JP2015014874A - 端末装置、端末装置制御方法及びプログラム - Google Patents

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【課題】簡素かつ直観的なタッチ操作で、表示画像のスクロール量を調整できる端末装置を提供する。【解決手段】タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される上記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて表示画像のスクロール処理を行う画像更新部101を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備えた端末装置、端末装置制御方法及びプログラムに関する。
近年、タッチパネルが搭載された携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)のような携帯端末装置が普及してきている。タッチパネルはユーザの操作を入力する機能部であり、携帯端末装置の小型化を目的として、ディスプレイの前面に備えられている。ユーザはこのタッチパネルに触れることで、ディスプレイに表示された種々のコンテンツ(例えば電子書籍など)の閲覧操作を行うことができる。
このような携帯端末装置では、コンテンツ(例えば電子文書の1ページ分)のうち、ディスプレイの枠に収まらず表示されていない部分が、あたかもディスプレイの枠外まで仮想的に連続して存在しているかのように振る舞う機能を有しているものがある。このような機能においては、ユーザがタッチパネル上を予め定められた移動速度及び移動量で一方向にスライドさせるような操作を行うことで、ディスプレイの枠外において仮想的に存在していた部分がスクロールしてその枠内に入り、ディスプレイに表示されることとなる。
ところで、上記スクロールを指示する操作の機能の一つとして、タッチパネル上でユーザが指先を払った方向にコンテンツをスクロールさせるフリックと呼ばれる機能が知られている。この機能によると、指先を払ってタッチパネル上から指が離れた後も、表示させたコンテンツのスクロールを継続させるとともに、少しずつスクロールの速度を減少させながら停止させる。このようにすることで、ユーザに、あたかも表示画像が物体として慣性が働いているかのように感じさせることができるので、ユーザは直感的かつ快適な操作を行うことができる。
上述の携帯端末装置によれば、ユーザは、ディスプレイの枠に収まらない部分をフリック操作によって所望にスクロールさせながら閲覧することができるが、一度のフリック操作によるスクロール量は有限である。したがって、閲覧中のコンテンツのサイズがディスプレイ枠のサイズに対して非常に大きいものである場合、所望の領域をディスプレイ上に表示させるのに何度もフリック操作をしなければならず、ユーザにとって操作が煩わしくなる。特に、上述の携帯端末装置が、表示中のコンテンツの一部を拡大して表示した際に、そのコンテンツ全体に対し、ディスプレイ上の表示範囲が相対的に小さくなるため、所望の領域をディスプレイ上に表示させるのに必要なフリック操作回数が必然的に増加する。
そこで、この操作回数の増加を解消するための技術として、例えばタッチパネル上で押下されている指の数を判別し、指の数に応じてフリック操作のスクロール量を変更する技術が開示されている(特許文献1参照)。また、画像全体に対するディスプレイ画面上での表示範囲が小さくなった場合、フリック操作での画像のスクロール量を大きくする技術が開示されている(特許文献2参照)。
また、このような画像のスクロール操作に関連する技術として、予め定められた所定のタッチ操作を入力した後、スライド停止操作(指をタッチパネル上でスライドさせて停止させるまでの一連の操作)後の停止時間に応じてスクロールさせる距離を可変とする技術が開示されている(特許文献3参照)。
特開2011−248416号公報 特開2011−034512号公報 特開2012−141158号公報
しかしながら、特許文献1で開示されたスクロール量の変更方法においては、一方の手で携帯端末装置を保持して他方の手で操作する場合、スクロール量を大きくするために複数本の指でフリック操作することは容易であるが、片方の手のみで携帯端末装置を保持しながら操作する場合は、その片方の手における複数本の指でのフリック操作は困難になる。また、特許文献2で開示されたスクロール量を大きくする方法においては、スクロール量が画像全体に対するディスプレイ画面上での表示範囲(拡大率)によって一意に定められるので、ユーザの意図するスクロール量でない場合があり、結果、所望の領域をディスプレイ画面上に表示させるのに必要な操作回数が増えてしまう。
また、特許文献3においては、スライド停止操作後の停止時間に応じてスクロールさせる「シャトル操作」であることを特定するために、予め定められた所定のタッチ操作の入力を複数要することとなり、ユーザの操作が煩雑なものとなってしまう。
そこでこの発明は、上述の問題を解決することのできる端末装置、端末装置制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される前記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、前記ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて前記表示画像のスクロール処理を行う画像更新部を備えることを特徴とする端末装置である。
