JP2015010214A - はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015010214A
JP2015010214A JP2013138368A JP2013138368A JP2015010214A JP 2015010214 A JP2015010214 A JP 2015010214A JP 2013138368 A JP2013138368 A JP 2013138368A JP 2013138368 A JP2013138368 A JP 2013138368A JP 2015010214 A JP2015010214 A JP 2015010214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
mass
group
thermosetting resin
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013138368A
Other languages
English (en)
Inventor
青木 淳
Atsushi Aoki
淳 青木
小野木 剛
Takeshi Onoki
剛 小野木
雅裕 土屋
Masahiro Tsuchiya
雅裕 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2013138368A priority Critical patent/JP2015010214A/ja
Publication of JP2015010214A publication Critical patent/JP2015010214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】十分なはんだ溶融性を有するとともに、十分な樹脂硬化性を有するはんだ組成物を提供すること。
【解決手段】本発明のはんだ組成物は、240℃以下の融点を有する鉛フリーはんだ粉末50質量%以上90質量%以下と、熱硬化性樹脂および芳香族カルボン酸を含有する熱硬化性樹脂組成物10質量%以上40質量%以下とを含有し、前記芳香族カルボン酸は、ベンゼン環またはナフタレン環を有し、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つは、カルボキシル基に置換され、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロトキシ基、ブトキシ基およびアセトキシ基の少なくともいずれかに置換されている化合物であることを特徴とするものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、電子部品と配線基板とを接続するはんだ組成物、およびこのはんだ組成物用の熱硬化性樹脂組成物に関する。
近年、電子機器の小型軽量化が進むと同時に、配線基板の高密度実装化が進んでいる。そして、半導体のパッケージも小型化が進み、グリッドアレイ型の電子部品であるBGAやLGAもチップサイズパッケージ(以下、CSPともいう)へと小型化してきている。そして、パッケージの小型化が進むにつれ、接続端子ピッチも小さくなり、0.5mmピッチのCSPも普及している。その結果、接続端子自身も小さくする必要があるため、電子部品と配線基板との接続強度が弱くなってしまう。その強化策の一つとして、電子部品と配線基板との間にアンダーフィル剤を入れて硬化させる方法も実用化されている。しかし、実装工程が長くなる、或いは電子部品または接合不良が発見されたときにリペアーができないという欠点がある。
そこで、電子部品と配線基板との接続強度をはんだペーストにより向上することが求められており、例えば、熱硬化性樹脂、有機酸、溶剤および硬化剤を含有するフラックスと、はんだ粉末とを含有するはんだペーストが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−219294号公報
しかしながら、特許文献1に記載のはんだペーストでは、樹脂硬化性が不十分であり、必要に応じて、リフロー後にアフターキュアなどをすることが必要となるという問題があった。
一方で、樹脂硬化性を高めるために、硬化成分量を調整することなども考えられるが、樹脂硬化性を高めると、はんだ溶融性が低下してしまう。このように、はんだ溶融性と樹脂硬化性とは二律背反の関係にあり、これらを両立することは困難であった。
そこで、本発明は、十分なはんだ溶融性を有するとともに、十分な樹脂硬化性を有するはんだ組成物、およびこのはんだ組成物用の熱硬化性樹脂組成物を提供することを目的とする。
本発明のはんだ組成物は、240℃以下の融点を有する鉛フリーはんだ粉末50質量%以上90質量%以下と、熱硬化性樹脂および芳香族カルボン酸を含有する熱硬化性樹脂組成物10質量%以上50質量%以下とを含有し、前記芳香族カルボン酸は、ベンゼン環またはナフタレン環を有し、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つは、カルボキシル基に置換され、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロトキシ基、ブトキシ基およびアセトキシ基の少なくともいずれかに置換されている化合物であることを特徴とするものである。
本発明のはんだ組成物においては、前記芳香族カルボン酸が、2,4−ジヒドロキシ安息香酸であることが好ましい。
