JP2015011600A - エンジニアリング装置および関連制御デバイス特定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御デバイスの設定データの変更にかかる作業負担を大幅に軽減する。
【解決手段】関連制御デバイス特定部16が、任意の制御デバイス22,23で用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定し、これら関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】関連制御デバイス特定部16が、任意の制御デバイス22,23で用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定し、これら関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、施設管理システム支援技術に関し、特に、施設管理システムを構築する制御デバイスの設定データを作成・編集して設定するエンジニアリング技術に関する。
一般に、ビルやプラントなどの施設をコンピュータで管理するOA(Office Automation)やFA(Factory Automation)などの施設管理システムを構築する場合、エアコン、エレベータ、バルブ、センサなどの各種制御デバイスを配置する箇所を予め決めておき、エンジニアリング装置によって、これら制御デバイスで使用する設定データを作成および編集し、通信ネットワークを介してそれぞれの制御デバイスに組み込むものとなっている。
このような施設管理システムは、制御デバイス同士の互換性を考慮して、LON(Local Operating Networking)やBACnet(Building Automation and Control Networking protocol)などの規格に準拠して構築する場合がある。このため、エンジニアリング装置も、通常、こうした規格に対応した設定データを作成および編集できるように予め設計されている。
このようなエンジニアリング装置に関連する従来技術として、施設管理システムに組み込まれている制御デバイスをツリー形式で画面表示し、これら制御デバイスのうち、任意の制御デバイスがオペレータにより選択されると、その制御デバイスで使用する設定データを表示するためのウィンドウを画面上に表示し、このウィンド上に表示された設定データをオペレータが編集することにより、制御デバイスに対して新たな設定データを設定する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
また、このようなエンジニアリング装置に関連する他の従来技術として、複数に分割した表示画面のうち任意の表示領域にアイコンを用いて複数の制御デバイスを表示し、これら制御デバイスのうちいずれかの制御デバイスがオペレータにより選択された場合には、当該選択制御デバイスで使用する設定データを他の表示領域に表示し、さらに他の制御デバイスがオペレータにより選択されたときには、先に選択された制御デバイスの表示領域とは別個の表示領域に、他の制御デバイスで使用する設定データを表示する技術が提案されている(例えば、特許文献2など参照)。
このような施設管理システムでは、運用や設備の変更に応じて、システムで入出力する監視・指示データが増えたり、他の制御デバイスの設定データを異なる制御デバイスで利用するような変更が必要となった場合、当該変更の影響が及ぶ全ての制御デバイスについて、それぞれの制御デバイスの設定データを変更し、決められた手順で設定し直しすることになる。
しかしながら、前述した従来のエンジニアリング装置によれば、変更が及ぶ制御デバイスをオペレータが選択して、これら制御デバイスの設定データの変更および設定し直しをオペレータが制御デバイスごとに行う必要がある。したがって、オペレータは、煩雑で膨大な量の作業を負担しなければならず、作業ミスや変更漏れが発生した場合には、施設管理システムの正常な立ち上がりや運用の妨げになるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、制御デバイスの設定データの変更にかかる作業負担を大幅に軽減できるエンジニアリング技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるエンジニアリング装置は、施設管理システムの制御デバイスで用いられる設定データについて、追加・変更・削除などの操作を行うエンジニアリング装置であって、任意の制御デバイスで用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定する関連制御デバイス特定部と、特定した関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示する画面表示部とを備えている。
本発明にかかる関連制御デバイス特定方法は、施設管理システムの制御デバイスで用いられる設定データについて、追加・変更・削除などの操作を行うエンジニアリング装置で用いられる関連制御デバイス特定方法であって、関連制御デバイス特定部が、任意の制御デバイスで用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定する関連制御デバイス特定ステップと、画面表示部が、特定した関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示する画面表示ステップとを備えている。
本発明によれば、オペレータは、設定データの操作対象となる制御デバイス以外に、当該操作により影響が及ぶ制御デバイスを、画面表示により、容易に確認することができる。したがって、変更が及ぶ制御デバイスをオペレータが選択して、これら制御デバイスの設定データの変更および設定し直しをオペレータが制御デバイスごとに行う必要がなくなり、制御デバイスの設定データの変更にかかる作業負担を大幅に軽減することができる。このため、設定データの操作における、作業ミスや変更漏れの発生を回避することができ、施設管理システムの正常な立ち上げや運用を行うことが可能となる。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の本実施の形態にかかるエンジニアリング装置10について説明する。図1は、本実施の形態にかかるエンジニアリング装置の構成を示すブロック図である。
まず、図1を参照して、本発明の本実施の形態にかかるエンジニアリング装置10について説明する。図1は、本実施の形態にかかるエンジニアリング装置の構成を示すブロック図である。