また本発明は、タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される前記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、前記ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて前記表示画像のスクロール処理を行うことを特徴とする端末装置制御方法である。
また本発明は、端末装置のコンピュータを、タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される前記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、前記ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて前記表示画像のスクロール処理を行う画像更新手段として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、簡素かつ直観的なタッチ操作で、表示画像のスクロール量を調整できる。
第1の実施形態に係る端末装置の最小構成を示す図である。 第1の実施形態に係る端末装置の具体的な機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係るCPUの処理フローを示す第1の図である。 第1の実施形態に係るCPUの処理フローを示す第2の図である。 第1の実施形態に係る画像更新部の処理を説明する第1の図である。 第1の実施形態に係る画像更新部の処理を説明する第2の図である。 第2の実施形態に係るCPUの処理フローを示す図である。 第2の実施形態に係る画像更新部の処理を説明する図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る端末装置を、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る端末装置の最小構成を示す図である。この図において、符号1は端末装置である。
図1に示すように、端末装置1は、「ホールド操作」に続いて入力されるタッチパネルに対するタッチ操作が表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、当該「ホールド操作」に基づいて計時されたホールド時間Thに応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて表示画像のスクロール処理を行う画像更新部101を備えている。
本実施形態に係る端末装置1は、スマートフォンやタブレット端末等に代表される多機能型の携帯端末装置である。
ここで本実施形態における端末装置1が受け付けるタッチ操作(タッチイベント)には、以下のようなパターンがある。
1.タップ操作・・・タッチパネル140の所定箇所に指を接触させた状態から動かさずに(スライドさせずに)離す(リリースする)操作。
2.ホールド操作・・・タッチパネル140の所定箇所に指を接触させて静止させた状態を維持する操作。
3.フリック操作・・・タッチパネル140上で指を払う(接触させた指をスライドさせながらタッチパネル140上から離す)操作。
4.ドラッグ操作・・・タッチパネル140上で指を滑らせる(接触させた指をそのままスライドする)操作。
本実施形態に係る端末装置1は、表示画像のスクロールを指示する操作に基づいて、上述の「フリック操作」及び「ドラッグ操作」を検出する。表示画像のスクロールを指示する操作として受け付ける。
なお、本実施形態に係る端末装置1は、「タッチ操作」の具体的な操作パターンとして上記「タップ操作」、「ホールド操作」、「フリック操作」、「ドラッグ操作」の4種類を識別するものとして説明するが、他の実施形態に係る端末装置1は、「タッチ操作」がこの4種類に限定されない。
例えば、当該他の実施形態に係る端末装置1は、「タッチ操作」として、ディスプレイ(後述する画像表示部13)に表示された表示画像に対する「拡大・縮小操作」、「画像回転操作」等を受け付けてもよい。また、当該他の実施形態に係る端末装置1は、表示画像のスクロールを指示する操作として、上述の「フリック操作」及び「ドラッグ操作」以外の操作を受け付けてもよい。
本実施形態に係る計時部100(後述)は、入力されるタッチ操作が「ホールド操作」であった場合に、そのホールド操作において指を静止させた状態が維持される時間であるホールド時間Thを計時する。
また、本実施形態に係る画像更新部101は、「ホールド操作」に続いて入力されるタッチ操作が表示画像のスクロールを指示する操作(ここでは「フリック操作」)であった場合に、スクロール量Nをホールド時間Thに応じた値に設定するとともに、表示画像を当該スクロール量Nだけスクロールさせる処理を行う。
以下、本実施形態に係る端末装置1についての具体的な構成例を参照しながら、上記機能構成について詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係る端末装置の具体的な機能構成を示す図である。
