JP2015011844A - 車載用の電源装置及び電源装置を備える車両並びにバスバー - Google Patents

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Abstract

【課題】金属部材と樹脂部材の熱収縮率の相違に起因する、半導体素子とバスバーとの連結状態の不良を有効に防止する。
【解決手段】車載用の電源装置によれば、バッテリ1と、前記バッテリ1に接続してなるバスバー4と、前記バスバー4に連結してなる半導体素子3とを備え、前記半導体素子3は、前記バスバー4に固定するための固定プレート35を有すると共に、前記固定プレート35が前記バスバー4に複数箇所で固定されており、前記バスバー4は、前記固定プレート35が固定される複数の固定部45の間に変形緩衝部7を形成している。
【選択図】図4

Description

本発明は、車載用の電源装置及びこれを備える車両並びにバスバーに関し、バッテリに接続されるバスバーに半導体素子を連結してなる車両用の電源装置及びこれを備える車両、並びにこの電源装置に使用されるバスバーに関する。
車載用の電源装置は、バッテリを保護するために、バッテリに接続されるバスバーに半導体部品を連結しているものがある。バスバーは、例えば、図11に示すように金属片を折曲して形成される。このようなバスバー94に、ダイオードなどの半導体部品93をネジ95等により固定する。このため、バスバー94には、半導体部品93の取付位置にネジ穴96が開口されている。
一方、半導体部品93は、図11に示すように、バスバー94に固定するための固定プレート97を備えると共に、この固定プレート97に素子本体を配置して、素子本体を樹脂でモールドしてパッケージしているものがある。このような半導体部品93を、ネジ95でバスバー94に固定する場合、半導体部品93の樹脂モールド部98とバスバー94の金属部材との熱収縮率が異なると変形が生じて、ネジ95の緩みが生じることがある。例えば、樹脂モールドされた半導体部品93の固定プレート97の両端部をバスバー94にネジ95で固定している場合、樹脂の方が金属板よりも熱収縮量が大きいため、熱によって半導体部品93の樹脂モールド部98が膨張変形するにつれて、この半導体部品93が固定されたバスバー94が延伸されて、ネジ95の螺合の緩みが生じることが、発明者らの行った実験により確認された。特に、車載用の電源装置においては、夏の炎天下等、高温になりやすい環境下で使用されることがあり、熱膨張による変形量が大きくなりやすく、また、夜間においては低温に冷やされるため、昼夜の温度差により収縮を繰り返すことになって、さらにネジが緩みやすくなる。
固定プレートをバスバーに固定するネジが緩むと雑音の原因になるばかりでなく、経時的に緩みが大きくなることでネジが脱落して、半導体素子とバスバーの連結状態が不良になる虞もある。とくに、車載用の電源装置においては、振動や衝撃に晒されることから、一旦緩みが生じると、緩みが拡大することも考えられる。また、半導体素子とバスバーとを固定プレートを介して電気接続する構造においては、ネジの緩みによって固定プレートとバスバーとの連結面の接触状態が変化すると、接触抵抗の増大に繋がり、意図しない発熱の原因となることもある。
以上のような半導体素子の固定によるバスバーの変形を阻止するため、図11に示すバスバー94を、図の鎖線で示すように、固定プレート97が固定されるネジ穴96同士の間で切断することも考えられる。しかしながらこの形態では、バスバーが二部品になるため、バスバーを自立させることが困難となり、螺合時に別途治具による位置決めが必要になるなど、組み立て時の作業性が著しく損なわれる問題があった。
特開2011−208599号公報
本発明は、従来のこのような問題点を解決するためになされたものである。本発明の主な目的は、金属部材と樹脂部材の熱収縮率の相違に起因する、半導体素子とバスバーとの連結状態の不良を有効に防止できる車載用の電源装置及びこれを備える車両並びにバスバーを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記目的を達成するために、本発明の一の車載用の電源装置によれば、バッテリ1と、前記バッテリ1に接続してなるバスバー4と、前記バスバー4に連結してなる半導体素子3とを備え、前記半導体素子3は、前記バスバー4に固定するための固定プレート35を有すると共に、前記固定プレート35が前記バスバー4に複数箇所で固定されており、前記バスバー4は、前記固定プレート35が固定される複数の固定部45の間に変形緩衝部7を形成している。