本発明のはんだ組成物においては、前記熱硬化性樹脂組成物が、さらに、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシドを含有することが好ましい。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、熱硬化性樹脂および芳香族カルボン酸を含有し、前記芳香族カルボン酸は、ベンゼン環またはナフタレン環を有し、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つは、カルボキシル基に置換され、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロトキシ基、ブトキシ基およびアセトキシ基の少なくともいずれかに置換されている化合物であることを特徴とするものである。
なお、本発明のはんだ組成物が、十分なはんだ溶融性を有するとともに、十分な樹脂硬化性を有する理由は必ずしも定かではないが、本発明者らは以下のように推察する。
すなわち、本発明のはんだ組成物において、芳香族カルボン酸は、はんだの活性剤として作用するだけでなく、熱硬化性樹脂を硬化させる硬化成分としても作用している。本発明における芳香族カルボン酸は、カルボキシル基およびヒドロキシ基などを有している。本発明における芳香族カルボン酸では、カルボキシル基が主にはんだの活性に寄与し、ヒドロキシ基などが主にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂の硬化に寄与する。そこで、芳香族カルボン酸のヒドロキシ基を多くすれば、重合化が進行しやすくなり樹脂硬化性を向上できる。しかし、芳香族カルボン酸のヒドロキシ基が多過ぎると、重合が進行する分、はんだ溶融性が低下してしまう。本発明においては、上記の観点から、芳香族カルボン酸のヒドロキシ基とカルボキシル基の数を所定範囲に調整することで、従来は困難であったはんだ溶融性と樹脂硬化性との両立を図ることができるものと本発明者らは推察する。
本発明によれば、十分なはんだ溶融性を有するとともに、十分な樹脂硬化性を有するはんだ組成物を提供できる。
先ず、本発明のはんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物について説明する。
本発明のはんだ組成物は、電子部品および配線基板を接続するはんだ組成物である。そして、このはんだ組成物は、以下説明する鉛フリーはんだ粉末50質量%以上90質量%以下と、以下説明する熱硬化性樹脂組成物10質量%以上50質量%以下とを含有するものである。
この鉛フリーはんだ粉末の含有量が50質量%未満の場合(熱硬化性樹脂組成物の含有量が50質量%を超える場合)には、得られるはんだ組成物にて接着した場合に、電子部品および配線基板の間に十分なはんだ接合を形成できず、電子部品および配線基板の間の導電性が不十分となり、他方、鉛フリーはんだ粉末の含有量が90質量%を超える場合(熱硬化性樹脂組成物の含有量が10質量%未満の場合)には、得られるはんだ組成物にて接着した場合に、電子部品および配線基板の間の接続強度が不十分となる。また、得られるはんだ組成物において、接続強度と導電性とのバランスをとるという観点から、この鉛フリーはんだ粉末の含有量は、60質量%以上90質量%以下であることが好ましく、70質量%以上85質量%以下であることがより好ましい。
[(A)鉛フリーはんだ粉末]
本発明に用いる(A)鉛フリーはんだ粉末は、240℃以下の融点を有するものである。この鉛フリーはんだ粉末の融点が240℃を超えるものを用いる場合には、はんだ組成物における通常の接着温度では鉛フリーはんだ粉末を溶融させることが困難となる。
ここで、鉛フリーはんだ粉末とは、鉛を添加しないはんだ金属または合金の粉末のことをいう。ただし、鉛フリーはんだ粉末中に、不可避的不純物として鉛が存在することは許容されるが、この場合に、鉛の量は、100質量ppm以下であることが好ましい。
前記鉛フリーはんだ粉末は、スズ(Sn)、銅(Cu)、銀(Ag)、ビスマス(Bi)、アンチモン(Sb)、インジウム(In)および亜鉛(Zn)からなる群から選択される少なくとも1種の金属を含むことが好ましい。
また、前記鉛フリーはんだ粉末における具体的なはんだ組成(質量比率)としては、以下のようなものを例示できる。
2元系合金としては、例えば、95.3Ag/4.7BiなどのAg−Bi系、66Ag/34LiなどのAg−Li系、3Ag/97InなどのAg−In系、67Ag/33TeなどのAg−Te系、97.2Ag/2.8TlなどのAg−Tl系、45.6Ag/54.4ZnなどのAg−Zn系、80Au/20SnなどのAu−Sn系、52.7Bi/47.3InなどのBi−In系、35In/65Sn、51In/49Sn、52In/48SnなどのIn−Sn系、8.1Bi/91.9ZnなどのBi−Zn系、43Sn/57Bi、42Sn/58BiなどのSn−Bi系、98Sn/2Ag、96.5Sn/3.5Ag、96Sn/4Ag、95Sn/5AgなどのSn−Ag系、91Sn/9Zn、30Sn/70ZnなどのSn−Zn系、99.3Sn/0.7CuなどのSn−Cu系、95Sn/5SbなどのSn−Sb系が挙げられる。+
3元系合金としては、例えば、95.5Sn/3.5Ag/1InなどのSn−Ag−In系、86Sn/9Zn/5In、81Sn/9Zn/10InなどのSn−Zn−In系、95.5Sn/0.5Ag/4Cu、96.5Sn/3.0Ag/0.5Cu、98.3Sn/1.0Ag/0.7Cu、99.0Sn/0.3Ag/0.7CuなどのSn−Ag−Cu系、90.5Sn/7.5Bi/2Ag、41.0Sn/58Bi/1,0AgなどのSn−Bi−Ag系、89.0Sn/8.0Zn/3.0BiなどのSn−Zn−Bi系が挙げられる。
その他の合金としては、Sn/Ag/Cu/Bi系などが挙げられる。