このエンジニアリング装置10は、全体として、サーバ装置やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、ビルやプラントなどの遠隔施設を管理する施設管理システム1で用いられて、施設管理システム1に設置されている任意の制御デバイスで用いるデータを編集して設定する機能を有している。
施設管理システム1では、通信回線を介して階層的に制御デバイスが接続されている。例えば、空調関連では、フロアごとに空調機などの設備21が複数設置され、その上位層には、通信回線L1を介してデータ通信を行うことによりこれら設備21を制御するための個別制御デバイス(下位コントローラ)22が設置されている。また、その上位層には、通信回線L2を介してデータ通信を行うことによりこれら個別制御デバイス22を統合制御する統合制御デバイス(上位コントローラ)23が設置されている。そして、その上位層には、通信回線L3を介してデータ通信を行うことにより、これら統合制御デバイス23を統合管理する管理装置30が設置されている。
エンジニアリング装置10には、主な機能部として、通信I/F部11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、設定データ操作部15、関連制御デバイス特定部16、および17が設けられている。
通信I/F部11は、通信回線L3を介して各統合制御デバイス23とデータ通信を行うことにより、これら統合制御デバイス23さらにはその配下の個別制御デバイス22で用いる設定データや、設定データに関する各種指示などをやり取りする機能を有している。
操作入力部12は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して各機能部へ出力する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、設定データに対する操作により影響を受ける関連制御デバイス情報など、各機能部からのデータを画面表示する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、設定データに対する操作により影響を受ける関連制御デバイス情報など、各機能部からのデータを画面表示する機能を有している。
記憶部14は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、統合制御デバイス23や個別制御デバイス22で用いる設定データのほか、各機能部での処理に用いる各種データやプログラムを記憶する機能を有している。
設定データ操作部15は、操作入力部12で検出されたオペレータからの設定データの操作指示に応じて、通信I/F部11を介して対象となる統合制御デバイス23や個別制御デバイス22から取得した設定データに対する追加・変更・削除などの操作を行う機能と、操作後の設定データを通信I/F部11を介して対象となる統合制御デバイス23や個別制御デバイス22へ再設定する機能とを有している。
関連制御デバイス特定部16は、設定データ操作部15における設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認する機能と、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける統合制御デバイス23や個別制御デバイス22を関連制御デバイスとして特定する機能と、特定した関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示部13に画面表示する機能とを有している。
[本実施の形態の動作]
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるエンジニアリング装置10の動作として、関連制御デバイス特定部16における関連制御デバイス特定処理について説明する。図2は、本実施の形態にかかるエンジニアリング装置の関連制御デバイス特定処理を示すフローチャートである。
設定データ操作部15により、統合制御デバイス23または個別制御デバイス22のいずれかの制御デバイスに関する設定データについて、追加・変更・削除などの操作が行われた場合、関連制御デバイス特定部16は、図2の関連制御デバイス特定処理を実行する。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるエンジニアリング装置10の動作として、関連制御デバイス特定部16における関連制御デバイス特定処理について説明する。図2は、本実施の形態にかかるエンジニアリング装置の関連制御デバイス特定処理を示すフローチャートである。
設定データ操作部15により、統合制御デバイス23または個別制御デバイス22のいずれかの制御デバイスに関する設定データについて、追加・変更・削除などの操作が行われた場合、関連制御デバイス特定部16は、図2の関連制御デバイス特定処理を実行する。
まず、関連制御デバイス特定部16は、設定データ操作部15から、操作が行われた設定データの操作対象情報種別を確認する(ステップ100)。操作対象情報種別は、設定データのうち、追加・変更・削除などの操作が行われた情報の種別である。設定データには、主な情報種別として、制御デバイスの動作を規定するためのデバイス情報、施設管理システム1において当該制御デバイスの管理ポイントを特定するためのポイント情報、制御デバイスのデータ通信に用いる通信設定情報がある。
続いて、関連制御デバイス特定部16は、設定データ操作部15から、設定データに対して実行した操作の内容を示す操作内容を確認する(ステップ101)。操作内容としては、追加、変更、削除がある。
この後、関連制御デバイス特定部16は、確認した操作対象情報種別に基づき、移行すべき関連制御デバイス特定処理を選択する(ステップ102)。
この後、関連制御デバイス特定部16は、確認した操作対象情報種別に基づき、移行すべき関連制御デバイス特定処理を選択する(ステップ102)。
ここで、操作対象情報種別が「デバイス情報」であった場合(ステップ102:デバイス情報)、関連制御デバイス特定部16は、後述する図4のデバイス情報用関連制御デバイス特定処理へ移行する(ステップ103)。
一方、操作対象情報種別が「ポイント情報」であった場合(ステップ102:ポイント情報)、関連制御デバイス特定部16は、後述する図5のポイント情報用関連制御デバイス特定処理へ移行する(ステップ104)。
一方、操作対象情報種別が「ポイント情報」であった場合(ステップ102:ポイント情報)、関連制御デバイス特定部16は、後述する図5のポイント情報用関連制御デバイス特定処理へ移行する(ステップ104)。