図2に示すように、端末装置1は、CPU(Central Proccess Unit:中央演算装置)10と、RAM(Random Access Memory)11、HDD(Hard Disk Drive)12、画像表示部13及び操作入力部14を備えている。
CPU10は、端末装置1全体の動作を司る演算部であって、所定のプログラムを当該CPU10内部に有するレジスタに読み込ませて実行することで各種機能を発揮する。
RAM11は、CPU10による各種プログラムの実行時のワークエリア等として機能する。例えば、RAM11は、ユーザによって選択されたコンテンツ(例えば、電子文書の所定のページ)全体を構成する情報をRAM11のメモリアドレス空間に一時的に記憶する。
HDD12は、コンテンツ閲覧用のアプリケーションプログラムや各種コンテンツ等を記憶する記憶手段である。
画像表示部13は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であって、ユーザによって指定され、RAM11に一時的に記憶されたコンテンツの内容を表示画像として表示する。なお、本実施形態に係る画像表示部13は、上記RAM11に一時記憶されたコンテンツのうち、画像更新部101の指示によって特定される部分(領域)を表示する。
操作入力部14は、端末装置1に対するユーザからの操作を受け付ける機能部であって、本実施形態においては、タッチパネル140及びタッチパネル制御部141からなるタッチパネルモジュールである。
タッチパネル140は、ユーザの指等の接触を検知するタッチセンサがマトリクス状に配されて成る。本実施形態においては、タッチパネル140は、静電容量方式のタッチパネルで構成される。なお、他の実施形態に係る端末装置では、タッチパネル140は、上記静電容量方式以外の方式、例えば抵抗膜方式、赤外線方式等で構成されていてもよい。
なおタッチパネル140は、画像表示部13に重ねて配置される構造となっており、ユーザは画像表示部13に表示された表示画像を視認しながら、タッチパネル140へのタッチ操作を行うことができる。
タッチパネル制御部141は、タッチパネル140を構成する各タッチセンサを駆動する駆動信号をタッチパネル140に供給するとともに、当該タッチセンサにユーザの指が接触した際に発生する静電容量に応じた検出信号を検出する。タッチパネル制御部141は、この検出信号を、マトリクス状に配されたタッチセンサごとに検出可能で、タッチパネル140上のいずれの箇所(タッチセンサ)が接触されているかを示す位置情報をCPU10へ出力する。この位置情報を入力したCPU10は、その位置情報の推移の仕方を特定することで、ユーザが入力するタッチ操作がいずれのパターン(タップ操作、ホールド操作、フリック操作、ドラッグ操作)に属するものかを判別する。
なお、CPU10、RAM11、HDD12、画像表示部13、及び操作入力部14は、システムバス15を介して相互に電気的に接続されており、各々が同時並列的に情報のやり取りを可能とする構成となっている。
本実施形態に係る端末装置1は、上記以外の機能構成、例えば専用の無線通信回線を介して外部装置との情報のやり取りを行う無線通信モジュール等を備えていてもよい。
図2に示すように、CPU10は、所定のプログラムの実行時において、計時部100、画像更新部101、タッチ操作識別部102としての機能を発揮する。
計時部100は、タッチパネル140を介して入力されたタッチ操作に関する種々の時間を計時する機能部である。例えば、上述したように、計時部100は、入力されるタッチ操作が「ホールド操作」であった場合に、そのホールド操作において指を静止させた状態が維持される時間であるホールド時間Thを計時する。
具体的には、計時部100は、タッチパネル制御部141が最初にタッチ(指の接触)を検出したタイミングで計時処理を開始し、同じ箇所で指が接触したまま静止している間、計時処理を継続する。計時部100は、その後、指が離れる動作(リリース)の検出や、接触した指の移動(スライド)を検出すると、計時処理を停止して、その間に計時されたホールド時間Thを取得する。
画像更新部101は、タッチパネル140を介して入力されるタッチ操作のパターンに応じて、画像表示部13に表示されるコンテンツの表示画像の更新を行う。具体的には、画像更新部101は、RAM11に一時的に記憶されたコンテンツ全体のうち画像表示部13に表示する領域(表示領域X)を特定し、その領域を画像表示部13に出力する。なお、画像更新部101は、例えば、コンテンツ(例えば電子文書の1ページ)全体に関連付けられたxy座標における二つの座標値によって表示領域Xを特定する。
画像表示部13は、当該コンテンツのうち、表示領域Xによって特定される位置・範囲を表示画面に表示する。
画像更新部101は、タッチパネル140を介してスクロールを指示する操作(フリック操作、ドラッグ操作)が入力された場合、当該スクロールを指示する操作に応じて、コンテンツ上における表示領域Xの位置・範囲を変更する。より具体的には、画像更新部101は、コンテンツ上における表示領域Xの位置を、当該スクロールを指示する操作に応じた所定方向に連続的に推移させる処理を行う。このようにすることで、画像更新部101は、フリック操作やドラッグ操作に伴って、あたかもコンテンツ自体がスクロールして動いているように見せることができる。