また、前記鉛フリーはんだ粉末の平均粒子径は、10μm以上70μm以下であることが好ましく、20μm以上60μm以下であることがより好ましい。鉛フリーはんだ粉末の平均粒子径が前記下限未満では、電子部品および配線基板間の導電性が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、はんだ組成物における絶縁性が低下する傾向にある。なお、平均粒子径は、動的光散乱式の粒子径測定装置により測定できる。
[(B)熱硬化性樹脂]
本発明に用いる熱硬化性樹脂としては、公知の熱硬化性樹脂を適宜用いることができるが、フラックス作用を有するという観点から、特にエポキシ樹脂を用いることが好ましい。
なお、本発明において、フラックス作用を有するとは、通常のロジン系フラックスのように、その塗布膜は被はんだ付け体の金属面を覆って大気を遮断し、はんだ付け時にはその金属面の金属酸化物を還元し、この塗布膜が溶融はんだに押し退けられてその溶融はんだと金属面との接触が可能となり、その残渣は回路間を絶縁する機能を有するものである。
このようなエポキシ樹脂としては、公知のエポキシ樹脂を適宜用いることができる。このようなエポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ビフェニル型、ナフタレン型、クレゾールノボラック型、フェノールノボラック型、およびジシクロペンタジエン型などのエポキシ樹脂が挙げられる。これらのエポキシ樹脂は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、これらのエポキシ樹脂は、常温で液状のものを含有することが好ましく、常温で固形のものを用いる場合には、常温で液状のものと併用することが好ましい。また、これらのエポキシ樹脂の型の中でも、金属粒子の分散性およびペースト粘度を調整でき、さらに硬化物の落下衝撃に対する耐性が向上できるという観点や、はんだの濡れ広がり性が良好となるという観点から、液状ビスフェノールA型、液状ビスフェノールF型、液状水添タイプのビスフェノールA型、ナフタレン型、ジシクロペンタジエン型、ビフェニル型が好ましく、液状ビスフェノールA型、液状ビスフェノールF型、ビフェニル型がより好ましい。
前記エポキシ樹脂の含有量としては、熱硬化性樹脂組成物100質量%に対して、50質量%以上99質量%以下であることが好ましく、55質量%以上85質量%以下であることがより好ましく、60質量%以上71質量%以下であることが特に好ましい。エポキシ樹脂の含有量が前記下限未満では、電子部品を固着させるために十分な強度が得られないため、落下衝撃に対する耐性が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、熱硬化性樹脂組成物中の硬化成分の含有量が減少し、エポキシ樹脂を硬化せしめる速度が遅延しやすい傾向にある。
[(C)芳香族カルボン酸]
本発明に用いる芳香族カルボン酸は、ベンゼン環またはナフタレン環を有し、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つは、カルボキシル基に置換され、当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、ヒドロキシ基およびメトキシ基の少なくともいずれかに置換されている化合物である。カルボキシル基に置換された数が2以上の場合は、はんだ組成物における絶縁性が不十分となる。また、ヒドロキシ基またはメトキシ基に置換された数が3以上の場合は、はんだ組成物におけるはんだ溶融性が不十分となる。さらに、樹脂硬化性の観点から、ヒドロキシ基またはメトキシ基に置換された数は、2つであることがより好ましい。
前記芳香族カルボン酸は、ベンゼン環およびナフタレン環のいずれの芳香環を有していてもよいが、ベンゼン環を有することが好ましい。
前記芳香族カルボン酸は、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロトキシ基、ブトキシ基およびアセトキシ基のうちのいずれかの置換基を有していればよいが、ヒドロキシ基を有することが好ましい。また、前記芳香族カルボン酸においては、はんだ溶融性および樹脂硬化性の観点から、ヒドロキシ基が、カルボキシル基のオルト位またはメタ位にあることが好ましく、カルボキシル基のオルト位およびメタ位にあることがより好ましい。
前記芳香族カルボン酸における当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、さらに、炭素数1〜4のアルキル基およびホルミル基の少なくともいずれかに置換されていてもよい。
前記芳香族カルボン酸としては、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメトキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、5−ホルミルサリチル酸などが挙げられる。これらの中でも、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメトキシ安息香酸が好ましく、2,4−ジヒドロキシ安息香酸が特に好ましい。これらの芳香族カルボン酸は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
前記芳香族カルボン酸の含有量としては、熱硬化性樹脂組成物100質量%に対して、1質量%以上50質量%以下であることが好ましく、2質量%以上35質量%以下であることがより好ましく、7質量%以上30質量%以下であることが更により好ましく、12質量%以上20質量%以下であることが特に好ましい。芳香族カルボン酸の含有量が前記下限未満では、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を硬化せしめる速度が遅延することで硬化不良となる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、得られるはんだ組成物における絶縁性が低下する傾向にある。