上記構成により、バスバーの金属部分と、半導体素子との熱膨張係数の差によって生じる変形を、バスバーの固定部の間に形成された変形緩衝部で吸収することができ、変形に起因して生じ得る固定の緩みを低減でき、安定した固定状態を維持して接触抵抗の増大などを防止することができる。
本発明の他の電源装置は、前記バッテリ1が、鉛バッテリ10と蓄電部20とを備え、前記鉛バッテリ10と前記蓄電部20とを前記半導体素子3を介して並列に電気接続することができる。
上記構成により、バッテリを鉛バッテリと蓄電部で構成し、鉛バッテリと並列に蓄電部を接続することにより、鉛バッテリに流れる充放電の電流を低減して、鉛バッテリの劣化を防止して長寿命にできる。
本発明の他の電源装置は、前記半導体素子3が、素子本体30と、前記素子本体30を外部接続するために前記素子本体30に接続された第一端子31及び第二端子32とを備え、少なくとも前記素子本体30を樹脂モールドすることができる。
上記構成により、とくに、熱膨張係数の差が大きくなる半導体素子の樹脂モールド部とバスバーの金属部分との間に生じる変形を、バスバーの変形緩衝部で吸収できる。
本発明の他の電源装置は、前記素子本体30をダイオードとし、前記第一端子31及び第二端子32のうち、一方をアノードAで他方をカソードKとすることができる。
以上の電源装置は、ダイオードにより特定方向の電流を抑制することで、バッテリを理想的に保護できる。
本発明の他の電源装置は、前記固定プレート35を、前記第一端子31または前記第二端子32のいずれかとして、前記半導体素子3の固定プレート35を前記バスバー4に電気接続することができる。
上記構成により、半導体素子の第一端子または第二端子のいずれかを固定プレートとすることで、バスバーに固定される固定プレートを介して、半導体素子の一方の端子を外れないように確実にバスバーに電気接続できる。
本発明の他の電源装置は、前記固定プレート35を前記半導体素子3の放熱板34として、前記半導体素子3の固定プレート35を前記バスバー4に熱結合させることができる。
上記構成により、半導体素子の固定プレートを放熱板とし、この固定プレートをバスバーに熱結合状態で連結させるので、半導体素子の熱を効果的にバスバーに伝導させて放熱できる。
本発明の他の電源装置は、前記固定プレート35が、ネジ5を挿通する複数の連結穴36を備えて、前記連結穴36を貫通するネジ5を介して、前記固定プレート35を前記バスバー4に螺合させることができる。
上記構成により、半導体素子の固定プレートを、簡単かつ確実にバスバーに連結して固定できる。
本発明の他の電源装置は、前記バスバー4が、前記半導体素子3を固定する面に、前記固定部45として、前記固定プレート35を固定するための固定穴46を離間させて複数形成して、前記固定穴46同士の間に、変形緩衝部7を形成することができる。
本発明の他の電源装置は、前記固定穴46を、前記半導体素子3をバスバー4に螺合により固定するための雌ネジ穴46Bとすることができる。この電源装置は、固定プレートに挿通されたネジを直接ねじ込むことで、固定プレートを簡単にバスバーに固定できる。
本発明の他の電源装置は、前記変形緩衝部7を、前記バスバー4の一部を切り欠いたスリット7Aとすることができる。この電源装置は、簡単かつ容易にバスバーに変形緩衝部を設けることができる。さらに、本発明の他の電源装置は、前記スリット7Aを複数形成して、互いに隣接するスリット7A同士の開口部を逆向きに配置することができる。この電源装置は、変形緩衝部の変形量を大きくすることができる。
本発明の他の電源装置は、前記変形緩衝部7を、前記バスバー4の一部を打ち抜いた開口部7B、7Cとすることができる。この電源装置は、簡単かつ容易にバスバーに変形緩衝部を設けつつ、開口部の両側を連結状態とすることで剛性を高められる利点も得られる。さらに、本発明の他の電源装置は、前記開口部を、略円形とすることができる。
本発明の一の車両は、上記のいずれかに記載の電源装置を搭載している。
本発明の一のバスバーは、車両に搭載されるバッテリ1に接続されると共に、固定プレート35を有する半導体素子3が連結されるバスバーであって、前記半導体素子3が連結される連結面に、前記固定プレート35が複数箇所で固定されると共に、該固定プレート35が固定される複数の固定部45の間に変形緩衝部7が形成されている。
