JP2015014433A - ファンフィルターユニット - Google Patents
ファンフィルターユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015014433A JP2015014433A JP2013141916A JP2013141916A JP2015014433A JP 2015014433 A JP2015014433 A JP 2015014433A JP 2013141916 A JP2013141916 A JP 2013141916A JP 2013141916 A JP2013141916 A JP 2013141916A JP 2015014433 A JP2015014433 A JP 2015014433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- wind direction
- filter unit
- direction deflecting
- deflecting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Ventilation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
【課題】
清浄空間を必要とする装置やクリーンルーム等の密閉空間の天井部に用いられるファンフィルターユニットにおいて、ファン直下の風速低下を改善して、ファンの下方に配置されるフィルターから吹き出される風速を均一化する。
【解決手段】
ファンフィルターユニット80は、清浄空間の上部に配置され遠心ファン14を有するターボファンユニット10とこのターボファンユニットの下方に配置されるフィルター30とを有する。遠心ファンの吐出口14dよりも外径側であって周囲部に、遠心ファンの吐出口に対し上下方向が部分的に重なるように、断面凹型の風向偏向板20を配置した。
【選択図】 図2
清浄空間を必要とする装置やクリーンルーム等の密閉空間の天井部に用いられるファンフィルターユニットにおいて、ファン直下の風速低下を改善して、ファンの下方に配置されるフィルターから吹き出される風速を均一化する。
【解決手段】
ファンフィルターユニット80は、清浄空間の上部に配置され遠心ファン14を有するターボファンユニット10とこのターボファンユニットの下方に配置されるフィルター30とを有する。遠心ファンの吐出口14dよりも外径側であって周囲部に、遠心ファンの吐出口に対し上下方向が部分的に重なるように、断面凹型の風向偏向板20を配置した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、清浄空間を必要とする装置や室内環境で使用されるファンフィルターユニットに関する。
従来のファンフィルターユニットの例が、特許文献1や特許文献2に記載されている。特許文献1に記載のものでは、薄型で風速分布を均一にするために、ファンフィルターユニットの箱体状のチャンバー内にファンを設け、フィルターをファンの下流及びチャンバーに隣接して設けている。そして、ファンの外周部に誘導板を設け、誘導板を空気が流れるにつれ、フィルターと誘導板との距離が小さくなるようにしている。特許文献2に記載のファンフィルターユニットでは、ファン軸に回転対称に2個のダクトを設け、ファンから吐出される流れをファン中心側に導いている。
従来のファンフィルターユニットでは、遠心ファンから吐出される清浄空気が、一旦この遠心ファンを収容するファンケース内壁に衝突してから内壁に沿ってフィルターへ向かっていた。そのため、ファンケース内部では、遠心ファン軸にほぼ垂直に配置されたフィルターに清浄空気が均一に流入せず、フィルターから流出する風速に大小が生じ、ファンフィルターから均一で清浄な風を得たいという市場要望に応えることが困難であった。
この不具合を解消するため、上記特許文献1や特許文献2に記載のファンフィルターユニットでは、遠心ファンから吐出される清浄空気の一部を、ファンケース内壁近傍に形成した誘導板や、ファン軸から僅かに偏心して対称配置したダクトを用いて、ファンの中心部へも清浄空気を導くようにしている。これらのファンでも流速分布は改善されるが、市場からの流速の均一性の要求はさらに高まっている。また、部分流量時における流速の不均一性については、十分には考慮されていない。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、清浄空間を必要とする装置やクリーンルーム等の密閉空間の天井部に用いられるファンフィルターユニットにおいて、ファン直下の風速低下を改善して、ファンの下方に配置されるフィルターから吹き出される風速を均一化することにある。本発明の他の目的は、上記ファンフィルターユニットにおいて、部分流量時においてもファンから吐出される流れを均一化することにある。