また、本発明に用いる熱硬化性樹脂組成物は、前記熱硬化性樹脂および前記芳香族カルボン酸の他に、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、チクソ剤および硬化剤などを含有していてもよい。
[(D)HCA]
本発明に用いる(D)9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド(以下、「HCA」ともいう)としては、適宜市販品を用いることができる。このHCAにより、はんだ組成物における樹脂硬化性を維持しつつ、はんだ溶融性の更なる向上を図ることができる。
前記HCAの含有量としては、熱硬化性樹脂組成物100質量%に対して、0.5質量%以上15質量%以下であることが好ましく、3質量%以上8質量%以下であることがより好ましい。HCAの含有量が前記下限未満では、はんだ溶融性の向上効果が得られにくい傾向にあり、他方、前記上限を超えると、絶縁性が低下するとともに、樹脂硬化によってはんだ溶融性が低下する傾向にある。
本発明に用いるチクソ剤としては、公知のチクソ剤を適宜用いることができる。このようなチクソ剤としては、例えば、有機系チクソ剤(脂肪酸アマイド、水添ヒマシ油、オレフィン系ワックスなど)、無機系チクソ剤(コロイダルシリカ、ベントンなど)が挙げられる。これらのチクソ剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。これらの中でも、脂肪酸アマイド、コロイダルシリカ、ベントンが好ましい。また、得られるはんだ組成物のにじみにくさの観点からは、有機系チクソ剤と無機系チクソ剤との組み合わせで使用することが好ましい。具体的には、脂肪酸アマイドとコロイダルシリカとの組み合わせ、脂肪酸アマイドとベントンとの組み合わせが挙げられる。
前記チクソ剤の含有量としては、熱硬化性樹脂組成物100質量%に対して、0.5質量%以上25質量%以下であることが好ましく、1質量%以上20質量%以下であることがより好ましく、10質量%以上15質量%以下であることが特に好ましい。チクソ剤の含有量が前記下限未満では、チクソ性が得られず、配線基板の電極上でダレが生じやすくなり、配線基板の電極上に電子部品を搭載した際の付着力が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、チクソ性が高すぎてシリンジニードルの詰まりにより塗布不良となりやすい傾向にある。
本発明に用いる硬化剤としては、適宜公知の硬化剤を用いることができる。例えば、熱硬化性樹脂として、エポキシ樹脂を用いる場合には、以下のようなものを用いることができる。これらの硬化剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
潜在性硬化剤としては、例えば、ノバキュアHX−3722、HX−3721、HX−3748、HX−3088、HX−3613、HX−3921HP、HX−3941HP(旭化成エポキシ社製、商品名)が挙げられる。
脂肪族ポリアミン系硬化剤としては、例えば、フジキュアFXR−1020、FXR−1030、FXR−1050、FXR−1080(富士化成工業社製、商品名)が挙げられる。
エポキシ樹脂アミンアダクト系硬化剤としては、例えば、アミキュアPN−23、PN−F、MY−24、VDH、UDH、PN−31、PN−40(味の素ファインテクノ社製、商品名)、EH−3615S、EH−3293S、EH−3366S、EH−3842、EH−3670S、EH−3636AS、EH−4346S、EH−5016S(ADEKA社製、商品名)が挙げられる。
イミダゾール系硬化促進剤としては、例えば、2P4MHZ、2MZA、2PZ、C11Z、C17Z、2E4MZ、2P4MZ、C11Z−CNS、2PZ−CNZ(以上、商品名)が挙げられる。
前記硬化剤の含有量としては、熱硬化性樹脂組成物100質量%に対して、0.5質量%以上10質量%以下であることが好ましく、1質量%以上5質量%以下であることがより好ましい。硬化剤の含有量が前記下限未満では、熱硬化性樹脂を硬化せしめる速度が遅延しやすい傾向にあり、他方、前記上限を超えると、反応性が速くなり、ペースト使用時間が短くなる傾向にある。
本発明に用いる熱硬化性樹脂組成物は、必要に応じて、前記エポキシ樹脂、前記芳香族カルボン酸、前記HCA、前記チクソ剤および前記硬化剤以外に、界面活性剤、カップリング剤、消泡剤、粉末表面処理剤、反応抑制剤、沈降防止剤などの添加剤を含有していてもよい。これらの添加剤の含有量としては、熱硬化性樹脂組成物100質量%に対して、0.01質量%以上10質量%以下であることが好ましく、0.05質量%以上5質量%以下であることがより好ましい。添加剤の含有量が前記下限未満では、それぞれの添加剤の効果を奏しにくくなる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、熱硬化性樹脂組成物による接合強度が低下する傾向にある。
次に、本発明のはんだ組成物を用いて、配線基板および電子部品などの電極同士を接続する方法について説明する。ここでは、配線基板および電子部品の電極同士を接続する場合を例に挙げて説明する。
このように配線基板および電子部品の電極同士を接続する方法としては、前記配線基板上に前記はんだ組成物を塗布する塗布工程と、前記はんだ組成物上に前記電子部品を配置し、リフロー炉により所定条件にて加熱して、前記電子部品を前記配線基板に実装するリフロー工程と、を備える方法を採用できる。
塗布工程においては、前記配線基板上に前記はんだ組成物を塗布する。