タッチ操作識別部102は、タッチパネル140に入力されるタッチ操作が上述したパターン(「タップ操作」、「フリック操作」等)のうち、いずれに属するタッチ操作かを識別する機能部である。パターンを識別する具体的な処理については、後述の処理フロー(図3)を用いて説明する。
図3は、第1の実施形態に係るCPU10の処理フローを示す第1の図である。
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係るCPU10の具体的な処理フローについて、順を追って説明する。
この処理フローの開始時点は、例えば、画像表示部13より大きなサイズのコンテンツが表示画像として表示された場合に、タッチパネル140への操作によって当該表示画像のスクロールが可能な状態となった時点である。
まずCPU10内のタッチ操作識別部102は、タッチパネル140におけるタッチ操作の有無を判定する(ステップS101)。より詳細には、タッチ操作識別部102は、タッチパネル制御部141から入力する、タッチされた位置を示す位置情報の入力を待つ。タッチパネル制御部141から位置情報の入力がない場合(ステップS101:NO)、タッチ操作識別部102は、ステップS101の処理を繰り返す。
タッチパネル140がタッチ操作を入力し、タッチパネル制御部141から位置情報の入力があった場合(ステップS101:YES)、CPU10内の計時部100は、直ちにホールド時間Thの計時処理を開始する(ステップS102)。計時部100は、後続する処理フローにおいて、ホールド時間Thの計時処理を、タッチされた位置から静止している間、継続して実行する。
次に、タッチ操作識別部102は、計時部100で計時中のホールド時間Thが所定の時間閾値Ta以上となったか否かを判定する(ステップS103)。
ここで、ホールド時間Thが所定の時間閾値Ta以上と判定した場合(ステップS103:YES)には、CPU10は、タッチイベントとして「ホールド操作」に基づく処理を実行する(ステップS104)。このホールド操作に基づく処理は、閲覧用アプリケーションごとに定められた任意の処理であってよい。CPU10は、ホールド操作に基づく処理として、例えば、所定のメニュー画面を表示する処理や、表示画像を別ファイルとして保存する処理等を実行する。
また、計時部100は、ステップS102において計時中であったホールド時間Thを初期化(リセット)する処理を行う。
一方、ホールド時間Thが所定の時間閾値Ta未満と判定した場合(ステップS103:NO)には、タッチ操作識別部102は、次に、タッチパネル140に接触させて静止した状態の指を離す操作(リリース)を検知したか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、タッチ操作識別部102は、タッチパネル制御部141からタッチ位置を示す位置情報の入力がなくなったタイミングでリリースが行われたものと判定する。
ここで、リリースを検知した場合(ステップS105:YES)には、CPU10は、タッチイベントとして「タップ操作」に基づく処理を実行する。このタップ操作に基づく処理は、閲覧用アプリケーションごとに定められた任意の処理であってよい。CPU10は、タップ操作に基づく処理として、例えば、タップ操作で選択されたリンク先の文書の情報を取得して表示する処理等を実行する。
また、計時部100は、ステップS102において計時中であったホールド時間Thを初期化する処理を行う。
一方、リリースを検知しない場合(ステップS105:NO)には、タッチ操作識別部102は、ステップS101から引き続いて接触している指が、タッチパネル140上において静止した状態を維持しているか否かを判定する(ステップS107)。具体的には、タッチ操作識別部102は、タッチパネル制御部141から入力する位置情報に基づいて、最初にタッチされた位置から静止した状態が継続されているか否かを判定する。
ここで、タッチパネル140上において静止した状態を維持していると判定した場合(ステップS107:YES)には、タッチ操作識別部102は、ホールド操作が引き続き継続されているものと判断し、ステップS102に戻って、ホールド時間Thの計時処理を続行する。
一方、タッチパネル140上において静止した状態を維持していないと判定した場合(ステップS107:NO)には、タッチ操作識別部102は、タッチパネル140上に接触した指がスライドしたものと判断し、その移動速度が所定の速度閾値vth以上か否かを判定する(ステップS108)。具体的には、タッチ操作識別部102は、タッチパネル制御部141から逐次入力する位置情報と、その一つ前に入力した位置情報と、で示される位置の差分を算出する。その差分が大きい場合には、指が素早く動かされていることを意味し、差分が小さい場合には、指がゆっくりと動かされていることを意味する。したがって、CPU10は、この差分を算出することで、タッチパネル140上をスライドする指の速さを特定することができる。
そして、CPU10は、算出された差分と、所定の速度閾値vthと、を比較する処理を行うことで、スライドする指の移動速度が速度閾値vth以上か否かを判定する。