上記目的を達成する本発明のファンフィルターユニットは、清浄空間の上部に配置され、ターボファンとこのターボファンの下方に配置されるフィルターとを有している。そして、前記ターボファンの吐出口よりも外径側であって周囲部に、前記ターボファンの吐出口に対し上下方向が部分的に重なるように、断面凹形の風向偏向板を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、清浄空間を必要とする装置やクリーンルーム等の清浄空間の天井部に用いられるファンフィルターユニットにおいて、遠心ファンの出口に近接してこの遠心ファンから吐出される空気を低抵抗でファン軸中心部へ導く風向偏向板をほぼ全周にわたり設けたので、ファン直下の風速低下が改善され、ファン下方に配置されるフィルターから吹き出される風速を均一化できる。また、この構成により部分流量時においても、風速が均一化される。
以下、本発明に係るファンフィルターユニットのいくつかの実施例を、図面を用いて説明する。図1は、本発明に係るファンフィルターユニット80を備える清浄空間を必要とする装置100の一実施例の上面図(図1(a)及び正面断面図(図1(b))である。図2は、図1(b)の拡大詳細図であり、ファンフィルターユニット80部を示す図である。図3は、図2に示したファンフィルターユニット80の要部の分解斜視図である。
清浄空間を必要とする装置100は、4隅に上下方向に延びる支持柱12bを有し、この支持柱12bの上面を覆うように天板12aが配設されている。天板12aには、その長手方向3か所に、ほぼ等ピッチで詳細を後述するファンユニット10を取り付けるための孔が形成されている。この3個の孔のそれぞれを中心として、ほぼ正方形で中央部に孔が形成されたファン取付板16が天板12aの上面に取り付けられている。清浄空間を必要とする装置100の長手方向であって各ファンユニット10間に、各ファンユニット10から吐出される空気同士が衝突して流れを乱さないように、清浄空間を必要とする装置100の幅方向全体にわたって延びる仕切板28が設けられている。仕切板28の上端は、天板12aに接続している。仕切板28の下端は、後述するファンベース13の高さよりやや下の高さに位置している。
ファン取付板16に形成された孔に、ファンユニット10のベルマウス15が嵌合して取り付けられている。ベルマウス15は、ファンユニット10のターボファン(遠心ファン)14の吸込み口に連接する。ターボファン14は、モータ18の回転軸に取り付けられ、モータ14により回転駆動される。モータ18は、ファンベース13に固定されている。このファンベース13を保持するために、ファンベース13とファン取付板16とを、複数のステー17で上下方向に接続している。
ファンユニット10の下方には、所定距離だけ離れて、清浄空間を必要とする装置100の敷地面積とほぼ同じ大きさのフィルターユニット30が天板12aにほぼ平行に配設されている。フィルターユニット30はファンユニット10とともに、ファンフィルターユニット80を構成する。フィルターユニット30は、清浄空間を必要とする装置100の外郭とほぼ同じ形状のフィルターケース31と、このフィルターケース31に保持された高性能なフィルター32、いわゆるULPAフィルターやHEPAフィルターとで構成されている。清浄空間を必要とする装置100の外周部は、本体装置内部壁面12cや仕切り壁で覆われている。なお、正常空間を必要とする装置の大きさに応じて、ファンユニット10の個数を増減可能である。
ここで本発明の特徴的構成として、図3に示すようにターボファン14の周囲であって複数個所に、ほぼ等ピッチでターボファン14から吐出される流れの一部を偏向させる風向偏向板20を設けている。風向偏向板20はファンベース13の下面に配置された風向偏向板取付板21に保持されており、風向偏向板取付板21はファンベース13と一緒にモータ18にねじ21fで固定されている。
ファンベース13は、ターボファン14から吐出される流れが乱されないように、モータ18を載置しモータ18の占有面積とほぼ同じ面積のモータ台座部13cと、このモータ台座部から4方に延びる横梁部13aとから構成されている。横梁部13aの先端部は、ステー17の下端を取り付けるステー取付部13dとなっている。このようにファンベース13を構成したので、ターボファン14から吐出される空気は、ステー17部を除いて流れを邪魔されずに半径方向外側に流れ出る。
風向偏向板20は、薄板を「く」の字または「Λ」字状に折り曲げた形状になっている。図3では円周方向4か所に、ターボファン14の吐出口14dからそれほど離れていない場所に風向偏向板20を配置している。
風向偏向板20を保持する風向偏向板取付板21は塵埃の発生を抑制するためにステンレス製であり、ファンベース13と同様にほぼモータ18の占有面積と同じ面積の台座部21eと、この台座部21eから四方に延びる横梁部21aとを有している。横梁部21aの先端は、風向偏向板20aの下折り曲げ部20bとほぼ同じ折り曲げ角で折り曲げられており、保持部21bを形成している。
風向偏向板取付板21の保持部21bには、複数の取付孔21dが形成されている。一方、風向偏向板20にもこの取付孔21dに対応する位置に、取付孔20cが形成されており、図示しないねじ等で両者を固定する。なお、本実施例では、ねじ止めで風向偏向板20を風向偏向板取付板21に固定しているが、ねじ止めの代わりにろう付けや溶接等で両者を固定してもよい。その場合、流れを乱す程度がより低くなる。