本発明の一実施形態にかかる車載用の電源装置を搭載した車両の模式回路図である。 本発明の一実施形態にかかる車載用の電源装置の概略構成図である。 図2に示す電源装置のバスバーと半導体素子の連結構造を示す概略断面図である。 図2に示す電源装置のバスバーと半導体素子の連結構造を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかる車載用の電源装置の概略構成図である。 図5に示す電源装置のバスバーと半導体素子の連結構造を示す概略断面図である。 半導体素子の一例を示す斜視図である。 半導体素子とバスバーの他の一例を示す分解斜視図である。 バスバーの他の一例を示す平面図である。 バスバーの他の一例を示す平面図である。 従来のバスバーと半導体素子の連結構造を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための車載用の電源装置及び電源装置を備える車両並びにバスバーを例示するものであって、本発明は車載用の電源装置及び電源装置を備える車両並びにバスバーを以下のものに特定しない。また、実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
本発明の一実施形態の車載用の電源装置を車両に搭載した例を図1に、図1に示す電源装置の概略構成図を図2に、図2に示す電源装置のバスバーと半導体素子の連結構造を図3の概略断面図と図4の分解斜視図に、さらに、本発明の他の実施形態の車載用の電源装置の概略構成図を図5に、図5に示す電源装置のバスバーと半導体素子の連結構造を図6の概略断面図にそれぞれ示している。
図1に示す車両は、エンジン56で車輪57を駆動して走行する。図1に示す電源装置100は、回生制動する車両に搭載される。さらに好ましくは、回生制動とアイドリングストップする車両に搭載される。図の電源装置100は、バッテリ1を備えている。電源装置100は、バッテリ1の出力側が、車両のオルタネータ52に接続されており、オルタネータ52の出力を制御することでバッテリ1を充電することができる。オルタネータ52は、エンジン56に駆動されて鉛バッテリ10と蓄電部20を充電し、あるいは、車両の回生制動で鉛バッテリ10と蓄電部20を充電する。回生制動は、車両を減速するときにオルタネータ52を駆動して、車両の運動エネルギーでオルタネータ52を駆動して発電する。さらに、電源装置100は、バッテリ1の出力側が、車両のエンジン56を始動するスターターモータ54と、車両に搭載される電装機器50とに接続されている。スターターモータ54は、バッテリ1から供給される電力で駆動される。また、電装機器50は、バッテリ1及びオルタネータ52から供給される電力で駆動される。電装機器50は、ライト、ワイパー、エアコン、カーオーディオ、カーナビゲーション等である。
アイドリングストップする車両は、メインスイッチであるイグニッションスイッチをオンに保持する状態において、信号待ち等ではエンジン56を停止させて燃費効率を改善する。この車両は、信号が変わるとエンジン56を再始動して走行する。このため、アイドリングストップする毎にスターターモータ54に電力が供給される。なお、回生制動し、かつアイドリングストップする車両は、大きなオルタネータを備えている。このオルタネータは、エンジンを再始動するモータにも兼用される。したがって、エンジンの再始動は、スターターモータによらず、このオルタネータをモータとして使用することもできる。したがって、本明細書において、スターターモータとは、エンジンを再始動するモータに兼用されるオルタネータを含む広い意味で使用する。
(バッテリ1)
バッテリ1は、図2と図5に示すように、鉛バッテリ10と蓄電部20とを備えている。鉛バッテリ10と蓄電部20は、互いに並列に接続されている。図の電源装置100、200は、回生制動による発電電力を効率よく充電すると共に、鉛バッテリ10に流れる充放電の電流を低減して、鉛バッテリ10の劣化を防止するために、鉛バッテリ10と並列に蓄電部20を接続している。
鉛バッテリ10と蓄電部20からなるバッテリ1は、一体構造として車両の一箇所に配置することができる。この電源装置は、鉛バッテリ10と蓄電部20とを一つのケース(図示せず)に収納して一体構造として、例えば、エンジンルームに配置することができる。ただ、電源装置は、バッテリを構成する鉛バッテリと蓄電部とを分離して別々に配置することもできる。この電源装置は、例えば、鉛バッテリを車両のエンジンルームに配置し、蓄電部を車両のキャビンやトランクルームに配置することができる。
(鉛バッテリ10)