また、操作対象情報種別が「通信設定情報」であった場合(ステップ102:通信設定情報)、関連制御デバイス特定部16は、操作の対象となった通信設定情報、例えば制御デバイス・アドレスから、その送信側および受信側の制御デバイスを、関連制御デバイスとして特定する(ステップ105)。
このようにして、操作対象情報種別ごとに関連制御デバイス特定処理を実行した後、関連制御デバイス特定部16は、特定された関連制御デバイスに関する関連制御デバイス情報を画面表示部13に画面表示し(ステップ106)、一連の関連制御デバイス特定処理を終了する。
図3は、関連制御デバイス情報の表示画面例である。ここでは、関連制御デバイスが含まれる系統に関するネットワーク構成と、関連制御デバイスの設定データのうち操作すべき情報の情報リストとが画面表示されている。オペレータは、この関連制御デバイス表示画面に基づいて、設定データを操作すべき関連制御デバイスさらには情報リストを確認することができ、設定データの操作ミスや変更漏れの発生を回避することができる。
[デバイス情報用関連制御デバイス特定処理]
次に、図4を参照して、関連制御デバイス特定部16におけるデバイス情報用関連制御デバイス特定処理について説明する。図4は、デバイス情報用関連制御デバイス特定処理を示すフローチャートである。
次に、図4を参照して、関連制御デバイス特定部16におけるデバイス情報用関連制御デバイス特定処理について説明する。図4は、デバイス情報用関連制御デバイス特定処理を示すフローチャートである。
まず、関連制御デバイス特定部16は、設定データに対する操作内容を確認する(ステップ110)。
ここで、操作内容が「変更」であった場合(ステップ110:変更)、関連制御デバイス特定部16は、設定データの対象制御デバイスを関連制御デバイスとして選択する(ステップ111)。続いて、関連制御デバイス特定部16は、操作対象となった情報に基づいて、当該対象制御デバイスの上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加する必要があるか否か判定し(ステップ112)、追加が必要な場合(ステップ112:YES)、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加し(ステップ114)、一連のデバイス情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
ここで、操作内容が「変更」であった場合(ステップ110:変更)、関連制御デバイス特定部16は、設定データの対象制御デバイスを関連制御デバイスとして選択する(ステップ111)。続いて、関連制御デバイス特定部16は、操作対象となった情報に基づいて、当該対象制御デバイスの上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加する必要があるか否か判定し(ステップ112)、追加が必要な場合(ステップ112:YES)、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加し(ステップ114)、一連のデバイス情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
この際、ステップ112における関連制御デバイスの追加要否判断は、設定データの変更した内容が上位制御デバイスに対して影響を与えるか否かに基づいて判断する。例えば、制御対象(管理ポイント)を追加する場合、上位制御デバイスまでファイルの変更を行わなければ、監視システムには追加した制御対象は表示されない。これは、監視画面を提供しているのが上位制御デバイスのためであり、上位制御デバイスも監視対象のリストを持っているためである。しかし、下位デバイスの制御ロジックや制御対象のパラメータの変更の場合は、下位デバイスないのみで利用されるデータである。このため、全てのパラメータ変更が上位制御デバイスに影響さないわけではないが、ほとんどの場合、上位デバイスには影響を及ぼさない。
一方、操作内容が「追加」であった場合(ステップ110:追加)、関連制御デバイス特定部16は、設定データの対象制御デバイスを関連制御デバイスとして選択し(ステップ111)、その後、ステップ114へ移行して、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加選択した後、一連のデバイス情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
一方、操作内容が「削除」であった場合(ステップ110:削除)、関連制御デバイス特定部16は、当該対象制御デバイスの下位制御デバイスが存在するか確認し(ステップ115)、下位制御デバイスが存在する場合(ステップ115:YES)、すべての下位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加選択する(ステップ116)。
また、下位制御デバイスが存在しない場合(ステップ115:NO)、ステップ114へ移行して、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加選択した後、一連のデバイス情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
また、下位制御デバイスが存在しない場合(ステップ115:NO)、ステップ114へ移行して、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加選択した後、一連のデバイス情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
[ポイント情報用関連制御デバイス特定処理]
次に、図5を参照して、関連制御デバイス特定部16におけるポイント情報用関連制御デバイス特定処理について説明する。図5は、ポイント情報用関連制御デバイス特定処理を示すフローチャートである。
次に、図5を参照して、関連制御デバイス特定部16におけるポイント情報用関連制御デバイス特定処理について説明する。図5は、ポイント情報用関連制御デバイス特定処理を示すフローチャートである。
まず、関連制御デバイス特定部16は、設定データの対象制御デバイスを関連制御デバイスとして選択し(ステップ120)、設定データに対する操作内容を確認する(ステップ121)。なお、ステップ121における判断は、図4のステップ112と同様である。