ファンベース13のモータ台座部13cには、複数の取付孔13bが形成されている。同様に、風向偏向板取付板21の台座部21eにも、モータ台座部13cの取付孔13bと対応する位置に、取付孔21cが形成されている。ここで、ファンベース13の横梁部13aと風向偏向板取付板21の横梁部21aとはその周方向位置が互いに異なるように、両取付孔13b、21cを形成する。図3では、両横梁部13a、21aは、互いに45度の位置になるようにしている。なお、本実施例では、ファンベース13と風向偏向板取付板21とを別ピースとしているが、これらを一体に形成して部品点数を低減するようにしてもよい。その場合であっても、2つの横梁部13a、21aの周方向位相を異ならせることは言うまでもない。これにより、ステー17の位置と風向偏向板20の位置が干渉するのを防止できる。
上述したように、風向偏向板20は「く」の字または「Λ」字状に折り曲げた形状であるから、上折り曲げ部20aは上端側に行くにつれて、ターボファン14の吐出口14dに近くなる。そのため、この上折り曲げ部20aに衝突する流れは、下折り曲げ部20bに導かれてターボファン14からの流れをこのターボファン14の真下側に導く。この詳細を、図2の流れ図を用いて説明する。
図2において、矢印で示したのは、ターボファン14の上流から下流までの流れである。ターボファン14を起動すると、周囲空気はベルマウス15からほぼ上下方向の吸込み流れ41としてターボファン14に流入する。ターボファン14に吸込まれた流れは、ターボファン14内でその流れ方向をほぼ90度変え、横方向の外向き流れ42として吐出される。
ここで、ターボファン14の外周側に、ターボファン14とはその高さ位置を異ならせて風向偏向板20が配置されている。すなわち、ターボファン14の吐出口14dの幅bに対して、上下方向に高さhだけオーバーラップするように風向偏向板20を配置している。これにより、ターボファン14から吐出される風の大部分はそのまま直進し、一部が清浄空間を必要とする装置100の壁面を構成するシート12cや仕切り板28に衝突し、その他はその流れに沿って流れ方向をほぼ90度変えて下向きの流れ(内壁に沿って進む風)43を形成する。
一方、ターボファン14から吐出され風の中で下側の風は、風向偏向板20に衝突し、「く」の字または「Λ」字状に形成された凹面の内壁面に沿って斜め下の中心向きの流れ(ターボファン14の直下に向かう風)44となる。なお、ターボファン14の出口と風向偏向板20の軸方向のオーバーラップ量hは、ターボファン14の出口幅bの半分程度に設定すれば、ターボファン14の直下に向かう風が多すぎることも少な過ぎることもないことが実験的に求められた。
このように、ターボファン14から吐出される風を内壁に沿って進む風43とターボファン14の直下に向かう風44の2系統に分けることで、ファンユニット10の下方に配置されるフィルターユニット30にほぼ均一な風速分布で風を供給できる。また、ターボファン14の直下に向かう風44を、「く」の字または「Λ」字状に形成された凹面に導いているので、流れの流体損失が少なくしてファンフィルターユニット30に導くことができる。
図4及び図5に、上記実施例に示した風向偏向板20を有するファンフィルターユニット10を、図1に示した清浄空間を必要とする装置100に取り付けて、フィルターユニット30から吹き出る風の流れの速度を測定した例を示す。測定にはセンサー部51と制御・演算部52とからなる熱線風速計50を用いた(図1参照)。
図4は、測定範囲を示す斜視図である。清浄空間を必要とする装置100の長手方向(x方向)を5等分し、幅方向(y方向)を3等分した15の領域、丸1〜丸15の中心部に、熱線風速計50のセンサー部51が位置するようにした。なお、高さ方向は、高性能フィルター32から下方にdだけ離れた位置に測定面61を設定した。比較のために、風向偏向板20を有しない場合についても、高性能フィルター32から吹き出される風の流速を測定した。
図5に、熱線風速計50による測定結果の一例を示す。高性能フィルター32から熱線風速計50のセンサー部51までの距離dは、d=100mmとした。図5(a)は、ターボファン14から吐出される風量が設計点風量(100%風量)の場合であり、図5(b)は、ターボファン14から吐出される風量が設計点風量の半分(50%風量)の場合である。いずれの図においても、上段(αで示した図)は本発明に係る風向偏向板20を備えた場合であり、下段(βで示した図)は風向偏向板を備えない従来のファンフィルターユニットを使用した場合である。
風向偏向板20を有しないファンフィルターユニットでは、設計点風量(100%風量)において、ターボファン14の直下に位置する測定点、丸6、丸8、丸10における風速が周囲の風速に比べて遅く、大きな谷となって表わされている。これに対して、本発明に係る風向偏向板20を使用した場合には、ターボファン14の直下に位置するこれらの測定点、丸6、丸8、丸10においてもターボファン14の周囲の風速に比べて風速の違いは少なくなっており、高性能フィルター32から吹き出される清浄空気の流れが均一化されていることが分かる。