鉛バッテリ10は、複数の鉛電池セル11を備えている。鉛バッテリ10は、定格電圧を2Vとする鉛電池セル11を6セル、直列に接続して定格電圧を12Vとしている。ただ、本発明は、鉛バッテリの定格電圧を12Vには特定しない。2個の鉛バッテリを直列に接続して定格電圧を24Vとし、または3個の鉛バッテリを直列に接続して36V、4個の鉛バッテリを直列に接続して48Vとして使用することもできるからである。従来の電装機器は、12Vの電源電圧で動作するように設計されているが、24V〜48Vの鉛バッテリを搭載する車両は、この電圧で動作する電装機器を搭載する。
(蓄電部20)
蓄電部20は、鉛バッテリ10と並列に接続されて、鉛バッテリ10と同じ充放電電圧範囲を有する。したがって、12Vの鉛バッテリ10に並列に接続される蓄電部20は、定格電圧を12Vとし、あるいは12Vに近づけている。このように定格電圧が近接した鉛バッテリ10と蓄電部20を並列接続することで、充放電の電圧範囲を広範囲で一致させることができる。蓄電部20は、複数の蓄電器21を備えており、これらの蓄電器21を接続して所定の定格電圧としている。蓄電器21は、例えば、二次電池である。蓄電器21を二次電池とする蓄電部20は、複数の蓄電器21を直列に接続して定格電圧を12Vとする。このような二次電池として、ニッケル水素電池が使用できる。ニッケル水素電池は、鉛バッテリに比較して充電抵抗が極めて小さく、大電流の充電特性に優れるので、回生制動時の大電流で効率よく充電できる特徴がある。ただ、二次電池には、リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池等の非水系電解液二次電池も使用できる。リチウムイオン電池などの非水系電解液二次電池は、軽くて充放電容量を大きくできる特徴がある。さらに、蓄電器は、キャパシタ等とすることもできる。蓄電器に使用されるキャパシタは、静電容量の大きい電気二重層コンデンサー(EDLC)等のキャパシタである。キャパシタである蓄電器は、充電抵抗を極めて小さくして、回生制動時の蓄電量を鉛バッテリよりも大きくできる。ただ、蓄電器をキャパシタとする蓄電部は、蓄電量、すなわち蓄電される電荷によって電圧が変化するので、双方向性DC/DCコンバータを介して鉛バッテリに接続される。
さらに、図2と図5に示す電源装置100、200は、バッテリ1にバスバー4を接続すると共に、このバスバー4に半導体素子3を連結している。図2と図5に示す電源装置100、200は、半導体素子3を介して鉛バッテリ10と蓄電部20とを並列に接続している。ここで、図に示す半導体素子3は、ダイオードである。このように、ダイオードを介して鉛バッテリ10と蓄電部20とを並列に接続する構造は、一方向への通電を許容しながら、反対方向への通電を制限できる。さらに、図に示す電源装置100、200は、半導体素子3と並列に接続スイッチ8を接続している。このような接続スイッチ8として、例えば、リレーや半導体スイッチング素子などが使用できる。半導体スイッチング素子には、トランジスタ、FET、IGBT等の素子が使用できる。
この電源装置100、200は、接続スイッチ8をオンとする状態では、半導体素子3と接続スイッチ8の並列回路を介して鉛バッテリ10と蓄電部20が並列に接続され、接続スイッチ8をオフとする状態では、半導体素子3を介して鉛バッテリ10と蓄電部20が並列に接続される。この接続スイッチ8は、制御回路9によってオンオフに制御される。図2と図5に示す電源装置100、200は、ダイオードである半導体素子3のアノードAを鉛バッテリ10側に、カソードKを蓄電部20側に接続している。すなわち、図のダイオードは、鉛バッテリ10側から蓄電部20側への通電を許容し、蓄電部20側から鉛バッテリ10側への通電を遮断するように接続している。この電源装置100は、通常状態では接続スイッチ8をオン状態としており、車両のエンジン56を始動する際には、接続スイッチ8をオフ状態とすることで、鉛バッテリ10のみからスターターモータ54に電力を供給することができる。この構成によると、大電力を必要とするスターターモータ54に電力を供給する際に、蓄電部20からスターターモータ54への電力供給が遮断されるため、蓄電部20に大きな負荷がかからず、蓄電部20の電圧低下を防止することができる。ダイオードである半導体素子3は、接続スイッチ8のオフ状態において、蓄電部20側から鉛バッテリ10側に放電される事態を抑制する保護素子として機能している。また、この電源装置100は、蓄電部20の電圧が低下する状態では、接続スイッチ8のオンオフに関係なく、ダイオードを介して鉛バッテリ10側から蓄電部20側への通電を許容して、オルタネータ52で発電される電力や鉛バッテリ10の電力を、蓄電部20や電装機器50に供給することができる。