ここで、タッチパネル140上をスライドする指の移動速度が速度閾値vth未満であった場合(ステップS108:NO)には、CPU10(画像更新部101)は、タッチ操作を「ドラッグ操作」と認識し、当該ドラッグ操作に基づく表示画像のスクロール処理を行う(ステップS111)。ドラッグ操作に基づくスクロール処理とは、スライドするユーザの指の動きに合わせて表示画像をスクロールさせる処理をいう。
具体的には、まず画像更新部101は、タッチパネル制御部141から逐次入力する位置情報のうち、前回入力した位置情報と今回入力した位置情報との差分を算出し、タッチパネル140上をスライドする指の移動距離及び方向を示す情報を取得する。そして画像更新部101は、取得した指の移動距離及び方向に合わせて、表示中のコンテンツ上における表示領域Xの位置を移動させる。このようにすることで、画像更新部101は、あたかもユーザ自身が直接コンテンツを指で押さえながら動かしているかのように感じさせることができる。
一方、タッチパネル140上をスライドする指の移動速度が速度閾値vth以上であった場合(ステップS108:YES)には、画像更新部101は、タッチ操作を「フリック操作」と認識する。そして、画像更新部101は、ステップS109において、スクロール量Nを特定する処理を行う。このステップS109の具体的な処理内容については、後述する。なおスクロール量Nとは、例えばピクセル数等で表される表示中のコンテンツ(表示画像)における長さや距離を示す値である。
そして、画像更新部101は、ステップS109で特定されたスクロール量Nだけ、表示画像をスクロールする処理を行う(ステップS110)。より具体的には、画像更新部101は、表示画像として表示する部分を示す表示領域Xの位置を、コンテンツ上において、スクロール量Nだけ、フリック操作によって指定される方向に移動させる。なおこの際、画像更新部101は、表示画像を、徐々に速度を減少させながら停まるようにスクロールさせてもよい。
以上のようにして、CPU10は、種々の条件を経て、タッチパネル140に入力されるタッチ操作のパターンを特定するとともに、そのタッチ操作(タッチイベント)に応じた様々な処理を実行する。特に、画像更新部101は、入力されるドラッグ操作またはフリック操作に応じて、表示中のコンテンツ上における表示領域Xの位置を移動させることで、画像表示部13が表示する表示画像をスクロールさせる処理を行う。
図4は、第1の実施形態に係るCPUの処理フローを示す第2の図である。
次に、図4を参照しながら、上述したステップS109においてスクロール量Nを特定する処理の具体的な内容を説明する。
ステップS109(図3)の処理の開始にあたり、まず画像更新部101は、この時点において計時部100が計時したホールド時間Thを読み取る。そして、画像更新部101は、ホールド時間Thが所定の時間閾値Tc以上か否かを判定する(ステップS201)。ただし時間閾値Tcは、Tc<Taの関係を満たすものとする。
ここで、ホールド時間Thが所定の時間閾値Tc未満と判定した場合(ステップS201:NO)には、画像更新部101は、スクロール量Nを、予め定められた所定のスクロール量設定値Nrefに設定する(N=Nref)(ステップS202)。スクロール量設定値Nrefは、スクロール量Nの値を具体的に決定するために予め定められたスクロール量Nの基準値である。スクロール量設定値Nrefは、例えば、画像表示部13のスクリーンサイズ(縦方向または横方向の大きさ)に一致した長さ(ピクセル数)であってよい。
一方、ホールド時間Thが所定の時間閾値Tc以上と判定した場合(ステップS201:YES)には、画像更新部101は、スクロール量Nを、スクロール量設定値Nrefの2倍の値に設定する(N=2Nref)(ステップS203)。
以上の処理をまとめると、画像更新部101は、ホールド操作(ステップS102〜S107の繰り返し)に続いてフリック操作(ステップS108:YES)が入力された時点で、ホールド時間Thが時間閾値Tc未満であった場合に、スクロール量Nをスクロール量設定値Nrefに設定する処理を行う(ステップS202)。また、画像更新部101は、ホールド時間Thが時間閾値Tc以上であった場合に、スクロール量Nをスクロール量設定値Nrefの定数倍(2倍)に設定する処理を行う(ステップS203)。
以上のステップS201〜S203の処理によれば、ステップS101(図3)においてタッチ操作が検出されてからステップS108(図3)において指がスライドするまでの時間であるホールド時間Thが所定の時間閾値Tc以上となるか否かによって、その後に続くフリック操作に基づいて表示画像がスクロールする量(スクロール量N)が変化することとなる。
図5、図6は、第1の実施形態に係る画像更新部の処理を説明する第1の図、第2の図である。
次に、図3、図4に示した処理に基づく画像更新部101の具体的な動作例について、図5、図6を参照しながら説明する。
図5に示すように、RAM11には、表示中のコンテンツとして、例えば、ユーザに指定された所定の電子文書の1ページ分の情報が記憶されている。CPU10は、閲覧用アプリケーション実行中において、この電子文書の1ページ中の位置を特定するための座標をRAM11に記憶している。CPU10は、例えば、原点(0,0)を表示中のページの左上に、端点(x_end,y_end)を同ページの右下に記憶する。