ここで用いる塗布装置としては、例えば、ディスペンサー、スクリーン印刷機、ジェットディスペンサー、メタルマスク印刷機が挙げられる。
また、塗布膜の厚みは、特に限定されないが、50μm以上500μm以下であることが好ましく、100μm以上300μm以下であることがより好ましい。厚みが前記下限未満では、配線基板の電極上に電子部品を搭載した際の付着力が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、接続部分以外にもペーストがはみ出しやすくなる傾向にある。
リフロー工程においては、前記はんだ組成物上に前記電子部品を配置し、リフロー炉により所定条件にて加熱する。このリフロー工程により、電子部品および配線基板の間に十分なはんだ接合を行うことができ、また、樹脂硬化を進行させることもできる。その結果、前記電子部品を前記配線基板に実装することができる。
リフロー条件は、はんだの融点に応じて適宜設定すればよい。例えば、Sn−Ag−Cu系のはんだ合金を用いる場合には、プリベークを温度150〜180℃で60〜120秒行い、ピーク温度を230〜250℃に設定すればよい。
また、このように配線基板および電子部品の電極同士を接続する方法においては、前記リフロー工程に代えて、或いは、前記リフロー工程の前工程として、以下説明する熱圧着工程を備えていてもよい。
熱圧着工程においては、前記はんだ組成物上に前記電子部品を配置し、前記はんだ粉末の融点よりも1℃以上高い温度で、前記電子部品を前記配線基板に熱圧着する。
熱圧着時の温度が、前記はんだ粉末の融点よりも1℃以上高いという条件を満たさない場合には、はんだを十分に溶融させることができず、電子部品および配線基板の間に十分なはんだ接合を形成できず、電子部品および配線基板の間の導電性が不十分となる。
熱圧着時の温度は、130℃以上200℃以下とすることが好ましく、140℃以上180℃以下とすることがより好ましい。
熱圧着時の圧力は、特に限定されないが、0.05MPa以上3MPa以下とすることが好ましく、0.1MPa以上2MPa以下とすることがより好ましい。圧力が前記上限未満では、電子部品および配線基板の間に十分なはんだ接合を形成できず、電子部品および配線基板の間の導電性が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると配線基板にストレスがかかり、デッドスペースを広くとらなければならなくなる傾向にある。
なお、本発明においては、上記のように、熱圧着時の圧力を、従来の導電性フィラー系の異方性導電材を用いる方法による場合と比較して、低い圧力範囲に設定することができる。そのため、熱圧着工程に用いる装置の低コスト化を達成することもできる。
熱圧着時の時間は、特に限定されないが、通常、1秒以上60秒以下であり、2秒以上20秒以下であることが好ましく、3秒以上10秒以下であることがより好ましい。
また、このように配線基板および電子部品の電極同士を接続する方法においては、以下説明する剥離工程、再塗布工程および再リフロー工程をさらに備えていてもよい。
剥離工程においては、前記はんだ粉末の融点よりも1℃以上高い温度で、前記電子部品を前記配線基板から剥離する。
ここで、電子部品を配線基板から剥離する方法は、特に限定されない。このような方法としては、例えば、はんだごてなどを用いて接続部分を加熱しながら、電子部品を配線基板から剥離する方法を採用することができる。なお、このような場合に、リペアに用いる公知の剥離装置を用いてもよい。
また、電子部品を配線基板から剥離した後に、必要に応じて、溶剤などで前記配線基板上を洗浄してもよい。
再塗布工程においては、剥離工程後の配線基板上に前記はんだ組成物を塗布する。ここで、塗布装置や塗布膜の厚みは、前記塗布工程と同様のものや条件を採用することができる。
再リフロー工程においては、再塗布工程後のはんだ組成物上に前記電子部品を配置し、リフロー炉により所定条件にて加熱して、前記電子部品を前記配線基板に実装する。ここで、加熱条件は、前記リフロー工程と同様の条件を採用することができる。
以上説明した電子部品の接続方法によれば、電子部品および配線基板の電極同士がはんだ接合されるために、従来の導電性フィラー系の異方性導電材のように、電極および導電性フィラーが接触し合うことで接続されている場合と比較して、極めて高い接続信頼性を達成できる。また、リフロー後において、はんだ粉末の融点以上の温度の熱をかければ、はんだは溶融させることができ、また、熱硬化性樹脂組成物も軟化させることができることから、配線基板から電子部品を容易に剥離することができる。また、本発明では、剥離後に再びはんだ組成物を用いて配線基板と電子部品との接続を図る場合に、電極などにある程度の残渣(はんだなど)が残っていたとしても、それらの残渣を併せてはんだ接合することができ、導電性を確保できる。そのため、前記電子部品の接続方法は、従来の導電性フィラー系の異方性導電材を用いる方法と比較して、リペア性が優れている。
また、本発明のはんだ組成物を用いた接続方法は、前記接続方法に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
例えば、前記接続方法では、リフロー工程により、配線基板と電子部品とを接着しているが、これに限定されない。例えば、リフロー工程に代えて、レーザー光を用いてはんだ組成物を加熱する工程(レーザー加熱工程)により、配線基板と電子部品とを接着してもよい。この場合、レーザー光源としては、特に限定されず、金属の吸収帯に合わせた波長に応じて適宜採用できる。レーザー光源としては、例えば、固体レーザー(ルビー、ガラス、YAGなど)、半導体レーザー(GaAs、InGaAsPなど)、液体レーザー(色素など)、気体レーザー(He−Ne、Ar、CO、エキシマーなど)が挙げられる。