(半導体素子3)
半導体素子3は、図7のような外観をしており、図2、図3、図5、及び図6に示すように、素子本体30と、この素子本体30を外部接続するために、素子本体30の両極に接続された第一端子31及び第二端子32を備えている。さらに、図の半導体素子3は、少なくとも素子本体30が樹脂モールドでパッケージされており、第一端子31と第二端子32を樹脂モールド部33から外部に表出させている。素子本体30をダイオードとする半導体素子3は、第一端子31及び第二端子32のうち、一方をアノードA、他方をカソードKとしている。
さらに、半導体素子3は、バスバー4に連結するための固定プレート35を備えている。図の固定プレート35は、矩形状の金属板で構成されており、少なくとも一の面の一部を樹脂モールド部33に埋設している。この半導体素子3は、樹脂モールド部33から表出する固定プレート35の端部をバスバー4に固定して連結される。図に示す固定プレート35は、樹脂モールド部33から表出する外側において、バスバー4に固定するための連結穴36を設けている。図に示す連結穴36は、固定プレート35をバスバー4に螺合するためのネジ5を挿入するための貫通孔としている。図に示す連結穴36は、金属板の延長方向に延びる長孔としている。この構造の固定プレート35は、バスバー4に設けた固定穴46との寸法の誤差を許容しながら、確実にネジ5をねじ込んで螺合できる。
ここで、図2ないし図4、及び図7に示す半導体素子3Aは、バスバー4に固定するための金属製の固定プレート35を、第一端子31としている。この半導体素子3Aは、固定プレート35である金属板を第一端子31として、素子本体30の一の面に接続すると共に、素子本体30の対向面に第二端子32を接続して、素子本体30を樹脂モールドでパッケージしている。図に示す半導体素子3Aは、固定プレート35である第一端子31をカソードKとして、第二端子32をアノードAとしている。この半導体素子3Aは、第一端子31である固定プレート35を、蓄電部20に電気接続されたバスバー4に接続し、第二端子32を鉛バッテリ10に電気接続されたリード15に接続している。リード15は止ネジ37を介して第二端子32に接続されている。ただ、半導体素子は、図示しないが、固定プレートである第一端子をアノードとして、第二端子をカソードとすることもできる。この半導体素子は、第一端子である固定プレートが、鉛バッテリに電気接続されたバスバーに接続され、第二端子が蓄電部に電気接続されたリードに接続される。以上のように、固定プレート35を第一端子31とする半導体素子3Aは、固定プレート35をバスバー4に固定する状態で、第一端子31である固定プレート35を介してバスバー4に電気接続される。
さらに、図5と図6に示す半導体素子3Bは、バスバー4に固定するための金属製の固定プレート35を、半導体素子3の放熱板34としている。この半導体素子3Bは、放熱板34である固定プレート35に、絶縁状態で素子本体30を配置すると共に、素子本体30の両極に第一端子31及び第二端子32を接続して、素子本体30を樹脂モールドでパッケージしている。図の半導体素子3Bは、素子本体30の一の面に放熱板34である金属製の固定プレート35を配置すると共に、素子本体30の対向面に第一端子31及び第二端子32を配置して、一方をアノードA、他方をカソードKとしている。図に示す半導体素子3Bは、第一端子31をカソードKとして、リード25を介して蓄電部20に電気接続し、第二端子32をアノードAとして、リード15を介して鉛バッテリに電気接続している。リード25、15は、それぞれ止ネジ37を介して第一端子31と第二端子32に接続されている。
放熱板34である固定プレート35は、バッテリ1に接続されたバスバー4に熱結合状態で連結されている。この構造は、半導体素子3Bの発熱を、放熱板34である固定プレート35を介してバスバー4に熱伝導させて効率よく放熱できる。一般に、バスバー4は、大電流を通電できるように、断面積を大きくするように厚さや幅を設計するので熱伝導特性も良好になる。したがって、半導体素子3Bの放熱板34をバスバー4に熱結合させる構造は、半導体素子3Bの熱を効果的にバスバー4に熱伝導させて優れた放熱効果を実現できる。図5に示す電源装置200は、蓄電部20に電気接続されたバスバー4に放熱板34である固定プレート35を固定しているが、固定プレートは、図示しないが、鉛バッテリに電気接続されるバスバーに固定することもできる。