ここで、スクロールを指示する操作(フリック操作)が入力される前において、画像更新部101は、画像表示部13に実際に表示されている領域を示す表示領域Xを、コンテンツ上の座標(x1,y1)、(x2,y2)で特定される位置に設定している(図5参照)。そして画像表示部13は、当該座標(x1,y1)、(x2,y2)で特定される表示領域X中に含まれる領域を表示画像として表示している。
なお、画像更新部101は、表示領域Xを、常にコンテンツ全体の領域内に収まるように設定する。具体的には、画像更新部101は、表示領域Xの左上の端点を特定する座標(x1,y1)を、x1≧0かつy1≧0を常に満たすように設定する。また、画像更新部101は、表示領域Xの右下の端点を特定する座標(x2,y2)を、x2≦x_endかつy2≦y_endを常に満たすように設定する。
つまり、画像更新部101は、コンテンツとしての情報が存在しない領域(座標(0,0)、(x_end,y_end)の矩形領域の外)は画像表示部13に表示できないものとして、表示可能な範囲を、そのコンテンツとしての情報が存在する領域に限定する。
ここで、ユーザがタッチパネル140に指を接触させ(図3、ステップS101)、所定の時間(ホールド時間Th)だけ指を静止させるホールド操作を行った後(図3、ステップS102〜S107)、速度閾値vth以上の速さで、表示画像の左方向(図5における−x方向)に指を払うようにスライドさせたとする(図3、ステップS108)。
このとき、ホールド時間Thが時間閾値Tc未満であった場合、上述したように、画像更新部101は、スクロール量Nをスクロール量設定値Nrefと設定する(N=Nref)。その結果、画像更新部101は、表示領域Xを右方向(図5における+x方向)にスクロール量N=Nrefだけ移動させる処理を行う。すなわち画像更新部101は、スクロール処理後における表示領域Xの位置を座標(x1+Nref,y1)、(x2+Nref,y2)によって特定される位置に移動させる(図6(a)参照)。
そして、画像表示部13は、スクロール処理により移動した後の表示領域X(座標(x1+Nref,y1)、(x2+Nref,y2)によって特定される領域)に含まれるコンテンツの部分を表示画像として表示する。
一方、ホールド時間Thが時間閾値Tc以上であった場合、上述したように、画像更新部101は、スクロール量Nをスクロール量設定値Nrefの2倍と設定する(N=2Nref)。その結果、画像更新部101は、表示領域Xを右方向(図5における+x方向)にスクロール量N=2Nrefだけ移動させる処理を行う。すなわち画像更新部101は、スクロール処理後における表示領域Xの位置を座標(x1+2Nref,y1)、(x2+2Nref,y2)によって特定される位置に移動させる(図6(b)参照)。
このように、本実施形態に係る端末装置1によれば、表示画像をスクロールさせるためのフリック操作を入力する際に、最初にタッチパネル140に指を接触させてから指を払うように移動(スライド)させる直前までの指の静止時間(ホールド時間Th)に応じて、スクロールする量が変化する。これにより、ユーザは、指の静止時間を意図的に変更するだけでフリック操作によってスクロールする量を調整することができるので、所望する部分を閲覧するのに必要なフリック操作の回数を低減することができる。また、ユーザにとってスクロール量を変えるための追加の操作が容易であるため、スクロールさせるための操作性が損なわれることがない。
以上、本実施形態に係る端末装置1によれば、簡素かつ直観的なタッチ操作で、表示画像のスクロール量を調整できる。
なお、第1の実施形態に係る端末装置1は、上述の内容に限定されるものではなく、以下のように変形可能である。
例えば、第1の実施形態の変形例に係る画像更新部101は、上記時間閾値Tcの代わりに、異なる複数の時間閾値Tc1、Tc2、・・・を予め設定しており、ステップS201(図4)において、ホールド時間ThがTc1、Tc2、・・・以上となるごとに、スクロール量Nを、スクロール量設定値Nrefの2倍、3倍、・・・と増加させる処理を行ってもよい。
またスクロール量Nは、スクロール量設定値Nrefの整数倍とする必要はなく、例えば、スクロール量設定値Nrefの1.5倍、2倍、2.5倍・・・などとしてもよい。
また、スクロール量Nの基準となる値であるスクロール量設定値Nrefの値は、所定の設定変更操作に基づいて、ユーザが意図するように変更可能であってもよい。また、スクロール量設定値Nrefは、画像表示部13の縦方向へのスクロールの場合と、横方向へのスクロールの場合とで、画像表示部13のスクリーンサイズの縦横比に応じた異なる値が設定されるものであってもよい。
さらに、フリック操作における指の移動する速度に応じてスクロール量設定値Nrefの値が変化する態様であってもよい。この場合、画像更新部101は、フリック操作における指の移動速度に比例するようにスクロール量設定値Nrefの値を変化させてもよい。このようにすることで、ユーザは、ホールド時間Thのみならず、フリック操作における指の速さによっても、スクロールさせる量を調整することが可能となる。