部分風量(50%風量)時の測定においては、風量自体が減っているので風の流速の絶対値が低下している。そのため、風向偏向板20を有しない従来のファンフィルターユニットでも、ターボファン14の直下に位置する測定点丸6、丸8、丸10の風速の低下量は小さくなっている。しかしながら、本発明に係る風向偏向板20を備えた場合に比べて、その風速の低下は明白であり、谷状のグラフとなっている。すなわち、風向偏向板20を備えることにより、部分流量においても高性能フィルター32から吹き出す清浄空気の風速を均一化できる。
なお、部分風量においてはターボファン14から吹き出される風は、設計点風量でターボファン14から吹き出される風よりも下側に変位した流れとなる。この現象は、風量が低下すればするほど顕著になる。そのため、部分風量では風向偏向板20に、より多くの割合でターボファン14から吐出される風が当たるようになる。そこで、風向偏向板20とターボファン14の吐出口14dのオーバーラップ量hは、部分風量での運転割合を考慮して定めるのがよい。つまり、部分風量での運転時間が長い場合にはオーバーラップ量hを少なめにして、ターボファン14の真下に向かう流れを制限し、設計点風量付近での運転が多ければオーバーラップ量hを多くして、ターボファン14の真下に向かう流れを相対的に多くする。
本実施によれば、清浄空間を必要とする装置に使用されるファンフィルターユニットにおいて、ターボファンの出口側にその出口と軸方向に一部オーバーラップするように「く」の字または「Λ」字状に形成された風向偏向板を設けたので、ターボファンの直下に導く流れを発生させることができ、ファンフィルターユニットから均一な速度分布を有する清浄風をクリーンルーム内に供給できる。また、ターボファンの一部だけにオーバーラップさせているので、部分風量においても良好な風速分部が得られる。なお、断面形状は必ずしも「く」の字または「Λ」字状に限るものではなく、ターボファンの真下側に風を導くことができる形状であれば、円弧型や滑らかな曲面等であってもよい。
さらに、風向偏向板取付板をファン取付板と別ピースにして、モータに共締めできるようにしたので、既存のファンフィルター装置に対しても容易に風向偏向板を取り付けることが可能になる。また、風向偏向板は薄板を折り曲げた単純な形状であるので、製作および組み立てが容易になるとともに、ターボファンの吐出流れを極力乱さない形状であるのでターボファンの性能低下を抑制できる。なお上述したように、風向偏向板取付板とファン取付板を一体にすれば部品点数が減り、製作および組み立てコストを低下できる。
上記実施例においては、ターボファンの周囲に配置する風向偏向板の個数を4個としているが、個数は4に限るものではない。ただし、ターボファン固定保持用のステーと干渉しないようにするためには、ステーの数である4個かその倍数が好ましい。
次に本発明に係る風向偏向板の他の実施例を、図6及び図7を用いて説明する。これらの図は、ターボファン14と風向偏向板22のみを取り出した斜視図である。図6は、風向偏向板22を4分割形状とした場合であり、図7は風向偏向板23を一体形状としたものである。風向偏向板取付板21等は、上記実施例と同じものを使用できる。
図6に示した風向偏向板22は、ステンレス等の薄板を折り曲げて上折り曲げ部22a及び下折り曲げ部22bを構成し、その後円周方向に曲げ加工して形成したものである。加工工数は増加するが、風向偏向板22とターボファン14の吐出口14dまでの距離がターボファン14の周方向に一定であるから、ターボファン14からの流れを上記実施例に比べさらに一様化できる。従って、ターボファン14の効率低下が抑制され、ターボファン14の消費動力も低減できる。
本実施例では、風向偏向板22を弧状に形成して金属の折り曲げ加工を使用したが、プラスチック材料で成型加工することも可能である。その場合、風向偏向板22の内周面形状の加工はより自由度が増すので、必ずしも折り曲げ形状に限られずターボファンの真下に風を導くことができる滑らかな曲面や円弧面等の凹面形状であればよい。この場合、より効率よくターボファンの中心に向かう流れを形成できる。
図7に示した風向偏向板23は、さらにターボファン14の周方向に流れを均一化するようにしたもので、周方向に切れ目のないリング状にしたものである。この場合、上記各実施例同様に折り曲げ形状として上折り曲げ部23aと下折り曲げ部23bとを形成した後に周方向に折り曲げて端部を接続するか、樹脂一体成型するかする。樹脂一体成型であれば図6に示した風向偏向板22と同様に、折り曲げ形状以外の凹面を有する形状として、ターボファンの真下に風を導くことができるようにすることが容易になる。本実施例の場合には、部品点数が減るので、組み立てに係る工数が低減する。