次に、本発明を実施例および比較例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。なお、実施例および比較例にて用いた材料を以下に示す。
((A)成分)
鉛フリーはんだ粉末:平均粒子径は39μm、はんだの融点は217〜220℃、はんだの組成は96.5Sn/3.0Ag/0.5Cu
((B)成分)
熱硬化性樹脂A:ビスフェノールA型およびビスフェノールF型液状エポキシ樹脂、DIC社製、商品名「EXA−830LVP」
熱硬化性樹脂B:ビフェニル型エポキシ樹脂、ジャパンエポキシレジン社製、商品名「YX−4000HK」
((C)成分)
芳香族カルボン酸A:2,4−ジヒドロキシ安息香酸
芳香族カルボン酸B:3,5−ジメトキシ安息香酸
芳香族カルボン酸C:3,5−ジヒドロキシ安息香酸
芳香族カルボン酸D:4−ヒドロキシ安息香酸
芳香族カルボン酸E:2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、
(他の成分)
芳香族カルボン酸F:没食子酸
芳香族カルボン酸G:没食子酸ステアリル
脂肪族ジカルボン酸:アジピン酸、関東電化工業社製
チクソ剤:日本化成社製、商品名「スリパックスZHH」
HCA:9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、三光社製
硬化剤:変性ポリアミン、ADEKA社製、商品名「EH−5016S」
[実施例1]
熱硬化性樹脂A36質量%、熱硬化性樹脂B20質量%、チクソ剤14質量%および芳香族カルボン酸A30質量%を容器に投入し、攪拌機にて予備混合した後、3本ロールを用いて室温にて混合し分散させて熱硬化性樹脂組成物を得た。
次に、得られた熱硬化性樹脂組成物20質量%および鉛フリーはんだ粉末80質量%(合計で100質量%)を容器に投入し、混練機にて混合することではんだ組成物を調製した。
[実施例2〜10]
表1に示す組成に従い各材料を配合した以外は実施例1と同様にしてはんだ組成物を得た。
[実施例11〜18]
表2に示す組成に従い各材料を配合した以外は実施例1と同様にしてはんだ組成物を得た。
[比較例1〜4]
表3に示す組成に従い各材料を配合した以外は実施例1と同様にしてはんだ組成物を得た。
<はんだ組成物の評価>
はんだ組成物の性能(はんだの溶融、LGA実装適性、樹脂硬化性、せん断強度)を以下のような方法で評価または測定した。得られた結果を表1〜表3に示す。
(1)はんだの溶融
回路パターンとして直径1mm〜2mmの複数のランドを有する配線基板上(ランド上)に、得られたはんだ組成物を塗布した(厚み:0.2mm)。そして、塗布後のはんだ組成物上に、チップ(電極:銅電極に金メッキ処理(Cu/Ni/Au))を配置した。その後、プリベーク150〜180℃を90秒とピーク温度を240℃の条件でリフローを行い、試験基板を作製した。得られた試験基板について、チップ脇ボールおよびチップの実装されていないランド上のはんだボールを観察し、それぞれ、以下の基準に従って、はんだの溶融を評価した。
◎:はんだボールがない。
○:はんだボールが5個以下である。
△:はんだボールが6個以上10個以下である。
×:はんだボールが11個以上、または、はんだが溶融しない。
(2)LGA(ランドグリッドアレイ)実装適性
回路パターンとして1.5mmピッチランド(ランド/スペース=750μm/750μm)を有する配線基板を準備した。この配線基板上(ランド上)に、得られたはんだ組成物を塗布した(厚み:0.25mm)。そして、塗布後のはんだ組成物上に、1.5mmピッチランドを有するLGA部品を配置した。その後、プリベーク150〜180℃を90秒とピーク温度を240℃の条件でリフローを行い、試験基板を作製した。得られた試験基板について、はんだの未溶融の有無を観察し、以下の基準に従って、LGA実装適性を評価した。
○:はんだの未溶融がない。
×:はんだの未溶融がある。
(3)樹脂硬化性
前記(1)において作製した試験基板を用いて評価する。得られた試験基板について、チップ脇の樹脂およびランド上の樹脂を観察し、それぞれ、以下の基準に従って、樹脂硬化性を評価した。
◎:樹脂が硬い。
○:樹脂を強く押すと、跡が残る。
△:樹脂を押すと、跡が残る。
×:樹脂が柔らかく、タックがある。
(4)せん断強度
回路パターンとして直径1mm〜2mmの複数のランドを有する配線基板上(ランド上)に、得られたはんだ組成物を塗布した(厚み:0.15mm)。そして、塗布後のはんだ組成物上に、1608CRチップ(大きさ:1.6mm×0.8mm)を配置した。その後、プリベーク150〜180℃を90秒とピーク温度を240℃の条件でリフローを行い、試験基板を作製した。得られた試験基板について、5mm/minの条件にてチップのせん断強度(単位:N/mm)を測定した。なお、せん断強度が低すぎて、測定できなかった場合には、「測定不可」と判定した。
Figure 2015010214
Figure 2015010214
Figure 2015010214
表1〜表3に示す結果からも明らかなように、本発明のはんだ組成物を用いて、配線基板と電子部品とを接続する場合(実施例1〜18)には、はんだの溶融、LGA実装適性、樹脂硬化性およびせん断強度が良好であることが確認された。従って、本発明のはんだ組成物は、十分なはんだ溶融性を有するとともに、十分な樹脂硬化性を有することが確認された。また、例えば、実施例3と実施例10などの結果から、芳香族カルボン酸の中でも、特に2,4−ジヒドロキシ安息香酸が好ましいことが確認された。さらに、例えば、実施例3と実施例7などの結果から、(D)成分をさらに含有することが好ましいことが確認された。