また、図3を用いて説明した処理フローは、上記の説明の内容に限定されるものではない。例えば、計時部100は、ステップS111にてドラッグ操作が入力された後、再び指がタッチパネル140に接した状態で静止した場合には、再度ホールド時間Thの計時処理を開始してもよい。
その他、図3を用いて説明した処理フローは、端末装置1としての機能が確保される範囲において、処理の順番が変更されたものであってもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る端末装置を、図面を参照して説明する。
第2の実施形態に係る端末装置1の機能構成は、第1の実施形態と同一の機能構成(図2参照)であるため、説明を省略する。
図7は、第2の実施形態に係るCPUの処理フローを示す図である。
本実施形態に係る端末装置1は、画像更新部101がスクロール量Nを特定する処理(図3、ステップS109)の内容が第1の実施形態における処理内容(図4)と異なる。以下、図7を参照しながら、本実施形態に係る画像更新部101の、ステップS109の処理内容を具体的に説明する。なお、図7において、第1の実施形態と同一の処理内容を示すステップについては同一の符号を付している。
まず本実施形態に係る画像更新部101は、第1の実施形態と同様、この時点において計時部100が計時したホールド時間Thを読み取る。そして、画像更新部101は、ホールド時間Thが所定の時間閾値Tc以上か否かを判定する(ステップS201)。
ここで、ホールド時間Thが所定の時間閾値Tc未満と判定した場合(ステップS201:NO)には、画像更新部101は、スクロール量Nを、予め定められた所定のスクロール量設定値Nrefに設定する(N=Nref)(ステップS202)。
一方、ホールド時間Thが所定の時間閾値Tc以上と判定した場合(ステップS201:YES)には、画像更新部101は、さらに、このホールド時間Thが所定の第2時間閾値Td以上か否かを判定する(ステップS301)。ここで、以下、第2時間閾値Tdに対し、時間閾値Tcを「第1時間閾値Tc」と記載する。第2時間閾値Tdは第1時間閾値Tcよりも大きい値である。
ここで、ホールド時間Thが第2時間閾値Td未満と判定した場合(ステップS301:NO)には、画像更新部101は、スクロール量Nを、スクロール量設定値Nrefの2倍の値に設定する(N=2Nref)(ステップS203)。
一方、ホールド時間Thが第2時間閾値Td以上と判定した場合(ステップS301:YES)には、画像更新部101は、スクロール量Nを、スクロール可能な最大の長さを示す量(最大スクロール量Nmax)に設定する(ステップS302)。ここで、最大スクロール量Nmaxは、具体的には、画像表示部13が表示する表示画像として表示可能な範囲の端部、すなわち、表示中のコンテンツの端部に到達するまでのスクロール量である。画像更新部101は、スクロール処理前における表示領域Xの位置を取得するとともに、その表示領域Xがコンテンツの端部に到達するまでの距離を算出し、算出された値を最大スクロール量Nmaxとして設定する。
以上の処理をまとめると、画像更新部101は、第1の実施形態に係る機能に加え、さらに、ホールド時間Thが時間閾値Td以上であった場合に、スクロール量Nをスクロール可能な最大値Nmaxに設定する処理を行う(ステップS302)。
図8は、第2の実施形態に係る画像更新部の処理を説明する図である。
次に、ステップS302(図7)の処理に基づく画像更新部101の具体的な動作例について、図8を参照しながら説明する。
図8(a)に示すように、RAM11には、ユーザに指定された所定の電子文書の1ページ分の情報が記憶されている。CPU10は、閲覧用アプリケーションにおいて、この電子文書の位置を特定するための座標を設定している。CPU10は、例えば、原点(0,0)を表示中のページの左上に、端点(x_end,y_end)を同ページの右下に設定する。
この場合、コンテンツ(電子文書)の端部とは、当該コンテンツのページを縁取る部分であり、より具体的には、座標上におけるx座標値が“0”または“x_end”で示される領域、及び、y座標値が“0”または“y_end”で示される領域である。
ここで、表示領域Xは、スクロールを指示する操作(フリック操作)が入力される前において、例えば、座標(x1,y1)、(x2,y2)によって特定される矩形領域である(図8(a)参照)。画像表示部13は、この座標(x1,y1)、(x2,y2)によって特定される表示領域X中に含まれる領域を表示画像として表示している。
ここで、ユーザがタッチパネル140に指を接触させ(図3、ステップS101)、所定の時間(ホールド時間Th)だけ指を静止させるホールド操作を行った後(図3、ステップS102〜S107)、速度閾値vth以上の速さで、表示画像の左方向(図8における−x方向)に指を払うようにスライドさせたとする(図3、ステップS108)。
このとき、ホールド時間Thが第2時間閾値Td以上であった場合、上述したように、画像更新部101は、スクロール量Nを最大スクロール量Nmaxに設定する(N=Nmax)。ここで、画像更新部101は、表示領域Xが右方向側(図8における+x方向側)における端部(座標(x_end,0)、(x_end,y_end)を結ぶ辺)に到達するまでの距離を算出し、算出された値(=最大スクロール量Nmax)をスクロール量Nに設定する。図8(b)に示す例においては、最大スクロール量Nmaxは、Nmax=x_end−x2によって算出される。