10…ファンユニット、12…ファンケース、12a…天板、12b…支持柱、12c…本体装置内部壁面、13…ファンベース、13a…横梁部、13b…取付孔、13c…モータ台座部、13d…ステー取付部、14…ターボファン(遠心ファン)、14a…心板部、14b…側板部、14c…羽根、14d…吐出口、15…ベルマウス、16…ファン取付板、17…ステー、18…モータ、18a…モータ軸(回転軸)、20…風向偏向板、20a…上折り曲げ部、20b…下折り曲げ部、20c…取付孔、21…風向偏向板取付板、21a…横梁部、21b…保持部、21c…取付孔、21d…取付孔、21e…台座部、21f…締結手段(ねじ)、28…仕切板、30…フィルターユニット、31…フィルターケース、32…フィルター(ULPAフィルター、HEPAフィルター)、41…吸込み空気、42…ファン吐出風、43…内壁に沿って進む風、44…ファン直下へ向かう風、50…熱線風速計、51…センサー部、52…制御演算部、61…測定面、80…ファンフィルターユニット、100…清浄空間を必要とする装置、b…出口幅、d…フィルターからの距離、h…オーバーラップ高さ。
Claims (7)
- 清浄空間の上部に配置されターボファンとこのターボファンの下方に配置されるフィルターとを有し、前記ターボファンの吐出口よりも外径側であって周囲部に、前記ターボファンの吐出口に対し上下方向が部分的に重なるように、断面凹形の風向偏向板を配置したことを特徴とするファンフィルターユニット。
- 前記風向偏向板は折り曲げ形状に形成され、この風向偏向板を複数個、前記ターボファンの周方向にほぼ等ピッチで配置したことを特徴とする請求項1に記載のファンフィルターユニット。
- 前記風向偏向板は折り曲げ状に形成されるとともに周方向に連続したリング状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のファンフィルターユニット。
- 複数個配置される前記風向偏向板は、断面が円弧状または「く」の字状であることを特徴とする請求項2に記載のファンフィルターユニット。
- 前記ターボファンを駆動する原動機を保持するファンベースと前記風向偏向板を保持する保持部材とを設け、前記ファンベースと前記風向偏向板保持部材とを共通する締結手段で前記原動機に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のファンフィルターユニット。
- 前記ファンベースと前記風向偏向板保持部材とを同一部材で構成したことを特徴とする請求項5に記載のファンフィルターユニット。
- 前記ファンフィルターユニットは前記清浄空間の天井面に複数個配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のファンフィルターユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141916A JP2015014433A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | ファンフィルターユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141916A JP2015014433A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | ファンフィルターユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015014433A true JP2015014433A (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52436263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013141916A Pending JP2015014433A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | ファンフィルターユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015014433A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108087307A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-05-29 | 杨通磊 | 一种变风向涡轮风扇 |
CN109708209A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-05-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 吊顶型送风装置及送风方法 |
CN110994902A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-10 | 深圳市优必选科技股份有限公司 | 冷却装置 |
CN111433520A (zh) * | 2017-12-13 | 2020-07-17 | 三菱电机株式会社 | 热交换单元以及搭载热交换单元的空调装置 |
CN113847691A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-28 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 开关组件、滤网组件控制方法和装置、空调器及存储介质 |