以上の半導体素子3A、3Bは、図3、図4、及び図6に示すように、金属板からなる固定プレート35の中央部の上面側を樹脂モールドすると共に、下面は金属部を露出する状態としている。これらの半導体素子3A、3Bは、固定プレート35の下面側を面接触状態でバスバー4の連結面に接合できる。これにより、図3に示すように、固定プレート35を第一端子31とする半導体素子3Aにおいては、低抵抗な状態でバスバー4に電気接続でき、また、図6に示すように、固定プレート35を半導体素子3の放熱板34とする半導体素子3Bにおいては、バスバー4との接触面積を大きくして理想的な状態で熱結合できる。
以上の半導体素子3は、固定プレート35を金属板とし、この金属板の両端部の2箇所に連結穴36を開口してバスバー4に固定している。ただ、半導体素子は、必ずしも2箇所でバスバーに連結する構造には特定しない。固定プレートは、3箇所以上をバスバーに連結することもできる。例えば、半導体素子は、固定プレートを長方形の板状として、長方形のコーナー部の4箇所をバスバーに連結することもできる。
さらに、半導体素子は、固定プレートを必ずしも金属板とする必要はなく、図8で示すように、樹脂モールド部33の外側に一体成形されたプレート部38を設けて、このプレート部38を固定プレート35としてバスバー4に連結することもできる。図に示す半導体素子3Cは、全体の外形を長方形として、四隅部に連結穴36を開口すると共に、これ等の連結穴36に挿通されるネジ5を介してバスバー4に連結している。
以上の半導体素子3は、素子本体30をダイオードとする例を示したが、半導体素子は、半導体スイッチング素子とすることもできる。スイッチング素子である半導体素子は、図示しないが、鉛バッテリと蓄電部との間に電気接続されて、鉛バッテリと蓄電部とを並列に接続すると共に、接続スイッチとして使用されて、鉛バッテリと蓄電部との接続状態を制御する。スイッチング素子である半導体素子も、固定プレートを介してバスバーに連結される。スイッチング素子である半導体素子も、バスバーに連結される固定プレートを、外部接続するための端子としてバッテリに電気接続することができ、あるいは、固定プレートを放熱板としてバスバーに熱結合させることもできる。このような半導体スイッチング素子として、例えば、FETやIGBT等が使用できる。
(バスバー4)
バスバー4は、バッテリ1に電気接続される大電流用の導電部材である。バスバー4は、蓄電部20に接続され、あるいは鉛バッテリ10に接続されて、鉛バッテリ10と蓄電部20とを並列に接続する導電部材の一部として使用される。図2と図5に示す電源装置は、バスバー4を、蓄電部20の出力側に接続している。
バスバー4は、図4の斜視図に示すように、金属製の板材を折曲加工して形成される。図に示すバスバー4は、半導体素子3が連結される連結面に、固定プレート35が固定される複数の固定部45を設けている。図に示す半導体素子3は、バスバー4に螺合するためのネジ5を挿通する連結穴36を固定プレート35の両端部に設けているので、図に示すバスバー4は、これ等の連結穴36と対向する位置に、固定部45としてネジ5を螺合するための固定穴46を設けている。バスバー4の設けられる固定穴46は、半導体素子3の固定位置を規定する。したがって、バスバー4は、半導体素子3の固定プレート35の連結穴36に応じて、固定穴46が開口されている。図4に示す固定プレート35は、両端部の2箇所に連結穴36を設けているので、バスバー4は、これらと対向する2箇所に固定穴46を設けている。ただ、固定プレートが3箇所以上の連結穴を備える場合は、バスバーは、これらの連結穴と対向する位置に3箇所以上の固定穴を設けることができる。例えば、図8に示すバスバー4Cは、平面視長方形の半導体素子3Cの四隅部に設けた連結穴36と対向する4箇所に固定穴46を設けている。
ここで、図3と図4に示すバスバー4Aは、固定穴46をネジ5を挿通させる挿通孔46Aとしている。挿通孔46Aである固定穴46は、ここに挿通されるネジ5の先端がナット6にねじ込まれて、固定プレート35がバスバー4に固定される。また、図6と図8に示すバスバー4B、4Cは、固定穴46を雌ネジ孔46Bとしている。雌ネジ孔46Bである固定穴46は、固定プレート35の連結穴36を貫通するネジ5の先端が直接ねじ込まれて、固定プレート35がバスバー4に固定される。
(変形緩衝部7)
