄な使用を意識して抑えることができ、効率の良い下半身の運動を身体に覚えさせることが可能となる。そして、効率の良い下半身の運動を身体に覚えさせれば、本トレーニングツールの非装着時において、下半身を動作させるときの無駄な力が抜けて、効率良く力を発揮させることができ、脚全体が軽くなった感覚を体幹することができる。
<その他の変更について>
本発明のトレーニングツールは、上述した第1及び第2実施形態に限定されるものではない。例えば、図1〜図5に示したバンド部材10、バックル20、止めゴム30、リフレクターライン40、足掛けストラップ50は、本発明のトレーニングツールの一例であり、本発明の作用効果を奏する範囲内で変更、省略が可能である。また、図6に示したウェア形態のトレーニングツールも一例であり、第1〜第3帯状体11〜13の幅やパターンは、本発明の作用効果を奏する範囲内で変更、省略が可能である。
1、2 トレーニングツール
10 バンド部材
11 第1環状部(第1帯状体)
20 バックル
21 雄バックル
22 雌バックル
30 止めゴム
40 リフレクターライン
12 第2環状部(第2帯状体)
13 第3環状部(第3帯状体)
50 足掛けストラップ
51 縫着部
CR1 骨盤交差部
CR2 太腿交差部
CR3 膝裏交差部

Claims (8)

  1. 人の下半身に装着するトレーニングツールであって、
    腰周りに位置する略環状の第1帯状体と、
    前記第1帯状体に連続し、骨盤の表側を斜めに通過して、一方の脚における大腿の表側及び膝の裏側でそれぞれ交差し、脛の表側を通って足首の方向に延びる第2帯状体と、
    前記第1帯状体に連続し、骨盤の表側を斜めに通過して前記第2帯状体と交差するとともに、他方の脚における大腿の表側及び膝の裏側でそれぞれ交差し、脛の表側を通って足首の方向に延びる第3帯状体と、を備え、
    前記第1、第2及び第3帯状体が腰から両脚にわたる収縮力を与える、
    ことを特徴とするトレーニングツール。
  2. 伸縮自在なバンド部材からなり、
    前記第1帯状体を形成する中央の第1環状部と、
    前記第1環状部の一側に連続し、前記第2帯状体を形成する第2環状部と、
    前記第1環状部の他側に連続し、前記第3帯状体を形成する第3環状部と、を備えた請求項1に記載のトレーニングツール。
  3. 前記バンド部材が1本からなり、長さを調整するためのバックル部を介して、前記バンド部材の両端を互いに連結させた請求項2に記載のトレーニングツール。
  4. 前記バンド部材を挿通保持することが可能な止めゴムを備え、前記第1環状部と前記第2環状部との境界部分、及び前記第1環状部と前記第3環状部との境界部分を、前記止めゴムによってそれぞれ保持した請求項2又は3に記載のトレーニングツール。
  5. 前記第2及び第3環状部に、それぞれ足裏に掛かる足掛け用ストラップ部を設けた請求項2〜4のいずれか1項に記載のトレーニングツール。
  6. 前記足掛け用ストラップが平面の帯状体からなり、前記帯状体の両端部の表面どうし又は裏面どうしを対面させて接合し、前記足掛け用ストラップが脛に面接触するようにした請求項5に記載のトレーニングツール。
  7. 前記第2及び第3環状部を、脛の表側でそれぞれ交差させて小環を形成し、各小環をそれぞれ足裏に掛ける請求項2〜4のいずれか1項に記載のトレーニングツール。
  8. 腰から脚にフィットする伸縮性の素材からなるアウターウェア又はアンダーウェアに、前記第1、第2及び第3帯状体を縫着し又は繊維中に編み込んだ請求項1に記載のトレーニングツール。
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