そして、画像表示部13は、スクロール処理により、コンテンツの端部まで移動した後の表示領域X(座標(x1+Nmax,y1)、(x_end,y2)によって特定される領域)に含まれるコンテンツの部分を表示画像として表示する。
以上、第2の実施形態に係る端末装置1によれば、ステップS101(図3)においてタッチ操作が検出されてからステップS108(図3)において指がスライドするまでの時間であるホールド時間Thが所定の第2時間閾値Td以上となった場合に、その後に続くフリック操作に基づいて、表示画像が表示中のコンテンツの端部までスクロールすることとなる。
したがって、ユーザは、表示中のコンテンツうち、所望する端部を表示させたい場合に、何度もフリック操作を行わなくて済むので、スクロールさせるための操作を一層簡素化できる。
なお、上述の端末装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述したCPU10の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)または半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上述の端末装置1は、スマートフォン等の携帯型の端末装置であるものとして説明したが、他の実施形態に係る端末装置1は、このような態様に限定されることはなく、例えばタッチパネルを有するデスクトップ型のパーソナルコンピュータ等であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1・・・端末装置
10・・・CPU
100・・・計時部
101・・・画像更新部
102・・・タッチ操作識別部
11・・・RAM
12・・・HDD
13・・・画像表示部
14・・・操作入力部
140・・・タッチパネル
141・・・タッチパネル制御部
15・・・システムバス

Claims (7)

  1. タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される前記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、前記ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて前記表示画像のスクロール処理を行う画像更新部
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記タッチパネルに対して入力される前記タッチ操作が、前記ホールド操作であった場合に、当該静止させた状態が維持される時間である前記ホールド時間を計時する計時部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記画像更新部は、
    前記ホールド操作に続いて前記表示画像のスクロールを指示する操作が入力された時点で、前記ホールド時間が所定の時間閾値未満であった場合に、前記スクロール量を予め定められたスクロール量設定値に設定し、前記ホールド時間が前記時間閾値以上であった場合に、前記スクロール量を前記スクロール量設定値の定数倍に設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記画像更新部は、さらに、
    前記ホールド操作に続いて前記表示画像のスクロールを指示する操作が入力された時点で、前記ホールド時間が所定の第2時間閾値を以上であった場合に、前記表示画像として表示可能な範囲の端部が表示されるまでスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の端末装置。
  5. 前記計時部は、
    前記ホールド操作に続いて、指を接触させた前記所定箇所から動かさずに離すタップ操作を入力した場合に、計時中の前記ホールド時間をリセットする
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の端末装置。
  6. タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される前記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、前記ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて前記表示画像のスクロール処理を行う
    ことを特徴とする端末装置制御方法。
  7. 端末装置のコンピュータを、
    タッチパネルに指を接触させて静止させた状態を維持するホールド操作に続いて入力される前記タッチパネルに対するタッチ操作が、表示画像のスクロールを指示する操作である場合に、前記ホールド操作に基づいて計時されたホールド時間に応じたスクロール量の値を特定するとともに、当該スクロール量に基づいて前記表示画像のスクロール処理を行う画像更新手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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