これに対し、(C)成分に代えて(C)成分以外のカルボン酸類を含有するはんだ組成物を用いた場合(比較例1〜4)には、はんだ溶融性が不十分となり、LGA実装に不適であることが分かった。特に、アジピン酸などの脂肪族ジカルボン酸では、はんだ溶融性と樹脂硬化性の両方が不十分であることが分かった。
本発明のはんだ組成物は、電子部品と配線基板とを接続する技術として好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. 240℃以下の融点を有する鉛フリーはんだ粉末50質量%以上90質量%以下と、熱硬化性樹脂および芳香族カルボン酸を含有する熱硬化性樹脂組成物10質量%以上50質量%以下とを含有し、
    前記芳香族カルボン酸は、ベンゼン環またはナフタレン環を有し、
    当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つは、カルボキシル基に置換され、
    当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロトキシ基、ブトキシ基およびアセトキシ基の少なくともいずれかに置換されている化合物である
    ことを特徴とするはんだ組成物。
  2. 請求項1に記載のはんだ組成物において、
    前記芳香族カルボン酸が、2,4−ジヒドロキシ安息香酸である
    ことを特徴とするはんだ組成物。
  3. 請求項1または請求項2に記載のはんだ組成物において、
    前記熱硬化性樹脂組成物が、さらに、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシドを含有する
    ことを特徴とするはんだ組成物。
  4. 熱硬化性樹脂および芳香族カルボン酸を含有し、
    前記芳香族カルボン酸は、ベンゼン環またはナフタレン環を有し、
    当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つは、カルボキシル基に置換され、
    当該ベンゼン環または当該ナフタレン環の水素原子の1つまたは2つは、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロトキシ基、ブトキシ基およびアセトキシ基の少なくともいずれかに置換されている化合物である
    ことを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
JP2013138368A 2013-07-01 2013-07-01 はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物 Pending JP2015010214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013138368A JP2015010214A (ja) 2013-07-01 2013-07-01 はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013138368A JP2015010214A (ja) 2013-07-01 2013-07-01 はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015010214A true JP2015010214A (ja) 2015-01-19

Family

ID=52303655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013138368A Pending JP2015010214A (ja) 2013-07-01 2013-07-01 はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015010214A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017136636A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社弘輝 フラックス及びはんだ組成物
JP2018154713A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 信越ポリマー株式会社 熱硬化性組成物、硬化物、電磁波シールドフィルム、電磁波シールドフィルム付きプリント配線板及びその製造方法
JP2018168322A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 信越ポリマー株式会社 熱硬化性組成物、硬化物、電磁波シールドフィルム、電磁波シールドフィルム付きプリント配線板及びその製造方法
JP2018177949A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 信越ポリマー株式会社 熱硬化性組成物、硬化物、電磁波シールドフィルム及びその製造方法、並びに電磁波シールドフィルム付きプリント配線板及びその製造方法
JP7425561B2 (ja) 2019-08-09 2024-01-31 積水化学工業株式会社 導電材料、接続構造体及び接続構造体の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003170294A (ja) * 2001-12-07 2003-06-17 Senju Metal Ind Co Ltd ソルダペースト
JP2008510621A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 松下電器産業株式会社 半田組成物及び半田接合方法並びに半田接合構造