さらに、バスバー4は、固定部45同士の間に、変形緩衝部7が形成されている。図4の例では、板状のバスバー4の固定穴46を設けた中間部分に、バスバー4の一部を切り欠いたスリット7Aが形成されている。バスバー4は、このようなスリット7Aを形成することによって、図3及び図6に示すように、熱膨張係数の違いによってバスバー4の固定穴46同士の間に応力(図において矢印Bで表示)が生じても、スリット7Aである変形緩衝部7が変形(図の矢印Cで表示)することで応力を吸収して、固定穴46の部分の変形が抑制される結果、ネジ5の緩みが阻止される。
すなわち、素子本体30が樹脂でモールドされた半導体素子3では、一般に樹脂の方が金属よりも熱収縮量が大きいため、図3及び図6の矢印Aでに示すように、バスバー4の上面側に固定された樹脂モールド部33が延伸して、バスバー4に対して、図の矢印Bで示す応力が生じる事態が考えられる。応力によって固定穴46の部分が変形すると、ネジ5が緩む原因となり、不具合が生じる虞がある。これに対して、図のバスバー4を利用することで、固定穴46同士の間に形成されたスリット7Aの部分において、図の矢印Cで示すように、バスバー4がある程度変形できることから、このような応力を吸収して、固定穴46の部分に変形が及ぶことが抑止される。この結果、固定穴46の変形によってネジ5の固定が緩む可能性が低減され、長期間にわたって安定した固定状態が維持され、信頼性を高められる。
なお、図4の形態においては、固定穴46同士の部分は常時通電が必要な部位でないため、スリット7Aを設けることでバスバー4が部分的に幅狭となることによる電気抵抗の増大は、殆ど問題とならない。また、変形緩衝部7は、図4のような形態には限られない。例えば、バスバー4Dには、図9に示すように、スリット7Aを複数設けてもよい。複数のスリット7Aを設ける場合は、図9の平面図に示すように、一方向に延長されたストリップ状のバスバー4Dの、対向する辺にそれぞれ設けることが好ましい。すなわち、互いに隣接するスリット7A同士は、開口部が互いに逆向きとなるように配置する。これによって、変形量を大きくすることができる。図9の例では、図において下辺に1箇所、上辺に2箇所、スリット7Aを形成しているが、スリットの数は2個、あるいは4個以上とすることもできる。
さらに、変形緩衝部7は、スリット状に限られず、ストリップ状バスバー4の一部を打ち抜いた開口部7Bとすることもできる。例えば、図10の平面図に示すバスバー4Eは、円形状の貫通孔を変形緩衝部7としている。この構成であれば、固定穴46の開口と同様にして変形緩衝部7を形成できる。また、スリットと異なり、ストリップ状のバスバー4Eに設けた開口部7Bの両側が繋がっているため、剛性を高められる利点も得られる。さらにまた、開口部は、円形に限らず、楕円形や矩形状、多角形状など、任意の形状とすることもできる。また、開口部の数も一に限られず、複数設けてもよい。例えば、図8に示す例では、ストリップ状のバスバー4Cの延長方向に離して2個ずつの固定穴46を開口すると共に、これ等の中間には、2個の開口部7Cを幅方向に並べて開口している。図に示す開口部7Cは、バスバー4の延長方向に長い長円形としている。このように、バスバーに設ける開口部の数や形状、配列等を適宜変更することで、変形緩衝部の変形特性を調整できる。
以上の実施例の電源装置では、半導体素子3を、ネジ5を介してバスバー4に固定している。ただ、電源装置は、螺合以外の構造、例えば、溶接やクランプ等により半導体素子をバスバーに連結することもできる。この電源装置は、半導体素子の固定プレートの両端側の複数箇所をバスバーの固定部に溶接して固定し、あるいは、固定プレートの両端側の複数箇所を挟着部材を介してバスバーの固定部にクランプして固定する。固定プレートが固定されるバスバーは、複数の固定部の間に位置して変形緩衝部が形成されている。
本発明に係る電源装置は、バッテリに接続されるバスバーに半導体素子を固定する構造の電源装置、とくに車載用の電源装置に好適に利用できる。
100…電源装置
200…電源装置
1…バッテリ
3…半導体素子
3A…半導体素子
3B…半導体素子
3C…半導体素子
4…バスバー
4A…バスバー
4B…バスバー
4C…バスバー
4D…バスバー
4E…バスバー
5…ネジ
6…ナット
7…変形緩衝部
7A…スリット
7B…開口部
7C…開口部
8…接続スイッチ
9…制御回路
10…鉛バッテリ
11…鉛電池セル
15…リード
20…蓄電部
21…蓄電器
25…リード
30…素子本体
31…第一端子
32…第二端子
33…樹脂モールド部
34…放熱板
35…固定プレート
36…連結穴
37…止ネジ
38…プレート部
45…固定部
46…固定穴