CN113847690A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-28 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 滤网组件控制方法、控制装置、空调器以及可读存储介质 |
-
2013
- 2013-07-05 JP JP2013141916A patent/JP2015014433A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111433520A (zh) * | 2017-12-13 | 2020-07-17 | 三菱电机株式会社 | 热交换单元以及搭载热交换单元的空调装置 |
CN108087307A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-05-29 | 杨通磊 | 一种变风向涡轮风扇 |
CN109708209A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-05-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 吊顶型送风装置及送风方法 |
CN110994902A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-10 | 深圳市优必选科技股份有限公司 | 冷却装置 |
CN110994902B (zh) * | 2019-12-02 | 2021-06-29 | 深圳市优必选科技股份有限公司 | 冷却装置 |
CN113847691A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-28 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 开关组件、滤网组件控制方法和装置、空调器及存储介质 |
CN113847690A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-28 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 滤网组件控制方法、控制装置、空调器以及可读存储介质 |
CN113847690B (zh) * | 2021-09-24 | 2022-11-01 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 滤网组件控制方法、控制装置、空调器以及可读存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015014433A (ja) | ファンフィルターユニット | |
KR20210006485A (ko) | 송풍장치 및 이를 포함하는 공기조화기의 실외기 | |
JP5748916B2 (ja) | 空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機 | |
CN101631992A (zh) | 离心风扇、空调机 | |
JP2007127089A (ja) | 遠心送風機及びこれを備えた空気調和装置 | |
JP2020521911A (ja) | ファン及びファン用事前案内格子 | |
JP5328710B2 (ja) | 換気扇 | |
JP4650588B2 (ja) | 遠心送風機 | |
JP2010084701A (ja) | 送風装置 | |
JP6078945B2 (ja) | 遠心送風機 | |
JP3612622B2 (ja) | 空気調和機用室内機 | |
WO2019159668A1 (ja) | ファンユニット及びそれを備えた空気調和装置の室外機 | |
JP5293684B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP6758992B2 (ja) | 室内機および空気調和機 | |
JP2019002395A (ja) | 送風機 | |
JP5195983B2 (ja) | 遠心送風機 | |
JP2012072675A (ja) | クロスフローファン | |
JP4645244B2 (ja) | ファンフィルターユニット | |
JP2006275311A (ja) | ファンフィルターユニット | |
JP5540538B2 (ja) | ファンフィルターユニット | |
JP2013036444A (ja) | 遠心送風機 | |
JP2012077952A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2011012881A (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP6139189B2 (ja) | 送風ユニット | |
JP6027835B2 (ja) | 空気清浄機 |