JP2008198745A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半田バンプの形成方法、半田バンプ、半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2010077266A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物及び回路基板
JP2011052201A (ja) * 2009-08-05 2011-03-17 Sanei Kagaku Kk 無洗浄活性樹脂組成物及び表面実装技術

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003170294A (ja) * 2001-12-07 2003-06-17 Senju Metal Ind Co Ltd ソルダペースト
JP2008510621A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 松下電器産業株式会社 半田組成物及び半田接合方法並びに半田接合構造
JP2008198745A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半田バンプの形成方法、半田バンプ、半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2010077266A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物及び回路基板
JP2011052201A (ja) * 2009-08-05 2011-03-17 Sanei Kagaku Kk 無洗浄活性樹脂組成物及び表面実装技術

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017136636A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社弘輝 フラックス及びはんだ組成物
JP2018154713A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 信越ポリマー株式会社 熱硬化性組成物、硬化物、電磁波シールドフィルム、電磁波シールドフィルム付きプリント配線板及びその製造方法
JP2018168322A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 信越ポリマー株式会社 熱硬化性組成物、硬化物、電磁波シールドフィルム、電磁波シールドフィルム付きプリント配線板及びその製造方法
JP2018177949A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 信越ポリマー株式会社 熱硬化性組成物、硬化物、電磁波シールドフィルム及びその製造方法、並びに電磁波シールドフィルム付きプリント配線板及びその製造方法
JP7425561B2 (ja) 2019-08-09 2024-01-31 積水化学工業株式会社 導電材料、接続構造体及び接続構造体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5964597B2 (ja) 異方性導電性ペーストおよびそれを用いた電子部品の接続方法
JP6234118B2 (ja) はんだ組成物
JP5802081B2 (ja) 異方性導電性ペースト
JP5342453B2 (ja) 導電性ペーストおよびこれを用いた電気電子機器
US10906137B2 (en) Solder composition and electronic board
US7798389B2 (en) Flux for soldering, soldering method, and printed circuit board
JP5951339B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物を用いたはんだペースト
JP5916376B2 (ja) 接着剤組成物およびそれを用いた太陽電池セルと配線基板との接続方法
JP6138846B2 (ja) はんだ組成物およびそれを用いた電子基板の製造方法
CN102737752B (zh) 各向异性导电糊以及使用该导电糊的电子部件的连接方法
JP5242521B2 (ja) はんだ接合剤組成物
JP6402127B2 (ja) 電子部品の接合方法
JP2015010214A (ja) はんだ組成物および熱硬化性樹脂組成物
JP2010279962A (ja) はんだ接合剤組成物
KR20200029353A (ko) 제트 디스펜서용 땜납 조성물 및 전자 기판의 제조 방법
JP6192444B2 (ja) 微細パターン塗布用はんだ組成物
JP6490781B2 (ja) 異方性導電ペーストおよび電子基板の製造方法
JP5560032B2 (ja) はんだ接合補強剤組成物、及びこれを用いた実装基板の製造方法
JP5827522B2 (ja) 配線基板の接続方法
JP2006122913A (ja) 半田ペーストおよび半田接合方法
JP6600019B2 (ja) 電子基板の製造方法および異方性導電ペースト
JP6130421B2 (ja) 電子部品の接合方法、並びに、その方法に用いるはんだ組成物および前処理剤
JP2013051353A (ja) 配線基板の接続方法
JP2019016595A (ja) 導電材料、接続構造体及び接続構造体の製造方法
JP7437677B2 (ja) はんだ組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170613