46A…挿通孔
46B…雌ネジ孔
50…電装機器
52…オルタネータ
54…スターターモータ
56…エンジン
57…車輪
93…半導体部品
94…バスバー
95…ネジ
96…ネジ穴
97…固定プレート
98…樹脂モールド部
A…アノード
K…カソード

Claims (15)

  1. バッテリと、
    前記バッテリに接続してなるバスバーと、
    前記バスバーに連結してなる半導体素子と
    を備え、
    前記半導体素子は、前記バスバーに固定するための固定プレートを有すると共に、前記固定プレートが前記バスバーに複数箇所で固定されており、
    前記バスバーは、前記固定プレートが固定される複数の固定部の間に変形緩衝部を形成してなることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記バッテリが、鉛バッテリと蓄電部とを備え、前記鉛バッテリと前記蓄電部とを前記半導体素子を介して並列に電気接続してなることを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または2に記載の電源装置であって、
    前記半導体素子が、素子本体と、前記素子本体を外部接続するために前記素子本体に接続された第一端子及び第二端子とを備えており、少なくとも前記素子本体が樹脂モールドされてなることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項3に記載の電源装置であって、
    前記素子本体がダイオードで、前記第一端子及び第二端子のうち、一方がアノードで他方がカソードであることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項3または4に記載の電源装置であって、
    前記固定プレートが、前記第一端子または前記第二端子のいずれかで、
    前記半導体素子の固定プレートが前記バスバーに電気接続されてなることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の電源装置であって、
    前記固定プレートが前記半導体素子の放熱板で、前記半導体素子の固定プレートが前記バスバーに熱結合されてなることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の電源装置であって、
    前記固定プレートが、ネジを挿通する複数の連結穴を備えており、前記連結穴を貫通するネジを介して前記固定プレートが前記バスバーに螺合されてなることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項7に記載の電源装置であって、
    前記バスバーは、前記半導体素子を固定する面に、前記固定部として、前記固定プレートを固定するための固定穴を離間させて複数形成しており、前記固定穴同士の間に、変形緩衝部を形成してなることを特徴とする電源装置。
  9. 請求項8に記載の電源装置であって、
    前記固定穴が、前記半導体素子をバスバーに螺合により固定するための雌ネジ穴であることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の電源装置であって、
    前記変形緩衝部が、前記バスバーの一部を切り欠いたスリットであることを特徴とする電源装置。
  11. 請求項10に記載の電源装置であって、
    前記スリットが複数形成されると共に、互いに隣接するスリット同士の開口部を逆向きに配置してなることを特徴とする電源装置。
  12. 請求項1ないし9のいずれかに記載の電源装置であって、
    前記変形緩衝部が、前記バスバーの一部を打ち抜いた開口部であることを特徴とする電源装置。
  13. 請求項12に記載の電源装置であって、
    前記開口部が、略円形であることを特徴とする電源装置。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の電源装置を搭載する車両。
  15. 車両に搭載されるバッテリに接続されると共に、固定プレートを有する半導体素子が連結されるバスバーであって、
    前記半導体素子が連結される連結面に、前記固定プレートが複数箇所で固定されると共に、該固定プレートが固定される複数の固定部の間に変形緩衝部を形成してなることを特徴とするバスバー。
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