ここで、操作内容が「変更」であった場合(ステップ121:変更)、関連制御デバイス特定部16は、操作対象となった情報に基づいて、当該対象制御デバイスの上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加する必要があるか否か判定し(ステップ122)、追加が必要な場合(ステップ122:YES)、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加し(ステップ123)、一連のポイント情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
一方、操作内容が「追加」であった場合(ステップ121:追加)、関連制御デバイス特定部16は、ステップ123へ移行して、上位制御デバイスを関連制御デバイスとして追加選択した後、一連のポイント情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
一方、操作内容が「削除」であった場合(ステップ121:削除)、関連制御デバイス特定部16は、操作対象となった情報に基づいて、外部制御デバイスへの影響があるか否か判断し(ステップ124)、影響がある場合は(ステップ124:YES)、影響が及ぶ制御デバイスを関連制御デバイスとして選択し(ステップ125)、一連のポイント情報用関連制御デバイス特定処理を終了する。
図1に示したように、設備21は、通信回線L1を介して上位の個別制御デバイス22と物理的に接続されているが、上位の個別制御デバイス22から通信回線L2を介して通信を行っているモジュールを外部制御デバイスという。したがって、例えば、設備21が有する特定の管理ポイントが、外部制御デバイスの制御で使用されている場合、設備21に関する上位の個別制御デバイス22で用いられる設定データに対する操作が、外部制御デバイスに影響すると判断する。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、関連制御デバイス特定部16が、任意の制御デバイス22,23で用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定し、これら関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示するようにしたものである。
このように、本実施の形態は、関連制御デバイス特定部16が、任意の制御デバイス22,23で用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定し、これら関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示するようにしたものである。
これにより、オペレータは、設定データの操作対象となる制御デバイス22,23以外に、当該操作により影響が及ぶ制御デバイス22,23を、画面表示により、容易に確認することができる。したがって、変更が及ぶ制御デバイスをオペレータが選択して、これら制御デバイスの設定データの変更および設定し直しをオペレータが制御デバイスごとに行う必要がなくなり、制御デバイスの設定データの変更にかかる作業負担を大幅に軽減することができる。このため、設定データの操作における、作業ミスや変更漏れの発生を回避することができ、施設管理システムの正常な立ち上げや運用を行うことが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…施設管理システム、10…エンジニアリング装置、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、15…設定データ操作部、16…関連制御デバイス特定部、21…設備、22…個別制御デバイス、23…統合制御デバイス、30…管理装置、L1,L2,L3…通信回線。
Claims (2)
- 施設管理システムの制御デバイスで用いられる設定データについて、追加・変更・削除などの操作を行うエンジニアリング装置であって、
任意の制御デバイスで用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定する関連制御デバイス特定部と、
特定した関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示する画面表示部と
を備えることを特徴とするエンジニアリング装置。 - 施設管理システムの制御デバイスで用いられる設定データについて、追加・変更・削除などの操作を行うエンジニアリング装置で用いられる関連制御デバイス特定方法であって、
関連制御デバイス特定部が、任意の制御デバイスで用いられる設定データに対する操作に応じて、当該操作の対象となる操作対象情報種別とその操作内容とを確認し、これら確認結果に応じて当該設定データに対する操作により影響を受ける制御デバイスを関連制御デバイスとして特定する関連制御デバイス特定ステップと、
画面表示部が、特定した関連制御デバイスを示す関連制御デバイス情報を画面表示する画面表示ステップと
を備えることを特徴とする関連制御デバイス特定方法。
Priority Applications (1)
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JP2013137772A JP2015011600A (ja) | 2013-07-01 | 2013-07-01 | エンジニアリング装置および関連制御デバイス特定方法 |
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CN114879885A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-08-09 | 上海星阑信息科技有限公司 | 虚拟对象分组控制方法、装置、设备及存储介质 |
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2013
- 2013-07-01 JP JP2013137772A patent/JP2015011600A/ja active Pending
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CN114879885B (zh) * | 2022-04-18 | 2024-03-22 | 上海星阑信息科技有限公司 | 虚拟对象分组控制方法、装置、设备及存储介质 |
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